JP2014134583A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術による補給制御では、小型の現像容器内の撹拌性が劣化し、トナー濃度が安定しない。
【解決手段】一実施形態によれば、画像データ、印刷枚数および印字の画素数を含む印刷ジョブの前記画像データにより像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成部と、静電潜像を二成分現像剤により現像する現像器と、現像器内への補給トナーを収納するトナーカートリッジと、トナーカートリッジから現像器内へ補給トナーを移送するトナー移送部と、トナー移送部から現像器への印刷ジョブに必要なトナー補給時間長を画素数から求め、この印刷ジョブのジョブ継続時間を印刷枚数から求める計算部と、この計算部によるトナー補給時間長をジョブ継続時間内で均等に分割し、それぞれ等しい時間長を持つ複数の時間内でトナー移送部に分割補給を実行させる駆動制御部と、を備える画像形成装置が提供される。
【選択図】図2

Description

一実施形態は画像形成装置に関する。
粉体であるトナーは凝集により塊を生じることがあり、現像制御ではこの塊を崩してトナーを撹拌して搬送し、現像器内のトナー濃度の均一性を保つようにしている。
トナー補給制御では現像剤のトナー濃度の均一性を図る必要があり、従来、原稿の印字率を用いてトナー補給装置におけるトナーの補給量を制御する画像安定化装置が知られている(例えば特許文献1参照)。予め定めた所定量を所定間隔で補給する分割補給を行う画像形成装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2009−103970号公報 特開2011−064769号公報
しかしながら、従来技術による補給制御では、小型の現像容器内の撹拌性が劣化し、トナー濃度が安定しない。画像形成装置は印刷を中断し、トナーを強制補給する動作が増える。印刷のパフォーマンスが本来持つ性能に比べて劣化してしまうという問題がある。
このような課題を解決するため、一実施形態によれば、画像データ、印刷枚数および印字の画素数を含む印刷ジョブの前記画像データにより像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成部と、この潜像形成部による前記静電潜像をトナーおよびキャリアを含む二成分現像剤により現像する現像器と、この現像器内への補給トナーを収納するトナーカートリッジと、このトナーカートリッジから前記現像器内へ前記補給トナーを移送するトナー移送部と、このトナー移送部から前記現像器への前記印刷ジョブに必要なトナー補給時間長を前記画素数から求め、この印刷ジョブのジョブ継続時間を前記印刷枚数から求める計算部と、この計算部による前記トナー補給時間長を前記ジョブ継続時間内で均等に分割し、それぞれ等しい時間長を持つ複数の時間内で前記トナー移送部に分割補給を実行させる駆動制御部と、を備える画像形成装置が提供される。
一実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 一実施形態に係る画像形成装置の潜像形成部、トナーカートリッジ及びトナー移送部の配置例を示す図である。 一実施形態に係る画像形成装置の駆動制御部を含む制御システムを示すブロック図である。 一実施形態に係る画像形成装置の計算部による計算例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る画像形成装置の計算部及び駆動制御部により均等分割された時間毎のトナー補給のタイムチャートである。 実施の形態の変形例に係る画像形成装置による分割補給動作を説明するためのタイムチャートである。
以下、実施の形態に係る画像形成装置について、図1乃至図6を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
図1は実施の形態に係る画像形成装置の構成図である。MFP10は、本体11に、原稿面をカラーでスキャンするスキャナ部12と、4色の画像データを補正する画像処理部13と、4色分のラインデータを記憶するラインメモリ14とを備える。MFP10は、それぞれ感光体23(像担持体)への潜像形成及び現像を実行するイエロー(Y)用の画像形成部15Y、マゼンタ(M)用の画像形成部15M、シアン(C)用の画像形成部15C、及びブラック(K)用の画像形成部15Kを備える。MFP10はそれぞれ各色の補給トナーを収納するトナーカートリッジ16Y、16M、16C、16Kを備える。更にMFP10はそれぞれトレイに用紙をセットされる給紙部17と、給紙部17からの用紙を二次転写位置へ供給する搬送機構18とを備える。MFP10は、無端走行するベルト19上の4色のトナー像を用紙上に転写する二次転写部20と、定着前のトナー像を定着させる定着器21と、主制御を行うコントローラ22とを備える。
図2はイエローの画像形成部15Yの潜像形成部、トナーカートリッジ16Y及びトナー移送部26の配置例を示す図である。既述の符号はそれらと同じ要素を表す。MFP10は、画像データ、印字枚数および印字の画素数を含む印刷ジョブ中のイエロー画像データにより感光体23の表面を露光しこの感光体23上に静電潜像を形成する潜像形成部24と、この潜像形成部24による静電潜像をトナーおよびキャリアを含む二成分現像剤により現像する現像器25とを備える。このMFP10はこの現像器25内への補給トナーを収納するイエローの上記トナーカートリッジ16Yと、このトナーカートリッジ16Yから現像器25内へ補給トナーを移送するトナー移送部26とを備える。
更にMFP10はコントローラ22に画素数カウンタ48を備える。MFP10はトナー移送部26による印刷ジョブに必要なトータルのトナー補給時間長を画素数カウンタ48の画素数から求め、この印刷ジョブのジョブ継続時間を印刷枚数から求める計算部27と、このトナー補給時間長をジョブ継続時間内で均等に分割し、それぞれ等しい時間長を持つ複数の時間内でトナー移送部26に分割補給を実行させる駆動制御部28とを備える。
トナー補給時間長とは、一印刷ジョブの全画素の印字に必要な量のトナーを予め確保しておくためのトナー補給モータ47(モータ)の駆動時間を言う。画素とは例えばイエロー成分の画像データを構成する単位を言い、1個又は複数個のドットにより表される。イエロー成分のドットとはイエロートナーにより用紙上に形成される点に近い小円を言う。分割補給とは一回当たり少量のトナーの補給を複数回数に亘って行うことを言う。
潜像形成部24は、ドラムモータ29により回転するドラム30及び感光体23を有し矢印P方向に回転する感光体ドラム31と、この感光体23の表面を帯電させる帯電器32と、帯電した感光体23上に静電潜像を形成する露光装置33とを備える。
現像器25は二成分現像剤により満たされる容器34と、この容器34内のミキサ35、36及びマグネットローラ37と、ミキサ35、36により撹拌された現像剤中のトナーの濃度を検知するトナーセンサ38とを備える。容器34はその内室の上方にトナーの受け口39を有する。この受け口39はトナー移送部26に接続され、現像器25はトナーカートリッジ16Yよりトナ(補給トナー)を供給されるようになっている。トナーセンサ38にはATS(automatic tonner sensor)が用いられる。
画像形成部15Yはこれらの潜像形成部24、現像器25、一次転写ローラ40、クリーナ41及び除電器42によって構成される。一次転写ローラ40はトナー像を被転写材としてのベルト19上に転写する。クリーナ41は残留しているトナーを除去する。クリーナ41はトナーを削ぎ落とす。除電器42は感光体ドラム31上の電荷を除去する。露光装置33は例えばLED(light emitting diode)により露光する。
トナーカートリッジ16Yは現像器25へのイエローのトナー(補給トナー)を収納する。トナーカートリッジ16Yはカートリッジ容器43と、このカートリッジ容器43に設けられたトナーの排出口44とを有する。この排出口44は現像器25の受け口39と対面する。
トナー移送部26は、排出口44および現像器25の受け口39に連結された管45と、この管45内へ排出口44からトナーを送るカートリッジ容器43内の回転撹拌部材46と、回転撹拌部材46を回すトナー補給モータ47とを備えている。管45の管内を排出口44から受け口39へトナーがぽとぽとと落下する。回転撹拌部材46はカートリッジ容器43内のオーガ及びパドルである。オーガは螺旋状の羽根体を有する。パドルの回転はオーガの回転に連動する。トナー補給モータ47にはステッピングモータが用いられる。
このトナー移送部26による時間当たりのトナー移送量は、管45の内径、回転撹拌部材46の一回転によるトナー排出搬送量およびトナー補給モータ47の回転角速度によって予め見積もりされている。トナー移送量は、例えばトナー移送部26の機構部分を再現した実験やテストにより計量される。一印刷ジョブに含まれる全画素数を印字するために必要なトナー消費量を、既知のトナー移送量を持つトナー補給モータ47の駆動時間によって管理されるようになっている。
また、図1においてマゼンタ用の潜像形成部24、シアン用の潜像形成部24、及びブラック用の潜像形成部24は、イエロー用の潜像形成部24の構成と実質同じである。画像形成部15M、15C、15Kの構成は、画像形成部15Yの構成と実質同じである。マゼンタ用のトナーカートリッジ16M及びトナー移送部26と、シアン用のトナーカートリッジ16C及びトナー移送部26と、ブラック用のトナーカートリッジ16K及びトナー移送部26とは、それぞれイエロー用のトナーカートリッジ16Y及びトナー移送部26の構成と実質同じである。4色トナーそれぞれのトナー移送量は予め計量される。
計算部27(図2)は、印刷ジョブのジョブ継続時間内に占めるトナー補給時間長をこの印刷ジョブが開始する前に算出する。ジョブ継続時間とは一つの印刷ジョブの開始から終了までの時間長さを言う。印刷ジョブはスキャナ部12によりコントローラ22が生成する。あるいは印刷ジョブは通信ケーブルを介して例えばパソコンから送られたラスタライズされた画像データを含む印刷ジョブをコントローラ22が受信したジョブである。計算部27は、トナー移送部26による単位時間当たりのトナー移送量情報を予め保持しており、このトナー移送量情報によりトナー補給時間長を計算してもよい。
駆動制御部28はトナーの分割補給の制御を行う。駆動制御部28は一印刷ジョブ毎にトナー補給時間長を均等に分割する。駆動制御部28は分割計算を印刷前に実行する。駆動制御部28は、均等分割された複数の時間内におけるトナー移送部26による移送の動作のオン期間およびこの動作のオフ期間の情報と、トナー補給時間長内におけるこれらの動作オン及び動作オフの繰返し回数とによってこのトナー移送部26を制御する。計算部27及び駆動制御部28はともにCPU(central processing unit)、ROM(read only memory)及びRAM(random access memory)によって実現される。
図3は駆動制御部28によるトナーの分割補給の制御機能に着目した制御システムを示すブロック図である。既述の符号はそれらと同じ要素を表す。
制御システム51は、バス52、CPU53、ROM54、RAM55を備える。CPU53は画素数情報を記憶する画素数カウンタ48(カウンタ)及び演算用のハードウェアを有する。CPU53は一印刷ジョブに含まれる画素数情報をこの印刷ジョブから抽出し、画素数情報を画素数カウンタ48にセットする。CPU53は印刷ジョブ毎に画素数カウンタ48の値をセット及びリセットする。ROM54はトナー移送量の値や、分割補給制御に必要な値やパラメータを記憶する。RAM55は、CPU53による計算機能や、駆動制御機能を実行するための手順が記述されたプログラムが展開される。制御システム51は、各モータの回転を制御するモータドライバ56と、4つのトナー補給モータ47と、それぞれ感光体ドラム31を回す4つのドラムモータ29と、ローラ59を回すベルトモータ58と、それぞれミキサ35、36及びマグネットローラ37のうちの一方又は両方を回す4つの現像モータ60とを備えている。更に、制御システム51は4色のトナーセンサ38が検出したそれぞれのトナー濃度値が決められた範囲内であるかどうかを検出する。制御システム51はそれぞれトナーカートリッジ16Y、16M、16C、16Kのトナーエンプティを検出してもよい。
このような構成のMFP10は原稿がセットされると、スキャナ部12が原稿面の画像を読取る。画像処理部13は4色の画像データを生成する。4色の画像形成部16Y、16M、16C、16Kの各露光装置33は感光体ドラム31上に静電潜像を生成する。現像器25はマグネットローラ37の外周面上にトナーを保持する。現像器25は磁気ブラシにより静電潜像へトナーを供給し、静電潜像を現像する。イエローの一次転写ローラ40は感光体ドラム31上のイエロートナー像をベルト19上に一次転写する。ベルト19の走行により、マゼンタ、シアン、ブラックの各一次転写ローラ40は順番に各色成分のトナー像をベルト19上に一次転写する。二次転写部20は用紙にバイアスを与え、4色成分が重ねられたトナー像を用紙上に転写する。定着器21は用紙上にトナー像を定着させる。カラー印刷により4色のトナーが消費される。
図4はMFP10の計算部27によるトナー補給時間長の計算を含むトナーの均等補給のための計算例を示すフローチャートである。同図の処理を、各印刷ジョブがコントローラ22によって生成されたときに計算部27は実行し始める。例えば、一分当たりの印刷枚数が50PPM(pages per minute)の条件で、MFP10が用紙50枚の印刷を行う場合の例を述べる。
アクトA1において計算部27はシステムより画素数情報を取得する。印刷開始前に全ての印刷枚数分の画素数情報をMFP10は取得する。システムとは制御システム51を指す。
アクトA2において計算部27は4色成分それぞれについて、対応する色の画素数情報から必要なトナー補給時間を取得しあるいは算出する。例えばイエローの現像器25へトナーカートリッジ16Yからのトナー補給時間が50秒と取得又は算出される。
このトナー補給時間は、現像器25への補給トナーの落下量を測定することによって、トナー補給時間の適切な値が求められる。また、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーの各トナー補給時間も予め測定されて決定されており、アクトA2において計算部27はそれぞれの値を算出する。例えば4色ともトナー補給時間を50秒と算出される。
引続き、アクトA3において、計算部27は印刷を開始した後、印刷が終了する時間を、印刷枚数と印刷スピードから計算する。
図5は計算部27及び駆動制御部28による均等に分割された時間毎のトナー補給のタイムチャートである。計算部27は印刷枚数50枚という情報から印刷ジョブの終了時間を算出し、図5(a)に示すように、一印刷ジョブのジョブ継続時間を求める。印刷ジョブが例えば60秒間ということが決まる。図5(b)には、アクトA2において既に求められたトナー補給時間としての追従補給時間が50秒と決められている。
引続き、図4のアクトA4において、計算部27又は駆動制御部28は、50秒というトナー補給時間を複数に均等に分割する計算を行うとともに、トナー補給モータ47の動作オンの期間と動作オフの期間とを決定する。図5(c)にトナー補給モータ47のオンのタイムチャートを示す。図5(d)にトナー補給モータ47のオン信号の立上りの繰返し回数を示す。これらの図5(c)、図5(d)の例では、駆動制御部28はトナー補給時間50秒を500個に均等に分割し、1回のトナーの分割補給時間を100msに割当てしている。分割数500の決め方は分割補給時間の時間長に依存する。
分割補給時間であるトナー補給最小単位が100msであることは駆動計算部27により補給トナーの現像器25への落下の度合いから決定される。
また、100msのトナー補給最小単位に対して、トナー補給モータ47を20ms間オフさせる際、この20msは100msのトナー補給最小単位と、図5(a)の一ジョブ継続時間とにより決められる値である。トナー補給最小単位はステッピングモータの仕様を考慮してもよい。各色のトナー補給モータ47についても同様に計算部27は決定する。
決定により、MFP10は、オン時間が100ms、オフ時間が20msを1セットとする分割補給を500回繰返す。用紙50枚分に含まれる全ての画素数を印字するためには、このMFP10はトナー移送部26を使ってトータル50秒間のトナー補給時間長を必要とする。MFP10は、トータル50秒間のトナー補給時間長を、50枚分の印刷ジョブの継続時間中で500に均等に分割し、このトナー移送部26を使った分割補給を500回繰返す。分割補給により現像器25内のトナー濃度の不均一性を抑えることができる。MFP10によれば、分割補給の実行によって、現像器25が小型であっても、現像器25内の撹拌性の劣化がなくなり、トナー濃度を安定にすることができる。印刷が始まる前に、図5のような分割補給のシーケンスを作成でき、トナー濃度を印刷中均一にすることができ、画質が安定化する。
また先の印字ジョブが終わった後、次の印字ジョブが始まるまでの間、MFP10は通常のトナー補給制御を行う。MFP10は4箇所の現像器25内のトナーセンサ38からの検出電圧を読む。MFP10は何れかのトナーセンサ38によってトナー濃度が閾値よりも小さいと判断すると、現像器25の動作モードを強制トナー補給モードにし、トナー移送部26によってトナーを補給させる。各現像器25のトナー濃度は均一に保たれる。
一般に現像容器が小型化するにつれ、撹拌性が悪化し、トナー濃度が不均一になりやすくなる。画像形成装置は印刷を中断し、強制トナー補給動作に入りやすくなり、印刷のパフォーマンスが本来持つ性能に比べて劣化する。これに対してMFP10によれば、分割補給によってトナー塊や凝集が崩されるため、現像器25内のトナー濃度の均一性を保ち続けられる。
以上のように、MFP10では、ある1ジョブの印刷開始前に画素数情報を取得し、この画素数情報をもとにその印刷に必要な補給時間を計算し、補給時間内で均等に補給制御を行うため、現像制御をより安定させることができるようになる。また、印刷が終了するまでのジョブ継続時間と、トナー補給時間との関係からトナー補給モータ47のオン、オフ時間を算出し、オン、オフ時間の時間長を、印刷時間(ジョブ継続時間)とトナー補給量(トナー補給時間長に相当)とに応じて変えることで、印刷動作開始と同時に均等な量のトナー補給を行うことができる。トナー補給量そのものはトナー移送部26等の機構によって定まる量であるため、MFP10はトナー補給量をトナー補給時間長によって求める。
また、画素数情報及び印刷枚数に基づいて原稿面の読取り画像が濃いときと薄いときとで、MFP10はトナー補給モータ47のオン、オフの間隔を変化させている。画素数及び印刷枚数に応じて適切なトナー補給を行える点で、実施の形態に係る画像形成装置は一定量のトナーを一定間隔で補給するに過ぎない分割補給と異なる。
(変形例)
上記分割補給の補給時間の均等制御では、一ジョブ継続時間が500回の分割補給に割当てされていた。ジョブ継続時間の代わりに用紙1枚の印刷出力に要する時間を均等に分割して、この時間内で分割補給を実行してもよい。
図6は変形例に係る画像形成装置による分割補給動作を説明するためのタイムチャートである。図6(a)に複数の用紙への画像形成処理の実行継続時間を示す。同図は図5(a)の時間幅を拡大した例を示している。図6(b)はトナー分割補給実行中(オン)であるか否(オフ)であるかを示し、用紙毎の補給動作オンオフのタイムチャートである。同図は図5(b)の時間幅を拡大した例が示されている。
図6(c)に、変形例に係る画像形成装置による均等分割された分割補給の制御タイミングを示す。マーク(四角形)が補給中を表す。図6(d)は図5(c)の信号をジョブ継続時間に亘って拡大した例を示す図である。図6(c)に示すように、駆動制御部28は用紙1枚毎に、トータルのトナー補給時間長(追従補給時間)を複数均等に分割している。駆動制御部28は一ジョブ継続時間を印字枚数50で除算して用紙1枚毎の印字出力時間を求める。駆動制御部28はトータルのトナー補給時間長を印字枚数50で除算して用紙1枚毎の別のトナー補給時間長を求める。駆動制御部28は求めたこのトナー補給時間長を用紙1枚毎の印字出力時間内で均等に分割して補給制御を実行する。このように、MFP10は、一ジョブ継続時間の範囲で、分割補給を実行する区間を変更することができる。
尚、上記の実施形態は実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。上記の実施形態では、トナー移送部26のトナー搬送経路は管45であったが、トナー搬送経路としては管45に限られるものではない。種々の搬送路断面構造を持つ代替品でも可能であることは言うまでもない。トナー搬送経路の途中にモータ駆動される回転撹拌部材46を設けておいてもよい。回転撹拌部材46はトナー補給モータ47の代わりに、MFP10の機体内の空間にセットされたカップラから回転力を受けてもよい。
トナー補給時間が予め測定される際、トナー自体の影響も存在する。トナーの保管時の温度によりトナー塊の凝集の度合いが異なる。トナー自体の組成などもトナー搬送のされ易さの要因となり、トナー補給時間の長短を変える要因となる。上記実施形態ではトナー自体の組成も適宜される。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…MFP(画像形成装置)、11…本体、12…スキャナ部、13…画像処理部、14…ラインメモリ、15Y、15M、15C、15K…画像形成部、16Y、16M、16C、16K…トナーカートリッジ、17…給紙部、18…搬送機構、19…ベルト、20…二次転写部、21…定着器、22…コントローラ、23…感光体(像担持体)、24…潜像形成部、25…現像器、26…トナー移送部、27…計算部、28…駆動制御部、29…ドラムモータ、30…ドラム、31…感光体ドラム、32…帯電器、33…露光装置、34…容器、35,36…ミキサ、37…マグネットローラ、38…トナーセンサ、39…受け口、40…一次転写ローラ、41…クリーナ、42…除電器、43…カートリッジ容器、44…排出口、45…管、46…回転撹拌部材、47…トナー補給モータ(モータ)、48…画素数カウンタ(カウンタ)、51…制御システム、52…バス、53…CPU、54…ROM、55…RAM、56…モータドライバ、57…現像モータ、58…ベルトモータ、59…ローラ、60…現像モータ。

Claims (5)

  1. 画像データ、印刷枚数および印字の画素数を含む印刷ジョブの前記画像データにより像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成部と、
    この潜像形成部による前記静電潜像をトナーおよびキャリアを含む二成分現像剤により現像する現像器と、
    この現像器内への補給トナーを収納するトナーカートリッジと、
    このトナーカートリッジから前記現像器内へ前記補給トナーを移送するトナー移送部と、
    このトナー移送部から前記現像器への前記印刷ジョブに必要なトナー補給時間長を前記画素数から求め、この印刷ジョブのジョブ継続時間を前記印刷枚数から求める計算部と、
    この計算部による前記トナー補給時間長を前記ジョブ継続時間内で均等に分割し、それぞれ等しい時間長を持つ複数の時間内で前記トナー移送部に分割補給を実行させる駆動制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記駆動制御部は、前記均等分割された複数の時間内における前記トナー移送部による移送の動作のオン期間およびこの動作のオフ期間の情報と、前記トナー補給時間長内における前記動作のオンおよびオフの繰返し回数とにより制御を行う請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動制御部は前記ジョブ継続時間を前記印刷ジョブ中に含まれる印字枚数で除算して用紙1枚毎の印字出力時間を求め、前記トナー補給時間長を前記印字枚数で除算して前記用紙1枚毎の別のトナー補給時間長を求め、前記他のトナー補給時間長を前記印字出力時間内で均等に分割して補給制御を実行する請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記計算部は、前記トナー移送部による単位時間当たりのトナー移送量を予め保持し、このトナー移送量により前記トナー補給時間長を計算する請求項1〜請求項3何れか一記載の画像形成装置。
  5. 前記トナー移送部は、前記トナーカートリッジの排出口および前記現像器の供給口に連結された管と、この管内へ前記排出口から前記補給トナーを送る前記トナーカートリッジ内の回転撹拌部材と、この回転撹拌部材を回すモータとを備え、
    前記トナー移送部による単位時間当たりのトナー移送量は、前記管の内径、前記回転撹拌部材の一回転によるトナー排出搬送量および前記モータの回転角速度によって予め見積もりされる請求項1〜請求項4何れか一記載の画像形成装置。
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