JP2014106570A - 情報処理装置、ジョブ処理制御方法、及びジョブ処理制御プログラム - Google Patents
情報処理装置、ジョブ処理制御方法、及びジョブ処理制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014106570A JP2014106570A JP2012256855A JP2012256855A JP2014106570A JP 2014106570 A JP2014106570 A JP 2014106570A JP 2012256855 A JP2012256855 A JP 2012256855A JP 2012256855 A JP2012256855 A JP 2012256855A JP 2014106570 A JP2014106570 A JP 2014106570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing
- job
- prohibition
- violation
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1223—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
- G06F3/1237—Print job management
- G06F3/1253—Configuration of print job parameters, e.g. using UI at the client
- G06F3/1255—Settings incompatibility, e.g. constraints, user requirements vs. device capabilities
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1202—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
- G06F3/121—Facilitating exception or error detection and recovery, e.g. fault, media or consumables depleted
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1223—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
- G06F3/1275—Print workflow management, e.g. defining or changing a workflow, cross publishing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/12—Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
- G06F3/1201—Dedicated interfaces to print systems
- G06F3/1278—Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to adopt a particular infrastructure
- G06F3/1285—Remote printer device, e.g. being remote from client or server
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
【課題】ジョブ処理の生産性を効率化できる情報処理装置、ジョブ処理制御方法、及びジョブ処理制御プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、ジョブを受信する受信手段と、前記ジョブに対して禁則処理を行う禁則処理手段と、所定の処理ルールデータに基づき、禁則違反時の対応処理を決定する処理決定手段と、前記禁則処理の判定結果が禁則違反の場合に、決定された対応処理に従って、前記ジョブの処理を制御するジョブ処理制御手段と、を有する。
【選択図】図3
【解決手段】情報処理装置は、ジョブを受信する受信手段と、前記ジョブに対して禁則処理を行う禁則処理手段と、所定の処理ルールデータに基づき、禁則違反時の対応処理を決定する処理決定手段と、前記禁則処理の判定結果が禁則違反の場合に、決定された対応処理に従って、前記ジョブの処理を制御するジョブ処理制御手段と、を有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、ジョブの処理を制御する技術に関するものである。
近年のPOD(Print On Demand)では、編集から印刷・製本までの処理をワークフローとして情報処理装置により管理するジョブ処理制御システムが提供されている。このようなジョブ処理制御システムでは、各処理工程の動作制御条件(ジョブパラメータ)が定義されたジョブチケットに基づき、ワークフローのジョブ処理が自動制御される。しかし、このようなジョブ処理制御システムでは、ジョブチケットに定義された処理工程の動作制御条件と処理を実行する機器又は機能の能力(デバイス仕様又は機能仕様)との間で不一致が発生し、処理が実行できない場合がある。そのため、従来では、例えば、特許文献1に開示されるような禁則処理を行うことで、ジョブに設定された処理工程の実行不可エラー(禁則違反)をオペレータに通知し、再設定によりエラーを解消することができる。
しかしながら、従来のジョブ処理制御は、オペレータが、発生した禁則違反の解消(再設定)を手作業で行わなければなければならない。そのため、従来のジョブ処理制御では、禁則違反の種別に関わらず、エラー解消のためのオペレータ操作により、ワークフローの処理工程が中断し、システム全体の生産効率が低下するという問題がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、ジョブ処理の生産性を効率化できる情報処理装置、ジョブ処理制御方法、及びジョブ処理制御プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、ジョブを受信する受信手段と、前記ジョブに対して禁則処理を行う禁則処理手段と、所定の処理ルールデータに基づき、禁則違反時の対応処理を決定する処理決定手段と、前記禁則処理の判定結果が禁則違反の場合に、決定された対応処理に従って、前記ジョブの処理を制御するジョブ処理制御手段と、を有する。
本発明によれば、ジョブ処理の生産性を効率化できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、ジョブ処理制御方法、及びジョブ処理制御プログラムの実施の形態(以下「実施形態」という)を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係るジョブ処理制御システム1の構成例を示す図である。図1には、1又は複数の情報処理装置1001〜100n、1又は複数の出力装置2001〜200n、及び1又は複数の加工装置3001〜300nが、所定のデータ伝送路N(例えば「ネットワーク」)に接続される例が示されている。なお、以降、情報処理装置1001〜100nを総称する場合には、「情報処理装置100」といい、出力装置2001〜200nを総称する場合には、「出力装置200」といい、加工装置3001〜300nを総称する場合には、「加工装置300」という。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係るジョブ処理制御システム1の構成例を示す図である。図1には、1又は複数の情報処理装置1001〜100n、1又は複数の出力装置2001〜200n、及び1又は複数の加工装置3001〜300nが、所定のデータ伝送路N(例えば「ネットワーク」)に接続される例が示されている。なお、以降、情報処理装置1001〜100nを総称する場合には、「情報処理装置100」といい、出力装置2001〜200nを総称する場合には、「出力装置200」といい、加工装置3001〜300nを総称する場合には、「加工装置300」という。
情報処理装置100は、情報処理機能を有する機器であり、PC(Personal Computer)などである。出力装置200は、画像処理機能を有する機器であり、プリンタ、MFP(Multifunction Peripheral)などである。加工装置300は、印刷出力後に紙媒体を成型・加工する後処理機能を有する機器であり、ステープラー、パンチャーなどである。
本実施形態に係るジョブ処理制御システム1は、次のようなサービスを提供する。情報処理装置100は、ジョブ要求を受け付けると、要求されたジョブに対して禁則処理を実行する。このとき、情報処理装置100では、所定の禁則条件に基づき、禁則処理が実行される。
その結果、情報処理装置100は、ジョブに設定された処理工程が禁則違反でない場合、ワークフローの次工程処理を実行する出力装置200又は加工装置300などにジョブのデータを送信し、処理の実行を要求する。一方、情報処理装置100は、ジョブに設定された処理工程が禁則違反である場合、発生した禁則違反のエラーを解消する対応処理の方法を決定する。このとき、情報処理装置100では、所定の処理ルールに基づき、処理方法が決定される。その後、情報処理装置100は、決定した処理方法に従って、ジョブ処理を行う。
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置100は、入力装置101、表示装置102、及び外部I/F(Interface)103などを備えている。また、情報処理装置100は、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、及びCPU(Central Processing Unit)106などを備えている。また、情報処理装置100は、通信I/F107及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備えている。情報処理装置100では、上記部品がバスBで相互に接続されている。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置100は、入力装置101、表示装置102、及び外部I/F(Interface)103などを備えている。また、情報処理装置100は、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、及びCPU(Central Processing Unit)106などを備えている。また、情報処理装置100は、通信I/F107及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備えている。情報処理装置100では、上記部品がバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボードやマウスなどを含み、情報処理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、情報処理装置100による処理結果を表示する。
通信I/F107は、情報処理装置100をデータ伝送路Nに接続するインタフェースである。これにより、情報処理装置100は、通信I/F107を介して、他の機器とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、装置全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。また、HDD108は、格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、情報処理装置100は、外部I/F103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。なお、記録媒体103aには、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及びメモリカード(Memory Card)などがある。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、情報処理装置100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。CPU106は、上記記憶装置(例えば「HDD」や「ROM」など)から、プログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、装置全体の制御や搭載機能を実現する演算装置である。
以上のように、本実施形態では、上記システム及びハードウェアの構成により、ジョブ処理を制御するジョブ処理制御機能を提供することができる。
<ジョブ処理制御機能>
本実施形態に係るジョブ処理制御機能について説明する。
本実施形態に係るジョブ処理制御機能について説明する。
本実施形態に係る情報処理装置100は、ジョブ要求を受け付けると、要求されたジョブに対し、所定の禁則条件に基づき、禁則処理を実行する。情報処理装置100は、ジョブの処理工程が禁則違反である場合、所定の処理ルールに基づき、発生した禁則違反の対応方法を決定する。情報処理装置100は、決定した処理方法に従って、ジョブ処理(禁則違反の対応処理)を行う。本実施形態に係る情報処理装置100は、このようなジョブ処理制御機能を有している。
従来のジョブ処理制御では、禁則違反の種別に関わらず、エラー解消のためのオペレータ操作により、ワークフローの処理工程が中断し、システム全体の生産効率が低下するという問題があった。
そこで、本実施形態に係るジョブ処理制御機能では、予め設定しておいた処理ルールに従って、禁則違反後のジョブ処理を制御する仕組みとした。
これにより、本実施形態に係るジョブ処理制御機能は、禁則違反を解消するためのオペレータ操作により、ワークフローの処理工程が中断する頻度を軽減可能な環境を提供する。その結果、本実施形態に係るジョブ処理制御機能では、ジョブ処理の生産性が向上する。
以下に、本実施形態に係るジョブ処理制御機能の構成とその動作について説明する。
図3は、本実施形態に係るジョブ処理制御機能の構成例を示す図である。図3に示すように、本実施形態に係るジョブ処理機能は、受信部11、処理制御部12、送信部13、及びUI(User Interface)制御部14などを有している。
受信部11は、ジョブJを受信する機能部である。受信部11は、所定のデータ伝送路Nを介して、ジョブJを受信する。これにより、情報処理装置100は、ジョブ要求を受け付ける。なお、ここで受信するジョブJのデータには、画像などの処理対象データとジョブチケットなどが含まれる。また、ジョブチケットには、JDF(Job Definition Format)形式に従って処理工程や動作制御条件(ジョブパラメータ値)が定義されたジョブ処理定義データなどが含まれる。
ジョブ処理制御部12は、受信したジョブJの要求処理を制御する機能部である。ジョブ処理制御部12は、禁則処理部121と処理決定部122などを有している。
禁則処理部121は、ジョブJに対して禁則処理を実行する機能部である。禁則処理は、要求されたジョブJの処理工程が禁則違反か否か(ジョブJの処理工程が利用機器で実行可能か否か)を判定する処理である。情報処理装置100は、ジョブJの処理要求を受け付けると、所定の通信プロトコル(例えば「SNMP:Simple Network Management Protocol」)を介して、出力装置200又は加工装置300などの利用機器にアクセスする。このとき情報処理装置100は、例えば、Devcapsデータを取得する。これにより、情報処理装置100は、利用機器が搭載しているデバイス情報及び機能情報(以下「デバイス・機能情報」という)などを取得する。
禁則処理部121は、取得した利用機器のデバイス・機能情報と禁則条件が定義された禁則データに基づき、要求されたジョブJの処理工程が利用機器によって実行可能か否かを判定する。なお、禁則データは、例えば、HDD108などの記憶装置の所定の記憶領域にあたる禁則データ保持部91に記録され保持されている。以下に、禁則データについて説明する。
《禁則データ》
図4、本実施形態に係る禁則データ91Dの例を示す図である。例えば、予め設定しておく禁則データ91Dには、排他利用が必要な機能の関係を示すデータ91D1(以下「機能間禁則データ」という)がある。また、禁則データ91Dには、排他利用が必要なデバイスの関係を示すデータ91D2(以下「デバイス間禁則データ」という)がある。また、禁則データ91Dには、利用禁止が必要な処理順序を示すデータ91D3(以下「処理順序禁則データ」という)がある。
図4、本実施形態に係る禁則データ91Dの例を示す図である。例えば、予め設定しておく禁則データ91Dには、排他利用が必要な機能の関係を示すデータ91D1(以下「機能間禁則データ」という)がある。また、禁則データ91Dには、排他利用が必要なデバイスの関係を示すデータ91D2(以下「デバイス間禁則データ」という)がある。また、禁則データ91Dには、利用禁止が必要な処理順序を示すデータ91D3(以下「処理順序禁則データ」という)がある。
機能間禁則データ91D1は、例えば、デバイス名と機能名などの情報項目を有し、各情報項目の項目値を対応付けることで、排他利用の機能関係を設定可能なデータ構造をしている。図4(a)には、プリンタAにおける排他利用の機能関係の設定例が示されている。具体的には、カラー印刷機能とモノクロ印刷機能が、同じジョブ処理で同時に利用できないことを示す禁則条件が設定されている。また、用紙サイズ混在印刷機能と集約印刷機能が、同じジョブ処理で同時に利用できないことを示す禁則条件が設定されている。
デバイス間禁則データ9D2は、例えば、機能名とデバイス名などの情報項目を有し、各情報項目の項目値を対応付けることで、排他利用のデバイス関係を設定可能なデータ構造をしている。図4(b)には、ステープル機能やパンチ機能における排他利用のデバイス関係の設定例が示されている。具体的には、ステープル機能を有するプリンタAとステープラーが、同じジョブ処理で同時に利用できないことを示す禁則条件が設定されている。なお、ステープラーとは、ステープル処理を単体で行う加工装置300である。図4(b)の設定は、異なる利用機器によるダブルステープル処理(同一処理の複数実行)を排他することを意味している。また、パンチ機能を有するプリンタAとパンチャーが、同じジョブ処理で同時に利用できないことを示す禁則条件が設定されている。なお、パンチャーとは、パンチ処理を単体で行う加工装置300である。図4(b)の設定は、異なる利用機器によるダブルパンチ処理を排他することを意味している。
処理順序禁則データ91D3は、例えば、処理順序と機能名などの情報項目を有し、各情報項目の項目値を対応付けることで、利用禁止の処理順序を設定可能なデータ構造をしている。図4(c)には、ステープル機能とパンチ機能における利用禁止の処理順序の設定例が示されている。具体的には、ステープル後にパンチ処理が実行できない、又はパンチ後にステープル処理が実行できないことを示す禁則条件が設定されている。
上記禁則データ91Dは、例えば、所定のUI画面(非図示)を介して設定することができる。なお、UI画面は、後述するUI制御部14によって生成され、表示装置(非図示)に表示される。
図3の説明に戻る。禁則処理部121は、ジョブJのジョブ処理定義データを参照し、定義された処理を実行する利用機能を特定する。禁則処理部121は、特定した利用機能と取得したデバイス・機能情報に基づき、要求されたジョブJの処理工程が禁則違反か否かを判定する。禁則処理部121は、利用機器が利用機能を有していない場合、処理工程が実行不可能であるとし、禁則違反と判定する。
また、禁則処理部121は、ジョブJのジョブ処理定義データを参照し、ジョブパラメータ値から、利用機器及び/又は利用機能の動作制御条件を特定する。禁則処理部121は、禁則データ保持部91にアクセスし、特定した動作制御条件と禁則データ91Dに基づき、要求されたジョブJの処理工程が禁則違反か否かを判定する。禁則処理部121は、動作制御条件が禁則条件に該当した場合、処理工程が実行不可能であるとし、禁則違反と判定する。
処理決定部122は、要求されたジョブJの処理工程が禁則違反の場合、禁則違反のエラーを解消する対応処理(以下「禁則違反時のエラー対応処理」という)の方法を決定する機能部である。処理決定部122は、禁則判定結果と対応処理の方法が定義された処理ルールデータに基づき、ジョブJに対する禁則違反時のエラー対応処理を決定する。なお、処理ルールデータは、例えば、HDD108などの記憶装置の所定の記憶領域にあたる処理ルールデータ保持部92に記録され保持されている。以下に、処理ルールデータについて説明する。
《処理ルールデータ》
図5は、本実施形態に係る処理ルールデータ92Dの例を示す図である。処理ルールデータ92Dは、例えば、禁則違反の種別と対応処理内容などの情報項目を有し、各情報項目の項目値を対応付けることで、禁則違反ごとの対応処理を設定可能なデータ構造をしている。図5には、禁則違反と各禁則違反に対する処理方法の対応関係(処理ルール)の設定例が示されている。具体的には、利用機器及び/又は利用機能の禁則違反時に、動作制御条件を、利用機器及び/又は利用機能のデフォルト値で更新した後に、ジョブ処理を再開することを示す処理ルールが設定されている。また、機能間の禁則違反時に、動作制御条件を、予め定義しておいた制御値(定義値)で更新した後に、ジョブ処理を再開することを示す処理ルールが設定されている。また、デバイス間の禁則違反時に、UI制御によるエラー通知を行うことを示す処理ルールが設定されている。また、処理順序の禁則違反時に、ジョブキャンセルを行うことを示す処理ルールが設定されている。
図5は、本実施形態に係る処理ルールデータ92Dの例を示す図である。処理ルールデータ92Dは、例えば、禁則違反の種別と対応処理内容などの情報項目を有し、各情報項目の項目値を対応付けることで、禁則違反ごとの対応処理を設定可能なデータ構造をしている。図5には、禁則違反と各禁則違反に対する処理方法の対応関係(処理ルール)の設定例が示されている。具体的には、利用機器及び/又は利用機能の禁則違反時に、動作制御条件を、利用機器及び/又は利用機能のデフォルト値で更新した後に、ジョブ処理を再開することを示す処理ルールが設定されている。また、機能間の禁則違反時に、動作制御条件を、予め定義しておいた制御値(定義値)で更新した後に、ジョブ処理を再開することを示す処理ルールが設定されている。また、デバイス間の禁則違反時に、UI制御によるエラー通知を行うことを示す処理ルールが設定されている。また、処理順序の禁則違反時に、ジョブキャンセルを行うことを示す処理ルールが設定されている。
上記処理ルールデータ92Dは、例えば、所定のUI画面(非図示)を介して設定することができる。なお、UI画面は、後述するUI制御部14によって生成され、表示装置(非図示)に表示される。
図3の説明に戻る。処理決定部122は、処理ルールデータ保持部92にアクセスし、禁則判定結果と処理ルールデータ92Dに基づき、ジョブJに対する禁則違反時のエラー対応処理を決定する。その結果、ジョブ処理制御部12は、決定した処理方法に従って、ジョブJの要求処理を制御する。
例えば、ジョブ処理制御部12は、ジョブJのジョブ処理定義データを参照し、ジョブパラメータ値を、利用機器及び/又は利用機能のデフォルト値、又は処理ルールデータ92Dに定義された制御値で更新し、ジョブ処理の再開を指示する。また、ジョブ処理制御部12は、ジョブJのジョブ処理定義データを参照し、ジョブパラメータ値と禁則判定結果に基づき、対応を促す情報を含むエラー情報の通知を指示する。また、ジョブ処理制御部12は、要求されたジョブJの受信データを破棄し、ジョブキャンセルする。
送信部13は、ジョブJを送信する機能部である。送信部13は、所定のデータ伝送路Nを介して、ジョブJを利用機器に送信する。これにより、情報処理装置100は、出力装置200や加工装置300などに、ジョブ処理を要求する。なお、ここで送信するジョブJのデータには、画像などの処理対象データと、ジョブパラメータ値が処理ルールに従って更新されたジョブ処理定義データなどが含まれる。
UI制御部14は、画面の生成・表示を制御する機能部である。UI制御部14は、オペレータへの情報通知画面やオペレータが操作可能なUI画面などを生成・表示する。例えば、UI制御部14は、禁則違反が発生した旨の情報通知画面を生成し、表示装置に表示する。また、UI制御部14は、発生した禁則違反を解消するように(利用機器でジョブJの処理工程が実行可能となるように)ジョブパラメータ値を編集可能なUI画面を生成し、表示装置に表示する。その他にも、UI制御部14は、禁則データ91Dや処理ルールデータ92Dなどの各情報項目の項目値を編集可能なUI画面を生成し、表示装置に表示する。
以上のように、本実施形態に係るジョブ処理制御機能は、情報処理装置100において、ジョブ処理制御プログラムが実行され、上記各機能部が連携動作することで実現される。
ジョブ処理制御プログラムは、実行環境である情報処理装置100が読み取り可能な記録媒体103aに、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで記録され提供される。ジョブ処理制御プログラムは、上記各機能部を含むモジュール構成となっており、CPU106が記録媒体103aからプログラムを読み出し実行することで、RAM104上に各機能部が生成される。なお、ジョブ処理制御プログラムの提供方法は、この限りでない。例えば、ジョブ処理制御プログラムを、インターネットなどに接続された機器に格納し、ネットワーク経由でダウンロードする方法であってもよい。また、ROM105などの記憶装置に予め組み込んで提供する方法であってもよい。
以下に、ジョブ処理制御プログラム実行時の処理(各機能部の連携動作)について、フローチャートを用いて説明する。
《ジョブ処理制御の基本処理》
図6は、本実施形態に係るジョブ処理制御時の処理手順例を示すフローチャートである。図6に示すように、受信部11は、ジョブJのデータを受信する(ステップS101)。受信部11は、所定のデータ伝送路Nを介して、処理対象データやジョブチケットなどのデータを受信し、ジョブ要求を受け付ける。
図6は、本実施形態に係るジョブ処理制御時の処理手順例を示すフローチャートである。図6に示すように、受信部11は、ジョブJのデータを受信する(ステップS101)。受信部11は、所定のデータ伝送路Nを介して、処理対象データやジョブチケットなどのデータを受信し、ジョブ要求を受け付ける。
次に、ジョブ処理制御部12は、所定の通信プロトコルを介して、出力装置200及び/又は加工装置300の利用機器からデバイス・機能情報を取得する(ステップS102)。このときジョブ処理制御部12は、利用機器にアクセスし、Devcapsデータを取得することで、利用機器が搭載しているデバイス・機能情報を取得する。
次に、ジョブ処理制御部12は、禁則処理部121により、禁則データ保持部91にアクセスし、禁則データ91Dを参照する(ステップS103)。禁則処理部121は、取得した利用機器のデバイス・機能情報と禁則データ91Dに基づき、要求されたジョブJの処理行程が禁則違反か否か(利用機器でジョブJの処理工程が実行可能か否か)を判定する(ステップS104)。具体的には、禁則処理部121は、デバイス・機能情報から、設定可能な動作制御条件の情報項目を特定し、ジョブJのジョブパラメータ値が情報項目に設定可能か否かの結果に基づき、デバイス・機能の禁則違反を判定する。また、禁則処理部121は、禁則データ91Dから、禁則違反ごとの判定条件(禁則条件)を特定し、ジョブJのジョブパラメータ値が判定条件に該当するか否かの結果に基づき、機能間、デバイス間、又は処理順序の禁則違反を判定する。このようにして、本実施形態では、デバイス・機能、機能間、デバイス間、及び処理順序の各禁則違反が判定される。
その結果、ジョブ処理制御部12は、要求されたジョブJの処理行程が禁則違反である場合(ステップS104:YES)、処理決定部122により、処理ルールデータ保持部92にアクセスし、処理ルールデータ92Dを参照する(ステップS105)。処理決定部122は、禁則判定結果と処理ルールデータ92Dに基づき、禁則違反時のエラー対応処理の方法を決定する(ステップS106)。具体的には、処理決定部122は、禁則判定結果から、禁則違反の種別を特定する。処理決定部122は、特定した禁則違反の種別に基づき、処理ルールデータ92Dの禁則違反種別項目に対応付けて設定されている対応処理内容項目の項目値から、エラー対応処理を特定する。
ジョブ処理制御部12は、決定した処理方法に従って、ジョブ処理を実行する(ステップS107)。
次に、送信部13は、ジョブJのデータを利用機器に送信する(ステップS108)。送信部13は、所定のデータ伝送路Nを介して、処理対象データと、ジョブパラメータ値が処理ルールに従って更新されたジョブチケットなどのジョブJのデータを送信し、出力装置200及び/又は加工装置300にジョブ処理を要求する。
なお、ジョブ処理制御部12は、要求されたジョブJの処理行程が禁則違反でない場合(ステップS104:NO)、上記処理方法の決定及び決定された処理方法に従ったジョブ処理(ステップS105〜S107)を行う必要はない。よって、ジョブ処理制御部12では、上記ステップS105〜S107の処理がスキップされる。
このように、本実施形態に係るジョブ処理制御機能では、予め設定しておいた処理ルールに従って、禁則違反後のジョブ処理を制御することができる。
以下に、上記禁則判定後の制御処理(ステップS106、S107の処理)について、フローチャートを用いて詳しく説明する。
《禁則判定後の詳細処理》
図7は、本実施形態に係る禁則判定後の処理手順例を示すフローチャートである。図7に示すように、処理決定部122は、判定された禁則違反の種別がデバイス・機能の禁則違反であった場合(ステップS1061:YES)、禁則違反時のエラー対応処理を、ジョブパラメータ更新後にジョブ処理を再開する方法に決定する。その結果、ジョブ処理制御部12は、決定された処理方法に従って、動作制御条件であるジョブパラメータ値を、利用機器及び/又は利用機能のデフォルト値で更新する(ステップS1071)。その後、ジョブ処理制御部12は、ジョブ処理の再開を利用機器に指示する(ステップS1072)。
図7は、本実施形態に係る禁則判定後の処理手順例を示すフローチャートである。図7に示すように、処理決定部122は、判定された禁則違反の種別がデバイス・機能の禁則違反であった場合(ステップS1061:YES)、禁則違反時のエラー対応処理を、ジョブパラメータ更新後にジョブ処理を再開する方法に決定する。その結果、ジョブ処理制御部12は、決定された処理方法に従って、動作制御条件であるジョブパラメータ値を、利用機器及び/又は利用機能のデフォルト値で更新する(ステップS1071)。その後、ジョブ処理制御部12は、ジョブ処理の再開を利用機器に指示する(ステップS1072)。
また、処理決定部122は、判定された禁則違反の種別が機能間の禁則違反であった場合(ステップS1061:NO,ステップS1062:YES)、禁則違反時のエラー対応処理を、ジョブパラメータ更新後にジョブ処理を再開する方法に決定する。その結果、ジョブ処理制御部12は、決定された処理方法に従って、動作制御条件であるジョブパラメータ値を、処理ルールに予め定義しておいた制御値で更新する(ステップS1073)。その後、ジョブ処理制御部12は、ジョブ処理の再開を利用機器に指示する(ステップS1074)。
また、処理決定部122は、判定された禁則違反の種別がデバイス間の禁則違反であった場合(ステップS1062:NO,ステップS1063:YES)、禁則違反時のエラー対応処理を、オペレータにエラーを通知する方法に決定する。その結果、UI制御部14は、禁則違反が発生した旨の情報通知画面を生成し、表示装置に表示することで、エラー通知を行う(ステップS1075)。このときジョブ処理制御部12からは、決定された処理方法に従い、UI制御部14に対してエラー通知の実行が指示される。
その後、ジョブ処理制御部12は、表示画面を介して、オペレータからのジョブ処理再開の指示を受け付けると(ステップS1076)、ジョブ処理の再開を利用機器に指示する(ステップS1077)。このときUI制御部14からは、表示画面を介して受け付けたオペレータ操作に関する情報(例えば「ジョブパラメータの更新値」や「ジョブ処理再開のイベント値」など)がジョブ処理制御部12に渡される。これにより、ジョブ処理制御部12では、オペレータ操作に基づく処理が実行される。
また、処理決定部122は、判定された禁則違反の種別が処理順序の禁則違反であった場合(ステップS1063:NO,ステップS1064:YES)、禁則違反時のエラー対応処理を、ジョブキャンセルする方法に決定する。その結果、ジョブ処理制御部12は、決定された処理方法に従って、ジョブJのデータを破棄し、ジョブキャンセルを行う(ステップS1078)。
このように、本実施形態に係るジョブ処理制御機能では、ワークフローを管理する機器が、発生した禁則違反に応じた対応処理を決定し実行することで、ワークフローの処理工程が中断する頻度を軽減できる。
禁則違反の中には、わざわざオペレータ操作によってエラー対応する必要のないものもある。例えば、デバイス・機能、機能間、及びデバイス間の禁則違反などである。これらの禁則違反は、処理工程の動作制御条件を変更することでエラー対応を行う。そのため、これらの禁則違反が発生した場合には、動作制御条件をどのような値に変更するのかといった所定の処理ルールを予め決めておけば、ワークフローを管理する機器側で対応することができる。このように、本実施形態に係るジョブ処理制御機能では、ワークフローを管理する機器側で、禁則違反時のエラー対応処理を行い、ワークフローの処理工程が中断する頻度を軽減する。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置100によれば、受信部11が、ジョブ要求を受け付けると、ジョブ処理制御部12の禁則処理部121が、要求されたジョブに対し、所定の禁則条件に基づき、禁則処理を実行する。情報処理装置100は、ジョブの処理工程が禁則違反である場合、ジョブ処理制御部12の処理決定部122が、所定の処理ルールに基づき、発生した禁則違反の対応方法を決定する。その結果、ジョブ処理制御部12が、決定した処理方法に従って、ジョブ処理(禁則違反の対応処理)を行う。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置100によれば、受信部11が、ジョブ要求を受け付けると、ジョブ処理制御部12の禁則処理部121が、要求されたジョブに対し、所定の禁則条件に基づき、禁則処理を実行する。情報処理装置100は、ジョブの処理工程が禁則違反である場合、ジョブ処理制御部12の処理決定部122が、所定の処理ルールに基づき、発生した禁則違反の対応方法を決定する。その結果、ジョブ処理制御部12が、決定した処理方法に従って、ジョブ処理(禁則違反の対応処理)を行う。
これによって、本実施形態に係る情報処理装置100は、禁則違反を解消するためのオペレータ操作により、ワークフローの処理工程が中断する頻度を軽減可能な環境を提供する。その結果、本実施形態に係る情報処理装置100では、ジョブ処理の生産性を向上することができる。
なお、上記実施形態では、図3に示すような機能構成のジョブ処理制御機能について説明を行ったが、この限りでない。例えば、図8に示すような通知部15を有する構成であってもよい。
[変形例1]
図8は、変形例1に係るジョブ処理制御機能の構成例を示す図である。通知部15は、ジョブ処理に関する情報を通知する機能部である。通知部15は、例えば、無線通信などを介して、情報端末400などの外部機器に情報を通知する。このとき通知する情報には、禁則違反が発生した旨の情報やジョブ処理の進捗状況を示す情報などがある。
図8は、変形例1に係るジョブ処理制御機能の構成例を示す図である。通知部15は、ジョブ処理に関する情報を通知する機能部である。通知部15は、例えば、無線通信などを介して、情報端末400などの外部機器に情報を通知する。このとき通知する情報には、禁則違反が発生した旨の情報やジョブ処理の進捗状況を示す情報などがある。
通知部15は、例えば、ジョブ処理の要求受付時に受信した通知先情報に基づき、ジョブ処理に関する情報を通知する。なお、通知先情報には、ジョブ処理要求者の電子メールアドレスや情報端末400のネットワーク識別子(IPアドレス:Internet Protocol Address)などがある。また、通知先情報は、ジョブ処理の要求受付時に受信するのではなく、情報処理装置100に予め登録(1又は複数の通知先を登録)しておき、登録情報に基づき、情報の通知処理を行うようにしてもよい。
このように、本変形例1に係るジョブ処理制御機能では、ワークフローの処理工程が中断したことを携帯性に優れた情報端末400に通知することで、担当オペレータが不在のときでも、通知された他のオペレータが迅速に対応することができる。その結果、本変形例1に係るジョブ処理制御機能では、ジョブ処理の生産効率の低下を軽減することができる。
また、上記実施形態では、図3に示すように、処理ルールデータ保持部92を情報処理装置100が有する機能構成のジョブ処理制御機能について説明を行ったが、この限りでない。例えば、図9に示すような構成であってもよい。
[変形例2]
図9は、変形例2に係るジョブ処理制御機能の構成例を示す図である。図9には、処理ルールデータ保持部92を外部記憶装置500が有する構成例が示されている。このような場合、ジョブ処理制御部12は、情報処理装置100と外部記憶装置500を接続するデータ伝送路を介して、処理ルールデータ保持部92にアクセスし、処理ルールデータ92Dを参照する。なお、外部記憶装置500には、ネットワークを介して接続する記憶装置、情報処理装置100が有する外部I/F103を介して接続する記録媒体103aなどがある。
図9は、変形例2に係るジョブ処理制御機能の構成例を示す図である。図9には、処理ルールデータ保持部92を外部記憶装置500が有する構成例が示されている。このような場合、ジョブ処理制御部12は、情報処理装置100と外部記憶装置500を接続するデータ伝送路を介して、処理ルールデータ保持部92にアクセスし、処理ルールデータ92Dを参照する。なお、外部記憶装置500には、ネットワークを介して接続する記憶装置、情報処理装置100が有する外部I/F103を介して接続する記録媒体103aなどがある。
このように、本変形例2に係るジョブ処理制御機能では、処理ルールデータ92Dを外部の記憶領域に保持する構成にしたことで、処理ルールの設定・変更又は新しい処理ルールの適用などを容易に行うことができ、処理ルールの運用が簡便になる。
また、上記実施形態では、禁則違反ごとのエラー対応処理の方法が定義された処理ルールデータ92Dのデータ例について説明を行ったが、この限りでない。例えば、処理ルールデータ92Dには、ユーザごとに禁則違反時のエラー対応処理の方法を定義してもよいし、ジョブJの種別ごとに禁則違反時のエラー対応処理の方法を定義してもよい。このように、処理ルールデータ92Dには、禁則違反時に、複数のエラー対応処理候補の中から1つの処理を決定するための判断基準(例えば「優先順位」)と、判断基準に基づく処理内容が定義されていればよい。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 ジョブ処理制御システム
11 受信部
12 ジョブ処理制御部(121:禁則処理部,122:処理決定部)
13 送信部
14 UI制御部
100 情報処理装置
200 出力装置
300 加工装置
J ジョブ
11 受信部
12 ジョブ処理制御部(121:禁則処理部,122:処理決定部)
13 送信部
14 UI制御部
100 情報処理装置
200 出力装置
300 加工装置
J ジョブ
Claims (8)
- ジョブを受信する受信手段と、
前記ジョブに対して禁則処理を行う禁則処理手段と、
所定の処理ルールデータに基づき、禁則違反時の対応処理を決定する処理決定手段と、
前記禁則処理の判定結果が禁則違反の場合に、決定された対応処理に従って、前記ジョブの処理を制御するジョブ処理制御手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記処理決定手段は、
前記禁則違反の種別と前記禁則違反時の対応処理が対応付けて設定されている前記処理ルールデータに基づき、前記禁則違反ごとの対応処理を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ジョブ処理制御手段は、
決定された対応処理に従って、前記ジョブの処理工程における動作制御条件を、前記ジョブの処理を実行する利用機器及び/又は利用機能のデフォルト値で更新し、前記ジョブの処理を再開することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記ジョブ処理制御手段は、
決定された対応処理に従って、前記ジョブの処理工程における動作制御条件を、前記処理ルールデータに予め定義しておいた制御値で更新し、前記ジョブの処理を再開することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記ジョブ処理制御手段は、
決定された対応処理に従って、受信した前記ジョブのデータを破棄し、ジョブキャンセルすることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記禁則違反が発生した旨の情報を情報端末に通知する通知手段を、さらに有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- ジョブを受信する受信手順と、
前記ジョブに対して禁則処理を行う禁則処理手順と、
所定の処理ルールデータに基づき、禁則違反時の対応処理を決定する処理決定手順と、
前記禁則処理の判定結果が禁則違反の場合に、決定された対応処理に従って、前記ジョブの処理を制御するジョブ処理制御手順と、を有することを特徴とするジョブ処理制御方法。 - コンピュータを、
ジョブを受信する受信手段と、
前記ジョブに対して禁則処理を行う禁則処理手段と、
所定の処理ルールデータに基づき、禁則違反時の対応処理を決定する処理決定手段と、
前記禁則処理の判定結果が禁則違反の場合に、決定された対応処理に従って、前記ジョブの処理を制御するジョブ処理制御手段として機能させるジョブ処理制御プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012256855A JP2014106570A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 情報処理装置、ジョブ処理制御方法、及びジョブ処理制御プログラム |
US14/086,311 US9733877B2 (en) | 2012-11-22 | 2013-11-21 | Information processing apparatus, job-process control method, and job-process control computer program product based on prohibition data and prohibition rule data |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012256855A JP2014106570A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 情報処理装置、ジョブ処理制御方法、及びジョブ処理制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014106570A true JP2014106570A (ja) | 2014-06-09 |
Family
ID=50727675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012256855A Pending JP2014106570A (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 情報処理装置、ジョブ処理制御方法、及びジョブ処理制御プログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9733877B2 (ja) |
JP (1) | JP2014106570A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000242597A (ja) * | 1999-02-18 | 2000-09-08 | Canon Inc | デバイス装置に対する出力設定を行う情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを格納した記憶媒体 |
JP2009163574A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Canon Inc | 情報処理装置、印刷設定制御方法、及びコンピュータプログラム |
Family Cites Families (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6327051B1 (en) * | 1995-12-22 | 2001-12-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing control apparatus and method |
US7206087B2 (en) * | 2000-05-16 | 2007-04-17 | Xerox Corporation | Finishing module coordinator apparatus and method for assembler/finisher systems |
US7864346B2 (en) * | 2000-05-16 | 2011-01-04 | Xerox Corporation | Apparatus and method for describing, planning and automatically programming complex finishing tasks |
EP1211594A3 (en) * | 2000-11-30 | 2006-05-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for controlling user interface |
US7218976B2 (en) * | 2001-04-27 | 2007-05-15 | Canon Kabushiki Kaisha | User interface control apparatus and method |
US7894083B2 (en) * | 2001-09-14 | 2011-02-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Print control with interfaces provided in correspondence with printing methods |
JP3634783B2 (ja) * | 2001-09-14 | 2005-03-30 | キヤノン株式会社 | 印刷システム及び印刷データ処理方法 |
JP3962679B2 (ja) * | 2002-12-05 | 2007-08-22 | キヤノン株式会社 | 印刷制御方法及び装置 |
JP2004213111A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-29 | Canon Inc | コンピュータプログラム |
JP4350565B2 (ja) * | 2003-03-27 | 2009-10-21 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置および方法 |
JP2005010919A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Canon Inc | 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム並びに記憶媒体 |
JP4393208B2 (ja) * | 2004-01-19 | 2010-01-06 | キヤノン株式会社 | 印刷制御装置、制御方法、及びプログラム |
JP4250569B2 (ja) * | 2004-06-25 | 2009-04-08 | キヤノン株式会社 | 印刷制御装置及び印刷制御方法 |
JP2006110861A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成方法及びそのプログラム |
JP2006164240A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-22 | Canon Inc | データ処理装置および印刷設定処理方法およびコンピュータが読み取り可能な制御プログラムを格納した記憶媒体および制御プログラム |
JP4438064B2 (ja) * | 2004-11-15 | 2010-03-24 | キヤノン株式会社 | データ処理装置および印刷設定処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム |
JP4546298B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2010-09-15 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及びそのジョブ結合方法、プログラム、並びに記憶媒体 |
JP5031346B2 (ja) * | 2006-01-20 | 2012-09-19 | キヤノン株式会社 | 印刷システム、ジョブ処理方法、コンピュータプログラム |
JP5105855B2 (ja) * | 2006-12-19 | 2012-12-26 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム |
JP4850739B2 (ja) * | 2007-02-05 | 2012-01-11 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、画像形成システム |
JP4956259B2 (ja) * | 2007-04-04 | 2012-06-20 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及びその制御方法、コンピュータプログラム |
JP4926807B2 (ja) * | 2007-04-24 | 2012-05-09 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
JP5543060B2 (ja) * | 2007-10-23 | 2014-07-09 | キヤノン株式会社 | ジョブ処理システム及びジョブ処理方法、記憶媒体及びプログラム |
JP4974909B2 (ja) * | 2008-01-10 | 2012-07-11 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、印刷設定方法、記憶媒体、プログラム |
JP5094627B2 (ja) * | 2008-08-08 | 2012-12-12 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、方法、制御プログラム |
US8314950B2 (en) * | 2009-01-26 | 2012-11-20 | Ricoh Company, Ltd. | Approach for using settings mismatch tolerance levels to handle mismatches between print job settings and printing device settings |
JP2011034553A (ja) | 2009-07-06 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | 印刷制御装置、印刷制御システム及び印刷制御方法 |
JP5413132B2 (ja) * | 2009-11-04 | 2014-02-12 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理システム |
JP5011367B2 (ja) | 2009-11-30 | 2012-08-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | ジョブ管理システム、ジョブ管理プログラム、及びコンピュータ |
JP5582928B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2014-09-03 | キヤノン株式会社 | 印刷システム、印刷制御装置及びその制御方法 |
JP5680909B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2015-03-04 | キヤノン株式会社 | 印刷制御装置及びその制御方法 |
JP5665429B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2015-02-04 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、エラー表示方法、及びプログラム |
JP5791311B2 (ja) * | 2011-03-02 | 2015-10-07 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、印刷設定方法、及びコンピュータプログラム |
US8922829B2 (en) * | 2011-10-05 | 2014-12-30 | Xerox Corporation | Using a Pareto Frontier to find an optimal color solution for spot calibration |
-
2012
- 2012-11-22 JP JP2012256855A patent/JP2014106570A/ja active Pending
-
2013
- 2013-11-21 US US14/086,311 patent/US9733877B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000242597A (ja) * | 1999-02-18 | 2000-09-08 | Canon Inc | デバイス装置に対する出力設定を行う情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを格納した記憶媒体 |
JP2009163574A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Canon Inc | 情報処理装置、印刷設定制御方法、及びコンピュータプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9733877B2 (en) | 2017-08-15 |
US20140139880A1 (en) | 2014-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5326918B2 (ja) | 電子機器,ソフトウェア更新方法,プログラム,および記録媒体 | |
JP2014142826A (ja) | 情報処理システム、情報処理端末、プログラムおよび情報機器操作方法 | |
JP5609136B2 (ja) | 文書管理装置及び文書管理プログラム | |
JP2015219587A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム。 | |
US8839250B2 (en) | Image forming apparatus, storage medium, and program system determination | |
JP2014127126A (ja) | プログラム及び出力システム | |
JP5696470B2 (ja) | 機器管理装置、機器管理方法、機器管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2010140111A (ja) | 機器管理装置、機器管理システム、ログ管理方法、ログ管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2011170412A (ja) | ネットワークプリントシステム、出力管理装置、出力管理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
US20140189170A1 (en) | Information processing apparatus, setting information management method and recording medium | |
US9575695B2 (en) | Image recording apparatus having an improve usability of the apparatus in the event of an occurrence of an error | |
JP5870642B2 (ja) | 情報処理装置、管理方法、及び管理プログラム | |
JP6225590B2 (ja) | プログラム、情報処理装置及び情報処理システム | |
JP5838872B2 (ja) | 画像形成装置、省エネ制御方法およびプログラム | |
JP6256417B2 (ja) | 印刷制御装置、プログラムおよび印刷システム | |
JP5293462B2 (ja) | 電子機器、情報処理方法、及び情報処理プログラム | |
JP5691329B2 (ja) | ジョブ管理装置、画像処理装置、印刷システム、及びジョブ管理プログラム | |
JP2017117235A (ja) | 管理プログラム、管理システム、情報処理装置 | |
JP2011066551A (ja) | 機器管理装置、機器管理システム、改善提案方法、改善提案プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 | |
JP5793872B2 (ja) | 画像形成装置、プログラム管理方法、プログラム管理プログラム、及び記録媒体 | |
JP6623864B2 (ja) | 情報処理装置、プログラム、出力システム及び出力方法 | |
JP2014106570A (ja) | 情報処理装置、ジョブ処理制御方法、及びジョブ処理制御プログラム | |
JP2014107629A (ja) | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム | |
JP2012181690A (ja) | 画像形成装置、更新方法、更新プログラム、及び記録媒体 | |
JP2007158850A (ja) | 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160802 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160921 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170110 |