JP2014120710A - 多層高周波伝送線路およびその製造方法 - Google Patents

多層高周波伝送線路およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014120710A
JP2014120710A JP2012276742A JP2012276742A JP2014120710A JP 2014120710 A JP2014120710 A JP 2014120710A JP 2012276742 A JP2012276742 A JP 2012276742A JP 2012276742 A JP2012276742 A JP 2012276742A JP 2014120710 A JP2014120710 A JP 2014120710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
ground layer
forming
interlayer connection
transmission line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012276742A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Tsutsumi
卓也 堤
Suehiro Sugitani
末広 杉谷
Toshihiko Kosugi
敏彦 小杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012276742A priority Critical patent/JP2014120710A/ja
Publication of JP2014120710A publication Critical patent/JP2014120710A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Waveguides (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

【課題】多層高周波伝送線路からの放射損失を低減する。
【解決手段】多層高周波伝送線路は、第1グランド層1および第2グランド層2と、第1グランド層1と第2グランド層2の間を埋める絶縁層3と、絶縁層3に埋め込まれて第1グランド層1と第2グランド層2を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラー4からなる第1層間接続ピラー群11と、絶縁層3に埋め込まれて第1グランド層1と第2グランド層2を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラー4からなる第2層間接続ピラー群12と、絶縁層3に埋め込まれて第1層間接続ピラー群11と第2層間接続ピラー群12の間に存在するシグナル層5とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、多層高周波伝送線路およびその製造方法に関するものである。
近年、テラヘルツ(THz)オーダーの高周波を用いて高速通信を行うミリ波通信技術のように、従来よりも高周波帯の電磁波を用いた通信への応用が視野に入ってきている。中でもモノリシックミリ波/マイクロ波集積回路(MMIC)は高周波信号の複雑な処理を担う該通信システムの心臓部であり、MMICの高性能化は最も重要な課題の一つである。
一般にMMICは高速でのスイッチング動作や増幅動作をおこなう能動素子と、高周波信号の伝搬や位相制御をおこなう受動素子との組み合わせで構成される。受動素子の場合は能動素子よりも高周波信号の伝搬距離が長く、特に高周波信号の伝搬を担う伝送線路素子においては高周波信号の伝送損失低減が重要である。
従来の伝送線路においては例えば図10(特許文献1の図12(b))のような多層配線を用いて高周波信号を伝播させる。該発明は多層配線に中空構造405を形成することによって寄生容量を低減させることが主目的であるが、このような多層配線構造の高周波応用において、伝送損失低減を実現しながら製造コストをいかに抑えるかが、ミリ波/マイクロ波通信技術にとって大きな技術的ポイントとなっている。
特許第3776786号公報
しかしながら高周波帯の通信応用に関して、特許文献1のような従来の伝送線路では以下の3点が課題となっている。
課題1(損失増):図に示すような従来の伝送線路では、伝播信号の高周波化が進展した場合の放射を抑えることができない。THz領域の高周波信号においては放射損失が大きくなるため、MMIC全体の損失増加につながる恐れがある。
課題2(大型化):また、高周波信号の放射が大きいために、近接する伝送線路間で相互干渉が生じ、伝送線路間のアイソレーション特性が大幅に悪化する。結果MMICの性能を低下させるが、アイソレーション特性を改善するためには線路間隔を離さなければならず、逆にMMICの大型化につながる。したがって小型・高機能化を同時に満たすことは困難となる。
課題3(コスト増):MMICに集積される伝送線路には貴金属を多く用いる場合が多く、伝送線路に供する金属の多用は高コスト化につながる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、放射損失を低減できる多層高周波伝送線路およびその製造方法を提供することにある。
また、好ましくは、多層高周波伝送線路の小型化および金属使用量の低減を目的とする。
上記の課題を解決するために、第1の本発明に係る多層高周波伝送線路は、第1グランド層および第2グランド層と、前記第1グランド層と前記第2グランド層の間を埋める絶縁層と、前記絶縁層に埋め込まれて前記第1グランド層と前記第2グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第1層間接続ピラー群と、前記絶縁層に埋め込まれて前記第1グランド層と前記第2グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第2層間接続ピラー群と、前記絶縁層に埋め込まれて前記第1層間接続ピラー群と前記第2層間接続ピラー群の間に存在するシグナル層とを備えることを特徴とする。
例えば、前記多層高周波伝送線路は、第3グランド層と、前記第2グランド層と前記第3グランド層の間を埋める第2絶縁層と、前記第2絶縁層に埋め込まれて前記第2グランド層と前記第3グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第3層間接続ピラー群と、前記第2絶縁層に埋め込まれて前記第2グランド層と前記第3グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第4層間接続ピラー群と、前記第2絶縁層に埋め込まれて前記第3層間接続ピラー群と前記第4層間接続ピラー群の間に存在する第2シグナル層とを備える。
第2の本発明に係る多層高周波伝送線路は、第1グランド層および第2グランド層と、
前記第1グランド層と前記第2グランド層の間を埋める絶縁層と、前記絶縁層に埋め込まれて前記第1グランド層と前記第2グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第1層間接続ピラー群と、前記絶縁層に埋め込まれて前記第1グランド層と前記第2グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第2層間接続ピラー群とを備えることを特徴とする。
例えば、第1の本発明または第2の本発明において、前記第1グランド層、前記第2グランド層、前記第3グランド層の少なくともいずれかが肉抜きされている。
第3の本発明に係る本発明は、第1の本発明に係る多層高周波伝送線路の製造方法であって、半導体基板の表面に前記第1グランド層を形成する工程と、前記第1グランド層の表面に前記絶縁層の一部をなす第1層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1層間絶縁膜に前記層間接続ピラーの一部をなす第1ピラー部分を埋め込むためのスルーホールを形成する工程と、前記スルーホールに前記第1ピラー部分を埋め込む工程と、前記第1層間絶縁膜の表面に前記シグナル層を形成する工程と、前記第1層間絶縁膜と前記シグナル層の表面に前記絶縁層の一部をなす第2層間絶縁膜を形成する工程と、前記第2層間絶縁膜に前記層間接続ピラーの一部をなす第2ピラー部分を埋め込むためのスルーホールを形成する工程と、前記スルーホールに前記第2ピラー部分を埋め込む工程と、前記第2層間絶縁膜と前記第2ピラー部分の表面に前記第2グランド層を形成する工程とを含むことを特徴とする。
第4の本発明に係る本発明は、第1の本発明に係る多層高周波伝送線路の製造方法であって、半導体基板の表面に前記第1グランド層を形成する工程と、前記第1グランド層の表面に前記絶縁層の一部をなす第1層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1層間絶縁膜の表面に前記シグナル層を形成する工程と、前記第1層間絶縁膜と前記シグナル層の表面に前記絶縁層の一部をなす第2層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1層間絶縁膜と前記第2層間絶縁膜からなる前記絶縁層に前記層間接続ピラーを埋め込むためのスルーホールを形成する工程と、前記スルーホールに前記層間接続ピラーを埋め込む工程と、前記第2層間絶縁膜と前記層間接続ピラーの表面に前記第2グランド層を形成する工程とを含むことを特徴とする。
第5の本発明に係る本発明は、第1の本発明に係る多層高周波伝送線路の製造方法であって、前記絶縁層の一部をなす半導体基板の表面に前記シグナル層を形成する工程と、前記半導体基板と前記シグナル層の表面に前記絶縁層の一部をなす層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜に前記層間接続ピラーの一部をなす第1ピラー部分を埋め込むためのスルーホールを形成する工程と、前記スルーホールに前記第1ピラー部分を埋め込む工程と、前記層間絶縁膜と前記第1ピラー部分の表面に前記第2グランド層を形成する工程と、前記半導体基板に前記層間接続ピラーの一部をなす第2ピラー部分を埋め込むためのヴィアを形成する工程と、前記ヴィアに前記第2ピラー部分を埋め込む工程と、前記半導体基板と前記第2ピラー部分の表面に前記第1グランド層を形成する工程とを含むことを特徴とする。
本発明に係る多層高周波伝送線路およびその製造方法によれば、多層高周波伝送線路からの放射損失を低減することができる。
第1の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図である。 第2の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図である。 第3の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図である。 第4の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図である。 第5の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図である。 第6の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図である。 図1に示す多層高周波伝送線路の製造方法の一例を示す図である。 図1に示す多層高周波伝送線路の製造方法の別な一例を示す図である。 図5に示す多層高周波伝送線路の製造方法の一例を示す図である。 従来の伝送線路の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図である。図1(a)は斜視図、図1(b)は断面図である。
多層高周波伝送線路は、第1グランド層1および第2グランド層2と、第1グランド層1と第2グランド層2の間を埋める絶縁層3と、絶縁層3に埋め込まれて第1グランド層1と第2グランド層2を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラー4からなる第1層間接続ピラー群11と、絶縁層3に埋め込まれて第1グランド層1と第2グランド層2を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラー4からなる第2層間接続ピラー群12と、絶縁層3に埋め込まれて第1層間接続ピラー群11と第2層間接続ピラー群12の間に存在するシグナル層5とを備える。
多層高周波伝送線路の基礎となる半導体基板(図1では省略)には、Si, InP, GaAs, GaN, SiCなどが用いられる。
絶縁層3は、ここでは、第1グランド層1と第2グランド層2を電気的に分離するための層間絶縁膜であり、例えばポリイミド、ベンゾシクロブテンなどの有機樹脂や、酸化シリコン、窒化シリコンなどの無機系絶縁膜で形成される。
第1グランド層1、第2グランド層2およびシグナル層5は、例えばAu, Ag, Cu, Alなどの高い導電率を有する金属で形成される。
絶縁層3、第1グランド層1、第2グランド層2およびシグナル層5は、いずれも低誘電正接、かつエッチング可能な材料で形成される。シグナル層5は、高周波信号を伝搬させる層である。
第1グランド層1、第2グランド層2は、対地と同電位にされる。よって、第1グランド層1と第2グランド層2を電気的に接続する層間接続ピラー4も対地と同電位になる。その結果、層間接続ピラー4は、外部への信号の放射を防止し、放射損失を低減できる。
隣接する層間接続ピラー4の表面どうしの間隔をシグナル層5を流れる高周波信号の実効波長よりも小さくすれば、放射防止の効果が極めて高く、好ましい。
絶縁層3(層間絶縁膜)に比誘電率2.7のベンゾシクロブテンを用いた場合には、100GHzの高周波信号の実効波長は約1100μm、300GHzの高周波信号の実効波長は約370μmである。この場合、層間接続ピラー4の間隔を1100μm、370μmの1/10以下、つまり、110μm以下, 37μm以下にすれば、良好な遮へい効果が得られる。
層間接続ピラー4の直径を絶縁層3の厚さ程度とすれば、サイドエッチング効果を考えても設計値通りのサイズを有する層間接続ピラー4を形成できる。このような、層間接続ピラー4に使用される貴金属の量は少なく、コスト減に寄与する。
多層高周波伝送線路の各部寸法は、シグナル層5を伝搬する高周波信号の周波数、及び所望の線路特性インピーダンスで決まる。
特に、第1グランド層1とシグナル層5の間の絶縁層3の厚さd1と、第2グランド層2とシグナル層5の間の絶縁層3の厚さd2とが、シグナル層5と層間接続ピラー4の間隔と同程度なら、各部寸法は、同軸構造におけるインピーダンス計算、つまり近似的な計算で決められる。
例えば、典型例として、第1グランド層1、第2グランド層2、シグナル層5にAuやCu, Alなどの一般的な配線材料を用い、絶縁層3には、厚膜形成可能なベンゾシクロブテン(比誘電率 2.7)を用い、厚さd1、d2を1とした場合のシグナル層5の厚さと、シグナル層5と層間接続ピラー4の間隔を0.5程度にすれば、50オーム整合させることができる。多層配線の平坦性を確保できるように、第1グランド層1、第2グランド層2の厚さは0.5以下とするのが好ましい。なお、後述のように第1グランド層1などを平坦化する場合はこの限りではない。
図2は、第2の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図(斜視図)である。
多層高周波伝送線路は、図1のものに比べ、さらに、第3グランド層6と、第2グランド層2と第3グランド層6の間を埋める第2絶縁層7と、第2絶縁層7に埋め込まれて第2グランド層2と第3グランド層6を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラー4からなる第3層間接続ピラー群13と、第2絶縁層7に埋め込まれて第2グランド層2と第3グランド層6を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラー4からなる第4層間接続ピラー群14と、第2絶縁層7に埋め込まれて第3層間接続ピラー群13と第4層間接続ピラー群14の間に存在する第2シグナル層8とを備える。
第2シグナル層8には、例えば、シグナル層5を伝播する信号とは別の信号が伝播する。第3層間接続ピラー群13、第4層間接続ピラー群14は、第1層間接続ピラー群11等と同様の働きにより、放射損失を低減する。
また、シグナル層5と第2シグナル層8の間には、第2グランド層2があるので、信号同士の干渉を防止でき、アイソレーション特性が向上する。
しかも、設置面積は、図1の多層高周波伝送線路のものと同じである。
つまり、第2の実施の形態の多層高周波伝送線路は、放射損失を低減し、信号の干渉を防止しつつ、小型化に寄与する。
図3は、第3の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図(斜視図)である。
多層高周波伝送線路は、図1の多層高周波伝送線路に比べ、第1グランド層1と第2グランド層2が肉抜きされている。よって、第1グランド層1と第2グランド層2に使用される金属の量を低減できる。
つまり、第3の実施の形態の多層高周波伝送線路は、放射損失を低減しつつ、金属使用量の低減に寄与する。
なお、図3のように、第1グランド層1等を縞状に肉抜きした場合、第1グランド層1等のない縞の幅Gは、層間接続ピラー4の間隔等と同様に、実効波長の1/10以下にするのが好ましい。後述の第4の実施の形態でも同様である。
図4は、第4の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図(斜視図)である。
多層高周波伝送線路は、図2の多層高周波伝送線路に比べ、第1グランド層1と第2グランド層2と第3グランド層6が肉抜きされている。よって、第1グランド層1と第2グランド層2に使用される金属の量を低減できる。
つまり、第4の実施の形態の多層高周波伝送線路は、放射損失を低減し、信号の干渉を防止でき、小型であり、金属使用量の低減に寄与する。
図5は、第5の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図(斜視図)である。
多層高周波伝送線路は、図1の多層高周波伝送線路に比べ、絶縁層3が、半導体基板31と層間絶縁膜32で構成されている。また、層間接続ピラー4は、第1ピラー部分421と第2ピラー部分422から構成される。半導体基板31は、絶縁性を有するので、絶縁層3を構成することができる。よって、図1の多層高周波伝送線路と同様に効果が得られる。
図6は、第6の実施の形態に係る多層高周波伝送線路を示す図(斜視図)である。
多層高周波伝送線路は、図1の多層高周波伝送線路に比べ、シグナル層5を省略したものであり、すなわち、導波管である。シグナル層5を省略した場合、寸法が所定の条件を満たせば、多層高周波伝送線路は導波管として、信号を伝播することができる。
図7は、図1に示す多層高周波伝送線路の製造方法の一例を示す図である。
図7(a)の工程:半導体基板10の表面に第1グランド層1を形成する。
ここでは、第1グランド層1を真空蒸着法、スパッタリング法、電界めっき法などによってパタンニングして形成する。具体的には、フォトリソグラフィ技術を用いてレジスト膜をパタンニングし、このパタンを反映する形で金属の第1グランド層1が形成される。第1グランド層1の厚さが1μm以下の比較的薄い場合には真空蒸着法、スパッタリング法などを用いればよいし、1μmを超える厚い場合には電界めっき法などを用いればよい。
なお、図3の多層高周波伝送線路のように、第1グランド層1を肉抜きする場合は、肉抜き後の第1グランド層1の形状にあわせた形状のレジスト膜をパタンニングすればよい。
また、第1グランド層1を化学的機械研磨法や機械的研削によって平坦化する工程を加えてもよい。
第1グランド層1が平坦でないと、シグナル層5に接触しないように、絶縁層3の一部をなす第1層間絶縁膜301(後述する)を厚くする必要があるが、平坦化すれば、第1層間絶縁膜301を薄くしてもシグナル層5に接触せず、よって、第1層間絶縁膜301を薄くできる。
また、第1グランド層1が平坦でないと、それを反映して第1層間絶縁膜301が歪むので、このような歪みを防止できる。
これは、第2グランド層2についても同様である。また、さらにグランド層を設ける場合でも同様である。
図7(b)の工程:次に、第1グランド層1の表面に絶縁層3の一部をなす第1層間絶縁膜301を形成する。
第1層間絶縁膜301は、例えば、ポリイミドやベンゾシクロブテン等の有機樹脂を用いる場合は、スピンコート法や液相プラズマCVD法などで形成する。酸化シリコン、窒化シリコンおよびそれに類する無機系絶縁膜の場合は、スパッタリング法、熱CVD法、プラズマCVD法を用いる。なお、材料本来の誘電率・誘電正接をもつ良好な第1層間絶縁膜301が形成できなら、いかなるプロセスを用いてもよい。
図7(c)の工程:次に、第1層間絶縁膜301に層間接続ピラー4の一部をなす第1ピラー部分421を埋め込むためのスルーホール411を形成する。
例えば、ポリイミドやベンゾシクロブテン等の有機樹脂を第1層間絶縁膜301に用いた場合には、酸素添加のドライエッチング法を用い、酸化シリコン、窒化シリコンおよびそれに類する無機系絶縁膜の場合にはSF6, CF4, C2F6などのフロン系ガスを用いた反応性ドライエッチング法を用いれば、側壁残さのない良好なスルーホール411を形成できる。スルーホール411の径を特に小さくしたい場合には、エッチング室の圧力を1 Pa以下に下げればよい。また、誘導結合プラズマを用いた反応性ドライエッチングを用いる場合には、バイアスのパワーを高めに設定すればよい。例えばアンテナパワーは500 W以上、バイアスパワーは50 W以上とすれば特に良好なエッチング面が得られる。
図7(d)の工程:次に、スルーホール411に第1ピラー部分421を埋め込む。
具体的には、第1ピラー部分421の金属材料をスルーホール411に充填する。金属材料の種類は第1グランド層1などに用いるものでもよいし、別の種類の金属でもよい。スルーホール411が第1層間絶縁膜301の厚さに以上に深い場合には電界めっき法を用いるのが望ましいが、スルーホール411内にボイド等がなく金属を充てんすることができる場合にはスパッタリング法や真空蒸着法を用いてもよい。この場合、特に反応室の圧力を低めに設定すれば、良好な金属の充填が実現される。例えば10-2以下程度である。また、スルーホール411の径が層間絶縁膜の厚さに対して2倍以上大きい場合には、第1ピラー部分421として、側壁のみに金属膜を形成してもよい。
図7(e)の工程:次に、第1層間絶縁膜301の表面にシグナル層5を形成する。
シグナル層5の形成方法は、第1グランド層1の形成方法に準ずる。
図7(f)の工程:次に、第1層間絶縁膜301とシグナル層5の表面に絶縁層3の一部をなす第2層間絶縁膜302を形成する。
第2層間絶縁膜302の形成方法は、第1層間絶縁膜301の形成方法に準ずる。
図7(g)の工程:次に、第2層間絶縁膜302に層間接続ピラー4の一部をなす第2ピラー部分422を埋め込むためのスルーホール412を形成する。
スルーホール412の形成方法は、スルーホール411の形成方法に準ずる。
図7(g)の工程:次に、スルーホール412に第2ピラー部分422を埋め込み、第2層間絶縁膜302と第2ピラー部分422の表面に第2グランド層2を形成する。
第2ピラー部分422、第2グランド層2の形成方法は、それぞれ第1ピラー部分421の形成方法、第1グランド層1などの形成方法に準ずる。
以上の工程をもって、図1の多層高周波伝送線路が得られる。層間接続ピラー4は、第1ピラー部分421と第2ピラー部分422から構成される。
なお、図2、図4の多層高周波伝送線路は、図7(b)以降の工程をもう1回行うことで得られる。また、図7(b)以降の工程を複数回行い、さらに層を増やしてもよい。
また、シグナル層5の形成工程を省き、図6の多層高周波伝送線路を製造してもよい。
図8は、図1に示す多層高周波伝送線路の製造方法の別な一例を示す図である。
図8(a)の工程:まず、図7(a)、(b)の工程と同様の工程を行う。
図8(b)の工程:次に、第1層間絶縁膜301の表面に、図7(e)と同様に、シグナル層5を形成する。
図8(c)の工程:次に、第1層間絶縁膜301とシグナル層5の表面に、図7(f)と同様に、第2層間絶縁膜302を形成する。
図8(d)の工程:次に、第1層間絶縁膜301と第2層間絶縁膜302からなる絶縁層3に層間接続ピラー4を埋め込むためのスルーホール41を形成する。スルーホール41の形成方法は、スルーホール411、412の形成方法に準ずる(図7(c)、(g))。
図8(e)の工程:次に、スルーホール41に層間接続ピラー4を埋め込み、第2層間絶縁膜302と層間接続ピラー4の表面に第2グランド層2を形成する。
層間接続ピラー4、第2グランド層2の形成方法は、それぞれ第1ピラー部分421などの形成方法、第1グランド層1などの形成方法に準ずる(図7(a)、(d)、(g))。
以上の工程をもって、図1の多層高周波伝送線路が得られる。
なお、図2、図4の多層高周波伝送線路は、第1層間絶縁膜301の生成工程以降の工程をもう1回行うことで得られる。なお、さらに層を増やしてもよい。
また、シグナル層5の形成工程を省き、図6の多層高周波伝送線路を製造してもよい。
図8の製造方法によれば、図7の製造方法で必要な第1ピラー部分421、第2ピラー部分422の生成工程を、1回の層間接続ピラー4の生成工程で代用でき、工程数を低減できる。層を増やした場合は、さらなる工程数低減が可能である。
図9は、図5に示す多層高周波伝送線路の製造方法の一例を示す図である。
図9(a)の工程:まず、半導体基板31の表面に、図7(e)などと同様に、シグナル層5を形成する。次に、半導体基板31とシグナル層5の表面に、図7(b)などと同様な方法で、層間絶縁膜32を形成する。次に、層間絶縁膜32に、図7(c)と同様に、層間接続ピラー4の一部をなす第1ピラー部分421を埋め込むためのスルーホールを形成する。次に、図7(d)と同様に、スルーホールに第1ピラー部分421を埋め込む。次に、層間絶縁膜32と第1ピラー部分421の表面に、図7(g)などと同様に、第2グランド層2を形成する。
図9(b)の工程:次に、半導体基板31に裏側から、層間接続ピラー4の一部をなす第2ピラー部分422を埋め込むためのヴィア42を形成する。ヴィア42の形成には、Cl2, HBr, HIなどのハロゲン系ガスを用いる。
図9(c)の工程:次に、ヴィア42に、図7(g)と同様に、第2ピラー部分422を埋め込む。次に、半導体基板31と第2ピラー部分422の表面に、図7(a)と同様に、第1グランド層1を形成する。
以上の工程をもって、図5の多層高周波伝送線路が得られる。層間接続ピラー4は、第1ピラー部分421と第2ピラー部分422から構成される。なお、さらに層を増やしてもよい。この場合、第1グランド層1側で層を増やしてもよいし、第2グランド層2側で層を増やしてもよい。
また、シグナル層5の形成工程を省き、導波管である多層高周波伝送線路を製造してもよい。
1…第1グランド層
2…第2グランド層
3…絶縁層
4…層間接続ピラー
5…シグナル層
6…第3グランド層
7…第2絶縁層
8…第2シグナル層
10、31…半導体基板
11…第1層間接続ピラー群
12…第2層間接続ピラー群
13…第3層間接続ピラー群
14…第4層間接続ピラー群
32…層間絶縁膜
41、411、412…スルーホール
42…ヴィア
301…第1層間絶縁膜
302…第2層間絶縁膜
421…第1ピラー部分
422…第2ピラー部分

Claims (7)

  1. 第1グランド層および第2グランド層と、
    前記第1グランド層と前記第2グランド層の間を埋める絶縁層と、
    前記絶縁層に埋め込まれて前記第1グランド層と前記第2グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第1層間接続ピラー群と、
    前記絶縁層に埋め込まれて前記第1グランド層と前記第2グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第2層間接続ピラー群と、
    前記絶縁層に埋め込まれて前記第1層間接続ピラー群と前記第2層間接続ピラー群の間に存在するシグナル層と
    を備えることを特徴とする多層高周波伝送線路。
  2. 第3グランド層と、
    前記第2グランド層と前記第3グランド層の間を埋める第2絶縁層と、
    前記第2絶縁層に埋め込まれて前記第2グランド層と前記第3グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第3層間接続ピラー群と、
    前記第2絶縁層に埋め込まれて前記第2グランド層と前記第3グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第4層間接続ピラー群と、
    前記第2絶縁層に埋め込まれて前記第3層間接続ピラー群と前記第4層間接続ピラー群の間に存在する第2シグナル層と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の多層高周波伝送線路。
  3. 第1グランド層および第2グランド層と、
    前記第1グランド層と前記第2グランド層の間を埋める絶縁層と、
    前記絶縁層に埋め込まれて前記第1グランド層と前記第2グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第1層間接続ピラー群と、
    前記絶縁層に埋め込まれて前記第1グランド層と前記第2グランド層を電気的に接続し且つ互いに離間する複数の層間接続ピラーからなる第2層間接続ピラー群と
    を備えることを特徴とする多層高周波伝送線路。
  4. 前記第1グランド層、前記第2グランド層、前記第3グランド層の少なくともいずれかが肉抜きされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の多層高周波伝送線路。
  5. 請求項1記載の多層高周波伝送線路の製造方法であって、
    半導体基板の表面に前記第1グランド層を形成する工程と、
    前記第1グランド層の表面に前記絶縁層の一部をなす第1層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜に前記層間接続ピラーの一部をなす第1ピラー部分を埋め込むためのスルーホールを形成する工程と、
    前記スルーホールに前記第1ピラー部分を埋め込む工程と、
    前記第1層間絶縁膜の表面に前記シグナル層を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜と前記シグナル層の表面に前記絶縁層の一部をなす第2層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2層間絶縁膜に前記層間接続ピラーの一部をなす第2ピラー部分を埋め込むためのスルーホールを形成する工程と、
    前記スルーホールに前記第2ピラー部分を埋め込む工程と、
    前記第2層間絶縁膜と前記第2ピラー部分の表面に前記第2グランド層を形成する工程と
    を含むことを特徴とする多層高周波伝送線路の製造方法。
  6. 請求項1記載の多層高周波伝送線路の製造方法であって、
    半導体基板の表面に前記第1グランド層を形成する工程と、
    前記第1グランド層の表面に前記絶縁層の一部をなす第1層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜の表面に前記シグナル層を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜と前記シグナル層の表面に前記絶縁層の一部をなす第2層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1層間絶縁膜と前記第2層間絶縁膜からなる前記絶縁層に前記層間接続ピラーを埋め込むためのスルーホールを形成する工程と、
    前記スルーホールに前記層間接続ピラーを埋め込む工程と、
    前記第2層間絶縁膜と前記層間接続ピラーの表面に前記第2グランド層を形成する工程と
    を含むことを特徴とする多層高周波伝送線路の製造方法。
  7. 請求項1記載の多層高周波伝送線路の製造方法であって、
    前記絶縁層の一部をなす半導体基板の表面に前記シグナル層を形成する工程と、
    前記半導体基板と前記シグナル層の表面に前記絶縁層の一部をなす層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜に前記層間接続ピラーの一部をなす第1ピラー部分を埋め込むためのスルーホールを形成する工程と、
    前記スルーホールに前記第1ピラー部分を埋め込む工程と、
    前記層間絶縁膜と前記第1ピラー部分の表面に前記第2グランド層を形成する工程と、
    前記半導体基板に前記層間接続ピラーの一部をなす第2ピラー部分を埋め込むためのヴィアを形成する工程と、
    前記ヴィアに前記第2ピラー部分を埋め込む工程と、
    前記半導体基板と前記第2ピラー部分の表面に前記第1グランド層を形成する工程と
    を含むことを特徴とする多層高周波伝送線路の製造方法。
JP2012276742A 2012-12-19 2012-12-19 多層高周波伝送線路およびその製造方法 Pending JP2014120710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012276742A JP2014120710A (ja) 2012-12-19 2012-12-19 多層高周波伝送線路およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012276742A JP2014120710A (ja) 2012-12-19 2012-12-19 多層高周波伝送線路およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014120710A true JP2014120710A (ja) 2014-06-30

Family

ID=51175282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012276742A Pending JP2014120710A (ja) 2012-12-19 2012-12-19 多層高周波伝送線路およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014120710A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111372386A (zh) * 2020-04-22 2020-07-03 上海航天电子通讯设备研究所 基于多层lcp电路板的矩形微同轴传输线制备方法及传输线
JP7496688B2 (ja) 2019-01-07 2024-06-07 三星電子株式会社 マルチモード伝送線路及びそれを有するストレージ装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63268257A (ja) * 1987-04-27 1988-11-04 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション シールド伝送線構造体の製造方法
JPH0251255A (ja) * 1988-08-13 1990-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 金属多層配線構造
JPH05160280A (ja) * 1991-12-05 1993-06-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置
JPH10209374A (ja) * 1997-01-21 1998-08-07 Murata Mfg Co Ltd 集積化デバイス
JP2000223501A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Nec Corp 半導体集積回路装置とその製造方法
JP2000269211A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Nec Corp 半導体装置
JP2001068631A (ja) * 1999-08-24 2001-03-16 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体記憶装置
JP2002299340A (ja) * 2001-03-28 2002-10-11 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置の配線構造
JP2007005782A (ja) * 2005-05-27 2007-01-11 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置及び半導体装置の作製方法
JP2013520797A (ja) * 2010-02-19 2013-06-06 アルテラ コーポレイション 伝送線のためのシールド構造体

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63268257A (ja) * 1987-04-27 1988-11-04 インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション シールド伝送線構造体の製造方法
JPH0251255A (ja) * 1988-08-13 1990-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 金属多層配線構造
JPH05160280A (ja) * 1991-12-05 1993-06-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置
JPH10209374A (ja) * 1997-01-21 1998-08-07 Murata Mfg Co Ltd 集積化デバイス
JP2000223501A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Nec Corp 半導体集積回路装置とその製造方法
JP2000269211A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Nec Corp 半導体装置
JP2001068631A (ja) * 1999-08-24 2001-03-16 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 半導体記憶装置
JP2002299340A (ja) * 2001-03-28 2002-10-11 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置の配線構造
JP2007005782A (ja) * 2005-05-27 2007-01-11 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置及び半導体装置の作製方法
JP2013520797A (ja) * 2010-02-19 2013-06-06 アルテラ コーポレイション 伝送線のためのシールド構造体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7496688B2 (ja) 2019-01-07 2024-06-07 三星電子株式会社 マルチモード伝送線路及びそれを有するストレージ装置
CN111372386A (zh) * 2020-04-22 2020-07-03 上海航天电子通讯设备研究所 基于多层lcp电路板的矩形微同轴传输线制备方法及传输线
CN111372386B (zh) * 2020-04-22 2022-03-11 上海航天电子通讯设备研究所 基于多层电路板的矩形微同轴传输线制备方法及传输线

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8324979B2 (en) Coupled microstrip lines with ground planes having ground strip shields and ground conductor extensions
US7626476B2 (en) Multi-metal coplanar waveguide
US8279025B2 (en) Slow-wave coaxial transmission line having metal shield strips and dielectric strips with minimum dimensions
US7940143B2 (en) Vertical transmission line structure that includes bump elements for flip-chip mounting
US20120007781A1 (en) Antenna module
JP4722614B2 (ja) 方向性結合器及び180°ハイブリッドカプラ
US7973358B2 (en) Coupler structure
US6995457B2 (en) Wiring structure and manufacturing method therefor, semiconductor device including wiring structure and wiring board
US20200020612A1 (en) 3d-microstrip branchline coupler
JP2014120710A (ja) 多層高周波伝送線路およびその製造方法
US9502382B2 (en) Coplaner waveguide transition
US9159625B1 (en) Semiconductor device
US10403970B2 (en) Chip antenna, electronic component, and method for producing same
US8154364B2 (en) High-frequency transmission line having ground surface patterns with a plurality of notches therein
WO2015149172A1 (en) On-silicon low-loss transmission lines and microwave components
US20110241803A1 (en) Signal transmission line
JP2008193161A (ja) マイクロストリップ線路−導波管変換器
JP2018182422A (ja) 基板集積導波管
US20230034867A1 (en) Wiring substrate and method of manufacturing the same
JP2007267229A (ja) マイクロストリップ伝送線路
JP2000151223A (ja) 半導体装置
JP6348761B2 (ja) 基板間接続構造
JP3457589B2 (ja) 高周波伝送線路の製造方法
US20240213185A1 (en) System, electronic device and package with vertical to horizontal substrate integrated waveguide transition and horizontal grounded coplanar waveguide transition
JP6690586B2 (ja) マイクロ波装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140508

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140708