JP2014129020A - 扉装置および前記扉装置を備えた車両 - Google Patents

扉装置および前記扉装置を備えた車両 Download PDF

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Abstract

【課題】ロック機構側のハンドル操作により、ストッパ機構側も作動させることができるようにした、操作性の良い扉装置の提供。
【解決手段】ハンドル7の操作により、リンク機構を介して、下側三角盤リンク35を回動させ、その突片部分39を回動させると共に、パッド保持ロッド49を下降させるように構成する。レールR側に矩形枠55が取付けられており、矩形枠55に対向した位置でハンドル7を操作すれば、ロック機構が働いて被係合用突片部分41を矩形枠55に係合する。その他の位置でハンドル7を操作すれば、ストッパ機構だけが働いて、パッド51をレールRの任意の位置の対向縁に上側から圧接させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ロック機構及びストッパ機構を備えた扉装置に関するものである。
特許文献1に記載の輸送用トラックのように、側部を伸縮幌式の扉で構成した車両がある。このような車両は、輸送中は、幌を伸長して側部を閉鎖し更にロック機構を働かせてロックしているが、荷物の取出しや積載等の作業中は、ロック機構を解除して幌を収縮し側部を開いている。
而して、このような側部伸縮幌式の扉では、傾斜面上に車両を停止させたときには、幌が不意に動いて伸長したり収縮したりしてしまう不都合が指摘されている。
特開平7−52655号公報 実開平7−13543号公報
それに対応するため、特許文献2では伸縮幌式の扉にストッパ機構を設けることが提案されているが、このストッパ機構は扉のロック機構とは別個独立したものとなっており、係止レバーを動かして係止杆をレール溝内に延出させ溝壁に圧接させることでストッパ機能を働かせている。
従って、ロック機構側のハンドルを操作してロック機構を解除し幌を伸長した後に、今度はストッパ機構側の係止レバーを操作することになり、加えて、係止レバーは概して下側レール側に取り付けられていることから、背を屈んで係止レバーを操作することになり、面倒であることは否めない。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、ロック機構側のハンドル操作により、ストッパ機構も作動させることができるものを提供することを、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、 上下のレールに対してスライド可能にガイドされた扉と、前記扉側に対して回動可能に連結されたハンドルと、それぞれ被係合用突片部分を有し、前記ハンドルの回動に応じて回動する下側リンク盤および上側リンク盤と、前記下側リンク盤の回動によりリンク機構を介して昇降するストッパとを備え、前記下側リンク盤および前記上側リンク盤の回動によりそれぞれの突片部分が倒伏回動すると共に下側に関しては前記ストッパが下降して、前記突片部分と前記ストッパが共に前記レール側に延出し、前記突片部分が前記レール側の係合部に係合するときには本ロックされ、前記ストッパが前記レール側の被圧接部に圧接するだけのときには仮ロックされることを特徴とするロック機構を備えた扉装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した扉装置において、ストッパの昇降手段は、下側リンク盤と平行な面内で平面運動する多節のリンク機構であることを特徴とする扉装置である。
請求項3の発明は、請求項2に記載した扉装置において、ストッパの昇降手段は、中間部を扉側に対して回動可能に連結されたシーソーリンクと、一端側が前記シーソーリンクに回動可能に連結され、他端側が下側リンク盤に回動可能に連結された円盤側リンクと、一端側が前記シーソーリンクに回動可能に連結された昇降リンク機構とで構成されていることを特徴とする扉装置である。
請求項4の発明は、請求項3に記載した扉装置において、昇降リンク機構は、シーソーリンクに一端側が回動可能に連結されたストッパ側リンクと、前記ストッパ側リンクの他端側に一端側が回動可能に連結されたパッド保持ロッドとで構成され、ストッパは前記ストッパ保持ロッドに外嵌され、レールの対向縁部よりも大径のパッドで構成され、前記パッド保持ロッドが下降してレール内に延出すると、前記パッドが前記レールの対向縁部に上側から圧接することで仮ロックされることを特徴とする扉装置である。
請求項5の発明は、請求項4に記載した扉装置において、パッド保持ロッドは、扉側に設けられたガイド筒に遊嵌されてガイドされていることを特徴とする扉装置である。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載した扉装置を備えた車両である。
請求項7の発明は、請求項6に記載した車両において、扉装置が伸縮幌を備えた側部扉に備えられていることを特徴とする車両である。
本発明の扉装置によれば、ロック機構側のハンドル操作により、任意の位置でストッパ機構も作動させることができ、しかもストッパ機構が扉の外面に露出させずに済む。
本発明の実施の形態に係る輸送用トラックの模式的側面図である。 図1に設けられた側部伸縮幌式扉に設けられた扉装置の外側から見た斜視図である。 図2に示す扉装置のリンク機構の説明図である。 図3に示すリンク機構のアンロック時とロック時との間の動作遷移の説明図である。 図4のアンロック時の状態を示す斜視図である。 図4のロック時の本ロック状態を示す斜視図である。 図4のロック時の仮ロック状態を示す斜視図である。
本発明の実施の形態に係る扉装置1を図面にしたがって説明する。
図1は車両の一種である輸送用トラックを示し、この輸送用トラックの側部には伸縮幌式の扉Dが設けられている。
この伸縮幌式の扉Dは伸縮幌Hの一側辺側に扉装置1が連設されており、この図では、扉装置1のロック機構が解除され、伸縮幌Hが収縮して一部開かれた状態が示されている。
図2に示すように、扉装置1の扉本体3の右側辺に伸縮幌Hが取付けられている。この扉本体3の上下と伸縮幌Hの骨部の上下にそれぞれコロ(図示省略)が連結されており、このコロが車体の側部開口の上下縁側にそれぞれ設けられた直線状のレールRのガイド溝Tにスライド可能に遊嵌されている。
扉本体3の外面側には取っ手5が設けられており、この取っ手5を握って左右方向に引くことで、扉本体3がレールRにガイドされてスライドすると共に伸縮幌Hが伸縮して開閉できるようになっている。
先ず、扉本体3側について説明する。
図3に示すように、扉本体3の内面側にはリンク機構が備えられており、ロック機構とストッパ機構がこのリンク機構を共用して構成されている。なお、説明の便宜のために、この図は扉本体3を透過して外側から見た状態でリンク機構が図示されている。
符号7はハンドルを示し、このハンドル7の一端側は扉本体3を回動可能に貫通したハンドル軸に扉本体3の外面側で連結されており、他端側はフリーになっている。このハンドル7はハンドル軸に対して手前側に起こすことが可能に連結されている。ハンドル7に対応して扉本体3の外面側には嵌込み凹部9が形成されており、ハンドル7はこの嵌込み凹部9に嵌め込まれているときは回動が規制され、フリー端側を離すように起こすことで嵌込み凹部9から脱着させると、回動できるようになっている。
このハンドル7を取っ手5の代わりに使用し、扉本体3を引いて側部を開けることもできる。
図3に示すように、ハンドル軸は扉本体3の内面側では、ハンドルリンク11の一端側に固定されており、この内側のハンドルリンク11は外側のハンドル7の回動操作に連動して回動する。
先ず、ハンドルリンク11の上側について説明する。
ハンドルリンク11の上側では、平行リンク13の一端側が扉本体3に対して回動可能に取付けられている。平行リンク13の取付け部は、ハンドルリンク11の取付け部と略同じ鉛直軸上にあり、ハンドルリンク11と平行リンク13の他端側は共に同じく右方に延びている。符号15は連結リンクを示し、この連結リンク15の下端側がハンドルリンク11の他端側と、上端側が平行リンク13の他端側とそれぞれ互いに回動可能に連結されて、平行リンク機構を構成している。扉装置1では、この平行リンク機構の平行移動案内を昇降手段として利用している。
平行リンク13の中間部には「く」の字状のロックリンク17の下端側の回動支点18が互いに回動可能に連結されている。ロックリンク17の「く」の字の凹部はフック部19になっており、平行リンク13の扉本体3側への取付け支点20側に相対している。このロックリンク17の上端側には、上側回動誘導ロッド21の下端部が連結されている。ロックリンク17を介して、平行リンク機構の平行移動案内がこの上側回動誘導ロッド21の上下方向の昇降動作に変換される。
符号23はスプリングを示し、このスプリング23の一端は扉本体3に取付けられ垂下しており、その下端はロックリンク17の上端側に取り付けられている。このスプリング23の扉本体3側の取付け部は、ロックリンク17によるロック保持(後述)を考慮して設定されている。
符号25は上側三角盤リンクを示し、この上側三角盤リンク25は扉本体3の上縁近くで扉本体3に回動可能に取り付けられている。上側三角盤リンク25は一辺が凹んで凹辺27になっており、この凹辺27の頂底近傍が扉本体3への取付け部となっている。この凹辺27の両端側が突片部分29、31となっており、凹辺27を扉本体3の上縁側に対向させたときに右側にくる連結用突片部分29に上側回動誘導ロッド21の上端側が互いに回動可能に連結されている。また、このとき左側にくる被係合用突片部分31が被係合用となっている。
次に、ハンドルリンク11の下側について説明する。
ハンドルリンク11の中間部には、下側回動誘導ロッド33の上端側が互いに回動可能に連結されている。
符号35は下側三角盤リンクを示し、この下側三角盤リンク35は上記した上側三角盤リンク25と同じ形状を有している。下側三角盤リンク35は、扉本体3の下縁近くで扉本体3に回動可能に取り付けられており、その取付部は上側三角盤リンク25の取付部の鉛直方向上にある。
下側三角盤リンク35の凹辺37と対向する頂角付近で、上記した下側回動誘導ロッド33の垂下した下端側が互いに回動可能に連結されている。二つの突片部分39、41のうち一方が被係合用になっている。
符号43はシーソーリンクを示し、このシーソーリンク43の中間部が回動支点として扉本体3に回動可能に支持されている。シーソーリンク43の左端側には、盤従動リンク45の上端側が互いに回動可能に連結されている。この盤従動リンク45は垂下しており、その下端側は、上記した下側三角盤リンク35をその凹辺37を扉本体3の下縁側に対向させたときに右側にくる連結用突片部分39に互いに回動可能に連結されている。また、このとき左側にくる被係合用突片部分41が被係合用となっている。
また、シーソーリンク43の右端側にはパッド側リンク47の上端側が互いに回動可能に連結されている。このパッド側リンク47の下端側はパッド保持ロッド49の上端側と互いに回動可能に連結されている。
パッド保持ロッド49は垂下しており、その下端側には弾性素材で形成された円環状のパッド51が外嵌されている。このパッド51にストッパとしての機能が担われている。パッド保持ロッド49の径はガイド溝Tの幅寸法よりも小さくなるよう設計されている。一方、このパッド51の外径はレールRのガイド溝Tの幅寸法より大きく、且つレールRの幅寸法より小さくなるよう設計されている。
パッド保持ロッド49はパッド51を完全に貫通して、その下端はパッド51から僅かに突出している。
符号53はガイド筒を示す。このガイド筒53は、扉本体3の下縁に沿って取付けられており、上下方向に開口している。ガイド筒53の下端は扉本体3の下縁と略面一となっている。
このガイド筒53に上記したパッド保持ロッド49が通されている。パッド51はガイド筒53の下端側にあり、パッド51の外径はガイド筒53の孔径より大きいので、通り抜けが規制されている。
次に、レールR側について説明する。
図2に示すように、レールR側には、係合部としての矩形枠55が取り付けられている。この矩形枠55は矩形の薄い平板に矩形開口57が形成されたものとなっている。矩形枠55の外幅寸法はレールRの幅寸法と略同じになっており、矩形開口57の幅寸法はガイド溝Tの幅寸法と略同じになっている。図示のように、矩形枠55はレールRのガイド溝T上に取付けられて、ガイド溝Tのガイド方向両側を矩形開口57の対向縁59、59が横架した状態となっている。
なお、上側のレールR側についても、矩形枠55が、下側の矩形枠55の鉛直方向上に同じように取付けられている。
ロック機構とストッパ機構は、上記したリンク機構の一部のリンクを共用しており、ロック機構は、ハンドル7から上側三角盤リンク25及び下側三角盤リンク35に至るリンク機構と、上下の矩形枠55、55によって構成されている。
また、ストッパ機構は、ハンドル7から下側三角盤リンク35を経由してパッド保持ロッド49に至るリンク機構によって構成されており、下側三角盤リンク35と平行な面内で平面運動する多節構造となっており、扉本体3の内側からの突出は邪魔にならないよう最低限に抑えられている。
次に、ロック機構とストッパ機構の動作について、図4にしたがって説明する。この図4は図3と同じく、扉本体3を透過して外側から見た状態でリンク機構が図示されている。
図4(A)はアンロック時を示す。
ハンドル7は嵌込み凹部9から取り外されている。
ハンドル7の上側では、スプリング23によりロックリンク17を介して上側回動誘導ロッド21は引き上げられており、上側三角盤リンク25の回動も規制されてその突片部分29、31は共に扉本体3側に収まる位置で対向した状態で保持されている。
また、ロックリンク17を介して平行リンク13が右上がり方向に引き上げられており、ハンドル7も横方向に引き上げられた状態となっている。
また、ハンドル7の下側では、ロックリンク17の引き上げにより、平行リンク機構が拡出状態に保持されている。
従って、ハンドルリンク11に連結された下側回動誘導ロッド33を介して下側三角盤リンク35の回動が規制され、その突片部分39、41は共に扉本体3側に収まる位置で対向した状態で保持されている。
また、下側三角盤リンク35の回動が規制されているので、それに連係したシーソーリンク43の回動も規制される。シーソーリンク43は左端側が引き下げられているので、反対の右端側では上がっている。従って、パッド側リンク47が引き上げられており、パッド51の上面がガイド筒53の下端に当接し、レールRのガイド溝Tの対向縁部より浮き上がっている。
従って、扉本体3をレールRに沿って押したり引いたりしたときに、上側三角盤リンク25と上側に設けられた矩形枠55、下側三角盤リンク35と下側に設けられた矩形枠55は互いに干渉し合わない。また、パッド51とレールRも互いに干渉し合わない。
図5は、この状態を斜視的に示したもので、扉本体3と伸縮幌Hはスムーズにスライドする。
図4(B)はロック時を示す。ハンドル7をスプリング23に抗して回動することで、アンロックからロックに変えている。
このとき、ハンドル7の上側では、ハンドル7の回動に連動して平行リンク機構のハンドルリンク11が時計周りに回動し、その回動に伴って、平行リンク機構の平行リンク13に連結されたロックリンク17が引下げられ、そのフック部19に平行リンク13の取付け支点20が掛かった状態となる。ロックリンク17の回動支点18が取付け支点20を乗り越える前は、スプリング23の付勢方向はロックリンク17のフック部19から取付け支点20を外す方向であるが、乗り越えると、ロックリンク17のフック部19に取付け支点20を掛ける方向に変わるので、ロックリンク17のフック部18に平行リンク13の取付け支点20が掛かった状態にロックされて、ハンドル7を離しても、その状態が維持される。
上側回動誘導ロッド21は、ロックリンク17の引き下げに伴って引き下げられ、その引き下げに伴って、上側三角盤リンク25は時計周りに回動することで、被係合用突片部分31を倒伏側に回動させる。従って、被係合用突片部分31が扉本体3より上方に最大限突出し、レールRのガイド溝T内に延出してその位置で保持される。このとき、被係合用突片部分31が矩形枠55に相対した位置にあるときは、矩形開口57に入り込み、回動方向先側の対向縁59に当接して移動が規制されることになり、本ロックされる。本ロック時には、扉本体3が車体の側縁と当接して位置決めされているので、被係合用突片部分31の先端の回動軌道が回動方向後側の対向縁59と干渉することなく、矩形開口57にスムーズに入り込む。
一方、ハンドル7の下側では、ハンドルリンク11に連結された下側回動誘導ロッド33を介して下側三角盤リンク35が反時計周りに回動することで、被係合用突片部分41を倒伏側に回動させる。従って、被係合用突片部分41が扉本体3より下方に最大限突出し、レールRのガイド溝T内に延出してその位置で保持される。そして、上側が本ロックされる場合には、被係合用突片部分41が矩形枠55の矩形開口57に入り込み、下側でも本ロックされる。このように、ハンドル7の操作により、ロック機構が働く。
なお、上下の三角盤リンク25、35とも、被係合用突片部分31、41はガイド溝Tの底面に当接しないので、本ロック時に底面に当って傷つくことは無い。
また、下側三角盤リンク35の回動に伴って、盤従動リンク45が持ち上げられると、シーソーリンク43のシーソー作用により反対側のパッド側リンク47が下がる。これにより、パッド保持ロッド49も下降し、それに外嵌されたパッド51がレールR側に延出し、レールRの対向縁に上側から圧接する。これにより、仮ロックされる。このようにして、ストッパ機構が働く。ロック機構が働かない、側部中間の位置では、このストッパ機構だけが働く。
その際、パッド側リンク47とパッド保持ロッド49は互いに回動可能に連結されて、パッド保持ロッド49はガイド筒53に遊嵌されてガイドされているので、パッド保持ロッド49は鉛直方向に姿勢が保持され、パッド51の下面全体が使われて圧接するので、安定的にストッパ機能が働く。
図6は、三角盤リンク25、35の係合による本ロック状態を斜視的に示したものである。ロック機構が働いているときは、この本ロック状態になっている。なお、結果的に、パッド51の圧接によるストッパ機構も働いているが、ロック機能自体は本ロックだけで十分果たされている。
図7は、パッド51の圧接による仮ロック状態を斜視的に示したものである。ストッパ機構が働いているときは、この仮ロック状態になっている。仮ロックは任意の位置で可能なので、伸縮幌Hの開き度合を調整できる。
上記したように、ロックはハンドル7の回動動作で行えるが、さらに、ハンドル7を嵌込み凹部9に嵌め込むことで、ハンドル7が回動しないように二重ロックを働かせている。
ハンドル7を回動させて、ロックリンク17のフック部19から平行リンク13の取付け支点20を外せば、スプリング23の弾性復元力により容易にアンロック状態に戻る。
本発明の扉装置1によれば、共通のハンドル7を操作することで、ロック機能もストッパ機能も働かせることができる。
また、扉装置のリンク機構は扉本体3の内面側に配設されているので、輸送中に塵や埃を巻き込むことはない。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても本発明に含まれる。
例えば、リンク機構を一部変形させても、請求項に記載の機能を果たせる限りは本発明に含まれる。
伸縮幌式の扉では特に軽く押したり引いたりしただけでも扉がスライドするので、特に本発明の扉装置を適用すると有利であるが、これに限定されず、スライド扉一般に広く適用できる。
D…伸縮幌式の扉 H…伸縮幌
R…レール T…ガイド溝
1…扉装置 3…扉本体
5…取っ手 7…ハンドル
9…嵌込み凹部 11…ハンドルリンク
13…平行リンク 15…連結リンク
17…ロックリンク 18…回動支点
19…フック部 20…取付け支点
21…上側回動誘導ロッド 23…スプリング
25…上側三角盤リンク 27…凹辺
29…連結用突片部分 31…被係合用突片部分
33…下側回動誘導ロッド 35…下側三角盤リンク
37…凹辺 39…連結用突片部分
41…被係合用突片部分 43…シーソーリンク
45…盤従動リンク 47…パッド側リンク
49…パッド保持ロッド 51…パッド
53…ガイド筒 55…矩形枠
57…矩形開口 59…対向縁

Claims (7)

  1. 上下のレールに対してスライド可能にガイドされた扉と、前記扉側に対して回動可能に連結されたハンドルと、それぞれ被係合用突片部分を有し、前記ハンドルの回動に応じて回動する下側リンク盤および上側リンク盤と、前記下側リンク盤の回動によりリンク機構を介して昇降するストッパとを備え、前記下側リンク盤および前記上側リンク盤の回動によりそれぞれの突片部分が倒伏回動すると共に下側に関しては前記ストッパが下降して、前記突片部分と前記ストッパが共に前記レール側に延出し、前記突片部分が前記レール側の係合部に係合するときには本ロックされ、前記ストッパが前記レール側の被圧接部に圧接するだけのときには仮ロックされることを特徴とするロック機構を備えた扉装置。
  2. 請求項1に記載した扉装置において、
    ストッパの昇降手段は、下側リンク盤と平行な面内で平面運動する多節のリンク機構であることを特徴とする扉装置。
  3. 請求項2に記載した扉装置において、
    ストッパの昇降手段は、中間部を扉側に対して回動可能に連結されたシーソーリンクと、一端側が前記シーソーリンクに回動可能に連結され、他端側が下側リンク盤に回動可能に連結された円盤側リンクと、一端側が前記シーソーリンクに回動可能に連結された昇降リンク機構とで構成されていることを特徴とする扉装置。
  4. 請求項3に記載した扉装置において、
    昇降リンク機構は、シーソーリンクに一端側が回動可能に連結されたストッパ側リンクと、前記ストッパ側リンクの他端側に一端側が回動可能に連結されたパッド保持ロッドとで構成され、
    ストッパは前記ストッパ保持ロッドに外嵌され、レールの対向縁部よりも大径のパッドで構成され、
    前記パッド保持ロッドが下降してレール内に延出すると、前記パッドが前記レールの対向縁部に上側から圧接することで仮ロックされることを特徴とする扉装置。
  5. 請求項4に記載した扉装置において、
    パッド保持ロッドは、扉側に設けられたガイド筒に遊嵌されてガイドされていることを特徴とする扉装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載した扉装置を備えた車両。
  7. 請求項6に記載した車両において、扉装置が伸縮幌を備えた側部扉に備えられていることを特徴とする車両。
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