JP2014146864A - 無線通信装置、制御プログラムおよび制御方法 - Google Patents

無線通信装置、制御プログラムおよび制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチ無線端末の消費電力を抑えること。
【解決手段】マルチ無線端末100は、まず、UMTS基地局7Aと無線の受信同期を行って、UMTS BCCH受信を行い、PLMN Codeを取得する。マルチ無線端末100は、取得したPLMN Codeが国内の指定事業者のPLMN Codeと一致する場合に、TD−LTE方式による無線通信を試みる。これに対して、マルチ無線端末100は、UMTS BCCH受信を行って得られるPLMN Codeが、国内の指定事業者のPLMN Codeと異なる場合には、TD−LTE方式によって無線接続するデバイスの電源をオフに設定することで、繰り返し、TD−LTE方式による無線通信を試みることを無くす。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置等に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)方式またはTD−LTE(Time Division Long Term Evolution)方式の両方の無線通信が可能なマルチ無線端末が存在する。図13は、UMTS方式で通信可能な通信エリアとTD−LTE方式で通信可能な通信エリアとの一例を示す図である。ここでは、UMTS方式で通信可能な通信エリアを、UMTS通信エリア1aとし、TD−LTE方式で通信可能な通信エリアをTD−LTE通信エリア1bとする。UMTS通信エリア1aの人口カバー率は98%以上である。これに対して、TD−LTE通信エリア1bの人口カバー率は60%程度である。
一般に、TD−LTE方式の方が、UMTS方式よりも通信速度が速い。このため、マルチ無線端末は、UMTS通信エリア1a内およびTD−LTE通信エリア1b内に位置する場合には、TD−LTE方式による無線通信を優先する。そして、マルチ無線端末は、TD−LTE通信エリア1bから外れた場合には、UMTS方式に切り替えて無線通信を行う。従来のマルチ無線端末は、TD−LTE通信エリア1bから外れた後も、TD−LTE基地局を検出する処理を繰り返し行ってTD−LTE通信エリア1bに入ったか否かを判定する。マルチ無線端末は、TD−LTE基地局を検出した場合には、UMTS方式からTD−LTE方式に切り替えて無線通信を行う。
ここで、TD−LTEは最新の無線サービスであるため、TD−LTE方式の無線通信によって海外業者と接続することは、仕様等の違いから当面は行うことができない。例えば、中国は、マルチ無線端末がTD−LTE方式によるデータの受信を行うことを認めているが、データの送信を行うことを認めていない。従って、マルチ無線端末を中国に持ち出しても、TD−LTE方式の無線通信を利用することができない。これに対して、UMTS方式の無線通信を使用すれば、海外業者と接続することは可能であり、海外ローミングが可能である。
上記仕様の違いに対応するべく、従来のマルチ無線端末は、TD−LTE方式によるデータの送信を一旦止めておき、TD−LTEのBCCH(Broadcasting control channel)からPLMN Codeを受信して、国内であるか海外であるかを判定する。マルチ無線端末は、PLMN Codeが国内事業者のものでない場合には、マルチ無線端末が海外に持ち出されているとして、TD−LTE方式による無線接続を行わないように制御する。これに対して、マルチ無線端末は、PLMN Codeが国内事業者のものである場合には、マルチ無線端末が海外に持ち出されていないとして、TD−LTE方式により無線接続を行う。
従来のマルチ無線端末の処理手順の一例について説明する。図14は、従来のマルチ無線端末の処理手順を示すフローチャートである。図14に示すように、マルチ無線端末は、電源がオンになった場合に(ステップS10)、UMTS無線の受信同期を行い(ステップS11)、PLMN Codeを取得する(ステップS12)。
マルチ無線端末は、UMTS無線接続を行い(ステップS13)、TD−LTE無線信号の検出を試みる(ステップS14)。マルチ無線端末は、TD−LTE無線信号を検出したか否かを判定する(ステップS15)。マルチ無線端末は、TD−LTE無線信号を検出した場合には(ステップS15,Yes)、TD−LTE BCCH受信し、PLMN Codeを取得する(ステップS16)。マルチ無線端末は、PLMN Codeが指定事業者のものであるか否かを判定する(ステップS17)。マルチ無線端末は、PLMN Codeが指定事業者のものである場合には(ステップS17,Yes)、TD−LTE無線接続を行う(ステップS18)。なお、マルチ無線端末は、PLMN Codeが指定事業者のものでない場合には(ステップS17,No)、ステップS19に移行する。
ステップS15において、マルチ無線端末は、TD−LTE無線信号を検出した場合には(ステップS15,No)、サーチタイマをリセットする(ステップS19)。マルチ無線端末は、サーチタイマのカウンタが0になったことを契機にして、TD−LTE無線信号の検出を試み(ステップS20)、ステップS15に移行する。
図14に示したように、従来のマルチ無線端末は、TD−LTEのBCCHからPLMN Codeを受信して、国内であるか海外であるかを判定する処理を定期的に実行する。例えば、図14のステップS17において、PLMN Codeが指定事業者のものでなければ、海外である。この場合には、従来のマルチ無線端末は、一定時間後に、TD−LTE無線信号を検出し、国内であるか海外であるかを再度判定する。
特表2008−543136号公報 特開2007−235593号公報 特開2008−271251号公報
しかしながら、上述した従来技術では、マルチ無線端末の電力を無駄に消費するという問題がある。
従来のマルチ無線端末は、マルチ端末が国外に持ち出されていると判定した後であっても、TD−LTEのBCCHからPLMN Codeを受信して、国内であるか海外であるかを判定する処理を定期的に実行するため、無駄に電力を消費してしまう。
一つの側面では、上記に鑑みてなされたものであって、マルチ無線端末の消費電力を抑えることができる無線通信装置、制御プログラムおよび制御方法を提供することを目的とする。
一つの案では、無線通信装置は、判定部と通信制御部とを有する。判定部は、第2の通信方式による通信を実行する前に、第2の通信方式よりも優先度の低い第1の通信方式によって受信する信号から制御コードを抽出する。判定部は、抽出した制御コードと、記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定する。通信制御部は、判定部によって各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記第2制御方法によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止する。
開示の態様では、マルチ無線端末の消費電力を抑えることができるという効果を奏する。
図1は、本実施例のマルチ無線システムの一例を示す図である。 図2は、本実施例に係るマルチ無線端末の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、制御部の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、UMTS下り物理チャネルのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、PLMN Codeのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、UMTS無線接続によってPLMN Codeを取得する処理手順を示すフローチャートである。 図7は、LTE下り物理チャネルのデータ構造の一例を示す図である。 図8は、TD−LTE無線接続によってPLMN Codeを取得する処理手順を示すフローチャートである。 図9は、PLMN Code情報のデータ構造の一例を示す図である。 図10は、本実施例にかかるマルチ無線端末の処理手順を示すフローチャート(1)である。 図11は、本実施例にかかるマルチ無線端末の処理手順を示すフローチャート(2)である。 図12は、制御プログラムを実行する無線端末装置を示す説明図である。 図13は、UMTS方式で通信可能な通信エリアとTD−LTE方式で通信可能な通信エリアとの一例を示す図である。 図14は、従来のマルチ無線端末の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本願の開示する無線通信装置、制御プログラムおよび制御方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例のマルチ無線システムの一例を示す図である。図1に示すように、このマルチ無線システムは、UMTS回線交換ネットワーク2と、UMTSパケットネットワーク3と、LTEネットワーク4と、HSS(Home Subscriber Server)5とを有する。
UMTS回線交換ネットワーク2は、UMTS基地局7Aに接続される。UMTSパケットネットワーク3は、HSS5、PDN(Public Data Network)6、UMTS基地局7Aに接続される。LTEネットワーク4は、HSS5、PDN6、LTE基地局7Bに接続される。
UMTS回線交換ネットワーク2は、HLR(Home Location Register)21と、MSC(Mobile Switching Center)22と、GMSC(Gateway Mobile Switching Center)23と、交換機24とを有する。HLR21は、UMTS回線交換ネットワーク2内のサービス加入者の加入者情報、サービス加入者の位置情報及び認証情報を対応付けて登録管理する。MSC22は、各UMTS基地局7Aとの間で交換接続する。GMSC23は、MSC22と交換機24とを接続する。
UMTSパケットネットワーク3は、SGSN(Serving GPRS Support Node)31およびGGSN(Gateway GPRS Support Node)32を有する。SGSN31は、HSS5、UMTS基地局7A、GGSN32に接続され、パケット等を中継する。GGSN32は、SGSN31およびPDN6を接続する。
LTEネットワーク4は、MME(Mobility Management Entity)41、S−GW(Serving-Gateway)42、P−GW(Packet Data Network Gateway)43を有する。MME41は、HSS5とLTE基地局7BとS−GW42とに接続され、LTEネットワーク4内のシーケンス制御、ハンドオーバ機能、サービス加入者の位置管理、LTE基地局7Bに対する着信時のページング機能等のネットワーク制御を司る。S−GW42は、LTE基地局7Bと接続してパケットのルーティング機能を司る。P−GW43は、PDN6と無線接続するゲートウェイである。
HSS5は、UMTSパケットネットワーク3のSGSN31と、LTEネットワーク4のMME41とを接続する。また、HSS5は、UMTSパケットネットワーク3およびLTEネットワーク4内の加入者情報等を管理する。
マルチ無線端末100は、図1のマルチ無線システム内の各無線通信に対応可能なサービス加入者の端末である。マルチ無線端末100は、まず、UMTS基地局7Aと無線の受信同期を行って、UMTS BCCH受信を行い、PLMN Codeを取得する。マルチ無線端末100は、取得したPLMN Codeが国内の指定事業者のPLMN Codeと一致する場合に、TD−LTE方式による無線通信を試みる。これに対して、マルチ無線端末100は、UMTS BCCH受信を行って得られるPLMN Codeが、国内の指定事業者のPLMN Codeと異なる場合には、TD−LTE方式によって無線接続するデバイスの電源をオフに設定する。このように、マルチ無線端末100は、TD−LTE方式によって無線接続するデバイスの電源をオフすることで、繰り返し、TD−LTE方式による無線通信を試みることがなくなるので、省電力化を図ることができる。
次に、図1に示したマルチ無線端末100の構成について説明する。図2は、本実施例に係るマルチ無線端末の構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、このマルチ無線端末100は、UMTSデバイス110Aと、TD−LTEデバイス110Bとを有する。マルチ無線端末100は、表示部121と、操作部122と、マイク123と、スピーカ124と、メモリ125と、CPU(Central Processing Unit)126とを有する。なお、ここで図示を省略するが、マルチ無線端末100は、WiFi(Wireless Fidelity)デバイスを有していても良い。
UMTSデバイス110Aは、UMTS回線交換ネットワーク2およびUMTSパケットネットワーク3との無線通信を司るインタフェースである。UMTSデバイス110Aは、アンテナ111Aと、UMTS無線部112Aと、UMTSベースバンド処理部113Aとを有する。UMTS無線部112Aは、アンテナ111Aを経由してUMTS方式に準拠した音声や文字等の各種データの無線信号を受信し、受信した無線信号を周波数変換する。UMTSベースバンド処理部113Aは、UMTS無線部112Aで周波数変換された無線信号をベースバンド信号に変換し、変換されたベースバンド信号を復調する。また、UMTSベースバンド処理部113Aは、送信データをベースバンド信号に変調する。UMTS無線部112Aは、UMTSベースバンド処理部113Aで変調されたベースバンド信号を周波数変換し、周波数変換された送信信号をアンテナ111A経由で送信出力する。
TD−LTEデバイス110Bは、LTEネットワーク4との無線通信を司るインタフェースである。TD−LTEデバイス110Bは、アンテナ111Bと、TD−LTE無線部112Bと、TD−LTEベースバンド処理部113Bとを有する。TD−LTE無線部112Bは、アンテナ111Bを経由してLTE方式に準拠した音声や文字等の各種データの無線信号を受信し、受信した無線信号を周波数変換する。TD−LTEベースバンド処理部113Bは、TD−LTE無線部112Bで周波数変換された無線信号をベースバンド信号に変換し、変換されたベースバンド信号を復調する。また、TD−LTEベースバンド処理部113Bは、送信データをベースバンド信号に変調する。TD−LTE無線部112Bは、TD−LTEベースバンド処理部113Bで変調されたベースバンド信号を周波数変換し、周波数変換された送信信号をアンテナ111B経由で送信出力する。
表示部121は、各種情報を画面表示する出力インタフェースである。操作部122は、各種情報を入力する入力インタフェースである。マイク123は、各種音声を収音する入力インタフェースである。スピーカ124は、各種音声を音響出力する出力インタフェースである。メモリ125は、各種情報を記憶する領域である。CPU126は、マルチ無線端末100全体を制御する装置である。
次に、図3に示したCPU126に含まれる制御部の構成の一例について説明する。図3は、制御部の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、制御部127は、UMTS通信処理部127a、TD−LTE通信処理部127b、判定部127c、通信制御部127dを有する。
UMTS通信処理部127aは、UMTSデバイス110Aと協働して、UMTS無線接続を行う処理部である。UMTS通信処理部127aは、UMTS無線の受信同期を行うことで、PLMN Codeを取得する。UMTS通信処理部127aは、PLMN Codeの情報を、判定部127cに出力する。
UMTS通信処理部127aが、UMTS無線接続によって、PLMN Codeを取得する処理について具体的に説明する。図4は、UMTS下り物理チャネルのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、UMTSは、1フレーム10ms、15スロットから構成される。また、各スロットは、PSC(Primary SCH)、SSC(Secondary SCH)、P−CCPCHからなる。
UMTS通信処理部127aは、PSCおよびSSCの同期処理を行うことで、P−CCPCHを復調し、P−CCPCHを復調することで得られるBCCH信号のMIB(Master Information Block)から、PLMN Codeを取得する。
図5は、PLMN Codeのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、PLMN Codeは、MCCと、MNCを有する。MCCは移動国コードを示し、MNCは移動ネットワークコードを示す。例えば、国内の事業者Aは「MCC=440、MNC=20」となり、海外の事業者Bは「MCC=460、NMC=00」となる。MNCとMCCとの組みは会社固有のコードとなるため、PLMN Codeによって、マルチ無線端末100が国内であるか海外であるかを判定することが可能となる。
UMTS通信処理部127aが、UMTS無線接続によってPLMN Codeを取得する処理手順について説明する。図6は、UMTS無線接続によってPLMN Codeを取得する処理手順を示すフローチャートである。図6に示すように、UMTS通信処理部127aは、Primary SCHの同期処理を行い、Secondary SCHの同期処理を行うことで、Scramblingグループを抽出する(ステップS51)。UMTS通信処理部127aは、P−CCPCH復調し、BCCH信号を取得し(ステップS52)、BCCH信号のMIBよりPLMN Codeを取得する(ステップS53)。
TD−LTE通信処理部127bは、TD−LTEデバイス110Bと協働して、TD−LTE無線接続を行う処理部である。TD−LTE通信処理部127bは、TD−LTE無線の受信同期を行って、PLMN Codeを取得する。TD−LTE通信処理部127bは、PLMN Codeの情報を、判定部127cに出力する。
TD−LTE通信処理部127bが、TD−LTE無線接続によって、PLMN Codeを取得する処理について具体的に説明する。図7は、LTE下り物理チャネルのデータ構造の一例を示す図である。図7に示すように、LTE下り物理チャネルのフレーム50には、複数のサブフレーム51が含まれ、サブフレーム51には、複数のスロット52が含まれる。
例えば、1フレームの長さは10msであり、1フレームに10個のサブフレームが含まれる。1サブフレームの長さは1msであり、2個のスロットが含まれる。1スロットの長さは0.5msである。なお、サブフレーム51には、同期を取るためのPrimary同期信号51A、Secondary同期信号51B、BCCHを運ぶPBCH信号51Cが含まれる。
TD−LTE通信処理部127bは、Primary同期信号51AとSecondary同期信号51Bを基にしてフレーム同期を確立し、PBCH復調のためのScramblingを抽出する。このScramblingは、Cell IDに対応する。TD−LTE通信処理部127bは、BCCHを取得するためScramblingを用いて、PBCHを復調する。TD−LTE通信処理部127bは、BCCHのSIB1(System Information Block1)に含まれるPLMN Codeを取得する。PLMN Codeのデータ構造は、図5に示したものと同様であるため、ここでは説明を省略する。
TD−LTE通信処理部127bが、TD−LTE無線接続によってPLMN Codeを取得する処理手順について説明する。図8は、TD−LTE無線接続によってPLMN Codeを取得する処理手順を示すフローチャートである。図8に示すように、TD−LTE通信処理部127bは、Primary信号の同期処理を行い、Secondary信号の同期処理を行うことで、Cell IDを抽出する(ステップS61)。TD−LTE通信処理部127bは、P−CCPCH復調し、BCCH信号を取得し(ステップS62)、BCCH信号のMIBよりPLMN Codeを取得する(ステップS63)。
TD−LTE通信処理部127bは、TD−LTEデバイス110Bの電源がオフとなっている場合には、TD−LTE無線接続によって、PLMN Codeを取得する処理を停止する。
TD−LTE通信処理部127bは、TD−LTEデバイス110Bの電源がオンとなっている状態で、後述する判定部127cから、PLMN Codeが指定事業者のものである旨の情報を取得した場合には、TD−LTE無線接続する。
これに対して、TD−LTE通信処理部127bは、TD−LTEデバイス110Bの電源がオンとなっている状態で、後述する判定部127cから、PLMN Codeが指定事業者のものでない旨の情報を取得した場合には、所定時間後、TD−LTE無線接続によってPLMN Codeを再度取得し、判定部127cにPLMN Codeを出力する。
上記のように、UMTS通信処理部127aは、UMTS無線接続によってPLMN Codeを取得する。TD−LTE通信処理部127bは、TD−LTE無線接続によって、PLMN Codeを取得する。UMTS通信処理部127aは、PLMN Codeを取得する処理を、TD−LTE通信処理部127bよりも先に実行するものとする。
なお、以下の説明では、UMTS無線接続によって取得したPLMN Codeを、第1PLMN Codeと表記し、TD−LTE無線接続によって取得したPLMN Codeを、第2PLMN Codeと表記する。
判定部127cは、UMTS通信処理部127aから受け付けた第1PLMN Codeと、PLMN Code情報125aに含まれる日本国内の指定の事業者のPLMN Codeと一致するか否かを判定する処理部である。判定部127cは、判定結果を通信制御部127dに出力する。
ここで、PLMN Code情報125aは、国内の各会社のMCCおよびMNCの組みと、海外の各会社のMCCおよびMNCの組みとをそれぞれ保持する。図9は、PLMN Code情報のデータ構造の一例を示す図である。例えば、PLMN Code情報125aは、MCCと、MNCと、国と、事業者とを対応付けて保持する。本実施例では一例として、国「日本」、事業者「事業者A」を、国内の指摘の事業者とする。
判定部127cは、第1PLMN CodeのMCCおよびMNCと、PLMN Code情報125aのMCCおよびMNCとを比較して、日本国内の指定の事業者のPLMN Codeと一致するか否かを判定する。判定部127cは、第1PLMN Codeについて、日本国内の指定の事業者のPLMN Codeと一致したか否かの判定結果を、通信制御部127dに出力する。
更に、判定部127cは、TD−LTE通信処理部127bから受け付けた第2PLMN Codeと、PLMN Code情報125aに含まれる日本国内の指定の事業者のPLMN Codeと一致するか否かを判定する。第2PLMN Codeが一致するか否かを判定する処理は、上記の第1PLMN Codeに対する処理と同様である。判定部127cは、第2PLMN Codeについて、日本国内の指定の事業者のPLMN Codeと一致したか否かの判定結果を、TD−LTE通信処理部127bに出力する。
通信制御部127dは、判定部127cの判定結果を基にして、TD−LTEの電源制御を行う処理部である。通信制御部127dは、第1PLMN Codeが、日本国内の指摘の事業者のPLMN Codeと一致した旨の判定結果を取得した場合には、TD−LTEデバイス110Bの電源をオンに設定する。TD−LTEデバイス110Bの電源がオンとなっている場合には、TD−LTE通信処理部127bは、定期的に、PLMN Codeを取得し、取得したPLMN Codeが指定業者のものである場合には、TD−LTE無線接続を行う。
これに対して、通信制御部127dは、第1PLMN Codeが、日本国内の指摘の事業者のPLMN Codeと一致していない旨の判定結果を取得した場合には、TD−LTEデバイス110Bの電源をオフに設定する。TD−LTEデバイス110Bの電源がオフとなっている間、TD−LTE通信処理部127bは、PLMN Codeを取得する処理を実行しない。
次に、本実施例にかかるマルチ無線端末100の処理手順について説明する。図10および図11は、本実施例にかかるマルチ無線端末の処理手順を示すフローチャートである。図10および図11に示す処理は、例えば、マルチ無線端末100の電源がオンされたことを契機にして実行される。図10および図11に示す処理は、電源がオンされた後も、所定の時間間隔で実行されても良い。
図10に示すように、マルチ無線端末100は、電源がオンになった場合に(ステップS101)、UMTS無線の受信同期を行い(ステップS102)、PLMN Codeを取得する(ステップS103)。マルチ無線端末100は、UMTS無線接続する(ステップS104)。
マルチ無線端末100は、PLMN Codeが指定事業者のものであるか否かを判定する(ステップS105)。マルチ無線端末100は、PLMN Codeが指定事業者のものでない場合には(ステップS105,No)、TD−LTEデバイス110Bの電源をオフに設定し(ステップS106)、UMTS無線接続を行う(ステップS107)。
一方、マルチ無線端末100は、PLMN Codeが指定事業者のものである場合には(ステップS105,Yes)、TD−LTEデバイスの電源をオンに設定し(ステップS108)、図11のステップS109に移行する。
図11において、マルチ無線端末100は、TD−LTE無線信号の検出を試み(ステップS109)、TD−LTE無線信号を検出したか否かを判定する(ステップS110)。
マルチ無線端末100は、TD−LTE無線信号を検出しない場合には(ステップS110,No)、サーチタイマをセットする(ステップS111)。マルチ無線端末100は、サーチタイマのカウンタが0になったことを契機として、TD−LTE無線信号の検出を試み(ステップS112)、ステップS110に移行する。
一方、マルチ無線端末100は、TD−LTE無線信号を検出した場合には(ステップS110,Yes)、TD−LTE BCCH受信し、PLMN Codeを取得する(ステップS113)。マルチ無線端末100は、PLMN Codeが指定事業者のものであるか否かを判定する(ステップS114)。
マルチ無線端末100は、PLMN Codeが指定事業者のものでない場合には(ステップS114,No)、ステップS111に移行する。一方、マルチ無線端末100は、PLMN Codeが指定事業者のものである場合には(ステップS114,Yes)、TD−LTE無線接続を行う(ステップS115)。
次に、本実施例にかかるマルチ無線端末100の効果について説明する。マルチ無線端末100は、TD−LTE通信方式による無線通信を実行する前に、UMTS通信方式によってPLMN Codeを取得して、マルチ無線端末100が国内で使用されているか否かを判定する。マルチ無線端末100は、海外で使用されている場合に、TD−LTEデバイスの電源をオフに設定する。マルチ無線端末100がこのような処理を実行することにより、海外でTD−LTEが使用できないにもかかわらず、TD−LTE無線信号を検出して接続を試みる処理を定期的に実行することを防止し、これによって、消費電力を削減することができる。
これに対して、マルチ無線端末100は、国内で使用されている場合に、TD−LTEデバイスの電源をオンに設定し、定期的に、TD−LTE通信方式による無線接続を試みる。このため、通信速度の早いTD−LTE通信方式による無線通信を優先して実行することができる。
また、マルチ無線端末100は、UMTS通信方式で取得したPLMN Codeが、PLMN Code情報125aに含まれる日本国内の複数の事業者のPLMN Codeの何れかと一致するか否かを判定する。マルチ無線端末100は、UMTS通信方式で取得したPLMN Codeが、日本国内の複数の事業者の何れのPLMN Codeと一致しない場合に、TD−LTEデバイス110Bの電源をオフにする。このため、日本国内にマルチ無線端末100が存在するにもかかわらず、誤ってTD−LTEデバイス110Bの電源をオフにしてしまうことを防止できる。
ここで、本発明のその他の実施例について説明する。例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)についても事業者毎に仕様が独自のものになっている。このため、WiMAXでは、他事業者のWiMAXローミングが現状では許されていない。このため、マルチ無線端末100は、WiMAXを用いて通信を行うWiMAXデバイスを有している場合に、TD−LTEデバイス110Bと同様にして、電源のオンオフ制御を行っても良い。すなわち、マルチ無線端末100は、UMTS BCCH受信を行って得られるPLMN Codeが、国内の指定事業者のPLMN Codeと異なる場合には、WiMAXデバイスの電源をオフにする制御を行っても良い。
また、マルチ無線端末100は、TD−LTEのローミングリストを保持し、このローミングリストを用いて、TD−LTEデバイス110Bの電源のオンオフ制御を行っても良い。例えば、マルチ無線端末100は、UMTS BCCH受信を行って得られるPLMN Codeが、TD−LTEのローミングリストの全てのコードと一致しない場合に、TD−LTEデバイス110Bの電源をオフにしても良い。
また、マルチ無線端末100は、UMTSデバイス110Aの代わりに、EVDO(Evolution-Data Only)デバイスを実装しても良い。マルチ無線端末100は、EVDO方式の無線通信によって、PLMN Codeを取得し、PLMN Codeが、国内の指定事業者のPLMN Codeと異なる場合には、TD−LTEデバイス110Bの電源をオフする制御を行う。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを無線端末装置で実行することで実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する無線端末装置の一例を説明する。図12は、制御プログラムを実行する無線端末装置を示す説明図である。
図12において制御プログラムを実行する無線端末装置200では、ROM210、RAM220、プロセッサ230、操作部240、表示部250及び通信部260を有する。そして、ROM210には、上記実施例と同様の機能を発揮する制御プログラムが予め記憶されている。尚、ROM210ではなく、図示しないドライブで読取可能な記録媒体に制御プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、SDカード等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。制御プログラムとしては、図12に示すように、判定プログラム210A、通信制御プログラム210Bである。尚、プログラム210A,210Bについては、適宜統合又は分散しても良い。
そして、プロセッサ230は、これらのプログラム210A、210BをROM210から読み出し、これら読み出された各プログラムを実行する。そして、プロセッサ230は、各プログラム210A、210Bを、それぞれ判定プロセス230A、通信制御プロセス230Bとして機能させる。例えば、判定プロセス230Aは、図3の判定部127cに対応する。通信制御プロセス230Bは、通信制御部127dに対応する。通信部260は、LTE方式を含む複数の通信方式でマルチ無線通信機能を有する。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)第2の通信方式による通信を実行する前に、前記第2の通信方式よりも優先度の低い第1の通信方式によって受信する信号から制御コードを抽出し、抽出した制御コードと、記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記第2の通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止する通信制御部と
を有することを特徴とする無線通信装置。
(付記2)前記判定部は、前記第1の通信方式によって受信する信号から抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された日本国内の複数の事業者の制御コードの何れかと一致するか否かを判定し、前記通信制御部は、抽出した制御コードが、前記複数の事業者の何れの制御コードとも一致しない場合に、前記第2制御方法によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)前記判定部は、TD−LTE(Time Division Long Term Evolution)の通信方式による通信を実行する前に、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の通信方式による無線通信を実行してPLMNCodeを、前記制御コードとして抽出し、抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、
前記通信制御部は、前記判定部によって各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記TD−LTEの通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記4)前記判定部は、TD−LTE(Time Division Long Term Evolution)の通信方式による通信を実行する前に、EVDO(Evolution-Data Only)の通信方式による無線通信を実行してPLMNCodeを、前記制御コードとして抽出し、抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、
前記通信制御部は、前記判定部によって各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記TD−LTEの通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする付記1に記載の無線通信装置。
(付記5)コンピュータに、
第2の通信方式による通信を実行する前に、前記第2の通信方式よりも優先度の低い第1の通信方式によって受信する信号から制御コードを抽出し、抽出した制御コードと、記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、
各制御コードが一致しないと判定した場合に、前記第2の通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止する
各処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
(付記6)前記判定する処理は、前記第1の通信方式によって受信する信号から抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された日本国内の複数の事業者の制御コードの何れかと一致するか否かを判定し、前記抑止する処理は、抽出した制御コードが、前記複数の事業者の何れの制御コードとも一致しない場合に、前記第2制御方法によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする付記5に記載の制御プログラム。
(付記7)前記判定する処理は、TD−LTE(Time Division Long Term Evolution)の通信方式による通信を実行する前に、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の通信方式による無線通信を実行してPLMNCodeを、前記制御コードとして抽出し、抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、前記抑止する処理は、各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記TD−LTEの通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする付記5に記載の制御プログラム。
(付記8)前記判定する処理は、前記判定部は、TD−LTE(Time Division Long Term Evolution)の通信方式による通信を実行する前に、EVDO(Evolution-Data Only)の通信方式による無線通信を実行してPLMNCodeを、前記制御コードとして抽出し、抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、前記抑止する処理は、各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記TD−LTEの通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする付記5に記載の制御プログラム。
(付記9)コンピュータが実行する制御方法であって、
第2の通信方式による通信を実行する前に、前記第2の通信方式よりも優先度の低い第1の通信方式によって受信する信号から制御コードを抽出し、抽出した制御コードと、記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、
各制御コードが一致しないと判定した場合に、前記第2の通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止する
各処理を実行することを特徴とする制御方法。
(付記10)前記判定する処理は、前記第1の通信方式によって受信する信号から抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された日本国内の複数の事業者の制御コードの何れかと一致するか否かを判定し、前記抑止する処理は、抽出した制御コードが、前記複数の事業者の何れの制御コードとも一致しない場合に、前記第2制御方法によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする付記9に記載の制御方法。
(付記11)前記判定する処理は、TD−LTE(Time Division Long Term Evolution)の通信方式による通信を実行する前に、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の通信方式による無線通信を実行してPLMNCodeを、前記制御コードとして抽出し、抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、前記抑止する処理は、各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記TD−LTEの通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする付記9に記載の制御方法。
(付記12)前記判定する処理は、前記判定部は、TD−LTE(Time Division Long Term Evolution)の通信方式による通信を実行する前に、EVDO(Evolution-Data Only)の通信方式による無線通信を実行してPLMNCodeを、前記制御コードとして抽出し、抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、前記抑止する処理は、各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記TD−LTEの通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする付記9に記載の制御方法。
100 無線端末装置
110A UMTSデバイス
110B TD−LTEデバイス
127 制御部
127a UMTS通信処理部
127b TD−LTE通信処理部
127c 判定部
127d 通信制御部

Claims (6)

  1. 第2の通信方式による通信を実行する前に、前記第2の通信方式よりも優先度の低い第1の通信方式によって受信する信号から制御コードを抽出し、抽出した制御コードと、記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記第2の通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止する通信制御部と
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記判定部は、前記第1の通信方式によって受信する信号から抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された日本国内の複数の事業者の制御コードの何れかと一致するか否かを判定し、前記通信制御部は、抽出した制御コードが、前記複数の事業者の何れの制御コードとも一致しない場合に、前記第2制御方法によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記判定部は、TD−LTE(Time Division Long Term Evolution)の通信方式による通信を実行する前に、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)の通信方式による無線通信を実行してPLMNCodeを、前記制御コードとして抽出し、抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、
    前記通信制御部は、前記判定部によって各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記TD−LTEの通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 前記判定部は、TD−LTE(Time Division Long Term Evolution)の通信方式による通信を実行する前に、EVDO(Evolution-Data Only)の通信方式による無線通信を実行してPLMNCodeを、前記制御コードとして抽出し、抽出した制御コードと、前記記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、
    前記通信制御部は、前記判定部によって各制御コードが一致しないと判定された場合に、前記TD−LTEの通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  5. コンピュータに、
    第2の通信方式による通信を実行する前に、前記第2の通信方式よりも優先度の低い第1の通信方式によって受信する信号から制御コードを抽出し、抽出した制御コードと、記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、
    各制御コードが一致しないと判定した場合に、前記第2の通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止する
    各処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  6. コンピュータが実行する制御方法であって、
    第2の通信方式による通信を実行する前に、前記第2の通信方式よりも優先度の低い第1の通信方式によって受信する信号から制御コードを抽出し、抽出した制御コードと、記憶装置に記憶された所定の制御コードとを比較し、比較した各制御コードが一致するか否かを判定し、
    各制御コードが一致しないと判定した場合に、前記第2の通信方式によって通信を行う通信装置が無線接続を行う処理を抑止する
    各処理を実行することを特徴とする制御方法。
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