JP2014120782A - 分散無線通信基地局システムの制御方法及び集中制御局 - Google Patents

分散無線通信基地局システムの制御方法及び集中制御局 Download PDF

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直剛 柴田
Seishi Yoshida
誠史 吉田
Shigeru Kuwano
茂 桑野
Jun Terada
純 寺田
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Abstract

【課題】本発明は、基地局間をPONで接続するバックホール形態において、CoMPやX2ハンドオーバを要求するONU数が増加するに伴い、基地局間通信を行うために必要なPON区間の伝送帯域が増加するという課題がある。
【解決手段】PON構成のOLT側装置を集中制御局として利用し、全基地局に帰属する移動局の情報を集中制御局に集約して、ユーザデータを送るべき基地局を確定した後で、ユーザデータを基地局へ転送する。これにより、ユーザデータをある基地局に送った後で、別の基地局へ転送する必要がなくなる。
【選択図】図5(a)

Description

本発明は複数の無線通信基地局とPON(Passive Optical Network)伝送システムによって構成される分散無線通信基地局システムにおける、基地局間での通信方式に関するものである。
モバイル通信システムにおいて基地局が移動局に対してサービスを提供するエリアはセル(Cell)と呼ばれる。基地局が無指向性のアンテナにより無線信号の電波を出力する場合、セルは基地局を中心として同心円状に広がり、その半径はアンテナの送信出力のレベルに応じて変化する。無線周波数帯域を効率良く利用するためには基地局を地理的に高い密度で設置し、電波の到達範囲であるセルを一定エリアに留め、同じ周波数帯域を空間的にできるだけ再利用する運用が行われている。
図1に、セルラーシステムにおける通信環境の一例を示す。移動局がセル内を移動しセルの端の領域に達した場合、通信を行っている基地局103Aからの信号(実線)の強度が弱まる一方で、隣接した基地局103Bから受信する信号(破線)の強度が相対的に大きくなる。その結果、図1に示すよう、セル102Aとセル102Bとが重なる地域において、下りリンク通信において隣接した基地局103A及び103Bの干渉信号の影響をより大きく受けることになり、移動局101での下り信号の受信感度が低下する。
さらに移動局101が移動して隣接の基地局103Bのセル102Bのエリアに入った時点で帰属する基地局を103Aから103Bに切り替えることにより通信が継続される。この一連の手順は一般にハンドオーバと呼ばれる。移動局101は102Aから102Bへセル間を移動するのに伴い、ハンドオーバの前後の状態、すなわち移動局101がセル端に位置した状態において伝送速度が著しく低下する問題が生じる。このため、面的に安定した通信品質を実現する上での問題を生じている。
こうした隣接する基地局間の信号の干渉が原因となる通信品質低下の課題を解決するために、これまでに様々な方策が検討されてきた。方策のうちの一つはセル端に位置する移動局に対して隣接した基地局が互いに連携して移動局との通信を行うことにより通信品質低下を抑制する方法である。この方法は一般に基地局(セル)間協調送受信(Coordinated Multi−point transmission/reception:CoMP)と呼ばれる(非特許文献1)。
CoMPにはいくつかの実現方法があるが、下り方向の信号に対するCoMPの実現方法の一つとしてJoint Transmission(JT)方式がある。JT方式はセル端に位置する移動局に対し、隣接する基地局から同一の下り信号を送信することにより端末の受信信号のゲインを改善させる方法である。JTには無線信号のソフト合成(コンバインニング)受信を利用するノンコヒーレント送信と、セル間にまたがるプリコーディングを行い受信ポイントにおいて信号の同相合成を実現するコヒーレント送信の2つの方法が検討されている。いずれのケースも移動局が2つ以上の基地局から同時に同一の信号を受信することによりゲインを向上させる点においては共通であり、その結果としてセル端に位置する移動局の通信品質を向上する効果が得られる。
これら2つのJTの実現方法の中でより実現が容易なノンコヒーレント送信では隣接する基地局が移動局に対し同一の無線信号を送信するが、携帯コア網(Evolved Packet Core:EPC)からRAN(Radio Access Network)を経由して各基地局へ同一の下り信号を送信する必要がある。その方法として例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)において規格化されているLTE(Long Term Evolution)方式では図2(a)及び図2(b)に示す通り、大きく分けて2つの手順がある。すなわち、EPCからS1インタフェースを介して、各基地局宛てにそれぞれユーザプレーンの信号を送信する方法(図2(a))と、JTを要求する基地局が受信した信号をいったんバッファリングしてJTに使用される信号をコピーし、JTに参加する他の基地局に対しX2インタフェースを介して送信する方法(図2(b))である。
関連するX2インタフェースを介してJTを行う際の、フローチャートの例を図3に示す。以下、動作手順を述べる。
ステップS301:移動局X宛のデータが、MME/S−GWから基地局A宛に伝送される。
ステップS302:基地局Aは移動局Xからの情報に基づき、隣接セルの情報を取得する。具体的には移動局Xから報告される隣接セルからの下り信号の信号受信レベルや信号対雑音干渉電力比(SINR)などの情報が使用される。
ステップS303:隣接セルからの信号の受信レベルがあらかじめ設定した閾値に達した場合、基地局Aは移動局Xが隣接セルとのセルの端に存在していることを判定する。また同時にJTの対象となる基地局Bを特定する。そして、基地局Aは基地局Bに対してJTの連携要請を出す。この時に移動局に関する無線帯域割当情報等の制御情報も通知する。
ステップS304:基地局Bは、基地局Aに対する連携の可否を決定する。基地局Bが連携不可と決定する場合は、例えば基地局Aから送られた移動局Xの無線帯域が、基地局Bの無線帯域割当で空いていないなど、リソース不足が生じた場合に発生しうる。それ以外の場合は、基地局Bは連携可能と返答(連携応答)する。
ステップS305:基地局Bは基地局Aに対して、連携の可否を返答する。
ステップS306:連携可能の信号(連携応答)を受け取った基地局Aは、基地局Bに対して移動局X宛のデータを転送する。
ステップS307:基地局A及びBから、移動局Xに対して同一信号が伝送される。
ステップS305の後に、基地局Aと移動局X間のチャネル利得情報(CSI)、及び基地局Bと移動局X間のCSIを一ヵ所に集約し、各基地局のプリコーディングベクトルを計算して通知しても良い。
また、移動局が移動して隣接の基地局のセルのエリアに入った際は、帰属する基地局を切り替えることにより通信が継続される。この一連の手順は一般にハンドオーバと呼ばれる。3GPP(Third Generation Partnership Project)で標準化されているLTE(Long Term Evolution)方式を例にとりハンドオーバの手順について説明する。ハンドオーバの処理ではどの移動局が基地局に接続されているか、データの送受信がどこまで完了しているかといった移動局に関する制御情報を基地局間でやりとりする必要がある。LTEにおけるハンドオーバには「S1ハンドオーバ」と「X2ハンドオーバ」の2つの種類のハンドオーバの手順が規定されている。
「S1ハンドオーバ」とは基地局装置(eNodeB)と携帯コア網(Evolved Packet Core:EPC)との接続するインタフェースであるS1インタフェースを介してハンドオーバに伴う制御信号を基地局間でやりとりする方式である。一方、「X2ハンドオーバ」とは基地局間の通信インタフェースであるX2インタフェースを使用してハンドオーバに伴う制御信号を基地局間で直接やりとりする方式である。
図4によってX2ハンドオーバの手順を説明する。移動局からの周辺基地局の信号強度の測定結果の報告に基づいて移動元基地局がハンドオーバの実施の判断を行うのはS1ハンドオーバと同様である。ただし、ハンドオーバの要求はMME(Mobility Management Entity)ではなく、直接、移動先基地局に対して送信する。移動先基地局は無線信号のリソースの空き状況を確認し、ハンドオーバを受け入れるか否かの判断(アドミッションコントロール)を行う。移動先基地局はハンドオーバの承認の通知を移動元の基地局に送信する。移動元基地局はこれに基づいて移動局にハンドオーバの指示を行うと共に、移動局に未達となっていたデータ(移動局に未送信のデータ、または送信したが確認応答を受信していないデータ)を移動先の基地局に対して送信する。移動局は移動先基地局への同期処理を行い、ハンドオーバの完了通知を移動先基地局に対して送信する。移動先基地局は未達データを移動局に送信する。また、移動先基地局はMMEに対しパス切替要求を送信し、MMEはこれを受けてゲートウェイ装置(S/P−GW)に対して新しい基地局を通知する。これに基づきパケット通信のパスが、移動元基地局から移動先基地局に切替られ、ハンドオーバが完了する。
X2ハンドオーバでは、移動局へ未達となっていたデータを移動元基地局から、移動先の基地局に対し転送するため、S1ハンドオーバと比較して、信号のロスが少なくなり、またより短い時間でハンドオーバを行うことができる。
またモバイルバックホールの一形態として、図5(a)及び図5(b)のような構成が提案されている。この構成は、局内側の光回線終端装置(Optical Line Terminal:OLT)に代表基地局、加入者側の光回線終端装置(Optical Network Unit:ONU)に基地局を設置する構成である(非特許文献2)。すなわち、基地局間をPONシステムで接続しており、基地局間でのPONシステムの信号多重方法としては、TDM(Time Division Multiplex)、WDM(Wavelength Division Multiplex)、FDM(Frequency Division Multiplex)等が例示できる。
この形態では代表基地局はEPCに対し、ONUに接続された各基地局を代表して応答する。またEPCと基地局間の通信は代表基地局を経由して行われる。また基地局間通信も、PON区間を用いて実現することができる。図5(a)及び図5(b)の構成は、関連する基地局間を専用のファイバで接続して通信を行う場合と比べ、ファイバを集約できるため経済的である。
図5(a)は、代表基地局110にOLT140の機能、基地局120にONU150の機能が付加され、代表基地局−基地局間をPONシステム130により接続する構成である。例えば、PONシステムとしてGE−PON(IEEE802.3ah)、10G−EPON(IEEE802.3av)等のTDM−PONシステムを適用する場合を考えると、OLTの機能とは、下りリンクにおいて代表基地局が出力するデータをEthernet(登録商標)フレームにマッピングして所定のタイミングで送信する機能や、上りリンクにおいて受信したEthernet(登録商標)フレームからデータを抽出する機能を含む。一方、ONUの機能とは、下りリンクにおいて受信したEthernet(登録商標)フレームからデータを抽出する機能や、上りリンクにおいて基地局が出力するデータをEthernet(登録商標)フレームにマッピングして所定のタイミングで送信する機能を含む。
図5(b)は、代表基地局110とOLT140の間および基地局120とONU150の間にそれぞれアダプタ210,230を付加し、代表基地局−基地局間をPONシステムにより接続している。代表基地局−OLT間のアダプタの機能は、代表基地局が出力する下り信号をOLTの入力インタフェースが認識できる形式の信号へと変換する機能や、OLTが出力する上り信号を代表基地局の入力インタフェースが認識できる形式の信号へと変換する機能を含む。一方ONU−基地局間のアダプタの機能は、ONUが出力する下り信号を基地局の入力インタフェースが認識できる形式の信号へと変換する機能や、基地局が出力する上り信号をONUの入力インタフェースが認識できる形式の信号へと変換する機能を含む。
「LTE−AdvancedにおけるMIMOおよびセル間協調送受信技術」、NTT DOCOMOテクニカル・ジャーナルVol.18 No.2 p.22−30 Chathurika Ranaweera et al., "Next Generation Optical−Wireless Converged Network Architectures", IEEE Network,pp22−27
JTを行う場合には、JTの対象となる移動局のユーザデータをある基地局から他の基地局に対して送信する必要がある。またハンドオーバを行う場合には、移動局の未達データを移動元基地局から移動先基地局に対して送信する必要がある。
ここで、図5(a)及び図5(b)の構成では一つのファイバを複数のONUで共有している。このため、JTやハンドオーバを要求する基地局数が増加するに伴い、ユーザデータを転送するために必要なPON区間の帯域が増加し、別のユーザデータを送信するための帯域が不足するという課題がある。
本発明は、JTやハンドオーバを要求する基地局数が増加してもユーザデータを転送するために必要なPON区間の帯域の増加を防ぐことを目的とする。
本発明に係る集中制御局は、
セル内の移動局と無線通信を行う複数の基地局が1つの代表基地局とPON(Passive Optical Network)で接続された分散無線通信基地局システムに備わる集中制御局であって、
移動局における基地局との通信状況を、各基地局から集約する情報集約部と、
前記移動局との無線通信を行うのに適した通信環境を、集約した情報に基づいて決定する決定部と、
前記決定部の決定した通信環境になるように、少なくとも1つの前記基地局を動作させる制御部と、
を備える。
本発明に係る分散無線通信基地局システムは、
代表基地局と、
セル内の移動局と無線通信を行う複数の基地局と、
前記代表基地局側にOLT及び前記基地局側のそれぞれにONUを有し、前記代表基地局と前記基地局との間の信号を多重伝送するPONシステムと、
本発明の集中制御局と、
を備える。
本発明に係る分散無線通信基地局システムの制御方法は、
セル内の移動局と無線通信を行う複数の基地局が1つの代表基地局とPONで接続された分散無線通信基地局システムの制御方法であって、
移動局における基地局との通信状況を、各基地局から集約する情報集約手順と、
前記移動局との無線通信を行うのに適した通信環境を、集約した情報に基づいて決定する決定手順と、
前記決定手順で決定した通信環境になるように、少なくとも1つの前記基地局を動作させる制御手順と、
を有する。
本発明は、PONにおける代表基地局側に集中制御局を設け、全基地局に帰属する移動局の情報を集中制御局に集約して、ユーザデータを送るべき基地局を確定した後で、ユーザデータを基地局へ転送することにより、ユーザデータをある基地局に送った後で、別の基地局へ転送する必要がなくなる。したがって、本発明は、JTやハンドオーバを要求する基地局数が増加してもユーザデータを転送するために必要なPON区間の帯域の増加を防ぐことができる。
本発明に係る集中制御局では、
前記決定部は、前記情報集約部の集約した通信状況に基づいて通信状況の悪い移動局を特定し、当該移動局が自局のセル内に存在している基地局について基地局間協調送受信を行うことを決定し、
前記制御部は、基地局間協調送受信を行う命令と共に当該移動局の情報を含む基地局間協調送受信を行うために必要な情報を、当該移動局が自局のセル内に存在している基地局に対して通知してもよい。
本発明に係る集中制御局では、
前記決定部は、前記情報集約部の集約した通信状況に基づいて通信状況の悪い移動局を特定し、当該移動局が自局のセル内に存在している基地局のなかからハンドオーバ先の基地局を決定し、
前記制御部は、ハンドオーバを行う命令と共に当該移動局の情報を含む当該移動局と無線通信を行うために必要な情報を、ハンドオーバ先の基地局に対して通知してもよい。
本発明に係る集中制御局では、前記制御部は、前記命令及び前記移動局の情報をマルチキャストで各基地局へ通知してもよい。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、PON構成のOLT側装置を集中制御局として利用し、全基地局に帰属する移動局の情報を集中制御局に集約して、ユーザデータを送るべき基地局を確定した後で、ユーザデータを基地局へ転送することにより、ユーザデータをある基地局に送った後で、別の基地局へ転送する必要がなくなる。
セルラーシステムにおける通信環境の一例を示す。 基地局間協調送受信の第1例を示す模式図である。 基地局間協調送受信の第2例を示す模式図である。 基地局間協調送受信のシーケンスの一例を示す。 X2ハンドオーバのシーケンスの一例を示す。 代表基地局−基地局間をPONシステムにより接続する構成の第1例を示す。 代表基地局−基地局間をPONシステムにより接続する構成の第2例を示す。 本発明の実施形態に係る集中制御局の構成の一例を示す。 関連するJT手順を代表基地局−基地局間がPONで接続された分散無線通信基地局システムに適用した場合のシーケンスの一例を示す。 本実施形態2に係るJT手順の一例を示す。 関連するハンドオーバ手順を代表基地局−基地局間がPONで接続された分散無線通信基地局システムに適用した場合のシーケンスの一例を示す。 本実施形態2に係るハンドオーバ手順の一例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本発明の実施形態に係る分散無線通信基地局システムは、セル内の移動局101と無線通信を行う複数の基地局103A、及び103Bが1つの代表基地局110とPONシステム130で接続されている。PONの信号多重方法としては、TDM(Time Division Multiplex)、WDM(Wavelength Division Multiplex)、FDM(Frequency Division Multiplex)等が選択できる。
代表基地局110と基地局103A及び103Bの間をPONシステムにより接続する構成は任意であり、例えば、図5(a)に示す構成であっても、図5(b)に示す構成であってもよい。PONで接続される基地局の数は2以上の任意の数とすることができるが、本実施形態では理解の容易のため、基地局が2つである場合について説明する。
代表基地局110は、集中制御局を備える。集中制御局は、PONにおける光信号分岐回路135よりも代表基地局110側に備わる。例えば、集中制御局は、図5(a)に示す代表基地局110に備わっていてもよいし、図5(b)に示すアダプタ210又はOLT140に備わっていてもよい。
図6に、本発明の実施形態に係る集中制御局の構成の一例を示す。集中制御局160は、情報集約部161と、決定部162と、制御部163と、を備える。本発明の実施形態に係る分散無線通信基地局システムの制御方法は、情報集約手順と、決定手順と、制御手順と、を順に有する。
情報集約手順では、情報集約部161が、移動局101における基地局103A及び103Bとの通信状況を、各基地局103から集約する。通信状況は、例えば、移動局101の周辺基地局測定結果である。
決定手順では、決定部162が、移動局101との無線通信を行うのに適した通信環境を、集約した情報に基づいて決定する。通信環境は、例えば、JT又はハンドオーバである。
制御手順では、制御部163が、決定部162の決定した通信環境になるように、基地局103A及び103Bのうちの少なくとも1つの基地局を動作させる。このとき、動作させる必要のある基地局のみに命令を通知してもよいが、マルチキャスト機能を利用してPONで接続されている全ての基地局に命令を通知してもよい。
このように、本発明では、PONのマルチキャスト機能を利用することもできる。すなわち、PON構成の代表基地局またはアダプタまたはOLTを集中制御局として利用し、全基地局に帰属する移動局の情報を集中制御局に集約して、ユーザデータを送るべき基地局を確定した後で、ユーザデータをマルチキャスト機能により全基地局へ転送する。これにより、ユーザデータをある基地局に送った後で、別の基地局へ転送する必要がなくなる。
(実施形態1)
実施形態1では、各基地局が保持する移動局に関する情報を、一度集中制御局160に送信する。集中制御局160は集めたデータから、JTを行う基地局を決定する。その後集中制御局160は、JTに参加する基地局103A及び103Bに対して、移動局101のデータをマルチキャストで送信する。
図8に、本実施形態に係るJT手順の一例を示す。
ステップS701:基地局Aは移動局Xからの情報に基づき、隣接セルの情報を取得する。具体的には移動局Xから報告される隣接セルからの下り信号の信号受信レベルや信号対雑音干渉電力比(SINR)などの周辺基地局情報(周辺基地局測定結果)が使用される。移動局Xは、周期的にこの情報を伝送する事としても良いし、基地局から情報伝送の要求が来た場合のみ伝送する事としても良い。
ステップS702:全基地局は、連携情報を集中制御局へ送信する。連携情報には、自分に帰属する移動局のCSI情報やステップS701で得た周辺基地局情報が含まれる。
ステップS703:集中制御局は、連携情報を基にして、通信状況が悪くJTを用いる必要のある移動局を特定し、同時にこのJTで移動局に対して信号を送信する基地局を特定する。ここでは、移動局Xに対して基地局A及びBから信号送信が行われるようなJTが必要と想定する。
ステップS704:集中制御局は、移動局Xのデータを基地局A及び基地局Bに対してマルチキャスト機能を用いて送信する。この際、集中制御局から基地局A及び基地局Bに対して、移動局Xのデータ送信に使用する無線帯域を決定して通知する(S705)。
ステップS706:基地局A及びBから、移動局Xに対して同一信号が伝送される。
ステップS703の後に、基地局Aと移動局X間のチャネル利得情報、及び基地局Bと移動局X間のチャネル利得情報から、各基地局のプリコーディングベクトルを計算して、ステップS704で各基地局へ通知しても良い。
ステップS703でJTを行う基地局を決定する際は、各基地局の無線帯域の空き状況を鑑みて決定する事もできる。すなわち、無線帯域の空きが少ない基地局はJTの連携対象としない。この無線帯域の空き状況は、ステップS702で無線帯域の割当情報、または他の移動局のCSI情報及びデータ量を集中制御局に送る事で取得できる。
関連するJT手順を図5の構成に適用した場合のシーケンスを図7に示す。
ステップS601:移動局X宛のデータが、代表基地局から基地局A宛に伝送される。
ステップS602:基地局Aは移動局Xからの情報に基づき、隣接セルの情報を取得する。
ステップS603:基地局Aは代表基地局へ連携要請を送信し、代表基地局が基地局Aからの連携要請を基地局Bへ送信する。
ステップS604:基地局Bは、リソースの確認を行う。
ステップS605:基地局Bは代表基地局へ連携の可否を返答し、代表基地局は連携可能の返答(連携応答)である基地局を基地局Aへ通知する。
ステップS606:基地局Aは移動局Xのデータを代表基地局へ送信し、代表基地局は移動局Xのデータを基地局Bへ送信する。
ステップS607:基地局A及びBから、移動局Xに対して同一信号が伝送される。
実施形態1の図8に示すJT手順は、図7に示すJT手順と比べ、移動局X宛のデータを伝送する回数が減少している事がわかる。このため、本発明は、JTやハンドオーバを要求する基地局数が増加してもユーザデータを転送するために必要なPON区間の帯域の増加を防ぐことができる。
また、JTに参加する基地局数は2だけでなく、任意の値に設定した場合でも、実施形態1を適用できる。
また、代表基地局110だけでなく、アダプタ210またはOLT140が集中制御局160になる事もできる。
(実施形態2)
実施形態2では、各基地局103A及び103Bが保持する移動局101に関する情報を、一度集中制御局160に送信する。集中制御局160は集めたデータから、移動局101のハンドオーバ先を決め、ハンドオーバ先にのみ移動局のデータを伝送する。
図10に、本実施形態に係るハンドオーバ手順の一例を示す。
ステップS901:移動局X宛のデータが、S/P−GWから代表基地局へ伝送される。
ステップS902及びS903:基地局Aは移動局Xからの情報に基づき、隣接セルの情報を取得する。具体的には移動局Xから報告される隣接セルからの下り信号の信号受信レベルや信号対雑音干渉電力比(SINR)などの周辺基地局情報(周辺基地局測定結果)が使用される。
ステップS904:全基地局は、自分に帰属する移動局のCSI情報やステップS902で得た周辺基地局の情報を代表基地局に備わる集中制御局へ送信する。このとき、移動元である基地局A及びBが移動局XのCSI情報などのユーザデータを集中制御局へ送信する。
ステップS905:代表基地局に備わる集中制御局は、これらのデータを基にして、通信状況が悪くハンドオーバ(H/O)を用いる必要のある移動局を特定し、同時に該移動局に対して信号を送信するハンドオーバ先の基地局を特定する。ここでは、移動局Xの基地局Aからのハンドオーバ先が基地局Bと想定する。
ステップS906:代表基地局に備わる集中制御局は、ハンドオーバ(H/O)の指示を基地局Aに送信する。これにより、基地局Aがハンドオーバ(H/O)を行う旨を移動局Xに通知する。
ステップS907:代表基地局に備わる集中制御局は、移動局X宛のデータを基地局Bに対して送信する。この際、集中制御局から基地局Bに対して、移動局Xのデータ送信に使用する無線帯域を決定して通知しても良い。
ステップS908:基地局Bは、移動局Xと同期処理を行う。同期処理が完了すると、基地局Aから基地局Bへの移動局Xのハンドオーバが完了する(S909)。ハンドオーバが完了すると、基地局Bから、移動局Xに対して、移動局X宛のデータが送信される。
ステップS910:ハンドオーバが完了すると、基地局Bは、代表基地局に対してパスの切替要求を行う。すると、パスの切替要求がMMEに通知される。
ステップS911:MMEは、移動局Xの基地局が基地局Bである旨をS/P−GWに通知する。すると、S/P−GWが移動局Xと通信を行うためのパスを基地局Bに切り替える(S912)。
ステップS912:MMEは、移動局Xについてのリソースの解放指示を、代表基地局経由で基地局Aに通知する。これにより、基地局Aは、移動局Xと通信を行うために保持していた情報を廃棄する。
本実施形態では、移動局Xの接続セルを基地局Aから基地局Bに切り替える際、基地局Aが送信したが、基地局A−移動局X間のチャネル利得が変動し、移動局Xに届けられていない未達データが基地局Aにある可能性がある。この時のために、上記手順のステップS904において、全基地局が各移動局の未達データの情報も集中制御局へ伝送しておき、集中制御局は基地局Aの未達データも含めて基地局Bへ送信できるようにしておいても良い。また他の手法として、接続セルを切り替える際、基地局Aに未達データが存在する場合のみ、付加的に基地局Aから基地局Bに対してデータを転送しても良い。
関連するハンドオーバ手順を図5の構成に適用した場合のシーケンスを図9に示す。
ステップS801:移動局X宛のデータが、S/P−GWから代表基地局経由で基地局Aに伝送される。
ステップS802及びS803:基地局Aは移動局Xからの情報に基づき、隣接セルの情報を取得する。
ステップS804:基地局Aは、ハンドオーバ(H/O)を行うことを決定する。
ステップS805:基地局Aが代表基地局に対してハンドオーバの要求を行い、代表基地局が基地局Bに対してハンドオーバの要求を行う。
ステップS806:基地局Bは、リソースを確認し、アドミッションコントロールを行う。
ステップS807:基地局Bは、代表基地局に対して、ハンドオーバの承認を行う。代表基地局は、基地局Bがハンドオーバの承認をした旨を、基地局Aへ通知する。これにより、基地局Aがハンドオーバ(H/O)を行う旨を移動局Xに通知する(S808)。
ステップS809:基地局Aは、移動局Xの未達データ及び移動局Xの端末情報を、代表基地局を介して基地局Bへ転送する。
ステップS810:基地局Bは、移動局Xとの間で同期処理を行う。同期処理が完了すると、基地局Aから基地局Bへの移動局Xのハンドオーバが完了する(S811)。ハンドオーバが完了すると、基地局Bから、移動局Xに対して、移動局X宛のデータが送信される。
ステップS812:基地局Bは、代表基地局に対してパスの切替要求を行う。すると、パスの切替要求がMMEに通知される。MMEは、移動局Xの基地局が基地局Bである旨をS/P−GWに通知する。すると、S/P−GWが移動局Xと通信を行うためのパスを基地局Bに切り替える(S813)。
ステップS814:MMEは、移動局Xについてのリソースの解放指示を、代表基地局経由で基地局Aに通知する。これにより、基地局Aは、移動局Xと通信を行うために保持していた情報を廃棄する。
実施形態2の図10に示すハンドオーバ手順は、図9に示すハンドオーバ手順と比べ、ユーザデータの転送にPON帯域を使用する回数が減少している事がわかる。このため、本発明は、JTやハンドオーバを要求する基地局数が増加してもユーザデータを転送するために必要なPON区間の帯域の増加を防ぐことができる。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
10、11:代表基地局装置
12:アダプタ
13:OLT
20、21:ONU
22:アダプタ
23:基地局装置
40A、40B、40C:移動局
50A、50B:基地局
60:EPC
101:移動局
102A、102B:セル
103A、103B:基地局
110:代表基地局
120:基地局
130:PONシステム
135:光信号分岐回路
140:OLT
150:ONU
160:集中制御局
161:情報集約部
162:決定部
163:制御部
210、230:アダプタ

Claims (6)

  1. セル内の移動局と無線通信を行う複数の基地局が1つの代表基地局とPON(Passive Optical Network)で接続された分散無線通信基地局システムに備わる集中制御局であって、
    移動局における基地局との通信状況を、各基地局から集約する情報集約部と、
    前記移動局との無線通信を行うのに適した通信環境を、集約した情報に基づいて決定する決定部と、
    前記決定部の決定した通信環境になるように、少なくとも1つの前記基地局を動作させる制御部と、
    を備える集中制御局。
  2. 前記決定部は、前記情報集約部の集約した通信状況に基づいて通信状況の悪い移動局を特定し、当該移動局が自局のセル内に存在している基地局について基地局間協調送受信を行うことを決定し、
    前記制御部は、基地局間協調送受信を行う命令と共に当該移動局の情報を含む基地局間協調送受信を行うために必要な情報を、当該移動局が自局のセル内に存在している基地局に対して通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の集中制御局。
  3. 前記制御部は、前記命令及び前記移動局の情報をマルチキャストで各基地局へ通知することを特徴とする請求項2に記載の集中制御局。
  4. 前記決定部は、前記情報集約部の集約した通信状況に基づいて通信状況の悪い移動局を特定し、当該移動局が自局のセル内に存在している基地局のなかからハンドオーバ先の基地局を決定し、
    前記制御部は、ハンドオーバを行う命令と共に当該移動局の情報を含む当該移動局と無線通信を行うために必要な情報を、ハンドオーバ先の基地局に対して通知する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の集中制御局。
  5. 代表基地局と、
    セル内の移動局と無線通信を行う複数の基地局と、
    前記代表基地局側にOLT及び前記基地局側のそれぞれにONUを有し、前記代表基地局と前記基地局との間の信号を多重伝送するPONシステムと、
    請求項1から4のいずれかに記載の集中制御局と、
    を備える分散無線通信基地局システム。
  6. セル内の移動局と無線通信を行う複数の基地局が1つの代表基地局とPONで接続された分散無線通信基地局システムの制御方法であって、
    移動局における基地局との通信状況を、各基地局から集約する情報集約手順と、
    前記移動局との無線通信を行うのに適した通信環境を、集約した情報に基づいて決定する決定手順と、
    前記決定手順で決定した通信環境になるように、少なくとも1つの前記基地局を動作させる制御手順と、
    を有する分散無線通信基地局システムの制御方法。
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