JP2014105005A - 紙袋 - Google Patents
紙袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014105005A JP2014105005A JP2012259892A JP2012259892A JP2014105005A JP 2014105005 A JP2014105005 A JP 2014105005A JP 2012259892 A JP2012259892 A JP 2012259892A JP 2012259892 A JP2012259892 A JP 2012259892A JP 2014105005 A JP2014105005 A JP 2014105005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- bag
- opening
- paper bag
- inner bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims abstract description 78
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 20
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Abstract
【解決手段】内容物を収納する内袋2と外袋4とを具え、外袋は紙の筒体一方の開口に5a臨む端部7に平面六角形状の封緘部15が形成されて該一方の開口が封緘され、封緘部は、一方の開口が矩形状開口にされその両側に展開面8を有する展開部11を具え、展開部の第一折筋に対し一側と他側の台形部10a、10bがその順で各第二折筋X2に沿って夫々折られ対向する部材に接着される紙袋は、各展開面8に接着される紙片21の一側に設けられ手が挿入されるポケット部Pを具え、内袋2は、一方の台形部10aとともに第二折筋に沿って折られる領域Sを有し、該領域は対向する紙片21又は対向する外袋4に接着されない。
【選択図】図1
Description
この封緘部15を形成するには、まず、図12(b)で示すように紙の筒体5が平坦状に折られ、これにより紙袋151の正面7cと背面7dが形成される。
次に、図12(c)で示すように、端部7が第一折筋X1に沿って折られるとともに端部7が正面7c側で展開される。すると、一方の開口5aが矩形状開口9にされるとともに矩形状開口9の両側に三角形状の展開面8を有する展開部11が形成される。ここで、折りの基準となっている第一折筋X1は、端部7の縁に平行である。
次に、第一折筋X1に対し一側に配置された台形部(一側の台形部)10aと他側に配置された台形部(他側の台形部)10bが、その順で一対の第二折筋X2に沿ってそれぞれ折られ、各台形部10a、10bの折られた部分は、それぞれが対向する部材に第一の糊Nによってそれぞれ接着される。すると、平面六角形状の封緘部15が形成される。ここで、折りの基準となっている一対の第二折筋X2は、端部7の縁に平行である。
なお、第一の糊Nは、一側の台形部10aの外縁(そのうち第一折筋X1に沿った外縁および各展開面8に沿った外縁の、第二折筋X2に対し第一折筋X1側の部分を除く)および他側の台形部10bの外縁(そのうち第一折筋X1に沿った外縁および各展開面8に沿った外縁の、第二折筋X2に対し第一折筋X1側の部分を除く)に設けられる。
上記した図12(a)は従来の紙袋の封緘部を示す要部概念平面図である。図12(b)および図12(c)はこの紙袋の封緘部を作成する手順を示す概念図である。
また、内袋は、合成樹脂のフィルムによって形成された両端開口の筒体(内筒体)を具えて構成される。内筒体の一方の開口に臨む端部がヒートシールによって封緘されると、内袋の底部が形成される。また、内袋に内容物が収納された後、内袋の他方の開口に臨む端部がヒートシールされると、内袋の口部が封緘される。
内袋の口部が封緘された後、外袋の口部が封緘される。
外袋の口部の封緘は、他方の開口に臨む端部が一側に折られ、折られた端部の縁が封緘紙(図示しない)によって覆われ、この封緘紙が外袋の表面に接着されることによって行われる。
この紙袋では、外袋の口部である他方の開口(以下、「外袋の他方の開口」という。)が開封されて、一方の開口と他方の開口の各位置が逆さにされるとともに外袋が持ち上げられると、内容物を収納した内袋と外袋とが分離され、これにより内容物を収納した内袋が、外袋から取り出される。
このように外袋の他方の開口が開封されて一方の開口と他方の開口の各位置が逆さにされるとともに外袋が持ち上げられるとき、外袋の胴部の両側方部が掴まれる。なお、側方部とは、外袋の胴部のうち正面と背面の境界近傍である。
また、この内袋の取り出しで、内袋も外袋とともに掴まれると、内袋に負荷がかかって内袋が破れ、これにより内容物が漏れることがある、という問題があった。
本願の請求項2の発明は、請求項1の発明の紙袋において、前記紙片は間隔を隔てて一対設けられ、該一対の紙片は前記矩形状開口の縁より内側の領域を覆わないことを特徴とする。
本願の請求項3の発明は、請求項1の発明の紙袋において、前記紙片は筒状にされ、筒状にされた紙片の両端開口に臨む開口端部が、前記矩形状開口の縁の外側の展開面に接着されていることを特徴とする。
本願の請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の発明の各紙袋において、前記封緘部の4つの角を覆う補強紙を有し、補強紙が封緘部に接着されていることを特徴とする。
紙袋1の外袋4は、紙の筒体5の一方の開口5aに臨む端部7に平面六角形状の封緘部15が形成され、これにより該一方の開口5aが封緘されている。
なお、図1は、本願発明の第一実施例の紙袋の封緘部を示す紙袋の要部概念平面図である。図1乃至後述する図11では図12と同一部分を同一符号で示している。
一方、外袋4は、両端開口の紙の筒体5を具え、紙の筒体5の胴部は、内袋2の筒体の胴部を囲繞する。
次に内袋2の筒体の一方の開口に臨む端部(符号なし)がヒートシールによって封緘され、このヒートシール部H(図4)が内袋2の底部となる。ヒートシールは紙の筒体5を介して行われる。
なお、図3では矩形状開口9を発明の内容理解のため太線で図示している。また、この端部7の展開によって、展開部11は第一折筋X1に対して一側に配置された台形部(一側の台形部)10aと、第一折筋X1に対して他側に配置された台形部(他側の台形部)10bを有することとなる。
なお、内袋2と端部7の背面7dは、いずれも第一折筋X1に沿った谷折りはなされない。
第一の糊Nが設けられる領域は、より具体的には、図3で示すように、展開面8の矩形状開口9に臨む縁の外側部分と、両隅の展開面8の間に位置する他側の台形部10bの縁の内側内面の部分である。
このうち展開面8の矩形状開口9に臨む縁の外側部分に設けられる第一の糊Nは、第一折筋X1および一対の第二折筋X2を横切って設けられており、この第一の糊Nは、紙片21を展開面8に接着させる糊、一側の台形部10aの、第二折筋X2に沿って折られた部分を、それが対向する部材に接着させる糊、および他側の台形部10bの、第二折筋X2に沿って折られた部分を、それが対向する部材に接着させる糊を連続配置したものである。
また、両隅の展開面8の間に位置する他側の台形部10bの縁の内側内面の部分に設けられる第一の糊Nは、他側の台形部10bの、第二折筋X2に沿って折られた部分をそれが対向する部材に接着させる糊である。
上記した図2(後述)および図3は、図1の紙袋の封緘部を作成する手順を示す概念図である。また、図4は図3の紙袋の内袋の様子を示す図である。
次に図1で示すように、一側の台形部10aと他側の台形部10b(図2)がその順で各第二折筋X2に沿ってそれぞれ折られ、折られた部分は各対向する部材にそれぞれ第一の糊Nで接着される。ここで、折りの基準となっている一対の第二折筋X2は、上記一方の開口5aに臨む端部7の縁に平行である。
また、第一の糊Nによって、一側の台形部10aの折られた部分はそれが対向する部材である紙片21に接着され、他側の台形部10bの折られた部分はそれが対向する部材である、紙片21および一方の台形部10の背面7dの外面に接着される。
また、第一実施例の紙袋1の紙片21のように、紙片の幅Waが一対の第二折筋X2間の幅Wbより広い紙片の場合には、一側の台形部10aが第二折筋X2に沿って折られるとき、その折りと同時に、紙片も第二折筋X2に沿って折られる。また他側の台形部10aが第二折筋X2に沿って折られるとき、その折りと同時に、該紙片も第二折筋X2に沿って折られる。そのため、この紙片が各第二折筋X2に沿って折られると、互いに対向する紙片21同士が、第二の糊Mによって接着される。
すると、図1で示すように平面が六角形状の封緘部15が形成される。このように封緘部15が形成されると、その封緘部15によって外袋4の底部が形成される。
また、内袋2は、一方の台形部10aとともに第二折筋X2に沿って折られる領域S(図2参照)を有する。なお、内袋2とともに第二折筋X2に沿って折られるのは、より具体的には一方の台形部10aを構成している端部7の背面7dである。
この領域Sは、対向する紙片21(第一、第三、第四実施例の紙片)または対向する外袋2(第二実施例の外袋)に接着されない。
なお、この領域Sには、矩形状開口9から露出する内袋の露出領域も含まれる(図2、図7、図9参照)。
また、この紙袋1では、内袋2の、開放されている内袋2の口部が封緘される。この封緘は、内袋2の筒体の他方の開口に臨む端部(符号なし)がヒートシールされることにより行われる(図6(a)のヒートシール部Hを参照)。なお、ヒートシールは従前の内袋2の封緘方法であり、また外袋4を介して行われる。
この外袋4の口部の封緘は、外袋4の他方の開口5bに臨む端部が該端部の縁に平行な折筋(図示しない)に沿って一側に折られ、折られた端部7の縁が封緘紙(図示しない)によって覆われ、この封緘紙が外袋4の表面に接着されることによって行われる。なお、この封緘紙による封緘は従前の封緘方法である。
また、紙袋1の外袋4の口部は、図6(a)で示すように鋏その他の従前の開封手段によって開封される。なお、図6(a)では、口部を封緘していた封緘紙の図示を省略している。
また、紙片21は、ポケット部Pに挿入された手によって掴まれる。そのため、この紙片21によっても外袋4の持ち上げが容易となり、さらに他方の開口5bが開封された際に一方の開口5aと他方の開口5bの各位置が逆さにすることが容易となる。
なお、図5(a)は、第一実施例の紙袋の外袋を持ち上げる様子を示している概念斜視図である。
さらに、この紙袋1では、ポケット部Pの紙片21がポケット部Pに挿入された手によって掴まれるから、他方の開口5bが開封された際に一方の開口5aと他方の開口5bの各位置が逆さにすることが容易となり、そのためこの紙袋1は、ポケット部Pの紙片21が設けられない従来の紙袋に比べて、内容物Cを収納した内袋2を外袋4から取り出す作業が一層容易となる。
なお、図6(a)は第一実施例の紙袋の外袋の他方の開口を開封した様子を示す概念斜視図であり、図6(b)は図6(a)の紙袋を、その一方の開口と他方の開口の各位置が逆さにされるとともに外袋が持ち上げられた様子を示す概念斜視図である。
このような紙袋1では、各ポケット部Pの窪みに手が挿入されて、外袋4の他方の開口5bが開封された際に一方の開口5aと他方の開口5bの各位置が逆さにされるとともに外袋4が持ち上げられると、内容物Cを収納した内袋2が外袋4から取り出される。
この発明の実施例の紙袋1では、内容物Cを収納した内袋2の上記取り出しでは、従来の紙袋のように外袋4の胴部の両側方部が掴まれることはないから、内容物Cを収納した内袋2を取り出す作業が難しいという従来の問題は生じず、他方の開口5bを介し内容物Cを収納した内袋2を外袋4から取り出す作業が、従来の紙袋に比べて容易となる。
また、この紙袋1は、内容物Cを収納した内袋2の上記取り出しでは、外袋4の胴部の両側方部が掴まれることはないから、内袋2が外袋4とともに掴まれ、内袋2に負荷がかかって内袋2が破れ、内容物Cが漏れることがある、という従来の問題も生じず、この紙袋1では、内袋2が破れて内容物Cが漏れる虞が可及的に防止される。
また、第一実施例の紙袋1では、内袋2は、一方の台形部10aとともに第二折筋X2に沿って折られる領域Sを有し、該領域Sは、対向する紙片21(第一、第三、第四実施例の紙片)または対向する外袋2(第二実施例の外袋)に接着されない。したがって他方の開口5bが開封された際にポケット部Pに手が挿入されて一方の開口5aと他方の開口5bの各位置が逆さにするとともに外袋4が持ち上げられたときに、内容物Cを収納した内袋2は、該内袋2に負荷がかかることなく、外袋4から円滑に取り出される。
また、紙袋1の持ち運びが容易であると、パレット上で紙袋1を引き寄せることその他の紙袋1の荷扱いが容易となる。
これに対し、第一実施例の紙袋1では、図5(a)で示すように、荷扱いの際、ポケット部Pに手が挿入され紙袋1を持ち上げるから中折れが乗じる虞はなく、荷扱いが容易である。また、多少乱雑に袋を扱ってもポケット部Pには破れが見られない。
なお、図5(b)は従来のオープン袋が持ち上げられ中折れが発生した様子を示す概念斜視図であって図5(a)との比較のために設けた参考図である。
なお、この実施例の紙袋1は、粉体等の内容物Cと繋がるバルブが設けられる紙袋1ではないから、バルブが設けられた紙袋1のように、バルブ口やその近辺が破れて粉体等の内容物Cがこぼれることは生じないし、またバルブ口だけを掴んで運ぶときに生じていた紙袋1の重量が重いと運ぶことが困難であるという問題も生じない。
この一対の紙片31の幅Waは、上記紙片21と同様に、少なくとも一対の第二折筋X2間の幅Wbより広い。また、一対の紙片31は、展開面8に接着される。
この一対の紙片31は矩形状開口9の縁より内側の領域(符号Rで示す枠の内側領域)を覆わない。
また、内袋2は、一方の台形部10とともに第二折筋X2に沿って折られる領域S(図2参照)を有し、該領域Sは、対向する外袋4の正面4cに接着されない。なお、内袋2とともに第二折筋X2に沿って折られるのは、より具体的には一方の台形部10aを構成している端部7の背面7dである。
このような第二の実施例の紙袋101は、ポケット部Pの紙片31が間隔を隔てて一対設けられ、該一対の紙片31は、矩形状開口9の縁より内側の領域を覆わないこととしたから、第一実施例の紙袋1に比べ、紙片31の面積が削減でき、そのため紙袋の製造コストを削減できる。
なお、第二実施例の紙袋101では、第一の糊Nおよび第二の糊Mは、第一実施例の紙袋1で説明した領域と同じ領域にそれぞれ設けられる。
上記した図7は本願発明の第二実施例の紙袋の封緘部の構造を示す紙袋の要部概念平面図である。図8は図7の紙袋の封緘部を示す紙袋の要部概念平面図である。
このポケット部Pの紙片41は、平面状の紙片の一端部分41aと他端部分41bとを接着して筒状の紙片にされる。筒状にされた紙片41は、一対の第二折筋X2間の幅Wbと同一幅を有している。
この筒状にされた紙片41の両端開口に臨む開口端部41cが、矩形状開口9の縁の外側の展開面8に第一の糊Nによって接着されている。
なお、第三実施例の紙袋111では第二の糊Mを設ける必要はない。また、第三実施例の紙袋111では、第一の糊Nが、第一実施例の紙袋1で説明した領域と同じ領域(図3)に設けられる。
この第三実施例の紙袋111では、ポケット部Pの窪みは筒状にされた紙片41の一側に設けられ、より具体的には筒状の紙片41の内周面と、それに対向する内周面との間に形成される。
このように第三実施例111の紙袋では、ポケット部Pの紙片が筒状にされ、筒状にされた紙片41の両端開口に臨む端部分41cが、矩形状開口9の縁の外側の展開面8に接着されるので、紙袋111のポケット部Pは、外袋4を持ち上げる一方の手が挿入されるポケット部(第一実施例の紙袋のポケット部Pを参照)と他方の手が挿入されるポケット部(第一実施例の紙袋のポケット部Pを参照)とが一体にされたものとなる。そのため、この紙袋111では、この2つのポケット部の窪みの深さを合計した深さ(紙片41の筒の長手方向の長さ)を、一方の手の挿入および他方の手の挿入に用いることができ、一方の手および他方の手を、ポケット部Pの窪み深く挿入できる。そのため、外袋2の持ち上げおよび他方の開口5bを介し内容物Cを収納した内袋2を外袋4から取り出す作業が、第一および第二実施例の紙袋に比べ一層容易である。
なお、従来の紙袋(特許文献1)では、外袋4を持ち上げるための紙片とバルブは独立して設けられているから、袋を持ち上げる場合に紙片およびバルブの持ち上げの掴みが浅く、そのため紙袋の持ち上げが難しかった。これに対し、第三実施例の紙袋111では、上述のように2つのポケット部が一体に形成されるため、外袋の持ち上げが従来に比べて容易である。
なお、図9は本願発明の第三実施例の紙袋の封緘部の構造を示す紙袋の要部概念平面図である。図10は図9の紙袋の封緘部を示す紙袋の要部概念平面図である。
第四実施例の紙袋121は、図11で示すように、第一実施例の紙袋1の封緘部15の4つの角Kを覆う補強紙71を有し、補強紙71が封緘部15に接着されている。この4つの角Kとは第二折筋X2に沿った折りにより形成された4つの角Kである。
この第四実施例の紙袋121は、封緘部の4つの角Kを覆う補強紙71を有し、該補強紙71が封緘部15に接着されているから、封緘部15から内容物が漏れること(ただしこの漏れは内袋2から内容物Cが漏れた場合である)は可及的に防止される。
第四実施例の紙袋121では、内容物Cを収容した内袋2を、他方の開口5を介し外袋4から取り出すには、他方の開口5bが開封された後、一方の開口5aと他方の開口5bの各位置が逆さにされるとともに、補強紙71を剥がして封緘部15のポケット部Pに手が挿入され外袋4が持ち上げられればよい。
なお、第四実施例の紙袋121は、上述したように第一実施例の紙袋1の封緘部15の4つの角Kを覆う補強紙71が設けられ、補強紙71が封緘部15に接着されているものとして説明したが、この発明の紙袋はこれに限定されず、紙袋は、第二実施例の紙袋101の封緘部15の4つの角Kと、その4つの角Kを覆う補強紙71を有し、補強紙71が封緘部15に接着されている紙袋であってもよい。なお、その4つの角Kは第二折筋X2に沿った折りにより形成された4つの角Kである。
なお、上記した図11は、本願願発明の第四実施例の紙袋の封緘部を示す紙袋の要部概念平面図であり、この紙袋の代表例として第一実施例の紙袋の封緘部の4つの角を覆う補強紙が設けられ、この補強紙が封緘部に接着された紙袋を示した図である。
第二乃至第四実施例の各紙袋1、101、111、121では、第一の実施例の紙袋で奏する基本的作用効果、たとえば、外袋2の持ち上げが容易となる、他方の開口5bを介し内容物Cを収納した内袋2を外袋4から取り出す作業が容易となる、内袋2の取り出しにおいて外袋4が持ち上げられるときに内袋2が破れて内容物Cが漏れる虞が可及的に防止される、内容物Cを収納した内袋2は外袋4から円滑に取り出される、紙袋1の持ち運びや荷扱いが容易となる、多少乱雑に袋を扱っても、ポケット部Pには破れが見られない等の作用効果を奏することは、もちろんである。
2…内袋
4…外袋
5…紙の筒体
5a…一方の開口
5b…他方の開口
7…一方の開口に臨む端部
7c…端部の正面
7d…端部の背面
8…展開部
9…矩形状開口
10a…一側に配置された台形部
10b…他側に配置された台形部
15…封緘部
21、31、41…紙片
21…一対の紙片
41…筒状にされた紙片
41c…筒状にされた紙片の両端開口に臨む開口端部
71…補強紙
C…内容物
P…ポケット部
R…矩形状開口の縁より内側の領域
S…内袋の、一方の台形部とともに前記第二折筋に沿って折られる領域
X1…第一折筋
X2…一対の第二折筋
Claims (4)
- 内容物を収納する内袋と、内袋を覆う外袋とを具え、外袋は、紙の筒体の一方の開口に臨む端部に平面六角形状の封緘部が形成されることにより該一方の開口が封緘され、
前記封緘部は、前記一方の開口に臨む端部が第一折筋に沿って折られるとともに前記端部が正面側で展開された場合に形成され、前記一方の開口が矩形状開口にされるとともに矩形状開口の両側に展開面を有する展開部を具え、該展開部は第一折筋に対して一側の台形部と他側の台形部を有し、一側の台形部と他側の台形部がその順で各第二折筋に沿ってそれぞれ折られ、折られた部分は各対向する部材にそれぞれ接着されている紙袋であって、
各展開面に接着される紙片の一側に設けられ手が挿入されるポケット部を具え、
内袋は、一側の台形部とともに第二折筋に沿って折られる領域を有し、該領域は対向する紙片又は対向する外袋に接着されないことを特徴とする紙袋。 - 前記紙片は間隔を隔てて一対設けられ、該一対の紙片は前記矩形状開口の縁より内側の領域を覆わないことを特徴とする請求項(1)記載の紙袋。
- 前記紙片は筒状にされ、筒状にされた紙片の両端開口に臨む開口端部が、前記矩形状開口の縁の外側の展開面に接着されていることを特徴とする請求項(1)記載の紙袋。
- 封緘部の4つの角を覆う補強紙を有し、補強紙が封緘部に接着されていることを特徴とする請求項(1)又は請求項(2)に記載の紙袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259892A JP6117530B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 紙袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259892A JP6117530B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 紙袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014105005A true JP2014105005A (ja) | 2014-06-09 |
JP6117530B2 JP6117530B2 (ja) | 2017-04-19 |
Family
ID=51026824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012259892A Active JP6117530B2 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 紙袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6117530B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018188188A (ja) * | 2017-05-01 | 2018-11-29 | 日本製袋株式会社 | 多層袋 |
CN112320049A (zh) * | 2020-01-11 | 2021-02-05 | 广州市千彩纸品印刷有限公司 | 一种菱形底手袋及其成型方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4422782Y1 (ja) * | 1966-05-17 | 1969-09-25 | ||
JPS4820742B1 (ja) * | 1968-03-15 | 1973-06-23 | ||
JPS4886010U (ja) * | 1972-01-18 | 1973-10-18 | ||
US3945562A (en) * | 1972-10-10 | 1976-03-23 | Windmoller & Holscher | Cross-bottom bag and method of making same |
US5553943A (en) * | 1994-12-23 | 1996-09-10 | Bemis Company, Inc. | Multiple ply plastic lined bag with satchel bottom |
JPH1129152A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-02-02 | Shikoo Kk | 粉体包装用の紙袋 |
JPH11301697A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-11-02 | Shikoo Kk | 包装用の紙袋 |
-
2012
- 2012-11-28 JP JP2012259892A patent/JP6117530B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4422782Y1 (ja) * | 1966-05-17 | 1969-09-25 | ||
JPS4820742B1 (ja) * | 1968-03-15 | 1973-06-23 | ||
JPS4886010U (ja) * | 1972-01-18 | 1973-10-18 | ||
US3945562A (en) * | 1972-10-10 | 1976-03-23 | Windmoller & Holscher | Cross-bottom bag and method of making same |
US5553943A (en) * | 1994-12-23 | 1996-09-10 | Bemis Company, Inc. | Multiple ply plastic lined bag with satchel bottom |
JPH1129152A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-02-02 | Shikoo Kk | 粉体包装用の紙袋 |
JPH11301697A (ja) * | 1998-04-14 | 1999-11-02 | Shikoo Kk | 包装用の紙袋 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018188188A (ja) * | 2017-05-01 | 2018-11-29 | 日本製袋株式会社 | 多層袋 |
CN112320049A (zh) * | 2020-01-11 | 2021-02-05 | 广州市千彩纸品印刷有限公司 | 一种菱形底手袋及其成型方法 |
CN112320049B (zh) * | 2020-01-11 | 2022-09-13 | 广州市千彩纸品印刷有限公司 | 一种六边形底手袋及其成型方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6117530B2 (ja) | 2017-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI245009B (en) | Cushioning packaging bag | |
JP4828413B2 (ja) | パウチ及びスパウト付きパウチ容器 | |
IE47399B1 (en) | Improvements in or relating to a package | |
JPS5951052A (ja) | 再使用可能なル−プ状把手付プラスチツク袋 | |
US20130089280A1 (en) | Sealable Bag | |
JP2018520062A5 (ja) | ||
JP6117530B2 (ja) | 紙袋 | |
JPH03148479A (ja) | 平坦状物品用のソフトパッケージ | |
JP5878287B2 (ja) | 包装袋 | |
JP2015051785A (ja) | 包装箱及びそれを形成するためのブランク板 | |
JP6808309B2 (ja) | 包装袋 | |
KR101231908B1 (ko) | 파우치 | |
JP6651740B2 (ja) | 手掛け付きガゼット袋 | |
KR102583033B1 (ko) | 분할형 날개를 갖는 포장박스 | |
JP2007062827A (ja) | 開口端の閉鎖構造及びこれを用いたシート状体からなる容器 | |
JP6170353B2 (ja) | ラップフィルム包装箱 | |
JP2012046222A (ja) | 食品収容部材と食品包装用容器および食品包装体 | |
WO2016135912A1 (ja) | パッケージ及びパッケージの製造方法 | |
JP7422385B2 (ja) | 合掌貼り包装袋 | |
JP2012035889A (ja) | 再封可能包装体及びウェットシート包装製品 | |
JP2022168389A (ja) | フェイスマスク包装体及びフェイスマスク包装体の製造方法 | |
JP3048317U (ja) | 粉体類包装用紙袋 | |
JP3161914U (ja) | 横開封カートン | |
JP2023117815A (ja) | 包装袋 | |
JP2020200059A (ja) | パウチ中間体およびパウチ充填方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160816 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170323 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6117530 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |