JP2014099339A - シールドコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シールドシェルとシールド部材との間の防水処理を容易に行うことができ、且つシールドシェルとシールド部材との接触信頼性を確保することができるシールドコネクタを提供する。
【解決手段】円筒部3を有するシールドシェル5と、円筒部3に配置される円筒状のシールド部材7とを備えたシールドコネクタ1において、円筒部3に、内周側にシールド部材7を挿入し、シールド部材7の端末部を、円筒部3と円筒部3に挿入される押圧部材9との間に狭持固定させた。
【選択図】図2

Description

本発明は、シールドコネクタに関する。
従来、シールドコネクタとしては、円筒部を有するシールドシェルとしての金属ハウジングと、円筒部に配置される円筒状のシールド部材とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このシールドコネクタでは、端子ハウジングの外周にシールド部材を被せ、このシールド部材の外周を金属ハウジングの円筒部で覆い、金属ハウジングをシールドケースにボルト締めしている。
このような金属ハウジングのシールドケースへのボルト締めにより、シールド部材の先端部が端子ハウジングと金属ハウジングとで挟圧され、シールド部材が保持される。
特開2008−235190号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなシールドコネクタでは、シールド部材の端末部が端子ハウジングとシールドシェルとしての金属ハウジングとで挟持された構造であるので、シールドシェルとシールド部材との接触部に隙間が形成され易く、防水処理が困難であった。
加えて、シールド部材は、シールドシェルのシールドケースへのボルト締めによって保持されるので、シールドシェルとシールド部材との接触信頼性が間接的な他の箇所におけるボルト締めによって管理されており、接触信頼性を確保することが困難であった。
そこで、この発明は、シールドシェルとシールド部材との間の防水処理を容易に行うことができ、且つシールドシェルとシールド部材との接触信頼性を確保することができるシールドコネクタの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、円筒部を有するシールドシェルと、前記円筒部に配置される円筒状のシールド部材とを備えたシールドコネクタであって、前記円筒部には、内周側に前記シールド部材が挿入され、前記シールド部材の端末部は、前記円筒部と前記円筒部に挿入される押圧部材との間に狭持固定されていることを特徴とする。
このシールドコネクタでは、シールド部材の端末部が円筒部と円筒部に挿入される押圧部材との間に狭持固定されているので、シールドシェルとシールド部材との接触部に隙間が形成されることがない。
また、シールド部材は、シールドシェルの円筒部に挿入される押圧部材によって円筒部との間に狭持固定されているので、シールドシェルとシールド部材との接触信頼性を直接的に管理することができる。
従って、このようなシールドコネクタでは、シールド部材の端末部に押圧部材を配置させることによって、シールドシェルとシールド部材との間の防水処理を容易に行うことができ、且つシールドシェルとシールド部材との接触信頼性を確保することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシールドコネクタであって、前記押圧部材は、前記シールド部材の端末部を外周側に向けて折り返された折返部に配置されていることを特徴とする。
このシールドコネクタでは、押圧部材がシールド部材の端末部を外周側に向けて折り返された折返部に配置されているので、シールドシェルの円筒部からのシールド部材の抜けを防止することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のシールドコネクタであって、前記シールド部材の外周には、前記円筒部の内周に固定される固定部材が配置され、前記押圧部材は、前記固定部材によって押圧され前記シールド部材を前記円筒部側に押圧することを特徴とする。
このシールドコネクタでは、押圧部材が円筒部に固定される固定部材によって押圧されシールド部材を円筒部側に押圧するので、固定部材によって押圧部材の押圧力を増加させることができ、防水性及び接触信頼性をより確保することができる。加えて、固定部材によって押圧部材の位置ずれを防止することができる。
本発明によれば、シールドシェルとシールド部材との間の防水処理を容易に行うことができ、且つシールドシェルとシールド部材との接触信頼性を確保することができるシールドコネクタを提供することができるという効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係るシールドコネクタの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。 本発明の第2実施形態に係るシールドコネクタの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。 本発明の第3実施形態に係るシールドコネクタの押圧部材を組付ける前の模式図である。 本発明の第3実施形態に係るシールドコネクタの押圧部材を組付けたときの模式図である。 本発明の第4実施形態に係るシールドコネクタの断面図である。
図1〜図6を用いて本発明の実施の形態に係る防水コネクタについて説明する。
(第1実施形態)
図1,図2を用いて第1実施形態について説明する。
本実施の形態に係るシールドコネクタ1は、円筒部3を有するシールドシェル5と、円筒部3に配置される円筒状のシールド部材7とを備えている。
そして、円筒部3には、内周側にシールド部材7が挿入され、シールド部材7の端末部は、円筒部3と円筒部3に挿入される押圧部材9との間に狭持固定されている。
また、押圧部材9は、シールド部材7を円筒部3側に押圧しシールド部材7を円筒部3に密着させて固定する。詳細には、押圧部材9は、シールド部材7を円筒部3の内周面に向けて加締める加締めリングからなる。
ここで、シールドコネクタ1は、不図示であるが、電線の端末部に接続された端子を収容するハウジングの電線導出部側に組付けられる。このハウジングから導出された電線の外周をシールドコネクタ1で覆うことにより、ノイズなどの侵入や漏洩を防止することができる。以下、このシールドコネクタ1について説明する。
図1,図2に示すように、シールドコネクタ1は、シールドシェル5と、シールド部材7と、押圧部材9とを備えている。
シールドシェル5は、導電性材料からなり、ハウジングの電線導出部側に組付けられる。また、シールドシェル5には、内部に電線が挿通される円筒部3が設けられている。この円筒部3の内周側には、シールド部材7が配置される。
シールド部材7は、シート状に形成された導電性の金属箔からなり、筒状に形成されている。また、シールド部材7は、シールドシェル5の円筒部3の内周に挿入され、ハウジングから導出された電線の外周を覆う。
このシールド部材7は、シールドシェル5に電気的に接続されることにより、電線に対するノイズなどの侵入や漏洩を防止するシールド回路を形成する。このようなシールド部材7は、押圧部材9によってシールドシェル5の円筒部3に固定される。
押圧部材9は、環状に形成された拡径可能な加締めリングからなり、シールド部材7の端末部の内周に挿入される。この押圧部材9は、シールド部材7がシールドシェル5の円筒部3内に挿入された状態で、図2の矢印で示すように、治具(不図示)などによって円筒部3の内周面に向けて拡径するように加締められ、シールド部材7を円筒部3側に押圧し、シールド部材7の外周面を円筒部3の内周面に密着させて固定する。
この押圧部材9の加締めにより、シールドシェル5とシールド部材7とが導通されてシールド回路を形成する。このシールド回路は、円筒部3の内周側に形成されるので、円筒部3の外周側に形成される場合に比較して、ノイズに対するシールド性を向上することができる。
また、シールドシェル5とシールド部材7とは、他の箇所におけるボルト締めのような間接的な接触ではなく、押圧部材9によって直接的に接触されるので、シールドシェル5とシールド部材7との接触信頼性を向上することができる。
さらに、押圧部材9によるシールドシェル5とシールド部材7との接触部は、円筒部3の内周側に位置され、押圧部材9によって密着されているので、水などと接触する機会を低減し、シールドシェル5とシールド部材7との間の隙間の形成が防止され、防水性及び耐腐食性を向上することができる。
このようなシールドコネクタ1では、シールド部材7の端末部が円筒部3と円筒部3に挿入される押圧部材9との間に狭持固定されている、詳細には、シールド部材7の端末部にシールド部材7を円筒部3側に押圧しシールド部材7を円筒部3に密着させて固定する押圧部材9が配置されているので、シールドシェル5とシールド部材7との接触部に隙間が形成されることがない。
また、シールド部材7は、シールドシェル5の円筒部3に挿入される押圧部材9によって円筒部3との間に狭持固定されている、詳細には、押圧部材9によってシールドシェル5の円筒部3に密着されて固定されているので、シールドシェル5とシールド部材7との接触信頼性を直接的に管理することができる。
従って、このようなシールドコネクタ1では、シールド部材7の端末部に押圧部材9を配置させることによって、シールドシェル5とシールド部材7との間の防水処理を容易に行うことができ、且つシールドシェル5とシールド部材7との接触信頼性を確保することができる。
また、押圧部材9は、シールド部材7を円筒部3の内周面に向けて加締める加締めリングからなるので、簡易な構造で防水処理を行うことができると共に、接触信頼性を確保することができる。
(第2実施形態)
図3,図4を用いて第2実施形態について説明する。
本実施の形態に係るシールドコネクタ101は、押圧部材103は、シールド部材7の端末部を外周側に向けて折り返された折返部105に配置されている。
また、シールド部材7の外周には、円筒部3の内周に固定される固定部材107が配置され、押圧部材103は、固定部材107によって押圧されシールド部材7を円筒部3側に押圧する。
さらに、押圧部材103は、シールド部材7を円筒部3の内周面に向けて押圧する弾性部材としてのゴムパッキンからなる。
なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図3,図4に示すように、シールドシェル5の円筒部3は、開口側が基部側より大径に形成され、基部側に段部109が形成されている。この段部109の側壁には、シールド部材7の端末部に設けられた折返部105の端面が当接されている。
シールド部材7の折返部105は、シールド部材7の端部を所定長さ外周側に折り返すことによって形成されている。この折返部105内には、押圧部材103が配置されている。
押圧部材103は、環状に形成された弾性変形可能な弾性部材としてのゴムパッキンからなり、折返部105に周囲を覆われるように折返部105に配置されている。この押圧部材103は、シールド部材7がシールドシェル5の円筒部3内に挿入された状態で、円筒部3に固定される固定部材107によって開口側の側面を押圧されてシールド部材7の折返部105を円筒部3側に押圧し、折返部105の外周面を円筒部3の内周面に密着させて固定する。
固定部材107は、環状に形成され、外周面と円筒部3の内周面との間に形成されたネジ部111を介して円筒部3に締結固定される。この固定部材107は、ネジ部111に締結されることにより、押圧部材103を段部109の側壁面との間で押圧し、押圧部材103を弾性変形させてシールドシェル5とシールド部材7とを密着させて固定する。
この押圧部材103の押圧により、シールドシェル5とシールド部材7とが導通されてシールド回路を形成する。このとき、シールドシェル5と固定部材107との間には、押圧部材103としてのゴムパッキンが配置されているので、シールドシェル5と固定部材107との間を確実に防水することができる。
また、押圧部材103は、シールド部材7の折返部105内に配置されているので、シールド部材7に掛かる円筒部3から抜け出る方向の荷重に対して強度を向上することができる。
このようなシールドコネクタ101では、押圧部材103がシールド部材7の端末部を外周側に向けて折り返された折返部105に配置されているので、シールドシェル5の円筒部3からのシールド部材7の抜けを防止することができる。
また、押圧部材103は、円筒部3に固定される固定部材107によって押圧されシールド部材7を円筒部3側に押圧するので、固定部材107によって押圧部材103の押圧力を増加させることができ、防水性及び接触信頼性をより確保することができる。加えて、固定部材107によって押圧部材103の位置ずれを防止することができる。
さらに、押圧部材103は、シールド部材7を円筒部3の内周面に向けて押圧する弾性部材としてのゴムパッキンからなるので、シールドシェル5と固定部材107との間を確実に防水することができる。
(第3実施形態)
図5,図6を用いて第3実施形態について説明する。
本実施の形態に係るシールドコネクタ201は、押圧部材203は、シールド部材7の端末部を外周側に向けて折り返された折返部105に配置されている。
また、押圧部材203は、円筒部3に圧入され、シールド部材7を円筒部3の内周面に向けて押圧するくさび形状のブッシュからなる。
なお、他の実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は他の実施形態を参照するものとし省略するが、他の実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
図5,図6に示すように、押圧部材203は、環状で先細りのくさび状に形成されたブッシュからなり、折返部105に周囲を覆われるように折返部105に配置され、円筒部3に圧入される。
この押圧部材203は、シールド部材7の折返部105側がシールドシェル5の円筒部3内に所定長さ挿入された状態で、図5の矢印で示すように、折返部105内に向けて挿入されて円筒部3に圧入され、シールド部材7の折返部105を円筒部3側に押圧し、折返部105の外周面を円筒部3の内周面に密着させて固定する。
このような押圧部材203の押圧により、シールドシェル5とシールド部材7とが導通されてシールド回路を形成する。このとき、シールドシェル5とシールド部材7との間には、押圧部材203としてのブッシュが配置されているので、シールドシェル5とシールド部材7との間を確実に防水することができる。
また、押圧部材203は、シールド部材7の折返部105内に配置されているので、シールド部材7に掛かる円筒部3から抜け出る方向の荷重に対して強度を向上することができる。
さらに、押圧部材203は、シールドシェル5の円筒部3に圧入されるので、固定部材107(図4参照)のような部材を用いる必要がなく、部品点数を削減できると共に、組付性を向上することができる。
このようなシールドコネクタ201では、押圧部材203がシールド部材7の端末部を外周側に向けて折り返された折返部105に配置されているので、シールドシェル5の円筒部3からのシールド部材7の抜けを防止することができる。
また、押圧部材203は、円筒部3に圧入され、シールド部材7を円筒部3の内周面に向けて押圧するくさび形状のブッシュからなるので、防水性及び接触信頼性を確保しつつ、部品点数を削減できると共に、組付性を向上することができる。
(第4実施形態)
図7を用いて第4実施形態について説明する。
本実施の形態に係るシールドコネクタ301は、押圧部材303は、シールドシェル5の円筒部3に挿入され、シールド部材7の端末部は、円筒部3と押圧部材303との間に配置され、円筒部3を押圧部材303側に向けて加締めることによりシールド部材7を円筒部3と押圧部材303との間に密着させて狭持固定されている。
なお、第1実施形態と同一の構成には、同一の記号を記して構成及び機能説明は第1実施形態を参照するものとし省略するが、第1実施形態と同一の構成であるので、得られる効果は同一である。
押圧部材303は、環状に形成され外周側から内周側に向けて掛かる外力に対して反力を有する部材からなり、シールド部材7の端末部の内周に挿入され、シールド部材7の端末部が円筒部3と押圧部材303との間に配置される。
この押圧部材303は、シールド部材7がシールドシェル5の円筒部3内に挿入された状態で、図7の矢印で示すように、治具(不図示)などによって円筒部3が押圧部材303側に向けて加締められることによる反力によって、シールド部材7を円筒部3側に押圧し、シールド部材7の外周面を円筒部3の内周面に密着させて固定する。
このシールドシェル5の円筒部3の加締めにより、シールドシェル5とシールド部材7とが導通されてシールド回路を形成する。このシールド回路は、円筒部3の内周側に形成されるので、円筒部3の外周側に形成される場合に比較して、ノイズに対するシールド性を向上することができる。
また、シールドシェル5とシールド部材7とは、他の箇所におけるボルト締めのような間接的な接触ではなく、円筒部3の加締めによる押圧部材303の反力によって直接的に接触されるので、シールドシェル5とシールド部材7との接触信頼性を向上することができる。
さらに、押圧部材303の反力によるシールドシェル5とシールド部材7との接触部は、円筒部3の内周側に位置され、押圧部材303によって密着されているので、水などと接触する機会を低減し、シールドシェル5とシールド部材7との間の隙間の形成が防止され、防水性及び耐腐食性を向上することができる。
このようなシールドコネクタ301では、シールド部材7の端末部が円筒部3と押圧部材303との間に配置され、円筒部3を押圧部材303側に向けて加締めることによりシールド部材7を円筒部3と押圧部材303との間に密着させて狭持固定されているので、シールドシェル5とシールド部材7との接触部に隙間が形成されることがない。
また、シールド部材7は、円筒部3の加締めによる押圧部材303の反力によってシールドシェル5の円筒部3に密着されて固定されているので、シールドシェル5とシールド部材7との接触信頼性を直接的に管理することができる。
従って、このようなシールドコネクタ301では、シールド部材7の端末部に押圧部材303を配置させることによって、シールドシェル5とシールド部材7との間の防水処理を容易に行うことができ、且つシールドシェル5とシールド部材7との接触信頼性を確保することができる。
なお、本発明の実施の形態に係るシールドコネクタでは、シールド部材がシート状に形成された導電性の金属箔となっているが、これに限らず、編み目状に形成された編組導体であってもよい。
また、押圧部材としての加締めリングは、シールド部材の内周側に挿入されているが、これに限らず、シールド部材の折返部に配置させ、円筒部の内周面に向けて加締めてもよい。
さらに、シールドシェルの円筒部と固定部材との固定は、ネジ結合となっているが、これに限らず、例えば、凹凸係合と接着、スプライン結合と接着、円筒部に対する固定部材の圧入など、円筒部に固定部材を固定でき、固定部材によって押圧部材を押圧できる構成であれば、どのような形態であってもよい。
また、押圧部材は、加締めリング、ゴムパッキン、ブッシュなどに限らず、シールドシェルとシールド部材との間、或いはシールドシェルと固定部材との間をシールできる部材であればどのような部材であってもよい。
1,101,201,301…シールドコネクタ
3…円筒部
5…シールドシェル
7…シールド部材
9,103,203,303…押圧部材
105…折返部
107…固定部材

Claims (3)

  1. 円筒部を有するシールドシェルと、前記円筒部に配置される円筒状のシールド部材とを備えたシールドコネクタであって、
    前記円筒部には、内周側に前記シールド部材が挿入され、前記シールド部材の端末部は、前記円筒部と前記円筒部に挿入される押圧部材との間に狭持固定されていることを特徴とするシールドコネクタ。
  2. 請求項1記載のシールドコネクタであって、
    前記押圧部材は、前記シールド部材の端末部を外周側に向けて折り返された折返部に配置されていることを特徴とするシールドコネクタ。
  3. 請求項2記載のシールドコネクタであって、
    前記シールド部材の外周には、前記円筒部の内周に固定される固定部材が配置され、前記押圧部材は、前記固定部材によって押圧され前記シールド部材を前記円筒部側に押圧することを特徴とするシールドコネクタ。
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