JP2014142636A - プライバシーフィルタ - Google Patents

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岳仁 淵田
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Abstract

【課題】製造コストの抑制、軽量化、及びディスプレイへの着脱の容易化に適した、ディスプレイの表面に設けるためのプライバシーフィルタを提供する。
【解決手段】厚さ方向に直線状に貫通する複数のストレート孔が形成された多孔体であって、ストレート孔の壁面が着色された樹脂フィルム、を備えたプライバシーフィルタとする。樹脂フィルムは、その表面が着色されていてもよく、その全部が着色されていてもよい。複数のストレート孔の径は、例えば0.1μm〜100μmであり、樹脂フィルムの厚さは、例えば10μm〜100μmである。
【選択図】図11

Description

本発明は、ディスプレイの表面に設けられ、第三者による覗き見を防止するためのプライバシーフィルタに関する。
近年、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン等の携帯可能な電子機器が急速に普及している。これらの電子機器は、電車内や公共の場所で使用されることが多い。このため、ディスプレイに表示される個人情報や機密情報が第三者に覗き見され、漏洩した個人情報や機密情報が犯罪行為に悪用されるケースが増加する傾向にある。このような問題を解決するために、ディスプレイの表面にルーバーフィルムを貼り付け、覗き見を防止する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特許文献1では、透明層とルーバー層(不透明層)とを交互に積層して一体化させた後、積層方向に対して垂直な方向で切断することによって、1枚のルーバーフィルムを製造している。1枚のルーバーフィルムでは、積層方向(例えば、左右方向)からの覗き見を防止することしかできないため、2枚のルーバーフィルムを積層方向が互いに直交する方向に重ねて接着することによって、積層方向及び積層方向と直交する方向(左右方向及び上下方向)からの覗き見を防止している。
特開2007−279424号公報
従来の構成では、例えば、一辺が100mmの矩形のルーバーフィルムを製造するためには、数千枚の透明層及びルーバー層を積層する必要がある。このように透明層及びルーバー層を積層する工程が膨大な数になると、ルーバーフィルムの製造コストが増大するおそれが生じる。
また、ルーバーフィルムを積層方向に対して垂直な方向で切断するときに、透明層及びルーバー層が互いに剥離しないようにするためには、1枚のルーバーフィルムの厚さが150μm以上であることが必要である。積層方向及び積層方向と直交する方向からの覗き見を防止するために2枚のルーバーフィルムを接着すると、2枚のルーバーフィルムの厚さ及び接着層の厚さを合計したルーバーフィルム全体の厚さが500μm以上になる。このようにルーバーフィルムの厚さが厚くなると、ルーバーフィルムの質量が増加し、ルーバーフィルムを貼り付けた電子機器の軽量化を阻害する。また、ルーバーフィルムの厚さが厚いと、ルーバーフィルムが撓みにくくなるので、ルーバーフィルムのディスプレイへの着脱が容易ではない。また、タッチパネル式のディスプレイの場合には、ルーバーフィルム上から操作するために、タッチパネルの操作性が低下するおそれがある。
本発明は、製造コストの抑制、軽量化、及びディスプレイへの着脱の容易化に適したプライバシーフィルタの提供を目的とする。
本発明は、
ディスプレイの表面に設けるためのプライバシーフィルタであって、
厚さ方向に直線状に貫通する複数のストレート孔が形成された多孔体であって、前記複数のストレート孔の壁面が着色された樹脂フィルム、
を備えたプライバシーフィルタ、を提供する。
本発明によれば、複数のストレート孔の壁面が着色された樹脂フィルムを備えたプライバシーフィルタによって、従来のルーバーフィルムのように透明層及びルーバー層を積層する膨大な数の工程を省くことができるので、プライバシーフィルタの製造コストを抑えることができる。さらに、樹脂フィルムは、厚さ方向に直線状に貫通する複数のストレート孔が形成されているので、プライバシーフィルタの軽量化を図ることができる。さらに、樹脂フィルムは、従来のルーバーフィルムに比べて薄く形成することができるので、より軽量化を図ることができるとともに、ディスプレイへの着脱が容易なプライバシーフィルタの提供に適している。
本発明の一実施形態に係るプライバシーフィルタの一例を模式的に示す断面図である。 本発明の別の実施形態に係るプライバシーフィルタの一例を模式的に示す断面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係るプライバシーフィルタの一例を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂フィルムの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂フィルムの平面図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂フィルムの断面図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂フィルムにおいて可視光が透過する様子を模式的に表した断面図である。 本発明の一実施形態に係る樹脂フィルムの厚さXとストレート孔の径Yとの関係の一例を模式的に表した図である。 本発明の一実施形態に係る着色した樹脂フィルムを通過する可視光の波長と正面から見たときの透過率との関係の一例を示すグラフである。 比較例としての無色の樹脂フィルムを通過する可視光の波長と正面から見たときの透過率との関係の一例を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係るプライバシーフィルタが設けられる携帯電話の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプライバシーフィルタが設けられるタブレット端末の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプライバシーフィルタが設けられる液晶モニタの一例を示す斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る樹脂フィルムの断面図である。 本発明のまた別の実施形態に係る樹脂フィルムの断面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る樹脂フィルムを製造する一工程を説明するための断面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る樹脂フィルムの断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の一実施形態を説明する。
本実施形態に係るプライバシーフィルタ1は、図8に示すように、例えば、携帯電話21のディスプレイ20の表面に再剥離可能に貼着され、ディスプレイ20の表面に直交する法線に対する視認角度θ(図5参照)が所定の角度以上(例えば、30度以上)の範囲であるときに第三者による覗き見を防止するためのものである。このようなプライバシーフィルタ1が設けられたディスプレイ20では、視認角度θが0度以上30度未満であるときはディスプレイ20を視認することが可能であるが、視認角度θが30度以上であるときはディスプレイ20を視認しにくくなっている。また、視認角度θの最大値は、30度に限定されず、45度、60度等の任意の角度に設定できる。なお、本実施形態のプライバシーフィルタ1では、上下方向及び左右方向を含む360度の方向からの覗き見を防止することが可能である。
図1Aは、本実施形態に係るプライバシーフィルタ1の一例を示す断面図である。図1Aのプライバシーフィルタ1は、粘着層8、樹脂フィルム2、粘着層3、反射防止フィルム4、保護フィルム5の順に積層されて構成されている。反射防止フィルム4は、樹脂層6と、反射防止層7とを含んでいる。反射防止フィルム4及び保護フィルム5は、1枚の機能フィルム9として提供されているものを用いてもよい。また、図1Bに示すように、プライバシーフィルタ1を製品として提供するときには、粘着層8の下面にセパレータ10を設けてもよい。セパレータ10は、粘着層8を保護するためのPET等の樹脂製シートである。なお、プライバシーフィルタ1は、少なくとも樹脂フィルム2を含んでいればよく、好ましくは、粘着層8及び樹脂フィルム2から構成されている。言い換えれば、粘着層8、粘着層3、反射防止フィルム4及び保護フィルム5のいずれかを含まない構成であってよい。例えば、図1Cに示すように、プライバシーフィルタ1は、樹脂フィルム2、粘着層3、反射防止フィルム4、保護フィルム5の順に積層されて構成され、粘着層8を含まない構成であってもよい。
樹脂フィルム2は、図2〜図4に示すように、樹脂層11と、樹脂層11の厚さ方向に直線状に貫通するように形成された複数のストレート孔12とを含む多孔体である。樹脂フィルム2は、その全部が着色されており、図5に示すように、樹脂層11の表面11a及び裏面11b、ストレート孔12の壁面12aも着色されている。なお、樹脂フィルム2は、少なくともストレート孔12の壁面12aが着色されていればよい。したがって、樹脂フィルム2の全部を着色するのではなく、樹脂フィルム2の表面(樹脂層11の表面11a及び裏面11b、ストレート孔12の壁面12a)のみを着色してもよいし、あるいは、ストレート孔12の壁面12aのみを着色してもよい。
樹脂フィルム2は、380nm以上500nm以下の波長域の少なくとも一部において光吸収能を有する着色剤を含んでいる。樹脂フィルム2は、例えば、着色剤によって、黒色、灰色、茶色及び桃色のいずれかに着色されている。樹脂フィルム2の正面光透過率(500nm以上600nm以下の波長域の光を透過したときの平均透過率)は、8%以上80%以下であることが好ましく、50%以上80%以下であることがより好ましい。茶色又は灰色に着色した樹脂フィルム2を通過する光の波長と正面から見たときの透過率との関係を図7Aに示し、比較例としての無色の樹脂フィルムを通過する光の波長と正面から見たときの透過率との関係を図7Bに示す。茶色又は灰色に着色した樹脂フィルム2は、無色の樹脂フィルムに比して、380nm以上500nm以下の波長域の光を10%〜20%多く吸収している。本実施形態の樹脂フィルム2では、380nm以上500nm以下の波長域の光、すなわち、ディスプレイ20から照射された可視光線の中ではエネルギーが高い青色光を多く吸収しているので、目の疲れを軽減できる。
樹脂フィルム2の寸法は特に限定されないが、樹脂フィルム2の厚さは、例えば10μm以上100μm以下であり、20μm以上50μm以下が好ましい。樹脂フィルム2のストレート孔12の径は、0.1μm以上100μm以下であり、2μm以上15μm以下が好ましい。樹脂フィルム2における複数のストレート孔12の体積比率(気孔率)は、20%以上50%以下が好ましい。ストレート孔12の間隔(樹脂フィルム2を厚さ方向に少なくとも2つ以上のストレート孔12を含むように仮想的に切断したとき、仮想的な切断面に位置する複数のストレート孔12のうち、隣接するストレート孔12の間の距離の平均値)は、0.07μm以上570μm以下であり、0.15μm以上85μm以下が好ましい。複数のストレート孔12の直径に対する樹脂フィルム2の厚さの比率(アスペクト比)は、4.00以上である。ストレート孔12の径とは、ストレート孔12の貫通孔の断面形状を円とみなしたときの円の直径である。ストレート孔12の径は、ASTM F316−86の規定に準拠して測定でき、例えば当該規定に準拠した自動測定が可能な市販の測定装置(米国Porous Materials Inc.より入手可能なPerm-Porometer)を、樹脂フィルム2の孔径の測定に利用できる。
ストレート孔12の平面視の開口形状は、特に限定されず、その開口形状としては、円形及び多角形が例示される。ストレート孔12の開口は、その周囲全体が樹脂フィルムの表面により囲まれている。言い換えると、本実施形態におけるストレート孔12は、樹脂フィルム2を分断するスリットではない。本実施形態の樹脂フィルム2において、ストレート孔12の平面視の開口形状は円形である。また、ストレート孔12の厚さ方向に平行な断面形状も特に限定されず、矩形、台形等の形状が例示される。本実施形態の樹脂フィルム2では、ストレート孔12の断面形状は、厚さ方向に長辺を有する矩形である。ストレート孔12の軸線は、通常、樹脂フィルム2の主面に垂直な方向に延びている。
樹脂フィルム2を構成する材料は特に限定されない。樹脂フィルム2は、例えば、イオンビーム照射及びエッチングによって上記ストレート孔12が形成される材料から構成される。このような材料は、例えば、アルカリ物質及び/または酸化剤を含んだエッチング処理液により分解される(加水分解性及び/または酸化分解性を有する)材料である。アルカリ物質は、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムである。酸化剤は、例えば、亜塩素酸及びその塩、次亜塩素酸及びその塩、過酸化水素、過マンガン酸カリウムである。
樹脂フィルム2の材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)及びポリイミド(PI)から選ばれる少なくとも1種の材料から選択される。これらの樹脂は、アルカリ物質及び/または酸化剤を含んだエッチング処理液により分解される材料である。PIは、次亜塩素酸ナトリウムを主成分として含むエッチング処理液により分解される。その他の樹脂は、水酸化ナトリウムを主成分として含むエッチング処理液により分解される。本実施形態の樹脂フィルム2の材料としては、PETが好ましい。
反射防止フィルム4は、樹脂フィルム2の表面に設けられたフィルムであって、粘着層3によって接着されている。反射防止フィルム4は、PET等の樹脂層6と、樹脂層6上に形成された反射防止層7とを含んでいる。反射防止層7は、可視光反射率が低く、全光線透過率が高いことを特徴とする膜である。反射防止フィルム4を設けることによって、日射等の反射を抑えることができるので、ディスプレイ20の視認性を向上できる。
保護フィルム5は、反射防止フィルム4の表面に設けられたフィルムであって、図示しない粘着層によって接着されている。保護フィルム5は、いわゆるハードコーティングとよばれる硬質な膜であって、耐擦過性に優れている。また、保護フィルム5は、表面が平滑な膜であって、指紋等が付着しても拭き取りやすくなっている。保護フィルム5を設けることによって、反射防止フィルム4の傷つきを防止できるとともに、ディスプレイ20の表面を確実に保護できる。
粘着層8は、樹脂フィルム2の裏面に設けられ、ディスプレイ20の表面に対して再剥離及び再貼り付けすることが可能な粘着フィルムである。粘着層8は、一般に、マスキングテープ、養生テープ等の粘着テープに使用される粘着剤である。粘着層8は、ディスプレイ20の表面に対して再剥離及び再貼り付けすることができるので、ディスプレイ20を傷つけることなく、プライバシーフィルタ1を貼り直すことができる。
次に、図5及び図6を参照して、本実施形態のプライバシーフィルタ1の機能を説明する。図5は樹脂フィルム2において可視光が透過する様子を模式的に表した断面図であり、図6は樹脂フィルム2の厚さXとストレート孔12の径Yとの関係を模式的に表した図である。なお、図5では、粘着層8、粘着層3、反射防止フィルム4、保護フィルム5を省略しているが、粘着層8、粘着層3、反射防止フィルム4、保護フィルム5において可視光が全透過するものとし、樹脂フィルム2の界面で可視光が屈折しないものとする。すなわち、樹脂フィルム2において可視光が透過する様子は、プライバシーフィルタ1において可視光が透過する様子と実質的に同一である。
図5では、樹脂フィルム2の右側に図示しないディスプレイ20があり、可視光が右側から左側に通過し、樹脂フィルム2の左側において観察者が視認する様子を示している。ディスプレイ20の表面に直交する法線に対する視認角度θの最大値は、図6に示すように、樹脂フィルム2の厚さXとストレート孔12の径Yとが成す角度である。本実施形態の視認角度θの最大値は、30度である。また、視認角度θの2倍となる角度が、観察者が実際に視認可能な角度の最大値である。本実施形態では、実際に視認可能な角度の最大値は60度である。
観察者がディスプレイ20の正面またはディスプレイ20に対して30度以下の位置から見たとき、すなわち、ディスプレイ20の表面に直交する法線に対する視認角度θが0度以上30度未満であるとき、可視光は着色された樹脂層11及びストレート孔12を透過する。視認角度θが0度以上30度未満であるときの樹脂フィルム2を透過する可視光の透過率は、例えば、30%以上80%以下であるので、視認角度θが0度以上30度未満であるときの視認性は良好である。
次に、観察者がディスプレイ20に対して30度以上の位置から見たとき、すなわち、ディスプレイ20の表面に直交する法線に対する視認角度θが30度以上であるとき、可視光は着色された樹脂層11を透過せざるを得なくなる。視認角度θが30度以上であるときの樹脂フィルム2を透過する可視光の透過率は、例えば、80%未満であって、好ましくは、30%未満であるので、視認角度θが30度以上であるときの視認性は不良である。
本実施形態によれば、ストレート孔12の壁面が着色された樹脂フィルム2を備えたプライバシーフィルタ1によって、従来のルーバーフィルムのように透明層及びルーバー層を積層する膨大な数の工程を省くことができるので、プライバシーフィルタ1の製造コストを抑えることができる。さらに、樹脂フィルム2は、厚さ方向に直線状に貫通する複数のストレート孔12が形成されているので、プライバシーフィルタ1の軽量化を図ることができる。さらに、樹脂フィルム2は、従来のルーバーフィルムに比べて薄く形成することができるので、より軽量化を図ることができるとともに、ディスプレイ20への着脱が容易なプライバシーフィルタ1を提供できる。
以上では、フィルムを構成する材料の全部が着色されている樹脂フィルム2を用いた実施形態を説明した。しかし、樹脂フィルム2は、ストレート孔12の壁面が着色されていればよく、その全部が着色されていなくてもよい。例えば、図11に示す樹脂フィルム2では、樹脂フィルム2の表面がストレート孔12の壁面とともに着色されている。より具体的には、樹脂フィルム2の一対の表面(一対の主面)とストレート孔12の壁面とに着色部15が形成されている。図12に示す樹脂フィルム2では、樹脂フィルム2の一対の表面は着色されておらず、ストレート孔12の壁面が着色されている。より具体的には、樹脂フィルム2のストレート孔12の壁面のみ、あるいはストレート孔12の壁面および図示を省略する樹脂フィルムの周端部側面のみに着色部15が形成されている。図11および12に示す樹脂フィルム2では、着色部15以外の樹脂層11は無色である。
図12に示す樹脂フィルム2の製造方法の一例を図13および図14を参照して説明する。まず、図13に示すように、樹脂フィルム2の一対の表面に、それぞれ、着色部15を形成するために用いる着色剤により染色されない材料によって層50を形成する。これらの層は、樹脂フィルム2の表面および裏面の染色を防ぐマスキング層50として機能する。その後、図14に示すように、着色剤で樹脂フィルム2を染色すると、樹脂フィルム2の表面および裏面は染色されず、ストレート孔12の壁面が染色される。マスキング層50の材料としては無機材料が適している。無機材料としては、ITO(酸化インジウム錫)、酸化錫、酸化チタン、酸化ケイ素などの酸化物、窒化ケイ素などの窒化物、および酸窒化ケイ素などの酸窒化物を例示できる。マスキング層50は、染色後にエッチングなどにより除去してもよいし、そのままプライバシーフィルタに残してもよい。マスキング層50の厚さは、特に限定されないが、1μm未満程度、例えば5nm〜400nm、さらには10nm〜200nmが適している。
ストレート孔12の壁面が着色され、一対の表面が着色されていない樹脂フィルム2(図12参照)は、プライバシーフィルタの可視域における透過率を高く維持することに適している。
(実施例1)
樹脂フィルムとしてのメンブレンフィルタipPORE(登録商標)(it4ip社製)を準備した。表1に示すように、メンブレンフィルタのストレート孔の径は3μmであり、メンブレンフィルタの気孔率は26%であり、メンブレンフィルタの厚さは20μmであった。次に、メンブレンフィルタをグレー色の分散染料Disperse Black FD(シンコー株式会社製)に浸漬することによって、メンブレンフィルタの正面光透過率(500nm以上600nm以下の波長域の光を透過したときの平均透過率)が30%以上80%以下となるようにグレー色に着色した。
Figure 2014142636
シリコーン粘着剤X−40−3229(信越化学工業社製)100重量部と、硬化触媒Cat pl−50t(信越化学工業社製)0.0415重量部と、密着向上剤(シランカップリング剤)SD−7200(東レ・ダウコーニング社製)0.3重量部とを均一に混合し、無色のシリコーン樹脂製の粘着剤を作製した。
反射防止フィルム及び保護フィルムとして機能するルミクリア SF−V(東レ社製)の裏面に、上記粘着剤を塗布した。上記粘着剤を塗工架橋硬化させた後、ルミクリア SF−Vの裏面に、メンブレンフィルタを貼着した(転写法)。これにより、ストレート孔に上記粘着剤が浸入することを防止した。
離型剤を塗布したセパレータに上記粘着剤を塗布した。上記粘着剤を塗工架橋硬化させた後、粘着剤をセパレータからメンブレンフィルタの裏面に転写し、プライバシーフィルタを作製した。得られたプライバシーフィルタでは、ストレート孔に粘着剤が侵入せず、空気が密封されていた。表1に示すように、プライバシーフィルタの厚さは165μmであり、プライバシーフィルタの重さは0.018g/cm2であった。
プライバシーフィルタの可撓性を判定した。プライバシーフィルタの可撓性は、プライバシーフィルタを90度以上大きな力を加えないで曲げることができるとき、可撓性は良好(○)であると判定し、プライバシーフィルタを90度以上大きな力を加えて曲げることができるとき、可撓性は中程度(△)であると判定し、プライバシーフィルタを90度以上曲げることができないとき、可撓性は不良(×)であると判定した。表1に示すように、プライバシーフィルタの可撓性は良好であった。
プライバシーフィルタを携帯電話のディスプレイに貼付し、観察者がディスプレイの正面から見たときの視認性、左右方向及び上下方向のディスプレイに対して30度の位置から見たときの視認性、左右方向及び上下方向のディスプレイに対して45度の位置から見たときの視認性、をそれぞれ判定した。詳細には、観察者は、携帯電話(W53K、京セラ製)のディスプレイの表面から30cm離れた位置において、各視認角度においてディスプレイに表示された文字(3.5インチの画面サイズにおいて、画面の明るさをレベル3に設定し、背景色を白色に設定し、文字色を黒色に設定し、文字サイズを中(横10文字)に設定したときの全角ひらがな及び全角英数字)が識別可能であるとき、視認性は良好(○)であると判定し、文字が識別できないとき、視認性は不良(×)であると判定した。表2に示すように、観察者がディスプレイの正面から見たときの視認性は、良好であった。観察者が左右方向及び上下方向のディスプレイに対して30度の位置から見たときの視認性は、不良であった。観察者が左右方向及び上下方向のディスプレイに対して45度の位置から見たときの視認性は、不良であった。
Figure 2014142636
(実施例2〜6)
実施例2〜6では、表1に示すように、メンブレンフィルタおよび/または分散染料以外は実施例1と同様にして、プライバシーフィルタを作製した。実施例4〜6では、ストレート孔の径、気孔率および厚さが表1に示したとおりの値であるipPORE(登録商標)を用いた。また、分散染料は、シンコー社製の各色の染料を用いた。ピンク色に着するために用いた分散染料は、Kayalon Microester Red AQ−LE(シンコー株式会社製)である。
このように作製されたプライバシーフィルタの可撓性及び視認性を測定した結果を表1及び表2に示す。実施例2〜6では、プライバシーフィルタの可撓性は良好であった。実施例2〜6では、観察者がディスプレイの正面から見たときの視認性は、良好であった。実施例2〜6では、観察者が左右方向及び上下方向のディスプレイに対して30度以上の位置から見たときの視認性は、不良であった。
(比較例1)
比較例1では、表1に示すように、従来のルーバーフィルムを有する携帯電話用のプライバシーフィルタ(IS05専用プライバシーガードナー、ラスタバナナ社製)を用意した。このプライバシーフィルタの樹脂フィルムには、ストレート孔が設けられていない。比較例1では、表1に示すように、プライバシーフィルタの厚さは510μmであり、プライバシーフィルタの重さは0.063g/cm2であった。
比較例1におけるプライバシーフィルタの可撓性及び視認性を測定した結果を表1及び表2に示す。比較例1では、プライバシーフィルタの可撓性は不良であった。比較例1では、観察者がディスプレイの正面から見たときの視認性は、良好であった。比較例1では、観察者が左右方向及び上下方向のディスプレイに対して30度以上の位置から見たときの視認性は、不良であった。
(比較例2)
比較例2では、表1に示すように、従来のルーバーフィルムを有するスマートフォン用のプライバシーフィルタ(Xperia(登録商標) arc(SO−01C)用覗き見防止タイプ液晶保護フィルム、リックス社製)を用意した。このプライバシーフィルタの樹脂フィルムには、ストレート孔が設けられていない。比較例2では、表1に示すように、プライバシーフィルタの厚さは400μmであり、プライバシーフィルタの重さは0.051g/cm2であった。
比較例2におけるプライバシーフィルタの可撓性及び視認性を測定した結果を表1及び表2に示す。比較例2では、プライバシーフィルタの可撓性は不良であった。比較例2では、観察者がディスプレイの正面から見たときの視認性は、良好であった。比較例2では、観察者が左右方向及び上下方向のディスプレイに対して30度以上の位置から見たときの視認性は、不良であった。
(比較例3)
比較例3では、表1に示すように、従来の反射フィルムを有する携帯電話用のプライバシーフィルタ(のぞき見ガード、大創産業社製)を用意した。このプライバシーフィルタの樹脂フィルムには、ストレート孔が設けられていない。比較例3では、表1に示すように、プライバシーフィルタの厚さは270μmであり、プライバシーフィルタの重さは0.036g/cm2であった。
比較例3におけるプライバシーフィルタの可撓性及び視認性を測定した結果を表1及び表2に示す。比較例3では、プライバシーフィルタの可撓性は中程度であった。比較例3では、観察者がディスプレイの正面から見たときの視認性は、良好であった。比較例3では、観察者が左右方向及び上下方向のディスプレイに対して30度以上の位置から見たときの視認性は、良好であった。
実施例1〜6の樹脂フィルムには、厚さ方向に直線状に貫通する複数のストレート孔が形成されているので、比較例1〜3のプライバシーフィルタに比して、プライバシーフィルタの軽量化を図ることができる。また、実施例1〜6の樹脂フィルムは、比較例1〜3のルーバーフィルムに比べて薄く形成することができるので、より軽量化を図ることができるとともに、ディスプレイへの着脱が容易なプライバシーフィルタを提供できる。
さらに、実施例1〜6のプライバシーフィルタは、透明層及びルーバー層を積層する膨大な数の工程を省くことができるので、プライバシーフィルタの製造コストを抑えることができる。また、実施例1〜6のプライバシーフィルタは、視認角度θの最大値を30度までの狭い角度に設定できる。また、実施例1〜6のプライバシーフィルタは、プライバシーフィルタの可撓性が良好であるので、プライバシーフィルタのディスプレイへの着脱が容易になる。
(参照例)
実施例4で用いたメンブレンフィルタの表面および裏面に、スパッタリング法によってそれぞれ厚さ5nmのITO層を形成し、その後、分散染料を用いて樹脂フィルムを染色し、ストレート孔の壁面のみが着色された樹脂フィルムを得た。用いた分散染料は、実施例1で用いた染料である。こうして得た樹脂フィルムの波長域380nm〜750nmにおける透過率は65.5%であった。これに対し、ITO層を形成せずに同じ染色を用いて染色した樹脂フィルムの同波長域における透過率は64.3%であった。ITO層を形成すると、樹脂フィルムの表面および裏面が染色されずに無色に維持されるため、透過率が1.2%上昇することが確認できた。なお、着色前のメンブレンフィルタの同波長域における透過率は70.4%であった。透過率はメンブレンフィルタへの光の入射角θを20度とし、分光光度計として日本分光社製V560を用いて測定した。
本発明のプライバシーフィルタは、従来のプライバシーフィルタと同様の用途、例えば、図9に示すタブレット端末31のディスプレイ30、図10に示す液晶モニタ41のディスプレイ40、スマートフォンのディスプレイ、ノートパソコンのディスプレイ、ATMに設けられたディスプレイに使用できる。
1 プライバシーフィルタ
2 樹脂フィルム
3 粘着層
4 反射防止フィルム
5 保護フィルム
6 樹脂層
7 反射防止層
8 粘着層
9 機能フィルム
10 セパレータ
11 樹脂層
11a 表面
11b 裏面
12 ストレート孔
12a 壁面
15 着色層
20 ディスプレイ
21 携帯電話
30 ディスプレイ
31 タブレット端末
40 ディスプレイ
41 液晶モニタ
50 マスキング層
X 樹脂フィルムの厚さ
Y ストレート孔の径
θ 視認角度

Claims (11)

  1. ディスプレイの表面に設けられるプライバシーフィルタであって、
    厚さ方向に直線状に貫通する複数のストレート孔が形成された多孔体であって、前記複数のストレート孔の壁面が着色された樹脂フィルム、
    を備えたプライバシーフィルタ。
  2. 前記樹脂フィルムの表面が着色されている、請求項1に記載のプライバシーフィルタ。
  3. 前記樹脂フィルムの全部が着色されている、請求項2に記載のプライバシーフィルタ。
  4. 前記樹脂フィルムは、380nm以上500nm以下の波長域の少なくとも一部において光吸収能を有する着色剤を含んでいる、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプライバシーフィルタ。
  5. 前記樹脂フィルムは、着色剤によって、黒色、灰色、茶色及び桃色のいずれかに着色されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプライバシーフィルタ。
  6. 前記複数のストレート孔の径は、0.1μm以上100μm以下であり、
    前記樹脂フィルムの厚さは、10μm以上100μm以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプライバシーフィルタ。
  7. 前記樹脂フィルムにおける前記複数のストレート孔の体積比率は、20%以上50%以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載のプライバシーフィルタ。
  8. 前記樹脂フィルムは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート及びポリイミドから選ばれる少なくとも1種の材料から形成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプライバシーフィルタ。
  9. 前記樹脂フィルムの表面に設けられた反射防止フィルムをさらに備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載のプライバシーフィルタ。
  10. 前記反射防止フィルムの表面に設けられた保護フィルムをさらに備える、請求項9に記載のプライバシーフィルタ。
  11. 前記樹脂フィルムの裏面に設けられ、前記ディスプレイの表面に対して再剥離することが可能な粘着フィルムをさらに備える、請求項1〜10のいずれか1項に記載のプライバシーフィルタ。
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