JP2014094436A - ロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業効率の向上と保安性の確保とを両立させること。
【解決手段】実施形態に係るロボットシステムは、ロボットと、記憶部と、認証部と、決定部と、指示部とを備える。ロボットは、作業者と作業空間を共有する。記憶部は、作業者の認証情報を記憶する。認証部は、上記作業空間に接近する作業者が正規の作業者であるか否かを上記認証情報に基づいて認証する。決定部は、上記認証部によって上記作業者が正規の作業者であると認証された場合に識別される、上記作業者の作業内容および作業経験に応じて新たに上記ロボットの動作領域および動作速度を決定する。指示部は、上記決定部によって決定された上記動作領域および上記動作速度に基づいて動作するように上記ロボットへ指示する。
【選択図】図2

Description

開示の実施形態は、ロボットシステムに関する。
従来、人間と同じ空間で作業するロボットを備えた人間共存型のロボットシステムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。かかるロボットシステムにおいては、作業者とロボットとが接触することによって労働災害が生じることのないように、作業者の安全を確保するための種々の提案がなされている。
たとえば、特許文献1に人間ロボット共存作業用安全装置として開示のロボットシステムは、ロボットの侵入検知装置と、作業者の侵入検知装置とを備える。これら検知装置はいわば光学式センサであって、両装置の光軸によりロボットおよび作業者双方の侵入禁止領域を形成する。そして、かかる侵入禁止領域にロボットまたは作業者のいずれかが侵入した場合には、ロボットを停止するか、あるいはその動作速度を制限することで作業者の安全を確保する。
特開2007−283450号公報
しかしながら、上述した従来技術には、作業効率の向上と保安性の確保とを両立させるうえで更なる改善の余地がある。具体的には、上述した従来技術では、作業者の作業経験や作業内容に関わりなく、上記侵入禁止領域への侵入が検知されれば、ロボットは停止するかその動作速度を制限されてしまう。すなわち、作業者が一律に取り扱われてしまうため、作業効率の向上が図りにくかった。
また、作業者だけでなく、たとえば、ワーク等の盗難を目的とした侵入者も一律に取り扱われていた。したがって、安全面だけでなく防犯面をも含めたシステムの保安性を確保するうえで不十分であった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、作業効率の向上と保安性の確保とを両立させることができるロボットシステムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るロボットシステムは、ロボットと、記憶部と、認証部と、決定部と、指示部とを備える。前記ロボットは、作業者と作業空間を共有する。前記記憶部は、前記作業者の認証情報を記憶する。前記認証部は、前記作業空間に接近する前記作業者が正規の作業者であるか否かを前記認証情報に基づいて認証する。前記決定部は、前記認証部によって前記作業者が正規の作業者であると認証された場合に識別される、前記作業者の作業内容および作業経験に応じて新たに前記ロボットの動作領域および動作速度を決定する。前記指示部は、前記決定部によって決定された前記動作領域および前記動作速度に基づいて動作するように前記ロボットへ指示する。
実施形態の一態様によれば、作業効率の向上と保安性の確保とを両立させることができる。
図1Aは、実施形態に係るロボットシステムの構成を示す模式平面図である。 図1Bは、実施形態に係るロボットシステムの構成を示す模式側面図である。 図2は、実施形態に係るロボットシステムのブロック図である。 図3Aは、認証部における認証対象の一例を示す図である。 図3Bは、認証情報の一例を示す図である。 図4は、作業者情報の一例を示す図である。 図5Aは、動作指示決定処理を説明するための模式図である。 図5Bは、動作規制情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るロボットシステムが実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するロボットシステムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、以下では、ロボットが、左右1対のアームを有する双腕ロボットである場合を例に挙げて説明を行う。また、エンドエフェクタである「ロボットハンド」については「ハンド」と記載する。
まず、実施形態に係るロボットシステム1の構成について図1Aおよび図1Bを用いて説明する。図1Aは、実施形態に係るロボットシステム1の構成を示す模式平面図であり、図1Bは、実施形態に係るロボットシステム1の構成を示す模式側面図である。
なお、説明を分かりやすくするために、図1Aおよび図1Bには、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、以下の説明に用いる他の図面においても示す場合がある。
図1Aおよび図1Bに示すように、ロボットシステム1は、ロボット10と、制御装置20と、認証デバイス30と、作業台40と、警報装置50とを備える。制御装置20は、ロボット10、認証デバイス30および警報装置50などの各種装置と情報伝達可能に接続される。
ロボット10は、作業者Mと作業空間を共有し、制御装置20による動作制御を受けながら、所定の動作領域において所定の作業を行うマニピュレータである。なお、図1Aおよび図1Bでは、ロボットシステム1を二点鎖線の矩形で囲んで図示しているが、かかる矩形を前述の作業空間とみなして構わない。
なお、ロボット10の構成は特に限定されない。たとえば、本実施形態に係るロボット10は、図1Aおよび図1Bに示すように、胴体部11と、両腕に相当する1対のアーム12と、基台部13とを備える。
胴体部11は、基台部13に対して旋回軸Sまわりの旋回軸動作が可能となるように設けられる(図中の両矢印101参照)。基台部13は、走行台車(図示略)等の走行機構や床面等に設置される。たとえば、走行台車に設置された場合、図中の走行軸SLに沿った走行軸動作が可能である(図中の両矢印102参照)。
また、アーム12の終端可動部には、ハンドが取り付けられる。ハンドは、ロボット10が行う所定の作業において、アーム12の屈曲動作に連動しつつ、たとえば、ワークを把持したり、工具を把持してワークを加工したりといった動作を行う。
制御装置20は、ロボット10等、接続された各種装置の動作を制御するコントローラである。具体的には、制御装置20は、ロボット10の動作制御を行う。また、制御装置20は、作業空間に接近する作業者Mに関しての情報を認証デバイス30から取得して、作業者Mについての認証処理を行う。
また、制御装置20は、作業者Mが認証処理によって正規の作業者でないと判定された場合に、警報装置50にアラート動作を行わせる。制御装置20の構成の詳細については、図2を用いて後述する。
なお、図1では、1筐体の制御装置20を示しているが、これに限られるものではなく、たとえば、制御対象となる各種装置のそれぞれに対応付けた複数個の筐体で構成されてもよい。
認証デバイス30は、作業空間に接近する作業者Mに関しての情報を取得して、制御装置20へ通知するユニットである。たとえば、認証デバイス30は、作業者Mの顔画像を撮像するカメラとして構成される。
なお、作業者Mの認証に用いられる情報は、顔画像のような生体情報に限定されるものではない。たとえば、認証デバイス30を入力モニタとして構成し、かかる入力モニタを介した作業者Mの入力内容を認証に用いてもよい。かかる点の詳細については、図3Aを用いて後述する。なお、本実施形態では、認証デバイス30はカメラであるものとする。
作業台40は、ロボット10が行う所定の作業の際に用いられるワークスペースである。警報装置50は、制御装置20の動作制御に基づいてアラート動作を行うユニットである。かかるアラート動作についてはその種別を問うものではない。たとえば、警報音を報知してもよいし、点滅灯を点灯させるなどしてもよい。また、ホストコンピュータなどの上位装置へネットワークを介して報知することとしてもよい。
また、ロボットシステム1における各種装置の配設レイアウトは、図1Aおよび図1Bに示した例に限定されない。
次に、実施形態に係るロボットシステム1のブロック構成について、図2を用いて説明する。図2は、実施形態に係るロボットシステム1のブロック図である。なお、図2では、ロボットシステム1の説明に必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
また、図2を用いた説明では、主として制御装置20の内部構成について説明することとし、既に図1Aおよび図1Bで示した各種装置については説明を簡略化する場合がある。
図2に示すように、制御装置20は、制御部21と、記憶部22とを備える。制御部21は、認証部21aと、作業識別部21bと、動作指示決定部21cと、指示部21dと、警報部21eとをさらに備える。記憶部22は、認証情報22aと、作業者情報22bと、動作規制情報22cとを記憶する。
制御部21は、制御装置20の全体制御を行う。認証部21aは、認証デバイス30(ここでは、カメラとする)から作業空間に接近する作業者Mの顔画像を受け取り、受け取った顔画像と記憶部22の認証情報22aとを照合して、作業者Mが正規の作業者であるか否かを判定する。
なお、認証部21aは、認証デバイス30の構成によっては、認証対象の種別を問わない。かかる点について、図3Aを用いて説明しておく。図3Aは、認証部21aにおける認証対象の一例を示す図である。
図3Aに示すように、認証部21aは、まず、生体認証として種々の認証処理を行うことができる。たとえば、認証デバイス30を深度センサとして構成した場合、認証部21aは、3次元の顔画像を認証対象とした認証処理を行うことができる。
また、認証デバイス30をカメラとした場合の別手法として、目の虹彩を認証対象とした認証処理を行なってもよい。
また、認証デバイス30を赤外線センサとした場合には、作業者Mの手のひらや甲、指などに近赤外光を透過させて静脈パターンを取得し、かかる静脈パターンを認証対象とした認証処理を行うようにしてもよい。
また、認証デバイス30をマイクとした場合には、かかるマイクを通じて作業者Mに発声させ、作業者Mの声紋を取得して認証処理に用いてもよい。また、認証デバイス30を指紋センサで構成し、指紋認証を行うこととしてもよい。
また、さらに図3Aに示すように、生体認証に限らず、単なる個体識別のためのユニットとして、認証デバイス30を入力モニタやバーコードリーダ、RFID(Radio Frequency IDentification)リーダ等で構成してもよい。
かかる場合、認証部21aは順に、入力内容、バーコード、RFIDをそれぞれ認証対象として認証処理を行うこととなる。また、図3Aに示した各種の認証対象を組み合わせた認証処理を行なってもよい。
たとえば、上述したカメラ、深度センサ、赤外線センサ、マイク、指紋センサ、入力モニタ、バーコードリーダおよびRFIDリーダのうち、少なくとも2つを認証デバイス30として備えることによって、認証処理の精度を高めることができる。なお、引き続き本実施形態では、認証デバイス30をカメラとして構成し、認証部21aは、顔画像による認証処理を行うものとする。
つづいて、認証情報22aの一例について説明する。図3Bは、認証情報22aの一例を示す図である。図3Bに示すように、認証情報22aは、認証対象となる顔画像と、作業者Mを識別する識別子である作業者IDを含む情報である。
たとえば、図3Bには、作業者IDが「0001」の作業者Mの顔画像と、作業者IDが「0002」の作業者Mの顔画像とが含まれる認証情報22aの一例を示している。
認証部21aは、認証デバイス30から取得した作業者Mの顔画像と、かかる認証情報22aにあらかじめ登録されている顔画像とを照合し、特徴点の合致する顔画像が存在するならば、作業者Mが正規の作業者であると判定する。そして、かかる作業者Mの作業者IDを抽出する。
また、ここで特徴点の合致する顔画像が存在しないならば、認証部21aは、作業空間に接近する作業者Mが正規の作業者ではないと判定する。
図2の説明に戻り、制御装置20の説明を続ける。認証部21aは、作業者Mが正規の作業者であると判定した場合、抽出した作業者IDを作業識別部21bへ通知する。また、認証部21aは、作業者Mが正規の作業者ではないと判定した場合、かかる判定結果を警報部21eへ通知し、警報部21eに警報装置50によるアラート動作を行わせる。
作業識別部21bは、認証部21aから受け取った作業者IDに基づいて作業者Mの行う作業内容を識別する。具体的には、作業識別部21bは、受け取った作業者IDにあらかじめ対応付けられている作業内容を、記憶部22の作業者情報22bから取得することによって作業内容の識別を行う。
ここで、図4は、作業者情報22bの一例を示す図である。図4に示すように、作業者情報22bは、作業者IDと、かかる作業者IDに対応付けられた作業内容および作業経験とを含む情報である。
たとえば、図4には、作業者IDが「0001」の作業者Mは「ワーク交換」作業の担当であり、その作業経験が「2」年であることと、作業者IDが「0002」の作業者Mは「メンテナンス」作業の担当であり、その作業経験が「7」年であることとを示す2レコードが作業者情報22bに含まれている例を示している。
作業識別部21bは、認証部21aから受け取った作業者IDをキーとして作業者情報22bから該当するレコードを抽出することで作業者Mの作業内容を取得する。また、このとき、かかる作業内容に対する作業者Mの作業経験をあわせて取得する。
なお、図4には、作業経験を、経験年数を示す数値であらわした例を示しているが、作業経験をあらわす値であればよく、たとえば、作業スキルに応じて割り振られたスキル値といった値であってもよい。
また、図4には、説明をわかりやすくするために作業内容をテキスト形式であらわしているが、実際に記憶されるデータの形式を限定するものではない。
図2の説明に戻り、制御装置20の説明を続ける。作業識別部21bは、作業者情報22bから取得した作業者Mの作業内容および作業経験を動作指示決定部21cへ通知する。動作指示決定部21cは、作業識別部21bから受け取った作業者Mの作業内容および作業経験と、記憶部22の動作規制情報22cとに基づいてロボット10への動作指示を決定する。
ここで、動作指示決定部21cにおける動作指示決定処理の内容について、図5Aおよび図5Bを用いて具体的に説明する。図5Aは、動作指示決定処理を説明するための模式図であり、図5Bは、動作規制情報22cの一例を示す図である。
なお、図5Aには、ロボットシステム1を、作業者Mおよびロボット10のみの図示でごく模式的にあらわしている。
まず、図5Aに示すように、ロボット10は、所定の動作領域として、領域A、領域Bおよび領域Cを有するものとする。また、作業者Mは、図5Aに示す所定の作業者領域において「ワーク交換」作業を行うものとする。
なお、図5Aに示すように、領域A、領域Bおよび領域Cの大きさは、領域A<領域B<領域Cの関係にあり、さらに領域Cと作業者領域とは、一部が重なっている。
これら領域A〜領域Cは、動作指示決定部21cにより、作業者Mの作業内容および作業経験に応じて切り替え可能となるようにあらかじめ動作規制情報22cに登録される。その一例を図5Bに示す。
図5Bに示すように、動作規制情報22cは、作業者Mの作業内容および作業経験に応じたロボット10の動作規制に関する情報であり、たとえば、作業内容および作業経験ごとの動作領域と動作速度とを項目として含む。
たとえば、図5Bには、作業内容が「ワーク交換」の場合、作業経験を3つに大別し、それごとに動作領域および動作速度を定義した例を示している。
かかる例によれば、作業経験が「0」から「4」年の作業者Mであれば、作業者領域から最も離れ、かつ、動作領域の最も小さい「領域A」が動作指示決定部21cにより選択され、ロボット10の新たな動作領域として決定される。また、動作速度については、ロボット10の規定速度から「−50%」させた動作速度が、ロボット10の新たな動作速度として決定される。
また、同様に、作業経験が「5」から「9」年の作業者Mであれば、「領域A」よりは大きく、「領域C」よりは小さい「領域B」が動作指示決定部21cにより選択され、ロボット10の新たな動作領域として決定される。また、動作速度については、ロボット10の規定速度から「−20%」させた動作速度が、ロボット10の新たな動作速度として決定される。
また、作業経験が「10」年以上の作業者Mであれば、作業スキルも高いことから、最も大きく、かつ、作業者領域と一部重なっている「領域C」が動作指示決定部21cにより選択され、ロボット10の新たな動作領域として決定される。また、動作速度については、「規制なし」、すなわち、ロボット10の規定速度から変更なしで、ロボット10の動作速度が決定される。
すなわち、動作領域および動作速度は、作業スキルの高い作業者Mの場合ほど大きくなるように決定される。より具体的に換言すれば、動作指示決定部21cは、作業者Mの作業経験の高さを示す数値が所定の閾値を超えている場合に、かかる閾値を超えていない場合よりもロボット10の動作領域および動作速度が大きくなるように、かかる動作領域および動作速度を決定する。
なお、動作速度の変更は、後述する指示部21d(図2参照)が、ロボット10の具備する駆動源であるモータ10a(図2参照)のイナーシャ比を変更させることによって行われる。したがって、図5Bでは、動作速度を規定速度に対する相対比として定義しているが、これに限ることなく、たとえば、イナーシャ比を直接定義することとしてもよい。
また、図5Bに示すように、「メンテナンス」作業のようなロボット10を停止させる必要がある場合については、作業経験に関わらず、動作領域を「なし」にし、動作速度を「停止」とするような定義を動作規制情報22cに対して行なってもよい。
このように、ロボットシステム1では、作業者Mの作業内容および作業経験に応じてロボット10の動作領域および動作速度を切り替えることができるので、作業者Mを一律に取り扱うことによる不都合を解消することができる。
すなわち、たとえば、安全性の確保のために作業スキルの低い作業者Mにあわせて一律に動作速度を下げるといった措置を取る必要がない。したがって、作業効率の向上に資することができる。
また、正規の作業者でない作業者Mについては、このように作業内容および作業経験に応じた動作領域および動作速度の切り替えを行うことなく、上述のように警報装置50によるアラート動作を行わせることとなるので、ワーク等の盗難の防止といった保安性の確保にも資することができる。
すなわち、ロボットシステム1によれば、作業効率の向上と保安性の確保とを両立させることができる。
なお、図5Bには、作業者Mの作業内容および作業経験ごとにロボット10の動作領域および動作速度が定められる例を示したが、たとえば、作業内容が同じ「ワーク交換」であっても、ワークの種別を組み合わせてさらに細分化することとしてもよい。
具体的には、たとえば「ワーク交換」において、ワークが感染性物質を含む生体試料といった、人体に接触すれば悪影響のあるものであるような場合には、作業経験に関わらず一律に動作領域を「領域A」および動作速度を「−50%」とすることで、人体への不慮の接触を極力避けるようにしてもよい。
また、ワークの種別に限らず、ロボット10の動作の種別を組み合わせてもよい。たとえばやはり「ワーク交換」において、ロボット10の作業が、旋回軸Sまわりの旋回軸動作や走行軸SL沿いの走行軸動作を一切ともなわないものならば、作業経験の浅い作業者Mであっても動作領域を「領域C」および動作速度を「規制なし」とするようにしてもよい。
図2の説明に戻り、制御装置20の説明を続ける。動作指示決定部21cは、決定したロボット10への動作指示を指示部21dへ通知する。指示部21dは、動作指示決定部21cによって決定された動作指示、すなわち、動作領域および動作速度に基づいて動作するようにロボット10に対して指示する。
警報部21eは、認証部21aによって作業者Mが正規の作業者ではないと判定された場合に、警報装置50に対し、アラート動作を行わせる。なお、このとき、あわせて上位装置(図示略)へ報知することとしてもよい。
記憶部22は、ハードディスクドライブや不揮発性メモリといった記憶デバイスであり、認証情報22a、作業者情報22bおよび動作規制情報22cを記憶する。なお、認証情報22a、作業者情報22bおよび動作規制情報22cの内容については既に説明したので、ここでの説明を省略する。
なお、図2では、制御装置20を1つの装置として説明したが、制御装置20を複数の独立した装置として構成することとしてもよい。
たとえば、認証部21aおよび認証デバイス30を制御する認証制御装置と、ロボット10を制御するロボット制御装置と、警報部21eおよび警報装置50を制御する警報制御装置と、これら認証制御装置、ロボット制御装置および警報制御装置を統括する統括制御装置とが相互に通信する構成をとってもよい。
次に、実施形態に係るロボットシステム1が実行する処理手順について、図6を用いて説明する。図6は、実施形態に係るロボットシステム1が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、認証部21aが、認証デバイス30から作業者Mに関する情報を取得する(ステップS101)。そして、認証部21aは、作業者Mが正規の作業者であるか否かを判定する(ステップS102)。
ここで、作業者Mが正規の作業者であると判定された場合(ステップS102,Yes)、作業識別部21bが、かかる作業者Mの作業内容を識別する(ステップS103)。
そして、動作指示決定部21cが、識別された作業内容および作業者Mの作業経験に基づいてロボット10の動作領域および動作速度を決定する(ステップS104)。
そして、指示部21dが、動作指示決定部21cによって決定された動作領域および動作速度に基づいてロボット10を動作するように指示し、ロボット10を動かす(ステップS105)。
なお、ステップS102において作業者Mが正規の作業者でないと判定された場合(ステップS102,No)、警報部21eによって警報装置50が制御され、アラート報知が行われる(ステップS106)。
上述してきたように、実施形態に係るロボットシステムは、ロボットと、記憶部と、認証部と、動作指示決定部(決定部)と、指示部とを備える。ロボットは、作業者と作業空間を共有する。記憶部は、作業者の認証情報を記憶する。認証部は、上記作業空間に接近する作業者が正規の作業者であるか否かを上記認証情報に基づいて認証する。動作指示決定部は、上記認証部によって上記作業者が正規の作業者であると認証された場合に識別される、上記作業者の作業内容および作業経験に応じて新たに上記ロボットの動作領域および動作速度を決定する。指示部は、上記決定部によって決定された上記動作領域および上記動作速度に基づいて動作するように上記ロボットへ指示する。
したがって、実施形態に係るロボットシステムによれば、作業効率の向上と保安性の確保とを両立させることができる。
なお、上述した実施形態では、ロボットシステムを平面視した場合を例に挙げ、主に水平方向におけるロボットの動作領域および作業者の作業者領域の関連を説明してきたが、鉛直方向、すなわち高さ方向を加味しつつロボットの動作を規制することとしてもよい。
たとえば、ロボットのアームおよびハンドが明らかに作業者の上方に位置しており、作業者との接触や落下物の危険性がきわめて小さいような場合には、作業者の作業経験に関わらず、ロボットの動作規制を緩めるようにしてもよい。
また、接触の危険性は小さいものの、ロボットの取り扱うワークが重量物であるような場合には、作業経験の豊富な作業者であっても、ロボットの動作領域を狭め、動作速度を落とすような厳しい動作規制を行なってもよい。
また、上述した実施形態では主に、認証デバイスによる情報の取得が、作業空間に接近する作業者のいわば自発的な認証行為を要する場合について説明したが、これに限られるものではない。
たとえば、認証デバイスをカメラとし、ロボットシステムにさらにエリアセンサを設けることとしたうえで、作業空間に接近する作業者をエリアセンサが検知したならば、かかるタイミングで自動的に作業者を撮像することとしてもよい。
この場合、顔画像や指紋といった作業者に固有の生体情報などは取得しづらい場合もあるので、たとえば、作業者の服装や行動パターン等によって認証処理を行なってもよい。なお、ロボットシステムをこのような構成とした場合、防犯面において優れた効果を発揮することができる。
また、上述した実施形態では、あらかじめ作業者に対応付けられた作業者情報に基づいて作業内容を識別する場合を例に挙げたが、これに限られるものではなく、たとえば、作業者の所持するワークや工具等の所持物によって動的に作業内容を識別することとしてもよい。
かかる例は、たとえば、認証デバイスがカメラであれば、認証時にワークや工具等まで撮像させたうえで、かかる撮像データに基づいて作業内容を識別させることで実現することができる。また、たとえば、ワークや工具等にあらかじめシール等でバーコード情報を添付しておき、バーコードリーダでこれを読み取ることによって、作業内容を識別させてもよい。
また、上述した実施形態では、双腕ロボットを例に挙げて説明したが、腕の数を限定するものではない。したがって、単椀ロボットあるいは3本以上の腕を有する多腕ロボットであってもよい。
また、上述した実施形態では、ロボットが、腕を有するいわゆる人型ロボットである場合を例に挙げて説明したが、ロボットが人型でなくともよい。
また、上述した実施形態では、作業者の作業内容が、主にワーク交換作業やメンテナンス作業である場合を例に挙げて説明したが、作業の種別を問うものではない。
また、上述した制御装置は、たとえば、コンピュータで構成することができる。この場合、制御部はCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部はメモリである。また、制御部の各機能は、あらかじめ作成されたプログラムを制御部へロードして実行させることによって実現することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 ロボットシステム
10 ロボット
10a モータ
11 胴体部
12 アーム
13 基台部
20 制御装置
21 制御部
21a 認証部
21b 作業識別部
21c 動作指示決定部
21d 指示部
21e 警報部
22 記憶部
22a 認証情報
22b 作業者情報
22c 動作規制情報
30 認証デバイス
40 作業台
50 警報装置
M 作業者
S 旋回軸
SL 走行軸
実施形態の一態様に係るロボットシステムは、ロボットと、記憶部と、認証部と、識別部と、決定部と、指示部とを備える。前記ロボットは、作業者と作業空間を共有する。前記記憶部は、前記作業者の認証情報を記憶する。前記認証部は、前記作業空間に接近する前記作業者が正規の作業者であるか否かを前記認証情報に基づいて認証する。前記識別部は、前記認証部によって前記作業者が正規の作業者であると認証された場合に、前記作業者の作業内容および作業経験を識別する。前記決定部は、前記識別部によって識別された前記作業内容および作業経験に応じて新たに前記ロボットの動作領域および動作速度を決定する。前記指示部は、前記決定部によって決定された前記動作領域および前記動作速度に基づいて動作するように前記ロボットへ指示する。また、前記識別部は、前記作業者が所持する所持物に基づいて前記作業内容を識別する。

Claims (7)

  1. 作業者と作業空間を共有するロボットと、
    前記作業者の認証情報を記憶する記憶部と、
    前記作業空間に接近する前記作業者が正規の作業者であるか否かを前記認証情報に基づいて認証する認証部と、
    前記認証部によって前記作業者が正規の作業者であると認証された場合に識別される、前記作業者の作業内容および作業経験に応じて新たに前記ロボットの動作領域および動作速度を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された前記動作領域および動作速度に基づいて動作するように前記ロボットへ指示する指示部と
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
  2. 警報装置と、
    前記認証部によって前記作業者が正規の作業者でないと認証された場合に、前記警報装置に対してアラート動作を行わせる警報部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記認証部によって前記作業者が正規の作業者であると認証された場合に、前記作業者の作業内容および作業経験を識別する識別部
    をさらに備え、
    前記記憶部は、
    前記作業内容および作業経験が前記作業者ごとに対応付けられた情報である作業者情報をさらに記憶し、
    前記識別部は、
    前記認証部によって正規の作業者であると認証された前記作業者に該当する前記作業内容および作業経験を前記作業者情報から取得することによって前記作業内容および作業経験を識別すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のロボットシステム。
  4. 前記識別部は、
    前記作業者が所持する所持物に基づいて前記作業内容を識別すること
    を特徴とする請求項3に記載のロボットシステム。
  5. 前記決定部は、
    前記作業者の作業経験の高さを示す数値が所定の閾値を超えている場合に、該閾値を超えていない場合よりも前記動作領域および動作速度が大きくなるように該動作領域および動作速度を決定すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のロボットシステム。
  6. 前記作業空間に接近する前記作業者に関しての情報を取得する認証デバイス
    をさらに備え
    前記認証部は、
    前記認証デバイスによって取得された情報と前記記憶部の前記認証情報とを照合することによって、前記作業者が正規の作業者であるか否かを認証すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のロボットシステム。
  7. 前記認証デバイスは、
    カメラ、深度センサ、赤外線センサ、マイク、指紋センサ、入力モニタ、バーコードリーダおよびRFIDリーダのうちの少なくとも2つであること
    を特徴とする請求項6に記載のロボットシステム。
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