JP2014102314A - 入力端子カバー、およびプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】プロジェクター本体部を大きくすることなく、ユーザーの用途に合わせた拡張機能を搭載できるプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター本体部1の画像入力端子6を覆うように装着され、拡張ユニット収納部45にプロジェクター100の機能を拡張する1つ以上の拡張ユニット46を搭載し、拡張制御手段41はプロジェクター本体部の制御手段20の指示に基づき、拡張ユニット46の動作を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、プロジェクター本体部に装着される入力端子カバー、および入力端子カバーを備えたプロジェクターに関する。
画像を投写するプロジェクターを天吊り設置状態で使用する場合、プロジェクターの状態を表示するLED(Light Emitting Diode)などのインジケーターが小さくて見にくく、ユーザーのリモコン操作に応答したのかわかりにくいことがあった。また、プロジェクターを天吊り設置して使用する場合、プロジェクターが照明の陰になり、プロジェクターの下にいるユーザーの周辺が暗くなってしまうという問題があった。この問題を解決するために特許文献1のように、照明装置吊下用の天井ローゼットに取り付けられるプロジェクターが開示されている。
特開2004−184768号公報
インジケーターが見にくいという問題に対して、インジケーターを大きく、明るくすると、天吊り設置状態では見やすくなるが、プロジェクター本体が大きくなる上、机上設置した場合にはインジケーターが眩しすぎてしまう。また、プロジェクターの下が暗くなるという問題に対して、特許文献1のプロジェクターではプロジェクターの下は明るくなるものの、照明装置用のローゼットを備えることで設置場所が限られる上、プロジェクター本体が大きくなってしまう。つまり、これら大型インジケーターや照明装置などの拡張機能をプロジェクター本体に備えた場合、その機能を使用しない使用者にとっては不要な機能でありながらプロジェクターが大きくなり、コストアップになってしまうという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る入力端子カバーは、画像信号が入力される画像入力端子と、前記画像入力端子より入力される画像投写手段と、これらを収容する筐体を有するプロジェクター本体部の、前記画像入力端子を覆うように前記プロジェクター本体部に装着される入力端子カバーであって、前記プロジェクター本体部と通信を行う通信手段と、前記プロジェクターの機能を拡張する1つ以上の拡張ユニットを収納するための拡張ユニット収納部と、前記拡張ユニット収納部に収納されている前記拡張ユニットを検出する拡張検出手段と、前記拡張検出手段の検出結果に基づき、いずれの拡張ユニットが搭載されているかを前記プロジェクター本体部に通知し、前記プロジェクター本体部からの指示に基づき、前記拡張ユニットの動作を制御する、拡張制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、画像入力端子を覆うように装着される入力端子カバーに、プロジェクターの機能を拡張する拡張ユニットを備え、プロジェクター本体部からの指示に基づき、拡張ユニットの動作が制御されるので、プロジェクター本体部を大きくすることなく、プロジェクターの機能が拡張され、天吊設置時に画像入力端子周辺に埃が堆積するのを防止することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載の入力端子カバーにおいて、前記拡張ユニット収納部は、1つ以上の前記拡張ユニットを選択的に収納可能であり、前記拡張ユニットを動作させるための動作情報を記憶する拡張記憶手段をさらに備え、前記拡張制御手段は、前記拡張記憶手段に記憶された前記動作情報に従って、前記拡張ユニットを動作させる、ことを特徴とする。
本適用例によれば、入力端子カバーは、入力端子カバー内の拡張ユニット収納部に拡張ユニットを選択的に収納し、収納した拡張ユニットを動作させる動作情報を備える。これにより、プロジェクター本体部に機能を追加することなく、ユーザーの用途に合わせた拡張機能に対応した拡張ユニットが入力端子カバーに収納され、プロジェクター本体部からの指示により当該拡張機能を動作させることが可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載の入力端子カバーにおいて、前記拡張ユニットは、前記プロジェクターの状態を報知する報知手段であることを特徴とする。
本適用例によれば、入力端子カバーに拡張ユニットとして搭載された報知手段により、プロジェクターの状態をより詳細にユーザーに報知することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に記載の入力端子カバーにおいて、前記拡張ユニットは、前記プロジェクターの近傍を照らす照明手段であることを特徴とする。
本適用例によれば、入力端子カバーに拡張ユニットとして搭載された照明手段により、プロジェクターの近傍を照らすので、プロジェクターを天吊設置したときに、プロジェクターの下で影になってしまうユーザー周辺を照らすことが可能となる。
[適用例5]上記適用例に記載の入力端子カバーにおいて、前記拡張ユニットは、前記プロジェクターの予備光源であることを特徴とする。
本適用例によれば、入力端子カバーに拡張ユニットとしてプロジェクターの予備光源を備えることにより、プロジェクターの光源が寿命時間に到達した場合に予備光源にすぐに交換することが可能となる。
[適用例6]本適用例に係るプロジェクターは、画像を投写するプロジェクターであって、画像信号が入力される画像入力端子と、前記画像入力端子より入力された前記画像信号を画像として投写する画像投写手段と、入力操作を受け付ける入力操作手段と、前記入力操作手段が受け付けた前記入力操作に基づき動作する制御手段と、これらを収容する筐体と、を有するプロジェクター本体部と、上記適用例に記載の入力端子カバーと、を備え、前記制御手段は前記入力操作手段が受け付けた前記入力操作に基づき、前記入力端子カバーの前記拡張制御手段に前記拡張ユニットの動作を指示することを特徴とする。
本適用例によれば、画像入力端子を覆うように装着される入力端子カバーに、プロジェクターの機能を拡張する拡張ユニットを備え、プロジェクター本体部の指示に基づき、拡張ユニットの動作を制御するので、プロジェクター本体部を大きくすることなく、プロジェクターの機能を拡張し、天吊設置時に画像入力端子周辺に埃が堆積するのを防止することが可能となる。
プロジェクターを天吊り状態で上から見た斜視図。 入力端子カバーをプロジェクター本体部への装着側からみた斜視図。 入力端子カバーを側面から見た図。 プロジェクターを天吊り状態で下から見た図。 プロジェクターの回路構成を示すブロック図。 プロジェクターの動作を示すフローチャート。 入力端子カバーの動作を示すフローチャート。 光源寿命到達時の通知メッセージ。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態である入力端子カバーを備えたプロジェクターについて説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(第1実施形態)
図1は本実施形態のプロジェクター100の斜視図であり、天吊り状態で上から見た様子を示す図である。
図1に示すように、プロジェクター100はプロジェクター本体部1と、プロジェクター本体部1に配置された画像入力端子6を覆うように装着される入力端子カバー40で構成される。プロジェクター100は天吊装置T1により天井に設置され、プロジェクター本体部1と入力端子カバー40は接続ケーブルCA1で電気的に接続される。入力端子カバー40には複数の拡張ユニット46が搭載され、入力端子カバー40の筐体の上面には、画像入力端子6に画像信号を入力するための信号ケーブルCA2(図3参照)を通すため、ケーブルガイド部40Aが形成されている。
図1に示すように、プロジェクター本体部1に入力端子カバー40を装着することにより、プロジェクター本体部1の画像入力端子6の配置された面がカバーされるため、画像入力端子6の周辺に埃が堆積するのを防止することができる。
入力端子カバー40は、図示しない取り付け機構により、プロジェクター本体部1に装着するようになっている。
図2は本実施形態の入力端子カバー40の斜視図であり、プロジェクター本体部1への装着側から見た様子を示す図である。
図2に示すように、入力端子カバー40には拡張ユニット収納部45が備えられ、複数の拡張ユニット46が選択的に収納可能となっている。拡張ユニット46は図2の矢印の方向に脱着できるようになっている。入力端子カバー40の筐体の内部には拡張制御手段41が備えられ、接続ケーブルCA1を介してプロジェクター本体部1と通信を行うように構成されている。
図3は本実施形態の入力端子カバー40の側面図であり、プロジェクター本体部1と接続した様子を示す図である。
図3に示すように、入力端子カバー40のケーブルガイド部40Aを通って信号ケーブルCA2が画像入力端子6に接続される。入力端子カバー40の筐体の内側、拡張ユニット収納部45近傍には拡張ユニット46を検出する拡張検出手段42が備えられ、いずれの拡張ユニット46が装着されているかを検出できるようになっている。入力端子カバー40の筐体の内側には接続ケーブルCA1を介してプロジェクター本体部1と通信する拡張通信手段44が備えられる。
図4はプロジェクター100の斜視図であり、天吊りされている状態を下から見た様子を示す図である。
図4では拡張ユニット46として、拡張報知手段46A、簡易照明手段46B、および予備光源46Cが搭載されている状態を示す。図4に示すように、入力端子カバー40の筐体の下面には、各拡張ユニット46に応じた窓部が形成されており、拡張報知手段46Aの報知LED46pと、簡易照明手段46Bの照明LED46qがそれぞれ露出している。なお、拡張報知手段46A、簡易照明手段46Bがそれぞれ報知手段、照明手段に相当する。
拡張報知手段46Aは、プロジェクター100(具体的にはプロジェクター本体部1)の各種状態を報知するものである。拡張制御手段41は拡張通信手段44を介してプロジェクター100の各状態を受信すると、報知LED46pに、受信したプロジェクター100の各状態に応じた報知を実行させる。報知の種類としてはスタンバイ状態、電源オン状態、各種エラー状態などがあり、報知LED46pの点灯パターンにより報知する。報知LED46pは視認性を高めるために大きなものを搭載してもよく、また拡張報知手段46Aは報知LED46pの他にスピーカー、ブザーなどを備えてもよい。拡張報知手段46Aの報知パターンは、後述する、入力端子カバー40の動作情報431に記憶される。
簡易照明手段46Bはプロジェクター100を天吊り設置したとき、その近傍や下方を照らすものであり、照明LED46qを備えている。拡張制御手段41は、拡張通信手段44を介してプロジェクター本体部1より簡易照明のオン・オフコマンドを受け付けると、照明LED46qの点灯、または消灯を切り替える。
予備光源46Cは、プロジェクター本体部1の光源11(図5参照)の予備用の光源であり、光源11が寿命に到達するか、また故障したときの交換用として使用される。拡張制御手段41は、拡張ユニット収納部45に予備光源46Cが収納されているか否かの情報を取得し、プロジェクター本体部1に通知する。プロジェクター本体部1は光源11が寿命時間に到達した場合、または故障した場合において、入力端子カバー40に予備光源46Cが搭載されているときに、ユーザーに予備光源46Cとの交換を促すことができる。
図5は本実施形態のプロジェクター100の回路構成を示すブロック図である。
図5に示すように、プロジェクター100は、プロジェクター本体部1と入力端子カバー40を含んで構成されている。
プロジェクター本体部1は、画像入力端子6、画像投写手段10、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、通信手段26、電源端子30、電源部31等で構成されており、プロジェクター本体部1の筐体の内部、または外面に収容されている。
入力端子カバー40は、拡張制御手段41、拡張検出手段42、拡張記憶手段43、拡張通信手段44、拡張ユニット収納部45、拡張ユニット46、接続ケーブルCA1等で構成されており、入力端子カバー40の筐体の内部、または外面に収容されている。
画像投写手段10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12(12R,12G,12B)、投写光学系としての投写レンズ13、液晶駆動手段14等を含んでいる。画像投写手段10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調し、投写レンズ13から投写することによって投写面としてのスクリーンSC等に画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R),緑色(G),青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
なお、予備光源46Cも光源11と同等のものである。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能となっている。
液晶駆動手段14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
本実施形態では、光源11として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター100を例示したが、本発明は光源としてLED光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。
なお、本実施形態では、画像投写手段10は、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式の光変調装置を採用しても良い。
画像信号入力手段18は、複数の画像入力端子6より、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置から、図示しないケーブル、又は通信機器などを介して画像情報が入力される。入力された画像情報は、制御手段20の指示に基づき、画像信号処理手段17に出力される。
画像信号処理手段17は、画像信号入力手段18から入力される画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報に変換する。ここで、変換された画像情報は、赤(R),緑(G),青(B)の色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
OSD処理手段16は、制御手段20の指示に基づいて、投写画像上にメニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理手段16は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。
制御手段20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理手段16は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理手段17から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、液晶駆動手段14に出力される。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像情報を、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
液晶駆動手段14は、OSD処理手段16から入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13から投写される。
制御手段20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶手段21に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することによりプロジェクター100の動作を統括制御する。つまり、制御手段20は、記憶手段21とともにコンピューターとして機能する。
記憶手段21は、フラッシュメモリーやFeRAM等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されており、プロジェクター100の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター100の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
光源制御手段22は、制御手段20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯、及び消灯を切り替える。
入力操作手段23は、ユーザーがプロジェクター100に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、複数の画像入力端子6を切り替えるための入力切替キー、設定メニュー等を重畳表示させるためのメニューキー、設定メニュー等で項目の選択に用いられる方向キー(上下左右に対応する4つの操作キー)、選択された項目を確定させる決定キー、動作の取り消し等を行うための取消キー等がある。
ユーザーが入力操作手段23の各種操作キーを操作すると、入力操作手段23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御手段20に出力する。なお、入力操作手段23は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信手段(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。
この場合、リモートコントローラーは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信手段がこれを受信して制御情報として制御手段20に伝達する。
通信手段26は、入力端子カバー40と、拡張通信手段44を介して通信を行い、各拡張ユニット46の動作を指示するための制御コマンド、状態の送受信を行う。具体的には、プロジェクター本体部1の動作状態(スタンバイ中、動作中、エラー発生など)を入力端子カバー40に通知し、拡張報知手段46Aに報知させる。また、簡易照明手段46Bの、照明LED46qを点灯または消灯させるためのコマンドを送信する。また、拡張ユニット46として予備光源46Cが搭載されているかの有無状態を取得する。
電源部31には、AC100V等の電力が電源端子30を介して外部から供給される。電源部31は、例えば、商用電源(交流電源)を所定の電圧の直流電源に変換して、プロジェクター100の各部に電力を供給する。また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
また、電源部31は図示しない電源供給ケーブルを介して入力端子カバー40にも電力の供給を行う。
拡張制御手段41は、CPUや、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM等を備え、拡張記憶手段43に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することにより入力端子カバー40の動作を統括制御する。
拡張記憶手段43は、フラッシュメモリーやFeRAM等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されており、入力端子カバー40の動作を制御するための制御プログラムや、入力端子カバー40の動作条件等を規定する各種設定データ、また本実施形態では拡張ユニット収納部45に収納された拡張ユニット46の動作を制御する動作情報431が記憶されている。
拡張検出手段42は、拡張ユニット収納部45近傍に配置され、いずれの拡張ユニット46が収納されているかを検出し、その検出結果を拡張制御手段41に通知する。
拡張通信手段44は、プロジェクター本体部1と通信手段26を介して通信を行う(通信内容は通信手段26で説明済み)。
拡張ユニット収納部45は、図2で示したように複数の拡張ユニット46を収納可能である。
拡張ユニット46は、図2で示したように拡張ユニット収納部45に装着される。拡張ユニット46の種類としては、図4で示したように、プロジェクター100の状態を報知する拡張報知手段46A、プロジェクター100の近傍を照明する簡易照明手段46Bや、プロジェクター100の予備光源46Cなどがある。
次に、本実施形態のプロジェクターの動作を図6、および図7のフローチャートを用いて説明する。図6は制御手段20がプロジェクター100の状態変化、簡易照明操作、および光源の寿命到達を検出したとき、図7は入力端子カバー40がプロジェクター本体部1よりコマンドを受信したときの動作を示す。
[プロジェクターの状態変化を検出したとき]
図6に示すように、制御手段20がプロジェクター100の状態の変化を検出すると(ステップS101)、制御手段20はプロジェクター100の現在の状態を通知するコマンドを入力端子カバー40に送信する(ステップS102)。次にステップS130に遷移する。
[プロジェクターが簡易照明の操作を検出したとき]
図6に示すように、制御手段20が、ユーザーから入力操作手段23への所定操作などにより、簡易照明のオン・オフ操作を検出すると(ステップS111)、制御手段20は簡易照明のオン・オフコマンドを入力端子カバー40に送信する(ステップS112)。次にステップS130に遷移する。
[光源の寿命到達を検出したとき]
図6に示すように、制御手段20が、光源11が寿命時間に到達したことを検出すると(ステップS121)、予備光源46Cの確認動作を行う。制御手段20は予備光源確認コマンドを入力端子カバー40に送信する(ステップS122)。次にステップS123に遷移する。
ステップS123において制御手段20は、入力端子カバー40より、予備光源有無状態を受信し、ステップS124に遷移する。
ステップS124において制御手段20は、ステップS123において受信した予備光源有無状態に基づき、通知メッセージを画像投写手段10により投写させ、ステップS130に遷移する。このときの通知メッセージを図8に示す。図8(a)は予備光源46Cがある場合、図8(b)は予備光源46Cがない場合のメッセージを示す。
ステップS130において本動作フローを終了する。
[入力端子カバーがプロジェクターよりコマンドを受信したとき]
図7に示すように、入力端子カバー40が制御手段20よりコマンドを受信すると(ステップS201)、ステップS202に遷移する。
ステップS202において拡張制御手段41は、ステップS201において受信したコマンドがプロジェクター100の状態通知コマンドであるか否かを調べる。状態通知コマンドである場合(ステップS202:Y)、ステップS203に遷移する。状態通知コマンドでない場合(ステップS202;N)、ステップS204に遷移する。
ステップS203において拡張制御手段41は、ステップS201において受信したプロジェクター100の状態に基づき、拡張報知手段46Aを制御して報知LED46pに報知させ、ステップS210に遷移する。
ステップS204において拡張制御手段41は、ステップS201において受信したコマンドが簡易照明のオン・オフコマンドであるか否かを調べる。簡易照明のオン・オフコマンドである場合(ステップS204:Y)、ステップS205に遷移する。簡易照明のオン・オフコマンドでない場合(ステップS204:N)、ステップS206に遷移する。
ステップS205において拡張制御手段41は、ステップS201において受信した簡易照明オン・オフコマンドに基づき、簡易照明手段46Bを制御して照明LED46qを点灯、または消灯させ、ステップS210に遷移する。
ステップS206において拡張制御手段41は、ステップS201において受信したコマンドが予備光源確認コマンドであるか否かを調べる。予備光源確認コマンドである場合(ステップS206:Y)、ステップS207に遷移する。予備光源確認コマンドでない場合(ステップS206:N)、ステップS210に遷移する。
ステップS207において拡張制御手段41は、拡張ユニット収納部45に予備光源46Cが収納されているか否かを調べ、予備光源有無状態を制御手段20に送信し、ステップS210に遷移する。
ステップS210において本動作フローを終了する。
以上、説明したように、本実施形態のプロジェクター100によれば、画像入力端子6を覆うように装着される入力端子カバー40に、プロジェクター100の機能を拡張する拡張ユニット46を備え、プロジェクター本体部1の指示に基づき、拡張ユニット46の動作を制御するので、プロジェクター本体部1を大きくすることなく、プロジェクター100の機能を拡張し、天吊設置時に画像入力端子6周辺に埃が堆積するのを防止することが可能となる。
また、入力端子カバー40内の拡張ユニット収納部45に拡張ユニット46を選択的に収納し、収納した拡張ユニット46を動作させる動作情報431を備える。これにより、プロジェクター本体部1に機能を追加することなく、ユーザーの用途に合わせた拡張機能に対応した拡張ユニット46を入力端子カバー40に搭載し、プロジェクター本体部1からの指示により動作させることが可能となる。
また拡張ユニット46の1つである拡張報知手段46Aにより、プロジェクター100の状態をより詳細にユーザーに報知することが可能となる。
また拡張ユニット46の1つである簡易照明手段46Bにより、プロジェクター100の近傍を照らすので、プロジェクター100を天吊設置したときに、プロジェクター100の下で影になってしまうユーザー周辺を照らすことが可能となる。
またプロジェクター100の光源11が寿命時間に到達した場合に拡張ユニット46として搭載された予備光源46Cにすぐに交換することが可能となる。
また、本実施形態は、以下のように変更してもよい。
(変形例1)
上記実施形態において、入力端子カバー40がユーザーの操作を受け付ける入力操作手段、プロジェクター本体部1とは別の電源端子、および電源部を備え、受け付けた操作に基づいて、簡易照明手段46Bのオン・オフ操作を行うようにしてもよい。これにより、プロジェクター100の電源をオンすることなく、入力端子カバー40のみでプロジェクター100の近傍を照らすことが可能になる。
(変形例2)
上記実施形態において、拡張検出手段42が、予備光源46Cが未使用かまたは使用済みかを判定する機能を備え、その判定結果を制御手段20に通知するようにしてもよい。これにより、ユーザーが誤って古い光源11を予備光源46Cとして入力端子カバー40の拡張ユニット収納部45に収納してしまった場合にユーザーに警告することが可能になる。
1…プロジェクター本体部、6…画像入力端子、10…画像投写手段、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…液晶駆動手段、16…OSD処理手段、17…画像信号処理手段、18…画像信号入力手段、20…制御手段、21…記憶手段、22…光源制御手段、23…入力操作手段、26…通信手段、30…電源端子、31…電源部、40…入力端子カバー、40A…ケーブルガイド部、41…拡張制御手段、42…拡張検出手段、43…拡張記憶手段、44…拡張通信手段、45…拡張ユニット収納部、46…拡張ユニット、46A…拡張報知手段、46B…簡易照明手段、46C…予備光源、46p…報知LED、46q…照明LED、100…プロジェクター、CA1…接続ケーブル、CA2…信号ケーブル、T1…天吊装置。

Claims (6)

  1. 画像信号が入力される画像入力端子と、前記画像入力端子より入力された前記画像信号を画像として投写する画像投写手段と、これらを収容する筐体と、を有するプロジェクター本体部の、前記画像入力端子を覆うように前記プロジェクター本体部に装着されることにより前記プロジェクター本体部と共にプロジェクターを構成する入力端子カバーであって、
    前記プロジェクター本体部と通信を行う通信手段と、
    前記プロジェクターの機能を拡張する1つ以上の拡張ユニットを収納するための拡張ユニット収納部と、
    前記拡張ユニット収納部に収納されている前記拡張ユニットを検出する拡張検出手段と、
    前記拡張検出手段の検出結果に基づき、いずれの拡張ユニットが搭載されているかを前記プロジェクター本体部に通知し、前記プロジェクター本体部からの指示に基づき、前記拡張ユニットの動作を制御する、拡張制御手段と、
    を備えたことを特徴とする、入力端子カバー。
  2. 請求項1に記載の入力端子カバーであって、
    前記拡張ユニット収納部は、1つ以上の前記拡張ユニットを選択的に収納可能であり、
    前記拡張ユニットを動作させるための動作情報を記憶する拡張記憶手段をさらに備え、
    前記拡張制御手段は、前記拡張記憶手段に記憶された前記動作情報に従って、前記拡張ユニットを動作させる、
    ことを特徴とする、入力端子カバー。
  3. 請求項1または2に記載の入力端子カバーであって、
    前記拡張ユニットは、前記プロジェクターの状態を報知する報知手段である、
    ことを特徴とする、入力端子カバー。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の入力端子カバーであって、
    前記拡張ユニットは、前記プロジェクターの近傍を照らす照明手段である、
    ことを特徴とする、入力端子カバー。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の入力端子カバーであって、
    前記拡張ユニットは、前記プロジェクターの予備光源である、
    ことを特徴とする、入力端子カバー。
  6. 画像を投写するプロジェクターであって、
    画像信号が入力される画像入力端子と、前記画像入力端子より入力された前記画像信号を画像として投写する画像投写手段と、入力操作を受け付ける入力操作手段と、前記入力操作手段が受け付けた前記入力操作に基づき動作する制御手段と、これらを収容する筐体と、を有するプロジェクター本体部と、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の入力端子カバーと、を備え、
    前記制御手段は前記入力操作手段が受け付けた前記入力操作に基づき、前記入力端子カバーの前記拡張制御手段に前記拡張ユニットの動作を指示することを特徴とする、プロジェクター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2016104191A1 (ja) * 2014-12-26 2017-11-09 日立マクセル株式会社 照明装置

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