JP2014124349A - シャワー吐水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャワー吐水が行われない時に、流路内の残水が通水孔から垂れてしまうのが抑えられるシャワー吐水装置を提供する。
【解決手段】流路に設けられるシャワー吐水部は、流路を流れ方向において閉塞する前板部52を備え、前板部52を流れ方向に貫通する複数の通水孔50が形成されるシャワー吐水装置である。前板部52には、通水孔50の上流側の端縁の周縁部から、その周辺部よりも上流側に突出する筒部61が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャワー吐水装置に関するものである。
従来より、シャワー吐水装置が知られている(例えば特許文献1参照)。シャワー吐水装置に設けられるシャワー吐水部は、流路を流れ方向において閉塞する閉塞部を備え、閉塞部には、流れ方向に貫通する複数の通水孔が形成されている。
実公平7−42518号公報
ところで、上記従来のようなシャワー吐水装置にあっては、シャワー吐水が行われない時に、流路内の残水が閉塞部に流下すると、閉塞部の表面を伝って通水孔に流入し、残水が通水孔から垂れてしまう、という問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、シャワー吐水が行われない時に、流路内の残水が通水孔から垂れてしまうのが抑えられるシャワー吐水装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
流路構成部と、前記流路構成部により構成される流路に設けられるシャワー吐水部と、を備え、前記シャワー吐水部は、前記流路を流れ方向において閉塞する閉塞部を備え、前記閉塞部を流れ方向に貫通する複数の通水孔が形成されてなるシャワー吐水装置であって、前記閉塞部には、前記通水孔の上流側の端縁の周縁部から、その周辺部よりも上流側に突出する筒部が設けられることを特徴とする。
また、前記通水孔の上流側の端縁に、前記筒部を有する、前記閉塞部とは別体の筒部形成部材が設けられることが好ましい。
また、前記流路の途中に流路切替部が設けられ、前記流路切替部は、その上流側の流路を、その下流側に並設される、前記シャワー吐水部が設けられるシャワー用の流路と、整吐水用の流路のいずれと連通させるかを切り替えるものであり、前記シャワー用の流路に設けられる前記閉塞部は、下流側より見て環状をしており、環状をした前記閉塞部の下流側の面にシャワー吐水口が形成され、環状をした前記閉塞部の内部が整吐水口となり、前記閉塞部の上流側の面に、前記筒部形成部材として、内部に開口を有する環状をし、流れ方向に貫通する複数の前記通水孔が周方向に複数形成され、前記通水孔の上流側の端縁の周縁部から、その周辺部よりも上流側に突出する前記筒部が形成されたリング部材が設けられることが好ましい。
本発明にあっては、シャワー吐水が行われない時に、流路内の残水が通水孔から垂れてしまうのが抑えられる。
本発明の一実施形態のシャワー吐水装置を示し、(a)は要部断面図であり、(b)は(a)におけるA部の拡大図である。 同上におけるリング部材を示し、(a)は流れ方向上流側より見た図であり、(b)は断面図であり、(c)は(b)におけるB部の拡大図である。
本発明のシャワー吐水装置は、流路構成部と、流路構成部により構成される流路に設けられるシャワー吐水部と、を備えるものである。シャワー吐水装置としては、キッチンカウンターや洗面化粧台や浴室等に設けられるカラン装置や、浴室等に設けられるシャワーヘッドが挙げられるが、特に限定されず、他のものであってもよい。以下に説明する一実施形態(本実施形態とする)においては、キッチンカウンターに設けられるカラン装置である。シャワー吐水部は、流路に設けられて、この流路を流れ方向において閉塞する閉塞部を備え、閉塞部に、閉塞部を流れ方向に貫通する複数の通水孔が形成されて構成される。また本実施形態におけるシャワー吐水装置は、シャワー吐水部の他に、整吐水部と、この整吐水部およびシャワー吐水部の上流側に設けられる流路切替部と、を備えている。以下、本実施形態について図1および図2に基いて説明する。
本実施形態におけるシャワー吐水装置は、流路構成部の一部となり、上流側の流路を構成するスパウト部1を備えている。スパウト部1は、図1に示すように、内部に流路10を有する略筒状をしたものである。本実施形態においては、スパウト部1は、略水平方向を中心軸方向とする断面略円形状をした横筒部11と、横筒部11から下側に突出する断面略円形状をした下筒部12と、略筒状をしたインナー部材13と、を備えている。横筒部11の流入側の端部の開口14は、通常はキッチンカウンターの奥側(キッチンカウンターの使用者を基準とした場合の奥側)を向くことが多いため、便宜上、横筒部11の中心軸方向における流入側の方を後方とし、その反対を前方とする。
なお、本実施形態におけるシャワー装置は、平面視における向きが変わるように回動自在に設けられており、横筒部11の後端の開口14が前側を向くことがあるが、構わないものである。また、液体としては、湯水が最も多く用いられるが、他の液体でもよく特に限定されない。本実施形態においては、液体は水であり、液体の吐出を吐水というものとする。
横筒部11の前端には前蓋15が設けられていて、前端の開口が閉塞される。そして、横筒部11の前部の下側から、前斜め下方を中心軸方向とする下筒部12が突設されている。横筒部11の内部と下筒部12の内部は連通している。横筒部11には、後端の開口よりインナー部材13が嵌入されて固定される。インナー部材13の外周面と横筒部11の内周面との間には、Oリング等からなるパッキン16が介在される。インナー部材13の後端の開口が流入口17となり、インナー部材13の前端の開口は下筒部12の内部と連通している。これにより、インナー部材13の流入口17から下筒部12の下端の開口に至る流路10が形成される。
本実施形態においては、下筒部12内に、後述する可動体41を回動自在に支持するための埋設部材2が設けられる。埋設部材2は、図1に示すように、内部が流路となる概ね筒状をしたもので、上流側(上側)の上筒部21が、スパウト部1内(本実施形態においてはインナー部材13)に設けられた筒状の被嵌入部18に嵌入されて、スパウト部1に固定される。なお、本実施形態においては、上筒部21は、被嵌入部18内に無理嵌めされて固定されているが、例えば螺合により固定されてもよく、固定方法は特に限定されない。
埋設部材2の上筒部21の下流側(下側)には、上筒部21の下流端に設けられる支持板22と、支持板22から下流側に突出する外筒部23と、が設けられる。また、支持板22の中央部には、下流側に向けて突出するボス状に形成され、内部のボス穴が後述する連結部材45の固着穴24となる、可動体41を回動自在に支持する支持部25が設けられる。また、支持板22の支持部25が設けられた部分以外の一部に、上流側から下流側にかけて支持板22を貫通するシャワー用通水口26が形成されている。さらに、支持板22の支持部25およびシャワー用通水口26が設けられた部分以外の部分に、上流側から下流側にかけて支持板22を貫通する整吐水用通水口27が形成されている。埋設部材2は、上筒部21がスパウト部1の被嵌入部18に嵌入されて固定された状態で、外筒部23の外周面がスパウト部1の下筒部12内に下筒部12の内周面から隙間をあけて配置され、この隙間に保持部材3が挿入される。
保持部材3は、図1に示すように、内部が流路となる略筒状をしたもので、上流側(上側)筒部31の外周面に雄ねじ32が形成されている。また、スパウト部1の下筒部12の内面に、雄ねじ32が螺合する雌ねじ19が形成されている。上流側筒部31は、雄ねじ32が雌ねじ19に螺合されながら、下筒部12と外筒部23との間の隙間に挿入されることで、保持部材3がスパウト部1に固定される。なお、本実施形態においては、上流側筒部31が下筒部12に螺合により固定されているが、例えば嵌入により固定されてもよく、固定方法は特に限定されない。
上流側筒部31が下筒部12に固定された状態で、保持部材3の下流側(下側)筒部33は下筒部12の下側に突出する。また、下流側筒部33の外周面に、周方向に亘って一条の凹溝が形成され、この凹溝にOリング等からなるパッキン34が収容されている。保持部材3がスパウト部1に固定された状態で、保持部材3の内部の開口を介して埋設部材2の支持部25が露出しており、この支持部25に流路切替部4を構成する可動体41が回動自在に設けられる。
流路切替部4は、その前後の流路の連通状態を切り替えるものである。本実施形態においては、図1に示すように、内部に連通路40が形成される可動体41を備えている。そして、可動体41が動いて連通路40が移動することにより、可動体41の上流側の流路(上記シャワー用通水口26、整吐水用通水口27)が、可動体41の下流側に並設される後述するシャワー用の流路と整吐水用の流路のいずれと連通させるかが切り替えられるものである。可動体41は、保持部材3の下流側筒部33の内径よりも小さい外径を有する可動筒部42と、可動筒部42の上流端に設けられ、可動筒部42の内部の開口を閉塞する可動閉塞部43と、を備えている。可動閉塞部43は、中央部に連結部材45の軸部が挿通可能で連結部材45の頭部が挿通不可となる連結部材挿通孔44が形成されている。また、可動閉塞部43の連結部材挿通孔44が設けられた部分以外の一部に、上流側から下流側にかけて可動閉塞部43を貫通する孔からなるシャワー用連通路40aが形成されている。さらに、可動閉塞部43の連結部材挿通孔44およびシャワー用連通路40aが設けられた部分以外の部分に、上流側から下流側にかけて可動閉塞部43を貫通する孔からなる整吐水用連通路40bが形成されている。
シャワー用連通路40aの下流端の開口は、可動閉塞部43の側面に形成されており、シャワー用連通路40aの下流端の開口から流出する水は、可動筒部42の外部を流れる。また、整吐水用連通路40bの下流端の開口は、可動閉塞部43の下面(下流側の面)に形成されており、整吐水用連通路40bの下流端の開口から流出する水は、可動筒部42の内部を流れる。
可動体41は、その可動筒部42が、保持部材3の下流側筒部33内に、下流側筒部33の内周面から隙間35をあけて配置される。そして、可動閉塞部43の連結部材挿通孔44の下流側から、連結部材45の軸部が挿通される。連結部材45は、頭部と軸部とを有するもので、本実施形態においては、軸部の先端部の外周面に雄ねじ(不図示)が形成されており、埋設部材2の支持部25の固着穴24の内周面に前記雄ねじに対応する雌ねじ(不図示)が形成されている。連結部材挿通孔44に挿通された軸部は、埋設部材2の固着穴24に螺合により固着され、頭部が可動閉塞部43の連結部材挿通孔44の周縁部を押さえる。これにより、可動体41が、埋設部材2から脱落せず、且つ、連結部材挿通孔44を中心として埋設部材2(およびスパウト部1、保持部材3)に対して回動自在となるように埋設部材2に設けられる。
可動体41は、連結部材挿通孔44を中心とする回動が図示しない規制手段により規制され、所定の回動範囲内で回動自在となる。そして、可動体41が、所定の回動範囲の一端側に位置する時に、図1における可動体41および埋設部材2の左半部に示すように、可動体41に形成されたシャワー用連通路40aと、埋設部材2に形成されたシャワー用通水口26とが連通する。この時、図示しないが、可動体41に形成された整吐水用連通路40bと、埋設部材2に形成された整吐水用通水口27とは連通しない。この状態において、水は、スパウト部1のインナー部材13内、埋設部材2の上筒部21内、支持板22のシャワー用通水口26、流路切替部4の可動閉塞部43のシャワー用連通路40a、保持部材3の下流側筒部33と可動筒部42との間に形成される隙間35、を順に通る。すなわち、この水の流路がシャワー用の流路となる。そして、これらスパウト部1、埋設部材2、保持部材3、流路切替部4が、シャワー用の流路を構成する流路構成部となる。
また、可動体41が、所定の回動範囲の他端側に位置する時に、図1における可動体41および埋設部材2の右半部に示すように、可動体41に形成された整吐水用連通路40bと、埋設部材2に形成された整吐水用通水口27とが連通する。この時、図示しないが、可動体41に形成されたシャワー用連通路40aと、埋設部材2に形成されたシャワー用通水口26とは連通しない。この状態において、水は、スパウト部1のインナー部材13内、埋設部材2の上筒部21内、支持板22の整吐水用通水口27、流路切替部4の可動閉塞部43の整吐水用連通路40b、可動筒部42内、を順に通る。すなわち、この水の流路が整吐水用の流路となるものである。そして、これらスパウト部1、埋設部材2、流路切替部4が、整吐水用の流路を構成する流路構成部となる。
このように、流路切替部4は、シャワー用連通路40aおよび整吐水用連通路40bを有する可動体41と、シャワー用通水口26および整吐水用通水口27を有する埋設部材2と、で構成される。なお、図1における可動体41および埋設部材2にあっては、便宜上、シャワー用連通路40aとシャワー用通水口26とが連通する場合を左半部に示し、整吐水用連通路40bと整吐水用通水口27とが連通する場合を右半部に示している。
本実施形態においては、保持部材3と可動体41とを覆うカバー部材5が設けられる。カバー部材5は、図1に示すように、保持部材3の下流側筒部33の外周面を覆うカバー筒部51と、カバー筒部51の前端縁に設けられる前板部52と、を備えている。カバー筒部51は、下流側筒部33の外周面に被嵌される。カバー筒部51の内周面と下流側筒部33の外周面との間にはパッキン34が介在される。これにより、水が、隙間35から、カバー筒部51の内周面と下流側筒部33の外周面との間に浸入して外部に漏れるのが抑えられる。前板部52は、カバー筒部51の前端縁より内側に内フランジ状に設けられ、内周縁の内部に開口を有するものである。この前板部52は、カバー筒部51が下流側筒部33に被嵌された状態で、下流側筒部33の内周面と可動筒部42の外周面との間に形成される隙間35の下流端を覆って閉塞するもので、シャワー吐水部(およびその閉塞部)を構成するものである。前板部52には、流れ方向に貫通する複数の通水孔50が形成されている。これにより、下流側より見て、環状をした前板部52の下流側の面にシャワー吐水口が形成されることとなる。また、前板部52の上流側の面には、前板部52の上流側の面と同様の形状となる、内部に開口を有する環状をしたストレーナ53、ストレーナ54が重ねて設けられている。なお、ストレーナ53、54は任意の部材であり、一つのみ設けられてもよいし、二つ以上の複数設けられてもよいし、設けられなくてもよい。
また、前板部52の内周縁に、上流側に凹または凸となる係合部(不図示)が設けられ、可動筒部42の下流端に、前記係合部に対応する凸または凹となる被係合部(不図示)が設けられる。前記係合部と前記被係合部とが係合することにより、カバー部材5は可動体41と一体となって、埋設部材2に対して回動する。カバー部材5の外面(特にカバー筒部51の外周面)には、凹または凸等からなり、操作の際に指が掛けられる操作部(不図示)が設けられてもよい。なお、カバー部材5と可動体41の連結は、前記係合部および被係合部に限定されない。
そして、前板部52(閉塞部)には、通水孔50の上流側の端縁の周縁部から、その周辺部よりも上流側に突出する筒部61が設けられるものである。本実施形態においては、図1に示すように、通水孔50の上流側の端縁の位置となる、前板部52の上流側の面に、ストレーナ53およびストレーナ54を介して、筒部61を有する、閉塞部とは別体の筒部形成部材が設けられる。
本実施形態においては、筒部形成部材は、筒部61を有するリング部材6で構成される。リング部材6は、図2に示すように、前板部52の上流側の面と同様の形状となる、内部に開口を有する環状をしたものである。そして、流れ方向に貫通する複数の通水孔60が周方向に複数形成されている。この通水孔60は前板部52の通水孔50に対応する位置にそれぞれ設けられ、通水孔60と通水孔50とが連通するものである。しかしながら、本実施形態におけるようにストレーナ53、ストレーナ54が介在している場合には、必ずしも通水孔60と通水孔50とが互いに対応する位置になくてもよい。そして、リング部材6の通水孔60の上流側の端縁の周縁部から、その周辺部よりも上流側に突出する筒部61が形成されている。
隙間35に流入した水は、リング部材6の通水孔60、ストレーナ53、ストレーナ54、前板部52の通水孔50を通ってシャワー吐水される。上述したシャワー用の流路に前記流路を加えたものが、シャワー用の流路の全体となる。また、上述したスパウト部1、埋設部材2、保持部材3、流路切替部4に加え、カバー部材5(含ストレーナ53、ストレーナ54)、リング部材6が、シャワー用の流路を構成する流路構成部となる。
カバー部材5は、カバー保持部材7により、可動体41と連結された状態が保持される。カバー保持部材7は、図1に示すように、内部が流路となる略筒状をした取付筒部71と、取付筒部71の前端縁より外側に設けられるフランジ部72と、を有するものである。
取付筒部71は、外周面に雄ねじ(不図示)が形成されている。また、可動筒部42の内周面に、前記雄ねじが螺合する雌ねじ(不図示)が形成されている。取付筒部71の雄ねじが、可動筒部42の雌ねじに螺合されながら、取付筒部71が可動筒部42内に挿入されることで、カバー保持部材7が可動体41に固定される。また、取付筒部71の上流端と可動閉塞部43の下面との間には、パッキン73が介在される。これにより、水が、取付筒部71内から、取付筒部71の外周面と可動筒部42の内周面との間に浸入するのが抑えられる。
取付筒部71が可動筒部42に固定された状態で、フランジ部72がカバー部材5の前板部52に当接して押さえ、カバー部材5が脱落するのが防止される。また、取付筒部71内にはストレーナ74が収容される。
整吐水用連通路40bより可動筒部42内に流入した水は、ストレーナ74を通って整吐水される。上述した整吐水用の流路にストレーナ74内の流路を加えたものが、整吐水用の流路の全体となる。また、上述したスパウト部1、埋設部材2、流路切替部4に加え、カバー保持部材7(含ストレーナ74)が、整吐水用の流路を構成する流路構成部となり、カバー保持部材7が整吐水部を構成する。また、下流側より見て、環状をした前板部52の内部が整吐水口となる。
上述したシャワー吐水装置にあっては、前板部52に筒部61が設けられている。これにより、隙間35に流入した水は、通水孔60および通水孔50を通ってシャワー吐水される際、筒部61の周辺部よりも上流側に突出する筒部61の上流端の開口より通水孔60に流入しなければ、シャワー吐水されない。このため、シャワー吐水が行われない時に、シャワー用の流路内の残水がリング部材6に流下しても、筒部61(通水孔60)が設けられている部分の周辺部に落下すれば、周辺部に落下した水は、筒部61により、通水孔60に浸入するのが阻止される。これにより、シャワー吐水が行われない時に、シャワー用の流路内の残水が通水孔50から垂れるのが抑えられるものである。
また、閉塞部とは別体のリング部材6が設けられることにより、容易に筒部61が形成可能であり、また、後付けにより筒部61が形成されることも可能となる。
1 スパウト部
10 流路
11 横筒部
12 下筒部
13 インナー部材
14 開口
15 前蓋
16 パッキン
17 流入口
18 被嵌入部
19 雌ねじ
2 埋設部材
21 上筒部
22 支持板
23 外筒部
24 固着穴
25 支持部
26 シャワー用通水口
27 整吐水用通水口
3 保持部材
31 上流側筒部
32 雄ねじ
33 下流側筒部
34 パッキン
35 隙間
4 流路切替部
40 連通路
40a シャワー用連通路
40b 整吐水用連通路
41 可動体
42 可動筒部
43 可動閉塞部
44 連結部材挿通孔
45 連結部材
5 カバー部材
50 通水孔
51 カバー筒部
52 前板部
53 ストレーナ
54 ストレーナ
6 リング部材
60 通水孔
61 筒部
7 カバー保持部材
71 取付筒部
72 フランジ部
73 パッキン
74 ストレーナ

Claims (3)

  1. 流路構成部と、
    前記流路構成部により構成される流路に設けられるシャワー吐水部と、を備え、
    前記シャワー吐水部は、前記流路を流れ方向において閉塞する閉塞部を備え、前記閉塞部を流れ方向に貫通する複数の通水孔が形成されてなるシャワー吐水装置であって、
    前記閉塞部には、前記通水孔の上流側の端縁の周縁部から、その周辺部よりも上流側に突出する筒部が設けられることを特徴とするシャワー吐水装置。
  2. 前記通水孔の上流側の端縁に、前記筒部を有する、前記閉塞部とは別体の筒部形成部材が設けられることを特徴とする請求項1記載のシャワー吐水装置。
  3. 前記流路の途中に流路切替部が設けられ、前記流路切替部は、その上流側の流路を、その下流側に並設される、前記シャワー吐水部が設けられるシャワー用の流路と、整吐水用の流路のいずれと連通させるかを切り替えるものであり、
    前記シャワー用の流路に設けられる前記閉塞部は、下流側より見て環状をしており、環状をした前記閉塞部の下流側の面にシャワー吐水口が形成され、環状をした前記閉塞部の内部が整吐水口となり、
    前記閉塞部の上流側の面に、前記筒部形成部材として、内部に開口を有する環状をし、流れ方向に貫通する複数の前記通水孔が周方向に複数形成され、前記通水孔の上流側の端縁の周縁部から、その周辺部よりも上流側に突出する前記筒部が形成されたリング部材が設けられることを特徴とする請求項2記載のシャワー吐水装置。
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