JP2014109668A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、現像剤の漏れを抑制した現像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】筐体と、回転軸111と、ローラ本体112とを有する現像ローラ110と、ローラ本体112の軸線方向における端部において、筐体とローラ本体112との間に配置されるサイドシール部材140とを備えた現像カートリッジである。ローラ本体112は、端面112Aから軸線方向内側に凹む凹部114を有し、凹部114は、軸線方向に延びる第1面114Aと、第1面114Aの内側端部から軸線方向と交差する方向に延びる第2面114Bとを有し、サイドシール部材140の軸線方向内側の端部142から第2面114Bまでの軸線方向における距離bは、軸線方向においてサイドシール部材140と第1面114Aとが重なる部分の軸線方向における大きさaよりも大きい。
【選択図】図4

Description

本発明は、現像ローラと、サイドシールとを備えた現像装置に関する。
現像装置に用いる現像ローラとして、現像ローラの端面から回転軸方向内側に凹む凹部を設けた現像ローラが知られている(特許文献1参照)。この技術では、現像ローラの凹部が中空となっており、熱を逃がしやすくなるので、現像ローラの昇温を抑制することができる。
特開2009−145705号公報
ところで、現像装置を小型化するために現像ローラを幅方向に小さくすると、現像ローラの凹部に対応する位置がサイドシールを配置した位置と対面する場合がある。この場合、現像ローラの凹部に対応する位置は撓みやすくなっているので、サイドシールとの接触圧が弱くなりやすく、現像剤が漏れる虞があった。
そこで、本発明は、現像剤の漏れを抑制した現像装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、現像剤を収容するように構成される筐体と、回転軸と、ローラ本体とを有する現像ローラと、ローラ本体の軸線方向における端部において、筐体とローラ本体との間に配置されるシール部材とを備える。
ローラ本体は、端面から軸線方向内側に凹む凹部を有し、凹部は、軸線方向に延びる第1面と、第1面の軸線方向における内側端部から軸線方向と交差する方向に延びる第2面とを有し、第2面は、軸線方向において、シール部材が配置された範囲内に位置し、シール部材の軸線方向内側の端部から第2面までの軸線方向における距離は、軸線方向においてシール部材と第1面とが重なる部分の軸線方向における大きさよりも大きい。
このような構成によれば、シール部材の軸線方向内側の端部から第2面までの軸線方向における距離は、軸線方向においてシール部材と第1面とが重なる部分の軸線方向における大きさよりも大きいので、ローラ本体が撓む範囲よりも、ローラ本体のシール部材により確実にシールされている範囲を広くすることができる。そのため、現像剤の漏れを抑制することができる。
前記した構成において、シール部材は、軸線方向外側の端部がローラ本体の外側に位置する構成とすることができる。
前記した現像装置は、回転軸の一端には、外部から駆動力を受けることで回転軸を回転するように構成される駆動力入力部材を備えた構成とすることができる。
そして、凹部は、ローラ本体の両端部に設けられ、一端側における凹部の直径は、他端側の凹部の直径よりも大きい構成とすることができる。
このような構成によれば、一端側の凹部の直径が他端側の凹部の直径よりも大きいので、熱の発生しやすい駆動力入力部材側である一端側を放熱しやすい構成とすることができる。
前記した現像装置は、筐体に固定されて軸線方向に沿って延び、先端部が現像ローラの周面と摺接可能なフィルムを備えた構成とすることができる。
そして、筐体は、現像ローラが配置される開口部を有し、フィルムは、現像ローラと筐体との間において、開口部の縁に沿って配置され、フィルムの軸線方向の端部は、軸線方向において、凹部が配置された範囲内に位置する構成とすることができる。
このような構成によれば、ローラ本体の凹部が配置された部分は剛性が低いので、フィルムの端部とローラ本体の接触圧を低く抑えることができる。そのため、フィルムの端部によりローラ本体が削られることを抑制することができる。
前記した構成において、凹部の半径と回転軸との半径との差分は、前記現像ローラの半径と回転軸の半径との差分の半分以下である構成とすることができる。
このような構成によれば、現像ローラが撓み過ぎるのを低減することができる。
本発明によれば、シール部材の軸線方向内側の端部から第2面までの軸線方向における距離は、軸線方向においてシール部材と第1面とが重なる部分の軸線方向における大きさよりも大きいので、ローラ本体が撓む範囲よりも、ローラ本体のシール部材により確実にシールされている範囲を広くすることができる。そのため、現像剤の漏れを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る現像カートリッジを備えたレーザプリンタの断面図である。 本発明の実施形態に係る現像カートリッジを示す拡大図である。 現像カートリッジの分解斜視図である。 図2の現像ローラ部分におけるA−A断面図である。 変形例における図4に相当する図のローラ本体の右端部を示す図である。 図3に示した筐体の左端部付近を後側から見た部分拡大背面図である。 現像カートリッジ右側のサイドシール部材およびアッパーシール部材周辺の断面図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明する。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2と、用紙Pを給紙するためのフィーダ部3と、スキャナユニット4と、用紙P上にトナー像を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙P上のトナー像を熱定着する定着装置7とを主に備えている。
装置本体2は、トップカバー22と、フロントカバー23とを備えている。また、装置本体2は、その上部に後述するプロセスカートリッジ5の着脱のための開口21Aを有するとともに、その前部に用紙Pを差し込むための差込口21Bを有している。
フロントカバー23は、フロントカバー23の回動軸23Aが装置本体2の前側下部に設けられており、この回動軸23Aを中心として前方に回動するようになっている。なお、図1において、2点鎖線で示すフロントカバー23が、装置本体2の前側を閉じた状態であり、実線で示すフロントカバー23が、装置本体2の前側を開放した状態である。
フィーダ部3は、装置本体2の下部に位置し、用紙Pを載置するための給紙トレイ31と、給紙トレイ31上の用紙Pを給紙する給紙機構32とを備えている。
給紙トレイ31は、装置本体2の下部に配置される載置台31Aと、前述したフロントカバー23とによって構成されている。
給紙機構32は、給紙ローラ32Aと、分離ローラ32Bと、分離パッド32Cとを主に備えている。給紙ローラ32Aは、分離ローラ32Bよりも用紙Pの搬送方向上流側で、載置台31Aの後端の上に配置されている。分離ローラ32Bは、分離パッド32Cと対向して配置されている。
フィーダ部3では、フロントカバー23を前側に倒して給紙トレイ31を形成した後で、この給紙トレイ31上に用紙Pを載せる。そして、給紙トレイ31上に載置された用紙Pに給紙ローラ32Aが接触して回転することで、給紙トレイ31上に載置された用紙Pが分離ローラ32Bへ送り出され、送り出された用紙Pが、分離ローラ32Bと分離パッド32Cとの間で1枚ずつに分離され、プロセスカートリッジ5に向けて搬送される。
スキャナユニット4は、装置本体2内の前側に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。このスキャナユニット4では、レーザビームを、後述する感光ドラム61の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ5は、装置本体2の後側中央部付近に位置しており、給紙機構32の上部に設けられている。プロセスカートリッジ5は、開口21Aを通して装置本体2に対して上側前方に向かって着脱可能な構成となっており、ドラムユニット6と、現像装置の一例としての現像カートリッジ10とを備えている。
ドラムユニット6は、図2に示すように、ドラムフレーム69と、ドラムフレーム69に設けられた感光ドラム61、帯電器62および転写ローラ63を備えている。
現像カートリッジ10は、筐体100と、現像ローラ110と、供給ローラ120と、層厚規制ブレード130とを備えており、ドラムユニット6に対して着脱可能となっている。筐体100および層厚規制ブレード130の詳細については後述する。
現像ローラ110は、トナーを周面に担持するように構成された部材であり、筐体100に回転可能に設けられている。現像ローラ110の詳細については後述する。
供給ローラ120は、その周面に付着させたトナーを現像ローラ110の周面に供給するように構成される部材であり、現像ローラ110の前斜め下方に配置されている。
この現像カートリッジ10では、筐体100内に形成されたトナー収容室101内に収容されているトナーが、アジテータ102で撹拌された後、供給ローラ120により現像ローラ110に供給される。このとき、供給ローラ120と現像ローラ110との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ110上に供給されたトナーは、現像ローラ110の回転に伴って、層厚規制ブレード130と現像ローラ110との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ110上に担持される。
ドラムユニット6内では、回転する感光ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、スキャナユニット4からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がり、感光ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、この静電潜像に現像カートリッジ10からのトナーが供給され、感光ドラム61の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム61と転写ローラ63の間で用紙Pが搬送されることで、感光ドラム61の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
図1に戻り、定着装置7は、装置本体2の上部後方に位置し、プロセスカートリッジ5の上方に配置されている。定着装置7は、主に、加熱ローラ71と、加圧ローラ72とを備えている。
加熱ローラ71は、用紙Pを加熱する部材であり、その内部には、ハロゲンランプ等の図示しない熱源が設けられている。
加圧ローラ72は、加熱ローラ71との間で用紙Pを挟持して搬送する部材であり、加熱ローラ71の後斜め上側に設けられている。
そして、このように構成される定着装置7では、用紙P上に転写されたトナーを、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着している。なお、定着装置7で熱定着された用紙Pは、定着装置7の下流側に配設される排出ローラ8に搬送され、この排出ローラ8から排出トレイ9上に排出される。
<現像カートリッジの詳細構成>
次に、現像カートリッジ10の構成について説明する。
図3に示すように、筐体100は、後側の側壁に開口部103が形成されており、現像ローラ110と層厚規制ブレード130がこの開口部103を塞ぐような形で取り付けられる。開口部103の上下左右の四方には、筐体100内のトナーが漏れるのを防止するため、シール部材の一例としてのサイドシール部材140、アッパーシール部材150およびフィルム160が設けられている。また、開口部103の上縁の両端部には、層厚規制ブレード130を固定するための支持面104が形成されている。サイドシール部材140の詳細については後述する。
支持面104は、開口部103の上縁の左右両端に設けられ、現像ローラ110側(つまり、後側)を向いている。支持面104は、筐体100の前後方向において、アッパーシール部材150の取付面106より後方に突出している(図7参照)。この支持面104には、後述するネジ134を入れるための穴104Dが設けられている。穴104Dは、支持面104内において左右方向のやや中央寄りで、かつ、上寄りに配置されている。
支持面104は、図6に示すように、層厚規制ブレード130の左右方向の外側端部104Aが、サイドシール部材140における現像ローラ110の左右方向内側となる内側端部142よりも外側に位置している。そして、支持面104の左右方向の内側端部104Bは、現像ローラ110の左右方向における画像形成範囲の外側において、サイドシール部材140の内側端部142よりも内側に位置している。
図3に戻り、層厚規制ブレード130は、ブレード本体131と、ブレードホルダ132と、補強板133とから構成されている。
ブレード本体131は、ステンレス綱などの金属板から構成されており、先端部131Aが現像ローラ110とは反対側に向かって折れ曲がって形成されている(図2参照)。この先端部131Aが現像ローラ110と接触することで現像ローラ110上のトナーの層厚を規制するようになっている。
ブレードホルダ132は、ブレード本体131を支持するためのブレード支持部132Aと、補強板133を取り付けるための補強部132Bと、支持面104に取り付けるための取付部132Cとを有している。取付部132Cには、孔132Dが形成されている。ブレードホルダ132は、補強部132Bがブレード支持部132Aの上端から前側に略直角に折れ曲がって形成されており、取付部132Cがブレード支持部132Aの左右方向両端部から上方に突出している。
補強板133は、ブレードホルダ132との間でブレード本体131を挟持するための挟持部133Aと、ブレードホルダ132に固定するための固定部133Bとを有している。補強板133は、挟持部133Aが固定部133Bの後端から下側に略直角に折れ曲がって形成されている。
層厚規制ブレード130は、ブレード本体131をブレードホルダ132のブレード支持部132Aと補強板133の挟持部133Aで挟み、ブレードホルダ132の補強部132Bと補強板133の固定部133Bを図示しないネジで締結することで一体の組部品とされる。このように構成された層厚規制ブレード130は、ネジ134をブレードホルダ132の取付部132Cの孔132Dに通し、支持面104内に形成された穴104Dにねじ込むことにより筐体100に固定される。
サイドシール部材140は、左右方向(ローラ本体112の軸線方向)における端部において、筐体100とローラ本体112との間に配置されている。サイドシール部材140は、ローラ本体112の外周形状に倣った形状となっており、左右方向外側の端部141(図4参照)がローラ本体112の外側に位置している。サイドシール部材140は、図7に示すように、摺接部材140Aと、基材140Bとを有している。
摺接部材140Aは、現像ローラ110の周面と接触する部材であり、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、アクリル、ナイロン等の繊維が織り込まれていることで毛羽立った表面を有している。
基材140Bは、筐体100と摺接部材140Aとの間に配置されており、クッション性を有するウレタンフォーム、シリコンスポンジ等のスポンジ材から構成されている。
図3に戻り、アッパーシール部材150は、筐体100と層厚規制ブレード130との間に配置されており、ウレタンフォーム、シリコンスポンジ等のスポンジ材から構成されている。アッパーシール部材150は、左右方向に長く延びる中央部151と、中央部151の左右両端部から斜め下に延び、サイドシール部材140に接続する接続部152とを有し、これらが一体に構成されている。
接続部152は、図6に示すように、サイドシール部材140と支持面104との間に配置されており、下縁部152Aが、水平で直線的な輪郭を有している。この下縁部152Aにおいてサイドシール部材140の端面140Cと接触することで、アッパーシール部材150とサイドシール部材140との間からトナーが漏れるのが防止されている。
図3に戻り、フィルム160は、現像ローラ110と筐体100との間において、開口部103の下縁に沿って筐体100に固定されており、PET、アクリル、フッ素樹脂等から構成されている。フィルム160は、左右方向に沿って延びて形成されており、先端部が現像ローラ110の周面に摺接可能となっている。また、フィルム160の左右方向における両端部161は、サイドシール部材140と重なる位置に配置されている。このフィルム160は、左右方向に延びて形成されたフィルム取付部105に取り付けられている(図7参照)。フィルム160の先端部は、フィルム取付部105から筐体100の内部に向かうように配置されている。
<現像ローラの詳細構成>
次に、現像ローラ110の詳細について説明する。
現像ローラ110は、図4に示すように、回転軸111と、ローラ本体112とを有しており、回転軸111の右端(図示左端)には、外部から駆動力を受けることで回転軸111を回転する駆動入力部材の一例としての現像ローラギヤ113が設けられている。
ローラ本体112は、左右両端部において端面112A,112Bから左右方向内側に凹む凹部114,115が設けられている。
右側(一端側)の凹部114は、直径d1が左側(他端側)の凹部115の直径d2よりも大きくなっている。なお、以下の説明では、右側の凹部114のみを代表して説明し、左側の凹部115については同様の構成であるので説明を省略する。
凹部114は、側面を形成する第1面114Aと、底面を形成する第2面114Bとを有している。
第1面114Aは、左右方向に延びており、左右方向においてサイドシール部材140と重なる位置に配置されている。第1面114Aは、左右方向と交差する方向において、回転軸111と間隔を空けて設けられている。
第2面114Bは、第1面114Aの左右方向内側の端部から左右方向と交差する方向において回転軸111に向かって延びており、サイドシール部材140が配置された範囲内に位置している。
より詳細に、第1面114Aおよび第2面114Bは、サイドシール部材140の左右方向内側の端部142から第2面114Bまでの左右方向における距離bが、左右方向においてサイドシール部材140と第1面114Aとが重なる部分の左右方向における距離aよりも大きくなるような位置に配置されている。
また、凹部114は、凹部114の半径r1と回転軸111の半径r3との差分が現像ローラ110の半径r2と回転軸111の半径r3との差分の半分以下となるように形成されている。
以上のように構成された現像カートリッジ10では、ローラ本体112が凹部114において撓む範囲(距離aの範囲)よりも、ローラ本体112のサイドシール部材140により確実にシールされている範囲(距離bの範囲)を広くすることができる。そのため、ローラ本体112とサイドシール部材140の接触圧を十分に確保して、トナーの漏れを抑制することができる。
また、ローラ本体112において、右側の凹部114の直径d1を左側の凹部115の直径d2よりも大きくすることで、熱の発生しやすい現像ローラギヤ113側を放熱しやすい構成とすることができる。
また、凹部114において、凹部114の半径r1と回転軸111の半径r3との差分を現像ローラ110の半径r2と回転軸111の半径r3との差分の半分以下とすることで、現像ローラ110が撓み過ぎるのを低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、フィルム160の左右方向における両端部161がサイドシール部材140と重なる位置にあるので、図5に示すように、フィルム160の左右方向における端部161が、左右方向において、凹部114が配置された範囲内に位置するような構成としてもよい。
このような構成とすることで、剛性が低くなっているローラ本体112の凹部114が配置された部分において、フィルム160の端部161とローラ本体112の接触圧を低く抑えることができる。そのため、フィルム160の端部161によりローラ本体112が削られることを抑制することができる。
前記実施形態では、サイドシール部材140は、左右方向外側の端部141がローラ本体112の外側に位置していたが、本発明はこれに限定されず、距離bが距離aよりも大きい限り、サイドシール部材140の左右方向外側の端部141の位置は任意に設定可能である。
前記実施形態では、本発明の現像装置として現像カートリッジ10を例示したが、本発明はこれに限定されず、感光ドラム及び現像ローラを備えた、いわゆるプロセスカートリッジを現像装置としてもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
10 現像カートリッジ
100 筐体
103 開口部
110 現像ローラ
111 回転軸
112 ローラ本体
112A 端面
113 現像ローラギヤ
114 凹部
114A 第1面
114B 第2面
115 凹部
140 サイドシール部材
141 端部
142 端部
160 フィルム
161 端部
a 距離
b 距離
d1 直径
d2 直径
r1 半径
r2 半径
r3 半径

Claims (5)

  1. 現像剤を収容するように構成される筐体と、
    回転軸と、ローラ本体とを有する現像ローラと、
    前記ローラ本体の軸線方向における端部において、前記筐体と前記ローラ本体との間に配置されるシール部材とを備え、
    前記ローラ本体は、端面から前記軸線方向内側に凹む凹部を有し、
    前記凹部は、
    前記軸線方向に延びる第1面と、
    前記第1面の前記軸線方向における内側端部から前記軸線方向と交差する方向に延びる第2面とを有し、
    前記第2面は、前記軸線方向において、前記シール部材が配置された範囲内に位置し、
    前記シール部材の前記軸線方向内側の端部から前記第2面までの前記軸線方向における距離は、前記軸線方向において前記シール部材と前記第1面とが重なる部分の前記軸線方向における大きさよりも大きいことを特徴とする現像装置。
  2. 前記シール部材は、前記軸線方向外側の端部が前記ローラ本体の外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記回転軸の一端には、外部から駆動力を受けることで前記回転軸を回転するように構成される駆動力入力部材を備え、
    前記凹部は、前記ローラ本体の両端部に設けられ、
    前記一端側における凹部の直径は、他端側の凹部の直径よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記筐体に固定されて前記軸線方向に沿って延び、先端部が前記現像ローラの周面に摺接可能なフィルムを備え、
    前記筐体は、前記現像ローラが配置される開口部を有し、
    前記フィルムは、前記現像ローラと前記筐体との間において、前記開口部の縁に沿って配置され、
    前記フィルムの前記軸線方向の端部は、前記軸線方向において、前記凹部が配置された範囲内に位置することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 前記凹部の半径と前記回転軸の半径との差分は、前記現像ローラの半径と前記回転軸の半径との差分の半分以下であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置。
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