JP2014140440A - 乾燥機 - Google Patents

乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014140440A
JP2014140440A JP2013009882A JP2013009882A JP2014140440A JP 2014140440 A JP2014140440 A JP 2014140440A JP 2013009882 A JP2013009882 A JP 2013009882A JP 2013009882 A JP2013009882 A JP 2013009882A JP 2014140440 A JP2014140440 A JP 2014140440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit case
water
rib
side wall
dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013009882A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Taguchi
智之 田口
Hideaki Ushijima
秀晃 牛島
Hidehiko Nitta
英彦 新田
Shizuo Shimobe
静男 下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013009882A priority Critical patent/JP2014140440A/ja
Priority to CN201410030832.8A priority patent/CN103938423A/zh
Publication of JP2014140440A publication Critical patent/JP2014140440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/20General details of domestic laundry dryers 
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/20General details of domestic laundry dryers 
    • D06F58/206Heat pump arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

【課題】万が一溜まった除湿水を排水する機能を有しつつ、ある程度の溜まり水を許容する乾燥機を提供すること。
【解決手段】乾燥対象物を収容する回転ドラム1と、圧縮機32、放熱器33、減圧器34および吸熱器35を冷媒が充填された配管36で連結したヒートポンプ装置30と、ヒートポンプ装置30を収容するユニットケース31と、循環風路41、43の乾燥用空気を送風する送風機40と、除湿水を排水する排水ポンプ70とを備え、ユニットケース31の下方の側壁31cには、溢水した除湿水を排水する逆支弁44が設けられ、ユニットケース31の底面には、底面31dから上方へ延設し、かつ、側壁31cからユニットケース31の内側に延設して、逆支弁44を囲うリブ45が設けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、衣類の乾燥をヒートポンプ式で行う乾燥機に関する。
従来からヒートポンプ式の乾燥機が知られている。この種の乾燥機は、圧縮機、放熱器、絞り手段、吸熱器を有し、この順番に冷媒が循環するよう配管で接続されている。乾燥室から排気された低温高湿の乾燥用空気は、まず吸熱器を通過する。このとき、吸熱器にて乾燥用空気は冷却され、水分が凝縮して除湿されて低湿度の空気となる。その後、放熱器を通過すると、加温されて高温度の空気となる。この高温低湿の乾燥用空気が乾燥室に導入され、乾燥室の乾燥物と熱交換する。この循環により、乾燥物は乾燥される(例えば、文献1参照)。
図7は、従来の乾燥機のユニットケースの一部を示す斜視図、図8は、従来の乾燥機のユニットケースの一部を示す平面図である。
圧縮機、放熱器、絞り手段、吸熱器等を収容するユニットケース38は、2つの分割部材381、382で構成される。各分割部材381、382がユニットケース38の外面に臨んでなす割線383間にシール材384を挟持してユニットケース38の内外をエアタイトしている。
万が一の場合の急な水溜まりには、ユニットケース38の貯留部63などに設けた排水機構101が、溜り水によって開かれて溜まり水を排水させる。これにより、外気の吸引は阻止して循環空気を導入して熱交換し排出する機能を確保している。
特開2005−304985号公報
しかしながら、上記従来の構成では、除湿水の水位が排水機構に到達するよりも前に排水手段を頻繁に駆動しなければならないという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するもので、万が一溜まった除湿水を排水する機能を有しつつ、ある程度の溜まり水を許容する乾燥機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の乾燥機は、乾燥対象物を収容する乾燥室と、圧縮機、放熱器、減圧器および吸熱器を冷媒が充填された配管で連結したヒートポンプ装置と、前記ヒートポンプ装置を収容するユニットケースと、前記乾燥室の乾燥用空気を送風する送風機と、除湿水を排水する排水ポンプとを備え、前記ユニットケースの下方の側壁には、溢水した除湿水を排水する溢水部が設けられ、前記ユニットケースの底面には、前記底面から上方へ延設し、かつ、前記側壁から前記ユニットケースの内側に延設して、前記溢水部を囲うリブが設けられたものである。
上記構成によれば、万が一溜まった除湿水を排水する機能を有しつつ、ある程度の溜まり水をユニットケース内に許容することができる。
本発明の乾燥機は、排水ポンプの駆動頻度を低くすることができる。
本発明の実施の形態1に係る乾燥機の側面断面図 同乾燥機の一部を示す後方から見た斜視図 同乾燥機のヒートポンプ装置の斜視図 同乾燥機のヒートポンプ装置およびユニットケースの一部を示す平面図 同乾燥機のユニットケースの一部を示す斜視図 同乾燥機のユニットケースを示す斜視図 従来の乾燥機のユニットケースの一部を示す斜視図 従来の乾燥機のユニットケースの一部を示す平面図
本発明の乾燥機は、乾燥対象物を収容する乾燥室と、圧縮機、放熱器、減圧器および吸熱器を冷媒が充填された配管で連結したヒートポンプ装置と、前記ヒートポンプ装置を収容するユニットケースと、前記風路の乾燥用空気を送風する送風機と、除湿水を排水する排水ポンプとを備え、前記ユニットケースの下方の側壁には、溢水した除湿水を排水する溢水部が設けられ、前記ユニットケースの底面には、前記底面から上方へ延設し、かつ、前記側壁から前記ユニットケースの内側に延設して、前記溢水部を囲うリブが設けられたものである。
これにより、万が一溜まった除湿水を排水する機能を有しつつ、ある程度の溜まり水を許容することができる。この結果、排水ポンプの駆動頻度を低くすることができる。
上機構成において、除湿水の溢水を検知する排水検知部をさらに備え、前記リブの上端は、前記排水検知部が検知する水位よりも高くなるよう形成されるのが望ましい。
これにより、ある程度の除湿水を溜めつつ、排水検知部が検知する水位に到達すると、除湿水が溜まっていることを検知することができる。この結果、排水検知部が検知するよりも前に、溢水部から除湿水がユニットケース外に排水されることを防ぐことができる。
上記構成において、前記溢水部は、前記ユニットケースの側壁の一端側に設けられ、前記リブは、前記溢水部が設けられている前記側壁の前記一端側から、前記溢水部が設けられている前記側壁の他端側に向けて長形に形成されることとしてもよい。
ユニットケースが傾斜して配置された場合に、溢水部が水面よりも高くに位置してしまい、溢水部から除湿水が排水されないことがある。リブを溢水部が設けられている一端側から多端側に向けて長形に形成することにより、傾斜したユニットケースの場合にも、リブの多端側から溜まった除湿水を流れ込ませて排水することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態に係る乾燥機について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1は本発明の実施の形態1に係る乾燥機の側面断面図、図2は同乾燥機の一部を示す後方から見た斜視図である。
図1に示すように、回転ドラム1(乾燥室)は、有底円筒形に形成し外周部に多数の通水孔2を全面に設ける。水槽3は、回転ドラム1を中に回転自在に収容する。回転ドラム1の回転中心には、回転軸4(回転中心軸)を設けて回転ドラム1を軸支し、回転ドラム1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設する。この回転軸4に、水槽3の背面に取り付けたモータ5を連結し、回転ドラム1を正転、逆転方向に回転駆動する。
回転ドラム1の内壁面には衣類撹拌用の複数個の突起板6を設けている。モータ5が駆動し、回転ドラム1が回転すると、突起板6が回転ドラム1内の衣類を上方に持ち上げる。衣類が上部に位置したときに、重力によって下方に落下する。このようにして回転ドラム1内の衣類を撹拌して均一に乾燥することができる。
水槽3の正面側に位置し、上向き傾斜面に設けた開口部は、蓋体7により開閉自在に覆われる。蓋体7を開くことにより衣類出入口8を通して回転ドラム1内に洗濯物を出し入れできる。
水槽3は本体100の下方の防振部材9等により揺動が可能となるよう防振支持される。水槽3の下部には排水経路10の一端を接続し、排水経路10の他端を排水弁(排水手段)11に接続して、水槽3内の洗濯水が排水される。給水弁(給水手段)12は給水経路13を通して水槽3内に水を給水する。
制御手段50は本体100の中に配置されており、モータ5、ヒートポンプ装置30、送風機40等を制御している。
なお、本実施の形態では、回転ドラム1の回転中心に傾斜方向に回転軸4を設け、回転ドラム1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設しているが、水平方向に配設してもよい。
モータ5は、直流ブラシレスモータ等で構成され、前記制御手段50およびモータ駆動回路60等により正逆回転、および回転数可変に制御されると共に、電流検知回路65からの信号により、モータ5に加わる負荷即ち洗濯物の量を検知する。
衣類を乾燥するために、ヒートポンプ装置30が設けられる。ヒートポンプ装置30の上流側には、循環風路43が設けられ、回転ドラム1および水槽3からの乾燥用空気をヒートポンプ装置30へ案内する。ヒートポンプ装置30の下流側には、循環風路41が設けられ、ヒートポンプ装置30からの乾燥用空気を回転ドラム1および水槽3へ案内する。ヒートポンプ装置30の下流側には、送風機40が設けられ、循環風路41、43内の乾燥用空気を送風する。
図3は本発明の実施の形態1における乾燥機のヒートポンプ装置の斜視図、図4は、同乾燥機のヒートポンプ装置およびユニットケースの一部を示す平面図、図5は、同乾燥機のユニットケースの一部を示す斜視図、図6は同乾燥機のユニットケースを示す斜視図である。
ヒートポンプ装置30は、ユニットケース31の中に収容される。圧縮機32、放熱器33、減圧器34および吸熱器35の順に循環するように冷媒37が充填された配管36で連絡されている。
まず圧縮機32にて冷媒37を高温高圧とし、放熱器33にてユニットケース31内の空気と熱交換を行う。熱を与えられた冷媒37は液化する。その後、減圧器34で低温低
圧となり、次に置かれた吸熱器35にてユニットケース31内の空気と再び熱交換を行い、熱を奪い冷媒は気化する。気化した冷媒37は圧縮機32へと戻り、一連の冷凍サイクルを形成する。
ヒートポンプ装置30に用いる冷媒37としては、HFC(ハイドロフルオロカーボン)系冷媒、HFO(ハイドロフルオロオレフィン)系冷媒、二酸化炭素冷媒などの一般的な冷媒を使用することができる。
ヒートポンプ式乾燥機では、放熱器33にて加温した高温低湿の空気を筐体出口31bに接続した送風機40にて循環風路41、吹き出し口42を通して回転ドラム1内へ送り、回転ドラム1の湿布と接触させることで低温高湿の空気を作る。この低温高湿の空気は循環風路43、筐体入口31aを通過し、吸熱器35にて熱交換し、熱を奪うことで除湿する。除湿された空気は再び放熱器33にて加温され、これら一連のサイクルにて衣類の除湿を可能とする。
放熱器33および吸熱器35は、圧縮機32および減圧器34を配置する方向に放熱器側端板33aおよび吸熱器側端板35aを設けている。放熱器側端板33aと吸熱器側端板35aを連結させることで放熱器33と吸熱器35とを近接して平行に固定する。また、圧縮機32および減圧器34を置く空間と風路とを隔てている。
端板の材料としては、アルミニウム合金などの一般的な金属材料、あるいはポリプロピレンなどの一般的な樹脂材料を使用することができる。
除湿した水はユニットケース31に取り付けたポンプによって外部へと排水する。ポンプはユニットケース31以外の場所に取り付けることも可能であり、またポンプを使わずに自然排水することも可能である。
本実施の形態では、本体100の小型化等を目的として、ユニットケース31の空気が流入するユニットケース31の筐体入口31a(流入口)、空気が流出する筐体出口31b(流出口)に角度差を設け、筐体内で空気の流れがカーブさせる構成を取る。すなわち、筐体入口31aおよび吸熱器35を結ぶ線分Yと、筐体出口31bおよび放熱器33を結ぶ線分Xとは、180度未満となる所定の角度を成すよう構成する。180度未満とすることにより、筐体入口31aに接続する循環風路43および筐体出口31bに接続する循環風路41の配置を設計するにあたり、小型化が容易となる。
圧縮機32と減圧器34とを配置する空間は、カーブ内側に設けると風路の妨げとなるため、カーブの外側に設ける。
これにより、吸熱器35で発生した除湿水が、吸熱器側端板35a、放熱器側端板33aを伝わり放熱器33に到達しにくくなり、乾燥性能を下げることなくユニットケース31の入口、出口に角度を設けることが可能となる。
ユニットケース31のうち、風路がカーブした外側となる側壁31cには、除湿水などの溜り水によって開かれて溜まり水を排水させるが外気の吸引を阻止する逆支弁44(逆支弁)が形成される。また、カーブした外側となる側壁31cの内部側は負圧となる。このため、送風機40が駆動しているときは、逆支弁44は閉じる位置にある。また、逆支弁44の近傍には、ユニットケース31の底面31dから上方へ延設し、かつ、側壁31cからユニットケース31の内側へと延設するリブ45が形成される。底面31dから上方に延設される底面リブ45aは、側壁31cに沿って形成され、放熱器33および吸熱器35の設置幅とほぼ同程度の幅に渡って形成される。側壁31cからユニットケース3
1の内側へと水平に延設する側壁リブ45bは、底面リブ45aと一体に構成されており、同じ高さ位置まで形成されている。底面リブ45aと側壁リブ45bにより逆支弁44は囲われる。ユニットケース31内に除湿水が溜まった場合、リブ45の高さまでは水位が上がり、逆支弁44から除湿水が排水されることはない。
溢水部44およびリブ45が形成されている側壁31cと反対側の、放熱器33および吸熱器35の近くに位置する側壁31eには、除湿水の水位を検知する排水センサ46(排水検知部)が設けられる。排水センサ46は1対の電極46a、46bから構成される。なお、本実施の形態では、排水センサ46の設置場所として、図5に示すように放熱器33および吸熱器35に対応する側壁31eに設けている。他の例として、排水ポンプ70の設置部32aの近傍で、かつ圧縮機32が収容される電極設置部47に設置することとしてもよい。
逆支弁44を囲うリブ45の高さは、排水センサ46が排水ポンプ70を駆動する水位よりも高くなるように構成している。これにより、除湿水をある程度、ユニットケース31内に溜めることができる。本実施の形態においては、リブ45の高さは逆支弁44の塞ぐ溢水孔の高さよりも低く形成される。
一方、リブ45の高さが高すぎると、万が一、除湿水の排水不良が起こった場合に、除湿水の水位が高くなり、送風機40に除湿水が入りこむと送風機40の故障につながる。さらに、循環風路41に除湿水が入り込むと、乾燥した空気に水分が含まれて乾燥物の乾燥ができず、乾燥時間が長くなってしまう。よって、リブ45の高さは循環風路41や送風機40へと水が入り込まない程度の高さに制限する。
また、リブ45は、逆支弁44が設けられている側壁31cの一端側から、側壁31cの多端側にかけて長形に形成される。リブ45が逆支弁44の周囲近傍のみに形成される場合、ユニットケース31が、一端側が上となるように傾斜した場合には、リブ45の高さを越えるまで逆支弁44から除湿水が排水されない。除湿水の水位が逆支弁44近傍のリブ45に到達してようやく排水される。そこで、リブ45を多端側に向けて長形に形成する。この場合には、リブ45の多端側が低い位置に存在するため、多端側から除湿水がリブ45で囲われる空間に入り込む。リブ45で囲われる空間に入り込んだ除湿水は逆支弁44から排水される。
以上のように構成された乾燥機について、以下、動作を説明する。
乾燥が開始されると、圧縮機32および送風機40が駆動する。これにより、回転ドラム1内の空気と循環風路41、43内の空気が除湿、加熱されつつ循環する。
まず、乾燥用空気は水分を奪い、さらに乾燥物を加熱し、熱交換を行う。回転ドラム1から排気された後、リントフィルタ60を通過する。リントフィルタ60にて乾燥用空気中の糸くずが捕捉される。その後、循環風路43を通過して、ユニットケース31の筐体入口31aを介してユニットケース31内に流入する。筐体入口31aから流入した乾燥用空気は、吸熱器35にて熱を奪われることにより水分が凝縮し、低湿度の空気となる。その後、放熱器33にて加熱されて高温の空気となる。その後、筐体出口31bを介してユニットケース31から排出される。排出された空気は、循環風路41を通過し、再び回転ドラム1内に導入される。このようにして乾燥が行われる。
吸熱器35にて結露した除湿水は、圧縮機32を収容する圧縮機収容部に設けられた排水ポンプ70を駆動することにより排水される。ここで、除湿水は、乾燥の進行度により生成量が異なる。よって、排水センサ46により、除湿水が溜まっていることを検知する
と、排水ポンプ70を駆動して除湿水を排水する。また、排水ポンプ70に異常が発生し、除湿水が排水されなくなることがある。もしくは、排水センサ46が故障し、除湿水の水位を検知できない場合がある。そのような場合にも、除湿水が排水されない。除湿水が排水されずにリブ45の高さよりも高い水位になると、リブ45を乗り越えて逆支弁44から排水される。また、ユニットケース31が傾斜している場合にも、リブ45の多端側から除湿水がリブ45の高さを乗り越えてリブ45で囲われる空間に流入するので、逆支弁44から除湿水を排水することができる。
なお、本実施の形態ではヒートポンプ装置30を本体100下部に設置しているが、上部に設置してもよい。また送風機40はヒートポンプ装置30と直接連結しているが、離れた場所に設置してもよい。
なお、本実施の形態において、洗濯乾燥機として例示したが、これに限られず乾燥機としてもよい。また、ドラム式の乾燥機として例示したが、縦型の洗濯乾燥機であってもよい。要は、ヒートポンプユニットを設け、放熱器と吸熱器が近接配置されている乾燥システムであれば本発明は適用可能である。
以上のように、本発明の乾燥機は、乾燥対象物を収容する回転ドラム1と、圧縮機32、放熱器33、減圧器34および吸熱器35を冷媒が充填された配管36で連結したヒートポンプ装置30と、ヒートポンプ装置30を収容するユニットケース31と、循環風路41、43の乾燥用空気を循環させる送風機40と、除湿水を排水する排水ポンプ70とを備え、ユニットケース31の下方の側壁31cには、溢水した除湿水を排水する逆支弁44が設けられ、ユニットケース31の底面には、底面31dから上方へ延設し、かつ、側壁31cからユニットケース31の内側に延設して、逆支弁44を囲うリブ45が設けられたものである。
これにより、万が一溜まった除湿水を排水する機能を有しつつ、ある程度の溜まり水を許容することができる。この結果、排水ポンプ70の駆動頻度を低くすることができる。
上機構成において、除湿水の溢水を検知する排水センサ46をさらに備え、リブ45の上端は、排水センサ46が検知する水位よりも高くなるよう形成されるのが望ましい。
これにより、ある程度の除湿水を溜めつつ、排水センサ46が検知する水位に到達すると、除湿水が溜まっていることを検知して、排水ポンプ70を駆動することができる。この結果、排水センサ46が検知するよりも前に、逆支弁44から除湿水がユニットケース31外に排水されることを防ぐことができる。
上記構成において、逆支弁44は、ユニットケース31の側壁31cの一端側に設けられ、リブ45は、逆支弁44が設けられている側壁31cの一端側から、逆支弁44が設けられている側壁31cの他端側に向けて長形に形成されることとしてもよい。
ユニットケース31が傾斜して配置された場合に、逆支弁44が水面よりも高くに位置してしまい、逆支弁44から除湿水が排水されないことがある。リブ45を逆支弁44が設けられている一端側から多端側に向けて長形に形成することにより、傾斜したユニットケースの場合にも、リブ45の多端側から溜まった除湿水を流れ込ませて排水することができる。
以上のように、本発明は、湿水を排水する機能を有しつつ、ある程度の溜まり水をユニットケース内に許容することができるので、乾燥機として有用である。
1 回転ドラム(乾燥室)
3 水槽(乾燥室)
5 モータ
30 ヒートポンプ装置
31 ユニットケース
31a 筐体入口(流入口)
31b 筐体出口(流出口)
31c 側壁
31d 底面
32 圧縮機
33 放熱器
33a 放熱器側端板(端板)
35 吸熱器
35a 吸熱器側端板(端板)
40 送風機
41、43 循環風路(風路)
44 逆支弁(溢水部)
45 リブ
45a 底面リブ
45b 側壁リブ
46 排水センサ(排水検知部)
70 排水ポンプ
100 本体

Claims (3)

  1. 乾燥対象物を収容する乾燥室と、
    圧縮機、放熱器、減圧器および吸熱器を冷媒が充填された配管で連結したヒートポンプ装置と、
    前記ヒートポンプ装置を収容するユニットケースと、
    前記乾燥室の乾燥用空気を送風する送風機と、
    除湿水を排水する排水ポンプとを備え、
    前記ユニットケースの下方の側壁には、溢水した除湿水を排水する溢水部が設けられ、
    前記ユニットケースの底面には、前記底面から上方へ延設し、かつ、前記側壁から前記ユニットケースの内側に延設して、前記溢水部を囲うリブが設けられた乾燥機。
  2. 除湿水の溢水を検知する排水検知部をさらに備え、
    前記リブの上端は、前記排水検知部が検知する水位よりも高くなるよう形成された請求項1に記載の乾燥機。
  3. 前記溢水部は、前記ユニットケースの側壁の一端側に設けられ、
    前記リブは、前記溢水部が設けられている前記側壁の前記一端側から、前記溢水部が設けられている前記側壁の他端側に向けて長形に形成される請求項1または2に記載の乾燥機。
JP2013009882A 2013-01-23 2013-01-23 乾燥機 Pending JP2014140440A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013009882A JP2014140440A (ja) 2013-01-23 2013-01-23 乾燥機
CN201410030832.8A CN103938423A (zh) 2013-01-23 2014-01-22 干燥机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013009882A JP2014140440A (ja) 2013-01-23 2013-01-23 乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014140440A true JP2014140440A (ja) 2014-08-07

Family

ID=51186282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013009882A Pending JP2014140440A (ja) 2013-01-23 2013-01-23 乾燥機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2014140440A (ja)
CN (1) CN103938423A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11186943B2 (en) 2017-10-09 2021-11-30 Whirlpool Corporation Filter configured for being used in a machine for drying laundry and machine for drying laundry equipped with such a filter
CN114250612A (zh) * 2020-09-22 2022-03-29 云米互联科技(广东)有限公司 一种排湿装置的换热件、排湿装置、干衣机

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018205734A1 (de) * 2018-04-16 2019-10-17 BSH Hausgeräte GmbH Bodengruppe für ein Gerät zum Trocknen von Wäsche

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI294473B (en) * 2002-10-16 2008-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Washing and drying machine
US7251905B2 (en) * 2003-12-22 2007-08-07 Lg Electronics Inc. Condensed water storing apparatus of a dryer
JP4713874B2 (ja) * 2004-11-17 2011-06-29 株式会社東芝 ドラム式洗濯乾燥機
JP4241758B2 (ja) * 2006-05-15 2009-03-18 株式会社東芝 洗濯乾燥機
JP4637056B2 (ja) * 2006-05-25 2011-02-23 三洋電機株式会社 洗濯機
CN101328668B (zh) * 2007-06-20 2012-04-04 佛山市顺德海尔电器有限公司 充分溶解并排空软化剂的软化剂盒及其工作方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11186943B2 (en) 2017-10-09 2021-11-30 Whirlpool Corporation Filter configured for being used in a machine for drying laundry and machine for drying laundry equipped with such a filter
US11761141B2 (en) 2017-10-09 2023-09-19 Whirlpool Corporation Filter configured for being used in a machine for drying laundry and machine for drying laundry equipped with such a filter
CN114250612A (zh) * 2020-09-22 2022-03-29 云米互联科技(广东)有限公司 一种排湿装置的换热件、排湿装置、干衣机
CN114250612B (zh) * 2020-09-22 2023-12-15 云米互联科技(广东)有限公司 一种排湿装置的换热件、排湿装置、干衣机

Also Published As

Publication number Publication date
CN103938423A (zh) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2436818A1 (en) Washing and drying apparatus
JP4708462B2 (ja) 空調ユニット
JP4331193B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2005304987A (ja) 衣類乾燥装置
JP6630474B2 (ja) 乾燥機
JP2014140440A (ja) 乾燥機
JP6016087B2 (ja) 乾燥装置
JP2008113981A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2015016186A (ja) 衣類乾燥機
JP4286847B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4352803B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP5056821B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2006122697A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2015123348A (ja) 乾燥機
JP2014083275A (ja) 洗濯乾燥機
JP2014140439A (ja) 洗濯乾燥機
JP2016137125A (ja) 衣類乾燥機
JP4907689B2 (ja) ドラム式洗濯乾燥機
JP2007307295A (ja) 洗濯乾燥機
JP4860461B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP5402836B2 (ja) 除湿加温装置とそれを用いた衣類乾燥機
JP2008272137A (ja) 洗濯乾燥機
JP5887487B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2017012632A (ja) 乾燥機
JP2012034815A (ja) 除湿加温装置とそれを用いた衣類乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141006