JP2014113021A - 給電部、受電部及び給電システム - Google Patents

給電部、受電部及び給電システム Download PDF

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Abstract

【課題】電磁漏洩を防止した給電システムを提供する。
【解決手段】給電部、受電部に設けられた給電側共鳴コイル23、受電側共鳴コイルがそれぞれ、導電性の給電側シールドケース24、受電側シールドケースに収容されている。給電側シールドケース24は、給電側共鳴コイル23の受電側共鳴コイルから離れた側を覆う底壁24A及び該底壁24Aの周縁から立設する立壁24Bから構成され、底壁24A及び立壁24B表面にフェライト25が設けられている。受電側シールドケースも、受電側共鳴コイルの給電側共鳴コイル23から離れた側を覆う底壁及び該底壁の周縁から立設した立壁から構成され、底壁及び立壁表面にフェライト36が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、給電部、受電部及び給電システムに係り、特に、非接触で給電を行う給電部、非接触で受電する受電部及び上記給電部と受電部とを備えた給電システムに関するものである。
近年、ハイブリッド自動車や電気自動車などに搭載されたバッテリに給電する給電システムとして、電源コードや送電ケーブルを用いないワイヤレス給電が注目されている。このワイヤレス給電技術の一つとして共鳴式のものが知られている。この共鳴式の給電システムでは、互いに電磁共鳴する一対の共鳴コイルの一方を給電設備の地面に設置し、他方を車両に搭載して、給電設備の地面に設置された共鳴コイルから車両に搭載された共鳴コイルに非接触で電力を供給している。以下、給電設備に設置された共鳴コイルの一方を給電側共鳴コイル、車両に搭載された共鳴コイルの他方を受電側共鳴コイルと言う。
上述した共鳴式の給電システムは、給電側共鳴コイルと受電側共鳴コイルとの間にある程度距離があってもワイヤレスで給電することができるという利点がある。しかしながら、給電側共鳴コイルと受電側共鳴コイルとの間に距離があるため、周囲に大きな電磁漏洩が発生してしまう恐れがある。
そこで、この電磁漏洩を防ぐ方法として、図14及び図15に示すように、給電側共鳴コイル101及び受電側共鳴コイル102の側面を囲む金属製のシールド枠103、104を設けると共に、給電側共鳴コイル101及び受電側共鳴コイル102の互いに離れた側に磁性体105、106を配置することが考えられている(特許文献1)。しかしながら、この方法では、ハイブリッド自動車や電気自動車をターゲットとした大電力給電では、十分に電磁漏洩を防ぐことができない、という問題があった。
また、受電側共鳴コイル102を自動車に搭載すると、給電側共鳴コイル101と受電側共鳴コイル102とが位置ずれした状態で給電が行われることがある。そのような状態で給電すると、より一層電磁漏洩が大きくなる。しかも、大電力給電では電磁漏洩の影響でシールド枠103、104外側の表面に渦電流が発生し、そこから電磁ノイズが発生してしまう、という問題もあった。
特開2011−45189号公報
そこで、本発明は、電磁漏洩を防止した給電システムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、電源と、車両に搭載された受電側共鳴コイルと共鳴して前記受電側共鳴コイルに非接触で前記電源から供給された電力を給電するための給電側共鳴コイルと、を備えた給電部において、前記給電側共鳴コイルの前記受電側共鳴コイルから離れた側を覆う底壁及び該底壁の周縁から立設する立壁から構成され、前記給電側共鳴コイルを収容する導電性のシールドケースをさらに備え、前記シールドケースの立壁表面に磁性体が設けられていることを特徴とする給電部に存する。
請求項2記載の発明は、車両に搭載され、給電側共鳴コイルと電磁共鳴して前記給電側共鳴コイルから非接触で電力を受電するための受電側共鳴コイルを備えた受電部において、前記受電側共鳴コイルの前記給電側共鳴コイルから離れた側を覆う底壁及び該底壁の周縁から立設する立壁から構成され、前記受電側共鳴コイルを収容する導電性のシールドケースをさらに備え、前記シールドケースの立壁表面に磁性体が設けられていることを特徴とする受電部に存する。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の給電部と、請求項2に記載の受電部と、を備えたことを特徴とする給電システムに存する。
請求項4記載の発明は、前記磁性体は、前記シールドケースの外側表面に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の給電システムに存する。
請求項5記載の発明は、前記磁性体は、前記シールドケースの底壁にも設けられている
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の給電システムに存する。
請求項6記載の発明は、前記磁性体には、スリットが設けられていることを特徴とする請求項3〜5何れか1項に記載の給電システムに存する。
請求項7記載の発明は、前記磁性体には、スリットが設けられ、前記給電側共鳴コイル及び前記受電側共鳴コイルの中心軸が、給電時における前記給電側共鳴コイル及び前記受電側共鳴コイルの離隔方向に対して垂直に設けられ、前記スリットが、前記中心軸に沿って設けられていることを特徴とする請求項5に記載の給電システムに存する。
以上説明したように請求項1〜3及び5記載の発明によれば、給電側共鳴コイル、受電側共鳴コイルがシールドケースの底壁及び立壁に囲まれ、しかもそのシールドケースの立壁に磁性体が設けられているので、自動車の大電力の給電システムであっても十分に電磁漏洩を防止できる。
請求項4記載の発明によれば、シールドケースの外側表面に磁性体が設けられている。このため、漏洩磁界がシールドケース外側表面に達する前に磁性体により熱エネルギーに変換されてしまうため、シールドケース外側表面に渦電流が流れ、そこから電磁ノイズが発生することがなく、より確実に磁界漏洩を防止できる。また、磁性体は、電磁波を吸収して熱エネルギーに変換して高温となるが、上述したように磁性体をシールドケース外側表面に設けることにより、磁性体の放熱効果を高め、高温になり過ぎるのを防ぐことができる。
請求項6記載の発明によれば、磁性体にはスリットが設けられているので、磁性体の放熱効果の向上を図ることができる。
請求項7記載の発明によれば、給電側共鳴コイル及び受電側共鳴コイルの中心軸が、給電時における給電側共鳴コイル及び受電側共鳴コイルの離隔方向に対して垂直に設けられ、スリットが、中心軸方向に沿って設けられているので、スリットを設けても確実に磁界漏洩を防止できる。
本発明の給電システムの一実施形態を示すブロック図である。 第1実施形態における図1に示す給電側シールドケース及び受電側シールドケースの斜視図である。 図2のI−I線断面図である。 第2実施形態における図1に示す給電側シールドケース及び受電側シールドケースの斜視図である。 図4のII−II線断面図である。 第1実施形態における本発明品A(スリットなし)と、第2実施形態おける本発明品B(スリットあり)と、図2に示すシールドケースにフェライトを貼り付けていない比較品と、図14に示すシールド枠と磁性体とを有する従来品とについて、共鳴コイルの中心からの距離に対する漏洩磁界をシミュレーションした結果を示すグラフである。 第3実施形態における図1に示す給電側シールドケース及び受電側シールドケースの斜視図である。 図7のIII−III線断面図である。 第3実施形態における図1に示す給電側シールドケース及び受電側シールドケースの斜視図である。 フェライトに設けるスリットを中心軸に沿って直線状に複数設けた本発明品Cと、フェライトに設けるスリットを中心軸と直交する方向に沿って直線状に複数設けた本発明品Dと、スリットが設けられていない本発明品Eと、について、中心からの距離に対する漏洩磁界をシミュレーションした結果を示すグラフである。 第4実施形態における図1に示す給電側シールドケース及び受電側シールドケースの斜視図である。 図10のIV−IV線断面図である。 図11に示すシールドケースにフェライトを貼り付けていない比較品と、図11に示すシールドケースの底壁及び立壁の双方にフェライトを貼り付けた本発明品Eと、図11に示すシールドケースの立壁のみにフェライトを貼り付けた本発明品Fとについて、中心からの距離に対する漏洩磁界をシミュレーションした結果を示すグラフである。 従来の給電システムの一例を示す斜視図である。 図14のV−V線断面図である。
第1実施形態
以下、第1実施形態における本発明の給電システムを図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の給電システムの一実施形態を示すブロック図である。図2は、第1実施形態における図1に示す給電側シールドケース及び受電側シールドケースの斜視図である。図3は、図2のI−I線断面図である。図1に示すように、給電システム1は、給電設備に設けられる給電部2と、車両に搭載された受電部3と、を備えている。
上記給電部2は、電源としての高周波電源21と、高周波電源21からの高周波電力が供給される給電側ループアンテナ22と、給電側ループアンテナ22に電磁結合された給電側共鳴コイル23と、給電側共鳴コイル23の両端に接続された給電側キャパシタC1と、給電側ループアンテナ22及び給電側共鳴コイル23を収容する給電側シールドケース24と、を備えている。
上記高周波電源21は、高周波電力を生成して、給電側ループアンテナ22に供給している。この高周波電源21により生成される高周波電力は、後述する給電側共鳴コイル23及び受電側共鳴コイル31の共鳴周波数(例えば13.56MHz)と等しくなるように設けられている。
上記給電側ループアンテナ22は、導線を円ループ状に巻いて構成されていて、その中心軸が地面から車両に向かう方向、即ち鉛直方向に沿うように配置されている。この給電側ループアンテナ22の両端には、高周波電源21が接続されていて、この高周波電源21からの高周波電力が供給されている。
上記給電側共鳴コイル23は、図2に示すように、導線を中心軸周りに円形のスパイラル状に巻いて構成される。この給電側共鳴コイル23は、上記給電側ループアンテナ22よりも車両側に離間して配置されると共に、給電側ループアンテナ22と同軸上に配置される。また、この給電側共鳴コイル23も、その中心軸が鉛直方向に沿うように配置されている。そして、給電側共鳴コイル23の両端には、共鳴周波数調整用の給電側キャパシタC1が接続される。
上記給電側ループアンテナ22と給電側共鳴コイル23とは、互いに電磁結合できる範囲内、即ち、給電側ループアンテナ22に高周波電力が供給され、高周波電流が流れると給電側共鳴コイル23に電磁誘導が発生するような範囲内で、互いに離間して設けられている。
給電側シールドケース24は、銅やアルミといった導電性の高い金属シールドから構成され、図2及び図3に示すように、その外側表面に磁性体であるフェライト25が貼り付けられている。給電側シールドケース24は、給電側ループアンテナ22及び給電側共鳴コイル23の後述する受電側共鳴コイル31から離れた側を覆う底壁24Aと、底壁24Aの周縁から立設する立壁24Bと、から構成されている。底壁24Aは、給電側ループアンテナ22及び給電側共鳴コイル23の径よりも若干大きめの円形に設けられている。立壁24Bは、給電側ループアンテナ22及び給電側共鳴コイル23の側面を囲むように設けられている。フェライト25は、上記底壁24A及び立壁24Bの外側表面全体に貼り付けられている。
上記受電部3は、図1に示すように、給電側共鳴コイル23と電磁共鳴する受電側共鳴コイル31と、受電側共鳴コイル31に電磁結合された受電側ループアンテナ32と、受電側共鳴コイル31の両端に接続された受電側キャパシタC2と、受電側ループアンテナ32が受電した高周波電力を直流電力に変換する整流器33と、整流器33により変換された直流電力が供給される車載バッテリ34と、受電側ループアンテナ32及び受電側共鳴コイル31を収容する受電側シールドケース35と、を備えている。
上記受電側共鳴コイル31は、上述した給電側共鳴コイル23と同じ大きさ、同じ形状に設けられ、その中心軸が鉛直方向に沿うように配置されている。上記受電側ループアンテナ32は、給電側ループアンテナ22と同じ大きさ、同じ形状に設けられている。また、受電側ループアンテナ32は、受電側共鳴コイル31よりも地面から離れた側に離間して配置される共に受電側共鳴コイル31と同軸上に配置されている。上記受電側共鳴コイル31の両端には、共鳴周波数調整用の受電側キャパシタC2が接続されている。
また、受電側共鳴コイル31と受電側ループアンテナ32とは、互いに電磁結合する範囲内、即ち、受電側共鳴コイル31に交流電流が流れると受電側ループアンテナ32に誘導電流が発生する範囲内に、互いに離間して設けられている。
受電側シールドケース35は、図3に示すように、給電側シールドケース24と同様に銅やアルミといった導電性の高い金属シールドから構成され、その外側表面に磁性体であるフェライト36が貼り付けられている。受電側シールドケース35は、受電側ループアンテナ32及び受電側共鳴コイル31の後述する給電側共鳴コイル23から離れた側を覆う底壁35Aと、底壁35Aの周縁から立設する立壁35Bと、から構成されている。底壁35Aは、受電側ループアンテナ32及び受電側共鳴コイル31の径よりも若干大きめの円形に設けられている。立壁35Bは、受電側ループアンテナ32及び受電側共鳴コイル31の側面を囲むように設けられている。フェライト36は、上記底壁35A及び立壁35Bの外側表面全体に貼り付けられている。
上述した給電システム1によれば、車両の受電部3が給電設備の地面に設けた給電部2に近づいて給電側共鳴コイル23と受電側共鳴コイル31とが電磁共鳴すると、給電部2から受電部3に非接触で電力が供給され、車載バッテリ34が充電される。
詳しく説明すると、上記給電側ループアンテナ22に交流電流が供給されると、その電力が電磁誘導により給電側共鳴コイル23に送られる。即ち、給電側共鳴コイル23には、給電側ループアンテナ22を介して電力が供給される。給電側共鳴コイル23に電力が送られると、その電力が磁界の共鳴によって受電側共鳴コイル31にワイヤレスで送られる。さらに、受電側共鳴コイル31に電力が送られると、その電力が電磁誘導によって受電側ループアンテナ32に送られ、この受電側ループアンテナ32に接続された車載バッテリ34が充電される。
上述した給電システム1によれば、給電側、受電側共鳴コイル23、31がシールドケース24、35の底壁24A、35A及び立壁24B、35Bに囲まれ、しかもそのシールドケース24、35の底壁24A、35A及び立壁24B、35Bにフェライト25、36が設けられているので、自動車の大電力の給電システム1であっても十分に電磁漏洩を防止できる。
また、上述した給電システム1によれば、シールドケース24、35の外側表面にフェライト25、36が設けられている。このため、漏洩磁界がシールドケース24、35外側表面に達する前にフェライト25、36により熱エネルギーに変換されてしまうため、シールドケース24、35外側表面に渦電流が流れ、そこから電磁ノイズが発生することがなく、より確実に磁界漏洩を防止できる。また、フェライト25、36は、電磁波を吸収して熱エネルギーに変換して高温となるが、上述したようにフェライト25、36をシールドケース24、35の外側表面に設けることにより、フェライト25、36の放熱効果を高め、高温になり過ぎるのを防ぐことができる。
第2実施形態
次に、第2実施形態における本発明の給電システム1を図4及び図5を参照して説明する。第1実施形態と第2実施形態とで大きく異なる点は、シールドケース24、35に貼り付けられたフェライト25、36の構成である。第2実施形態では、シールドケース24、35の底壁24A、35Aに貼り付けられたフェライト25、36に複数のスリット26、37が設けられている。複数のスリット26、37は、互いに径の異なる円形に設けられ、同心円上に配置されている。
上述した給電システム1によれば、フェライト25、36にはスリット26、37が設けられているので、第1実施形態に比べて表面積を大きくすることができ、放熱効果の向上を図ることができる。
次に、本発明者らは、第1実施形態で説明した図2に示すシールドケース24、35を有する給電システム1である本発明品A(スリットなし)と、第2実施形態で説明した図4に示すシールドケース24、35を有する給電システム1である本発明品B(スリットあり)と、フェライト25、36を貼り付けていない図2に示すシールドケース24、35を有する給電システム1である比較品と、図14に示すシールド枠104と磁性体106とを有する従来品と、について、共鳴コイル23、31の中心からの距離に対する漏洩磁界をシミュレーションした。結果を図6に示す。
なお、このシミュレーションにおいては、給電側共鳴コイル23に3kWの電力を供給している。また、本発明品A、B及び比較品ともに給電側、受電側共鳴コイル23、31として、互いに同じもの(同じ形状、同じ大きさ、同じ材質)を用いてシミュレーションしている。また、図14に示す従来品の給電側及び受電側共鳴コイル101、102も本発明品A、B及び比較品の給電側及び受電側共鳴コイル23、31と同じものを用いている。
また、本発明品A、B及び比較品ともに給電側、受電側ループアンテナ22、32として、互いに同じものを用いてシミュレーションしている。また、図14ではループアンテナは省略しているが、従来品も本発明品A、B及び比較品と同じ給電側、受電側ループアンテナを有している。また、給電側ループアンテナ22−給電側共鳴コイル23、101間の距離、受電側ループアンテナ32−受電側共鳴コイル31、102間の距離も、本発明品A、B、比較品及び従来品ともに同じに設定してある。
また、シールドケース24、35は、本発明品A、B及び比較品ともに同じに設定してあり、シールドケース24、35と給電側、受電側ループアンテナ22、32、給電側、受電側共鳴コイル23、31との配置も互いに同じである。即ち、本発明品Aと本発明品Bとの違いはスリット26、37があるか否かだけで、他の部分は全て同じに設定してある。また、本発明品Aと比較品との違いは、フェライト25、36があるか否かだけで、他の部分は全て同じに設定してある。
また、従来品のシールド枠103、104は、図14では四角筒状に設けられているが、シールドケース24、35の立壁24B、35Bとほぼ同じになるように円筒を用いてシミュレーションしてある。従来品の磁性体105、106としては、図14では四角に設けられているが、シールドケース24、35の底壁24A、35A上に設けられたフェライト25、36とほぼ同じになるように円形状のものを用いてシミュレーションしてある。即ち、本発明品Aのシールドケース24、35と従来品のシールド枠103、104の違いは、底壁24A、35Aがあるか否かで、他の部分は全て同じに設定してある。
同図に示すように、本発明品A、Bは、従来品及び比較品に比べて漏洩磁界分布の広がりを抑えられていることが確認された。磁界の人体防護方針値としては、ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)が定める指針値があり、10MHzから400MHzでは磁界強度が5A/m以下が望ましいとされている。従来品では、中心から1mを越えた範囲でも5A/m以下にならないのに対して、本発明品A、Bでは、0.65m付近で5A/m以下となることが確認された。また、スリット26、37を設けてもスリット26、37がない場合と同様に漏洩磁界分布の広がりを抑えられることが確認された。
第3実施形態
次に、第3実施形態における本発明の給電システム1を図7〜図10を参照して説明する。第3実施形態と第2実施形態とで大きく異なる点は、給電側、受電側共鳴コイル23、31と、給電側、受電側ループアンテナ22、32と、の構成である。第3実施形態における給電側、受電側共鳴コイル23、31は、図7及び図8などに示すように、互いに同じ大きさ、同じ形状に設けられ、略平板状のコア27、38にヘリカル状に巻いて構成(ソレノイドコイル等)される。
さらに、上述した第2実施形態においては給電側、受電側共鳴コイル23、31の中心軸を、互いに同軸上になるように鉛直方向に沿って配置していたが、第3実施形態では、給電側、受電側共鳴コイル23、31の中心軸が、給電時における給電側、受電側共鳴コイル23、31の離隔方向(垂直方向)に対して垂直に設けられている。
また、給電側、受電側ループアンテナ22、32も、略平板状のコア27、38にそれぞれ巻いて構成される。これにより、給電側、受電側ループアンテナ22、32は、給電側、受電側共鳴コイル23、31と同軸上に設けられる。これら給電側、受電側共鳴コイル23、31、給電側、受電側ループアンテナ22、32が巻かれたコア27、38は、それぞれ給電側、受電側シールドケース24、35内に収容されている。
第3実施形態において給電側、受電側シールドケース24、35は、四角形の底壁24A、35Aと、底壁24A、35Aの周縁から立設する立壁24B、35Bと、から構成されている。給電側、受電側シールドケース24、35の底壁24A、35A及び立壁24B、35Bの外側表面全体には、第1及び第2実施形態と同様にフェライト25、36が貼り付けられている。このフェライト25、36には、シールドケース24、35の底壁24A、35A上に複数のスリット26、37が設けられている。
この複数のスリット26、37としては、図9に示すように、共鳴コイル23、31の中心軸と直交する方向に沿って直線状に設け、中心軸に沿って複数並べてもよいが、図7に示すように、共鳴コイル23、31の中心軸に沿って直線状に設け、中心軸と直交する方向に沿って並べている方が望ましい。
次に、本発明者らは、給電側、受電側共鳴コイル23、31の中心軸を、離隔方向に対して垂直に配置した給電システムにおいて、図7に示すように、スリット26、37を中心軸に沿って直線状に複数設けた本発明品Cと、図9に示すように、スリット26、37を中心軸と直交する方向に沿って直線状に複数設けた本発明品Dと、フェライト25、36にスリット26、37が設けられていない本発明品E(図示せず)とについて、中心(共鳴コイル23、31の中心軸方向の中央)からの距離に対する漏洩磁界をシミュレーションした。結果を図10に示す。なお、本発明品Cと本発明品Dとの違いは、スリット26、37の向きだけで、スリット26、37の数や他の部分は全て同じに設定してある。また、本発明品Cと本発明品Eとの違いはスリット26、37があるか否かだけで、他の部分は全て同じに設定してある。
同図に示すように、本発明品Cの方が本発明品Dに比べて漏洩磁界分布の広がりを抑えられることが確認された。本発明品Cは本発明品Eのものとほぼ同等に漏洩磁界分布を抑えることができる。即ち、給電側、受電側共鳴コイル23、31の中心軸を、離隔方向に対して垂直に配置したときはスリット26、37としては中心軸と平行に設けるのが望ましいことが確認できた。
第4実施形態
次に、第4実施形態における本発明の給電システム1を図11〜図13を参照して説明する。第4実施形態と第3実施形態とで大きく異なる点は、フェライト25、36が設けられている部分である。第3実施形態では、フェライト25、36は、シールドケース24、35の底壁24A、35A及び立壁24B、35Bの外側表面全体に貼り付けられていた。これに対して、第4実施形態では、フェライト25、36では、シールドケース24、35の立壁24B、35Bの外側表面全体に貼り付けられていて、底壁24A、35Aには貼り付けられていない。
図11及び図12に示すように、立壁24B、35Bにのみフェライト25、36を設けた場合であっても、底壁24A、35A及び立壁24B、35Bの双方にフェライト25、36を貼り付けた場合と同程度に電磁漏洩を防止でき、底壁24A、35A上にフェライト25、36を設けない分、軽量化及びコストダウンを図ることができる。
次に、本発明者らは、フェライト25、36を貼り付けていない図11に示すシールドケース24、35を有する給電システム1である比較品と、底壁24A、35A及び立壁24B、35Bの双方にフェライト25、36を貼り付けた本発明品E(図示せず)と、図11及び図12に示す立壁24B、35Bのみにフェライト25、36を貼り付けた本発明品Fと、について、中心(共鳴コイル23、31の中心軸方向の中央)からの距離に対する漏洩磁界をシミュレーションした。結果を図13に示す。なお、比較品と本発明品E及びFとの違いは、フェライト25、36が設けられているか否かだけであって、他の部分は全て同じに設定してある。また、本発明品Eと本発明品Fとの違いは、底壁24A、35Aにフェライト25、36が貼り付けられているか否かだけであって、他の部分は全て同じに設定してある。
同図に示すように、本発明品E、Fの方が、比較品に比べて漏洩磁界分布の広がりを抑えられることが確認された。また、本発明品Fは本発明品Eのものとほぼ同等に漏洩磁界分布を抑えることができることが確認された。
なお、上述した第1及び第2実施形態では、給電側、受電側共鳴コイルをスパイラル状に設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。給電側、受電側共鳴コイルの形状は上記実施形態に限定されることなく、例えばヘリカル状(ソレノイドコイル等)であってもよい。
また、上述した実施形態では、給電側、受電側共鳴コイルを同じ大きさに設けていたが、本発明はこれに限ったものではない。給電側、受電側共鳴コイルの何れか一方が大きくてもよい。
また、上述した実施形態によれば、磁性体としてはフェライトを用いていたが、これに限定されるものではなく、他の磁性体でもよい。
また、上述した実施形態によれば、フェライトは給電側、受電側シールドケース24、35の外側表面に設けられていたが、本発明はこれに限ったものではない。フェライトを給電側、受電側シールドケース24、35の内側表面に設けても良い。
また、第4実施形態は、例えば、図2に示す第1実施形態の給電システム1にも適用することができる。つまり、図2及び図3に示すシールドケース24、35の立壁24B、35Bのみにフェライト25、36を設け、底壁24A、35Aにフェライト25、36を設けないようにしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 給電システム
2 給電部
3 受電部
21 高周波電源(電源)
23 給電側共鳴コイル
31 受電側共鳴コイル
24 給電側シールドケース(シールドケース)
24A 底壁
24B 立壁
25 フェライト(磁性体)
26 スリット
35 受電側シールドケース(シールドケース)
35A 底壁
35B 立壁
36 フェライト(磁性体)
37 スリット

Claims (7)

  1. 電源と、車両に搭載された受電側共鳴コイルと共鳴して前記受電側共鳴コイルに非接触で前記電源から供給された電力を給電するための給電側共鳴コイルと、を備えた給電部において、
    前記給電側共鳴コイルの前記受電側共鳴コイルから離れた側を覆う底壁及び該底壁の周縁から立設する立壁から構成され、前記給電側共鳴コイルを収容する導電性のシールドケースをさらに備え、
    前記シールドケースの立壁表面に磁性体が設けられている
    ことを特徴とする給電部。
  2. 車両に搭載され、給電側共鳴コイルと電磁共鳴して前記給電側共鳴コイルから非接触で電力を受電するための受電側共鳴コイルを備えた受電部において、
    前記受電側共鳴コイルの前記給電側共鳴コイルから離れた側を覆う底壁及び該底壁の周縁から立設する立壁から構成され、前記受電側共鳴コイルを収容する導電性のシールドケースをさらに備え、
    前記シールドケースの立壁表面に磁性体が設けられている
    ことを特徴とする受電部。
  3. 請求項1に記載の給電部と、
    請求項2に記載の受電部と、を備えたことを特徴とする給電システム。
  4. 前記磁性体は、前記シールドケースの外側表面に設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の給電システム。
  5. 前記磁性体は、前記シールドケースの底壁にも設けられている
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の給電システム。
  6. 前記磁性体には、スリットが設けられている
    ことを特徴とする請求項3〜5何れか1項に記載の給電システム。
  7. 前記磁性体には、スリットが設けられ、
    前記給電側共鳴コイル及び前記受電側共鳴コイルの中心軸が、給電時における前記給電側共鳴コイル及び前記受電側共鳴コイルの離隔方向に対して垂直に設けられ、
    前記スリットが、前記中心軸に沿って設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の給電システム。
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