JP2014093761A - 情報処理装置及びavコンテンツ送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】クライアント機器が標準仕様であっても、AVコンテンツの送信ができない状態であることを、このクライアント機器に通知できるようにする。
【解決手段】自装置の状態を管理する状態管理部103と、自装置の状態に応じて、クライアント機器130で選択されたAVコンテンツの送信の可否を判定する送信可否判定部104と、AVコンテンツの送信が可と判定された場合に、クライアント機器130からの取得要求の応答として、選択されたAVコンテンツを送信するコンテンツ送信部108と、選択されたAVコンテンツの送信が不可と判定された場合に、クライアント機器130からの取得要求の応答として、自装置の状態を通知する第1の状態通知データを送信する状態通知管理部105とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びAVコンテンツ送信方法に関する。
近年、家庭内のPC及び家電機器等をLANで接続するホームネットワーク環境が一般化してきている。ホームネットワークでは、複数の機器が相互に接続され、複数の機器を連携させて利用することができる。例えば、サーバ機能を持ったAV機器に蓄積された動画、静止画及び音楽等のAVコンテンツを、クライアント機能を持った他のAV機器でも、ホームネットワークを介して再生することができる。
ホームネットワークで複数の機器を相互接続するためには、共通の仕様を用いる必要がある。DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインは、家庭内の機器同士でIPネットワークを介してAVコンテンツを共有するための標準規格を定めている。DLNAの規格に準拠した通信を行うことで、異なるメーカの機器でも相互接続を行うことができる。
DLNAは、AVコンテンツを扱うプロトコルとしてUPnP−AV規格を採用している。ここでは、ユーザが操作し、AVコンテンツを視聴する機器をクライアント機器とし、AVコンテンツを蓄積し、IPネットワークを介してクライアント機器に送信する機器をAVサーバ装置とする。UPnP−AV規格を用いてAVコンテンツを共有するには、まず、クライアント機器は、サーバ装置が保持するAVコンテンツのリスト(コンテンツリスト)を取得する。コンテンツリストにはAVコンテンツのURIが記述されており、クライアント機器は、所望のAVコンテンツのURIにアクセスする。このとき、ファイルの転送方式には、HTTP(HyperText Transfer Protocol)が用いられる。
しかしながら、UPnP−AV規格に対応した機器同士で相互接続しても、規格に準拠しない情報を通信することはできない。UPnP−AV規格では、AVコンテンツの転送に係る通信については定められているが、エラーメッセージ等の通信については定められていない。そのため、例えば、クライアント機器が、AVサーバ装置に蓄積されているあるAVコンテンツを再生しようとした場合、AVサーバ装置に何らかの事情があって、AVサーバ装置がコンテンツを送信できなかったとき、その事情をクライアント機器に通知する手段は、UPnP−AV規格では存在しない。よって、クライアント機器は、コンテンツを受信できない原因がAVサーバ装置にあるのか、又は、ネットワークにあるのか判断できない。
そこで、サーバ機器及びクライアント機器の双方が、UPnP−AV規格に規定されていない通信規定に従って処理を行うことができるようにし、独自の方法で情報をやり取りする方法が考えられる。例えば、ホームネットワークの利用状況をクライアント機器が知るために、AVサーバ装置がホームネットワークを利用する処理を行う場合、AVサーバ装置が利用状況をホームネットワーク上に公開し、クライアント機器から閲覧できるようにする方法がある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009―10611号公報
特許文献1に記載された方法では、ホームネットワークの利用状況をクライアント機器から知ることはできるが、AVサーバ装置内部の状況を知ることはできない。例えば、AVサーバ装置が録画中であったり、ダビング中であったりした場合、AVサーバ装置には、AVコンテンツの送信ができないといった制約条件が設けていることが多い。このような場合、これらの処理はネットワークを利用せず、AVサーバ装置内部で行われる処理であるため、クライアント機器からAVサーバ装置の状況を知ることはできない。従って、クライアント機器を操作しているユーザが、AVサーバ装置にあるAVコンテンツを視聴しようとして、エラーとなった場合に、その原因を知ることはできない。このため、AVサーバ装置の状況を知るためには、このユーザは、AVサーバ装置を直接操作しなくてはならない。ホームネットワークシステムの利用環境として、AVサーバ装置とクライアント機器とが別々の部屋に設置されるケースも考えられる。このようなケースでは、クライアント機器を操作しているユーザは、わざわざ部屋を移動してAVサーバ装置を確認しなければならなくなる。言い換えると、ユーザは面倒な操作を強いられる。
また、特許文献1に記載された方法では、AVサーバ装置とクライアント機器の双方は、UPnP−AV規格とは別に新たな機能を搭載している必要がある。AVサーバ装置がこの新たな機能に対応していても、クライアント機器が対応していなければ、この新たな機能を利用することはできない。従って、既に構築されているホームネットワーク上に、AVサーバ装置を導入するためには、クライアント機器全てに変更が必要になるという問題がある。
本発明は、上記の問題にかんがみ、UPnP−AV規格に準じたAVコンテンツの通信を行うAVサーバ装置及びクライアント機器が接続されたホームネットワークにおいて、クライアント機器が標準仕様であっても、AVサーバ装置が、AVコンテンツの送信ができない状態であることを、このクライアント機器に通知することができるようにすることを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、ネットワークに接続するためのネットワークインタフェース部と、複数のAVコンテンツを蓄積したコンテンツ蓄積部と、自装置の状態を管理する状態管理部と、前記ネットワークインタフェースを介して、前記ネットワークに接続されたクライアント機器から、前記複数のAVコンテンツから選択されたAVコンテンツの取得要求を受けるコンテンツ情報管理部と、前記状態管理部により管理されている前記自装置の状態に応じて、前記選択されたAVコンテンツの送信の可否を判定する送信可否判定部と、前記送信可否判定部が前記選択されたAVコンテンツの送信を可と判定した場合に、前記ネットワークインタフェース部を介して、前記取得要求の応答として、前記選択されたAVコンテンツを前記クライアント機器に送信するコンテンツ送信部と、前記送信可否判定部が前記選択されたAVコンテンツの送信を不可と判定した場合に、前記状態管理部により管理されている前記自装置の状態を通知する第1の状態通知データを生成し、前記ネットワークインタフェース部を介して、前記取得要求の応答として、当該生成された第1の状態通知データを前記クライアント機器に送信する状態通知管理部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、UPnP−AV規格に準じたAVコンテンツの通信を行うAVサーバ装置及びクライアント機器が接続されたホームネットワークにおいて、クライアント機器が標準仕様であっても、AVサーバ装置が、AVコンテンツの送信ができない状態であることを、このクライアント機器に通知することができる。
実施の形態1に係るAVサーバ装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1における状態表示画面の一例を示す概略図である。 実施の形態1に係るAVサーバ装置が状態表示画面の画面データの送信によって、クライアント機器を操作しているユーザにAVサーバ装置の状態を通知する処理を示すフローチャートである。 (A)〜(C)は、コンテンツリクエストとそれに対するレスポンスにおけるHTTPメッセージの内容を示す概略図である。 (A)〜(C)は、AVサーバ装置の様々な状態に応じた状態表示画面の一例を示す概略図である。 (A)及び(B)は、実施の形態1における状態表示画面の変形例を示す概略図である。 (A)から(C)は、実施の形態1における状態表示画面と、それがクライアント機器の表示領域に表示された表示例を示す概略図である。 (A)及び(B)は、実施の形態1において、文字の大きさを変えて生成された状態表示画面と、それがクライアント機器の表示領域に表示された表示例を示す概略図である。 実施の形態2に係るAVサーバ装置が状態表示画面の画面データの送信によって、クライアント機器を操作しているユーザにAVサーバ装置の状態を通知する処理を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態2に係るAVサーバ装置が状態表示画面の画面データの送信によって、クライアント機器を操作しているユーザにAVサーバ装置の状態を通知する処理を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態2において、AVコンテンツの再生を途中で停止する可能性があることを記した状態表示画面の一例を示す概略図である。 実施の形態3に係るAVサーバ装置が状態表示画面の画面データの送信によって、クライアント機器を操作しているユーザにAVサーバ装置の状態を通知する処理を示すフローチャートである。 実施の形態3における状態表示画面の一例を示す概略図である。
実施の形態1.
まず、実施の形態1に係る情報処理装置及びAVコンテンツ送信方法について説明する。
図1は、実施の形態1に係る情報処理装置としてのAVサーバ装置100の構成を概略的に示すブロック図である。AVサーバ装置100は、LAN140等で構成されるホームネットワークを介して、クライアント機器130と接続されている。クライアント機器130は、LAN140を介して、AVサーバ装置100から送信されるAVコンテンツを受信して、それを再生する機能を持つ。例えば、クライアント機器130としては、ネットワーク対応テレビ及びPC等が想定されている。AVサーバ装置100とクライアント機器130とは、UPnP−AVアーキテクチャに準拠しており、例えば、DLNAのガイドラインで規定されたホームネットワークデバイスとして通信することができる。本実施の形態で想定するクライアント機器130は、従来技術によって実現できるもの(例えば、DLNA対応テレビ等)とする。
図1に示されているように、AVサーバ装置100は、制御部101と、記憶部102と、状態管理部103と、送信可否判定部104と、状態通知管理部105と、ネットワークインタフェース部(以下、ネットワークI/F部という)106と、コンテンツ蓄積部107と、コンテンツ送信部108と、コンテンツ情報管理部109と、クライアント機器情報管理部110と、チューナ部111と、録画処理部112と、ダビング処理部113と、記憶媒体インターフェース部(以下、記憶媒体I/F部という)114と、リモコン115と、リモコン受信部116と、ユーザインターフェース部(以下、ユーザI/F部という)117とを備える。なお、図1の括弧内の符号は、実施の形態2及び3における構成を示す。
制御部101は、AVサーバ装置100における処理の全体を統括的に制御する。なお、制御部101は、時刻を計測する。ここで、制御部101により計測される時刻を現在時刻とする。
記憶部102は、AVサーバ装置100での処理に必要な情報を記憶する。例えば、記憶部102は、状態管理部103で管理される状態情報、状態通知管理部105で管理される画面データ、及び、クライアント機器情報管理部110で管理されるクライアント機器情報を記憶する。なお、これらの情報の詳細は後述する。
状態管理部103は、AVサーバ装置100の状態を管理する。例えば、状態管理部103は、AVサーバ装置100の状態を示す状態情報を記憶部102に記憶することにより、AVサーバ装置100の状態を管理する。この状態情報は、AVサーバ装置100の状態が変化する度に更新される。
送信可否判定部104は、状態管理部103で管理されているAVサーバ装置100の状態に応じて、AVサーバ装置100がコンテンツ蓄積部107に蓄積されているAVコンテンツを送信することができるか否かを判定する。例えば、送信可否判定部104は、記憶部102に記憶されている状態情報を参照することで、AVサーバ装置100の状態を特定する。
ここで、AVサーバ装置100は、その状態によってはクライアント機器130にAVコンテンツを送信できないことがある。送信できない状態は、AVサーバ装置100が備えるCPU及びメモリ等のリソースを超過しないように設けられる制約条件によって発生する。例えば、録画処理中、ダビング処理中、及び、既に別のクライアント機器にコンテンツを送信中といった状態である場合に、AVコンテンツの送信が制限される。どのような状態においてクライアント機器130へのAVコンテンツの送信が制限されるかは、AVサーバ装置100の構成、デバイスの性能による。本実施の形態では、送信可否判定部104は、AVサーバ装置100が録画処理中、ダビング処理中、又は、既に別のクライアント機器にコンテンツ送信中である場合に、AVコンテンツの送信を不可と判定するものとする。
状態通知管理部105は、送信可否判定部104がAVコンテンツの送信を不可と判定した場合に、その原因となったAVサーバ装置100の状態を通知する第1の状態通知データを生成する。そして、状態通知管理部105は、一般的に使用される規格に従って、ネットワークI/F部106を介して、この第1の状態通知データをクライアント機器130に送信する。ここでは、第1の状態通知データは、AVサーバ装置100の状態を記した状態表示画面の画面データであるものとする。例えば、AVサーバ装置100が録画時には、状態通知管理部105は、図2に示されているような状態表示画面150の画面データをクライアント機器130に送信し、クライアント機器130を操作するユーザに、AVコンテンツを送信できない原因を通知する。なお、図2内における“XX−XX”には、AVサーバ装置100の型名等、AVサーバ装置100を識別することのできる装置識別情報が記される。なお、状態通知管理部105で生成される状態表示画面の画面データは、極短い時間の動画又は静止画のデータとし、送信時にリソースの使用率が一時的に増加しても極短時間で送信が終わり、AVサーバ装置100のリソースを超過することがない程度のファイルサイズのものとする。
なお、図1では、状態管理部103、送信可否判定部104及び状態通知管理部105は、ハードウェアとして記載されているが、CPUにより実行されるソフトウェアとして実装されてもよい。
ネットワークI/F部106は、LAN140に接続するためのインターフェースである。
コンテンツ蓄積部107は、AVコンテンツを記憶する。
コンテンツ送信部108は、コンテンツ蓄積部107に記憶されているAVコンテンツ及びその付随情報を、一般的に使用される規格に従って、ネットワークI/F部106を介して、クライアント機器130に送信する。本実施の形態においては、コンテンツ送信部108は、送信可否判定部104がAVコンテンツの送信を可と判定した場合に、AVコンテンツ及びその付随情報をクライアント機器130に送信する。
コンテンツ情報管理部109は、コンテンツ蓄積部107に記憶されているAVコンテンツを管理する。なお、コンテンツ情報管理部109は、ネットワークI/F部106を介して、クライアント機器130からのAVコンテンツの取得要求を受け取る。この取得要求は、一般的に使用される規格に従ったものである。
クライアント機器情報管理部110は、LAN140に接続されたクライアント機器130を管理する。例えば、クライアント機器情報管理部110は、LAN140に接続されたクライアント機器130のIPアドレス等を含むクライアント機器情報を記憶部102に記憶することにより、このような機器の管理を行う。
以上により、AVサーバ装置100は、UPnP−AVのサーバとして動作する。
チューナ部111は、アンテナ400を介して、テレビ番組等のAVコンテンツを受信する。
録画処理部112は、チューナ部111で受信されたAVコンテンツをコンテンツ蓄積部107に蓄積する。
ダビング処理部113は、記憶媒体I/F部114を介して、コンテンツ蓄積部107に蓄積されたAVコンテンツを外部記憶媒体121(例えば、DVD等)にダビングする。
記憶媒体I/F部114は、外部記憶媒体121へのデータの書き込み、及び、外部記憶媒体121からのデータの読み出しを行う。
リモコン115は、操作の入力を受け付ける。
リモコン受信部116は、リモコン115で受け付けられた入力を示す信号を受信する。
ユーザI/F部117は、リモコン受信部116で受信された信号からリモコン115で受け付けられた入力を特定して、特定された入力を制御部101に通知する。
なお、リモコン115、リモコン受信部116及びユーザI/F部117により、ユーザから指示を受け付ける入力部が構成される。
図3は、実施の形態1に係るAVサーバ装置100が状態表示画面の画面データの送信によって、クライアント機器130を操作しているユーザにAVサーバ装置100の状態を通知する処理を示すフローチャートである。なお、図3のフローの開始時には、すでにクライアント機器130とAVサーバ装置100とは互いに認識し、AVサーバ装置100のコンテンツ情報管理部109が、クライアント機器130のリクエストに対して、コンテンツ蓄積部107に蓄積されているAVコンテンツのコンテンツリストを送信しているものとする。なお、コンテンツリストには、各AVコンテンツのID、タイトル等の情報とともに、LAN140におけるURIが含まれる。クライアント機器130とAVサーバ装置100とがLAN140に接続してから、クライアント機器130がコンテンツリストを取得するまでのフローは既存の技術となるため説明を省略する。
まず、AVサーバ装置100のコンテンツ情報管理部109は、ネットワークI/F部106を介して、AVコンテンツのコンテンツリクエストを受信する(S10)。このコンテンツリクエストは、ユーザ操作によりクライアント機器130から送信されたAVコンテンツの再生リクエストであり、コンテンツリストに記述されるURIを指定したHTTP GETのリクエストである。
次に、送信可否判定部104は、記憶部102に記憶されている状態情報を参照して、AVサーバ装置100の状態をチェックし、送信可であるか否かを判定する(S11)。ここで、状態管理部103は、録画処理部112が録画を開始する、又は、ダビング処理部113がダビングを開始するといった状態変化時には、それぞれ“録画中”、“ダビング中”といった状態を示す情報を、状態情報として記憶部102に記憶させておく。そのため、記憶部102に状態情報が記憶されていなければ、送信可否判定部104は、送信可と判定する。そして、送信可である場合(S11:Yes)には、処理はステップS12に進み、送信不可である場合(S11:No)には、処理はステップS16に進む。
ステップS12では、状態管理部103は、状態を“コンテンツ送信中”に設定する。言い換えると、状態管理部103は、“コンテンツ送信中”を示す状態情報を記憶部102に記憶させる。
次に、コンテンツ送信部108は、ネットワークI/F部106を介して、ステップS10でリクエストされたAVコンテンツの送信を開始する(S13)。これにより、クライアント機器130は、所望のAVコンテンツを受信し、それを再生できる。
次に、コンテンツ送信部108は、AVコンテンツの送信を終了したか否かを判断する(S14)。AVコンテンツの送信が終了した場合(S14:Yes)には、処理はステップS15に進む。
ステップS15では、状態管理部103は、ステップS12で設定した状態をクリアする。例えば、状態管理部103は、記憶部102に記憶させた状態情報を削除する。これにより、フローは終了となる。
一方、ステップS11で送信不可と判定された場合(S11:No)には、処理はステップS16に進む。
ステップS16では、状態通知管理部105は、送信不可と判断した原因となる状態を通知するための状態表示画面の画面データを生成する。状態表示画面の画面データは、AVサーバ装置の状態等を表す文字列をエンコードして生成される。
次に、状態通知管理部105は、ネットワークI/F部106を介して、ステップS16で生成された画面データを、リクエストされたAVコンテンツの代わりにクライアント機器130に送信する(S17)。このとき、クライアント機器130では受信したコンテンツが所望のAVコンテンツか否かは判断できず、状態表示画面を所望のAVコンテンツの代わりに再生する。
次に、状態通知管理部105は、状態表示画面の画面データの送信が終了したか否かを判断する(S18)。そして、状態表示画面の画面データの送信が終了した場合(S18:Yes)には、フローは終了する。
UPnP−AVでは、AVコンテンツは、クライアント機器130からのHTTP GETによるコンテンツリクエストのレスポンスとして送信される。
図4(A)〜(C)は、コンテンツリクエストとそれに対するレスポンスにおけるHTTPメッセージの内容を示す概略図である。
図4(A)は、HTTP GETによるコンテンツリクエスト151Aを示す概略図である。図3のステップS10では、コンテンツ情報管理部109は、図4(A)に示されているような、一般的に使用される規格に従った取得要求を受信する。
図4(B)は、AVコンテンツを送信する場合のHTTP GETレスポンス(AVコンテンツ)151Bを示す概略図である。図4(B)に示されているように、HTTP GETレスポンス(AVコンテンツ)151Bは、AVコンテンツのデータに、HTTP GETによるコンテンツリクエスト151Aのレスポンスであることを示すヘッダが付与されている。図3のステップS13では、コンテンツ送信部108は、図4(B)に示されているように、一般的に使用される規格に従った応答として、AVコンテンツを送信する。
図4(C)は、状態表示画面の画面データを送信する場合のHTTP GETレスポンス151Cを示す概略図である。図4(C)に示されているように、AVサーバ装置100が状態表示画面の画面データを送信する場合は、状態表示画面の画面データに対して、AVコンテンツを送信する際と同様のヘッダが付与され、HTTP GETのレスポンスとして送信される。状態表示画面の画面データを受信したクライアント機器130は、HTTPメッセージのヘッダを参照して、状態表示画面をリクエストしたAVコンテンツとして再生する。図3のステップS17では、状態通知管理部105は、図4(C)に示されているように、一般的に使用される規格に従った応答として、状態表示画面の画面データを送信する。
ここで、送信不可の状態において、クライアント機器130に送る状態表示画面について説明する。状態表示画面には、クライアント機器130を操作しているユーザに対して、AVサーバ装置100がAVコンテンツを送信できない理由を明確にする目的がある。状態表示画面の画面データを生成するには、文字列のエンコードをする等、処理負荷が上がる。そのため処理を低減するためには、図5(A)〜(C)に示されているように、AVサーバ装置100の状態に応じた状態表示画面の画面データを、記憶部102に予め保持しておくことが望ましい。そして、状態管理部103で管理されている状態に応じて、状態通知管理部105が、記憶部102に記憶されている画面データから対応する状態表示画面の画面データを選択して、選択された状態表示画面の画面データを送信する。
また、AVサーバ装置100のより詳細な情報を通知するには、状態通知管理部105は、図6(A)に示されているような、時間情報を記した状態表示画面152Aを生成してもよい。ここで、図6(A)における“**時**分”は、録画が終了する時間を示す。AVサーバ装置100の状態が変化した際、状態管理部103は、“録画中”等の状態を示す情報とともに、録画が終了する予定の時間も、状態情報として記憶部102に記憶させておく。状態通知管理部105は、記憶部102に記憶されている状態情報を参照して、図6(A)に示されている状態表示画面152Aの画面データを生成する。
また、AVコンテンツを送信するリクエストを送信してきたクライアント機器130以外の他の機器にAVコンテンツを送信中のため、このクライアント機器130にAVコンテンツを送信できない場合は、状態通知管理部105は、図6(B)に示されているような、既に送信中の他の機器の情報を記した状態表示画面152Bの画面データを生成してもよい。図6(B)における“##−##”には、AVコンテンツを送信している先の他の機器を識別するための機器識別情報が記される。状態管理部103は、“コンテンツ送信中”の状態を示す情報とともに、クライアント機器情報管理部110で管理されているクライアント機器の型番等の機器識別情報を、状態情報として記憶部102に記憶させておく。これにより、状態通知管理部105は、記憶部102に記憶されている状態情報を参照して、AVコンテンツの送信先の他の機器を示す機器識別情報を取得して、図6(B)に示されている状態表示画面152Bの画面データを生成する。
また、状態通知管理部105は、クライアント機器130における表示領域の大きさに応じて、表示される文字の大きさを変えて状態表示画面の画面データを生成してもよい。この様子を図7及び図8に示す。
クライアント機器130としてはテレビ及びPC等が想定されており、その表示領域の大きさに差がある。図7(A)に示されているように、クライアント機器130の表示領域の大小に拘わらず、状態通知管理部105が、一律な文字の大きさで状態表示画面153Aの画面データを生成した場合、図7(B)に示されているように、表示領域の大きいクライアント機器130の表示画面DS1では視認できるが、表示領域の小さいクライアント機器130では、図7(C)に示されている表示画面DS2のように視認しづらくなるという問題がある。そこで、クライアント機器情報管理部110は、ネットワークI/Fを介して、クライアント機器130から、又は、リモコン115を介して、ユーザから、LAN140に接続されるクライアント機器130の表示領域の大きさを取得して、クライアント機器情報として記憶部102に記憶させておく。そして、状態通知管理部105は、記憶部102に記憶されているクライアント機器情報を参照して、状態表示画面の画面データを送信するクライアント機器130の表示領域の大きさを取得し、それに応じて適切な文字の大きさで状態表示画面の画面データを生成する。
UPnP−AVの規格では、機器を相互接続するために、お互いの情報を通信する仕組みがある。このため、クライアント機器情報管理部110は、ネットワークI/F部106を介して、LAN140に接続されるクライアント機器130の型番を取得することができる。AVサーバ装置100は、クライアント機器130の型番と表示領域の大きさとを関連付けたデータベース(表示領域情報)を記憶部102に記憶させておくことにより、このデータベースを参照することでクライアント機器130の表示領域の大きさを取得することができる。なお、このデータベースは、外部のネットワークから取得されてもよく、リモコン115を介して、ユーザから必要な情報を取得して生成されてもよい。このようにして取得されたクライアント機器130の表示領域の大きさに応じて、適切な文字の大きさで状態表示画面の画面データを生成する。例えば、状態通知管理部105は、表示領域の小さいクライアント機器130に対しては、図8(A)に示されている状態表示画面154Aのように大きな文字を使用する。これにより、図8(B)に示されているように、表示領域の小さいクライアント機器130の表示画面DS3でも、文字を視認しやすくなる。即ち、状態通知管理部105は、状態表示画面の画面データを送信するクライアント機器130の表示領域のサイズが小さいほど、状態表示画面のサイズに対する文字のサイズが大きくなるように、状態表示画面の画面データを生成する。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、ホームネットワークを介したAVコンテンツの送信を行うAVサーバ装置100において、AVコンテンツの送信ができない状態であることをクライアント機器130に通知することができる。これによって、AVサーバ装置100の状態が原因でAVコンテンツの再生ができない場合に、クライアント機器130を操作しているユーザは、AVサーバ装置100を直接操作しなくても、その原因を知ることができる。
実施の形態2.
以下に、実施の形態2に係る情報処理装置及びAVコンテンツ送信方法について説明する。
図1に示されているように、実施の形態2に係るAVサーバ装置200は、制御部101と、記憶部202と、状態管理部203と、送信可否判定部204と、状態通知管理部205と、ネットワークI/F部106と、コンテンツ蓄積部107と、コンテンツ送信部108と、コンテンツ情報管理部109と、クライアント機器情報管理部110と、チューナ部111と、録画処理部112と、ダビング処理部113と、記憶媒体I/F部114と、リモコン115と、リモコン受信部116と、ユーザI/F部117とを備える。実施の形態2に係るAVサーバ装置200は、記憶部202、状態管理部203、送信可否判定部204及び状態通知管理部205において、実施の形態1に係るAVサーバ装置100と異なっている。
実施の形態2では、AVサーバ装置200がコンテンツリクエストを受信した場合に、コンテンツの送信を途中で中断する可能性があるときには、AVコンテンツの送信を開始する前に、その旨を、クライアント機器130を操作しているユーザに通知することを目的とする。例えば、リクエストのあったAVコンテンツの再生時間が1時間あり、リクエストがあったときから30分後にAVサーバ装置200に録画予約がある場合、AVサーバ装置200は、30分後にAVコンテンツの送信を停止することを通知する第2の状態通知データを送信してから、AVコンテンツの送信を開始する。
記憶部202は、AVサーバ装置200での処理に必要な情報を記憶する。例えば、記憶部202は、状態管理部203で管理される状態情報及び予約情報、状態通知管理部205で管理される画面情報、及び、クライアント機器情報管理部110で管理されるクライアント機器情報を記憶する。なお、これらの情報の詳細は後述する。
状態管理部203は、実施の形態1における状態管理部103と同様に、AVサーバ装置200の状態を管理する。
また、状態管理部203は、AVサーバ装置200の状態として、AVサーバ装置200において設定される予約を管理する。例えば、状態管理部203は、予約された処理の内容及び予約された時刻を含む予約情報を記憶部202に記憶することにより、AVサーバ装置200において設定される予約を管理する。ここで、状態管理部203が管理する予約は、AVコンテンツの送信を不可にする処理の予約であるものとする。ここでのAVコンテンツの送信を不可にする処理は、予め定められているものとし、例えば、本実施の形態では、録画処理及びダビング処理であるものとする。
送信可否判定部204は、実施の形態1における送信可否判定部104と同様に、状態管理部203で管理されているAVサーバ装置200の状態に応じて、AVサーバ装置200がコンテンツ蓄積部107に蓄積されているAVコンテンツを送信することができるか否かを判定する。
また、送信可否判定部204は、AVサーバ装置200がコンテンツ蓄積部107に蓄積されているAVコンテンツを送信することができると判定した場合に、AVコンテンツの再生時間内に、AVコンテンツの送信を不可にする処理の予約時刻が含まれるか否かを判定する。
状態通知管理部205は、実施の形態1と同様に、送信可否判定部204がAVコンテンツの送信を不可と判定した場合に、その原因であるAVサーバ装置200の状態を通知する第1の状態通知データを生成し、ネットワークI/F部106を介して、それをクライアント機器130に送信する。
また、状態通知管理部205は、送信可否判定部204がAVコンテンツの再生時間内に、AVコンテンツの送信を不可にする処理の予約時刻が含まれると判定した場合に、予約された処理を行うため、AVコンテンツの再生が途中で停止される可能性が有ることを通知する第2の状態通知データを生成し、ネットワークI/F部106を介して、それをクライアント機器130に送信する。ここで、本実施の形態においては、第2の状態通知データは、予約された処理を行うため、AVコンテンツの再生が途中で停止される可能性が有ることを記した状態表示画面の画面データであるものとする。また、第2の状態通知データは、AVコンテンツの再生時間内に含まれる予約時刻、又は、この予約時刻に実行される処理の内容の少なくとも何れか一方を通知するものであることが望ましい。
図9及び図10は、実施の形態2に係るAVサーバ装置200が状態表示画面の画面データの送信によって、クライアント機器130を操作しているユーザにAVサーバ装置200の状態を通知する処理を示すフローチャートである。なお、図9において、図3に示されているフローの処理と同様の処理には、図3の処理と同様の符号が付されている。
図9のステップS10及びS11の処理は、図3のステップS10及びS11の処理と同様である。但し、ステップS11において、送信可否判定部204がリクエストされたAVコンテンツの送信を可と判定した場合(S11:Yes)には、処理はステップS20に進む。
ステップS20では、送信可否判定部204は、状態管理部203で管理されるAVサーバ装置200の状態が予約中であるかチェックする。ここで、予約中は、録画及びダビング等、AVコンテンツを送信できない処理の予約がAVサーバ装置100に設定されている状態をさす。本実施の形態では、状態管理部203は、“録画中”及び“ダビング中”等といった実施の形態1における状態の他に、“何時何分から録画開始”及び“何時何分からダビング開始”といった予約の状態も管理する。予約中でない場合(S20:No)には、処理はステップS12に進み、予約中である場合(S20:Yes)には、処理はステップS21へ進む。ここで、図9のステップS12〜S18の処理は、図3のステップS12〜S18の処理と同様である。
ステップS21では、送信可否判定部204は、現在時刻から予約された時刻までの時間が、リクエストのあったAVコンテンツの再生時間に足りないかを確認する。言い換えると、リクエストのあったAVコンテンツの再生時間内に予約が設定されているか否かを確認する。リクエストのあったAVコンテンツの再生時間内に予約が設定されている場合(S21:Yes)には、処理は図10のステップS22に進み、リクエストのあったAVコンテンツの再生時間内に予約が設定されていない場合(S21:No)には、処理はステップS12に進む。
図10のステップS22では、状態通知管理部205は、図11に示されているような、予約された処理を実行するため、AVコンテンツの再生を途中で停止する可能性があることを記した状態表示画面255の画面データを生成する。状態表示画面255の「**時**分」は、予約時刻であり、記憶部202に記憶されている予約情報に含まれている情報である。
次に、状態通知管理部205は、ネットワークI/F部106を介して、ステップS22で生成された状態表示画面255の画面データをクライアント機器130に送信する(S23)。このときの状態表示画面255の画面データは、実施の形態1と同様に、図9のステップS10で受信されたコンテンツリクエストのレスポンスとして送信する。
次に、状態通知管理部205は、状態表示画面の画面データの送信が終了したか否かを判断する(S24)。そして、状態表示画面の画面データの送信が終了した場合(S24:Yes)には、処理はステップS25に進む。
ステップS25では、状態管理部203は、状態を“コンテンツ送信中”に設定する。言い換えると、状態管理部203は、“コンテンツ送信中”を示す状態情報を記憶部202に記憶させる。
次に、コンテンツ送信部108は、コンテンツの送信を開始する(S26)。このとき、コンテンツ送信部108は、AVコンテンツを、ステップS23で送信された状態表示画面255の画面データと連続したデータとして送信する。クライアント機器130は、状態表示画面の画面データと、AVコンテンツのデータとを区別することなく受信し、連続的に再生する。言い換えると、ステップS22で生成された状態表示画面255の画面データは、リクエストされたAVコンテンツのデータの先頭に付け足されて送信されることになる。
次に、状態管理部203は、管理されている予約時刻になったか否かを判断する(S27)。予約時刻になった場合(S27:Yes)には、処理はステップS28に進む。
ステップS28では、コンテンツ送信部108は、AVコンテンツの送信を停止する。
次に、状態管理部203は、状態を予約された処理の実行中に設定する。言い換えると、状態管理部203は、予約された処理が実行中であることを示す状態情報を記憶部202に記憶させる。
そして、制御部101は、予約された処理を開始する(S30)。
以上のように、本実施の形態によれば、AVコンテンツの送信を途中で中断する可能性がある場合に、AVコンテンツの送信を開始する前に、その旨をクライアント機器130に通知することができる。これにより、クライアント機器130を操作するユーザは、AVコンテンツの送信が途中で中断する可能性があることを、AVコンテンツ再生を開始する前に知ることができる。
実施の形態3.
以下に、実施の形態3に係る情報処理装置及びAVコンテンツ送信方法について説明する。
図1に示されているように、実施の形態3に係るAVサーバ装置300は、制御部101と、記憶部102と、状態管理部103と、送信可否判定部304と、状態通知管理部305と、ネットワークI/F部106と、コンテンツ蓄積部107と、コンテンツ送信部108と、コンテンツ情報管理部109と、クライアント機器情報管理部110と、チューナ部111と、録画処理部112と、ダビング処理部113と、記憶媒体I/F部114と、リモコン115と、リモコン受信部116と、ユーザI/F部117とを備える。実施の形態3に係るAVサーバ装置300は、送信可否判定部304及び状態通知管理部305において、実施の形態1に係るAVサーバ装置100と異なっている。
実施の形態3では、AVサーバ装置300がすでにAVコンテンツをクライアント機器130に送信している状態において、AVサーバ装置300の状態の変化によってAVコンテンツの送信を中断する場合に、送信中断の原因を、クライアント機器130を操作しているユーザに通知することを目的とする。例えば、AVコンテンツを送信中に、AVサーバ装置300で録画を開始する操作を受け付けた場合、AVサーバ装置300は、AVコンテンツの送信を停止し、録画を開始したためAVコンテンツの送信を停止することを通知する第3の状態通知データをクライアント機器130に送信する。
送信可否判定部304は、実施の形態1と同様に、状態管理部103で管理されているAVサーバ装置300の状態に応じて、AVサーバ装置300がコンテンツ蓄積部107に蓄積されているAVコンテンツを送信することができるか否かを判定する。
また、送信可否判定部304は、AVサーバ装置300がコンテンツ蓄積部107に蓄積されているAVコンテンツを送信中に、AVコンテンツの送信を不可にする処理を要求する操作の入力があったか否かを判定する。AVコンテンツの送信を不可にする処理を要求する操作は、予め定められているものとし、例えば、本実施の形態では、録画処理及びダビング処理を要求する操作であるものとする。例えば、送信可否判定部304は、予め定められた操作がリモコン115に入力された場合に、AVコンテンツの送信を不可にする処理を要求する操作の入力があったと判断する。
状態通知管理部305は、実施の形態1と同様に、送信可否判定部304がAVコンテンツの送信を不可と判定した場合に、その原因であるAVサーバ装置300の状態を通知する第1の状態通知データを生成し、ネットワークI/F部106を介して、それをクライアント機器130に送信する。
また、状態通知管理部305は、AVコンテンツの送信中に、送信可否判定部304がAVコンテンツの送信を不可にする処理を要求する操作の入力があったと判定した場合に、AVサーバ装置300で処理を行うために、AVコンテンツの再生を途中で停止することを通知する第3の状態通知データを生成し、ネットワークI/F部106を介して、それをクライアント機器130に送信する。ここで、本実施の形態においては、第3の状態通知データは、AVサーバ装置100で処理を行うために、AVコンテンツの再生を途中で停止することを記した状態表示画面の画面データであるものとする。
図12は、実施の形態3に係るAVサーバ装置300が状態表示画面の画面データの送信によって、クライアント機器130を操作しているユーザにAVサーバ装置300の状態を通知する処理を示すフローチャートである。
まず、コンテンツ送信部108は、既にAVコンテンツを送信中である(S40)。
次に、送信可否判定部304は、ユーザI/F部117から予め定められたユーザ操作があったか否かを判定する(S41)。予め定められたユーザ操作とは、録画処理及びダビング処理等、AVサーバ装置300の制約条件として、AVコンテンツの送信と同時に行うことが禁止されている処理を要求する操作である。予め定められたユーザ操作があった場合(S41:Yes)には、処理はステップS42に進む。
ステップS42では、状態管理部103は、管理する状態をステップS41でユーザI/F部117が受け付けたユーザ操作に応じて設定する。言い換えると、状態管理部103は、ユーザ操作により要求された処理が実行中であることを示す状態情報を記憶部102に記憶させる。
次に、状態通知管理部305は、状態表示画面の画面データを生成する(S43)。例えば、図13に示されている状態表示画面356のように、ステップS41でユーザI/F部117が受け付けたユーザ操作の内容と、AVコンテンツの再生を停止すること等が状態表示画面356に記される。
次に、コンテンツ送信部108は、AVコンテンツの送信を停止する(S44)。
そして、状態通知管理部305は、ネットワークI/F部106を介して、ステップS43で生成された状態表示画面356の画面データを、AVコンテンツを送信していたクライアント機器130に送信する。このとき、状態通知管理部305は、状態表示画面356の画面データを、ステップS40で送信されたAVコンテンツのデータと連続したデータとして送信する。クライアント機器130は、AVコンテンツのデータと、状態表示画面の画面データとを区別することなく受信し、連続的に再生する。言い換えると、ステップS43で生成された状態表示画面356は、停止されたAVコンテンツの後端に付け足されて送信されることになる。
次に、状態通知管理部305は、状態表示画面356の画面データの送信が終了したか否かを判断する(S46)。状態表示画面356の画面データの送信が終了した場合(S46:Yes)には、処理はステップS47に進む。
ステップS47では、制御部101は、ステップS41でユーザI/F部117が受け付けたユーザ操作に応じた処理を開始する。
以上により、AVコンテンツの送信中にAVサーバ装置300がユーザ操作を受け付け、AVコンテンツの送信を停止する際に、その旨を状態表示画面によって通知することができる。これによって、クライアント機器130を操作するユーザは、コンテンツの送信が途中で停止した原因を知ることができる。
なお、以上に記載された実施の形態1〜3では、AVサーバ装置100、200、300は、静止画の状態表示画面により、その状態を通知したが、AVサーバ装置100、200、300に負担をかけない程度の極短時間の動画により、その状態を通知してもよい。また、AVサーバ装置100、200、300は、音声ファイルによって、その状態を通知してもよい。
100,200,300 AVサーバ装置、 101 制御部、 102,202 記憶部、 103,203 状態管理部、 104,204,304 送信可否判定部、 105,205,305 状態通知管理部、 106 ネットワークI/F部、 107 コンテンツ蓄積部、 108 コンテンツ送信部、 109 コンテンツ情報管理部、 110 クライアント機器情報管理部、 111 チューナ部、 112 録画処理部、 113 ダビング処理部、 114 記憶媒体I/F部、 115 リモコン、 116 リモコン受信部、 117 ユーザI/F部。

Claims (16)

  1. ネットワークに接続するためのネットワークインタフェース部と、
    複数のAVコンテンツを蓄積したコンテンツ蓄積部と、
    自装置の状態を管理する状態管理部と、
    前記ネットワークインタフェースを介して、前記ネットワークに接続されたクライアント機器から、前記複数のAVコンテンツから選択されたAVコンテンツの取得要求を受けるコンテンツ情報管理部と、
    前記状態管理部により管理されている前記自装置の状態に応じて、前記選択されたAVコンテンツの送信の可否を判定する送信可否判定部と、
    前記送信可否判定部が前記選択されたAVコンテンツの送信を可と判定した場合に、前記ネットワークインタフェース部を介して、前記取得要求の応答として、前記選択されたAVコンテンツを前記クライアント機器に送信するコンテンツ送信部と、
    前記送信可否判定部が前記選択されたAVコンテンツの送信を不可と判定した場合に、前記状態管理部により管理されている前記自装置の状態を通知する第1の状態通知データを生成し、前記ネットワークインタフェース部を介して、前記取得要求の応答として、当該生成された第1の状態通知データを前記クライアント機器に送信する状態通知管理部と、を備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の状態通知データは、前記状態管理部により管理されている前記自装置の状態を記した状態表示画面の画面データであること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記自装置の状態毎に、前記自装置の状態に対応した前記画面データを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記状態通知管理部は、前記状態管理部により管理されている前記自装置の状態に対応する前記画面データを前記記憶部から取得することで、前記第1の状態通知データを生成すること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記状態通知管理部は、前記クライアント機器の表示領域が小さいほど、前記状態表示画面のサイズに対する文字のサイズが大きくなるように、前記画面データを生成すること
    を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記クライアント機器の表示領域のサイズを示す情報を含むクライアント機器情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記状態通知管理部は、前記記憶部に記憶されている前記クライアント機器情報を参照して、前記画面データを生成すること
    を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記状態管理部は、予め定められた処理の内容及び当該予め定められた処理を実行する予約時刻を示す予約情報をさらに管理し、
    前記送信可否判定部は、前記選択されたAVコンテンツの送信を可と判定した場合に、前記選択されたAVコンテンツの再生時間内に、前記状態管理部で管理されている前記予約情報で示される予約時刻が含まれるか否かを判定し、
    前記状態通知管理部は、前記送信可否判定部が、前記選択されたAVコンテンツの再生時間内に、前記状態管理部で管理されている前記予約情報で示される予約時刻が含まれると判定した場合には、予約された処理を実行するため、AVコンテンツの再生が途中で停止される可能性が有ることを通知する第2の状態通知データを生成し、前記ネットワークインタフェース部を介して、前記取得要求の応答として、当該生成された第2の状態通知データ及び前記選択されたAVコンテンツを前記クライアント機器に送信すること
    を特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の状態通知データは、前記選択されたAVコンテンツの再生時間内に含まれる前記予約時刻、及び、前記選択されたAVコンテンツの再生時間内に含まれる前記予約時刻に実行される処理の内容の少なくとも何れか一方をさらに通知するデータであること
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記コンテンツ送信部が、前記選択されたAVコンテンツを前記クライアント機器に送信している最中に、前記送信可否判定部が、前記状態管理部により管理されている前記自装置の状態の変化に応じて、前記選択されたAVコンテンツの送信を不可と判定した場合には、前記状態通知管理部は、当該変化後の自装置の状態を通知する第3の状態通知データを生成し、前記ネットワークインタフェース部を介して、前記取得要求の応答として、当該生成された第3の状態通知データを前記クライアント機器に送信すること
    を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 自装置の状態を管理する状態管理過程と、
    ネットワークに接続されたクライアント機器から、蓄積されている複数のAVコンテンツから選択されたAVコンテンツの取得要求を受けるコンテンツ情報管理過程と、
    前記状態管理過程で管理されている前記自装置の状態に応じて、前記選択されたAVコンテンツの送信の可否を判定する送信可否判定過程と、
    前記送信可否判定過程が前記選択されたAVコンテンツの送信を可と判定した場合に、前記取得要求の応答として、前記選択されたAVコンテンツを前記クライアント機器に送信するコンテンツ送信過程と、
    前記送信可否判定過程が前記選択されたAVコンテンツの送信を不可と判定した場合に、前記状態管理過程で管理されている前記自装置の状態を通知する第1の状態通知データを生成し、前記取得要求の応答として、当該生成された第1の状態通知データを前記クライアント機器に送信する状態通知管理過程と、を備えること
    を特徴とするAVコンテンツ送信方法。
  10. 前記第1の状態通知データは、前記状態管理過程で管理されている前記自装置の状態を記した状態表示画面の画面データであること
    を特徴とする請求項9に記載のAVコンテンツ送信方法。
  11. 前記状態通知管理過程は、前記自装置の状態毎に、前記自装置の状態に対応して予め記憶されている画面データで、前記第1の状態通知データを生成すること
    を特徴とする請求項10に記載のAVコンテンツ送信方法。
  12. 前記状態通知管理過程は、前記クライアント機器の表示領域が小さいほど、前記状態表示画面のサイズに対する文字のサイズが大きくなるように、前記画面データを生成すること
    を特徴とする請求項10に記載のAVコンテンツ送信方法。
  13. 前記状態通知管理過程は、前記クライアント機器の表示領域のサイズを示す情報を含むクライアント機器情報を参照して、前記画面データを生成すること
    を特徴とする請求項12に記載のAVコンテンツ送信方法。
  14. 前記状態管理過程は、予め定められた処理の内容及び当該予め定められた処理を実行する予約時刻を示す予約情報をさらに管理し、
    前記送信可否判定過程は、前記選択されたAVコンテンツの送信を可と判定した場合に、前記選択されたAVコンテンツの再生時間内に、前記状態管理過程で管理されている前記予約情報で示される予約時刻が含まれるか否かを判定し、
    前記状態通知管理過程は、前記送信可否判定過程が、前記選択されたAVコンテンツの再生時間内に、前記状態管理過程で管理されている前記予約情報で示される予約時刻が含まれると判定した場合には、予約された処理を実行するため、AVコンテンツの再生が途中で停止される可能性が有ることを通知する第2の状態通知データを生成し、前記取得要求の応答として、当該生成された第2の状態通知データ及び前記選択されたAVコンテンツを前記クライアント機器に送信すること
    を特徴とする請求項9から13の何れか一項に記載のAVコンテンツ送信方法。
  15. 前記第2の状態通知データは、前記選択されたAVコンテンツの再生時間内に含まれる前記予約時刻、及び、前記選択されたAVコンテンツの再生時間内に含まれる前記予約時刻に実行される処理の内容の少なくとも何れか一方をさらに通知するデータであること
    を特徴とする請求項14に記載のAVコンテンツ送信方法。
  16. 前記コンテンツ送信過程が、前記選択されたAVコンテンツを前記クライアント機器に送信している最中に、前記送信可否判定過程が、前記状態管理過程により管理されている前記自装置の状態の変化に応じて、前記選択されたAVコンテンツの送信を不可と判定した場合には、前記状態通知管理過程は、当該変化後の自装置の状態を通知する第3の状態通知データを生成し、前記取得要求の応答として、当該生成された第3の状態通知データを前記クライアント機器に送信すること
    を特徴とする請求項9から15の何れか一項に記載のAVコンテンツ送信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107040796A (zh) * 2015-10-26 2017-08-11 船井电机株式会社 内容传送装置

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