JP2014128685A - プログラム可能な搾乳器 - Google Patents

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Abstract

【課題】とりわけ複数の互いに異なる母乳絞り出し(抽出)シーケンス又は曲線を生成するようプログラムできる搾乳器を提供する。
【解決手段】なかでも複数の互いに異なる搾乳シーケンス又は曲線を生成するようプログラムできる搾乳器が開示される。本発明の一実施形態では、モータ駆動式ポンプが、マイクロプロセッサ搭載コントローラを備える。様々な条件及び目的に合った種々の吸引曲線を内蔵したマイクロプロセッサ「チップ」付きカードが、この実施形態のコントローラをプログラムするために設けられる。搾乳器は、一シーケンス内での吸引レベルとレート(ペース)を同時に調節するのに用いられるコントローラを更に有する。例えば吸引力(真空)を増大させるとレート(サイクル)が減少し、真空度を減少させるとサイクルが増加する。プログラムは、利点をもたらすと考えられる1以上の新規な吸引シーケンスに関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、母乳を吸い出す搾乳器に関し、特に、モータ駆動式、例えば電動式の搾乳器に関する。
母乳で子供を育てている母親によって用いられる搾乳器は周知である。かかる搾乳器を用いることにより、授乳する女性は、必要に応じ又は便宜上、母乳を絞り出すことができ、さらに、後で用いるために母乳を集めておくことができる。母親によっては、例えば子供に母乳を飲むうえで問題があるとき、或いは、母親に母乳の量が過剰又は不足であり、或いは、乳首の痛み、変形又は損傷があるという問題があるときに搾乳器が必要な場合がある。
手動の搾乳器が、主として比較的安価であって且つ持ち運びやすいために普及している。しかしながら、手動式なので、ストロークレート(「レート」は、「ペース」と通称されている)及び生じる吸引圧力は不均一であり、ポンプを作動させるのが最後にはうんざりする場合がある。
電動式の搾乳器も又普及している。電動式搾乳器は、典型的には、標準の家庭用電流にプラグ接続される電気モータ付きの真空ポンプを有する非携帯又は半携帯型の実質的に大きなサイズのものである場合がある。この種のポンプの利点は、真空の制御及び調節が容易であること、そして両方の***を1度にポンプ吸引できるということにある。すなわち、授乳中の女性は、両手を自由に使って両方の***を同時にポンプ吸引できる場所に2つの搾乳器シールドを保持することができる。
電池式搾乳器も又開発された。これら電池式搾乳器は、真空の制御及び調節が容易であるということに加えて持ち運びが容易であるという利点を有している。かかる電池式携帯搾乳器は、例えば、特許文献1に記載されている。この搾乳器は、メデラ・インコーポレイテッド(Medela, Inc., )により“MINIELECTRIC”という商品名で市販されていて、軽量であり、良好な真空(即ち、負圧)調節を好ましい限度内で、例えば、約100〜約220mmHgで達成する。メデラ社によって市販されている“LACTINA ”型搾乳器も又、電池及び家庭用電流によって駆動できる別の形式の搾乳器である。この搾乳器は概要が特許文献2に開示されている。
電動のモータ駆動式搾乳器は、所与のポンプについて単一形式の「サイクル」を備えた状態でほぼ汎用的になものとして開発された。すなわち、より複雑精巧なポンプ内に納められた***に加えられるべき真空(負圧)を発生させる駆動機構が、負圧の増大(即ち、吸引力の増大)及び次の解放の特定のシーケンス又は曲線に歯車結合されている。これは、ある意味では、例えば幼児の乳飲み動作の再現を目指している場合が多い。しかしながら、搾乳器作用は、或る範囲の種々の条件、例えば、母親の乳首が何らかの理由で痛みがある場合、相当ひどい充血状態がある場合、幾分かの乳首への刺激が特に望ましい場合、排乳(刺激によって母乳の出をよくすること)や弛緩が特に関心対象となっている場合、母乳の量を多くしたい場合等に適用される。
搾乳器の中には、ユーザが加えられる真空の大きさ(又は量)及びポンプ作用の速さ(即ち、1分間当たりのサイクル数)を変えることができるものがある。従来技術では場合によっては、速さ及び真空レベルが互いに影響し合って速さが増大すると真空レベルも増大するようになる場合がある。しかしながら、基本的な「曲線」は固定状態のままなので、ユーザは、機械に組み込まれた特定の曲線内で最善を尽くして変化を付ける必要があり、これは、ユーザの全てにとって一般的に言えることである。
米国特許第4,964,851号 米国特許第5,007,899号 米国特許第4,929,229号
本発明の主目的は、とりわけ複数の互いに異なる母乳絞り出し(抽出)シーケンス又は曲線を生成するようプログラムできる搾乳器を提供することにある。
この目的のため、本発明は一実施形態では、母乳の絞り出しのために女性の***を受け入れる部分を備えた***シールドを有する搾乳器に関する。真空源が、***シールドと連通状態にある。第1のシーケンスに従って真空源を作動させる機構が設けられ、第2のシーケンスに従って真空源を作動させるコントローラが設けられる。
コントローラは、例えば排乳シーケンスである第2のシーケンスのための事前設定プログラムを有するのがよい。好ましくは、搾乳器は、コントローラのための複数の互いに異なるプログラムを有し、各プログラムは互いに異なるシーケンスを有している。
本発明の一実施形態では、モータ駆動式ポンプ(例えば、圧縮空気、電池及び(又は)家庭用電流)が、マイクロプロセッサ搭載コントローラを備える。様々な条件及び目的に合った種々の吸引曲線を内蔵したマイクロプロセッサ「チップ」付きカードが、この実施形態のコントローラをプログラムするために設けられている。ユーザが所望のプログラム選を択し、次に、入力をコントローラに与える機構によってそのカードを読み取る。第1の場合において、全体として吸引曲線がアドレス指定されている間、母乳絞り出しシーケンスも又、その特徴として正圧の状態になっているのがよいことは注目されるべきである。プログラミングは他の媒体によっても行うことができ、かかる媒体としては、ディスク、CD、赤外線データ転送方式、電子式送り方式(例えば、インターネット接続)等が挙げられる。
本発明によって得られる顕著で、しかも従来得られなかった利点は、搾乳器の吸引動作を種々の所望の条件に合わせて変更することが容易にできること及びこれがエンドユーザに委ねられるということにある。これに付随して得られる利点は、搾乳技術が引き続き進展するにつれ、新しく且つ改良された吸引曲線及びシーケンスを別のカード又は他のプログラム入力手段で入手できるということにある。
付随して得られる更にもう一つの利点は、プログラム可能なポンプがその用途及び作用に関するデータを記録することもできるということにある。例えばそのデータを記憶し、次に、例えばインターネット接続、磁気記録方式(ディスク又はカード)等によりダウンロードすることにより検索できる。このデータ検索は、ポンプは新しいデータで更新するため、場合によっては使用頻度をモニターするために医学研究において有用であろう。
さらに、乳幼児の特定の乳飲みパターンのプログラムを作成することができる。次に、このプログラムを用いてポンプを作動させ、次に、乳児の成長につれて経時的に変化させることができる。
本発明のさらに別の特徴によれば、事前プログラムされた排乳シーケンスを有する改良型搾乳器が提供される。排乳シーケンスは、搾乳器に設けられていて、このシーケンスを作動させるために用いられるボタン等を用いて利用できるようにすれば最も有利である。
本発明のさらに別の特徴によれば、搾乳器は、電気モータを有し、この電気モータは、真空を発生させる拡張可能な室構成装置の可動部材に原動力を伝える少なくとも第1及び第2のベルトを備えた減速駆動システムを有している。拡張可能な室構成装置は一実施形態では、1対のダイヤフラムポンプである。各ダイヤフラムポンプは、シェルに対して動くことができるメンブレンを有し、メンブレンは各々、それぞれのシャフトに連結されており、シャフトは各々、それぞれのベルトと共に直線運動可能にそれぞれのベルトに取り付けられている。
本発明は、別の顕著な特徴によれば、有利な特定の結果をもたらすと考えられる1以上の新規な吸引シーケンスを備えた搾乳器を提供することを目的としている。かかるシーケンスとしては、痛みのある乳首条件のための吸引方法(例えば、プログラム又は曲線)、母乳の出る量を増加させるための吸引方法、一般的な改良型吸引方法及び乳首への刺激のための方法が挙げられるが、これらには限定されない。
本発明の搾乳器の作動方法では、真空度を約20mmHg(最小真空度)から約250mmHg(最大真空度)の範囲内で変化させると同時に吸引サイクル全体を最大真空度で約25サイクル/分から最小真空度で約40サイクル/分まで変化させて、加えられる真空が低い場合にサイクルの数を増加させるようになっている。一般に、このプログラムは、長いサイクルにわたって低いピーク真空をもたらすことを目的としている。
母乳の出る量を増加させると考えられる本発明の搾乳器作動方法は、約50〜約150mmHgの範囲の負圧でポンプを約120サイクル/分のオーダの迅速なサイクルレートで作動させる段階を有する。この方法は、真空印加期間経過後その度ごとに間を置く段階、例えば、真空を約10秒間加え、次に2秒間の間を置く段階を更に有している。
本発明の更に別の特徴としての搾乳器の作動方法では、真空度を約20mmHg(最小真空度)から約250mmHg(最大真空度)の範囲内で変化させると同時に吸引サイクル全体を最大真空度で約78サイクル/分から最小真空度で約47サイクル/分まで変化させて、加えられる真空が低い場合にサイクルの数を増加させるようになっており、サイクルは、まず最初にピーク負圧まで増大し、次に、当初の勾配に沿ってスムーズに圧力の増大(負圧度の減少)を開始するが、次に少しの間、圧力の増加を遅くし、その後、負圧の解放のために本質的に当初の勾配を続ける曲線に従う。
本発明のさらに別の特徴は、コンパクトなハウジング設計及び***シールドの持ち運びケーシング及び二重ダイヤフラムポンプ送り機構を含む特徴を有するユニークな搾乳器組立体にある。
ダイヤフラムを流体(空気/母乳)から保護するための病気予防器具が更に提供される。本発明のこの特徴の一実施形態では、搾乳器用のダイヤフラムポンプは、全体として半球形の内側形状部を備えたシェルと、シェルとの間に形成された室内に得られる容積部を拡縮するよう半球形内側形状部内で動くことができる軟質メンブレンとを有する。メンブレンに連結された機構、例えば引き具が、メンブレンを移動させて容積部を拡縮させる。
容積部の拡縮に応じて空気を流通させるポートが、シェルに設けられている。
メンブレンを流体から隔離するカバーが、シェルとメンブレンとの間に着脱自在に設けられる。カバーは、クリーニング及び処分のうち少なくとも一方を行うために取り外し可能である。この目的のため、軟質メンブレンは、円周方向リムを有し、カバーはリム上に嵌着される。シェルには、カバーが実質的に気密嵌合関係をなしてリム上に嵌着された状態においてリムを包囲するよう寸法決めされた内側開口部が設けられる。カバーはそれにより、リムとシェルとの間にガスケットを形成する。可動部材を貫通して延びる一方向弁が更に設けられ、それにより可動部材と可動部材に取り付けられたカバーとの間の空気を排出できる。
本発明のさらに別の顕著な特徴は、シーケンス内の吸引レベルとレートを同時に調節するのに用いられる手動の制御方式、例えば回転ノブにあると考えられる。本発明のこの特徴では、吸引「力」と「速さ」は、互いに反比例の関係をなすように関連付けられている。例えば、吸引力(真空)を増大させるとレート(サイクル)が減少し、真空を減少させるとサイクルが増大する。
本発明の上記特徴及び利点並びに他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して本発明の実施形態についての以下の詳細な説明を読むと一層理解されよう。
本発明の特徴に従って構成された搾乳器組立体を前から見た斜視図である。 図1の搾乳器の側面図である。 図1の搾乳器を後ろから見た斜視図である。 底部から見た図1の搾乳器の斜視図である。 ダイヤフラムポンプが見えるようにカバーを取り外した状態で示す図1の搾乳器の平面図である。 底部に隣接した部分の図1の搾乳器の拡大側面図であり,プログラミングカードインサートスロットを強調して示す図である。 図1の搾乳器を下から見た斜視図であり、電池の配置状態を示している図である。 ダイヤフラムポンプ組立体のトップカバーを改造した状態で図1〜図5の搾乳器の主要構成部品を幾分分解して示す組立図である。 種々の構成部品とコントローラの相互作用を示す略図である。 本発明に従って実行できるデータ記憶及び検索処理の略図である。 搾乳器を種々の目的に合わせて作動させる一方法(曲線)を示す図である。 搾乳器を種々の目的に合わせて作動させる別の方法(曲線)を示す図である。 搾乳器を種々の目的に合わせて作動させる別の方法(曲線)を示す図である。 搾乳器を種々の目的に合わせて作動させる別の方法(曲線)を示す図である。 本発明の特徴に従って構成された搾乳器組立体の別の実施形態を前から見た斜視図である。 図15の実施形態を後ろから見た斜視図である。 本発明に従って構成された更に別の搾乳器の主要構成部品を幾分分解して示す組立図である。 図17の搾乳器のモータ駆動装置を前から見て示す拡大斜視図である。 図18と類似した図であるが、上から見た斜視図である。 ダイヤフラムポンプ機構の拡大組立図である。 図20の組立状態のダイヤフラムポンプの断面図である。 図20の組立状態のダイヤフラムポンプの側面図である。 図20の組立状態のダイヤフラムポンプの平面図である。 搾乳器の中央を通り、その長い方の横軸(側から側に向かう方向)に沿って後方に見て示す図17の組立状態の搾乳器の断面図である。 図22の図と類似した断面図であり、図22の平面の前方に位置する平面に沿って見た図である。 図22の図と類似した断面図であり、電気モータの後ろに位置する平面に沿って後ろから前へ見た図である。
搾乳器組立体
まず最初に、図1〜図7を参照すると、本発明の一形態としての搾乳器組立体は、見た目に美しく且つコンパクトなデザインになっている。この組立体の主要構成要素のハウジングは、剛性で且つ耐衝撃性の高いプラスチックで作られたケーシング10である。図示のように、このハウジングは、その垂直方向軸線に沿って全体として楕円形の断面をしており、ケーシングの外部に対して感じのよい湾曲した見た目を与えている。ケーシング10は、ハウジング上方部分11によってその上方端部が閉じられており、このハウジング上方部分にはキャリングハンドル12が取り付けられている。この第1の実施形態では、キャリングハンドル12の互いに反対側の端部には1対のクレードル15が形成されている。これらクレードル15は、それぞれの***シールド17の漏斗状部分16を受け入れてこれらを支持するようになっている。これら***シールド17(これら自体、搾乳器と呼ばれる場合がある)は、例えば特許文献1及び特許文献3に示されて説明されている形式のものである。***シールド17に関する詳細は、これら米国特許を参照すると得られるが、本明細書においてはその説明を省くことにする。というのは、本願で開示する本発明の特徴は、母乳絞り出し作業に適している限り、使用される***シールドで左右されることはないからである。
しかしながら、一般に、***シールド17は、容器(瓶)18に連結された導管構造体と連通する上述の漏斗状部分16を有する。この特定の***シールド17は、手動によるポンプ作用とモータを利用したポンプ作用の両方に適している。***シールドは、手動によるピストンポンプ(図示せず)は取り付けられて1動作モードで用いられるよう螺着されたカラー20を有している。電動式真空ポンプを用いる場合、カラー20の内側には漏斗状部分と連通するポートが設けられ、このポートには、真空ポンプからの管が真空を***シールドに導くよう解放自在に連結されている。この場合も又、かかる詳細は周知であり、刊行物のうちとりわけ上述の米国特許から入手できる。何れか一方のモードの作用を説明すると、***シールド17の幅が広くなった(円錐形)部分を***に当てて真空を***シールド内に引き、それにより、***に加えられる引張力により母乳を吸い出す。***から吸い出された母乳を瓶18内に集める。
図15及び図16は、搾乳器10′の外部の変形例を示している(プライム記号付きの符号は、類似しているが、改造又は設計変更が施された部分を示している)。この変形例では、***シールド17は、ハンドル12′によって支持されておらず、ユニットの後部に取り付けられたホルダ26内に支持されている。
駆動モータ
まず最初に図8を参照すると、ケーシング10内には駆動ユニット25が収納されている。当然のことながら、例えばこの実施形態で用いられるダイヤフラムポンプについて任意の数の駆動装置を用いることができる。当然のことながらポンプの形式(ダイヤフラム、ピストン等)は、本発明の或る特定の特徴にとって必ずしも重要なものではない。しかしながら、この実施形態について適したものとして示された搾乳器の駆動機構は、減速駆動装置と、12VDCモータ28とから成るダイヤフラムポンプ用リニア駆動装置である。
図8の実施形態は、上方ハウジングの改造型カバーを除き、図1〜図7の実施形態と実質的に同一であり、図8の実施形態はカバー35の一部としてダイヤフラム34のための剛性シェル24を有していることは注目されよう。ダイヤフラムポンプ30について以下に詳細に説明する。
図17は、ダイヤフラムポンプ30用の改造カバー35″及びシェル24″を備えている点を除き、図1〜図8のものと実質的に同一の本発明の搾乳器の更に別の変形例を示している。図15及び図16の実施形態の***シールドホルダも又、僅かに改造又は設計変更が施されている。この図17の実施形態を参照すると、搾乳器の内部の詳細の大部分は一段と理解されよう。
次に、特に図18、図19、図22〜図24を参照すると、減速歯車装置は、ベルト27a,27b,27cを有している。動力がモータ28のシャフト29から27aに伝達される。ベルト27aは、ホイール51の溝内に受け入れられており、このホイールは回転自在なシャフト52に設けられた駆動装置シャーシ62に取り付けられている。シャフト52は、ホイール51と一緒に回転するよう固定されている。フリーホイール53が、自由に回転するようシャーシ62に固定されたシャフト54に取り付けられており、ベルト27aの外部に係合し、ベルト27aによるホイール51との一層良好な表面係合状態を生じさせる。
シャフト52には小径の歯車55が取り付けられている。ベルト27bは歯付きであり、歯車55と噛み合う。歯付きベルト27bは回転シャフト57に固定された大径歯車56と更に噛み合っている(図22及び図24)。歯車56の一部は、小径歯車部分58である。これ又、歯の付いたベルト27cが、歯車58及び歯車59と噛み合っている。歯車59は、回転シャフト70に固定的に取り付けられている。シャフト70の各端部には小径歯車71a,71bが固定されている。歯付きベルト72a,72bはそれぞれ、歯車71a,71b及び自由に回転する歯車73a,73bと噛み合っている。
ダイヤフラムプッシャ(プッシュ/プル)シャフト74a,74bの一端部がそれぞれ、ベルト72a,72bにクランプされている。他端部は、それぞれ対応関係にあるダイヤフラムメンブレン部材34の内部に係合している(図22並びに図20及び図21(a)を参照されたい)。この場合、シャフト74a,74bとの螺合関係が用いられ、ねじ山付きナット状要素37がメンブレン36の補強中央領域内に設けられている(これに関し再度、ダイヤフラムポンプ30につき以下に詳細に説明する)。プッシャシャフト74a,74bの両方はそれぞれ対応関係にあるベルト72a,72bによって駆動されると縦列関係をなして動く。
したがって、モータ駆動シャフト29が回転すると、ベルト27aはホイール51を介してシャフト52を回転させる。すると、ベルト27bは小径歯車55によって駆動されてシャフト57を回転させ、それにより、大径歯車56及びその小径部分58を回転させて歯車部分58と大径歯車59を結合しているベルト27cを介してシャフト70を回転させる。これにより、歯車71a,71bを介して運動がベルト72a,72bに伝達され、直線運動がプッシャシャフト74a,74bに与えられる。モータシャフト29の方向を逆転させることにより前方ストロークの次に後方ストロークが生じる。かくして、上述した種々の歯車/ホイールを適当に選択することにより所望に応じて減速歯車装置が得られる。
ストロークの長さと共に移動経路に沿うシャフト74a,74bの位置を位置検出機構78によって検出し、この位置検出機構は、任意の標準型で周知のものであってよい。この検出機構78は、モータ28のシャフト29に取り付けられていて、計数器78bによって記録される歯付きホイール78aを用いている。計数器78bによって出力された信号は、搾乳器のCPUによって処理される。
負圧又は真空が、1対のダイヤフラムポンプ30で生じる。各ダイヤフラムポンプは、それぞれの剛性シェル24と組み付けられた上方ハウジング11内に設けられた可撓性メンブレン34を有している(これについては図20並びに図21(a)〜図21(c)を参照して以下に詳細に説明する)。メンブレン及びシェルは、実質的に気密係合状態にある。メンブレン34がシェル24から引き離されると、シェル内部とメンブレンとの間の空間内に真空が生じ、シェルに設けられた出口ポート31を介してこの真空に接近することができ、この出口ポートには、真空をそれぞれ対応関係にある***シールド17に導くよう管32が連結されている。
電力が、電源コード38を介して通常の家庭用電流を介して、或いは、電気化学電池39、例えば、1対の6V−1.2Ah鉛−酸型式の充電式電池を介して得られる。電源コード38は、ハウジング下側部分13の底部に設けられた窪み内に保管可能に都合良く配置されたラップアラウンドマウント(wrap around mount )に取り付けられている。図7は、下側ハウジング13内に形成された窪み41を示しており、かかる窪みを介して電池40をケーシング10内に形成された受け具内に挿入し、この受け具は、窪みのためのカバー42を有している。図7は、分かりやすくするためにラップアラウンドマウントの細部を省いて示している。
真空とレート(ペース)を反比例の関係で制御する単一のスイッチ
オンオフスイッチ又はノブ45(図9参照)が、ケーシングに設けられており、このノブ45は、この目的のためには回転又は押しボタンであるのがよい。それにもかかわらず、この実施形態ではこのノブは回転且つ押しボタンである。というのは、これは加えられるべき真空の大きさ(又は量)を制御するよう働くからである。ノブ45を回転させると、加えられるべき真空のレベル(吸引力)を増減する信号がノブの回し方に応じて発生する。この実施形態では、吸引力を増大させると、サイクル(レート)が減少する。すなわち、レートと力は反比例の関係にある。これは、有利な結果が得られると考えられる。ノブはオンオフのために押し込められる。
機能指示器
ケーシング10の外部から更に、LCDディスプレイ48、排乳ボタン49及びプログラムカードスロット50が更に見える(排乳シーケンス及びプログラム可能な特徴についても以下に詳細に説明する)。排乳ボタン49は、特に排乳に適した事前プログラムされた吸引シーケンス(これは、以下に説明する構成部品の状態で具体化されている)を起動し、母乳を噴出させる反射作用を刺激するのに用いられる。スロット50は、本発明の搾乳器に用いられるプログラミングカードのインタフェースアクセスとなる。
ディスプレイ48は、ポンプの種々の機能の視覚表示を与える。これは例えば、この場合にプログラムされたシーケンスのタイプ、吸引力のレベル、電池の状態等であるのがよい。
ダイヤフラム保護カバー
この実施形態では、2つのダイヤフラムポンプ30が、ケーシング10の頂部に形成された窪みの中に位置している。カバー35(35′,35″も同様(この場合も又、プライム記号付きの符号は、これらのプライム記号の付いていない対応部品と実質的に類似している))が設けられ、このカバーは、ハウジング上方部分11とほぼ面一をなした関係をなして窪みに被さった状態で取り付けられている。出口31が、例えば使用中における接近を容易にするためにカバー35に設けられた逃げ領域を貫通している。
シェル24は図8の実施形態のカバーに形成された状態で示されていることに注目されたい。図17の実施形態は、上方ハウジング内に着脱自在なやり方で、例えば、ポンプ作用又は圧送機構のメンブレンをクリーニングし又は交換するため及びシェルそれ自体(これらシェルの端部には握り33が設けられている)をクリーニングするために容易に接近できるようにするよう図20及び図21(a)〜図21(c)に示すスナップ嵌め又は締り嵌め係合関係で設けられたシェル24を有している。
図17の実施形態では、ダイヤフラム部材又はメンブレン34(これは、任意の適当な耐久性のある軟質且つ流体不浸透性の材料(これにより気密となるようにする)、例えば、ショアAスケール硬さが30〜70の範囲にあるシリコーンで作られたものであるのがよい)はその周囲が成形法により剛性プラスチックカラー85にぐるりと取り付けられている。カラー85は、外側フランジが設けられた複数の垂下した繋留ポスト86を有し、これら繋留ポストは、ハウジング上方部分11のそれぞれ対応関係にある窪みの内側リップと係合し、この窪みの中には、カラー85がメンブレン34を定位置にスナップ嵌めするよう受け入れられている。
病気予防的(保護)使い捨て/クリーニング可能なカバー36が、追加的に且つ有利に設けられており、これらカバー36は、ダイヤフラム34上にぴったりと嵌着し、これらダイヤフラムを空気及び***シールドからの他の流体から隔離する。カバー36は、メンブレンと同一の材料であるがこれよりも薄いもので作られたものであるのがよく、これ又同様に流体不浸透性である。
特に図20及び図21(a)〜図21(c)を参照すると、カバー36は各々、カバー36の周囲の周りにぐるりと環状窪みを形成する上向き折返し部87を有している。1対の円周方向ビード88,89(これらは、互いに垂直方向に僅かにずれている)が、環状窪みの底部領域によって形成されている。最も上に位置するビード88は、本カバー36とシェルとを実質的に気密係合状態にすることができるようシェル24′の外部で底部に沿って形成された環状リム溝90に嵌まっている。
内部チャンネル93が、ビード91及び肩92によってカバー36の内側底部内に形成されており、ビード及び肩はそれぞれ、カバーの周りに円周方向に延びている。この内部チャンネル93は、メンブレン34のカラー85に設けられた僅かに突出した縁部又はリム上に受け入れられる。かくして、保護カバー36とメンブレン34との間には気密嵌合状態が得られ、これは又、シェル24をメンブレン34上の定位置に解放自在に固定すると共にダイヤフラムポンプ30を完全なものにするのにも役立つ。
また、一方向弁95が、メンブレン34に設けられ、この弁がメンブレン34とその上に位置するカバー36との間に生じる場合のある空間と連通することに注目されたい。この弁により、例えば始動の際の最初のストロークがシェル24にたまたま向かった場合でもメンブレンとカバーとの間に閉じ込められた空気を排出することができ、保護カバー36はしかる後、全体として面係合関係をなすダイヤフラム34の運動に追従する。
プログラム可能な特徴
本発明の1つの重要な特徴は、本明細書において言及されている場合があるように互いに異なる型式の吸引シーケンス又はサイクルで搾乳器をプログラムすることができるということにある。例えば、図9を参照すると、搾乳器は、複数の「チップ」カード61によりユーザインプットが入力される全体を符号60で示したマイクロプロセッサ利用システムを用いている。各チップカードは、EEPROM上に記録された1以上の所定のプログラムを有している。例えば、各カードは、排乳シーケンスと一緒に特定型式のシーケンスを有する場合がある。
MB90562タイプのEEPROMマイクロコントローラを一例として用いてもよく、或いは、別のものとしてはAtmel・2−ワイヤEEPROMチップカードマイクロコントローラを用いてもよい。これらにより約16Kのメモリが得られ、これは現在では十分であると考えられる。
プログラム(これらのうち幾つかの例について以下に説明する)は、従来方法で記録されており、いつでも使用できるように母親に提供される。プログラムされたチップカードをケーシング10の後部に設けられたスロット50に挿入し、するとこのプログラムされたチップカードは、マイクロプロセッサへのインタフェースに係合する。次に、選択されたチップカード61に記憶されている特定のプログラムがマイクロプロセッサ60に送られる。マイクロプロセッサ60は、駆動ユニット25と一体化されており、標準の技術によりDCに変換されるAC電源(図9に符号68で示されている)又は電池源39からの電力を用いて選択せれたプログラムに従って駆動ユニットの動作を行う。マイクロプロセッサ60は又、動力管理を制御することができる。
吸引力(例えば、生じる負圧の大きさ)は代表的には、上述したように回転操作ノブ45の操作によりユーザによっても調節可能であろう。それにもかかわらず、吸引力についてあらかじめ設定された範囲は、その後にユーザによりノブ45を用いて調節可能に初期設定値としてプログラム内に組み込まれているのが通例であろう。
本発明の一実施形態は、同じことをするのにチップカードを必要としないで稼動させることができる排乳シーケンス(母乳噴出反射作用)をもたらす。排乳シーケンス(以下に説明する)は、マイクロプロセッサ60内に予めプログラムされており、或いは、これをその時の既存の動作プログラムを無効にするような仕方で回路に接続してもよい。母親がこのシーケンスを稼動させたいと思った時、この母親はボタン49を押し、それにより電気信号を生じさせてこれをマイクロプロセッサ60に送る。すると、排乳プログラムが開始される。
チップカード61は、マイクロプロセッサ60をプログラムする唯一の方法ではないことは理解されよう。他の入力手段、例えば、より専用性の高いボタン、例えば、ボタン49を用いてもよく、これらボタンは各々、マイクロプロセッサ60に予めプログラムされた所与のシーケンスを作動させるよう設定されている。コードを入力するのに数値パッドを設けてもよい。プログラムを、電子データリンク、例えば、モデムにより、或いは光学的手段等によって提供してもよい。
またデータをチップカードへのダウンロード又は転送可能にマイクロプロセッサによって記録してもよい。またデータを直接チップカード上に記録してもよい。例えば、特定の子供の乳飲み動作を記録してこれをシーケンスの状態に変換できるということが考えられる。次に、このシーケンスをポンプにプログラムとして組み込むことができ、すると母親は、自分の子供であることを非常によく思い起こさせるポンプからの乳飲み動作を得ることができよう。
図10を参照して説明すると、次に搾乳器の動作データを備えたチップカード61aを、この場合コンピュータ77にリンクされたカード読取り装置76として示された「カードステーション」65のところで読み取る(ダウンロードする)。コンピュータ77は、データを、ここでは符号80で示された研究又はデータ監視施設への物理的な転送のために種々の利用可能な媒体、例えばCD、フロッピィディスク等に移すのに用いられる。またデータをインターネットインタフェースを通してモデム経由で単に転送してもよい。
新規な絞り出し方法(サイクル)
かくして、多種多様な吸引サイクル又はシーケンスを今や同一の搾乳ポンプ装置で利用できることが分かる。かかるサイクルが表示できる種類の方法の一例が、図11〜図15の記載内容から成る。
例えば図11は、“Standard Classic Program(標準プログラム)”としてメデラ・インコーポレイテッドによって言及されているものである。これは、既に開発されている搾乳器の作動方法であり、これは、例えばメデラ・インコーポレイテッドによって市販されている015“CLASSIC ”搾乳器によって提供される乳児の通常の乳飲み動作を想起させる一般的な最適吸引曲線を提供するものであると考えられる。図11のグラフで示されているように、負圧がy軸にとられ(単位はmmHg)時間(単位:秒)がx軸にとられている。この特定の方法では、サイクルは、毎分約47回に固定されており、吸引の大きさは一般に、約100〜約250mmHgの範囲内で調節可能である。
図12は、新規な“Sore Nipple Program (痛みのある乳首プログラム)”と呼ぶことができるものを示している。図11との比較において、真空範囲の下限が約20mmHgに減少し、全体的な吸引サイクルの持続時間が延長され、即ち、下限の約25サイクル(分)から約40サイクル/分に延ばされている。このプログラムにおいて加えられる真空が低い場合、サイクルの数が増大する。しかしながら、一般に、図11の“CLASSIC ”プログラムと比較して吸引作用がゆっくりと且つ穏やかである。
図13は、母乳出力の増大を生じさせると考えられる搾乳器の新規な作動方法を示している。これは、周期的なポンプセッション相互間で1日当たり数回実行されるプログラムである。この方法では、搾乳器を約120サイクル/分のオーダの迅速なサイクルレートで、好ましくは、真空を或る期間加えた後、間を置き、この場合、真空を10秒間加えた後、次に2秒間の間を置いて作動させる。負圧は、約50〜約150mmHgの範囲にある。図13の差し込み図中の詳細が真空印加の迅速性及び急勾配を示していることに注目されたい。
搾乳器を作動させる新規な“Superior Program(優良プログラム)”と称された方式が図14に示されている。約100〜約250mmHgの真空範囲を選択し、サイクルは毎分約47〜約78の範囲にある。サイクルレートと真空を、例えばサイクルが減少すると真空の大きさが増大し、即ち、反比例の関係が成り立つように関連付ける。このプログラムは、まず最初にピーク負圧に達し、次に、負圧の増大の勾配と類似した(ただし、逆向きの)勾配に沿って圧力の増大(負圧度の減少)をスムーズに開始させるが、次に、圧力の増大をちょっとの間、緩慢にし、その後、負圧の解放のための本質的に最初の勾配を続けるシーケンスの点で上述の“CLASSIC ”プログラムと若干異なっている。排乳シーケンスも又、この“Superior Program”に組み込まれており、約50〜約150mmHgの真空範囲を利用し、この場合サイクルは毎分約80〜約160の範囲内にある。
かくして、本発明を或る特定の実施形態及び用途との関連で説明したが、当業者であれば、本発明の精神に属する改造例、設計変更例及び置換例を想到できるので、これら変形例は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲に属するものである。
10 ケーシング
17 ***シールド
25 駆動ユニット
30 ダイヤフラムポンプ
49 排乳ボタン
50 プログラムカードスロット
60 マイクロプロセッサ
61、61a チップカード
65 カードステーション
76 カード読取り装置
77 コンピュータ

Claims (36)

  1. 母乳の絞り出しのために女性の***を受け入れる部分を備えた***シールドと、前記***シールドと連通状態にある真空源と、第1の波形形状を備えた曲線を有する第1のシーケンスに従って前記真空源を作動させる機構と、前記第1の波形形状と異なる第2の波形形状を備えた曲線を有する第2のシーケンスに従って前記真空源を作動させるコントローラとを有することを特徴とする搾乳器。
  2. 前記コントローラは、前記第2のシーケンスの事前設定プログラムを有し、該事前設定プログラムは、排乳シーケンスであることを特徴とする請求項1記載の搾乳器。
  3. 搾乳器の作動方法であって、乳児の乳飲みシーケンスの圧力波形を少なくとも経時的な吸引力の観点から記録する段階と、搾乳器を前記記録に従って作動させるようプログラムする段階とを有することを特徴とする方法。
  4. 前記機構は、電気モータを有し、前記モータは、真空を発生させる拡張可能な室構成装置の可動部材に原動力を伝える少なくとも第1及び第2のベルトを備えた減速駆動システムを有していることを特徴とする請求項1記載の搾乳器。
  5. 前記拡張可能な室構成装置は、ダイヤフラムポンプであることを特徴とする請求項4記載の搾乳器。
  6. 2つのダイヤフラムポンプが設けられ、前記ダイヤフラムポンプは、シェルに対して動くことができるメンブレンを有し、前記メンブレンは各々、それぞれのシャフトに連結されており、前記シャフトは各々、前記それぞれのベルトと共に直線運動可能にそれぞれのベルトに取り付けられていることを特徴とする請求項5記載の搾乳器。
  7. 前記それぞれのシャフトは、縦列関係をなして駆動されることを特徴とする請求項6記載の搾乳器。
  8. 搾乳器用のモータ駆動装置であって、回転出力を備えたモータと、前記回転出力と連携した減速駆動システムとを有し、前記減速駆動システムは、真空を発生させる拡張可能な室構成装置の可動部材に原動力を伝える少なくとも第1及び第2のベルトを備えていることを特徴とするモータ駆動装置。
  9. 前記拡張可能な室構成装置は、ダイヤフラムポンプであることを特徴とする請求項8記載のモータ駆動装置。
  10. 2つのダイヤフラムポンプが設けられ、前記ダイヤフラムポンプは、シェルに対して動くことができるメンブレンを有し、前記メンブレンは各々、それぞれのシャフトに連結されており、前記シャフトは各々、前記それぞれのベルトと共に直線運動可能にそれぞれのベルトに取り付けられていることを特徴とする請求項9記載の搾乳器。
  11. 前記それぞれのシャフトは、縦列関係をなして駆動されることを特徴とする請求項10記載の搾乳器。
  12. 母乳の絞り出しのために女性の***を受け入れる部分を備えた***シールドと、前記***シールドと連通状態にあり、真空力を印加する真空源と、前記真空源のモータ駆動装置と、前記圧力源からの真空力の大きさを変化させ、かつ真空印加レートを変化させる機構と、コントローラとを有し、前記コントローラは、レート制御入力を前記機構に与えると共に、大きさ制御入力を前記機構に与えて、前記真空力を、前記レートと反比例の関係に従って変化させるようになっており、前記コントローラに作動的に接続された単一の手動式スイッチを更に有し、前記手動式スイッチは、前記反比例の関係に従って前記真空力および前記レートを同時に調整する範囲に亘る入力を前記機構に与えることを特徴とする搾乳器。
  13. 前記スイッチは、回転ノブであることを特徴とする請求項12記載の搾乳器。
  14. 図12の曲線に従って真空の大きさ及びそのサイクルを変化させる搾乳器の作動方法。
  15. 図13の曲線に従って真空の大きさ及びそのサイクルを変化させる搾乳器の作動方法。
  16. 図14の曲線に従って真空の大きさ及びそのサイクルを変化させる搾乳器の作動方法。
  17. 搾乳器の作動方法であって、真空度を約20mmHg(最小真空度)から約250mmHg(最大真空度)の範囲内で変化させると同時に吸引サイクル全体を最大真空度で約25サイクル/分から最小真空度で約40サイクル/分まで変化させて、加えられる真空が低い場合にサイクルの数を増加させるようになっていることを特徴とする方法。
  18. 母乳の出る量を増加させると考えられる搾乳器の作動方法であって、約50〜約150mmHgの範囲の負圧で前記ポンプを約120サイクル/分のオーダの迅速なサイクルレートで作動させる段階を有していることを特徴とする方法。
  19. 真空印加期間経過後その度ごとに間を置く段階を更に有していることを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 前記真空を約10秒間加え、次に2秒間の間を置くことを特徴とする請求項19記載の方法。
  21. 搾乳器の作動方法であって、真空度を約20mmHg(最小真空度)から約250mmHg(最大真空度)の範囲内で変化させると同時に吸引サイクル全体を最大真空度で約78サイクル/分から最小真空度で約47サイクル/分まで変化させて、加えられる真空が低い場合にサイクルの数を増加させるようになっており、サイクルは、まず最初にピーク負圧まで増大し、次に、当初の勾配に沿ってスムーズに圧力の増大(負圧度の減少)を開始するが、次に少しの間、圧力の増加を遅くし、その後、負圧の解放のために本質的に前記当初の勾配を続ける曲線に従うことを特徴とする方法。
  22. 前記搾乳器のための排乳シーケンスを含み、前記搾乳器を前記排乳シーケンスで作動させる段階を更に有することを特徴とする請求項18,19又は21記載の方法。
  23. 搾乳器用のポンプであって、シェル及び前記シェルに対して動くことができる部材によって構成される室と、前記可動部材に連結されていて、前記可動部材を移動させて前記室内に形成される容積部を拡縮させる機構と、前記シェルに設けられていて、前記容積部の拡縮に応じて流体を流通させるポートと、前記シェルと前記可動部材との間に着脱自在に設けられていて、前記可動部材を流体から隔離するカバーとを有し、前記カバーは、クリーニング及び処分のうち少なくとも一方を行うために取り外し可能であることを特徴とするポンプ。
  24. 前記カバーは可撓性であることを特徴とする請求項23記載のポンプ。
  25. 前記可動部材は円周方向リムを有し、前記カバーは前記リム上に嵌着され、前記シェルには、前記カバーが実質的に気密嵌合関係をなして前記リム上に嵌着された状態において前記リムを包囲するよう寸法決めされた内側開口部が設けられており、前記カバーはそれにより、前記リムと前記シェルとの間にガスケットを形成していることを特徴とする請求項24記載のポンプ。
  26. 前記可動部材を貫通して延びる一方向弁を更に有し、前記弁は、前記可動部材と前記可動部材に取り付けられた前記カバーとの間の空気を排出できることを特徴とする請求項24記載のポンプ。
  27. 全体として半球形の内側形状部を備えたシェルと、前記シェルとの間に形成された室内に得られる容積部を拡縮するよう前記半球形内側形状部内で動くことができる軟質メンブレンと、前記メンブレンに連結されていて、前記メンブレンを移動させて前記容積部を拡縮させる機構と、前記シェルに設けられていて、前記容積部の拡縮に応じて空気を流通させるポートと、前記シェルと前記メンブレンとの間に着脱自在に設けられていて、前記メンブレンを流体から隔離するカバーとを有し、前記カバーは、クリーニング及び処分のうち少なくとも一方を行うために取り外し可能であり、前記軟質メンブレンは、円周方向リムを有し、前記カバーは前記リム上に嵌着され、前記シェルには、前記カバーが実質的に気密嵌合関係をなして前記リム上に嵌着された状態において前記リムを包囲するよう寸法決めされた内側開口部が設けられており、前記カバーはそれにより、前記リムと前記シェルとの間にガスケットを形成しており、前記可動部材を貫通して延びる一方向弁を更に有し、前記弁は、前記可動部材と前記可動部材に取り付けられた前記カバーとの間の空気を排出できることを特徴とする搾乳器用ダイヤフラムポンプ。
  28. 女性の***の少なくとも一部を受け入れる部分を有する***シールドと、前記***シールドと連通状態にある圧力源と、少なくとも排乳シーケンスと、該排乳シーケンスと異なるもう1つのシーケンスとを創出するために前記圧力源を作動させる機構と、を有することを特徴とする搾乳器。
  29. 前記機構が、モータ駆動装置を有することを特徴とする請求項28記載の搾乳器。
  30. コントローラを更に有し、該コントローラは、前記モータ駆動装置を作動させるための少なくとも2つの予めプログラムされたシーケンスを含み、前記予めプログラムされたシーケンスの1つが排乳シーケンスであり、もう1つが搾乳シーケンスであることを特徴とする請求項29記載の搾乳器。
  31. シーケンス選択装置を更に有し、前記排乳シーケンスが操作者によって選択可能であることを特徴とする請求項29記載の搾乳器。
  32. 搾乳のために女性の***の少なくとも一部を受け入れる部分を有する***シールドを準備し、前記***シールドと連通状態にある圧力源を準備し、排乳シーケンスにより前記圧力源を作動させ、搾乳シーケンスにより前記圧力源を作動させることを特徴とする搾乳方法。
  33. 少なくとも排乳シーケンスと、該排乳シーケンスと異なるもう1つのシーケンスとを創出するために前記圧力源を作動させるようにプログラムされたコントローラを準備することを更に有することを特徴とする請求項32記載の搾乳方法。
  34. 母乳の搾り出しのための改良型搾乳器において、該搾乳器は、特に排乳反射作用を開始させるようになった搾乳器と関連している機構を有することを特徴とする搾乳器。
  35. 前記機構が、約50mmHgから約150mmHgの範囲の真空圧、および約80から160サイクル/分の周期で排乳シーケンスを作動させることを特徴とする請求項27または34記載の搾乳器。
  36. 前記排乳シーケンスが、約50mmHgから約150mmHgの範囲の真空圧、および約80から160サイクル/分の周期を有することを特徴とする請求項32または33記載の搾乳方法。
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