JP2014107166A - 電極の製造装置および電極の製造方法 - Google Patents

電極の製造装置および電極の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】塗工部と未塗工部との境界付近における変形を抑制することができる電極の製造装置および電極の製造方法を提供する。
【解決手段】電極の製造装置1は、金属箔8の少なくとも一方の面に電極材9aが塗布された電極Aを搬送方向Cに搬送し、ロールプレス部6によって電極Aをプレスすることにより、金属箔8の少なくとも一方の面に活物質層19aを形成する電極Aの製造装置であって、ロールプレス部6は、金属箔8の両面側に配置されて互いに対向する一対のロール12a,12bと、一対のロール12a,12bよりも搬送方向Cの上流側で金属箔8の両面側に配置されて互いに対向すると共に、一対のロール12a,12bよりも径の大きい他の一対のロール11a,11bと、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、電極の製造装置および電極の製造方法に関する。
従来、特許文献1に記載されるように、電極シートに対しロールプレスを行ってその電極シートを巻き取り、その後、電極シートを加熱炉に通して張力を加えながら巻き取る、電極シートの製造方法が知られている。電極シートには、塗工部と未塗工部が形成される。この製造方法では、電極シートの未塗工部の伸びが小さく塗工部の伸びが大きいことに起因して未塗工部側に電極シートが湾曲する(または歪む)といった事態を防止している。
また、特許文献2に記載されるように、多段プレスを行う電極の製造方法が知られている。この製造方法では、電極合剤の剥離による工程不良を抑え、歩留まりを向上させている。特許文献2には、ロールの径は同じであってもよく、異なってもよいと記載されている。
特許第3683134号公報 特開平7−94171号公報
しかしながら、上述した従来の方法では、金属箔に塗工部と未塗工部が形成された電極をプレスする場合に、塗工部と未塗工部との境界におけるシワまたはうねりの発生を抑制することはできない。シワまたはうねりの度合いが増大すると、箔切れが発生するおそれもある。このように、塗工部と未塗工部との境界における変形を抑制することは難しかった。
本発明は、塗工部と未塗工部との境界付近における変形を抑制することができる電極の製造装置および電極の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の電極の製造装置は、金属箔の少なくとも一方の面に電極材が塗布された電極を搬送方向に搬送し、ロールプレス部によって電極をプレスすることにより、金属箔の少なくとも一方の面に活物質層を形成する電極の製造装置であって、ロールプレス部は、金属箔の両面側に配置されて互いに対向する一対のロールと、一対のロールよりも搬送方向の上流側で金属箔の両面側に配置されて互いに対向すると共に、一対のロールよりも径の大きい他の一対のロールと、を備える。
この電極の製造装置によれば、一対のロールよりも径の大きい他の一対のロールによって、電極がプレスされた後、一対のロールによって電極がプレスされる。他の一対のロールの径が大きいことにより、電極材が塗布された塗工部において、電極材の延伸を抑えつつ、電極材を圧縮することができる。そして、一対のロールによってさらに電極材を圧縮することにより、所定の圧縮度が得られるまで電極材を圧縮し、活物質層を形成することができる。このように、前段において比較的大径のロールでプレスを行うことによって電極材の延伸を抑え、その結果として、塗工部と未塗工部との境界付近における変形を抑制することができる。
また、他の一対のロールによる電極材の圧縮度は、一対のロールによる電極材の圧縮度よりも大きくてもよい。この構成によれば、他の一対のロールによって可能な限り電極材の密度を高めておき、さらに一対のロールによって電極材の高密度化を図ることができる。なお、圧縮度とは、プレスによる膜厚の減少分をプレス前の膜厚により除した値である。言い換えれば、「圧縮度=(圧縮前の膜厚−圧縮後の膜厚)/圧縮前の膜厚」である。
また、ロールプレス部は、2段階のプレスを行うものであり、第1段目の他の一対のロールと、第2段目の一対のロールとからなってもよい。この構成によれば、簡易な構成で、塗工部と未塗工部との境界付近における変形を抑制することができる。
また、ロールプレス部は、一対のロールおよび他の一対のロールとは搬送方向の異なる位置において、互いに対向するさらに他の一対のロールを有してもよい。この構成によれば、電極材の圧縮を少なくとも3段階に分けて行うことができ、電極材の延伸を抑えつつ、より高精度に圧縮度を制御することができる。
また、一対のロールと、他の一対のロールと、さらに他の一対のロールとにおけるロールの径は、搬送方向の上流側に向かうにつれて同等以上であってもよい。この構成によれば、プレスが後段に移行するにつれて、ロールの径が同等または小さくなる。よって、電極材に加える面圧を段階的に増大させることができ、高密度な活物質層を確実に形成することができる。
本発明の電極の製造方法は、金属箔の少なくとも一方の面に電極材が塗布された電極をプレスすることにより、金属箔の少なくとも一方の面に活物質層を形成する電極の製造方法であって、金属箔の両面側に配置された一対のロールによって電極をプレスする工程と、一対のロールによって電極をプレスする工程の前に、金属箔の両面側に配置されると共に一対のロールよりも径の大きい他の一対のロールによって電極をプレスする工程と、を含む。
この電極の製造方法によれば、一対のロールによって電極がプレスされる前に、一対のロールよりも径の大きい他の一対のロールによって、電極がプレスされる。他の一対のロールの径が大きいことにより、電極材が塗布された塗工部において、電極材の延伸を抑えつつ、電極材を圧縮することができる。そして、一対のロールによってさらに電極材を圧縮することにより、所定の圧縮度が得られるまで電極材を圧縮し、活物質層を形成することができる。このように、前段において比較的大径のロールでプレスを行うことによって電極材の延伸を抑え、その結果として、塗工部と未塗工部との境界付近における変形を抑制することができる。
本発明によれば、塗工部と未塗工部との境界付近における変形を抑制することができる。
本発明の実施形態により製造された電極を備える蓄電装置の断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態に係る電極の製造装置を模式的に示す図である。 図3中のロールプレス部において電極がプレスされる状態を示す図である。 (a)は電極およびロールの平面図、(b)は電極およびロールの正面図である。 第2実施形態に係る電極の製造装置のロールプレス部において、電極がプレスされる状態を示す図である。 第3実施形態に係る電極の製造装置のロールプレス部において、電極がプレスされる状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
以下の説明では、本発明の一実施形態に係る製造方法および製造装置によって製造される電極が、リチウムイオン二次電池に適用される例について説明する。本発明の一実施形態に係る製造方法および製造装置によって製造される電極は、リチウムイオン二次電池以外の蓄電装置に適用されてもよい。たとえば、電極は、電気二重層キャパシタ等に適用されてもよい。
図1および図2を参照して、リチウムイオン二次電池(以下、二次電池という)100の構成について説明する。図1および図2に示されるように、二次電池100は、ケース10と、ケース10内に収容された電極組立体20とを備える。電極組立体20は、正極(電極)30と、負極(電極)40と、正極30と負極40との間に配置されたセパレータ50とを備える。正極30、負極40およびセパレータ50は、たとえばシート状である。複数の正極30および複数の負極40は、セパレータ50を介して交互に積層されている。ケース10内には、電解液60が充填されている。
正極30は、縁に形成されたタブ30aを有する。タブ30aには、正極活物質が担持されていない。正極30は、タブ30aを介して導電部材35に接続されている。導電部材35は、正極端子34に接続されている。正極端子34は、絶縁リング36を介してケース10に取り付けられている。
負極40は、縁に形成されたタブ40aを有する。タブ40aには、負極活物質が担持されていない。負極40は、タブ40aを介して導電部材45に接続されている。導電部材45は、負極端子44に接続されている。負極端子44は、絶縁リング46を介してケース10に取り付けられている。
正極30および負極40のそれぞれは、金属箔8の両面に形成された活物質層19a,19bを有する(図4参照)。活物質層19a,19bは、活物質を含む電極材9a,9bが金属箔8の両面に塗布され、ロールプレス部6によってプレスされることにより形成される。
セパレータ50としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、メチルセルロース等からなる織布または不織布等が例示される。
電解液60としては、たとえば有機溶媒系または非水系の電解液等が挙げられる。
図3および図4を参照して、電極(すなわち正極30または負極40)の製造装置1について説明する。以下の説明では、活物質を含む電極材9a,9bが金属箔8に塗布された、第1のプレス工程前の電極Aを電極A1と称する。第1のプレス工程後かつ第2のプレス工程前の電極Aを電極A2と称する。第2のプレス工程後の電極Aを電極A3と称する。
製造装置1は、製造装置1は、電極A1を巻き出す巻出機2と、電極A1,A2をプレスするためのロールプレス機3と、プレス後の電極A3を巻き取る巻取機4とを備える。製造装置1は、金属箔8の両面に電極材9a,9bが塗布された電極Aを搬送方向Cに搬送し、ロールプレス機3によって電極Aをプレスすることにより、金属箔8の両面に活物質層19a,19bを形成する。
まず、電極材9a,9bについて説明する。金属箔8は、たとえば銅箔またはアルミニウム箔である。電極材9a,9bは、巻出機2の前段に配置された塗布部(図示せず)において金属箔8の両面に塗布される。一方の面8aに塗布される電極材9aと、他方の面8bに塗布される電極材9bとは、たとえば同一の電極材である。電極材9a,9bは、中性またはアルカリ性である。電極材9a,9bのpHは、たとえば7以上12以下である。電極材9a,9bは、活物質とバインダと溶剤とを含む。電極材9a,9bは、たとえばアセチレンブラック等の導電助剤を更に含んでもよい。
電極材9a,9bに含まれる活物質は、正極活物質または負極活物質である。正極活物質としては、たとえば複合酸化物、金属リチウム、硫黄等が挙げられる。複合酸化物は、マンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとを含む。負極活物質としては、たとえば黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等が挙げられる。バインダは、例えばPVDF、ポリアミドイミド等の熱可塑性樹脂であってもよく、主鎖にイミド結合を有するポリマー樹脂であってもよい。溶剤は、例えばNMP(N−メチルピロリドン)、メタノール、メチルイソブチルケトン等の有機溶剤であってもよく、水であってもよい。
図3に示されるように、ロールプレス機3は、筐体3aと、搬送されるシート状の電極Aを支持する複数のローラ3bと、筐体3aに収容されて、電極A1をプレスするロールプレス部6とを備える。
ロールプレス部6は、2段階のプレスを行うものである。ロールプレス部6は、第1段目のプレスを行う第1ロール部11と、第2段目のプレスを行う第2ロール部12とから構成されている。第1ロール部11は、第2ロール部12よりも搬送方向Cの上流側に配置されている。言い換えれば、第1ロール部11と第2ロール部12は、搬送方向Cにおいてこの順に並設されている。
第1ロール部11は、金属箔8の両面に配置された一対のロール(他の一対のロール)11a,11bを有する。ロール11a,11bは、金属箔8に直交する方向(たとえば鉛直方向)において互いに対向している。第2ロール部12は、金属箔8の両面に配置された一対のロール(一対のロール)12a,12bを有する。ロール12a,12bは、金属箔8に直交する方向(たとえば鉛直方向)において互いに対向している。ロール11a,11bおよびロール12a,12bのそれぞれは、円柱形状をなしており、たとえばSUSなどの鋼からなる。
第1段目のロール11a,11bは、所定の位置に配置されて電極Aを挟み込み、電極Aをプレスする。一方のロール11aは、回転軸線L1aを中心に回転自在である。他方のロール11bは、回転軸線L1bを中心に回転自在である。電極Aがプレスされる際、ロール11aは回転方向Baに回転し、ロール11bが回転方向Baとは反対向きの回転方向Bbに回転する。たとえば、ロール11aは、電極Aの搬送方向Cに交差する方向(たとえば鉛直方向)に可動であり、ロール11bは、固定されている。
第2段目のロール12a,12bは、所定の位置に配置されて電極Aを挟み込み、電極Aをプレスする。一方のロール12aは、回転軸線L2aを中心に回転自在である。他方のロール12bは、回転軸線L2bを中心に回転自在である。電極Aがプレスされる際、ロール12aは回転方向Baに回転し、ロール12bが回転方向Baとは反対向きの回転方向Bbに回転する。たとえば、ロール12aは、電極Aの搬送方向Cに交差する方向(たとえば鉛直方向)に可動であり、ロール12bは、固定されている。
第1ロール部11において、ロール11aの径とロール11bの径は略等しい。第2ロール部12において、ロール12aの径とロール12bの径は略等しい。さらに、ロール11a,11bの径は、ロール12a,12bの径よりも大きい。言い換えれば、ロール11a,11bの直径は、ロール12a,12bの直径よりも大きい。ロール11a,11bは大径ロールであり、ロール12a,12bは小径ロールである。ロール11a,11bの径は、ロール12a,12bの径の1.4倍以上であってもよく、2倍以上であってもよい。ロール11a,11bの直径は、たとえば500〜1000mmである。ロール12a,12bの直径は、たとえば250〜700mmである。
たとえば、ロール11a,11bとロール12a,12bのそれぞれの直径の大きさは、電極材9a,9b(すなわち電極A)に加えられるヘルツ面圧によって決めることができる。たとえば、ロール11a,11bとロール12a,12bとの直径の比率は、電極材9a,9b(すなわち電極A)に加えられるヘルツ面圧によって決めることができる。
第1ロール部11において、ロール11a,11bの位置、もしくはロール11a,11b間の間隔(ギャップ)は、図示しない制御部によって制御可能である。また、ロール11a,11bによって電極Aに加えられるプレス荷重は、制御部によって制御可能である。第2ロール部12において、ロール12a,12bの位置、もしくはロール12a,12b間の間隔(ギャップ)は、制御部によって制御可能である。また、ロール12a,12bによって電極Aに加えられるプレス荷重は、制御部によって制御可能である。
第1ロール部11による電極材9a,9bの圧縮度は、第2ロール部12による電極材9a,9bの圧縮度よりも大きい。第1ロール部11と第2ロール部12とにおける圧縮度の差異については後述する。なお、圧縮度とは、プレスによる膜厚の減少分をプレス前の膜厚により除した値である。言い換えれば、「圧縮度=(圧縮前の膜厚−圧縮後の膜厚)/圧縮前の膜厚」である。
次に、電極(すなわち正極30または負極40)の製造方法について説明する。まず、図示しない塗布部において、金属箔8の両面に電極材9aおよび電極材9bを塗布する。電極材9a,9bは、金属箔8の幅方向における中央部に塗布される。すなわち、金属箔8の幅方向における両端部には、電極材9a,9bは塗布されない。よって、金属箔8上には、塗工部と未塗工部とが形成される。その後、図示しない乾燥部において、電極材9a,9bを乾燥させてもよい。金属箔8に電極材9a,9bを塗布することにより、または、電極材9a,9bを乾燥させることにより、電極A1を得る。電極A1は、間欠塗工電極としてもよく、間欠塗工電極でなくてもよい。
次に、巻出機2によって、電極A1をロールプレス機3のロールプレス部6に供給する。第1段目のロール11a,11bによって、ロールプレス部6に供給された電極A1を挟み込み、プレスする。この第1のプレス工程により、電極材9a,9bを圧縮し、電極A2を得る。その後、第2段目のロール12a,12bによって、電極A2を挟み込み、プレスする。この第2のプレス工程により、電極材9a,9bをさらに圧縮して活物質層19a,19bを形成し、電極A3を得る。
次に、巻取機4によって、電極A2を巻き取る。そして、巻き取られた電極A2を再度巻き出し、適宜カットすることにより、正極30または負極40を得る。
ここで、第1段目のロール11a,11bと第2段目のロール12a,12bとの径が異なることにより、第1のプレス工程において電極材9a,9bに対して加えられるヘルツ面圧と、第2のプレス工程において電極材9a,9bに対して加えられるヘルツ面圧とに圧力差が生じる。
円柱状の物体と平面状の物体との間に生じるヘルツ面圧は、下記の理論式(1)によって表される。
Figure 2014107166

上記の式(1)における各記号は、次の各値を表す。
P:ヘルツ面圧(MPa)
F:プレス荷重(N)
L:プレス幅(mm)
ν:ロール11a,11bまたは12a,12bのポアソン比
ν:電極材9a,9bのポアソン比
:ロール11a,11bまたは12a,12bの縦弾性係数
:電極材9a,9bの縦弾性係数
r:ロール11a,11bまたは12a,12bの半径(mm)
図5(a)は、電極Aおよびロール11a(またはロール12a)の平面図、図5(b)は、電極Aおよびロール11a(またはロール12a)の正面図である。図5(a)および(b)に示されるように、ロール11a(またはロール12a)によってプレス荷重Fが加えられた場合、ロール11a(またはロール12a)は、電極材9aに対して直線状に接する。
上記の式(1)から明らかなように、第1段目のロール11a,11bの半径は第2段目のロール12a,12bの半径よりも大きいことから、第1のプレス工程において電極材9a,9bに対して加えられるヘルツ面圧は、第2のプレス工程において電極材9a,9bに対して加えられるヘルツ面圧よりも小さくなる。よって、第1ロール部11によって加えられるプレス荷重と、第2ロール部12によって加えられるプレス荷重が、たとえば同じであっても、第1ロール部11による第1のプレス工程では、第2ロール部12による第2のプレス工程に比して、ヘルツ面圧を小さくできる。その結果、電極材9a,9bが延伸することを防止しながらも、電極材9a,9bを圧密化し、大幅に圧縮することができる。
しかし、大径のロール11a,11bによって得られる圧縮度には限界がある。そこで、小径のロール12a,12bによる第2のプレス工程では、高いヘルツ面圧により、さらに電極材9a,9bを圧密化し、圧縮する。
図4に示されるように、第1のプレス工程前の電極A1における電極材9a,9bの膜厚は、たとえば、それぞれ150μm(合計300μm)である。この場合、第1のプレス工程後の電極A2における電極材9a,9bの膜厚は、たとえば、それぞれ110〜120μm(合計220〜240μm)となる。そして、第2のプレス工程後の電極A3における活物質層19a,19bの膜厚は、たとえば、それぞれ100μm(合計200μm)となる。なお、上記した合計の膜厚は、金属箔8の厚さを除いた数値である。
このように、第1のプレス工程で大幅に9a,9bを圧縮するため、第1ロール部11による電極材9a,9bの圧縮度は、第2ロール部12による電極材9a,9bの圧縮度よりも大きくなる。すなわち、第1のプレス工程における圧縮度をαとし、第2のプレス工程における圧縮度をαとすると、α>αである。なお、α=αとしてもよい。
上記の例において、第1のプレス工程における圧縮度は、(60/300)〜(80/300)=20〜27%である。第2のプレス工程における圧縮度は、(20/220)〜(40/240)=9.1〜17%である。全プレス工程における圧縮度は、100/300=約33%である。
第1のプレス工程と第2のプレス工程とにおけるプレス荷重は、適宜設定することができる。各プレス工程におけるプレス荷重を一定としてもよいし、プレス工程ごとに異ならせてもよい。プレス荷重に基づいて、ヘルツ面圧および線圧を算出することができる。製造装置1の運転にあたっては、まず各プレス工程における目的の圧縮度を決め、その圧縮度を得るためのヘルツ面圧(これは、たとえば予備実験等により得られる)を求め、ロールの半径およびプレス幅等に基づいて、上記式(1)によりプレス荷重を設定する。設定した荷重となるように、制御部によって、ロール11aまたはロール12aの位置を制御する。
以上説明した製造装置1および電極Aの製造方法によれば、ロール12a,12bよりも径の大きいロール11a,11bによって、電極A1がプレスされた後、ロール12a,12bによって電極A2がプレスされる。ロール11a,11bの径が大きいことにより、電極材9a,9bが塗布された塗工部において、電極材9a,9bの延伸を抑えつつ、電極材9a,9bを圧縮することができる。そして、小径のロール12a,12bによってさらに電極材9a,9bを圧縮することにより、所定の圧縮度が得られるまで電極材9a,9bを圧縮し、活物質層19a,19bを形成することができる。このように、前段(第1のプレス工程)において比較的大径のロール11a,11bでプレスを行うことによって電極材9a,9bの延伸を抑え、その結果として、塗工部と未塗工部との境界付近における(シワまたはうねり等の)変形を抑制することができる。さらには、後段(第2のプレス工程)において比較的小径のロール12a,12bでプレスを行うことにより、高密度な活物質層19a,19bが形成された電極を得ることができる。
従来の1段階プレスでは、電極材を高密度化するために高い荷重をかけると、塗膜の圧縮度が高いために、電極材9a,9bまたは金属箔8へのシワ、うねり、箔切れが発生するという問題があった。また、ある一定以上の密度が得られないという問題もあった。2段階以上のプレスを行うことでこの問題を緩和することも可能であるが、同じ径のロールにより複数回プレスするだけでは、ある一定以上の密度が得られなかった。これは、密度に関しては、最後段のロールの線圧が支配的となるためである。上述した製造装置1および電極Aの製造方法によれば、高密度化における問題を緩和しつつ、従来よりも活物質層19a,19bが高密度とされた電極を得ることができる。
また、従来、塗工部と未塗工部との境界付近(エッジともいう)でシワまたはうねりが発生するのを避けるため、プレスする前にエッジを切断して未塗工部を除去(これをスリットともいう)していた。そして、プレス後、寸法合わせのために再度両端を除去(スリット)していた。1回目の除去と2回目の除去はいずれも電極の搬送方向に平行な方向で行うものである。このことから、従来は材料ロスを招き、無駄が大きくなっていた。上述した製造装置1および電極Aの製造方法によれば、金属箔に塗工部と未塗工部が形成された電極をプレスする場合であっても、1回目の未塗工部の除去を不要とすることができ、生産性の向上および歩留まり悪化の回避を図ることができる。
また、ロール11a,11bによる電極材9a,9bの圧縮度は、ロール12a,12bによる電極材9a,9bの圧縮度よりも大きいため、ロール11a,11bによって可能な限り電極材9a,9bの密度を高めておき、さらにロール12a,12bによって電極材9a,9bの高密度化を図ることができる。
また、ロールプレス部6は、2段階のプレスを行うものであるため、簡易な構成で、塗工部と未塗工部との境界付近における変形を抑制することができる。
次に、図6を参照して、第2実施形態に係る製造装置1のロールプレス部6Aについて説明する。図6に示すロールプレス部6Aが図3および図4に示したロールプレス部6と違う点は、3段階のプレスを行う第1ロール部21と、第2ロール部22と、第3ロール部23とから構成される点である。第1ロール部21と第2ロール部22と第3ロール部23とは、搬送方向Cにおいてこの順に並設されている。第1ロール部21は、第1のプレス工程を行う部分であり、第2ロール部22は、第2のプレス工程を行う部分であり、第3ロール部23は、第3のプレス工程を行う部分である。
第1ロール部21は、比較的大径のロール(他の一対のロール)21a,21bを有する。第1ロール部21の構成は、ロールプレス部6における第1ロール部11の構成と同じであってもよい。第3ロール部23は、比較的小径のロール(一対のロール)23a,23bを有する。第3ロール部23の構成は、ロールプレス部6における第2ロール部12の構成と同じであってもよい。
さらに、第2ロール部22は、ロール(さらに他の一対のロール)22a,22bを有する。ロール22a,22bは、ロール21a,21bおよびロール23a,23bとは搬送方向Cの異なる位置において、互いに対向する。ロール22a,22bの径は、ロール21a,21bの径よりも小さく、ロール23a,23bの径よりも大きい。このように、ロール21a,21bと、ロール22a,22bと、ロール23a,23bとにおけるロールの径は、搬送方向Cの上流側(図示左側)に向かうにつれて大きくなっている。
第1のプレス工程における圧縮度をαとし、第2のプレス工程における圧縮度をαとし、第3のプレス工程における圧縮度をαとすると、α>α>αである。なお、α=α>αとしてもよく、α>α=αとしてもよく、α=α=αとしてもよい。
ロールプレス部6Aにおいて、ロール22a,22bが他の一対のロールに相当し、ロール21a,21bがさらに他の一対のロールに相当すると考えることもできる。さらに、ロール22a,22bが一対のロールに相当し、ロール21a,21bが他の一対のロールに相当し、ロール23a,23bがさらに他の一対のロールに相当すると考えることもできる。すなわち、3段構成とされたロール部のうち、いずれか2つのロール部を抽出した場合に、搬送方向C上流側のロールにおける径が大きくなっていればよい。
上記のロールプレス部6Aを備えた製造装置1によっても、ロールプレス部6を備えた製造装置1と同様の作用・効果が奏される。
さらには、電極材9a,9bの圧縮を3段階に分けて行うことができ、電極材9a,9bの延伸を抑えつつ、電極A4における活物質層19a,19bの圧縮度をより高精度に制御することができる。
また、プレスが後段に移行するにつれて、ロールの径が小さくなる。よって、電極材9a,9bに加える面圧を段階的に増大させることができ、高密度な活物質層19a,19bを確実に形成することができる。
次に、図7を参照して、第3実施形態に係る製造装置1のロールプレス部6Bについて説明する。図7に示すロールプレス部6Bが図6に示したロールプレス部6Aと違う点は、第2ロール部22に代えて、比較的小径の第2ロール部32を備えた点である。第1ロール部31と第2ロール部32と第3ロール部33とは、搬送方向Cにおいてこの順に並設されている。第1ロール部31は、第1のプレス工程を行う部分であり、第2ロール部32は、第2のプレス工程を行う部分であり、第3ロール部33は、第3のプレス工程を行う部分である。
第1ロール部31は、比較的大径のロール(他の一対のロール)31a,31bを有する。第1ロール部31の構成は、ロールプレス部6Aにおける第1ロール部21の構成と同じであってもよい。第3ロール部33は、比較的小径のロール(一対のロール)33a,33bを有する。第3ロール部33の構成は、ロールプレス部6Aにおける第3ロール部23の構成と同じであってもよい。
さらに、第2ロール部32は、比較的小径のロール(さらに他の一対のロール)32a,32bを有する。ロール32a,32bは、ロール31a,31bおよびロール33a,33bとは搬送方向Cの異なる位置において、互いに対向する。ロール32a,32bの径は、ロール33a,33bの径と同等である。このように、ロール31a,31bと、ロール32a,32bと、ロール33a,33bとにおけるロールの径は、搬送方向Cの上流側(図示左側)に向かうにつれて同等またはそれ以上になっている。
第1のプレス工程における圧縮度をαとし、第2のプレス工程における圧縮度をαとし、第3のプレス工程における圧縮度をαとすると、α>α>αである。なお、α=α>αとしてもよく、α>α=αとしてもよく、α=α=αとしてもよい。
ロールプレス部6Bにおいて、ロール32a,32bが一対のロールに相当し、ロール31a,31bが他の一対のロールに相当し、ロール33a,33bがさらに他の一対のロールに相当すると考えることもできる。すなわち、3段構成とされたロール部のうち、いずれか2つのロール部を抽出した場合に、搬送方向C上流側のロールにおける径が大きくなっていればよい。
上記のロールプレス部6Bを備えた製造装置1によっても、ロールプレス部6,6Aを備えた製造装置1と同様の作用・効果が奏される。
また、第2ロール部32と第3ロール部33において、プレス荷重を異ならせる制御を行ってもよい。第2段目のロール32a,32bによるプレス荷重を小さくし、第3段目のロール33a,33bによるプレス荷重を大きくしてもよい。径の等しいロール間でプレス荷重を異ならせることで、より高精度に圧縮度を制御することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。たとえば、互いに対向するロール(たとえばロール11a,11bまたはロール12a,12b)において径を異ならせてもよい。電極Aは、間欠塗工電極である場合に限られない。電極Aが適用される蓄電装置は、積層型の蓄電装置に限られず、捲回型の蓄電装置であってもよい。電極材は金属箔8のいずれか一方の面のみに塗布されてもよい。活物質層は金属箔8の一方の面のみに形成されてもよい。ロールプレス部は4段階以上のプレスを行うものであってもよい。
1…製造装置、6,6A,6B…ロールプレス部、8…金属箔、9a,9b…電極材、11a,11b…ロール(他の一対のロール)、12a,12b…ロール(一対のロール)、19a,19b…活物質層、21a,21b…ロール、22a,22b…ロール、23a,23b…ロール、31a,31b…ロール、32a,32b…ロール、33a,33b…ロール、A1…(第1のプレス工程前の)電極、A2…(第1のプレス工程後、第2のプレス工程前の)電極、A3…(第2のプレス工程後の)電極、A…電極、C…搬送方向。

Claims (6)

  1. 金属箔の少なくとも一方の面に電極材が塗布された電極を搬送方向に搬送し、ロールプレス部によって前記電極をプレスすることにより、前記金属箔の少なくとも一方の面に活物質層を形成する電極の製造装置であって、
    前記ロールプレス部は、
    前記金属箔の両面側に配置されて互いに対向する一対のロールと、
    前記一対のロールよりも前記搬送方向の上流側で前記金属箔の両面側に配置されて互いに対向すると共に、前記一対のロールよりも径の大きい他の一対のロールと、
    を備える、電極の製造装置。
  2. 前記他の一対のロールによる前記電極材の圧縮度は、前記一対のロールによる前記電極材の圧縮度よりも大きい、請求項1記載の電極の製造装置。
  3. 前記ロールプレス部は、2段階のプレスを行うものであり、第1段目の前記他の一対のロールと、第2段目の前記一対のロールとからなる、請求項1または2記載の電極の製造装置。
  4. 前記ロールプレス部は、
    前記一対のロールおよび前記他の一対のロールとは前記搬送方向の異なる位置において、互いに対向するさらに他の一対のロールを有する、請求項1または2記載の電極の製造装置。
  5. 前記一対のロールと、前記他の一対のロールと、前記さらに他の一対のロールとにおけるロールの径は、前記搬送方向の上流側に向かうにつれて同等以上である、請求項4記載の電極の製造装置。
  6. 金属箔の少なくとも一方の面に電極材が塗布された電極をプレスすることにより、前記金属箔の少なくとも一方の面に活物質層を形成する電極の製造方法であって、
    前記金属箔の両面側に配置された一対のロールによって前記電極をプレスする工程と、
    前記一対のロールによって前記電極をプレスする工程の前に、前記金属箔の両面側に配置されると共に前記一対のロールよりも径の大きい他の一対のロールによって前記電極をプレスする工程と、
    を含む、電極の製造方法。
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