JP2014107366A - 補助器具および機器取付台の設置方法 - Google Patents

補助器具および機器取付台の設置方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014107366A
JP2014107366A JP2012258173A JP2012258173A JP2014107366A JP 2014107366 A JP2014107366 A JP 2014107366A JP 2012258173 A JP2012258173 A JP 2012258173A JP 2012258173 A JP2012258173 A JP 2012258173A JP 2014107366 A JP2014107366 A JP 2014107366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
auxiliary
mounting base
base unit
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012258173A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6000090B2 (ja
Inventor
Yudai Niki
雄大 仁木
Takaya Taniguchi
貴也 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012258173A priority Critical patent/JP6000090B2/ja
Publication of JP2014107366A publication Critical patent/JP2014107366A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6000090B2 publication Critical patent/JP6000090B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】DINレール3に取り付けたベースユニット1が外力または振動によって変位しないようにする。
【解決手段】PLC2が取り付けられるベースユニット1が、ベースユニット1より幅が狭いDINレール3に取り付けられたときに、DINレール3からはみ出るベースユニット1の角部分に補助金具100を設ける。補助金具100は、ベースユニット1の角部分に固定され、DINレール3が設置される制御盤の盤面4側へ突起して盤面4に接触し、ベースユニット1の角部分を支える。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、電子機器を取り付けた機器取付台を設置するための補助器具および機器取付台の設置方法に関するものである。
通常、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)はコントロールセンターなどの制御盤内に収納して使用される。例えば、PLCは電子機器ユニットの集合体として構成される。
PLCを制御盤内に設置する方法のひとつに、PLCを搭載したベースユニット(機器取付台の一例)を、制御盤内に敷設したDINレールに架設する方法がある。
図19、図20および図21は、制御盤の盤面4に敷設したDINレール3にベースユニット1を架設する従来の方法を示す図である。
図19に示すように、DINレール3は制御盤の盤面4に敷設され、電子機器ユニット21の集合体であるPLC2を搭載したベースユニット1はDINレール3に架設される。
図20の(1)は図19を背面側から見た図である。図20の(1)に示すように、ベースユニット1の背面には、上下に並べられた一対のアダプタ11が左右に二組設けられている。二組のアダプタ11は、樹脂製または金属製であり、ベースユニット1をDINレール3に固定するために用いられる。
図20の(2)は図20の(1)の矢印Aの方向から見た図であり、図20の(3)は図20の(2)の円Bの部分を拡大した図である。図20の(3)に示すように、各アダプタ11は、DINレール3のフランジ31を嵌め込むための溝部12を有する。各アダプタ11の溝部12にDINレール3のフランジ31を嵌め込むことによって、ベースユニット1はDINレール3に取り付けられる。
しかし、PLC2に荷重または振動が生じた場合、図21の(1)に示すように、PLC2を搭載したベースユニット1が左右に移動してしまう可能性がある。また、PLC2に掛かる荷重が大きい場合、図21の(2)に示すように、DINレール3が変形し、PLC2を搭載したベースユニット1が上下に傾いてしまう可能性がある。
このようなベースユニット1の変位は、PLC2に接続されるケーブルの外れ、電子機器ユニット21の誤動作、DINレール3の破損などの要因となる。
PLCをDINレールに取り付ける手段として、ねじの軸力を利用する構造が考案されている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
この構造であれば、ねじの軸力を利用してDINレールを挟み込んでいるため摩擦力が高まり、DINレールに沿ってPLCが左右に移動するのを抑制する効果が期待できる。
しかし、上下方向の変位に対する剛性を高める効果はなく、上下方向の変位を抑制することはできない。
特開2001−119156号公報 特開2011−023437号公報
本発明は、例えば、DINレール(取付レールの一例)に取り付けたベースユニット(機器取付台の一例)が外力または振動によって変位しないようにすることを目的とする。
本発明の補助器具は、電子機器が取り付けられる機器取付台が、前記機器取付台より幅が狭い取付レールに取り付けられたときに、前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分を支える器具である。
前記補助器具は、
前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分に固定される固定部と、
前記固定部と連結して設けられて、前記取付レールが設置される設置面側へ突起して前記設置面に接触する突起部とを備える。
本発明によれば、例えば、DINレールに取り付けたベースユニットが外力または振動によって変位しないようにすることができる。
実施の形態1におけるベースユニット1の設置方法を示す概要図。 実施の形態1におけるベースユニット1の設置方法を示す概要図。 実施の形態1における補助金具100の一例を示す図。 実施の形態1における補助金具100の一例を示す図。 実施の形態2における補助金具110を示す図。 実施の形態3における補助金具120A・120Bを示す図。 実施の形態3における補助金具120A・120Bをベースユニット1に固定した様子を示す図。 実施の形態4における補助金具130A・130Bを示す図。 実施の形態4における補助金具130A・130Bをベースユニット1に固定する様子を示す図。 実施の形態5における補助金具160をベースユニット1に取り付けた様子を示す図。 実施の形態6における補助金具120を示す図。 実施の形態6における補助金具120をベースユニット1に固定した様子を示す図。 実施の形態7における補助金具130を示す図。 実施の形態7における補助金具130をベースユニット1に固定する様子を示す図。 実施の形態8における補助金具140を示す図。 実施の形態8における補助金具140の別例を示す図。 実施の形態9における補助金具150を示す図。 実施の形態9における補助金具150の別例を示す図。 制御盤の盤面4に敷設したDINレール3にベースユニット1を架設する従来の方法を示す図。 制御盤の盤面4に敷設したDINレール3にベースユニット1を架設する従来の方法を示す図。 制御盤の盤面4に敷設したDINレール3にベースユニット1を架設する従来の方法を示す図。
実施の形態1.
DINレール(取付レールの一例)に取り付けたベースユニット(機器取付台の一例)が外力または振動によって傾いて変位しないようにする形態について説明する。
図1、図2は、実施の形態1におけるベースユニット1の設置方法を示す概要図である。
実施の形態1におけるベースユニット1の設置方法の概要について、図1および図2に基づいて説明する。
まず、図1に示すベースユニット1、PLC2およびDINレール3について説明する。
PLC2(電子機器の一例)は、プログラマブルロジックコントローラのことであり、1つ以上の電子機器ユニット21から成る。
ベースユニット1(機器取付台の一例)は、PLC2が取り付けられる取り付け台である。例えば、ベースユニット1は、DINレール3より長さが短くて幅が広い長方形の板状を成す。
DINレール3(取付レールの一例)は、ベースユニット1などの機器を取り付けるために規格化された細長い取付レールであり、制御盤の盤面4(設置面の一例)に固定される。
以下、ベースユニット1を構成する面について、PLC2が取り付けられる面を正面(または表面)とし、DINレール3が取り付けられる面を背面(または裏面)とし、その他の面を側面とする。
次に、図2に基づいて、ベースユニット1の設置方法の概要について説明する。図2は、ベースユニット1を右側(図1の矢印Aの方向)から示している。
DINレール3は、制御盤の盤面4に固定される底面部32と、底面部32の各長辺部分に設けられた側面部33と、各側面部33の先端部分に設けられたフランジ31とを備える。
ベースユニット1の背面には、ベースユニット1をDINレール3に取り付けるために、上下一対のアダプタ11が左右に設けられている。各アダプタ11には、DINレール3のフランジ31を嵌め込むための溝部12が設けられている。
ベースユニット1は、各アダプタ11の溝部12にDINレール3のフランジ31が嵌め込まれることによって、DINレール3に取り付けられる。
ベースユニット1は、DINレール3に取り付けられることによって、制御盤の盤面4に設置される。
さらに、ベースユニット1には、DINレール3からはみ出る部分を支えるための補助金具100(補助器具の一例)が設けられる。補助金具100の高さとDINレール3の高さとはほぼ等しい。
補助金具100はDINレール3からはみ出るベースユニット1の端部に固定され、補助金具100の突起部はつっかえ棒のようにして制御盤の盤面4に接する。これにより、PLC2に大きな荷重が掛かった場合にDINレール3が変形してベースユニット1が傾いてしまう、という不具合を抑制することができる。
図3、図4は、実施の形態1における補助金具100の一例を示す図である。
実施の形態1における補助金具100について、図3および図4に基づいて説明する。
図3の(1)はベースユニット1の背面を示し、図3の(2)は(1)の円Bの部分を拡大して示している。
図3の(2)に示すように、補助金具100は、ベースユニット1に固定する四角い板状の固定部101と、固定部101に設けられた円柱状の突起部102とを備える。
図3の(1)に示すように、4つの補助金具100を用意し、接着剤または両面テープなどを用いて各補助金具100の固定部101をベースユニット1の背面の四隅に固定する。
補助金具100をベースユニット1の上下の両端に設けることにより、ベースユニット1の上下方向の変位を抑制することができる。
また、補助金具100をベースユニット1の左右の両端に設けることにより、ベースユニット1の左右方向の変位を抑制することができる。
図4の(1)から(3)は、図3に示した補助金具100に磁石を設けた例を示している。
図4の(1)に示すように、補助金具100の突起部102の先端に磁石103を設けることによって、突起部102の先端の磁石103が金属製の盤面4に磁力で固定されるようにしてもよい。
図4の(2)に示すように、補助金具100の固定部101に磁石104を設けることによって、磁石104を設けた固定部101が金属製のベースユニット1に磁力で固定されるようにしてもよい。
また、図4の(3)に示すように、補助金具100の突起部102の先端に磁石103を設けると共に、補助金具100の固定部101に磁石104を設けてもよい。
補助金具100は、磁石の部分を除き、金属以外の材質(例えば、プラスチック)で構成された器具であっても構わない(以降の実施の形態においても同様)。
実施の形態1で説明した補助金具100により、例えば、以下のような効果を奏する。
DINレール3に取り付けたベースユニット1が外力または振動によって傾いて変位しないようにすることができる。
補助金具100の突起部102の先端に磁石103を設けることにより、突起部102の先端の磁石103を金属製の盤面4に固定し、ベースユニット1がDINレール3に沿って左右に移動しないようにすることができる。
補助金具100の固定部101に磁石104を設けることにより、補助金具100を金属製のベースユニット1に容易に固定することができる。
実施の形態1において、例えば、以下のような補助器具(100)について説明した。括弧内に、実施の形態の対応する構成に用いた符号または名称を示す。
補助器具は、電子機器(2、21)が取り付けられる機器取付台(1)が、前記機器取付台より幅が狭い取付レール(3)に取り付けられたときに、前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分を支える器具である。
補助器具は、前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分に固定される固定部(101)と、前記固定部と連結して設けられて、前記取付レールが設置される設置面(4)側へ突起して前記設置面に接触する突起部(102)とを備える。
前記固定部が板状を成し、前記突起部が板状の前記固定部に設けられた柱状を成し、前記取付レールが取り付けられる側の前記機器取付台の面(背面)のうち前記取付レールからはみ出る部分に前記固定部が固定される。
前記固定部が、金属で構成される前記機器取付台に磁力で固定される磁石(104)を有する。
前記突起部が、金属で構成される前記設置面に磁力で固定される磁石(103)を柱状の先端部分に有する。
使用者は、4つの前記補助器具を前記機器取付台の四隅に固定し、4つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を前記取付レールに取り付けると共に、前記機器取付台に固定した4つの前記補助器具それぞれの前記突起部を前記設置面に接触させる。
実施の形態2.
実施の形態1で説明した補助金具100とは異なる形態の補助金具110について説明する。
以下、実施の形態1と異なる補助金具110について主に説明する。ベースユニット1、PLC2、DINレール3または制御盤の盤面4など、説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図5は、実施の形態2における補助金具110を示す図である。
実施の形態2における補助金具110について、図5に基づいて説明する。
図5の(1)はベースユニット1の右側面の部分を示し、図5の(2)は(1)の円Cの部分を拡大して示し、図5の(3)は(1)の円Cの部分を上側から示している。
図5の(1)に示すように、補助金具110は、ベースユニット1の右側の2つの角部分に固定される。また、補助金具110は、ベースユニット1の左側の2つの角部分にも固定される(図示省略)。つまり、4つの補助金具110がベースユニット1の四隅に固定される。
図5の(2)に示すように、補助金具110は、ベースユニット1の角部分に一部で固定される長方形状の固定板111(固定部の一例)と、ベースユニット1の角部分を支える突起部として機能するネジ(以下、突起ネジ112という)とを備える。また、補助金具110の固定板111は、ベースユニット1からはみ出る部分に、突起ネジ112を挿入するためのネジ穴111aを有する。
突起ネジ112を固定板111のネジ穴111aに挿入してネジ締めすることにより、突起ネジ112は制御盤の盤面(図中の矢印の方向)に向けて進行し、制御盤の盤面に接する。
図5の(3)に示すように、補助金具110の固定板111は、例えば、固定用のネジ(以下、固定ネジ113という)を用いてベースユニット1に固定してもよい。この場合、ベースユニット1には固定ネジ113を挿入するための挿入穴を設け、固定板111には固定ネジ113を挿入するためのネジ穴を設ける。
但し、接着剤または両面テープなど、固定ネジ113以外のものを用いて補助金具110の固定板111をベースユニット1に固定しても構わない。
実施の形態2で説明した補助金具110により、例えば、以下のような効果を奏する。
DINレール3に取り付けたベースユニット1が外力または振動によって傾いて変位しないようにすることができる。
固定板111の背面から突き出る部分の突起ネジ112の長さを調整することができるため、突起ネジ112の先端を盤面4に圧接し、ベースユニット1がDINレール3に沿って左右に移動しないようにすることができる。また、様々なサイズ(高さ)のDINレール3にベースユニット1を取り付けることができる。
実施の形態2において、例えば、以下のような補助器具(110)について説明した。括弧内に、実施の形態の対応する構成に用いた符号または名称を示す。
前記補助器具は、ネジ穴(111a)を有するネジ挿入部(111)を備えると共に、前記ネジ挿入部の前記ネジ穴に挿入されるネジ(112)を突起部として備える。
前記ネジが前記ネジ穴に挿入されることによって、前記ネジの先端部分が設置面(4)に接触する。
使用者は、4つの前記補助器具を機器取付台(1)の四隅に固定し、4つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を取付レール(3)に取り付けると共に、前記機器取付台に固定した4つの前記補助器具それぞれの前記突起部を前記設置面(4)に接触させる。
実施の形態3.
実施の形態1で説明した補助金具100とは異なる形態の補助金具120A・120Bについて説明する。
以下、実施の形態1と異なる補助金具120A・120Bについて主に説明する。ベースユニット1、PLC2、DINレール3または制御盤の盤面4など、説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図6は、実施の形態3における補助金具120A・120Bを示す図である。
実施の形態3における補助金具120A・120Bについて、図6に基づいて説明する。
図6の(1)はベースユニット1の角部分に固定する補助金具120Aを示し、図6の(2)は補助金具120Aが固定される角部分と隣り合う角部分に固定する補助金具120Bを示している。
例えば、補助金具120Aはベースユニット1の右上の角および左下の角に固定し、補助金具120Bはベースユニット1の右下の角および左上の角に固定する。
補助金具120A・120Bは、DINレール3からはみ出るベースユニット1の角部分に固定される固定部として機能する固定壁121、立ち壁122および立ち壁123を備える。
さらに、補助金具120A・120Bは、ベースユニット1の角部分を支える突起片124(突起部の一例)を備える。突起片124は、制御盤の盤面4に接する部分に内側に出っ張った鍔124aを備え、全体としてL字状を成す。但し、鍔124aが外側向きに出っ張ってもよい。また、内側と外側との両方に鍔124aを設け、突起片124が全体としてT字状を成してもよい。
突起片124に鍔124aを設けることにより、突起片124と盤面4との接触面積が大きくなり、鍔124aを設けない場合に比べて制御盤の盤面4に突起片124の接触による傷または凹みを付きにくくなる。但し、突起片124に鍔124aを設けなくても構わない。
固定壁121は、ネジ穴121aを有する。固定壁121は、ベースユニット1の角部分の背面に配置され、ネジ(図示省略)によって固定される。但し、固定壁121は、接着剤または両面テープなど、ネジ以外のものを用いてベースユニット1に固定しても構わない。
立ち壁122および立ち壁123は、ベースユニット1の角部分の側面に接するように配置される。
つまり、固定壁121、立ち壁122および立ち壁123は、ベースユニット1の角部分の三方を囲んで、ベースユニット1の角部分を収容する。
図7は、実施の形態3における補助金具120A・120Bをベースユニット1に固定した様子を示す図である。
図7に示すように、補助金具120Aはベースユニット1の右上の角部分に固定され、補助金具120Bはベースユニット1の右下の角部分に固定される。また、補助金具120Aはベースユニット1の左下の角部分にも固定され、補助金具120Bはベースユニット1の左上の角部分にも固定される(図示省略)。つまり、4つの補助金具120A・120Bがベースユニット1の四隅に固定される。
補助金具120A・120Bの固定壁121は、ベースユニット1の背面側ではなく、ベースユニット1の正面側に設けても構わない。また、補助金具120A・120Bは、ベースユニット1の背面側に固定壁121を備えると共に、ベースユニット1の正面側に壁面を備えても構わない。
補助金具120A・120Bは、固定壁121の代わりに、または、固定壁121と共に、立ち壁122と立ち壁123との少なくとも一方でベースユニット1に固定しても構わない。
補助金具120A・120Bは、固定壁121と立ち壁122と立ち壁123との少なくともいずれかを備えていなくても構わない。
実施の形態3で説明した補助金具120A・120Bにより、例えば、以下のような効果を奏する。
DINレール3に取り付けたベースユニット1が外力または振動によって傾いて変位しないようにすることができる。
補助金具120A・120Bをベースユニット1に取り付ける際に立ち壁122・123をガイドにすることにより、補助金具120A・補助金具120Bをベースユニット1に容易に取り付けることができる。
実施の形態3において、例えば、以下のような補助器具(120A、120B)について説明した。括弧内に、実施の形態の対応する構成に用いた符号または名称を示す。
補助器具(120A、120B)は、固定部として、四角い板状の機器取付台(1)の四隅の角部分を構成する4つの面のうち3つの面の角部分に配置される3つの壁面(121、122、123)を備える。
使用者は、4つの前記補助器具を前記機器取付台の四隅に固定し、4つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を取付レール(3)に取り付けると共に、前記機器取付台に固定した4つの前記補助器具それぞれの突起部(124)を設置面(4)に接触させる。
実施の形態4.
実施の形態1で説明した補助金具100とは異なる形態の補助金具130A・130Bについて説明する。
以下、実施の形態1と異なる補助金具130A・130Bについて主に説明する。ベースユニット1、PLC2、DINレール3または制御盤の盤面4など、説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態4における補助金具130A・130Bを示す図である。
実施の形態4における補助金具130A・130Bについて、図8に基づいて説明する。
図8の(1)は補助金具130Aの正面側を示し、図8の(2)は補助金具130Aの背面側を示している。
図8の(3)は補助金具130Bの正面側を示し、図8の(4)は補助金具130Bの背面側を示している。
補助金具130A・130Bは、ベースユニット1の正面の角部分に固定される固定板131と、ベースユニット1の背面の角部分に固定される固定板132とを備える。また、固定板131・132は、ベースユニット1に固定するためのツメ131a・132aを先端部分に備える。固定板131・132をベースユニット1に固定する方法については後述する。
補助金具130A・130Bは、さらに、ベースユニット1の角部分を支える突起部として機能する円柱状の支持脚133を背面側に備える。
図9は、実施の形態4における補助金具130A・130Bをベースユニット1に固定する様子を示す図である。
図9の(1)に示すように、ベースユニット1は、右側の上部の正面側と背面側とに、補助金具130Aを固定するための溝139を備える。また、ベースユニット1は、右側の下部の正面側と背面側とに、補助金具130Bを固定するための溝139を備える。さらに、ベースユニット1は、右側と同様に、左側の上部の正面側と背面側および左側の下部の正面側と背面側にも溝139を備える(図示省略)。
補助金具130Aの2つの固定板131・132の間にベースユニット1を嵌め込むことによって、固定板131のツメ131aがベースユニット1の正面側の溝139に嵌め込まれると共に、固定板132のツメ132aがベースユニット1の背面側の溝139に嵌め込まれる。そして、図9の(2)に示すように、補助金具130Aがベースユニット1に固定される。また、補助金具130Bも同様にしてベースユニット1に固定される。
さらに、ベースユニット1の左側にも、同様に、補助金具130A・130Bが固定される。つまり、4つの補助金具130A・130Bがベースユニット1の四隅に固定される。
実施の形態4により、例えば、以下のような効果を奏する。
DINレール3に取り付けたベースユニット1が外力または振動によって傾いて変位しないようにすることができる。
補助金具130A・130Bをワンタッチでベースユニット1に取り付けることができる。つまり、補助金具130A・130Bの取り付けが容易である。また、補助金具130A・130Bを取り付けるためのネジまたは接着材などが不要になる。
実施の形態4において、例えば、以下のような補助器具(130A、130B)について説明した。括弧内に、実施の形態の対応する構成に用いた符号または名称を示す。
機器取付台(1)は、取付レール(3)からはみ出る部分のうち電子機器(2、21)が取り付けられる正面の部分と前記取付レールが取り付けられる背面の部分との両方に溝部(139)を備える。
前記固定部は、前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分のうち前記正面と前記背面とを挟む一対の固定面(131、132)と、前記一対の固定面に設けられ、前記機器取付台が備える前記正面の前記溝部と前記背面の前記溝部とに嵌め入れられる一対の爪部(131a、132a)とを備える。
使用者は、4つの前記補助器具を前記機器取付台の四隅に固定し、4つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を前記取付レールに取り付けると共に、前記機器取付台に固定した4つの前記補助器具それぞれの突起部(133)を設置面(4)に接触させる。
実施の形態5.
実施の形態1で説明した補助金具100とは異なる形態の補助金具160について説明する。
以下、実施の形態1と異なる補助金具160について主に説明する。ベースユニット1、PLC2、DINレール3または制御盤の盤面4など、説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図10は、実施の形態5における補助金具160をベースユニット1に取り付けた様子を示す図である。
実施の形態5における補助金具160について、図10に基づいて説明する。
補助金具160は、ベースユニット1の右端(または左端)に固定される固定板161と、固定板161の上端部分と下端部分とに設けられる2つの支持片162とを備える。
図10に示すように、補助金具160の固定板161はベースユニット1の右端に固定される。そして、補助金具160の支持片162は制御盤の盤面4に接する。また、補助金具160はベースユニット1の左端部分にも固定される(図示省略)。つまり、2つの補助金具160がベースユニット1の左右両端に固定される。
したがって、DINレール3からはみ出るベースユニット1の角部分は、制御盤の盤面4に接する支持片162によって支えられる。
固定板161は、例えば、接着材または両面テープでベースユニット1に固定される。また、固定板161に挿入穴を設けると共にベースユニット1にネジ穴を設け、ネジによって固定板161とベースユニット1とを固定しても構わない。
実施の形態5により、例えば、以下のような効果を奏する。
DINレール3に取り付けたベースユニット1が外力または振動によって傾いて変位しないようにすることができる。
ベースユニット1に補助金具160を2つだけ取り付ければよいため、補助金具160の部品数が減り、ベースユニット1の設置が容易になる。
実施の形態5において、例えば、以下のような補助器具(160)について説明した。括弧内に、実施の形態の対応する構成に用いた符号または名称を示す。
補助器具は、電子機器(2、21)が取り付けられる四角い板状の機器取付台(1)が、前記機器取付台より幅が狭い取付レールに取り付けられたときに、前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分を支える器具である。
補助器具は、固定部(161)と、2つの突起部(162)とを備える。
固定部は、前記機器取付台を構成する面のうち前記電子機器が取り付けられる正面に固定される固定面を有する。
2つの突起部は、前記固定部と連結して設けられて前記機器取付台の隣り合う2つの角部分に配置され、前記取付レールが設置される設置面側へ突起して設置面(4)に接触する。
使用者は、2つの前記補助器具を前記機器取付台の対向する2つの側面部分に固定し、2つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を前記取付レールに取り付けると共に、前記機器取付台に固定した2つの前記補助器具の各突起部を前記設置面に接触させる。
実施の形態6.
実施の形態3で説明した2つの補助金具120A・120Bを一つにまとめた補助金具120について説明する。
以下、補助金具120について主に説明する。ベースユニット1、PLC2、DINレール3または制御盤の盤面4など、説明を省略する事項については実施の形態1または3と同様である。
図11は、実施の形態6における補助金具120を示す図である。
実施の形態6における補助金具120について、図11に基づいて説明する。
補助金具120は、実施の形態3で説明した補助金具120A・120B(図6参照)を胴体125の両端に連結した形状である。
つまり、補助金具120は、胴体125の両端に、固定壁121、立ち壁122および突起片124を備える。また、補助金具120の胴体125はベースユニット1の右側面(または左側面)に配置される立ち壁123を備える。
図12は、実施の形態6における補助金具120をベースユニット1に固定した様子を示す図である。
図12に示すように、補助金具120はベースユニット1の右端部分に固定される。また、補助金具120はベースユニット1の左端部分にも固定される(図示省略)。
つまり、2つの補助金具120がベースユニット1の左右両端に固定される。
但し、ベースユニット1の長さ(横幅)と同程度の長さを有する補助金具120を用意し、用意した補助金具120をベースユニット1の左右の両端ではなく、ベースユニット1の上下の両端に固定しても構わない。
実施の形態3と同様に、補助金具120は、固定壁121の代わりに、または固定壁121と共に、ベースユニット1の正面側に壁面を備えても構わない。
また、補助金具120は、固定壁121の代わりに、または固定壁121と共に、立ち壁122と立ち壁123との少なくとも一方でベースユニット1に固定しても構わない。
また、補助金具120は、固定壁121と立ち壁122と立ち壁123との少なくともいずれかを備えていなくても構わない。
実施の形態6により、例えば、以下のような効果を奏する。
実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
ベースユニット1に補助金具120を2つだけ取り付ければよいため、補助金具120の部品数が減り、ベースユニット1の設置が容易になる。
実施の形態6において、例えば、以下のような補助器具(120)について説明した。括弧内に、実施の形態の対応する構成に用いた符号または名称を示す。
補助器具は、固定部として、第一の壁面(上側の121)と、第二の壁面(上側の122)と、第三の壁面(下側の121)と、第四の壁面(下側の122)と、第五の壁面(123)とを備える。
第一の壁面は、四角い板状の機器取付台(1)の四隅の一つを構成する第一の角部分のうち前記第一の角部分を構成する第一の面(例えば、背面)の角部分に配置される。
第二の壁面は、前記第一の壁面と連結し、前記第一の面と隣り合う第二の面(例えば、上側面)の角部分に配置される。
第三の壁面は、前記機器取付台の前記第一の角部分と隣り合う第二の角部分のうち前記第二の角部分を構成する前記第一の面の角部分に配置される。
第四の壁面は、前記第三の壁面と連結し、前記第一の面と隣り合う第三の面(例えば、した側面)の角部分に配置される。
第五の壁面は、前記第一の壁面と前記第二の壁面とに一方の端部で連結すると共に前記第三の壁面と前記第四の壁面とに他方の端部で連結し、前記第一の面と前記第二の面と前記第三の面と隣り合う第四の面(例えば、右側面)に配置される。
前記第一の壁面から前記第五の壁面の少なくともいずれかの壁面が前記機器取付台に固定される。
使用者は、2つの前記補助器具を前記機器取付台の対向する2つの側面部分(例えば、右側と左側)に固定し、2つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を取付レール(3)に取り付けると共に、前記機器取付台に固定した2つの前記補助器具の各突起部(124)を設置面(4)に接触させる。
実施の形態7.
実施の形態4で説明した2つの補助金具130A・130Bを一つにまとめた補助金具130について説明する。
以下、補助金具130について主に説明する。ベースユニット1、PLC2、DINレール3または制御盤の盤面4など、説明を省略する事項については実施の形態1または4と同様である。
図13は、実施の形態7における補助金具130を示す図である。
実施の形態7における補助金具130について、図13に基づいて説明する。
図13の(1)は補助金具130の正面側を示し、図13の(2)は補助金具130の背面側を示している。
補助金具130は、実施の形態4(図8参照)で説明した補助金具130Aの固定板131と補助金具130Bの固定板131とを連結した形状である。
つまり、補助金具130は、ベースユニット1の正面に配置される固定板131と、ベースユニット1の背面の角部分に配置される2つの固定板132とを備える。また、固定板131および各固定板132は、先端部分にツメ131a・131bを備える。
さらに、補助金具130は、ベースユニット1の角部分を支える突起部として機能する2つの支持脚133を背面側に備える。
図14は、実施の形態7における補助金具130をベースユニット1に固定する様子を示す図である。
図14の(1)に示すように、ベースユニット1は、右側の正面と背面とに補助金具130を固定するための溝139を備える。また、ベースユニット1は、右側と同様に、左側の正面と背面とに溝139を備える(図示省略)。
補助金具130の固定板131と2つの固定板132との間にベースユニット1を嵌め込むことによって、固定板131のツメ131aがベースユニット1の正面側の溝139に嵌め込まれると共に、各固定板132のツメ132aがベースユニット1の背面側の溝139に嵌め込まれる。そして、図13の(2)に示すように、補助金具130がベースユニット1に固定される。また、ベースユニット1の左側にも、同様に、補助金具130が固定される。
つまり、2つの補助金具130がベースユニット1の左右両端に固定される。
但し、ベースユニット1の長さ(横幅)と同程度の長さを有する補助金具130を用意し、用意した補助金具130をベースユニット1の左右の両端ではなく、ベースユニット1の上下の両端に固定しても構わない。
実施の形態7により、例えば、以下のような効果を奏する。
実施の形態4と同様の効果を得ることができる。
ベースユニット1に補助金具130を2つだけ取り付ければよいため、補助金具130の部品数が減り、ベースユニット1の設置が容易になる。
実施の形態7において、例えば、以下のような補助器具(130)について説明した。括弧内に、実施の形態の対応する構成に用いた符号または名称を示す。
機器取付台(1)は、四角い板状を成し、電子機器(2、21)が取り付けられる正面と取付レール(3)が取り付けられる背面とのそれぞれに溝部(139)を備える。
補助器具(130)は、固定部として、第一の固定面(131)と、第一の爪部(131a)と、第二の固定面(上側の132)と、第二の爪部(上側の132a)と、第三の固定面(下側の132)と、第三の爪部(下側の132a)とを備える。
第一の固定面は、前記機器取付台の前記正面の部分のうち前記正面の前記溝部が設けられる部分に配置される。
第一の爪部は、前記第一の固定面に設けられ、前記正面の前記溝部に嵌め入れられる。
第二の固定面は、前記機器取付台の前記背面の部分のうち前記背面の前記溝部が設けられる第一の角部分に配置される。
第二の爪部は、前記第二の固定面に設けられ、前記背面の前記溝部に嵌め入れられる。
第三の固定面は、前記機器取付台の前記背面の部分のうち前記背面の前記溝部が設けられる第二の角部分に配置される。
第三の爪部は、前記第三の固定面に設けられ、前記背面の前記溝部に嵌め入れられる。
使用者は、2つの前記補助器具を前記機器取付台の対向する2つの側面部分に固定し、2つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を前記取付レールに取り付けると共に、前記機器取付台に固定した2つの前記補助器具の各突起部(133)を設置面(4)に接触させる。
実施の形態8.
DINレール3からはみ出すベースユニット1の部分を支える突起部の長さを調整できる補助金具140について説明する。
以下、補助金具140について主に説明する。ベースユニット1、PLC2、DINレール3または制御盤の盤面4など、説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図15は、実施の形態8における補助金具140を示す図である。
実施の形態8における補助金具140について、図15に基づいて説明する。
補助金具140は、実施の形態6で説明した補助金具120(図11参照)の突起片124を突起ネジ143に置き換えたような形態である。
補助金具140は、実施の形態6で説明した補助金具120と同様に、ベースユニット1の上側の側面(または下側の側面)に配置される立ち壁を備えても構わない。
補助金具140は、DINレール3からはみ出るベースユニット1の角部分に固定される2つの固定壁141を備える。また、各固定壁141はネジ穴141aを有し、各固定壁141はネジ(図示省略)によってベースユニット1に固定される。但し、各固定壁141は、接着剤または両面テープなど、ネジ以外のものを用いてベースユニット1に固定しても構わない。
補助金具140は、ベースユニット1の右側の側面(または左側の側面)に配置される立ち壁142aと、突起ネジ143を挿入する2つのネジ穴142bと、を有する胴体142を備える。2つのネジ穴142bは、胴体142の上端部分と下端部分とに設けられる。
各ネジ穴142bには、ベースユニット1の角部分を支える突起部として機能する突起ネジ143が挿入される。
突起ネジ143をネジ締めし、または緩めることにより、胴体142の背面側から突き出す部分の突起ネジ143の長さを調整し、突起ネジ143を制御盤の盤面4に接触させることができる。
図16は、実施の形態8における補助金具140の別例を示す図である。
図16に示すように、補助金具140は、実施の形態7で説明した補助金具130(図13参照)と同様に、ベースユニット1の正面側に配置される固定板144と、ベースユニット1の背面側の角部分に配置される2つの固定板145と、を備える形態であっても構わない。
固定板144・145は先端にツメ144a・145aを備える。
固定板144と固定板145との間にベースユニット1を嵌め込むことによって、固定板144のツメ144aがベースユニット1の正面側の溝149に嵌め込まれると共に、各固定板145のツメ145aがベースユニット1の背面側の溝149に嵌め込まれる。これにより、補助金具140はベースユニット1に固定される。
実施の形態8により、例えば、以下のような効果を奏する。
実施の形態3、6と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4、7と同様の効果を得ることができる。
胴体142の背面から突き出る部分の突起ネジ143の長さを調整することができるため、突起ネジ143の先端を盤面4に圧接し、ベースユニット1がDINレール3に沿って左右に移動しないようにすることができる。また、様々なサイズ(高さ)のDINレール3にベースユニット1を取り付けることができる。
実施の形態8において、例えば、以下のような補助器具(140)について説明した。括弧内に、実施の形態の対応する構成に用いた符号または名称を示す。
前記補助器具は、第一の突起部(143)と第二の突起部(143)とを備える。
前記補助器具は、前記第一の突起部を挿入するための第一の挿入穴(142b)と前記第二の突起部を挿入するための第二の挿入穴(142b)とを有する挿入面(142)を備える。
前記補助器具は、前記第一の突起部として第一のネジ(143)を備えると共に、前記第二の突起部として第二のネジ(143)を備える。
前記第一のネジが前記第一の挿入穴に挿入されると共に前記第二のネジが前記第二の挿入穴に挿入されることによって、前記第一のネジの先端部分と前記第二のネジの先端部分とが設置面(4)に接触する。
使用者は、2つの前記補助器具を前記機器取付台の対向する2つの側面部分に固定し、2つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を取付レール(3)に取り付けると共に、前記機器取付台に固定した2つの前記補助器具の各突起部を前記設置面に接触させる。
実施の形態9.
実施の形態8で説明した補助金具140とは異なる形態の補助金具150について説明する。
以下、補助金具150について主に説明する。ベースユニット1、PLC2、DINレール3または制御盤の盤面4など、説明を省略する事項については実施の形態1と同様である。
図17は、実施の形態9における補助金具150を示す図である。
実施の形態9における補助金具150について、図17に基づいて説明する。
補助金具150は、実施の形態6で説明した補助金具120(図11参照)の突起片124を突起具153に置き換えたような形態である。
補助金具150は、実施の形態6で説明した補助金具120と同様に、ベースユニット1の上側の側面(または下側の側面)に配置される立ち壁を備えても構わない。
補助金具150は、DINレール3からはみ出るベースユニット1の角部分に固定される2つの固定壁151を備える。また、各固定壁151はネジ穴151aを有し、各固定壁151はネジ(図示省略)によってベースユニット1に固定される。但し、各固定壁151は、接着材または両面テープなど、ネジ以外のものを用いてベースユニット1に固定しても構わない。
補助金具150は、ベースユニット1の右側の側面(または左側の側面)に配置される立ち壁152aと、突起具153の調整ネジ153bを挿入するネジ穴152bと、突起具153の2つの支持脚153cを挿入する2つの挿入穴152cと、を有する胴体152を備える。
2つの挿入穴152cは突起具153の上端部分と下端部分とに設けられ、ネジ穴152bは2つの挿入穴152cの間に設けられる。
補助金具150は、U字形の板状の突起具153を備える。
突起具153は、胴体152の2つの挿入穴152cに挿入される2つの支持脚153cと、調整ネジ153bが挿入される挿入穴153aとを備える。
補助金具150は、突起具153の挿入穴153aと胴体152のネジ穴152bとに挿入される調整ネジ153bを備える。
調整ネジ153bを胴体152のネジ穴152bに対してネジ締めし、または緩めることにより、胴体142の背面側から突き出す部分の支持脚153cの長さを調整し、支持脚153cを制御盤の盤面4に接触させることができる。
図18は、実施の形態9における補助金具150の別例を示す図である。
図18に示すように、補助金具150は、実施の形態7で説明した補助金具130(図13参照)と同様に、ベースユニット1の正面側に配置される固定板154と、ベースユニット1の背面側の角部分それぞれに配置される固定板155と、を備える形態であっても構わない。
固定板154・155は先端にツメ154a・155aを備える。
固定板154と固定板155との間にベースユニット1を嵌め込むことによって、固定板154のツメ154aがベースユニット1の正面側の溝159に嵌め込まれると共に、各固定板155のツメ155aがベースユニット1の背面側の溝159に嵌め込まれる。これにより、補助金具150はベースユニット1に固定される。
実施の形態9により、例えば、以下のような効果を奏する。
実施の形態3、6と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4、7と同様の効果を得ることができる。
胴体152の背面から突き出る部分の支持脚153cの長さを調整することができるため、支持脚153cの先端を盤面4に圧接し、ベースユニット1がDINレール3に沿って左右に移動しないようにすることができる。また、様々なサイズ(高さ)のDINレール3にベースユニット1を取り付けることができる。
実施の形態9において、例えば、以下のような補助器具(150)について説明した。括弧内に、実施の形態の対応する構成に用いた符号または名称を示す。
前記補助器具は、第一の突起部(153c)と第二の突起部(153c)とを備えると共に、前記第一の突起部を挿入するための第一の挿入穴(152c)と前記第二の突起部を挿入するための第二の挿入穴(152c)とを有する挿入面(152)を備える。
前記補助器具は、前記第一の突起部と前記第二の突起部と調整ネジ(153b)とを有する突起具(153)を備えると共に、前記突起具の前記調整ネジを挿入するためのネジ穴(152b)を前記挿入面に有する。
前記突起具の前記調整ネジが前記挿入面の前記ネジ穴に挿入されることによって、前記第一の突起部の先端部分と前記第二の突起部の先端部分とが設置面(4)に接触する。
使用者は、2つの前記補助器具を前記機器取付台の対向する2つの側面部分に固定し、2つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を取付レール(3)に取り付けると共に、前記機器取付台に固定した2つの前記補助器具の各突起部を前記設置面に接触させる。
実施の形態1から実施の形態9は、矛盾が生じない範囲で、全部または一部を適宜に組み合わせても構わない。
1 ベースユニット、2 PLC、3 DINレール、4 盤面、11 アダプタ、12 溝部、21 電子機器ユニット、31 フランジ、32 底面部、33 側面部、100 補助金具、101 固定部、102 突起部、103,104 磁石、110 補助金具、111 固定板、111a ネジ穴、112 突起ネジ、113 固定ネジ、120,120A,120B 補助金具、121 固定壁、121a ネジ穴、122,123 立ち壁、124 突起片、124a 鍔、125 胴体、130,130A,130B 補助金具、131 固定板、131a ツメ、132 固定板、132a ツメ、133 支持脚、139 溝、140 補助金具、141 固定壁、141a ネジ穴、142 胴体、142a 立ち壁、142b ネジ穴、143 突起ネジ、144 固定板、144a ツメ、145 固定板、145a ツメ、149 溝、150 補助金具、151 固定壁、151a ネジ穴、152 胴体、152a 立ち壁、152b ネジ穴、152c 挿入穴、153 突起具、153a 挿入穴、153b 調整ネジ、153c 支持脚、154 固定板、154a ツメ、155 固定板、155a ツメ、159 溝、160 補助金具、161 固定板、162 支持片。

Claims (15)

  1. 電子機器が取り付けられる機器取付台が、前記機器取付台より幅が狭い取付レールに取り付けられたときに、前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分を支える補助器具であって、
    前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分に固定される固定部と、
    前記固定部と連結して設けられて、前記取付レールが設置される設置面側へ突起して前記設置面に接触する突起部と
    を備えることを特徴とする補助器具。
  2. 前記固定部が板状を成し、前記突起部が板状の前記固定部に設けられた柱状を成し、前記取付レールが取り付けられる側の前記機器取付台の面のうち前記取付レールからはみ出る部分に前記固定部が固定される
    ことを特徴とする請求項1記載の補助器具。
  3. 前記固定部が、金属で構成される前記機器取付台に磁力で固定される磁石を有することを特徴とする請求項2記載の補助器具。
  4. 前記突起部が、金属で構成される前記設置面に磁力で固定される磁石を柱状の先端部分に有する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の補助器具。
  5. 前記補助器具は、ネジ穴を有するネジ挿入部を備えると共に、前記ネジ挿入部の前記ネジ穴に挿入されるネジを前記突起部として備え、
    前記ネジが前記ネジ穴に挿入されることによって、前記ネジの先端部分が前記設置面に接触する
    ことを特徴とする請求項1記載の補助器具。
  6. 前記固定部が、四角い板状の前記機器取付台の四隅の角部分を構成する4つの面のうち3つの面の角部分に配置される3つの壁面を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の補助器具。
  7. 前記機器取付台は、前記取付レールからはみ出る部分のうち前記電子機器が取り付けられる正面の部分と前記取付レールが取り付けられる背面の部分との両方に溝部を備え、
    前記固定部は、
    前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分のうち前記正面と前記背面とを挟む一対の固定面と、
    前記一対の固定面に設けられ、前記機器取付台が備える前記正面の前記溝部と前記背面の前記溝部とに嵌め入れられる一対の爪部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の補助器具。
  8. 請求項1から請求項7いずれかに記載の補助器具を4つ用意し、4つの前記補助器具を前記機器取付台の四隅に固定し、4つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を前記取付レールに取り付けると共に、前記機器取付台に固定した4つの前記補助器具それぞれの前記突起部を前記設置面に接触させる
    ことを特徴とする機器取付台の設置方法。
  9. 前記固定部が、
    四角い板状の前記機器取付台の四隅の一つを構成する第一の角部分のうち前記第一の角部分を構成する第一の面の角部分に配置される第一の壁面と、
    前記第一の壁面と連結し、前記第一の面と隣り合う第二の面の角部分に配置される第二の壁面と、
    前記機器取付台の前記第一の角部分と隣り合う第二の角部分のうち前記第二の角部分を構成する前記第一の面の角部分に配置される第三の壁面と、
    前記第三の壁面と連結し、前記第一の面と隣り合う第三の面の角部分に配置される第四の壁面と、
    前記第一の壁面と前記第二の壁面とに一方の端部で連結すると共に前記第三の壁面と前記第四の壁面とに他方の端部で連結し、前記第一の面と前記第二の面と前記第三の面と隣り合う第四の面に配置される第五の壁面とを備え、
    前記第一の壁面から前記第五の壁面の少なくともいずれかの壁面が前記機器取付台に固定される
    ことを特徴とする請求項1記載の補助器具。
  10. 前記機器取付台は、四角い板状を成し、前記電子機器が取り付けられる正面と前記取付レールが取り付けられる背面とのそれぞれに溝部を備え、
    前記固定部は、
    前記機器取付台の前記正面の部分のうち前記正面の前記溝部が設けられる部分に配置される第一の固定面と、
    前記第一の固定面に設けられ、前記正面の前記溝部に嵌め入れられる第一の爪部と、
    前記機器取付台の前記背面の部分のうち前記背面の前記溝部が設けられる第一の角部分に配置される第二の固定面と、
    前記第二の固定面に設けられ、前記背面の前記溝部に嵌め入れられる第二の爪部と、
    前記機器取付台の前記背面の部分のうち前記背面の前記溝部が設けられる第二の角部分に配置される第三の固定面と、
    前記第三の固定面に設けられ、前記背面の前記溝部に嵌め入れられる第三の爪部とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の補助器具。
  11. 前記補助器具は、2つの前記突起部として第一の突起部と第二の突起部とを備えると共に、前記第一の突起部を挿入するための第一の挿入穴と前記第二の突起部を挿入するための第二の挿入穴とを有する挿入面を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の補助器具。
  12. 前記補助器具は、前記第一の突起部として第一のネジを備えると共に、前記第二の突起部として第二のネジを備え、
    前記第一のネジが前記第一の挿入穴に挿入されると共に前記第二のネジが前記第二の挿入穴に挿入されることによって、前記第一のネジの先端部分と前記第二のネジの先端部分とが前記設置面に接触する
    ことを特徴とする請求項11記載の補助器具。
  13. 前記補助器具は、前記第一の突起部と前記第二の突起部と調整ネジとを有する突起具を備えると共に、前記突起具の前記調整ネジを挿入するためのネジ穴を前記挿入面に有し、
    前記突起具の前記調整ネジが前記挿入面の前記ネジ穴に挿入されることによって、前記第一の突起部の先端部分と前記第二の突起部の先端部分とが前記設置面に接触する
    ことを特徴とする請求項11記載の補助器具。
  14. 電子機器が取り付けられる四角い板状の機器取付台が、前記機器取付台より幅が狭い取付レールに取り付けられたときに、前記取付レールからはみ出る前記機器取付台の部分を支える補助器具であって、
    前記機器取付台を構成する面のうち前記電子機器が取り付けられる正面に固定される固定面を有する固定部と、
    前記固定部と連結して設けられて前記機器取付台の隣り合う2つの角部分に配置され、前記取付レールが設置される設置面側へ突起して前記設置面に接触する2つの突起部と
    を備えることを特徴とする補助器具。
  15. 請求項9から請求項14いずれかに記載の補助器具を2つ用意し、2つの前記補助器具を前記機器取付台の対向する2つの側面部分に固定し、2つの前記補助器具を固定した前記機器取付台を前記取付レールに取り付けると共に、前記機器取付台に固定した2つの前記補助器具の各突起部を前記設置面に接触させる
    ことを特徴とする機器取付台の設置方法。
JP2012258173A 2012-11-27 2012-11-27 補助器具および機器取付台の設置方法 Active JP6000090B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012258173A JP6000090B2 (ja) 2012-11-27 2012-11-27 補助器具および機器取付台の設置方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012258173A JP6000090B2 (ja) 2012-11-27 2012-11-27 補助器具および機器取付台の設置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014107366A true JP2014107366A (ja) 2014-06-09
JP6000090B2 JP6000090B2 (ja) 2016-09-28

Family

ID=51028614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012258173A Active JP6000090B2 (ja) 2012-11-27 2012-11-27 補助器具および機器取付台の設置方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6000090B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106686923A (zh) * 2015-11-11 2017-05-17 上海英硕自动化科技有限公司 加固增强型可编程计算机控制器
JP2020506538A (ja) * 2017-01-13 2020-02-27 ヴァイトミュラー インターフェイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト 電子機器モジュール及び電子機器モジュールを備える取付けベース

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11233970A (ja) * 1998-02-12 1999-08-27 Omron Corp レール取付け型機器
JP2007194318A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Omron Corp Dinレール取付け型電気機器の取付け構造
JP2011023437A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Fuji Electric Systems Co Ltd Dinレール取付用アダプター

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11233970A (ja) * 1998-02-12 1999-08-27 Omron Corp レール取付け型機器
JP2007194318A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Omron Corp Dinレール取付け型電気機器の取付け構造
JP2011023437A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Fuji Electric Systems Co Ltd Dinレール取付用アダプター

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106686923A (zh) * 2015-11-11 2017-05-17 上海英硕自动化科技有限公司 加固增强型可编程计算机控制器
JP2020506538A (ja) * 2017-01-13 2020-02-27 ヴァイトミュラー インターフェイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト 電子機器モジュール及び電子機器モジュールを備える取付けベース
JP7066724B2 (ja) 2017-01-13 2022-05-13 ヴァイトミュラー インターフェイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト 電子機器モジュール及び電子機器モジュールを備える取付けベース

Also Published As

Publication number Publication date
JP6000090B2 (ja) 2016-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9685716B2 (en) Attachment structure of electronic device
JP5502642B2 (ja) 電子機器の仮止め構造
JP6000090B2 (ja) 補助器具および機器取付台の設置方法
CN103853273A (zh) 电子装置及电子装置的可拆装组件
TWI415555B (zh) 導引固定裝置以及使用此導引固定裝置之設備架
JP2010250203A (ja) 薄型表示装置
CN103823510A (zh) 电子装置及其固定结构
JP4470068B2 (ja) ディスプレイモジュール支持構造および液晶テレビジョン
CN103781326A (zh) 风扇的安装结构及散热装置
KR101243678B1 (ko) 중계기 설치용 브라켓
CN103455112A (zh) 风扇固定装置
TW201340492A (zh) 電子裝置及其鎖附裝置
EP4266292A1 (en) Lamp panel module and display screen having same
CN202495718U (zh) 一种电缆线固定器
JP3176460U (ja) 調整可能なマウンティングブラケット
CN203788612U (zh) Pcb导轨组件
JP2011238591A (ja) 照明設備
JP2013223337A (ja) 配線器具取付体及び配線器具取付体の設置方法
CN103185175B (zh) 夹线板和电子设备
JP2017210797A (ja) パネル連結構造
JP2011238592A (ja) ライティングダクト
JP2011249382A (ja) 電子機器収納ラック用ホルダーの取付構造
JP5085772B1 (ja) 壁掛け具、および表示装置
JP2014192634A (ja) 壁掛け機構、壁掛け金具およびベース金具
JP2012114952A (ja) テレビジョン受像機、及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160830

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6000090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250