JP2014123507A - 直管型ランプ用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】直管型ランプが落下することを防ぎ、かつ、直管型ランプの付け外しに手間がかからない直管型ランプ用ソケットを提供する。
【解決手段】直管型ランプ用ソケットAにおいて、直管型ランプの端子を挿入するための端子穴21が正面側に設けられたソケット板2と、少なくともソケット板2の下側に位置する部分を有しており、ソケット板2の正面方向に移動可能に配置されるカバー3と、カバー3をソケット板2の正面方向に付勢して、ソケット板2の正面側に突出させるカバー用ばね5とを備えるようにした。これにより、直管型ランプの端子が端子穴21から外れても、直管型ランプの端部がカバー3に引っかかるので落下を防ぐことができる。また、直管型ランプの付け外しの邪魔になるカバー3を容易に押し込むことができ、押圧をやめることで元の位置に戻すことができるので、直管型ランプを容易に付け外しできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、直管型蛍光灯や直管型LEDランプなどの直管型ランプを取り付けるためのソケットに関する。
直管型蛍光灯や直管型LEDランプなどの直管型ランプ用のソケットとして、差込式のソケットが知られている。当該ソケットは、正面側に開口部が設けられたケースと、直管型ランプの一方端部の一対の端子を挿入するための一対の端子穴が正面側に設けられたソケット板と、当該ソケット板の背面とケース内部の背面との間に配置されたコイルばねとを備え、コイルばねがソケット板をケースの正面側に押し付ける構造になっている。そして、2つのソケットが、直管型ランプの軸方向の長さに対応した間隔を保って、正面側を向い合せるように配置される。2つのソケットは、それぞれケースの開口部に位置するソケット板の端子穴に直管型ランプの端子を挿入させて、コイルばねがソケット板を正面側に押し付けることにより、直管型ランプを両端から挟み込むようにして支持している(特許文献1参照)。
直管型ランプは、通常、天井などの高い位置に設置されているので、ソケットから外れて落下した場合、大変危険である。差込式のソケットの場合、地震などで直管型ランプが軸方向に振動すると、上記構造のため、外れてしまう可能性がある。すなわち、直管型ランプが一方のソケットのソケット板を背面側に押し込むことにより、他方のソケットから直管型ランプの他方端部の端子が外れてしまう場合がある。特に、直管型LEDランプは、直管型蛍光灯より重いので、軸方向の振動でより強くソケット板を押し込むことになり、より外れやすくなる。
直管型ランプがソケットから外れて落下することを防ぐ方法として、直管型ランプをベルトで台座に固定する方法(特許文献2参照)や、直管型ランプをリング状の落下防止具に挿通させてからソケットに取り付け、落下防止具を照明器具に貼り付ける方法(特許文献3参照)などが開示されている。
特開2008‐262723号公報 実開平7−7011号公報 実用新案登録第3162659号公報
しかしながら、特許文献2の方法の場合、ソケットに取り付ける前に直管型ランプにベルトを取り付ける必要があり、ソケットに取り付けた後にベルトを台座に固定する必要がある。また、特許文献3の方法の場合、ソケットに取り付ける前に落下防止具に直管型ランプを挿通させる必要があり、ソケットに取り付けた後に落下防止具を照明器具に貼り付ける必要がある。また、これらの方法の場合、直管型ランプをソケットから取り外す際にも、同様の手間をかける必要がある。
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、直管型ランプが落下することを防ぎ、かつ、直管型ランプの付け外しに手間がかからない直管型ランプ用ソケットを提供することをその目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供される直管型ランプ用ソケットは、直管型ランプの端子を挿入するための端子穴が正面側に設けられたソケット板と、少なくとも前記ソケット板の下側に位置する部分を有しており、前記ソケット板の正面方向に移動可能に配置されるカバーと、前記カバーを、前記ソケット板の正面方向に付勢して、前記ソケット板の正面側に突出させる付勢部材とを備えていることを特徴とする。
なお、「直管型ランプ」は、直管型蛍光灯や直管型LEDランプ(いわゆる「LED蛍光灯」)などを含んでいる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ソケット板を正面方向に付勢する第2の付勢部材をさらに備えている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記カバーには、前記ソケット板の正面側に当接するフランジが設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ソケット板と前記カバーとが一体になっている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記カバーは、前記ソケット板の正面方向を軸とする筒形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記カバーの、前記ソケット板の正面から突出する部分の長さは、前記直管型ランプの端子の長さより長い。
本発明によると、少なくともソケット板の下側に位置する部分を有しているカバーが、付勢部材による付勢によって、ソケット板の正面側に突出している。したがって、直管型ランプの端子がソケット板の端子穴から外れたとしても、直管型ランプの端部がカバーに引っかかるので落下することを防ぐことができる。
また、カバーはソケット板の正面方向に移動可能であり、付勢部材によって、ソケット板の正面側に付勢されている。したがって、直管型ランプを付け外しする際に邪魔になるカバーを、ソケット板の背面方向に押圧することで容易に押し込むことができ、また、押圧をやめることでカバーを元の位置に戻すことができる。直管型ランプの付け外しの前後に他の部材の付け外しを必要としないので、直管型ランプを容易に付け外しすることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係る直管型ランプ用ソケットを説明するための図である。 第1実施形態に係る直管型ランプ用ソケットを説明するための分解斜視図である。 第1実施形態に係る直管型ランプ用ソケットの使用例、および、直管型ランプの取り付け方を説明するための図である。 第1実施形態に係る直管型ランプ用ソケットの他の実施例を説明するための図である。 第1実施形態に係る直管型ランプ用ソケットの他の実施例を説明するための図である。 第2実施形態に係る直管型ランプ用ソケットを説明するための図である。 第2実施形態に係る直管型ランプ用ソケットを説明するための分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
図1および図2は、第1実施形態に係る直管型ランプ用ソケットを説明するための図である。図1(a)は正面図であり、図1(b)は同図(a)のI−I線視断面図である。図2は、分解斜視図である。
直管型ランプ用ソケットAは、直管型ランプを取り付けて使用されるものである(後述する図3参照)。直管型ランプ用ソケットAは、ケース1、ソケット板2、カバー3、ソケット板用ばね4、および、カバー用ばね5を備えている。なお、直管型ランプ用ソケットAは、実際には電力供給用の端子や配線などを備えているが、図示を省略している。
ケース1は、正面側(図1(b)においては図の左側)に開口部11を有し、内部に空洞を有するプラスチック成形品である。ソケット板2は、開口部11に配置される円板形状のプラスチック成形品である。ソケット板2の正面側中央部には、左右に2つ並んだ端子穴21が設けられている。当該一対の端子穴21には、直管型ランプB(後述する図3参照)の端部の一対の端子が挿入される。カバー3は、円筒形状のプラスチック成形品であり、内面側には内側フランジ部31が形成され、背面側端部の外面側には外側フランジ部32が形成されている。カバー3は、ケース1の開口部11から突出する位置に配置されており、ケース1の背面方向(図1(b)においては右方向)に移動可能になっている。カバー3は、外側フランジ部32がケース1の正面側内面に当接することで、正面側への移動を規制されている。ソケット板2は、内側フランジ部31に当接することで、正面側への移動を規制されている。なお、ケース1、ソケット板2、および、カバー3の形状および材質は、上記したものに限定されない。
本実施形態では、外側フランジ部32がケース1の正面側内面に当接し、ソケット板2が内側フランジ部31に当接した状態(図1(b)の状態)で、カバー3がソケット板2の正面側に突出する長さL1が、直管型ランプBの端子の長さL2(後述する図3(a)参照)より長くなるようにしている。これは、直管型ランプBの端子がソケット板2の端子穴21から外れた場合に、カバー3の突出部分に直管型ランプBの端部が引っかかるようにするためである。なお、長さL1が長さL2より短い場合でも、カバー3の突出部分に直管型ランプBの端子が引っかかるので、直管型ランプBの落下を防ぐことができる。しかし、より確実に直管型ランプBの落下を防ぐためには長さL1が長いほどよく、長さL2より長くするのが望ましい。
ソケット板用ばね4は、コイルばねであり、ソケット板2を正面側に付勢する。ソケット板2は、ソケット板用ばね4によって付勢され、内側フランジ部31に押し付けられている。カバー用ばね5は、コイルばねであり、カバー3を正面側に付勢する。カバー3はカバー用ばね5によって付勢され、外側フランジ部32がケース1の正面側内面に押し付けられている。ソケット板用ばね4は、カバー用ばね5の内側の空間に、互いに接触しないように配置されている。本実施形態では、「ソケット板用ばね4」が本発明の「第2の付勢部材」に対応し、「カバー用ばね5」が本発明の「付勢部材」に対応する。
ケース1は、正面側の部材と背面側の部材とが分割形成されており、内部にソケット板2、カバー3、ソケット板用ばね4、および、カバー用ばね5を配置した後に、一体化される。まず、ケース1の背面側部材の正面側にソケット板用ばね4の一方端を固定し、他方端にソケット板2を固定する。次に、ケース1の背面側部材の正面側の、ソケット板用ばね4の固定位置の外側にカバー用ばね5の一方端を固定する。そして、カバー3を、ソケット板2に正面側から被せるようにして、カバー用ばね5の他方端に固定する。最後に、開口部11にカバー3を挿通させて、ケース1の正面側部材を背面側部材に固定する。
なお、直管型ランプ用ソケットAの組み立て方は、これに限られない。例えば、ソケット板用ばね4およびカバー用ばね5をケース1の背面側部材に固定しておいて、ソケット板2とカバー3とを組み合わせたものを被せて、ソケット板用ばね4とソケット板2との固定と、カバー用ばね5とカバー3との固定とを、同時に行うようにしてもよい。また、ケース1が右側部材と左側部材とで分割形成されるようにして、ソケット板2、カバー3、ソケット板用ばね4、および、カバー用ばね5を組み立てたものを一方(例えば、左側部材)に取り付けてから、右側部材と左側部材とを固定するようにしてもよい。また、ケース1が上側の面の蓋部材とそれ以外の本体部材とで分割形成されるようにし、ソケット板2、カバー3、ソケット板用ばね4、および、カバー用ばね5を組み立てたものを各ばね4,5を縮めた状態で本体部材の上側から挿入して開口部11からカバー3が突出する位置に配置し、その後に蓋部材を固定するようにしてもよい。
なお、図示していないが、ソケット板2の背面側の端子穴21に対応する位置には、端子穴21に挿入された直管型ランプBの端子に電気的に接続するための端子が配置され、当該端子と電源とが配線によって接続されている。直管型LEDランプの一方端に設けられている端子は、単に固定のために用いられるものであり、電気的に接続されるものではないので、これを取り付けられる側の直管型ランプ用ソケットAの場合、端子や配線を備えていなくてもよい。
次に、図3を用いて、直管型ランプ用ソケットAの使用例、および、直管型ランプBの取り付け方を説明する。
2つの直管型ランプ用ソケットAは、直管型ランプBの軸方向の長さに対応した間隔を保って正面側を向い合せるようにして、天井や台座に固定される(図3(a)参照)。同図においては、左側に配置される直管型ランプ用ソケットAを直管型ランプ用ソケットA1とし、右側に配置される直管型ランプ用ソケットAを直管型ランプ用ソケットA2としている。また、直管型ランプ用ソケットA1、A2のソケット板用ばね4およびカバー用ばね5の記載を省略している。以下の説明では、直管型ランプBを先に左側の直管型ランプ用ソケットA1に取り付ける場合について説明するが、先に右側の直管型ランプ用ソケットA2に取り付けるようにしてもよい。
まず、直管型ランプ用ソケットA1のソケット板2の一対の端子穴21に、直管型ランプBの一方端の一対の端子を挿入する(図3(b)参照)。直管型ランプBの一方端が下方から斜めにソケット板2を押し込むようにして、端子が端子穴21に挿入される。なお、直管型ランプBの角度や、カバー3の突出部分の長さL1によっては、カバー3の突出部分の先端と直管型ランプBの側面とが接触する場合がある。この場合は、カバー3の突出部分が少し下側を向くように、カバー3の下方を少し押圧すればよい。
次に、直管型ランプBを左側に押し付けて直管型ランプ用ソケットA1のソケット板2を押し込みながら、直管型ランプBの他方端の端子が当たらないように直管型ランプ用ソケットA2のカバー3を押し込んで、直管型ランプBを水平にする(図3(c)参照)。
直管型ランプBを水平にしたまま直管型ランプ用ソケットA1のソケット板2の押し込みを緩めて、直管型ランプBの他方端の一対の端子を直管型ランプ用ソケットA2のソケット板2の一対の端子穴21に挿入する(図3(d)参照)。
以上のように、図3(c)において直管型ランプ用ソケットA2のカバー3を押し込む動作が加わる以外、カバー3のない従来の直管型ランプ用ソケットの場合とほぼ同様の方法で、直管型ランプBを取り付けることができる。直管型ランプBを直管型ランプ用ソケットA1、A2から取り外す場合は、上記の逆の工程を行えばよい。すなわち、図3(d)の状態から直管型ランプBを水平に左側に押し付けて、直管型ランプ用ソケットA2のカバー3を押し込む(図3(c)参照)。そして、直管型ランプBを斜め下方向に抜き取る(図3(b)参照)。この場合も、直管型ランプ用ソケットA2のカバー3を押し込む動作が加わる以外、カバー3のない従来の直管型ランプ用ソケットの取り外しとほぼ同様の方法で、直管型ランプBを取り外すことができる。
直管型ランプ用ソケットA(A1,A2)は、図3(d)の状態で使用される。すなわち、直管型ランプ用ソケットA1、A2は、それぞれ、ソケット板用ばね4がソケット板2を直管型ランプB側に押し付けることにより、直管型ランプBを両端から挟み込むようにして支持する。直管型ランプBの両端の端子には、直管型ランプ用ソケットA1、A2の端子および配線(図示せず)を介して電力が供給される。
本実施形態において、直管型ランプ用ソケットAはカバー3を備えており、当該カバー3はカバー用ばね5によって正面側に付勢されている。したがって、取り付けられた直管型ランプBが軸方向に振動して、直管型ランプBの端子が端子穴21からはずれたとしても、カバー3がカバー用ばね5によって正面側に押し付けられて正面側に突出した状態にあるので、直管型ランプBの端部(または、端部の端子)が突出したカバー3に引っかかる。これにより、直管型ランプBが落下してしまうことを防ぐことができる。
また、カバー3は、ソケット板2と内側フランジ部31とを介して、ソケット板用ばね4によっても、正面側に付勢されている。したがって、カバー3は、正面側に強く付勢されているので、正面側に突出した状態を強く保つことができる。カバー用ばね5が破損した場合でも、ソケット板2と内側フランジ部31とを介したソケット板用ばね4による付勢で、カバー3が正面側に突出した状態を保つことができる。
また、カバー3は、ケース1の背面方向に移動可能であり、カバー用ばね5によって、ケース1の正面側に付勢されている。したがって、直管型ランプBを直管型ランプ用ソケットAに付け外しする際に邪魔になるカバー3を、ケース1の背面方向に押圧することで容易に押し込むことができ、また、押圧をやめることでカバー3を元の位置に戻すことができる。つまり、図3で説明したように、カバー3のない従来の直管型ランプ用ソケットの場合とほぼ同様の方法で、付け外しすることができる。直管型ランプ用ソケットAへの付け外しの前後に、直管型ランプBへの他の部材の付け外しを必要としないので、直管型ランプBを容易に付け外しすることができる。
なお、本実施形態においては、カバー用ばね5が1つのコイルばねである場合について説明したが、これに限られない。例えば、図4(a)に示すように、カバー用ばね5に代えて、コイルばねであるカバー用ばね5’を複数備えるようにしてもよい。カバー用ばね5’の数は限定されないが、カバー3の背面側端部の円周上に均等に配置されるのが望ましい。また、図4(b)に示すように、カバー用ばね5に代えて、板ばねであるカバー用ばね5”を備えるようにしてもよい。カバー用ばね5”の数も限定されないが、カバー3の背面側端部の円周上に均等に配置されるのが望ましい。また、カバー3を正面側に付勢すればよいので、ばねの代わりにゴムなどの弾性部材を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、ソケット板用ばね4がソケット板2を正面側に付勢する場合について説明したが、これに限られない。上述した直管型ランプBの取り付け方(図3参照)から明らかなように、直管型ランプ用ソケットA2のソケット板2は移動可能にする必要がない。同図3(c)においては、ソケット板2がカバー3の内側フランジ部31に当接して右側に押し込まれているが、ソケット板2は元の位置に固定されていても問題ない。図4(c)は、ソケット板2を移動しないように固定した場合を示している。ソケット板2は、固定部材6によって、ケース1の内部の背面側に固定されており、ソケット板用ばね4は設けられていない。また、カバー3の内側フランジ部31も設けられていない。固定部材6の形状や数、固定の仕方は限定されない。固定部材6はケース1の背面側部材、または、ソケット板2と一体に成形されてもよいし、ケース1の背面側部材、固定部材6、および、ソケット板2が一体に成形されてもよい。図4(c)の実施例でも、一対の直管型ランプ用ソケットAの一方として用いることができる。
本実施形態においては、カバー3に内側フランジ部31および外側フランジ部32が設けられている場合について説明したが、これに限られない。カバー3の正面側への移動を所定の範囲に規制できれば、外側フランジ部32を設ける必要はなく、ソケット板2の正面側への移動を所定の範囲に規制できれば、内側フランジ部31を設けなくてもよい。
本実施形態においては、カバー3が円筒形状である場合について説明したが、これに限られない。カバー3は直管型ランプBの落下を防ぐためのものなので、ソケット板2の下側に位置する部分があればよい。例えば、図5(a)に示すように、カバー3が下半分だけであってもよいし、図5(b)に示すように、カバー3がさらに小さくてもよい。なお、図5(b)の場合は、カバー3の内側フランジ部31によってソケット板2上部の正面側への移動を規制することができないので、ケース1の開口部11の上側に突出する規制部12を設けて、ソケット板2上部が当接するようにしている。
また、ソケット板2は正面視円形状であることに限定されず、他の形状であってもよい。例えば、図5(c)に示すように、ソケット板2が正面視正方形状であってもよい。図5(c)においては、ソケット板2の形状に合わせて、カバー3の形状も正面視正方形状の角筒形状としている。また、図5(d)に示すように、カバー3が下半分だけであってもよい。
本実施形態においては、直管型ランプBを天井に取り付ける場合について説明したが、これに限られない。直管型ランプBの軸方向を縦にして壁に取り付ける場合にも、本発明の直管型ランプ用ソケットAを用いることができる。この場合、直管型ランプBが重力によって下側の直管型ランプ用ソケットAのソケット板2を押し込みやすく、直管型ランプBの上側の端子が抜けやすくなるので、正面側(この場合は下方向)に付勢されたカバー3による直管型ランプBの落下防止という効果がより有効に機能する。なお、直管型ランプBの軸方向を横にして壁に取り付ける場合にも、本発明の直管型ランプ用ソケットAを用いることができる。この場合、図5(a)、(b)、(d)のようにカバー3の一部のみを残した形状とするのであれば、重力の向きの下側を残した形状にする必要がある。また、直管型ランプ用ソケットAを、上面(図1(b)においては図の上側の面)が下になるようにして棚などに取り付ける場合も、同様である。
上記第1実施形態においては、ソケット板2とカバー3とが別部材である場合について説明したが、ソケット板2とカバー3とが一体になっていてもよい。この場合を、第2実施形態として、以下に説明する。
図6および図7は、第2実施形態に係る直管型ランプ用ソケットを説明するための図である。図6(a)は正面図であり、図6(b)は同図(a)のII−II線視断面図である。図7は、分解斜視図である。これらの図において、第1実施形態に係る直管型ランプ用ソケットA(図1および図2参照)と同一または類似の要素には、同一の符号を付している。
直管型ランプ用ソケットA’は、ソケット板2およびカバー3に代えて、これらが一体になったソケット板2’を備えている点で、第1実施形態に係る直管型ランプ用ソケットAと異なる。
ソケット板2’は、第1実施形態に係るソケット板2とカバー3とを一体にしたものである。すなわち、ソケット板2’は、円板形状の本体部分と、当該本体部分から正面側に突出する円筒形状のカバー部22と、本体部分背面側の外周から張り出すように設けられた外側フランジ部23とを備えたプラスチック成形品である。また、ソケット板2’の本体部分の正面側中央部には、直管型ランプBの端部の一対の端子が挿入される端子穴21が設けられている。ソケット板2’は、カバー部22がケース1の開口部11から突出する位置に配置されており、ケース1の背面方向(図6(b)においては右方向)に移動可能になっている。ソケット板2’は、外側フランジ部23がケース1の正面側内面に当接することで、正面側への移動を規制されている。なお、ソケット板2’の形状および材質は、上記したものに限定されない。第2実施形態では、カバー部22がソケット板2’の本体部分の正面側に突出する長さL1’が、直管型ランプBの端子の長さL2より長くなるようにしている。
ソケット板用ばね4は、コイルばねであり、ソケット板2’を正面側に付勢する。ソケット板2’は、ソケット板用ばね4によって付勢され、外側フランジ部23がケース1の正面側内面に押し付けられている。第2実施形態では「ソケット板用ばね4」が、本発明の「付勢部材」に対応する。
第2実施形態においては、カバー部22を備えたソケット板2’がソケット板用ばね4によって正面側に付勢されている。したがって、取り付けられた直管型ランプBが軸方向に振動して、直管型ランプBの端子が端子穴21からはずれたとしても、カバー部22が正面側に突出した状態にあるので、直管型ランプBの端部(または、端部の端子)が突出したカバー部22に引っかかる。これにより、直管型ランプBが落下してしまうことを防ぐことができる。
また、ソケット板2’は、ケース1の背面方向に移動可能であり、ソケット板用ばね4によって、ケース1の正面側に付勢されている。したがって、直管型ランプBを直管型ランプ用ソケットAに付け外しする際に邪魔になるカバー部22を、ケース1の背面方向に押圧することで容易に押し込むことができ、また、押圧をやめることでカバー部22(ソケット板2’)を元の位置に戻すことができる。つまり、第1実施形態に係る取り付け方法(図3参照)と同様に、カバー部22のない従来の直管型ランプ用ソケットの場合とほぼ同様の方法で、付け外しすることができる。直管型ランプ用ソケットAへの付け外しの前後に、直管型ランプBへの他の部材の付け外しを必要としないので、直管型ランプBを容易に付け外しすることができる。
なお、第2実施形態においては、ソケット板用ばね4が1つのコイルばねである場合について説明したが、これに限られない。例えば、図4(a)に示す複数のカバー用ばね5’を、ソケット板用ばね4に代えて備えるようにしてもよい。また、図4(b)に示す板ばねであるカバー用ばね5”を、ソケット板用ばね4に代えて備えるようにしてもよい。また、ソケット板用ばね4に代えて、ゴムなどの弾性部材を用いるようにしてもよい。
第2実施形態においては、ソケット板2’に外側フランジ部23が設けられている場合について説明したが、これに限られない。ソケット板2’の正面側への移動を所定の範囲に規制できれば、外側フランジ部23を設ける必要はない。
第2実施形態においては、ソケット板2’が正面視円形状で、カバー部22が円筒形状である場合について説明したが、これに限られない。カバー部22は直管型ランプBの落下を防ぐためのものなので、ソケット板2’の本体部分の下側に位置する部分があればよい。例えば、図5(a)、(b)に示す実施例と同様に、カバー部22が下部分だけであってもよい。また、ソケット板2’は正面視円形状であることに限定されず、他の形状であってもよい。例えば、図5(c)、(d)に示す実施例と同様に、ソケット板2’が正面視正方形状であってもよいし、カバー部22の形状が正面視正方形状の角筒形状であってもよい。
また、第2実施形態に係る直管型ランプ用ソケットA’も、直管型ランプBを壁に取り付ける場合や、棚などに取り付ける場合にも、用いることができる。
本発明に係る直管型ランプ用ソケットは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る直管型ランプ用ソケットの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A,A1,A2,A’直管型ランプ用ソケット
1 ケース
11 開口部
12 規制部
2,2’ソケット板
21 端子穴
22 カバー部
23 外側フランジ部
3 カバー
31 内側フランジ部
32 外側フランジ部
4 ソケット板用ばね(第2の付勢部材、付勢部材)
5,5’,5” カバー用ばね(付勢部材)
6 固定部材
B 直管型ランプ

Claims (6)

  1. 直管型ランプの端子を挿入するための端子穴が正面側に設けられたソケット板と、
    少なくとも前記ソケット板の下側に位置する部分を有しており、前記ソケット板の正面方向に移動可能に配置されるカバーと、
    前記カバーを、前記ソケット板の正面方向に付勢して、前記ソケット板の正面側に突出させる付勢部材と、
    を備えていることを特徴とする直管型ランプ用ソケット。
  2. 前記ソケット板を正面方向に付勢する第2の付勢部材をさらに備えている、請求項1に記載の直管型ランプ用ソケット。
  3. 前記カバーには、前記ソケット板の正面側に当接するフランジが設けられている、請求項2に記載の直管型ランプ用ソケット。
  4. 前記ソケット板と前記カバーとが一体になっている、請求項1に記載の直管型ランプ用ソケット。
  5. 前記カバーは、前記ソケット板の正面方向を軸とする筒形状である、請求項1ないし4のいずれかに記載の直管型ランプ用ソケット。
  6. 前記カバーの、前記ソケット板の正面から突出する部分の長さは、前記直管型ランプの端子の長さより長い、請求項1ないし5のいずれかに記載の直管型ランプ用ソケット。
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