JP2014127426A - 標識灯制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】格別な信号線を用いることなく、また、電力線搬送方式を用いることなく電源装置側から、各標識灯を制御するための制御信号を標識灯に送信することが可能な標識灯制御装置を提供する。
【解決手段】電源装置1の位相制御出力を、通常時の切換えパターンとは異なるパターンで切換えて制御信号S2(図3)とする。この切換えパターンによる位相制御出力の組合せを標識灯10(40)側で識別し、標識灯10(40)の投光窓部41、41に付着する雪を融かすために加熱手段25(46)を作動させる。
【選択図】図1
【解決手段】電源装置1の位相制御出力を、通常時の切換えパターンとは異なるパターンで切換えて制御信号S2(図3)とする。この切換えパターンによる位相制御出力の組合せを標識灯10(40)側で識別し、標識灯10(40)の投光窓部41、41に付着する雪を融かすために加熱手段25(46)を作動させる。
【選択図】図1
Description
本発明の一実施形態は、交流電源電圧を位相制御した出力により直列接続した複数個の標識灯を付勢する標識灯制御装置に関する。
例えば空港における標識灯制御装置においては、定電流電源装置に複数個の標識灯を互いに直列的に接続して付勢するようにしている。このような標識灯制御装置においては、標識灯の光出力を薄暮、夜間、雨天、曇天等周囲の環境条件に応じて複数段階に制御するようにしている。例えば光度比率を100%、25%、5%、1%、0.2%の5段階に制御するようにしている。
このような光度比率の制御は、交流電源の出力を位相制御して標識灯への供給電流値を変更することにより行われ、電球負荷の場合、例えば6.6A、5.2A、4.1A、3.4A、2.8Aに切換えることにより行っている。
一方、近年においては、光源として電球以外の新たな光源例えばLED(発光ダイオード)を用いた標識灯が提案されている。この新たな光源を用いた標識灯では、従来の電球を用いた標識灯とは異なる構成、課題等を有する。
例えば、LED等の半導体発光素子を光源とする場合には、点灯用の直流電源回路が必要であり、また、光出力制御用の点灯回路が必要である。すなわち、LEDの光出力特性は電球のそれとは異なるため、LED光源の標識灯と電球光源の標識灯とを同じ定電流電源装置で付勢する場合には、前記6.6A〜2.8Aに対するLEDの光出力を電球の光出力特性に合わせる光出力制御手段が必要である。
また、半導体発光素子を光源とする場合には、電球に比して消費電力が小さく、発熱量も小さい。このため、投光部に雪が積もった場合に、この雪を融かすことができず、雪に遮られて所要の照射特性を得られなくなるという課題が生じることがある。また、投光部内面に結露が生じた場合に、この水滴を蒸発できずに所要の照射特性を得られなくなるという課題が生じることがある。
さらに、半導体発光素子を光源とする場合には、光出力制御のために電子回路等が用いられるが、これら半導体発光素子、電子回路の状態監視、点検が必要になることもある。
上記のように、半導体発光素子のような新たな光源を用いた標識灯では、電球のときとは異なる構成、異なる課題等を有するため、管制室等から標識灯を多岐に亘って制御、監視、点検等できることが望まれる。
しかし、標識灯制御装置において、上記のような光度比率の制御以外の制御を行うことは困難であった。その理由は、制御信号を送信するための信号線を配設することが困難なためである。すなわち、空港の標識灯システムは、総延長が通常数百メートル〜数千メートルと広範囲にわたって配設されるものである。また、空港を工事のために閉鎖することは困難である。このため、制御信号用の配線を施すことが、価格的にも施設工事的にも困難である。
これに対し、特許文献1に示されるように定電流電源装置からの給電線を利用して、給電波形に高周波信号を重畳して制御信号とするものが提案されている。
しかし、特許文献1のように定電流電源装置から給電線を利用して、給電波形に信号を重畳するもの(電力線搬送)では制御信号を発生して給電線に重畳する手段が必要であるし、受信側では信号の分離等の手段が必要である。
また、高周波信号は、数百メートル〜数千メートルに亘って伝送しようとすると減衰の問題が発生し、ノイズとの混信の問題も生じ易い。
このため、より一層の簡便化、低価格化を図れ、信号伝送の正確性を向上した制御システムが要望されるところである。
本発明の実施形態は、このような事情を考慮してなされたもので、比較的簡単な構成で、電源装置側から各標識灯を制御するための制御信号を標識灯に送信することが可能な標識灯制御装置を提供することを目的とする。
本発明における一実施形態の標識灯制御装置は、位相制御出力を出力可能な電源装置、電源装置から付勢される複数個の標識灯、標識灯への制御信号を出力させる制御信号生成手段および制御信号に応じて標識灯の動作態様を制御する制御装置を有している。
前記電源装置は、設定された複数段階の内の何れかを指示する設定信号に応じて交流電源電圧を位相制御し、複数段階の位相制御出力の内の何れかを選択的に出力可能になされている。
前記標識灯は、電源装置の出力間に互いに直列的に接続され、電源装置の位相制御出力のレベルを判別するレベル判別部を有し、判別された位相制御出力のレベルに応じて負荷光源の光出力を制御する。
前記制御信号生成手段は、電源装置から出力される位相制御出力を時系列的に複数段階の内の2以上の組合わせとし、かつ、通常時に行われる位相制御出力の切換えとは異なるパターンで切換えることによって標識灯に制御信号として出力する。
前記制御装置は、各標識灯に設けられ、制御信号の内容に応じて標識灯の動作態様を制御する。
標識灯の動作態様とは、負荷光源の動作、監視動作、自己点検動作、付属装置の動作等多種多様な動作であることを許容する。そして、動作態様を制御するとは、少なくとも一つの動作態様を制御可能にしていることを意味している。
負荷光源は、好適にはLED(発光ダイオード)であるがその他半導体レーザ、有機EL素子等その他の素子であってもよい。また、発光色は、白色の他、任意の発光色でもよいし、異なる色の混合であってもよい。
本発明の一実施形態によれば、格別な信号線を要することなく電源装置側から制御信号を送信することができる。また、電源の位相制御出力を切換え、順序を組合わせるだけで制御信号を構成できるので、格別な信号生成手段や電力線搬送のように信号分離、波形整形のような手段も不要にでき、高周波信号に比して、安定した信号とすることができる。
以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は本発明の第1の実施形態である標識灯制御装置を示す回路図、図2は同じく電源装置の出力波形例を示す波形図、図3は同じく制御信号の例を示す波形図、図4は同じく埋込標識灯の一例を示す図であり、同(a)は平面図、同(b)は断面した概略側面図である。
電源装置1は、50Hz、60Hz等の正弦波交流電源4の出力電圧を位相制御して出力する。このような電源装置1の位相制御手段2としては、トライアック等双方向性の制御極付スイッチング素子、SCR等片方向性の制御極付スイッチング素子を逆並列接続したもの、整流ブリッジおよび片方向性の制御極付スイッチング素子を組合わせたもの等適宜任意に構成し得る。また、電源装置1は、位相制御手段2の導通位相を後述の設定信号S1に応じて制御する導通位相制御手段3を有している。
なお、図示は省略したが、電源装置1は周知のまたは当業者が適宜構成し得る電流フィードバック制御手段等を有し、出力電流が設定された設定信号S1に応じた電流値になるように導通位相制御手段3を介して位相制御手段2の導通位相を制御するようになっていることが好ましい。このような構成により、電源装置1を定電流電源装置とすることができる。
上記のような電源装置1に、外部例えば管制室等に設けられる設定信号発生手段5から設定信号S1を供給してその出力電流値を切換える。設定信号S1としては、例えば出力電流値を上述のように、6.6A、5.2A、4.1A、3.4A、2.8Aの5段階のいずれかに切換えるものである。もちろん、電流値の値、段階数はこれに限られるものではない。また、電源装置1を遮断状態にするために設定信号S1にて位相制御手段2を不導通に制御してもよいし、別途の遮断手段を用いてもよい。前記設定信号S1自体は、コード化された信号、手動操作に応じて入力される信号等どのような形態でもよい。
図2(a)〜(e)に前記出力電流値6.6A、5.2A、4.1A、3.4A、2.8Aの電流を出力するための位相制御波形例を示す。すなわち、(a)は電流値6.6Aを得る場合の位相制御波形、(b)は電流値5.2Aを得る場合の位相制御波形、(c)は電流値4.1Aを得る場合の位相制御波形、(d)は電流値3.4Aを得る場合の位相制御波形、(e)は電流値2.8Aを得る場合の位相制御波形である。
なお、電源装置1は、位相制御手段2に対してバイパス回路を設け、位相制御手段2の不導通期間にもわずかな電圧を出力するようにしてもよい。
そして、本実施形態においては、前記導通位相制御手段3および設定信号発生手段5を用いて、制御信号生成手段6を構成している。制御信号生成手段6は、前記の図2(a)〜(e)に示した位相制御出力を、通常時の切換えパターンとは異なるパターンで切換えて、この切換えパターンを制御信号S2として送出するものである。
すなわち、通常時には、周囲環境に応じて例えば薄暮から夜間に変化すると図2の(d)から同(e)の波形へと変化するように、光度比率が順次次のステップに移行するように変化することが多い。また、光出力のちらつきを起こさないように0.1秒とか1秒あるいはそれ以上の時間は同じ位相制御出力を継続させるようにし、短時間内に複数回位相制御出力を切換えることはない。
これに対して、制御信号生成手段6は、電源装置1の位相制御出力として、光度比率のステップを飛越した位相制御出力を組合せたり、交流電源4の半サイクル毎に位相制御出力を異ならせたりして制御信号S2を生成する。例えば、制御信号S2の一例としては、図3に示すように、出力レベル1(図2の(e)の位相制御波形)と出力レベル5(図2の(a)の位相制御波形)とを交互に交流電源4の4サイクル以上に亘って繰返し出力するようにする。繰返す期間は、信号伝送の確実性、通常時の切換えパターンとの区別の観点から10サイクル程度に設定することができる。
このような制御信号S2としては2種以上の位相制御出力の各種の組合せ、繰返し周期の設定等が可能であり、前記の通常時の切換えパターンと異ならせることが容易であるから、任意に形成可能である。
このような電源装置1の出力端間に複数個の標識灯10が互いに直列的に接続されている。ここで直列的とは、電気回路的に直列であることを意味し、中間に他の部品が介在している場合、介在していない場合の何れをも含むことを意味している。なお、図1では一つの標識灯10のみを詳細に表し、他の標識灯10については簡略化または省略している。
図1の実施形態では、可飽和装置11を介して標識灯10が直列的に接続されている。可飽和装置11としては、この種制御装置では通常ゴム被覆トランスと称される可飽和形のトランスを使用することができる。しかし、可飽和装置11としては他のものでもよいし、負荷光源の種類によっては省略することも可能である。
なお、標識灯10の形式は限定されるものではなく、埋込形、地上形、その他の何れであってもよい。
図1の実施形態における各標識灯10は、負荷光源12として複数個例えば2個のLED(発光ダイオード)を有するものである。また、標識灯10は、可飽和装置11の出力巻線の出力端間に3個のトランス13、14、15を直列的に接続している。第1のトランス13の出力側には、全波整流装置16および平滑コンデンサ17を接続している。平滑コンデンサ17の出力側には電圧調整装置18を設けて、この電圧調整装置18の出力をスイッチング手段19を介して光源12に供給可能にしている。
制御装置20は前記電圧調整装置18の出力電圧値を制御するとともに、スイッチング手段19をPWM(パルス幅制御)制御するものである。この制御装置20はマイクロコンピュータ等から構成され、演算機能、メモリ機能等を備えている。そして、電源装置1から送信される制御信号S2の内容と標識灯10の作動態様の制御内容との対応関係を記憶している。
第2のトランス14の出力は、整流化手段21により整流され、必要に応じて定電圧化手段22により定電圧化されて、前記制御装置20および所要の構成要素に動作電力を供給するようになっている。
第3のトランス15の出力は、レベル判別部23に入力される。レベル判別部23は例えば電流検出手段によって構成され、現在電源装置1から供給されている位相制御出力がどのレベルかを判別する。また、レベル判別部23を制御装置20の演算機能等によって構成してもよい。この場合、第3のトランス15の電流検出信号を制御装置20に入力して、制御装置20にて位相制御出力のレベルを判別させる。このレベル判別部23は、電流値からレベルを判別するものであってよいし、位相制御波形から導通期間を検出してレベルを判別するものであってもよい。
また、前記平滑コンデンサ17の出力側には制御スイッチ24を介してヒータ等の加熱手段25が設けられている。この加熱手段25は後述するように、好ましくは標識灯の投光窓部に配設される。
つぎに、本実施形態の作用を説明する。通常の標識灯10の点灯時には、電源装置1の位相制御手段2は設定信号発生手段5からの設定信号S1に応じて、図2の(a)〜(e)のいずれかの位相制御電圧を出力する。各標識灯10では、第3のトランス15の出力から電流値あるいは位相制御波形を検知し、レベル判別部23がレベルを判別する。制御装置20は検知したレベルに応じて電圧調整装置18の出力電圧値を制御する。
また、制御装置20は、検知したレベルに応じてスイッチング手段19をPWM制御(オンデューティの制御=一周期期間中のオン期間制御)して光源12の光出力を制御する。すなわち、図2の(a)時のレベルであるときには光度比率100%、図2の(b)時のレベルであるときには光度比率25%、図2の(c)時のレベルであるときには光度比率5%、図2の(d)時のレベルであるときには光度比率1%、図2の(e)時のレベルであるときには光度比率0.2%となるように負荷光源12への供給電力を制御する。
つぎに、電源装置1から制御信号S2を送信する場合について説明する。例えば冬季の降雪時には、標識灯10の投光窓部に付着する雪を融かすために加熱手段25を作動させる。この場合、電源装置1の位相制御出力を切換えて、前述の図3のような出力電流の切換えパターンとして制御信号S2を送信する。
各標識灯10では、第3のトランス15の出力から、レベル判別部23がレベルを判別して図3の切換えパターンすなわち制御信号S2を認識する。
すると、制御装置20は制御信号S2の内容と作動態様の制御内容との関係を予め記憶しているので、制御スイッチ24をオン制御し、加熱手段25に平滑コンデンサ17の両端電圧を供給する。
加熱手段25の作動を停止する場合には、図3とは異なる制御信号を形成して、例えば出力レベル2(図2の(d)の位相制御波形)と出力レベル4(図2の(b)の位相制御波形)とを交流電源4の10サイクルに亘って繰返すようにする。
標識灯10ではこの制御信号S2を識別し、制御装置20は記憶内容に従って制御スイッチ24をオフ制御し、加熱手段25を不作動にする。
本実施形態は、電源装置1の位相制御出力の組合せにより制御信号S2を形成できるので、格別な信号生成手段が不要である。標識灯側においては、レベル判別部23を制御信号S2の認識に共用できるので、構成が簡単になる。また、電源装置1の位相制御出力そのものを制御信号の構成要素としているので、高周波信号に比して減衰やノイズとの混信の問題も少なくなる。
また、本実施形態は、制御信号S2を送出している期間も電源装置1からは何らかの位相制御出力を標識灯10に供給しているから、各標識灯10においては電力を確保できる。
図4を参照して標識灯の一構成例を説明する。図4(a)は平面図、図4(b)は図4(a)の線b‐b´に沿って断面し、かつ、内部を簡略化した概略側面図である。図4に示した標識灯10は埋込形であり、上部の全体形状を載頭円錐状とされ、下部の全体形状を中間に段部を形成した円筒状とされている。上部には図4(a)に示すように、互いに反対方向に光照射するために2つの投光窓部41、41を有している。また、投光窓部41、41からの出射光を導出するために上面42より凹んだ光導出部43、43を形成している。
そして、標識灯40の内部には、各投光窓部41、41に光学的に対向して光源44が配設されており、投光窓部41、41にはプリズム、レンズ等の制光部材45が設けられている。
また、標識灯40の内部には、投光窓部41、41の近傍例えば光導出部43、43の下部に加熱手段46が埋設されている。この加熱手段46は標識灯40の内部空間に設けられてもよいし、標識灯40のケースを構成する部材内に埋め込んで設けられてもよい。また、加熱手段46は少なくとも投光窓部41、41および光導出部43、43を加熱できればよく、その設置箇所は限定されない。
このような標識灯40は、図4(b)に示すように、上部を露出させてすなわち光導出部43、43の外周縁部を路面Rと略一致させた状態で空港の滑走路、誘導路等所要部分に基台47に支持されて埋設される。
なお、図示を省略したが、前述のトランス13〜15、全波整流装置16、平滑コンデンサ17、電圧調整装置18、制御装置20等の点灯制御手段が標識灯40内に収納されている。しかし、点灯制御手段の一部または全部を基台47内等標識灯40の近辺に配置するようにしてもよい。
本実施形態の標識灯40は、降雪時に投光窓部41、41や光導出部43、43に雪が積もった場合に、図1の電源装置1側から制御信号S2を送出する。各標識灯40では、図1の実施形態で説明したように、加熱手段46を作動する。この加熱手段46の熱により融雪され、投光窓部41、41および光導出部43、43からの光照射を有効に維持できる。
なお、他の実施形態として、加熱手段46を実施形態に加えてまたは別個に制光部材45の内面を加熱するように設けることができる。この場合は、制光部材45の内面に結露が生じることが懸念されるときに加熱手段46を作動させることにより、結露を防止することができる。
つぎに、本発明のさらに他の実施形態を説明する。図5は、本発明のさらに他の実施形態の標識灯側での作動態様の切換え内容の例を示す図である。
LED等の半導体発光素子を用いた場合、光出力特性が電球とは異なることが知られている。すなわち、電球の電流に対する光出力特性は、電流の増加に対して光出力は二次曲線的に増加するのに対して、LEDは直線的に増加する。このために、電球を用いた標識灯とLEDを用いた標識灯を同じ定電流電源から給電する場合には、LEDを用いた標識灯では電球の光出力に合わせるように電流値に対する光出力変換を行なっていた。例えば、上記の6.6A、5.2A、4.1A、3.4A、2.8Aに対応して光度比率が100%、25%、5%、1%、0.2%になるように、LEDへの供給電力を調整している。
しかし、一つの定電流電源から給電する標識灯が全てLEDを光源とするものになった場合、上記のように相対的に大電流である6.6A、5.2A、4.1A、3.4A、2.8Aの電流を供給するのは電力的に無駄である。したがって、電流値を低減することが考えられる。
しかし、単純に電流値を低減すると、上述した光出力変換の割合が変化してしまい、所要の光度比率を得られなくなる。
本実施形態では、標識灯に予め2種以上の光度比率テーブルを記憶させている。光度比率テーブルの一例を図5に示す。図5において、光度比率テーブル1は、電流値を6.6A、5.2A、4.1A、3.4A、2.8Aの5段階に変化させたときに光度比率を100%、25%、5%、1%、0.2%に変化させる関係である。光度比率テーブル2は、電流値を減じて、電流値を3.3A、2.7A、2.0A、1.7A、1.4Aの5段階に変化させたときに光度比率を100%、25%、5%、1%、0.2%に変化させる関係である。なお、図5のタップ5〜1の表記は、前記5段階を意味している。
そして、電球光源の標識灯と併存して使用されるときには、図1の電源装置1から制御信号S2を送出せず、光度比率テーブル1で光出力を制御する。
LED光源のみの標識灯になった場合には、電源装置1からの出力電流を光度比率テーブル2のものの何れかに減じるとともに、位相制御出力を組合わせてなる制御信号S2を送出する。標識灯では、この制御信号S2に応じて光度比率テーブルを光度比率テーブル2に切換えて光出力制御を行なう。
この場合、電流値が減じられている関係で、位相制御出力波形は図2(a)〜(e)のものとは異なるが、予め位相制御出力と動作態様の制御内容との対応関係を記憶しておくことにより上記の制御が可能である。もちろん、電流値を減じる以前に光度比率テーブルを切換えることも可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態を中心に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、各種の変形を許容するものである。
1…電源装置、2…位相制御手段、3…導通位相制御手段、5…設定信号生成手段、6…制御信号生成手段、10、40…標識灯、11…可飽和装置、12、44…負荷光源、20…制御装置、23…レベル判別部、25、46…加熱手段、41…投光窓部、43…光導出部。
Claims (3)
- 設定された複数段階の内の何れかを指示する設定信号に応じて交流電源電圧を位相制御し、複数段階の位相制御出力の内の何れかを選択的に出力可能な電源装置と;
電源装置の出力間に互いに直列的に接続され、電源装置の位相制御出力のレベルを判別するレベル判別部を有して判別された位相制御出力のレベルに応じて負荷光源の光出力を制御する複数個の標識灯と;
電源装置から出力される位相制御出力を時系列的に複数段階の内の2以上の組合わせとし、かつ、通常時に行われる位相制御出力の切換えとは異なるパターンで切換えることによって標識灯に制御信号として出力する制御信号生成手段と;
各標識灯に設けられ、制御信号の内容に応じて標識灯の動作態様を制御する制御装置と;
を具備していることを特徴とする標識灯制御装置。 - 前記標識灯は電源装置から供給される位相制御出力毎に負荷光源の明るさを設定するテーブルを2種類以上有するものであるとともに、前記制御装置は制御信号の内容に応じて前記テーブルを切換えるものであることを特徴とする請求項1記載の標識灯制御装置。
- 前記標識灯は少なくとも投光窓部を加熱可能な加熱手段を有するとともに、前記制御装置は制御信号の内容に応じて前記加熱手段の作動を制御するものであることを特徴とする請求項1または2記載の標識灯制御装置。
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