JP2014117963A - 作業車輌 - Google Patents

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Hirotaka Yato
博隆 矢藤
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Abstract

【課題】ボンネットの強度を維持しつつ、DPFの再生によって高温となったボンネット内の放熱を促進する。
【解決手段】ボンネット9の天板13に排熱孔13a,13bを設け、該排熱孔13a,13bの下方に位置するように、ボンネット9の内壁面に補強部材21,22を固定する。該補強部材21,22と、排熱孔13a,13b及び天板13との間には、所定間隙30を設ける。また、前記補強部材21,22は、断面略U字状に形成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、トラクタ等の作業車輌に係り、詳しくは、そのボンネット構造に関する。
従来、ディーゼルエンジンを備えた作業車輌が知られており、該作業車輌においては、ディーゼルエンジンから排出される排気ガスにスス等の粒状化物質が含まれ、該粒状化物質を除去するためにディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)を備えたものがある。
DPFの再生時には大きな熱が発生するので、ボンネット内において冷却ファンによって起風された冷却風を、遮熱板やガイドプレートで案内することによって、ボンネットに明けたスリットから排出するものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2011−94575号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のものは、DPF周辺に遮熱板やガイドプレートを設けるため、これらがDPFへ向かう冷却風の流れを遮ってボンネット内に熱が籠り、DPFの周辺部品に熱害による不具合が発生する虞があり、また、部品点数が増えてコストアップとなっていた。更に、ボンネットにスリットを明けるため、ボンネットの強度を損なうという問題があった。
そこで、本発明は、ボンネットを補強する補強部材を設けると共に、ボンネット及び該ボンネットに設けた排熱孔と、の間に間隙を設け、上述した課題を解決した作業車輌を提供することを目的とする。
本発明は、走行機体(5)の前方に配置されるエンジンと、排気ガスに含まれる粒子状物質を除去するDPF(7)と、前記エンジン及び前記DPF(7)を覆うボンネット(9)と、を備えた作業車輌(1)において、
前記DPF(7)の上方を覆う前記ボンネット(9)の天板(13)に排熱孔(13a,13b)を設け、
該排熱孔(13a,13b)の下方に、該排熱孔(13a,13b)及び前記天板(13)との間に間隙(30)を設けた状態で、前記ボンネット(9)の内壁面に固定される補強部材(21,22)を備えた、
ことを特徴とする。
例えば図6を参照して、前記補強部材(21,22)は、断面略U字状に形成されたプレート部材からなる。
なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、何ら本発明の構成を限定するものではない。
請求項1に係る本発明は、DPF上方のボンネットの天板に排熱孔を設け、該排熱孔及び天板との間に間隙を設けて補強部材を配置したので、排熱孔からDPF周辺の熱を逃がし、DPFの高温化によるDPFの周辺機器の不具合を防止することができ、かつボンネットの強度を向上することができる。また、ボンネットの内壁面に設けた補強部材は、DPF付近に遮熱板等を設けた場合のようにラジエータの冷却風の流れを遮ることがないので、該冷却風によってDPFは適正に冷却されると共に、部品点数を削減してコストダウンすることができる。
請求項2に係る本発明は、補強部材が断面略U字状に形成されたプレート部材からなるので、排熱孔から侵入した雨等の水滴を補強部材が受けて、DPFに水がかかることを防止できる。
本発明の実施の形態に係るトラクタの全体側面図。 そのボンネットの平面図。 その斜視図。 ボンネット及びその補強部材を示す斜視図。 (a)は図2のA−A断面図、(b)は図2のB−B断面図。 図2のC−C断面図。 図2のD−D断面図。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。本発明を適用したトラクタ1(作業車輌)は、図1に示すように、前輪2及び後輪3により支持される走行機体5と、該走行機体5の後部に昇降自在に連結されたロータリ耕耘装置等の作業機(不図示)と、を備え、上記走行機体5を前進走行させながら、作業機によって耕耘作業等の各種作業を行なう。
上記走行機体5は、前後方向に延びる金属製の車台6を備えており、該車台6の前部に取付けられて、ディーゼルエンジン(不図示)、ラジエータや冷却ファン等の補機(不図示)、及び排気ガスに含まれる粒子状物質を除去するDPF7等を覆うボンネット9と、該ボンネット9の後方に配置されるキャビン10と、を有している。該キャビン10内には、作業者が着座する運転座席や各種操作レバー等が配設されている。
上記ボンネット9は、図2ないし図4に示すように、上記DPF7の前方を覆う前壁11と、上記DPF7の側方を覆う左右の側壁12と、上記DPF7の上方を覆う天板13と、から構成されており、上記前壁11に設けられた孔には、フロントグリル14及び前照灯15が装着されている。上記天板13の後部には、所定間隔を開けて排熱孔13a,13bが形成されると共に、該排熱孔13a,13bを塞ぐように複数の孔16a,17aをそれぞれ有するパンチングメタル16,17が取付けられて、上記ボンネット9内への異物の侵入が防止されている。
上記側壁12の内壁面には、該内壁面の上下端に亘って金属製の側壁プレート18,19が所定間隔を開けて固定されており、また、上記天板13の内壁面にも、該天板13の左右両端に亘って延びる金属製の補強部材20,21,22が、前方から所定間隔を開けて固定されている。上記側壁プレート18と上記補強部材20、上記側壁プレート19と上記補強部材21は、それぞれ上記走行機体5の進行方向と直交する同平面上に配置され、上記ボンネット9の強度の向上が図られている。
上記補強部材21,22は、図4ないし図6に示すように、上方及び左右側方が開放されるように断面略U字状に形成されたプレート部材からなり、それぞれ水平部21a,22aと、立上り部21b,22bを有している。上記補強部材21,22は、それぞれ上記排熱孔13a,13bの下方に配置されていると共に、上記天板13に溶接されている。上記側壁プレート19と上記補強部材21との間には、中間プレート23が配置されており、該中間プレート23と上記側壁プレート19及び上記補強部材21とは、ボルトによって固定されて、これら側壁プレート19,補強部材21,及び中間プレート23が全体として略冂字状となって、強固に連結されている。上記中間プレート23は、上記補強部材21,22と同様に、断面略U字状となるように折曲形成された傾斜部23aを有している。
上記ボンネット9の後方には、該ボンネット9内のエンジンルームと上記キャビン10を隔てる隔壁25が配置されており、該隔壁25の上部には、ヒンジ26が固定されている。上記ヒンジ26には、該ヒンジ26から屈曲して前方に延びるヒンジプレート27が固定されており、該ヒンジプレート27の前端部には、上記補強部材22が、断面略U字状となるように折曲形成された傾斜部29aを有する傾斜プレート29と共に、共締め固定されている。そして、上記ボンネット9は、上記補強部材22及びヒンジプレート27を介して、上記ヒンジ26を中心として上下に回動自在となっている。
上記天板13は、図6及び図7に示すように、左右方向中心部を頂点として、わずかに山なりとなるように形成されている。該天板13の山なり形状によって、上記補強部材21,22は、上記排熱孔13a,13b及び上記天板13との間に間隙30を設けた状態で、上記天板13に固定され、上記DPF7にて発生した熱を、上記間隙30及び上記排熱孔13a,13bを通過して機外に放熱することができるようになっている。
本実施の形態は、以上のような構成からなるので、トラクタ1は、エンジンを点火して、走行又は各種作業を行う。該エンジンから排出されたスス等の粒子状物質は、DPF7によって捕集され、適宜DPF7が再生されると、該DPF7内の温度が高温となってフィルタに付着する粒子状物質が燃焼除去され、DPF7の目詰まりが防止される。
上記DPF7の再生時には、上述したようにDPF7は高温となり、該DPF7の周囲の空気にその熱が伝達される。該空気は、温度上昇と共に吹き上げられ、天板13及び排熱孔13a,13bと補強部材21,22との間の間隙30を通って、排熱孔13a,13bから機外へ放出される。これにより、ボンネット9内の放熱が促され、DPF7の再生時の高温化による該DPF7の周辺機器の不具合を防止することができる。また、DPF7周辺に遮熱板やガイドプレート,ダクト等を配設していないため、これらによってラジエータ冷却風が遮られず、DPF7を適正に冷却することができると共に、部品点数を削減してコストダウンすることができ、更にメンテナンス性も向上できる。
排熱孔13a,13bは、複数の孔16a,17aを有するパンチングメタル16,17によってそれぞれ異物が侵入しないように塞がれているが、上記複数の孔16a,17aからは、雨や機体洗浄時の水滴が機外から侵入する。これら孔16a,17aから侵入した水滴は、排熱孔13a,13bの下方に配置された補強部材21,22の水平部21a,22aが受け止める。補強部材21,22は、その立上り部21b,22bによって、前後方向に水滴がこぼれることなく、水滴は水平部21a,22aを左右方向に流れる。上記水平部21a,22aの左右端から落下した水滴は、それぞれ中間プレート23,傾斜プレート29を伝い、更にボンネット9の側壁12又は側壁プレート19を伝って、機外へと落下する。これにより、排熱孔13a,13bから侵入した水滴が、DPF7にかかることが防止できる。
なお、補強部材21,22は、その水平部21a,22aを左右方向に若干傾斜して形成してもよく、該傾斜によって水平部21a,22aに落下した水滴が左右に流れるのを促すことができる。
また、本発明はトラクタに限らず、田植機等の他の作業車輌に対しても適応可能である。
1 作業車輌(トラクタ)
5 走行機体
7 DPF
9 ボンネット
13 天板
13a,13b 排熱孔
21,22 補強部材
30 間隙

Claims (2)

  1. 走行機体の前方に配置されるエンジンと、排気ガスに含まれる粒子状物質を除去するDPFと、前記エンジン及び前記DPFを覆うボンネットと、を備えた作業車輌において、
    前記DPFの上方を覆う前記ボンネットの天板に排熱孔を設け、
    該排熱孔の下方に、該排熱孔及び前記天板との間に間隙を設けた状態で、前記ボンネットの内壁面に固定される補強部材を備えた、
    ことを特徴とする作業車輌。
  2. 前記補強部材は、断面略U字状に形成されたプレート部材からなる、
    請求項1記載の作業車輌。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016189942A1 (ja) * 2015-05-27 2016-12-01 ヤンマー株式会社 作業車
JP2016222020A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 ヤンマー株式会社 作業車

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WO2016189942A1 (ja) * 2015-05-27 2016-12-01 ヤンマー株式会社 作業車
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