JP2014132991A - 放射性薬剤製造システム用カセット及び放射性薬剤製造システム - Google Patents

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Abstract

【課題】使い易さを向上させると共に、より品質が担保された放射性薬剤を製造することができる放射性薬剤製造システム用カセット及び放射性薬剤製造システムを提供する。
【解決手段】放射性薬剤製造システム用カセット10は、基板13と、配管12と、カセット10の使用回数情報及びカセット10の識別情報の少なくとも一方を保持する情報保持部11とを備える。放射性薬剤製造システム1は、当該放射性薬剤製造システム用カセット10を着脱自在に固定可能な固定部4と、情報保持部が保持する情報を読み取る情報読取部5とを備える。よって、当該使用回数情報及び識別情報をシステム1側で容易に把握でき、規定回数を超えたカセットの使用の防止及び識別情報を利用した様々な処理の実行が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射性薬剤製造システム用カセット及び放射性薬剤製造システムに関するものである。
例えば、病院等でのPET検査(ポジトロン断層撮影検査)等に使用される放射性同位元素標識化合物(RI化合物)は、放射性同位元素(RI:Radio Isotope)を所定の原料試薬と化学反応させるRI化合物合成装置で合成される。このような合成装置を有する放射性薬剤製造システムが、特許文献1に開示されている。この放射性薬剤製造システムは、固設モジュールと、複数の配管を基板に固定した使い捨てモジュールとを備える。この放射性薬剤製造システムでは、1回の合成が終了すると、使い捨てモジュールを新しいものに交換して、次の合成に備える。
特表2004−515330号公報
ここで、上述の放射性薬剤製造システムでは、さまざまな問題が生じていた。例えば、上記使い捨てモジュールは、1回ごとに交換する他に、規定回数にわたって使用する場合もある。しかしながら、上述の放射性薬剤製造システムにあっては、使い捨てモジュールを何回使用したかを把握することに手間がかかり、規定回数を超えているにも関わらず使用してしまうおそれがある。従って、使い捨てモジュールの滅菌性能が悪くなる可能性や、放射性薬剤に不純物が混ざる可能性等があり、放射性薬剤の品質の担保という面で問題がある。また、同一システムで複数種類の放射性薬剤を製造する場合に、対応する使い捨てモジュールを選定することや対応する動作設定に手間がかかり、当該選定や装置側での動作設定を誤る可能性もある。以上より、使い易さを向上させると共に、より品質が担保された放射性薬剤を製造することが要求されていた。
そこで本発明は、使い易さを向上させると共に、より品質が担保された放射性薬剤を製造することができる放射性薬剤製造システム用カセット及び放射性薬剤製造システムを提供することを目的とする。
本発明に係る放射性薬剤製造システム用カセットは、放射性薬剤を製造する放射性薬剤製造システムに交換可能に適用される放射性薬剤製造システム用カセットであって、基板と、基板に取り付けられる配管と、使用回数に関する使用回数情報、及び識別情報の少なくとも一方を保持する情報保持部と、を備える。
この放射性薬剤製造システム用カセットにおいては、情報保持部が使用回数情報を保持している場合には、システム側で容易に放射性薬剤製造システム用カセットの使用回数を把握できる。このため、規定回数を超えた放射性薬剤製造システム用カセットの使用を防止できる。また、情報保持部が識別情報を保持している場合には、システム側で容易に放射性薬剤製造システム用カセットの識別情報を得ることができる。これによって、当該識別情報を利用した様々な処理を行うことが可能となる。以上より、放射性薬剤製造システムの使い易さを向上させると共に、より品質が担保された放射性薬剤を製造することができる。
本発明に係る放射性薬剤システム用カセットにおいては、配管は基板の表面側に取り付けられ、情報保持部は基板の裏面側に取り付けられていてよい。このような構成により、配管が存在しない面に情報保持部を取り付けることができ、システム側において情報保持部が保持する情報を読み取り易くなる。
また、本発明に係る放射性薬剤製造システムは、上記放射性薬剤製造システム用カセットを着脱自在に固定可能な固定部と、情報保持部が保持する情報を読み取る情報読取部と、を備える。
この放射性薬剤製造システムでは、上述の放射性薬剤製造システム用カセットと同様な効果を得ることができる。
本発明に係る放射性薬剤製造システムは、情報保持部が保持する情報に基づいて放射性薬剤製造システム用カセットの使用回数を判別する第1判別部と、該第1判別部によって判別された使用回数が規定の使用回数を超えた場合に警告を行う第1警告部と、を備えてよい。この場合、作業者が規定回数を超えて放射性薬剤製造システム用カセットを使用しようとすると、第1警告部により警告がなされ、規定回数を超えるカセットの使用を防止できる。
本発明に係る放射性薬剤製造システムは、情報保持部が保持する情報に基づいて放射性薬剤製造システム用カセットに対応する放射性薬剤の種類を判別する第2判別部と、第2判別部によって判別された放射性薬剤の種類に応じた制御を行う制御部と、を備えてよい。この場合、制御部が、第2判別部により判別された放射性薬剤の種類に応じた制御を行うことによって、放射性薬剤製造システムは、判別された種類に係る放射性薬剤を製造するための動作を行うことができる。よって、作業者は、放射性薬剤製造システム用カセットの選定及び対応する動作設定に手間取ることなく、所望の放射性薬剤を製造することが可能となる。
本発明に係る放射性薬剤製造システムは、情報保持部が保持する情報に基づいて放射性薬剤製造システム用カセットの使用期限を判別する第3判別部と、第3判別部によって判別された使用期限が規定の使用期限を超えた場合に警告を行う第2警告部と、を備えてよい。この場合、作業者が規定の使用期限を超えたカセットを使用しようとすると、第2警告部により警告がなされ、使用期限を過ぎた放射性薬剤製造システム用カセットの使用を防止できる。
本発明に係る放射性薬剤製造システムは、情報保持部が保持する識別情報、及び当該識別情報に対応する放射性薬剤製造システム用カセットの使用態様を記憶する情報記憶部を備えてよい。この場合、識別情報に対応する放射性薬剤製造システム用カセットの使用態様についてのログをとっておくことが可能となる。
本発明によれば、放射性薬剤製造システムの使い易さを向上させると共に、より品質が担保された放射性薬剤を製造することができる。
本発明の実施形態に係る放射性薬剤製造システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す処理ユニットの一例である合成ユニットの構成を示す斜視図である。 図1に示す処理ユニットの一例である溶液調整ユニットの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る放射性薬剤製造システム用カセットの構成例を示す背面図である。 本発明の実施形態に係る放射性薬剤製造システムの処理内容の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る放射性薬剤製造システム用カセット、及び放射性薬剤製造システムの一実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る放射性薬剤製造システム1の構成を示すブロック図である。放射性薬剤製造システム1は、PET,SPECTなどの核医学検査に用いられる放射性薬剤(例えば、18F−FDG、11C−メチオニンなど)を製造するシステムである。ただし、放射性薬剤製造システム1は、ターゲットに荷電粒子線を照射して放射性同位元素を生成させる工程から、最終的な放射性薬剤が完成する工程までの全工程に係る構成要素を含んでいなくともよく、一部の工程を実行するための構成要素のみによって構成されていてもよい。例えば、放射性薬剤製造システム1は、放射性同位元素の精製までを行うシステムであってもよく、精製された放射性同位元素の合成のみを行うシステムであってもよく、両者を組み合わせたシステムであってもよい。図1に示すように、放射性薬剤製造システム1は、処理ユニット2と、情報処理部3とにより構成されている。
処理ユニット2は、放射性薬剤の製造工程において用いられ、放射性薬剤製造用カセット10(以下の説明では「カセット10」と称する)を交換可能に適用することで放射性薬剤の各製造工程に対応した処理を行う各種ユニットである。処理ユニット2として、例えば、溶液調整ユニット、精製ユニット、合成ユニットなどが挙げられる。溶液調整ユニットは、放射性同位元素を含む溶液から当該放射性同位元素を精製するために、溶液の濃度などを調整するものであり、精製ユニットは、溶液から放射性同位元素を精製するものである。また、合成ユニットは、放射性同位元素を所定の原料試薬と化学反応させるものである。これらの各種ユニットは、放射性薬剤製造システム1内に一つ又は複数備えられる。なお、処理ユニット2の上流側・下流側には放射性薬剤製造のための機器、部品、配管などが設けられる。ただし、図1では省略している。
処理ユニット2は、カセット10を固定するための固定部4と、カセット10の情報保持部11が保持する情報を読み取る情報読取部5と、を備えている。また、カセット10は、各種情報を保持する情報保持部11を有している。
処理ユニット2の固定部4は、製造する放射性薬剤の種類に応じて、種々のカセット10を着脱自在に固定できる。例えば、固定部4は、放射性薬剤Aを製造する場合には放射性薬剤A用のカセット10A、放射性薬剤Bを製造する場合には放射性薬剤B用のカセット10Bを固定する。なお、固定部4の詳細な構成については後述する。
カセット10の情報保持部11は、カセット10の使用回数に関する使用回数情報、及びカセット10の識別情報の少なくとも一方を保持している。使用回数情報とは、カセット10を何回使用したかを示す情報であり、使用回数に関するものであれば、その態様は特に限定されない。例えば、使用回数そのものを示す数値情報(1回ずつカウントし、10回使用した場合は「10」という数値情報を保持する)であってもよく、数値以外の情報態様(例えば「規定回数を使用済」という情報)であってもよい。あるいは、例えば使用する度に何らかの目印(例えば、図4(c)に示すようなパンチ孔11C)を付与し、その目印の数によって使用回数を表現するような間接的な表現であってもよい。
識別情報とは、カセット10を識別するための情報であり、例えば、個々のカセット10そのものを示すIDや番号など、カセット10固有の識別情報である。また、識別情報は、例えばカセット10で製造することができる放射性薬剤の種類やカセット10の型式など、カセット10が属するグループやカセット10が有する性質を示すような情報であってもよい(IDなどの固有の識別情報に加えてこれらの情報を含んでいてもよいが、個々のカセットのIDなどは有しておらずこれらの情報のみ含んでいてもよい)。その他、使用期限情報、製造日、出荷日などを含んでもよい。なお、カセット10の詳細な構成については後述する。
処理ユニット2の情報読取部5は、カセット10の情報保持部11が保持する上述の情報を読み取り、当該情報を情報処理部3に送信する。なお、情報読取部5の詳細な構成については後述する。
情報処理部3は、放射性薬剤製造システム1全体の制御処理を行う。情報処理部3は、処理ユニット2の制御処理を行うと共に、図示されないシステム中の各構成要素の制御処理を行う。情報処理部3は、物理的には図示しないCPU、ROM、RAM等により構成されている。また、情報処理部3は、機能的には、判別部6と、警告部7と、制御部8と、情報記憶部9とを備えている。これらは、情報処理部3のCPUが、情報処理部3のROMやRAM等の内臓メモリに格納されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される機能である。
判別部6は、情報保持部11が保持するカセット10に関する種々の情報を、情報読取部5を介して取得する。そして、当該取得した各情報に対応した、種々の判別及び判定を行う。例えば、判別部6は、使用回数情報又は識別情報により、カセット10の使用回数を判別し、当該使用回数が規定の使用回数を超えていないか否かを判定する。また、判別部6は、識別情報により、カセット10に対応した薬剤の種類やカセット10の使用期限を判別し、使用期限については規定の使用期限を超えていないか否かを判定する。
判別部6は、使用回数情報に基づいて使用回数を判別する場合、取得された使用回数情報を解析処理することによって、カセット10の使用回数を判別する。判別部6は、使用回数情報が、使用回数を示す数値情報であった場合は、直ちに使用回数を判別でき、使用回数情報が間接的な表現であった場合は(例えば図4(c)に示すようなパンチ孔11C)、所定の演算処理によって使用回数を判別する。処理ユニット2は、カセット10が使用された時に、当該使用をカセット10の情報保持部11が保持する使用回数情報に反映させる構造を有していてよい(不図示)。これにより、判別部6は、カセット10が使用される度に、新たな使用回数情報を情報読取部5を介して取得し、最新の使用回数を判別することができる。また、カセット10を一旦取り外して再度使用する場合、あるいは他のシステムにおいて使用する場合であっても、情報保持部11は、過去の積算使用回数も反映された使用回数情報を保持した状態であるため、判別部6は、過去の積算使用回数も考慮した使用回数を判別することができる。
判別部6は、識別情報を用いて使用回数を判別する場合、識別情報(ここでは、IDなどのように個々のカセット10固有の識別情報)に対応するカセット10を特定した状態で、使用毎にカウントすることにより、当該カセット10の使用回数を判別することができる。判別部6は、当該識別情報を有するカセット10に対応するカウント数(使用回数)を参照することで、使用回数が規定回数以内かどうかを判定できる。この時のカウント数は、判定のためにその場限りで用いられるものであってもよいが、(例えば、規定回数に至る前にカセット10が処理ユニット2から取り外される場合もあるため)情報記憶部9や外部のサーバ100に格納されてもよい。これにより、カセット10を一旦取り外して再度使用する場合、あるいは他のシステムにおいて使用する場合には、判別部6は、取得したIDなどを照会させることにより、放射性薬剤製造システム1自身の情報記憶部9又は外部のサーバ100において格納された過去の積算使用回数も判別することができる。なお、判別部6は、カセット10に対応する放射性薬剤の種類や使用期限などの情報も、情報保持部11が保持している情報を直接読み込むことによって判別してもよいが、取得したIDなどを照会させることにより、放射性薬剤製造システム1自身の情報記憶部9又は外部のサーバ100に格納されているデータベースなどから判別してもよい。
警告部7は、判別部6によって判別及び判定された結果に基づき、警告を行う。例えば、判別部6により、カセット10の使用期限が過ぎていると判定された場合やカセット10の使用回数が規定回数を超えていると判定された場合に、警告部7は警告を行う。また、警告部7は、カセット10で製造できない種類の放射性薬剤を製造するときに、当該カセット10がセットされた場合に警告を行ってもよい。これらの警告は、例えば、モニタへの警告表示、警告音の出力、固定部4をロックしてカセット10を取り付けできないようにする、又は放射性薬剤製造システム1自体にロックをかけ動作を行えないようにするなど、種々の態様でなされてよい。
制御部8は、判別部6によって判別された結果に基づき、種々の制御を行う。例えば、判別部6により、カセット10に対応した薬剤の種類が判別された場合、制御部8は当該種類に応じた制御を行う。この制御を行うための処理内容は、制御部8や情報記憶部9が有していてもよく、カセット10が有していてもよい。また、種々の制御は、自動的に行ってもよく、作業者の操作を受けてから行ってもよい。
情報記憶部9は、放射性薬剤製造システム1内で用いられる各種情報を記憶する機能を有している。また、情報記憶部9は、情報保持部11が保持する識別情報、及び当該識別情報に対応するカセット10の使用態様を記憶する機能も有している。例えば、情報記憶部9は、取得した識別情報に対応するカセット10の使用回数、使用日時、使用場所(使用された装置)、使用者などの情報を記憶してよい。
次に、処理ユニット2及びカセット10の構造について、さらに詳細に説明する。まず、図2及び図3を参照して、処理ユニット2及びカセット10の構造の概要を説明する。図2は処理ユニット2の一例である合成ユニット15の構成を示す斜視図、図3は処理ユニット2の一例である溶液調整ユニット16の構成を示す斜視図である。
処理ユニット2は、所望の処理を行うために必要な、センサ、ポンプ、駆動部、弁、機構などを備えた装置に、各種容器や配管などを組み付けることによって構成される。処理ユニット2を構成する装置には、後述するカセット10の貫通孔に対向する位置に、押圧部材Sが設けられている。押圧部材Sは、例えばエアの力で前後動するエアシリンダによって構成される。
カセット10は、基板13及び配管12を備えている。当該基板13は、例えばポリプロピレン、シリコン、ポリウレタン、テフゼル、テフロン(登録商標)などの樹脂材料によって構成された略矩形のものであり、配管12を取り付け可能な複数の保持部Fを有している。当該複数の保持部Fの一部に配管12を取り付けることにより、所望の配管構成を形成できる。
処理ユニット2に固定されたカセット10の配管12は、処理ユニット2内の各種容器、処理ユニット2の外部の機器や部品と接続される。また、カセット10に取り付けられる配管12は、処理ユニット2の押圧部材Sによって押圧される。そして押圧部材Sの前後動により配管12を押し潰したり戻したりして開閉し、流路を自在に設定する。また、押圧部材Sと対向する位置において、基板13に貫通孔を設けておき、基板の取り付け面から当該貫通孔内に延びるような突出部を設けてよい。押圧部材Sと当該突出部で配管12を挟み込むことで、より確実に配管12を押し潰すことができる。
このような処理ユニット2及びカセット10によれば、複数の保持部Fのうちの一部に配管12を取り付けることにより所望の配管構成を形成することができ、押圧部材Sを制御することで自由自在に流路を設定できるため、1つの基板13を用いて、所望の薬剤を製造するための流路を形成することができる。その結果、1つの基板13を用いて、複数の種類の放射性薬剤を製造することが可能となる。また、カセット10を交換することによって、一つの処理ユニット2で複数種類の放射性薬剤を製造することができる。
具体的には、図2に示すように、合成ユニット15は、本体部41と、蓋部42とを有し、原料を反応させて標識化合物を含む放射性薬剤の合成を行うための反応器などが組みつけられている。本体部41の前面には固定部4が設けられ、当該固定部4によってカセット10が取り付け可能となっている。蓋部42は、本体部41に設けられたヒンジを介して、矢印Aの方向に90度開閉可能に設けられている。この蓋部42の内側の所定位置には、複数の押圧部材Sが設けられている。固定部4にカセット10を取り付け、蓋部42を閉めることで、押圧部材Sは配管12を押圧可能となる。よって押圧部材Sを前後動させ、配管12を押し潰したり戻したりすることで、流路を自在に形成できる。
また、図3に示すように、溶液調整ユニット16は、本体部41と、蓋部42とを有している。本体部41の前面には固定部4が設けられ、当該固定部4によってカセット10が取り付け可能となっている。蓋部42は、本体部41に設けられたヒンジを介して、矢印Bの方向に略180度開閉可能に設けられている。この蓋部42の内側の所定位置には、複数の押圧部材Sが設けられている。上述の合成ユニット15と同様、固定部4にカセット10を取り付け、蓋部42を閉めることで、押圧部材Sは配管12を押圧可能となる。よって押圧部材Sを前後動させ、配管12を押し潰したり戻したりすることで、流路を自在に形成できる。
次に、カセット10の構成について、図4を用いてさらに詳細に説明する。図4は、放射性薬剤製造システム1に用いるカセット10の構成例を示す背面図である。図4に示すように、カセット10において、情報保持部11(11A,11B,11C,11D)は、基板13の裏面13a側から読み取り可能になっている。また、配管12は基板13の表面側に取り付けられ、情報保持部11(11A,11B)は、基板13の裏面13a側に取り付けられている。情報保持部11としては、例えば、バーコード11A、ICチップ11B、パンチ孔11C、及び、切欠き部11D等がある。
図4(a)に示すバーコード11Aは、縞模様状の線の太さによって数値や文字を表す識別子であり、カセット10に関する情報を一定の規則に従い一次元のコードに変換し、デジタル情報として出力できるようにしている。なお、バーコード11Aは、一次元のコードに限らず、多次元のコードに変換するものであってもよい。このバーコード11Aには新たな情報を書き込むことはできない。ただし、一の処理ユニット2でカセット10を使用し、取り外した後に新たなバーコード11Aを発行して貼りなおしてもよい。これにより、当該処理ユニット2での使用回数情報を新たなバーコード11Aに反映でき、次にカセット10を使用する際に、過去の使用回数を判別できる。図4(b)に示すICチップ11Bは、カセット10に関する情報を記憶しておくための電子部品であり、主に半導体で構成された電子回路が複数の端子を持つ小型パッケージに封入されているものである。このICチップ11Bに対しては、カセット10が使用される度に新たな使用回数情報を書き込むことが可能である。図4(c)に示すパンチ孔11Cは、カセット10を使用する度に(あるいは、複数使用回数に対して一つのパンチ孔11Cを形成してもよい)カセット10の基板13に開けられる貫通孔であり、切欠き部11Dは、カセット10が有する識別情報に応じてその位置や大きさが異なっており、当該位置及び大きさによって、カセット10の識別情報を判別するためのものである。パンチ孔11Cを用いる場合、処理ユニット2は、カセット10の基板13にパンチ孔11Cを形成する機構が設けられる。
これら種々の情報保持部11(11A,11B,11C,11D)に対応し、種々の情報読取部5が用いられる。例えば、バーコード11Aに対してはバーコードリーダ、ICチップ11Bに対してはICリーダが用いられる。また、パンチ孔11Cに対しては、光源センサを用いてもよい。光源センサを用いる場合、具体的には、穴が開くべき箇所に光を照射し、カセット10を通過した光が何ヶ所かを検出することで、カセット10の使用回数情報を読み取ることができる。また、切欠き部11Dが設けられるべき箇所に光を照射し、カセット10を通過した光の位置や大きさを検出することで、カセット10の識別情報を読み取ることができる。なお、情報読取部5は、処理ユニット2において、例えばカセット10を固定した位置に設けてもよい。これによって、カセット10を固定部4に固定することで、情報読取部5は、直ちに情報保持部11の情報を読み取ることができる。また、情報読取部5は、固定部4から離れた位置に外付けされた専用の読取装置であってもよい。これにより、カセット10が有する情報保持部11の態様に合わせて、読取装置を容易に付け替えることができる。
次に、図5を用いて、本実施形態に係る放射性薬剤製造システム1の動作を説明する。図5は、放射性薬剤製造システム1の処理内容の一例を示すフローチャートである。ここでは、判別部6が、カセット10の使用期限、使用回数、及び対応する放射性薬剤の種類を判別する場合の例について説明する。
まず、処理ユニット2における固定部4に、カセット10を固定する(ステップS1)。次に、処理ユニット2における情報読取部5が、情報保持部11が保持するカセット10に関する情報を読み取る(ステップS2)。次に、情報処理部3における情報記憶部9が、情報読取部5を介して取得したカセット10に関する各種情報を記憶する(ステップS3)。
次に、情報処理部3における判別部6が、S2で読み取った情報に基づいてカセット10の使用期限を判別する(ステップS4)。そして、判別部6は、カセット10の使用期限が過ぎていないか否かを判定する(ステップS5)。カセット10の使用期限が過ぎていると判定された場合には、警告部7が警告を発生し(ステップS7)、その後、放射性薬剤製造システム1は動作を終了する。
一方、カセット10の使用期限が過ぎていないと判定された場合には、判別部6は、S2で読み取った情報に基づいて、使用回数を判別する(ステップS6)。そして、判別部6は、カセット10の使用回数が、規定回数以下であるか否かを判定する(ステップS8)。カセット10の使用回数が規定回数を超えていると判定された場合には、警告部7が警告を発生し(ステップS7)、その後、放射性薬剤製造システム1は動作を終了する。
一方、カセット10の使用回数が規定回数以下であると判定された場合には、判別部6は、S2で読み取った情報に基づいて、カセット10に対応した放射性薬剤の種類の判別を行う(ステップS9)。なお、カセット10が複数種類の放射性薬剤を製造可能である場合は、製造可能な種類を表示し、作業者が選択できるようにしてもよい。続いて制御部8は、判別部6により判別された薬剤の種類に応じた制御を開始する(ステップS10)。これにより、放射性薬剤製造システム1内の各構成要素が当該種類に係る放射性薬剤を製造するための動作を行うことによって、所望の薬剤を製造し(ステップS11)、放射性薬剤製造システム1の動作が終了となる。なお、S11の後、情報記憶部9が、カセット10のIDなどの固有の識別情報と、当該カセット10の使用態様とを関連付けて記憶してもよい。また、情報記憶部9は、当該情報をサーバ100やカセット10の情報保持部11へ送信してもよい。
次に、本実施形態における放射性薬剤製造システム用カセット10及び放射性薬剤製造システム1の作用・効果について説明する。
上述のような情報保持部5を用いない放射性薬剤製造システム用カセット及び放射性薬剤製造システムにおいては、カセットを何回使用したのかを把握することに手間がかかり、規定回数を超えているにも関わらず使用してしまうおそれがあった。このような規定回数を超えた使用を行うと、押圧部材で押圧した配管が元に戻らない等によって、押圧部材によって自在に流路を設定する機能に悪影響が及ぼされる可能性があった。また、滅菌性能を悪くし、放射性薬剤に不純物が混ざる可能性等があり、放射性薬剤の品質の担保という面で問題があった。
また、上述のような情報保持部5を用いない放射性薬剤製造システム用カセット及び放射性薬剤製造システムにおいては、同一システムで複数種類の放射性薬剤を製造する場合に、カセットの選定を誤る可能性があり、対応するカセットを正しく選定することや対応する動作設定をするために手間や時間がかかるという問題があった。また、カセットの選定を誤った場合や、動作設定を誤った場合は、所望の放射性薬剤を製造できず、あるいは品質に悪影響が及ぼされる。
一方、本実施形態における放射性薬剤製造システム1及びカセット10によれば、当該カセット10の情報保持部11が使用回数情報又は識別情報を有しているため、情報読取部5でこれらの情報を読み取ることができる。
すなわち、情報読取部5でカセット10の使用回数情報を読み取ることによって、放射性薬剤製造システム1側で容易にカセット10の使用回数を把握できる。このため、把握した使用回数を利用して、規定回数を超えたカセット10の使用を防止できる。これによって、品質が担保された放射性薬剤を製造することができる。特に、一旦、放射性薬剤製造システム1からカセット10が取り外されて再度使用される場合や、過去に別の放射性薬剤製造システム1でカセット10が使用された場合であっても、情報保持部11の使用回数情報を情報読取部5で読み取るだけの簡単な作業にて、容易に使用回数を把握できる。
また、情報読取部5でカセット10の識別情報を読み取ることによって、放射性薬剤製造システム1側で容易にカセット10の識別情報を得ることができる。このため、識別情報を利用してカセット10の使用回数を把握することができ、上述の使用回数情報を得た場合と同様の効果を奏することができる。また、識別情報を用いてカセット10に対応した放射性薬剤の種類等を容易に把握し、カセット10の選定や動作設定を容易に、且つ正確に行うことが可能となる。以上より、放射性薬剤製造システム1の使い易さを向上させると共に、より品質が担保された放射性薬剤を製造することができる。
また、本実施形態におけるカセット10によれば、情報保持部11は、配管12が取り付けられていない方の裏面13a側に取り付けられている。この場合、配管12の位置を気にすることなく情報保持部11を取り付けることができ、情報保持部11の取り付けが容易となる。また、読み取りの際の障害物となる配管12が裏面13a側に存在しないため、放射性薬剤製造システム1側において情報保持部11が保持する情報を読み取り易くすることができる。
また、本実施形態における放射性薬剤製造システム1によれば、判別部6と警告部7とを備え、判別部6は、カセット10の使用回数を判別し、使用回数が規定回数を超えていないかどうかを判定する。そして使用回数が規定回数を超えている場合には、警告部7が警告を行う。このため、作業者が規定回数を超えてカセット10を使用しようとすると、警告部7により表示や音による警告がなされ、作業者は規定回数を渡過している事に気が付くことができる。また、作業者が規定回数を渡過したカセット10を故意に使用しようとした場合であっても、警告部7によりロックがかかる等の措置を図ることにより、規定回数を超えた使用を防ぐことができる。よって、作業者がカセット10の使用回数について把握する手間を省き、かつ、規定回数を超えたカセット10の使用を確実に防止できる。
また、本実施形態における放射性薬剤製造システム1によれば、判別部6によりカセット10に対応した放射性薬剤を判別し、制御部8により当該判別した放射性薬剤に応じた制御を行う。このため、例えば判別部6により判別された放射性薬剤の種類が放射性薬剤Aの場合には、制御部8は、放射性薬剤Aを製造するプログラムを自動的に実行し、あるいは作業者が動作設定を誤った場合に注意喚起などを行うことができる。よって、作業者は、カセットの選定及び対応する動作設定に手間取ることなく所望の放射性薬剤を製造することが可能となる。
また、本実施形態における放射性薬剤製造システム1によれば、判別部6が、カセット10の使用期限を判別し、使用期限が過ぎていないかどうかを判定する。そして使用期限が過ぎている場合には、警告部7が警告を行う。このため、作業者が規定の使用期限を超えたカセット10を使用しようとすると、警告部7により表示や音声による警告がなされ、作業者は使用期限を超えたカセット10であることに気が付くことができる。また、作業者が使用期限を過ぎたカセット10を故意に使用しようとした場合にも、警告部7によりロックがかかる等の措置を図ることにより、使用期限を過ぎたカセットの使用を確実に防止できる。よって、作業者がカセット10の使用期限について把握する手間を省き、かつ、使用期限を過ぎたカセット10の使用を確実に防止できる。
また、本実施形態における放射性薬剤製造システム1によれば、情報記憶部9は、カセット10の情報保持部11が保持する識別情報や、当該識別情報に対応するカセット10の使用態様を記憶する。例えば、情報処理部3は、当該使用態様を情報記憶部9に保持しておいてよく、更にサーバ100に送信してよく、カセット10の情報保持部11に書き込んでよい。これによって、識別情報に対応するカセット10の使用態様についてのログをとっておくことができる。このため、カセット10の過去の使用態様などの情報は、識別情報と紐付けされた形で統合的に管理でき、作業者や管理者が、これらの情報を容易に参照して利用することが可能となる。例えば、過去にカセット10が使用されていた場合、当該ログを参照し、過去にどのような態様でカセットを使用したかを知ることができる。また、放射性薬剤製造システム1で正常に放射性薬剤を製造できない場合などに、当該ログを参照し、その原因を解明することができる。よって、カセット10及び放射性薬剤製造システム1の使い易さがより向上する。
なお、本発明に係る放射性薬剤製造システム用カセット及び放射性薬剤製造システムは、本実施形態に記載したものに限定されない。例えば、カセット10において、基板の形状・大きさや、配管構成を適宜変更してもよい。
また、判別部6は識別情報に基づいて、カセット10が不良品であるか否かや、不正品(例えばコピー品)であるか否かを判定することもできる。警告部7は当該判定結果により警告を行ってもよい。
1…放射性薬剤製造システム、4…固定部、5…情報読取部、6…判別部(第1判別部、第2判別部、第3判別部)、7…警告部(第1警告部、第2警告部)、8…制御部、9…情報記憶部、10…放射性薬剤製造システム用カセット、11…情報保持部、12…配管、13…基板。

Claims (7)

  1. 放射性薬剤を製造する放射性薬剤製造システムに交換可能に適用される放射性薬剤製造システム用カセットであって、
    基板と、
    前記基板に取り付けられる配管と、
    使用回数に関する使用回数情報、及び、識別情報の少なくとも一方を保持する情報保持部と、
    を備える放射性薬剤製造システム用カセット。
  2. 前記配管は前記基板の表面側に取り付けられ、
    前記情報保持部は前記基板の裏面側に取り付けられる、
    請求項1に記載の放射性薬剤製造システム用カセット。
  3. 請求項1又は2に記載の放射性薬剤製造システム用カセットを着脱自在に固定可能な固定部と、
    前記情報保持部が保持する情報を読み取る情報読取部と、
    を備える放射性薬剤製造システム。
  4. 前記情報保持部が保持する情報に基づいて前記放射性薬剤製造システム用カセットの使用回数を判別する第1判別部と、
    前記第1判別部によって判別された使用回数が規定の使用回数を超えた場合に警告を行う第1警告部と、
    を備える請求項3に記載の放射性薬剤製造システム。
  5. 前記情報保持部が保持する情報に基づいて前記放射性薬剤製造システム用カセットに対応する放射性薬剤の種類を判別する第2判別部と、
    前記第2判別部によって判別された放射性薬剤の種類に応じた制御を行う制御部と、
    を備える請求項3又は4に記載の放射性薬剤製造システム。
  6. 前記情報保持部が保持する情報に基づいて前記放射性薬剤製造システム用カセットの使用期限を判別する第3判別部と、
    前記第3判別部によって判別された使用期限が規定の使用期限を超えた場合に警告を行う第2警告部と、
    を備える請求項3〜5の何れか一項に記載の放射性薬剤製造システム。
  7. 前記情報保持部が保持する前記識別情報、及び当該識別情報に対応する前記放射性薬剤製造システム用カセットの使用態様を記憶する情報記憶部を備える請求項3〜6の何れか一項に記載の放射性薬剤製造システム。
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