JP2014113233A - 表示装置、遊技機、遊技媒体貸出機 - Google Patents

表示装置、遊技機、遊技媒体貸出機 Download PDF

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Abstract

【課題】コストをかけずにインパクトのある演出を行う。
【解決手段】前面パネル44は、レンズ面を背面の光源側へ向けたレンチキュラーレンズシート48を備えている。レンチキュラーレンズシート48には、水平方向における入射角度が異なる第1〜第3照明光46a〜46cが照射される。レンチキュラーレンズシート48の前面には、第1〜第3画像50a〜50cがプリントされた画像シート50が貼り付けられている。第1画像50aは、レンチキュラーレンズシート48により集光された第1照明光46aが照射される領域にプリントされ、第2画像50bは、レンチキュラーレンズシート48により集光された第2照明光46bが照射される領域にプリントされ、第3画像50cは、レンチキュラーレンズシート48により集光された第3照明光46cが照射される領域にプリントされている。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置や表示装置を有する遊技機及び遊技媒体貸出機に関するものである。
パチンコ店などに設置されるスロットマシンやパチンコ機などの遊技機では、パチンコ店から貸与されたパチンコ球やメダルなどの遊技媒体を用いて遊技が行われる。遊技媒体は、例えば、遊技機間に設置された遊技媒体貸出機(台間機、台間サンド、メダルサンド、サンドなどと呼ばれる場合もある)に対してプリペイドカードや現金を投入することで貸与される。
遊技機では、稼働率を上げるために各種の工夫がなされている。例えば、下記特許文献1記載の遊技機では、リールや表示パネル(化粧パネル)に対してレンチキュラー技術を適用し、観察する方向に応じて異なる画像が視認できるようにしている。このような演出を行うことで、遊技者を遊技機に引きつけて稼働率を向上させることができる。
特開2007−117410
しかしながら、従来の遊技機では、異なる画像を観察するためには、観察者(遊技者)自身が動いて観察する角度を変える必要があり、煩わしいといった問題があった。また、このような問題を解決するために、液晶ディスプレイなどを設けるとコストが高くなってしまうといった問題があった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、コストをかけず、かつ、観察する方向を変えることなく異なる複数の画像を視認させることができる表示装置、遊技機、遊技媒体貸出機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の表示装置は、画像が印刷された画像シートの背面側から光源の光を照射して前面側の観察者に前記画像を視認させる表示装置において、レンズ面を背面側へ向けた状態で配置されるレンチキュラーレンズシートと、前記レンチキュラーレンズシートよりも背面側に配置され、前記レンズ面に対し、前記レンズ面への入射角度が異なる複数の照明光を照射する光源装置と、を備えるとともに、前記画像シートは、前記レンチキュラーレンズシートよりも前面側に配置され、前記複数の照明光のぞれぞれに対応付けされた複数の画像が印刷されており、照射された照明光に対応する画像が照明されることを特徴としている。
なお、レンチキュラーレンズシートを画像シートとして機能させてもよい。すなわち、レンチキュラーレンズシートのレンズ面とは反対側の面に直接画像を印刷してもよい。また、光源装置は、光源を移動させたり、光源からの照明光の照明光路をミラーなどの導光手段により切り替えることによって複数種類の照明光を照射するものであってもよいし、照射する照明光の種類(照明光の照射角度すなわちレンチキュラーレンズシートへの照明光の入射方向)が異なる複数の光源を備えたものでもよい。
前記画像シートよりも前面側に配置され、入射した光のうち所定割合の光を透過させる半透明の光学機能シートを備えていることが好ましい。
なお、光学機能シートとしては、透明な材料に対してパール塗装やスモーク塗装を施したものでもよいし、パール塗装やスモーク塗装により塗布される塗料と同様の成分を含む材料をシート状に形成したものでもよい。また、所定割合の光を透過させ、所定割合の光を反射するシート、すなわち、ハーフミラー(マジックミラーと呼ばれる場合もある)として機能するシートを光学機能シートとして用いてもよい。さらに、金メッキや銀メッキなどを施すことによって光学機能シートを形成してもよい。また、光学機能シートの色としては、乳白色や黒色、金や銀など自由に設定できる。さらに、画像シートにパール塗装やスモーク塗装、メッキ処理などを施すことによって、画像シートを光学機能シートとして機能させてもよい。もちろん、画像の印刷されたレンチキュラーレンズシートにパール塗装やスモーク塗装、メッキ処理などを施すことによって、レンチキュラーレンズシートを光学機能シートとして機能させてもよい。
また、本発明の遊技機は、上述した表示装置と、前記光源装置を制御して前記第1、第2照明光の照射の有無を切り替える照明制御部と、を備えたことを特徴としている。
表面に複数の図柄がプリントされたリールテープが円筒形状に支持され、遊技開始に伴って回転を開始するリールを備え、前記表示装置は、前記リールの内側に配置され、前記リールテープを介して前記画像を視認させるものでもよい。
さらに、本発明の遊技媒体貸出機は、上述した表示装置と、前記光源装置を制御して前記第1、第2照明光の照射の有無を切り替える照明制御部と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、レンチキュラーレンズシートのレンズ面を背面側へ向け、照明光の照射角度を変えることにより異なる複数の画像を視認させるようにしたので、観察者が観察する方向を変えることなく異なる複数の画像を視認させることができる。また、構成が簡単であるので、例えば、液晶ディスプレイを設ける場合と比較してコストを抑えることができる。
さらに、画像よりも前面側に半透明の光学機能シートを設けることで、照明光が照射されていない画像を視認させ難くし、照明光が照射された画像を強調することができるので、インパクトのある演出を行うことができる。
スロットマシンの外観図である。 表示装置の外観図である。 表示装置の水平方向の断面図である。 照明光の角度に応じて異なる画像が照明される様子を示す説明図である。 表示装置の制御系統を示す説明図である。 表示装置に画像が表示される流れを示すフローチャートである。 表示装置をリールの内側に配置した例を示す説明図である。
図1に示すように、スロットマシン(遊技機)10は、収納箱12と、前面扉14とを備えている。収納箱12にはリールユニットやホッパ装置などが収納されている。前面扉14は上扉14aと下扉14bとに分割されており、これら上扉14a及び下扉14bはそれぞれ収納箱12に軸着され、開閉自在に支持されている。
なお、以下では、スロットマシン10が遊技場に設置された状態(図1に示す状態)における上側を上、下側を下、遊技者と対面する側(手前側)を前(前面側)、遊技者から遠い側(奥側)を後(背面側)、スロットマシン10に対面した遊技者の左側(遊技者から見て左側)を左、スロットマシン10に対面した遊技者の右側(遊技者から見て右側)を右として各部の説明を行う。
上扉14aには、表示窓16が設けられ、表示窓16の奥には、回転自在な第1リール20a、第2リール20b、第3リール20cが設けられている。各リール20a〜20cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、各リール20a〜20cが停止すると表示窓16を通してリール1つ当たり3個の図柄が表示される。
下扉14bには、メダルを投入するメダル投入口22、クレジットされたメダルをベットする際に操作されるベットボタン24、遊技を開始する際に操作されるスタートレバー26、回転しているリールを停止させるための第1ストップボタン30a、第2ストップボタン30b、第3ストップボタン30c、メダルを払い出す払い出し口32、払い出し口32から払い出されたメダルを受けるメダル受け皿34が設けられている。
スロットマシン10は、メダル投入口22にメダルを投入、または、クレジットされたメダルが存在する状態でベットボタン24を操作することでメダルがベットされ、スタートレバー26が有効化される。そして、有効化されたスタートレバー26が操作されると、これに伴って遊技が開始される。遊技が開始されると、当選役抽選が行われて複数種類の当選役のいずれか又はハズレが決定されるとともに、各リール20a〜20cが回転を開始する。この後、各ストップボタン30a〜30cが有効化され、有効化されたストップボタン30a〜30cが操作されると、対応するリールの回転が個別に停止される。そして、全てのリールが停止したときに、当選役抽選で決定された当選役に対応する図柄の組合せが表示されるとこの当選役が入賞となり、入賞した当選役に対応付けされた処理が実行される。
また、スロットマシン10には、上扉14aに、表示装置40が設けられている。表示装置40は、表示窓16の側方に配置され、遊技を演出するための画像を表示する。なお、本実施形態では、当選役抽選において、予め設定された所定当選役が当選した際に、表示装置40において、第1〜第3の画像が順次照明されることによって、これら3枚(3コマ)の画像が動画(アニメーション)表示されたように視認される例で説明を行う。
図2、図3に示すように、表示装置40は、光源装置42と、光源装置42によって照明される前面パネル44とから構成される。光源装置42は、第1光源42a、第2光源42b、第3光源42cを備えている。第1〜第3光源42a〜42cは、上下に長い線光源であり、第1光源42aは、第1照明光46aを前面パネル44の背面全体に照射し、第2光源42bは、第2照明光46bを前面パネル44の背面全体に照射し、第3光源42cは、第3照明光46cを前面パネル44の背面全体に照射する。また、光源装置42では、これら第1〜第3の各光源42a〜42cを、各々で設置角度を異ならせつつ、水平方向に間隔を開けて配置することによって、第1〜第3の各照明光46a〜46cが前面パネル44に入射する際の水平方向における入射角度が互いに異なるようにしている。
前面パネル44は、レンチキュラーレンズシート48、画像シート50、光学機能シート52を備えている。レンチキュラーレンズシート48は、蒲鉾型のシリンドリカルレンズ(以下単にレンズと称する)が、レンズの長手方向(本実施形態では上下方向)とは直交する方向(本実施形態では水平方向)に複数並べて配置されたものであり、片面がレンズによる凹凸が形成されたレンズ面となっている。そして、レンチキュラーレンズシート48は、レンズ面(部分円柱形状の凸部(蒲鉾型の凸部)が複数列並べられた面)を背面側(光源装置42側)へ向けた状態で配置される。
図4(A)に示すように、レンチキュラーレンズシート48に照射された第1照明光46aは、レンチキュラーレンズシート48の各レンズに入射して、入射したレンズの前方の領域を水平方向に3等分したうちの右の領域50aに集光される。なお、レンズは、上下に長く形成され、第1光源とレンズとは上下の長さが同様の長さに形成されているので、1つのレンズに入射した第1照明光46aが照射される1つの領域50aは、上下の長さがレンズの長さとほぼ等しく、幅が個々のレンズの幅の約3分の1の縦長のスリット形状である。そして、第1照明光46aは、レンズ面全体、すなわち、全てのレンズに照射されるので、レンチキュラーレンズシート48によって集光された第1照明光46aが照射される領域50aは、レンズの幅と同様の配列ピッチで水平方向に間隔を開けて複数並べられたものとなる。
また、図4(B)に示すように、レンチキュラーレンズシート48に照射された第2照明光46bは、レンチキュラーレンズシート48の各レンズに入射して、入射したレンズの前方の領域を水平方向に3等分したうちの中央の領域50bに集光される。この領域50bは、各々の形状が領域50aと同形状であり、各領域50aの隣(図の左隣)にそれぞれ位置するように、レンズの幅と同様の配列ピッチで水平方向に間隔を開けて複数並べられたものとなる。
さらに、図4(C)に示すように、レンチキュラーレンズシート48に照射された第3照明光46cは、レンチキュラーレンズシート48の各レンズに入射して、入射したレンズの前方の領域を水平方向に3等分したうちの左の領域50cに集光される。この領域50cは、各々の形状が領域50bと同形状であり、各領域50bの隣(図の左隣)にそれぞれ位置するように、レンズの幅と同様の配列ピッチで水平方向に間隔を開けて複数並べられたものとなる。
画像シート50は、第1〜第3画像がプリントされたシートであり、レンチキュラーレンズシート48の前面に貼り付けられている。第1画像は、レンチキュラーレンズシート48によって集光された第1照明光46aが照射される各領域50aにプリントされる(図4(A)参照)。第1画像は、複数の領域50aにプリントされた画像が集合することによって1枚の画像として機能する。なお、第1画像は、領域50aにプリントされているので、以降の説明では第1画像に符号50aを付して説明を行う。
また、第2画像は、レンチキュラーレンズシート48によって集光された第2照明光46bが照射される各領域50bにプリントされる(図4(B)参照)。そして、第2画像は、複数の領域50bにプリントされた画像が集合することによって1枚の画像として機能する。なお、第2画像は、領域50bにプリントされているので、以降の説明では第2画像に符号50bを付して説明を行う。
さらに、第3画像は、レンチキュラーレンズシート48によって集光された第3照明光46cが照射される各領域50cにプリントされる(図4(C)参照)、そして、第3画像は、複数の領域50cにプリントされた画像が集合することによって1枚の画像として機能する。なお、第3画像は、領域50bにプリントされているので、以降の説明では第3画像に符号50cを付して説明を行う。
このように、画像シート50には、右側から、第1画像50a、第2画像50b、第3画像50cが繰り返しこの順番で並べられている(図4参照)。なお、表示装置40では、第1画像50a、第2画像50b、第3画像50cが重複したエリアにプリントされるといったことが無いように(図4参照)、レンチキュラーレンズシート48や光源装置42が設計されている。
光学機能シート52は、乳白色で半透明のシートであり、画像シート50の前面に貼り付けられている。光学機能シート52を設けることにより、第1〜第3光源42a〜42cが消灯した状態では第1〜第3画像50a〜50cが視認し難く、第1〜第3光源42a〜42cのいずれかが点灯すると、点灯した光源により照明された画像が視認し易くなる。すなわち、第1〜第3光源42a〜42cのいずれかが消灯から点灯へと切り替わると、乳白色のスクリーン(光学機能シート52)に、第1〜第3画像50a〜50cのうち点灯した光源からの照明光によって照明された画像が浮かび上がるように表示される。
図5に示すように、スロットマシン10の内部には、スロットマシン10の各部を駆動制御する制御基板60が設けられ、この制御基板60には、表示装置40を制御する演出制御基板62が接続されている。演出制御基板62には、制御基板60から当選役抽選の結果などが送信される。演出制御基板62は、制御基板60から送られる情報に基づいて表示装置40を制御し、光源装置42の第1〜第3光源42a〜42cを点灯または消灯させる。
以下、上記構成による本発明の作用について、図6に示すフローチャートをもとに説明を行う。図6に示すように、スロットマシン10では、遊技開始に伴って制御基板60により当選役抽選が行われ、当選役抽選の結果が演出制御基板62に送信される。演出制御基板62は、所定当選役が当選した旨の信号が制御基板60から送られると、第1〜第3の各光源42a〜42cを所定時間(例えば、0.1秒)ずつ順次点灯させる。
第1光源42aが点灯すると、第1光源42aからの第1照明光46aがレンチキュラーレンズシート48の各レンズによって集光されて第1画像50aに照射される。これにより、乳白色のスクリーン(光学機能シート52)に第1画像50aが浮かび上がるように表示される。同様に、第2光源42bが点灯すると第2画像50bが表示され、第3光源42cが点灯すると第3画像50cが表示される。そして、これら第1〜第3画像50a〜50cが、第1画像50a、第2画像50b、第3画像50cの順番で順次表示されることによって、3コマの動画表示となり、この動画表示によって所定当選役に当選したことが報知される。
なお、第1〜第3画像50a〜50bをどのような画像とするか(どのような動画表示を行うか)については自由に設定できる。例えば、リールの配列された図柄(赤7)などのシンボルや所定のキャラクタが登場したり移動したり拡大/縮小するなどの動画を表示してもよい。また、所定のキャラクタが歩いていると、オブジェ(建物や車など)や別のキャラクタに遭遇したり、背景で流れ星が流れるなどストーリー性のある動画を表示してもよい。
以上のように、本発明では、レンチキュラーレンズシートを異なる角度から照明することによって、観察位置を変えることなく複数の画像を視認させることができる。また、半透明の光学機能シートを画像の前面側に設けることによって、画像が照明されていない状態では画像を視認し難く、画像が照明されたときに画像が突如浮かび上がるようにしたのでインパクトのある演出を行うことができる。
なお、本発明は、レンチキュラーレンズシートのレンズ面を背面側へ向け、照明光の照射角度を変えることによって異なる複数の画像を表示すればよいので、細部の構成は上記実施形態に限定されず適宜変更できる。例えば、光学機能シートとして、乳白色のシートを用いる例で説明したが、光学機能シートとして、ハーフミラーとして機能するシートを用いてもよい。また、光学機能シートの色は自由に設定できる。さらに、光学機能シート自体が半透明である例で説明をしたが、透明なベースシートに半透明の塗料を塗布することによって光学機能シートを構成してもよい。
また、上記実施形態では、光学機能シート、画像シート、レンチキュラーレンズシートの3枚のシートから前面パネルを構成する例で説明をしたが、2枚、または、1枚のシートから前面パネルを構成してもよい。
2枚のシートから前面パネルを構成する場合、画像シートの前面に塗料を塗布することによって画像シートに光学機能シートとしての機能を付与したり、光学機能シートの背面に画像をプリントすることによって光学機能シートに画像シートとしての機能を付与したり、レンチキュラーレンズシートの前面に画像をプリントすることによってレンチキュラーレンズシートに画像シートとしての機能を付与することによって、1枚のシートに2枚分のシートの機能を付与すればよい。
また、1枚のシートから前面パネルを構成する場合、レンチキュラーレンズシートの前面に画像をプリントし、プリントした画像の前面に塗料を塗布することによって、レンチキュラーレンズシートに画像シート及び光学機能シートとしての機能を付与することによって、1枚のシートに3枚分のシートの機能を付与すればよい。
さらに、表示装置は、スロットマシンの前面に形成した開口から露呈されているものでもよいし、スロットマシンの前面に設けられた化粧パネルの一部に窓部を形成し、この窓部の背後に配置されているものでもよい。なお、窓部を設ける場合、窓部の背面に表示パネルを貼り付けるなどによって窓部と表示パネルとを一体に形成してもよい。また、窓部を設ける場合、窓部に光学機能シートを貼り付けたり、窓部を半透明に形成したり、窓部に塗料を塗布することによって、窓部を光学機能シートとして機能させてもよい(光学機能シートを窓部と一体化してもよい)。さらに、窓部を設ける場合、窓部に画像シートを貼り付けたり、窓部に画像をプリントすることによって窓部を画像シートとして機能させてもよい(画像シートを窓部と一体化してもよい)。
もちろん、光学シートとしての機能が付与された窓部の背面に画像をプリントしたり、画像シートとしての機能が付与された窓部の前面に塗料を塗布することによって、窓部に光学機能シートと画像シートとの両方の機能を付与してもよい(光学機能シート及び画像シートを窓部と一体化してもよい)。さらには、窓部の背面に、レンチキュラーレンズシートのレンズ面と同様のレンズ面を形成することによって、窓部をレンチキュラーレンズシートとして機能させてもよい(レンチキュラーレンズシートを窓部と一体化してもよい)。
また、上記実施形態では、表示装置を表示窓の側方に設ける例で説明をしたが、図7に示すように、リールの内部に表示装置を配置してもよい。なお、図7では、上述した実施形態と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略している。
図7において、第1リール20aは、リールテープ70と、リール枠72とから構成される。リールテープ70は、光を透過する性質を有する(すなわち、半透明の)白色のプラスチックのテープの表面に複数の図柄がプリントされたものであり、リール枠72に貼り付けられて円筒形状に支持される。
表示装置74は、第1リール20aの内側に配置される。本例では、リールテープ70が前述した実施形態の光学機能シートと同様の機能を有する。このため、表示装置74は、前面パネル76を、レンチキュラーレンズシート48と画像シート50とから構成している(光学機能シートを廃止している)。なお、本例では第1リールの内側に表示装置を設ける例で説明をしたが、第2リールや第3リールの内側に表示装置を設けてもよい。
また、本例では、前面パネル76をリールとは別体に設ける例で説明をしたが、前面パネル76をリールテープの内側に貼り付けるなどしてリールと一体化してもよい。さらに、リールテープが半透明であり光学機能シートと同様の機能を有する(リールテープと光学機能シートとが一体に形成されている)例で説明をしたが、前述した実施形態と同様に、前面パネル76(画像シート50の前面)に光学機能シートを貼り付けてもよい。もちろん、リールテープの背面や前面パネル76の前面に塗料などを塗布することによって、リールテープの背面や前面パネル76の前面を光学機能シートとして機能させてもよい。さらに、光学機能シートとしての機能が付与されたリールテープの背面に、画像シートを貼り付けたり画像をプリントすることによって、リールテープを光学機能シート及び画像シートとして機能させてもよい(光学機能シート及び画像シートをリールテープと一体に形成してもよい)。なお、このように、前面パネルの全部または一部をリールと一体化する場合、光源装置または光源はリールから離して設置すればよい。
もちろん、表示装置を配置する場所は、リールの側方やリールの内側に限定されるものではない。例えば、リールの上方や下扉に表示装置を配置してもよい。また、本発明をスロットマシンに適用する例で説明をしたが、スロットマシン以外の遊技機(例えば、パチンコ機)に適用してもよい。さらに、本発明を遊技媒体貸出機に適用してもよい。また、本発明をショーウィンドウや看板などに適用してもよい。もちろん、本発明の表示装置を単体で用いてもよい。
なお、上記実施形態の表示装置を横向きに用いて、すなわち、水平方向に長いシリンドリカルレンズを上下方向に並べたレンチキュラーレンズシートと上下方向における照射角度が異なる複数の光源とを用いて複数の画像を表示してもよい。
また、上記実施形態では、演出制御基板が表示装置を制御する例で説明をしたが、演出基板を介さずに、制御基板が表示装置を制御するように構成、すなわち、制御基板を照明制御部として機能させてもよい。
なお、上記実施形態では、第1〜第3光源として上下に長い線光源を用いる例で説明をしたが、第1〜第3光源は、第1〜第3照明光が前面パネルに入射する際の水平方向における入射角度が互いに異なっていればよい。このため、第1〜第3光源として、点光源を用いるとともに、第1〜第3光源は、この点光源を上下方向に並べて配置したものとしてもよい。もちろん、第1〜第3光源がそれぞれ1つの点光源であってもよい。
また、上記実施形態では、光学機能シートを設けるか、または、光学機能シートを設けない場合であっても、光学機能シートとしての機能を他の部材(画像シートやリールテープや窓部など)に付与する例で説明をしたが、光学機能シートとしての機能そのものを廃止してもよい。この場合、第1〜第3光源が消灯している状態でも表示装置の外部からの光で照明されることによって第1〜第3画像が同時に見え、第1〜第3画像の個別の画像が視認され易くなるが、この場合であっても、表示装置の内部からの照明光によって第1〜第3画像のいずれかを照明することで、この画像を強調表示できるといった効果を得られる。
また、上記実施形態では、表示する画像の数に応じた複数の光源を設け、いずれの光源を点灯させるかによって表示する画像を異ならせる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、1つの光源を、表示する画像の種類に対応する位置に移動させることによって表示する画像を異ならせてもよい。また、例えば、光源の前方に配置されたミラーの角度を変化させるなどして光源からの照明光路を切り替える光路可変型の導光手段を設け、この導光手段により光路を切り替えることによって表示する画像を異ならせてもよい。
なお、上記実施形態では、第1〜第3の3枚の画像を表示する例で説明をしたが、表示する画像は2枚であってもよいし、4枚以上であってもよい。さらに、上記実施形態では、画像を動画表示する例で説明をしたが、画像を静止画表示してもよい。この場合、例えば、所定の第1当選役が当選したときには第1画像としてキャラクタAの静止画像を表示し、所定の第2当選役が当選したときには第2画像としてキャラクタBの静止画像を表示し、所定の第3当選役が当選したときには第3画像としてキャラクタCの静止画像を表示するなどが考えられる。
さらに、画像を表示する契機は自由に設定できるので、例えば、第1画像が表示された場合は所定当選役に当選している確率(信頼度)が60%、第2画像が表示された場合は所定当選役に当選している確率が80%、第3画像が表示された場合は所定当選役に当選している確率が100%となるように、第1〜第3の各画像の表示、非表示を切り替えてもよい。また、当選役抽選の結果によらず、所定時間(例えば、10分)毎に画像を表示したり表示する画像を切り替えてもよい。
また、1枚ずつ画像を表示する例で説明をしたが、複数の画像を同時に表示してもよい。この場合、例えば、第1画像としてキャラクタAの画像を常時表示しておき、所定の第1当選役が当選した場合は、第2画像として首飾りの画像を第1画像に重ねて表示することによってキャラクタAが首飾りを着けたように演出し、所定の第2当選役が当選した場合は、第3画像として髪飾りの画像を第1画像に重ねて表示することによってキャラクタBが髪飾りを着けたように演出するといったことが考えられる。
10 スロットマシン(遊技機)
20a〜20c リール
40、74 表示装置
42 光源装置
42a〜42c 光源
44、76 前面パネル
46a〜46c 照明光
48 レンチキュラーレンズシート
50 画像シート
50a〜50c 画像
52 光学機能シート
60 制御基板
62 演出制御基板(照明制御部)

Claims (4)

  1. 画像が印刷された画像シートの背面側から光源の光を照射して前面側の観察者に前記画像を視認させる表示装置において、
    レンズ面を背面側へ向けた状態で配置されるレンチキュラーレンズシートと、
    前記レンチキュラーレンズシートよりも背面側に配置され、前記レンズ面に対し、前記レンズ面への入射角度が異なる複数の照明光を照射する光源装置と、を備えるとともに、
    前記画像シートは、前記レンチキュラーレンズシートよりも前面側に配置され、前記複数の照明光のそれぞれに対応付けされた複数の画像が印刷されており、照射された照明光に対応する画像が照明されることを特徴とする表示装置。
  2. 前記画像シートよりも前面側に配置され、入射した光のうち所定割合の光を透過させる半透明の光学機能シートを備えたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 請求項1または2記載の表示装置と、
    前記光源装置を制御して前記第1、第2照明光の照射の有無を切り替える照明制御部と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1または2記載の表示装置と、
    前記光源装置を制御して前記第1、第2照明光の照射の有無を切り替える照明制御部と、を備えたことを特徴とする遊技媒体貸出機。
JP2012267961A 2012-12-07 2012-12-07 表示装置、遊技機、遊技媒体貸出機 Pending JP2014113233A (ja)

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