JP2014142567A - 現像装置 - Google Patents

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啓介 高橋
Kazuna Taguchi
和奈 田口
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Abstract

【課題】規制部の現像部側で現像剤が滞留するのを低減することができる現像装置を提供する。
【解決手段】現像装置は、ブラシローラを収容する現像部110と現像剤を収容するトナー収容部120とを区画する区画壁102と、区画壁102に隣接し、現像部110とトナー収容部120とを連通させる供給口104と、を有するフレーム100と、トナー収容部120に設けられ、先端が区画壁102に摺接しながら区画壁102および供給口104をこの順で通過するように回転し、供給口104から現像部110へ現像剤を供給するように構成される搬送部材と、搬送部材の回転軸線方向に沿って互いに間隔をあけて配置される複数の規制部220を有し、複数の規制部220が供給口104の一部を遮る第1位置と、第1位置に配置されているときに複数の規制部220の現像部110側に溜まった現像剤が動かされる第2位置とに移動可能なシート部材200と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、現像ローラを収容する現像部と現像剤を収容する現像剤収容部を有するフレームを備えた現像装置に関する。
従来、現像装置として、区画壁によって区画され、区画壁に隣接する供給口によって連通する現像部と現像剤収容部を有するフレームと、現像部に収容された現像ローラと、現像剤収容部に設けられた搬送部材と、を備え、搬送部材が区画壁に摺接しながら回転し、区画壁から離れたときに現像剤収容部内の現像剤を供給口から現像部に供給するように構成されたものが知られている。
そして、このような現像装置には、区画壁の搬送部材の回転軸線方向における複数箇所から供給口へ向けて延び、供給口の一部を遮る複数の柱を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この現像装置では、複数の柱によって、回転する搬送部材が区画壁から離れたときに跳ね上がるのが抑制されるため、現像剤が勢いよく現像部へ供給されて、現像ローラの周方向における一部に過剰にトナーが供給されるのを低減することが可能となっている。
特開平7−239608号公報
しかしながら、上述した技術では、現像部内の現像剤は複数の柱の間から現像剤収容部へ戻ることが可能であるが、複数の柱の現像部側に溜まった現像剤は、柱に遮られて滞留してしまう。このように一部に現像剤が滞留してしまうと、滞留した現像剤が現像ローラに載ったときに、印字不良が生じるおそれがあった。
そこで、本発明は、現像部と現像剤収容部を連通する供給口の一部を遮る規制部(柱)が設けられた現像装置において、規制部の現像部側で現像剤が滞留するのを低減することができる現像装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、現像ローラと、現像ローラを収容する現像部と現像剤を収容する現像剤収容部とを区画する区画壁と、区画壁に隣接し、現像部と現像剤収容部とを連通させる供給口と、を有するフレームと、現像剤収容部に設けられ、先端が区画壁に摺接しながら区画壁および供給口をこの順で通過するように回転し、供給口から現像部へ現像剤を供給するように構成される搬送部材と、搬送部材の回転軸線方向に沿って互いに間隔をあけて配置される複数の規制部を有する可動部材と、を備える。
そして、可動部材は、複数の規制部が供給口の一部を遮る第1位置と、第1位置に配置されているときに複数の規制部の現像部側に溜まった現像剤が動かされる第2位置とに移動可能である。
このように構成された現像装置によれば、複数の規制部が第1位置から第2位置に移動することにより、各規制部の現像部側に溜まった現像剤が動かされるので、各規制部の現像部側に現像剤が滞留するのを低減することができる。
そして、前記した現像装置は、搬送部材の回転動作によって、規制部が第1位置と第2位置とに移動するように構成されていることが望ましい。
このように構成された現像装置によれば、搬送部材の先端の位置に合わせて規制部を移動させることができる。
また、この場合、規制部は、搬送部材の先端が区画壁から離れるときには第1位置に位置し、搬送部材の先端が供給口よりも搬送部材の回転方向下流側へ移動した後に、第2位置に移動するように構成されていることが望ましい。
このように構成された現像装置によれば、搬送部材が現像剤収容部内の現像剤を供給口から現像部へ供給するタイミングでは、規制部を第1位置に位置させて、現像剤の供給を規制することができる。そして、搬送部材が現像部へ現像剤を供給していないタイミングで、規制部を第2位置に位置させて、各規制部の現像部側に溜まった現像剤を動かすことができる。
前記した現像装置において、可動部材は、フレームの上壁に支持されるとともに、各規制部が、供給口と搬送部材の回転軸線の間に配置され、揺動することで先端が区画壁に近接・離間する方向に移動可能であり、規制部の先端は、第1位置に位置するとき、区画壁に接触し、第2位置に位置するとき、区画壁から前記現像剤収容部の内側へ離間していてもよい。
この場合、規制部は、回転する搬送部材によって区画壁に向けて押されることで、第2位置から第1位置に移動することができる。
また、前記した現像装置において、可動部材は、各規制部が区画壁に対して回動可能となるように設けられ、規制部は、第1位置に位置するとき、区画壁から供給口に向けて突出し、第2位置に位置するとき、第1位置よりも現像剤収容部の内側へ倒れていてもよい。
この場合、規制部は、第1位置から第2位置に向けて常時付勢され、回転する搬送部材によって供給口に向けて押されることで第2位置から第1位置に移動することができる。
そして、前記した現像装置において、区画壁は、供給口に向けて開口する穴を有し、各規制部は、穴から供給口側に突出する第1位置と、第1位置と比較して穴の中へ入り込んだ第2位置との間を移動可能に構成されていてもよい。
この場合、現像装置は、搬送部材の回転に連動して規制部を第1位置と第2位置に移動させる連動機構をさらに備えていてもよい。
また、前記した現像装置において、フレームの供給口を挟んで区画壁の先端と対向する壁には、供給口に向けて開口する穴を有し、各規制部は、穴から供給口側に突出する第1位置と、第1位置と比較して穴の中へ入り込んだ第2位置との間を移動可能に構成されていてもよい。
この場合、搬送部材の回転に連動して規制部を第1位置と第2位置に移動させる連動機構をさらに備えていてもよい。
本発明によれば、複数の規制部が第1位置から第2位置に移動することにより、各規制部の現像部側に溜まった現像剤が動かされるので、各規制部の現像部側に現像剤が滞留するのを低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る現像カートリッジを備えるレーザプリンタの概略構成を示す図である。 シート部材と区画壁を示す斜視図であって、シート部材が第2位置に位置する状態を示す図(a)と、シート部材が第1位置に位置する状態を示す図(b)である。 現像カートリッジを示す断面図であって、シート部材が第1位置に位置する状態を示す図(a)と、シート部材が第2位置に位置する状態を示す図(b)である。 第2実施形態に係る現像カートリッジを示す断面図であって、可動部材が第1位置に位置する状態を示す図(a)と、可動部材が第2位置に位置する状態を示す図(b)である。 第2実施形態における可動部材と区画壁を示す斜視図であって、可動部材が第1位置に位置する状態を示す図(a)と、可動部材が第2位置に位置する状態を示す図(b)である。 第3実施形態に係る現像カートリッジを示す断面図であって、可動部材が第1位置に位置する状態を示す図(a)と、可動部材が第2位置に位置する状態を示す図(b)である。 第3実施形態における可動部材と区画壁を示す斜視図である。 変形例に係る現像カートリッジを示す断面図であって、可動部材が第1位置に位置する状態を示す図(a)と、可動部材が第2位置に位置する状態を示す図(b)である。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、実施形態に係る現像装置の一例としての現像カートリッジ7が着脱されるレーザプリンタ1の概略構成について説明した後、本発明の特徴部分に係る現像カートリッジ7の詳細な構成について説明する。
また、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、用紙Sを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙S上にトナー像を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙S上のトナー像を熱定着する定着装置8とを主に備えている。
給紙部3は、本体ケーシング2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、用紙押圧板32によって上方に寄せられ、給紙機構33によってプロセスカートリッジ5(感光体ドラム61と転写ローラ63との間)に向けて供給される。
露光装置4は、本体ケーシング2内の上部に配置され、図示されないレーザ発光部やポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。この露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、感光体ドラム61の表面で高速走査されることで、感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体ケーシング2に設けられたフロントカバー2Aを開いたときにできる開口から本体ケーシング2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像カートリッジ7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。
現像カートリッジ7は、ドラムユニット6に対して着脱自在となっており、ドラムユニット6に装着された状態、すなわち、プロセスカートリッジ5として本体ケーシング2に対し着脱可能に装着されるように構成されている。この現像カートリッジ7は、現像ローラの一例としてのブラシローラ11と、ブレード12と、搬送部材13とを主に備え、内部に現像剤の一例としてのトナーを収容している。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、現像カートリッジ7内のトナーは、搬送部材13によって撹拌されながら、ブラシローラ11に供給される。そして、ブラシローラ11の回転に伴って、ブレード12がブラシローラ11上のトナーを掻き取り、ブラシローラ11に担持されるトナー量が規制される。
ブラシローラ11上に担持されたトナーは、ブラシローラ11から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Sが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置8は、プロセスカートリッジ5の後方に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81と対向配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを主に備えている。この定着装置8では、用紙S上に転写されたトナー像を、用紙Sが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過する間に熱定着させている。トナー像が熱定着された用紙Sは、排紙ローラ23によって排紙トレイ22上に排出される。
<現像カートリッジの詳細構成>
次に、現像カートリッジ7の詳細な構成について説明する。
図1に示すように、現像カートリッジ7は、現像部110と、現像部110の前方に設けられ、トナーを収容する現像剤収容部の一例としてのトナー収容部120とを有するフレーム100を備えている。
また、現像カートリッジ7は、現像部110に収容されるブラシローラ11およびブレード12と、トナー収容部120に設けられる搬送部材13および可動部材の一例としてのシート部材200とを備えている。
フレーム100は、後壁に開口を有する箱状に形成されている。フレーム100は、図2および図3に示すように、フレーム100の底壁の前後方向における略中央部から上方、つまり、フレーム100の内部へ向けて突出する区画壁102を有している。
具体的に、区画壁102は、後述するトナー収容部120の底を構成する略円弧状の底壁101Aの後端から後斜め上方へ延びる第1区画壁102Aと、後述する現像部110の底を構成する略円弧状の底壁101Bの前端から前斜め上方へ延びる第2区画壁102Bを有している。そして、第1区画壁102Aの上端と第2区画壁102Bの上端とは繋がっている。
このように構成されたフレーム100の内側の空間は、区画壁102により区画されており、区画壁102よりも後方が現像部110、区画壁102よりも前方がトナー収容部120となっている。つまり、現像部110とトナー収容部120とは、区画壁102により区画されている。
また、区画壁102の先端とフレーム100の上壁103との間には、現像部110とトナー収容部120を連通させる供給口104が区画壁102に隣接して設けられている。
そして、フレーム100は、トナー収容部120内の上壁103から下方へ突出するリブ状の固定壁105を有している。
固定壁105は、供給口104と後述する搬送部材13の軸部13Aとの間、より詳細には、供給口104の近くに設けられている。固定壁105の下端(先端)は、供給口104の上下方向における中央部よりも上に配置されている。
ブラシローラ11は、図3(a)に示すように、円柱状のローラ本体11Aと、ローラ本体11Aの外周面に繊維を複数植設してなるブラシ層11Bを有している。
ブラシローラ11は、現像部110内で第2区画壁102Bの後方に隣接して配置され、フレーム100に回転可能に支持されている。
ブレード12は、ブラシローラ11の軸線方向に沿って延びる板状に形成され、フレーム100の上壁103に支持されている。ブレード12は、ブラシローラ11の上からブラシローラ11の前方(ブラシローラ11と供給口104の間)に延びている。そして、ブレード12は、先端がブラシローラ11側へ屈曲し、ブラシ層11B内に進入している。
これにより、ブレード12によってブラシ層11B内のトナーを掻き取り、ブラシローラ11上のトナー量を規制することが可能となっている。
搬送部材13は、回転することでトナー収容部120内のトナーを供給口104から現像部110へ供給するように構成されている。
具体的に、搬送部材13は、軸部13Aと、フィルム取付部13Bと、搬送フィルム13Cとから構成されている。
軸部13Aは、ブラシローラ11の軸線方向、すなわち、左右方向に沿って延びる軸であり、トナー収容部120の左右の側壁に回転可能に支持されている。
フィルム取付部13Bは、軸部13Aから径方向外側に延び、先端部で搬送フィルム13Cを固定している。
搬送フィルム13Cは、例えば樹脂からなり、基端がフィルム取付部13Bに貼着などによって固定され、撓みながら自由端がトナー収容部120の内面(底壁101A、区画壁102および上壁103)に摺接するような大きさで形成されている可撓性部材である。
この搬送フィルム13Cは、軸部13Aが回転することで、軸部13Aを中心に図3における時計回りに旋回するようになっている。つまり、搬送部材13は、搬送フィルム13Cの先端が区画壁102等に摺接しながら区画壁102および供給口104をこの順で通過するように回転するように構成されている。
シート部材200は、図2(a)に示すように、樹脂等からなる可撓性を有するシートであり、左右方向に長い略矩形状に形成されている。
シート部材200は、図3(b)に示すように、上壁103のうち供給口104と搬送部材13の軸部13Aの間に設けられる固定壁105の後面に貼着などにより固定されることで、フレーム100の上壁103に支持されている。そして、シート部材200は、上壁103から垂れ下がるように設けられており、供給口104と搬送部材13の軸部13Aの間で前後に揺動可能となっている。
図2(a)に戻り、シート部材200は、先端の左右方向における複数箇所に、上方へ凹むように形成された切欠210が設けられている。つまり、シート部材200は、固定壁105に固定される本体部230と、本体部230の先端の左右方向における複数箇所から下方へ突出する複数の規制部220とを有し、櫛歯形状となっている。そして、シート部材200の隣接する規制部220の間が切欠210となっている。
各切欠210は、略U字状に形成され、上端が上方へ向けて凸となる曲線状になっている。これにより、上端を直線状に形成する場合に比べて、切欠210を大きくすることが可能となっている。また、複数の切欠210は、左右方向に等間隔に並んで設けられている。
複数の規制部220は、搬送部材13の回転軸線方向、すなわち、左右方向に沿って互いに間隔をあけて配置されている。また、複数の規制部220は、供給口104と搬送部材13の軸部13A(回転軸線)の間に配置されている(図3(b)参照)。
各規制部220は、先端が区画壁102の上端よりも下方に設けられている。より詳細には、各規制部220の下端は、シート部材200が後方(供給口104側)へ揺動したときに、先端が第1区画壁102Aの上部に接触するように設けられている。
そして、複数の規制部220は、シート部材200が揺動することで、先端が区画壁102に近接・離間する方向に移動可能であり、先端が区画壁102に接触し、供給口104の一部を遮る第1位置(図2(b)の位置)と、第1位置よりも供給口104および区画壁102からトナー収容部120側へ移動した第2位置とに移動可能となっている。詳しくは、第2位置において、複数の規制部220は、先端が区画壁102からトナー収容部120の内側へ離間している。
なお、複数の規制部220が供給口104の一部を遮ることで、左右方向において現像部110に供給されたトナーにムラが生じるのを最小限にするために、各規制部220は、できる限り細く形成されているのが望ましい。
以上のように構成された現像カートリッジ7の作用および効果について説明する。
搬送部材13がシート部材200に接触していないとき、シート部材200は第2位置に位置している。
搬送部材13が回転すると、図1に示すように、搬送フィルム13Cの先端がトナー収容部120の内面に摺接することで、搬送フィルム13Cが撓んだ状態で旋回する。これにより、トナー収容部120内のトナーが撹拌される。
そして、搬送フィルム13Cは、トナー収容部120の底壁101Aから区画壁102へ向けて移動するときに、トナーを持ち上げるとともに、先端が底壁101Aや区画壁102に接触することで全体が撓みながら旋回する。
搬送フィルム13Cは、区画壁102に接触しながら回転していると、シート部材200の複数の規制部220の先端に接触する。これにより、複数の規制部220は、回転する搬送フィルム13Cによって区画壁102に向けて押され、図3(a)に示すように、第2位置から第1位置へ移動する。このように、複数の規制部220が第1位置に移動することにより、複数の規制部220の先端が区画壁102の上端に接触して、供給口104の一部を遮る(図2(b)参照)。
そして、さらに搬送フィルム13Cが旋回すると、図3(a)に示すように、搬送フィルム13Cの先端が区画壁102から離れ、供給口104と同じ高さに移動する。
このとき、仮に、複数の規制部220が設けられていないと、搬送フィルム13Cの弾性力により搬送フィルム13Cの先端が跳ね上がり、搬送フィルム13Cが持ち上げたトナーを勢いよく供給口104から現像部110へ向けて飛ばす。このように、搬送フィルム13Cが勢いよくトナーを飛ばすと、このトナーを飛ばしたときだけブラシローラ11に多量のトナーが供給され、ブラシローラ11が担持するトナー量がブラシローラ11の周方向において不均一になってしまう。
ところが、本実施形態では、複数の規制部220が左右方向に並んで供給口104の一部を遮っているため、搬送フィルム13Cは、先端が区画壁102から離れた後は複数の規制部220に接触しながら旋回する。そして、搬送フィルム13Cは、シート部材200の切欠210を通して適量のトナーを押し出すように現像部110へ供給する。
これにより、搬送フィルム13Cの先端が区画壁102から離れた瞬間に勢いよく現像部110にトナーが供給されないので、ブラシローラ11に担持されるトナー量がブラシローラ11の周方向において不均一になるのを低減することができる。
なお、切欠210を通して現像部110へ供給されたトナーは、各規制部220の現像部110側へも回り込み、左右方向全体に広がる。
そして、搬送フィルム13Cの先端が複数の規制部220を通り過ぎると、切欠210が開放されて、現像部110内の区画壁102よりも上に溜まったトナーが切欠210からトナー収容部120へ戻る。このとき、複数の規制部220の現像部110側に溜まっていたトナーの一部は、規制部220に遮られてトナー収容部120に戻らず、規制部220の現像部110側に溜まったままである。
そして、搬送部材13がさらに回転すると、図3(b)に示すように、搬送フィルム13Cの先端は、シート部材200から離れて、トナー収容部120の上壁103に接触する。
このように、搬送フィルム13Cの先端がシート部材200から離れると、シート部材200がトナー収容部120の内側に移動して、複数の規制部220が第2位置に移動する。つまり、各規制部220の先端が区画壁102からトナー収容部120の内側へ離間する。
これにより、複数の規制部220が第1位置に位置するときに複数の規制部220の現像部110側に溜まったトナーが、複数の規制部220の移動により動かされてトナー収容部120へ戻ることができるようになる。
以上のように、現像カートリッジ7では、複数の規制部220が第1位置から第2位置に移動することで、複数の規制部220の現像部110側に溜まったトナーもトナー収容部120へ戻されるので、複数の規制部220の現像部110側にトナーが滞留するのを低減することができる。これにより、現像部110の一部にトナーが滞留することで生じる印字不良を低減することができる。
そして、搬送部材13の回転動作により、複数の規制部220が第1位置と第2位置とに移動するように構成されているので、搬送フィルム13Cの先端の位置に合わせて複数の規制部220を移動させることができる。
具体的には、複数の規制部220は、搬送フィルム13Cの先端が区画壁102から離れるときには、第1位置に位置し、搬送フィルム13Cの先端が供給口104を通過して供給口104よりも搬送部材13の回転方向下流側へ移動したときに、第2位置に移動する。これにより、搬送部材13がトナー収容部120内のトナーを供給口104から現像部110に供給するタイミングでは、複数の規制部220によりトナーの供給を規制することができる。また、搬送フィルム13Cの先端がトナー収容部120の内壁に摺接する間、すなわち、搬送部材13がトナーを現像部110に供給していないタイミングでは、各規制部220の現像部110側に溜まったトナーを動かすことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図4および図5に示すように、第2実施形態における現像カートリッジ7Aでは、可動部材300が区画壁102に回動可能に設けられている。なお、本実施形態では、前記した第1実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
可動部材300は、軸部310と、軸部310から突出する複数の規制部320とを有している。
軸部310は、左右方向に延びる円柱状に形成されている。軸部310は、区画壁102の先端に隣接するように、区画壁102の上に配置され、フレーム100に回動可能に支持されている。
複数の規制部320は、軸部310の左右方向における複数箇所から径方向外側に向けて突出している。この複数の規制部320は、左右方向において一直線上に並べられ、左右方向に沿って互いに間隔をあけて配置されている。また、各規制部320は、図4(a)に示すように、後述する第1位置に位置するときに、先端が、ブラシローラ11とブレード12の接触位置と略同じ高さに設けられるような長さで形成されている。
また、可動部材300は、フレーム100に設けられた図示しないストッパによって、図5(a)に示すような、規制部320が垂直姿勢よりも少し前方に傾いた位置と、図5(b)に示すような、規制部320がトナー収容部120の内側へ略水平に倒れた位置との間でのみ移動するように、回動が規制されている。
このように構成された可動部材300は、各規制部320が区画壁102に対して回動することで、複数の規制部320は、区画壁102から供給口104に向けて突出し、供給口104の一部を遮る第1位置(図5(a)の位置)と、第1位置よりもトナー収容部120の内側へ倒れた第2位置(図5(b)の位置)とに移動可能となっている。
また、可動部材300は、第1位置において各規制部320がトナー収容部120の内側へ倒れた姿勢となるため、規制部320の自重により、複数の規制部320が第1位置から第2位置に向けて常時付勢された状態となっている。
次に、このように構成された現像カートリッジ7Aの動作について説明する。
図4(a)に示すように、回転する搬送部材13の搬送フィルム13Cが区画壁102から供給口104へ向けて移動しているとき、搬送フィルム13Cが複数の規制部320に接触する。
これにより、複数の規制部320は、回転する搬送フィルム13Cによって供給口104に向けて押され、第2位置から第1位置に移動する。このように、複数の規制部320が第1位置に移動すると、複数の規制部320が区画壁102の上端から供給口104へ突出した状態となり、供給口104の一部が複数の規制部320によって遮られる。
この状態で、搬送フィルム13Cが区画壁102から離間すると、搬送フィルム13Cは跳ね上がらずに、複数の規制部320に摺接しながら移動する。そして、このとき、隣り合う規制部320の間から、現像部110へ搬送フィルム13C上のトナーが供給される。
搬送フィルム13Cが複数の規制部320から離間すると、図4(b)に示すように、搬送フィルム13Cは跳ね上がって、上壁103に衝突する。
このときには、搬送フィルム13Cによって持ち上げられたトナーのほとんどは、すでに隣り合う規制部320の間から現像部110へ供給された後であるため、搬送フィルム13Cが跳ね上がることで現像部110へ飛ばされるトナーは少ない。また、現像部110の上部で搬送フィルム13Cが跳ね上がるので、トナーがブレード12の上部に飛ばされる。これにより、搬送フィルム13Cが複数の規制部320から離れて跳ね上がっても、ブラシローラ11に過剰にトナーが供給されるのを抑制することができる。
そして、搬送フィルム13Cの先端が複数の規制部320から離間すると、複数の規制部320は、自重によって、第1位置から第2位置へ戻るので、複数の規制部320の現像部110側に溜まっていたトナーが動かされて、トナー収容部120へ戻される。
以上より、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、複数の規制部320の現像部110側にトナーが滞留するのを低減することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図6および図7に示すように、第3実施形態における現像カートリッジ7Bでは、規制部420が区画壁102の上端から突出したり、フレーム100の外側へ退避したりするように構成されている。なお、本実施形態では、前記した第1実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
フレーム100は、区画壁102の上端、つまり、第1区画壁102Aと第2区画壁102Bを連結している部分に、供給口104に向けて開口する複数の穴106が形成されている。
穴106は、上下方向に貫通しており、区画壁102の上端の左右方向における複数箇所に設けられている。
可動部材400は、連結部410と、連結部410から突出する複数の規制部420とを有している。
連結部410は、左右方向に延びる円柱状に形成されており、左端がフレーム100の左側壁よりも外側まで延びている。
複数の規制部420は、連結部410の左右方向における複数箇所から径方向外側に向けて突出している。そして、複数の規制部420は、左右方向において一直線上に設けられ、左右方向に沿って互いに間隔をあけて配置されている。つまり、左右方向に並ぶ複数の規制部420は、連結部410によって連結されている。
そして、可動部材400は、連結部410が、第1区画壁102Aと第2区画壁102Bの間(第1区画壁102Aと第2区画壁102Bの連結部の下)に配置され、複数の規制部420が穴106内に配置されるようにフレーム100に設けられている。また、可動部材400は、フレーム100に対して上下動可能となるように支持されている。
このように可動部材400が構成されることにより、各規制部420は、穴106から供給口104側に最も突出する第1位置(図6(a)に示す位置)と、第1位置と比較して穴106の中へ入り込んだ第2位置(図6(b)に示す位置)との間を移動可能となっている。具体的に、第2位置においては、複数の規制部420は、先端が穴106に収納され、区画壁102から突出していない。
そして、現像カートリッジ7Bは、図6に示すように、搬送部材13の回転に連動して規制部420を第1位置と第2位置に移動させる連動機構430をさらに備えている。
連動機構430は、搬送部材13の軸部13Aに固定された第1ギヤ431と、第1ギヤ431と噛合する第2ギヤ432と、第2ギヤ432の回転軸に固定され、第2ギヤ432とともに回転するカム433とを備えている。
第2ギヤ432は、第1ギヤ431と略同じ径で形成されたギヤであり、フレーム100の側壁に回転可能に支持されている。なお、第1ギヤ431と第2ギヤ432の径は異なっていてもよいが、その場合は、第1ギヤ431と第2ギヤ432を、アイドルギヤを介して連結し、第1ギヤ431と第2ギヤ432の回転周期が同じになるように構成されているのが望ましい。
カム433は、回転軸から径方向に突出した形状を有しており、可動部材400の連結部410の左端部の下に配置されている。そして、カム433は、周面に回転軸から最も離れた位置に配置されている第1面434と、第1面434よりも回転軸に近い第2面435とを有している。
より詳細には、カム433は、連結部410が第1面434に載っているとき、複数の規制部420を第1位置に位置させ、連結部410が第2面435に載っているとき、複数の規制部420を第2位置に位置させるように形成されている。
そして、カム433は、少なくとも回転する搬送部材13の搬送フィルム13Cが、区画壁102から離間するときには、複数の規制部420が穴106から供給口104側に突出しているような姿勢で設けられている。具体的には、カム433は、搬送フィルム13Cが区画壁102から離間するときに、第1面434が最も区画壁102の上端に近い位置に位置し、複数の規制部420を第1位置に移動させるように設けられている。
次に、以上のように構成された現像カートリッジ7Bの動作について説明する。
回転する搬送部材13の搬送フィルム13Cが、底壁101Aから区画壁102に向けて移動するとき、可動部材400の連結部410が連動機構430のカム433に押し上げられて、複数の規制部420が穴106から供給口104側へ徐々に出てくる。
そして、図6(a)に示すように、回転する搬送フィルム13Cが区画壁102から離間するとき、複数の規制部420は、連動機構430(カム433)によって第1位置に位置し、供給口104の一部を遮っている。
これにより、区画壁102から離間した搬送フィルム13Cは、跳ね上がらずに、複数の規制部420に摺接しながら移動する。このとき、隣り合う規制部420の間から、現像部110へトナーが供給される。
さらに搬送部材13が回転すると、図6(b)に示すように、カム433も回転し、カム433の最も区画壁102の上端に近い位置に位置する面が第2面435に切り替わる。これにより、可動部材400の連結部410が次第に下がっていき、複数の規制部420が第1位置から第2位置へ向けて移動する。つまり、複数の規制部420は、次第に穴106の中に入り込んでいく。そして、複数の規制部420は、搬送フィルム13Cがフレーム100の内壁に摺接しているときに、第2位置へ移動する。
このように複数の規制部420が第1位置から第2位置へ移動することにより、複数の規制部420の現像部110側に溜まっていたトナーが動かされて、トナー収容部120へ戻る。
以上より、第3実施形態においても、第1実施形態と同様に、複数の規制部420の現像部110側にトナーが滞留するのを低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。なお、以下の説明において、前記実施形態と略同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明は省略する。
前記した第3実施形態では、可動部材400は、複数の規制部420が区画壁102の上端から供給口104に向けて突出するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、可動部材は、複数の規制部がフレーム100の上壁103から供給口104に向けて突出するように構成されていてもよい。
具体的には、図8(a)に示すように、現像カートリッジ7Cに設けられる可動部材500は、フレーム100の上壁103の上で左右方向に延びる連結部510と、連結部510の周面から下方へ突出する複数の規制部520とを有している。上壁103の供給口104を挟んで区画壁102の先端と対向する位置には、供給口104に向けて開口する図示しない穴が設けられており、各規制部520は、この穴を通ってフレーム100内に突出している。
そして、複数の規制部520は、先端が区画壁102の先端に当接可能な長さに形成されている。
このように構成された可動部材500は、複数の規制部520が上壁103の穴から供給口104に向けて突出し、先端が区画壁102の先端に当接した第1位置(図8(a)の位置)と、複数の規制部520が第1位置と比較して穴の中に入り込み、先端が区画壁102から離間する第2位置(図8(b)の位置)とに移動可能となるようにフレーム100に支持されている。また、可動部材500は、第3実施形態と同様の構成を有する連動機構430により、搬送部材13の回転に連動して第1位置と第2位置に移動するようになっている。
具体的には、回転する搬送部材13の搬送フィルム13Cの先端が区画壁102から離間するとき、カム433の最も区画壁102の上端から遠い位置に位置する面が第2面435となり、可動部材500の連結部510が、最も区画壁102の上端に近い位置に移動して、複数の規制部520が第1位置に移動する。これにより、区画壁102から離間した搬送フィルム13Cは、跳ね上がらずに、複数の規制部420に摺接しながら移動する。
そして、図8(b)に示すように、搬送フィルム13Cの先端が複数の規制部520から離間して供給口104とは異なる部分に摺接しているとき、カム433の最も区画壁102の上端から遠い位置に位置する面が第1面434となり、可動部材500の連結部510が最も区画壁102の上端から遠い位置に移動して、複数の規制部520が第2位置に移動する。これにより、複数の規制部520が第1位置に位置するときに複数の規制部520の現像部110側に溜まったトナーが動かされる。
前記実施形態では、現像ローラとしてブラシローラ11を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像ローラは、円柱状の本体の周面にゴムを被覆したローラであってもよい。また、このような現像ローラを採用する場合には、現像ローラと第2区画壁102Bの間に、現像ローラと接触しながら回転する供給ローラを設け、現像部110のトナーを、供給ローラを介して現像ローラに供給するように構成されていてもよい。
前記した第2実施形態では、複数の規制部320が回転する搬送フィルム13Cに直接押されて第2位置から第1位置に移動するように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、搬送部材13の軸部13Aの一端に径方向へ突出する押圧部を設け、可動部材300の軸部310に当該押圧部に当接可能な突起を設けてもよい。これにより、搬送部材13が回転することによって、可動部材300の突起が搬送部材13の押圧部に押し上げられて、複数の規制部320が第2位置から第1位置へ移動することができる。
前記した第2実施形態では、複数の規制部320は、自重により、常時第1位置から第2位置へ向けて付勢されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像カートリッジ7Aに、複数の規制部320を第1位置から第2位置に向けて付勢するバネを設けてもよい。
前記した第1実施形態では、シート部材200が供給口104と搬送部材13の軸部13Aの間に設けられる固定壁105に固定されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シート部材200は、供給口104を横切るように設けられ、上端が供給口104よりも後方、つまり、現像部110内の上壁103に固定され、下端がトナー収容部120内の供給口104と搬送部材13の軸部13Aの間に配置されていてもよい。
7 現像カートリッジ
11 ブラシローラ
13 搬送部材
100 フレーム
102 区画壁
104 供給口
106 穴
110 現像部
120 トナー収容部
200 シート部材
220 規制部
300 可動部材
320 規制部
400 可動部材
420 規制部
430 連動機構
500 可動部材
520 規制部

Claims (7)

  1. 現像ローラと、
    前記現像ローラを収容する現像部と現像剤を収容する現像剤収容部とを区画する区画壁と、前記区画壁に隣接し、前記現像部と前記現像剤収容部とを連通させる供給口と、を有するフレームと、
    前記現像剤収容部に設けられ、先端が前記区画壁に摺接しながら前記区画壁および前記供給口をこの順で通過するように回転し、前記供給口から前記現像部へ現像剤を供給するように構成される搬送部材と、
    前記搬送部材の回転軸線方向に沿って互いに間隔をあけて配置される複数の規制部を有し、前記複数の規制部が前記供給口の一部を遮る第1位置と、前記第1位置に配置されているときに前記複数の規制部の前記現像部側に溜まった現像剤が動かされる第2位置とに移動可能な可動部材と、を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 前記搬送部材の回転動作によって、前記規制部が前記第1位置と前記第2位置とに移動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記規制部は、前記搬送部材の先端が前記区画壁から離れるときには前記第1位置に位置し、前記搬送部材の先端が前記供給口よりも前記搬送部材の回転方向下流側へ移動した後に、前記第2位置に移動するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記可動部材は、前記フレームの上壁に支持されるとともに、各前記規制部が、前記供給口と前記搬送部材の回転軸線の間に配置され、揺動することで先端が前記区画壁に近接・離間する方向に移動可能であり、
    前記規制部の先端は、前記第1位置に位置するとき、前記区画壁に接触し、前記第2位置に位置するとき、前記区画壁から前記現像剤収容部の内側へ離間しており、
    前記規制部は、回転する前記搬送部材によって前記区画壁に向けて押されることで、前記第2位置から前記第1位置に移動することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記可動部材は、各前記規制部が前記区画壁に対して回動可能となるように設けられ、
    前記規制部は、前記第1位置に位置するとき、前記区画壁から前記供給口に向けて突出し、前記第2位置に位置するとき、前記第1位置よりも前記現像剤収容部の内側へ倒れており、
    前記規制部は、前記第1位置から前記第2位置に向けて常時付勢され、回転する前記搬送部材によって前記供給口に向けて押されることで前記第2位置から前記第1位置に移動することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記区画壁は、前記供給口に向けて開口する穴を有し、
    各前記規制部は、前記穴から前記供給口側に突出する前記第1位置と、前記第1位置と比較して前記穴の中へ入り込んだ前記第2位置との間を移動可能に構成され、
    前記搬送部材の回転に連動して前記規制部を前記第1位置と前記第2位置に移動させる連動機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 前記フレームの前記供給口を挟んで前記区画壁の先端と対向する壁には、前記供給口に向けて開口する穴を有し、
    各前記規制部は、前記穴から前記供給口側に突出する前記第1位置と、前記第1位置と比較して前記穴の中へ入り込んだ前記第2位置との間を移動可能に構成され、
    前記搬送部材の回転に連動して前記規制部を前記第1位置と前記第2位置に移動させる連動機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017223728A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置及び画像形成装置

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