JP2014138386A - 移動通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】マクロセルを管理する無線基地局eNBの負担を減らしつつ、バックホールを介した通信に起因する無線設定の処理遅延を減らす。
【解決手段】本発明に係る移動通信システムでは、無線基地局eNB#1は、スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定し、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間で、X2コネクションを介して、スモールセルにおけるリソースに係る情報をやり取りするように構成されており、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクションに加えて、無線基地局eNB#10との間のS1コネクションを管理するように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る移動通信システムでは、無線基地局eNB#1は、スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定し、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間で、X2コネクションを介して、スモールセルにおけるリソースに係る情報をやり取りするように構成されており、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクションに加えて、無線基地局eNB#10との間のS1コネクションを管理するように構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、移動通信システムに関する。
LTE(Long Term Evolution)のRel-12方式において、「Small Cell Enhancement(SCE) work item」が議論されようとしている。
なお、「Small Cell」は、「ファントムセル(Phantom Cell)」とも呼ばれる。
「Small Cell Enhancement(SCE)」についての初期検討段階では、C-planeパスとU-planeパスとを分割することを検討していた。
すなわち、マクロセルにおいて、C-plane(RRC:Radio Resource Control)データ及び音声通信用データについて提供し、スモールセル(ファントムセル)において、その他のU-planeデータ(ベストエフォートサービス用データ)について提供することが検討されていた。
3GPP TS36.932
しかしながら、かかる初期検討段階で想定されていたアーキテクチャーでは、無線リソースをマクロセルで集中して管理する無線基地局eNBの負担が大きく、また、マクロセルを管理する無線基地局eNBとスモールセルを管理する無線基地局eNBとの間のインターフェイス(バックホール)を介した通信に起因する無線設定の処理遅延が大きいという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、マクロセルを管理する無線基地局eNBの負担を減らしつつ、バックホールを介した通信に起因する無線設定の処理遅延を減らすことができる移動通信システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、前記第1無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定し、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間で、X2コネクションを介して、前記スモールセルにおけるリソースに係る情報をやり取りするように構成されており、前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションに加えて、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、前記第2無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定し、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間のX2コネクションを介して、前記スモールセルにおけるリソース割り当て結果を通知するように構成されており、前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションに加えて、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、前記第2無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定すると共に、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定するように構成されており、前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間のX2コネクションを介して、各移動局のステータスを通知するように構成されており、前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションに加えて、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、前記第1無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定し、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間で、X2コネクションを介して、前記スモールセルにおけるリソースに係る情報をやり取りするように構成されており、前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションを管理し、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理しないように構成されており、前記移動管理ノードから前記第2無線基地局宛てのS1シグナリングは、前記X2コネクションを介して送信されるように構成されていることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、前記第2無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定し、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間のX2コネクションを介して、前記スモールセルにおけるリソース割り当て結果を通知するように構成されており、前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションを管理し、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理しないように構成されており、前記移動管理ノードから前記第2無線基地局宛てのS1シグナリングは、前記X2コネクションを介して送信されるように構成されていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、前記第2無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定すると共に、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定するように構成されており、前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間のX2コネクションを介して、各移動局のステータスを通知するように構成されており、前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションを管理し、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理しないように構成されており、前記移動管理ノードから前記第2無線基地局宛てのS1シグナリングは、前記X2コネクションを介して送信されるように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、マクロセルを管理する無線基地局eNBの負担を減らしつつ、バックホールを介した通信に起因する無線設定の処理遅延を減らすことができる移動通信システムを提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。本実施形態に係る移動通信システムとして、LTE方式の移動通信システムを例示して説明するが、本発明は、LTE方式以外の移動通信システムにも適用可能である。
図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。本実施形態に係る移動通信システムとして、LTE方式の移動通信システムを例示して説明するが、本発明は、LTE方式以外の移動通信システムにも適用可能である。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、移動管理ノードMMEと、マクロセルを管理する無線基地局eNB#1と、スモールセルを管理する無線基地局eNB#10とを具備している。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#10との間でX2コネクション(X2’-C)が設定されるように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#1との間でS1コネクション(S1-C)が設定されると共に、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#10との間でS1コネクション(S1-C)が設定されるように構成されている。
さらに、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定し、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定しないように構成されている。
ここで、無線基地局eNB#1は、無線基地局eNB#10配下のスモールセルにおけるリソース割り当て(resource allocation)を行うように構成されている。
また、無線基地局eNB#1は、無線基地局eNB#10配下のスモールセルの設定(configuration)を行うように構成されている。
さらに、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間のX2コネクション(X2’-C)を介して、スモールセルにおけるリソースに係る情報を通知するように構成されている。
ここで、無線基地局eNB#1及び無線基地局eNB#10は、非リアルタイムシグナリングによって、かかるスモールセルにおけるリソースに係る情報をやり取りするように構成されていてもよい。
例えば、無線基地局eNB#1は、無線基地局eNB#10に対して、かかるスモールセルにおけるリソースに係る情報として、かかるスモールセルにおけるリソース割り当て結果を通知し、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1に対して、かかるスモールセルにおけるリソースに係る情報として、スモールセルでのリソース空き情報を通知するように構成されていてもよい。
移動管理ノードMMEは、無線基地局eNB#10を、既存の無線基地局eNBとして認識している。
また、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)に加えて、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理するように構成されている。
図2に示すように、移動管理ノードMMEは、プロトコルスタックとして、TNL(Transport Network Layer)-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIP(Internet Protocol)レイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTP(Stream Control Transmission Protocol)レイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS1-AP機能とを具備している。
無線基地局eNB#1は、移動管理ノードMME側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS1-AP機能とを具備している。
また、無線基地局eNB#1は、無線基地局eNB#10側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのX’2-AP機能とを具備している。
さらに、無線基地局eNB#1は、移動局UE側のプロトコルスタックとして、物理(PHY)レイヤ機能と、物理レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのMAC(Media Access Control)レイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRLC(Radio Link Control)レイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ機能と、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRRC(Radio Resource Control)レイヤ機能とを具備している。
無線基地局eNB#10は、移動管理ノードMME側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS1-AP機能とを具備している。
また、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのX’2-AP機能とを具備している。
移動局UEは、プロトコルスタックとして、物理レイヤ機能と、物理レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのPDCPレイヤ機能と、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRRCレイヤ機能とを具備している。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、マクロセルを管理する無線基地局eNB#1(第1無線基地局)と、スモールセルを管理する無線基地局eNB#10(第2無線基地局)と、移動管理ノードMMEとを具備する移動通信システムであって、無線基地局eNB#1は、スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定し、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間で、X2コネクション(X2’-C)を介して、スモールセルにおけるリソースに係る情報をやり取りするように構成されており、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)に加えて、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局UEは、マクロセル及びスモールセルに同時に接続して、マクロセルを介して音声通信を行い、スモールセルを介してデータ通信を行う、すなわち、「Inter-eNB CA(Carrier Aggregation)」を行う際に、無線基地局eNB#1の負担を減らしつつ、X2コネクション(X2’-C)を介した通信に起因する無線設定の処理遅延を減らすことができる。
(本発明の第2の実施形態に係る移動通信システム)
図3及び図4を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図3及び図4を参照して、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、移動管理ノードMMEと、マクロセルを管理する無線基地局eNB#1と、スモールセルを管理する無線基地局eNB#10とを具備している。
図3に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#10との間でX2コネクション(X2’-C)が設定されるように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#1との間でS1コネクション(S1-C)が設定されると共に、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#10との間でS1コネクション(S1-C)が設定されるように構成されている。
さらに、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定し、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定しないように構成されている。
ここで、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#10配下のスモールセルにおけるリソース割り当て(resource allocation)を行うように構成されている。
また、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#10配下のスモールセルの設定(configuration)を行うように構成されている。
すなわち、RRCレイヤ機能及びRRM(Radio Resource Management)レイヤ機能の一部(S-RRCレイヤ機能/S-RRMレイヤ機能)は、無線基地局eNB#10によって行われるように構成されている。
ここで、RRMレイヤ機能は、無線リソースの管理を行うように構成されており、RRCレイヤ機能は、かかる無線リソースの管理に係るメッセージを生成するように構成されている。
なお、移動局UEから、終端ポイントとして見えているのは、RRCレイヤ機能のみである。
例えば、「Radio Resource Configuration」機能(物理レイヤ機能やMACレイヤ機能やRLCレイヤ機能やPDCPレイヤ機能のリソース割り当てや設定)及び「Radio Link Failure」機能の少なくとも一部は、無線基地局eNB#1及び無線基地局eNB#10に設けられている。
例えば、移動局UEによってスモールセルで用いられる個別リソース、例えば、上りデータ信号やCQI(Channel Quality Indicator)やSRS(Sounding Reference Signal)や「Scheduling Request」を送信するためのPUCCH(Physical Uplink Control Channel)用リソースは、無線基地局eNB#10によって割り当てられる。
無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間のX2コネクション(X2’-C)を介して、スモールセルにおけるリソース割り当て結果を通知するように構成されている。
ここで、無線基地局eNB#10は、リアルタイムシグナリングによって、かかるスモールセルにおけるリソース割り当て結果を通知するように構成されていてもよい。
移動管理ノードMMEは、無線基地局eNB#10を、既存の無線基地局eNBとして認識している。
また、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)に加えて、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理するように構成されている。
図4に示すように、移動管理ノードMMEは、プロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS1-AP機能とを具備している。
無線基地局eNB#1は、移動管理ノードMME側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS1-AP機能とを具備している。
また、無線基地局eNB#1は、無線基地局eNB#10側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのX’2-AP機能とを具備している。
さらに、無線基地局eNB#1は、移動局UE側のプロトコルスタックとして、物理レイヤ機能と、物理レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのPDCPレイヤ機能と、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのM-RRCレイヤ機能(S-RRCレイヤ機能以外の機能)とを具備している。
無線基地局eNB#10は、移動管理ノードMME側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS1-AP機能とを具備している。
また、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのX’2-AP機能とを具備している。
なお、無線基地局eNB#10は、移動局UE側のプロトコルスタックとして、S-RRCレイヤ機能を具備している。
移動局UEは、プロトコルスタックとして、物理レイヤ機能と、物理レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのPDCPレイヤ機能と、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRRCレイヤ機能とを具備している。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、マクロセルを管理する無線基地局eNB#1と、スモールセルを管理する無線基地局eNB#10と、移動管理ノードMMEとを具備する移動通信システムであって、無線基地局eNB#10は、スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定し、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間のX2コネクション(X2’-C)を介して、スモールセルにおけるリソース割り当て結果を通知するように構成されており、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)に加えて、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理するように構成されていることを要旨とする。
(本発明の第3の実施形態に係る移動通信システム)
図5及び図6を参照して、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1及び第2の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図5及び図6を参照して、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1及び第2の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図5に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、移動管理ノードMMEと、マクロセルを管理する無線基地局eNB#1と、スモールセルを管理する無線基地局eNB#10とを具備している。
図5に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#10との間でX2コネクション(X2’-C)が設定されるように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#1との間でS1コネクション(S1-C)が設定されると共に、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#10との間でS1コネクション(S1-C)が設定されるように構成されている。
さらに、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定すると共に、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定するように構成されている。
ここで、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#10配下のスモールセルにおけるリソース割り当て(resource allocation)を行うように構成されている。
また、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#10配下のスモールセルの設定(configuration)を行うように構成されている。
すなわち、RRCレイヤ機能能及びRRMレイヤ機能の一部(S-RRCレイヤ機能/S-RRMレイヤ機能)は、無線基地局eNB#10によって行われるように構成されている。
例えば、「Radio Resource Configuration」機能(物理レイヤ機能やMACレイヤ機能やRLCレイヤ機能やPDCPレイヤ機能のリソース割り当てや設定)及び「Radio Link Failure」機能の少なくとも一部は、無線基地局eNB#1及び無線基地局eNB#10に設けられている。
無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間のX2コネクション(X2’-C)を介して、各移動局UEのステータスを通知するように構成されている。
ここで、無線基地局eNB#10は、リアルタイムシグナリングによって、かかる各移動局UEのステータスを通知するように構成されていてもよいし、非リアルタイムシグナリングによって、かかる各移動局UEのステータスを通知するように構成されていてもよい。
移動管理ノードMMEは、無線基地局eNB#10を、既存の無線基地局eNBとして認識している。
また、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)に加えて、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理するように構成されている。
図6に示すように、移動管理ノードMMEは、プロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS1-AP機能とを具備している。
無線基地局eNB#1は、移動管理ノードMME側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS1-AP機能とを具備している。
また、無線基地局eNB#1は、無線基地局eNB#10側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのX’2-AP機能とを具備している。
さらに、無線基地局eNB#1は、移動局UE側のプロトコルスタックとして、物理レイヤ機能と、物理レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのPDCPレイヤ機能と、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのM-RRCレイヤ機能とを具備している。
無線基地局eNB#10は、移動管理ノードMME側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS1-AP機能とを具備している。
また、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1側のプロトコルスタックとして、TNL-L1/L2レイヤ機能と、TNL-L1/L2レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのIPレイヤ機能と、IPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのSCTPレイヤ機能と、SCTPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのX’2-AP機能とを具備している。
なお、無線基地局eNB#10は、移動局UE側のプロトコルスタックとして、物理レイヤ機能と、物理レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのPDCPレイヤ機能と、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのS-RRCレイヤ機能とを具備している。
移動局UEは、プロトコルスタックとして、物理レイヤ機能と、物理レイヤ機能の上位レイヤ機能としてのMACレイヤ機能と、MACレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRLCレイヤ機能と、RLCレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのPDCPレイヤ機能と、PDCPレイヤ機能の上位レイヤ機能としてのRRCレイヤ機能とを具備している。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、マクロセルを管理する無線基地局eNB#1と、スモールセルを管理する無線基地局eNB#10と、移動管理ノードMMEとを具備する移動通信システムであって、無線基地局eNB#10は、スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定すると共に、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定するように構成されており、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間のX2コネクション(X2’-C)を介して、各移動局UEのステータスを通知するように構成されており、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)に加えて、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理するように構成されていることを要旨とする。
(本発明の第4の実施形態に係る移動通信システム)
図7及び図8を参照して、本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図7及び図8を参照して、本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図7に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#1との間でS1コネクション(S1-C)が設定され、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#10との間でS1コネクション(S1-C)が設定されないように構成されている。
移動管理ノードMMEは、無線基地局eNB#10を、既存の無線基地局eNBとして認識していない。
また、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)を管理し、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理しないように構成されている。
なお、移動管理ノードMMEから無線基地局eNB#10宛てのS1シグナリング(例えば、ベアラ設定用シグナリング)は、X2コネクション(X2’-C)を介して送信されるように構成されている。
図8に示すように、無線基地局eNB#10は、第1の実施形態に係る移動通信システムと異なり、移動管理ノードMME側のプロトコルスタックを具備していない。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、マクロセルを管理する無線基地局eNB#1と、スモールセルを管理する無線基地局eNB#10と、移動管理ノードMMEとを具備する移動通信システムであって、無線基地局eNB#1は、スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定し、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間で、X2コネクション(X2’-C)を介して、スモールセルにおけるリソースに係る情報をやり取りするように構成されており、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)を管理し、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理しないように構成されており、移動管理ノードMMEから無線基地局eNB#10宛てのS1シグナリングは、X2コネクション(X2’-C)を介して送信されるように構成されてことを要旨とする。
(本発明の第5の実施形態に係る移動通信システム)
図9及び図10を参照して、本発明の第5の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第2の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図9及び図10を参照して、本発明の第5の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第2の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図9に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#1との間でS1コネクション(S1-C)が設定され、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#10との間でS1コネクション(S1-C)が設定されないように構成されている。
移動管理ノードMMEは、無線基地局eNB#10を、既存の無線基地局eNBとして認識していない。
また、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)を管理し、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理しないように構成されている。
なお、移動管理ノードMMEから無線基地局eNB#10宛てのS1シグナリング(例えば、ベアラ設定用シグナリング)は、X2コネクション(X2’-C)を介して送信されるように構成されている。
図10に示すように、無線基地局eNB#10は、第2の実施形態に係る移動通信システムと異なり、移動管理ノードMME側のプロトコルスタックを具備していない。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、マクロセルを管理する無線基地局eNB#1と、スモールセルを管理する無線基地局eNB#10と、移動管理ノードMMEとを具備する移動通信システムであって、無線基地局eNB#10は、スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定し、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間のX2コネクション(X2’-C)を介して、スモールセルにおけるリソース割り当て結果を通知するように構成されており、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)を管理し、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理しないように構成されており、移動管理ノードMMEから無線基地局eNB#10宛てのS1シグナリングは、X2コネクション(X2’-C)を介して送信されるように構成されていることを要旨とする。
(本発明の第6の実施形態に係る移動通信システム)
図11及び図12を参照して、本発明の第6の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第3の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図11及び図12を参照して、本発明の第6の実施形態に係る移動通信システムについて、上述の第3の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図11に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#1との間でS1コネクション(S1-C)が設定され、移動管理ノードMMEと無線基地局eNB#10との間でS1コネクション(S1-C)が設定されないように構成されている。
移動管理ノードMMEは、無線基地局eNB#10を、既存の無線基地局eNBとして認識していない。
また、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)を管理し、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理しないように構成されている。
なお、移動管理ノードMMEから無線基地局eNB#10宛てのS1シグナリング(例えば、ベアラ設定用シグナリング)は、X2コネクション(X2’-C)を介して送信されるように構成されている。
図12に示すように、無線基地局eNB#10は、第3の実施形態に係る移動通信システムと異なり、移動管理ノードMME側のプロトコルスタックを具備していない。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、マクロセルを管理する無線基地局eNB#1と、スモールセルを管理する無線基地局eNB#10と、移動管理ノードMMEとを具備する移動通信システムであって、無線基地局eNB#10は、スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、各移動局UEは、無線基地局eNB#1との間でRRCコネクションを設定すると共に、無線基地局eNB#10との間でRRCコネクションを設定するように構成されており、無線基地局eNB#10は、無線基地局eNB#1との間のX2コネクション(X2’-C)を介して、各移動局UEのステータスを通知するように構成されており、移動管理ノードMMEは、各移動局UEに対して、無線基地局eNB#1との間のS1コネクション(S1-C)を管理し、無線基地局eNB#10との間のS1コネクション(S1-C)を管理しないように構成されており、移動管理ノードMMEから無線基地局eNB#10宛てのS1シグナリングは、X2コネクション(X2’-C)を介して送信されるように構成されていることを要旨とする。
なお、上述の移動管理ノードMMEや無線基地局eNBや移動局UEの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動管理ノードMMEや無線基地局eNBや移動局UE内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動管理ノードMMEや無線基地局eNBや移動局UE内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE…移動局
eNB#1/eNB#10…無線基地局
MME…移動管理ノード
eNB#1/eNB#10…無線基地局
MME…移動管理ノード
Claims (6)
- マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、
前記第1無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、
各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定し、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、
前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間で、X2コネクションを介して、前記スモールセルにおけるリソースに係る情報をやり取りするように構成されており、
前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションに加えて、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。 - マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、
前記第2無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、
各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定し、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、
前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間のX2コネクションを介して、前記スモールセルにおけるリソース割り当て結果を通知するように構成されており、
前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションに加えて、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。 - マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、
前記第2無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、
各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定すると共に、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定するように構成されており、
前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間のX2コネクションを介して、各移動局のステータスを通知するように構成されており、
前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションに加えて、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理するように構成されていることを特徴とする移動通信システム。 - マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、
前記第1無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、
各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定し、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、
前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間で、X2コネクションを介して、前記スモールセルにおけるリソースに係る情報をやり取りするように構成されており、
前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションを管理し、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理しないように構成されており、
前記移動管理ノードから前記第2無線基地局宛てのS1シグナリングは、前記X2コネクションを介して送信されるように構成されていることを特徴とする移動通信システム。 - マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、
前記第2無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、
各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定し、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定しないように構成されており、
前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間のX2コネクションを介して、前記スモールセルにおけるリソース割り当て結果を通知するように構成されており、
前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションを管理し、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理しないように構成されており、
前記移動管理ノードから前記第2無線基地局宛てのS1シグナリングは、前記X2コネクションを介して送信されるように構成されていることを特徴とする移動通信システム。 - マクロセルを管理する第1無線基地局と、スモールセルを管理する第2無線基地局と、移動管理ノードとを具備する移動通信システムであって、
前記第2無線基地局は、前記スモールセルにおけるリソース割り当てを行うように構成されており、
各移動局は、前記第1無線基地局との間でRRCコネクションを設定すると共に、前記第2無線基地局との間でRRCコネクションを設定するように構成されており、
前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局との間のX2コネクションを介して、各移動局のステータスを通知するように構成されており、
前記移動管理ノードは、各移動局に対して、前記第1無線基地局との間のS1コネクションを管理し、前記第2無線基地局との間のS1コネクションを管理しないように構成されており、
前記移動管理ノードから前記第2無線基地局宛てのS1シグナリングは、前記X2コネクションを介して送信されるように構成されていることを特徴とする移動通信システム。
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2014
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