JP2014092894A - 表示装置 - Google Patents

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健治 青木
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Abstract

【課題】走行状況に応じてタッチパネルの操作性を向上させる入力装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ナビゲーション装置1は、CPU2と、入力部3と、インターフェース4と、センサ部5と、記憶部6と、ROM7と、RAM8と、表示部9と、音声出力制御部10と、音声出力部11と、バスライン12と、を備え、車速検出部で検出された速度に基づいてタッチ入力検出部の検出感度を自動的に調整することができるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば静電容量型、電界効果型のタッチパネルを用いた表示装置に関するものである。
電子機器の操作部として、人体の指など物体の接近による静電容量の変化を検出することで入力操作を行う静電タッチパネルや静電スイッチなどの表示装置が用いられることがある。
また、車速パルスを検出して、車両の走行速度が高速になった時に、表示機器の操作内容を絞り、誤操作を防ぐようにアイコンの表示態様を変更する機器もある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−90690号公報
しかしながら、従来技術ではメニューやオーディオといった特定のモードで表示態様を変更するだけであり、予め設定されている項目しか操作することができないという課題があった。また、従来の技術を用いて地図画面で希望の位置にスクロールさせたい場合、地図表示を行うためにアイコンの表示態様を変更することができるが、スクロール操作の操作性まで向上させることができないという課題があった。
そこで本発明は、走行状況に応じてタッチパネルの操作性を向上させる入力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の表示装置は、タッチ入力を行うことができる表示装置であって、前記タッチ入力の検出を行うタッチ入力検出部と、車両の速度を検出する車速検出部と、前記車速検出部で検出された速度に基づいて前記タッチ入力検出部の検出感度を調整する検出感度調整部と、を備えることを特徴とする。
本発明の表示装置は、タッチ入力を行うことができ地図データを備えた表示装置であって、前記タッチ入力の検出を行うタッチ入力検出部と、現在位置を検出する現在位置検出部と、前記現在位置検出部で検出された現在位置における道路属性を前記地図データから検索する道路属性検索部と、前記道路属性検索部で検索された道路属性に基づいて前記タッチ入力検出部の検出感度を調整する検出感度調整部と、を備えることを特徴とする。
本発明の表示装置の前記検出感度調整部は、前記現在位置検出部から検出される現在位置の変位から速度を算出し、前記道路属性検索部で検索された道路属性と前記速度を用いて検出感度を調整することを特徴とする。
本発明の前記表示装置は、車両の速度を検出する車速検出部をさらに備え、前記検出感度調整部は、前記車速検出部で検出された速度と前記道路属性検索部で検索された道路属性とを用いて検出感度を調整することを特徴とする。
本発明の表示装置の前記検出感度調整部は、前記速度に基づいて段階的に検出感度を自動変更することを特徴とする。
本発明によれば、走行状況に応じてタッチパネルの感度を自動的に変更するように構成しているため、移動速度に応じた最適なタッチパネルの操作ができる。
本発明によれば、タッチ入力を行うことができる表示装置であって、車速検出部で検出された速度に基づいてタッチ入力検出部の検出感度を自動的に調整することができるように構成されている。
本発明によれば、タッチ入力を行うことができる表示装置であって、現在位置検出部で検出された現在位置情報を用いて地図データに保存されている道路属性を検索し、検索された道路区属性に応じてタッチ入力検出部の検出感度を調整することができるように構成されている。
本発明によれば、現在位置検出部から検出される現在位置の変位から単位時間あたりの速度を算出し、算出された速度と道路属性検索部で検索された道路属性を用いて検出感度調整部の検出感度を最適な検出感度に調整することができるように構成されている。例えば、現在位置の道路属性が高速道路であると検索され、かつ、速度が渋滞などで遅い場合には、道路属性が高速道路であっても高速道路属性に紐付けられた検出感度に変更しないよう構成されている。
本発明によれば、車速検出部から検出される速度と道路属性検索部で検索された道路属性を用いて現在位置と速度条件にあった最適な検出感度に調整することができるように構成されている。例えば、現在位置の道路属性が高速道路であると検索され、かつ、速度が渋滞などで遅い場合には、道路属性が高速道路であっても高速道路属性に紐付けられた検出感度に変更しないよう構成されている。
本発明によれば、検出される速度に応じて段階的に検出感度を自動変更することができるように構成されている。これにより、例えば一般道路から高速道路に走行がかわる際に、速度に応じて段階的に検出感度を自動変更することができる。
実施の形態におけるナビゲーション装置のブロック図 (a)はCPUの構成を示しブロック図であり、(b)はタッチパネル制御部の構成を示すブロック図 車速に対応する各モードを示す模式図 実施の形態におけるナビゲーション装置の動作を示すフロー図 車両速度とモードの関係を示す模式図 第二の実施形態の動作を示すフロー図 第3の実施形態におけるCPUの構成を示すブロック図 第3の実施形態における処理を示すフロー図 第4の実施形態における処理を示すフロー図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態における、表示装置のハードウェア構成例を示すブロック図
である。
この表示装置は、例えば電子機器としてのナビゲーション装置1に備えられている。
図1に示すように、ナビゲーション装置1は、CPU(Central Processing Unit)2と、入力部3と、インターフェース4と、センサ部5と、記憶部6と、ROM(Read Only Memory)7と、RAM(Random Access Memory)8と、表示部9と、音声出力制御部10と、音声出力部11と、バスライン12と、を備えて構成されている。
CPU2は、各種のプログラムの動作を制御するとともに、各種の演算、制御を行う機能を有するとともに、このCPU2は、ナビゲーション装置1を構成する各部の動作を制御することができるように構成されている。なお、CPU2の詳細については別途図面を用いて説明を行う。
入力部3は、タッチパネル制御部3aと、静電容量型(又は電界効果型)タッチパネル3bから構成され、例えばタッチパネルやリモートコントローラのように、ナビゲーション装置1に対してユーザーによる操作やデータ入力のために使うことができるように構成されている。
ここで、タッチパネル制御部3aは、タッチパネル3bの静電容量の変化量を検知し、設定されたタッチ検出値を上回る場合に、タッチ検出されたことをCPU2に出力できるように構成されている。なお、タッチパネル制御部3aは、タッチ検出値を制御してタッチ検出感度を調整するように構成してもよい。また、タッチパネル制御部3aの機能をCPU2に取り込んで、CPU2でタッチパネルの制御を行ってもよい。
タッチパネル3bは、ナビゲーション装置1のディスプレイ表示面を覆う透明な部材であって、その表示面における表示部位の位置に対応させた操作検出領域が操作されたことを検出することができる。例えば、このタッチパネル3bとしては、薄膜透明基板、ガラス透明基板等を用いた静電容量タイプを用いることができるように構成されている。
インターフェース4は、センサ部5が接続されており、センサ部5から検出された車両の速度情報、加速度情報、位置情報などを入力することができるように構成されている。さらにインターフェース4は、入力された位置情報、並びに速度情報と加速度情報をバスライン12を経由してCPU2に転送することができるように構成されている。
センサ部5は、車速パルス検出器5a、GPS受信部5b(Global Positioning System)、加速度センサ5c、を備えて構成されている。
車速パルス検出器5aは、車両情報である車両の速度(以下、「車速」と省略する)を検出する機能を有して構成されている。
GPS受信部5bは、GPSに代表される測位システムに収容される人工衛星からの電波を受信して、車両の現在位置と現在速度を示す位置情報を出力できるように構成されている。
加速度センサ5cは、車両の加速度を検出する機能を有して構成されている。
記憶部6は、例えばフラッシュメモリ、HDD(ハードディスクドライブ)、CD−ROM、DVD−ROMなどの記録媒体であり、この記録媒体にはナビゲーションに必要な地図データが記録されており、CPU2から指示に基づいて地図データを読み出してRAM8に転送することができるように構成されている。
ROM7は、後述する各種の処理プログラムやその他必要な情報が予め書き込まれて構
成されている。RAM8は、各種のプログラムを実行する上で必要な情報の書き込み及び読み出しを行うことができるように構成されており、後述するプログラム、テーブルおよびデータを揮発的に記憶することができるように構成されている。
表示部9は、主にディスプレイ9aと、グラフィックコントローラ9bと、表示制御回路9cから構成され、ナビゲーション装置1における地図や推奨経路などを表示することができるように構成されており、例えば、操作の指標とすべき例えばボタン及びアイコンなど表示部位を表示することができるように構成されている。
ここでグラフィックコントローラ9bは、CPU2の制御によって、例えば記録装置や外部との通信により地図データや画像データを取得し、表示制御回路9cによって上記地図データに基づく電子地図上に自身の位置(現在地)を表すマークを重ね合わせてマッピングさせてディスプレイ9aに表示させたり、画像データに基づく画像をディスプレイ9aに表示させる機能を有して構成されている。
音声出力制御部10は、音声出力部11への音や音声の出力を制御することができるように構成されている。
音声出力部11は、ナビゲーション装置1における案内音声や警告音などを発することができるように構成されており、具体的にはスピーカなどを用いることができるように構成されている。また、車両に設けられたスピーカを接続して出力するようにも構成することができる。
バスライン12は、本発明のナビゲーション装置1を構成する各部を通信可能に接続することができるように構成されており、このバスライン12に接続された各ブロックは互いにデータの授受が可能な構成となっている。
次に、以上のように構成されたナビゲーション装置1におけるCPU2と、タッチパネル制御部3aについて、図2(a)、図2(b)を用いて具体的に説明する。図2(a)は、CPUの構成を示しブロック図であり、図2(b)は、タッチパネル制御部の構成を示すブロック図である。
ナビゲーション装置1のCPU2は、停止判定部2aと、車速判定部2bと、感度変更制御部2cと、を備えて構成されている。
ここでナビゲーション装置1の停止判定部2aは、車両の現在速度を定期的に検出して車両が停止しているか否かを判定することができるように構成されており、具体的には、センサ部5から得た車両の速度情報を使って、停止状態を判定することができるように構成されている。
ナビゲーション装置1の車速判定部2bは、車両の現在速度を定期的に検出して車速を検出できるように構成されており、具体的には、センサ部5から得た車速情報を使って、車速を判定することができるように構成されている。
ナビゲーション装置1の感度変更制御部2cは、タッチパネル検出感度を変更する必要があるか否かを判断し、走行速度に応じた適切なタッチ検出モードに移行させることができるように構成されている。なお、感度変更制御部2cの詳細な動作については別途図面を用いて説明する。
ナビゲーション装置1のタッチパネル制御部3aは、検出感度制御部301と、タッチ検出感度テーブル302と、タッチ検出部303と、を備えて構成されている。
検出感度制御部301は、感度変更制御部2cからの情報を基に、適切なタッチ検出感度
をタッチ検出感度テーブル302より選択し、タッチ検出部303に設定することができるように構成されている。
次に、図3及び図4を参照して、本実施形態におけるナビゲーション装置における感度変更制御部2cの詳細な動作について説明する。
図3は、車速に対する各モードの一例を示す模式図である。なお、図3においては、横軸が車両の走行速度(単位[km/h])を示しており、縦軸が移行すべき各モードを表している。
感度変更制御部2cは、車両の走行速度が例えば時速0[km/h]より大きく、第1所定速度a以下である場合に低速モードとし、例えば第1所定速度aより大きく第2所定速度b以下である場合に中速モードに移行させ、例えば第2所定速度以上である場合に高速モードへ移行させる。なお、本実施形態では、第1所定速度を30[km/h]とし、第2所定速度を80[km/h]として説明する。具体的には、感度変更制御部2cは、例えば時速0[km/h]以上30[km/h]以下である場合に低速モードとし、例えば時速31[km/h]以上80[km/h]以下である場合に中速モードに移行させ、例えば時速81[km/h]以上である場合に高速モードに移行させる。
詳しくは、低速モードは、車両が市街地のように速度が出せない一般道において、低速で走行している場合に移行するモードである。低速モードでは、静電タッチパネルのタッチ検出する静電容量の変化について、検出感度制御部301で検出と判断する静電容量の変化を停止時よりも小さくすることで、タッチパネルに軽く触れれば検知するように構成されており、このモードに移行することによって操作時の視線移動の時間を短縮することが可能になる。
また、中速モードは、車両が国道のように速度を上げて走行可能な一般道において、中速で走行している場合に移行するモードである。中速モードでは、静電タッチパネルのタッチ検出する静電容量の変化について、検出感度制御部301で検出と判断する静電容量の変化を低速走行時よりもさらに小さくすることで、タッチパネルに対してさらに軽く触れても検知を可能となるように構成されており、このモードに移行することによって操作時の視線移動の時間をさらに短縮することで、道路の状況や信号、周囲の車両状況等の変化を見落とす可能性を下げることが可能になる。
さらに高速モードは、車両が高速道路において、高速で走行している場合に移行するモードである。高速モードでは、静電タッチパネルのタッチ検出する静電容量の変化について、検出感度制御部301で検出と判断する静電容量の変化を中速走行時よりもさらに小さくすることで、タッチパネルに対してさらに短時間の接触でも検知を可能に構成されており、このモードに移行することによって操作時の視線移動の時間をさらに短縮することで、運転手がモニターを殆ど見なくても操作することが可能になる。
このようにして、停止時の初期状態から、低速モード、中速モード、高速モードと変化するに従いタッチパネルから検出される静電容量の変化が少なくてもタッチパネルの検出感度を上げるように構成していることで、操作性を向上させることができるように構成されている。
図4は、本発明のナビゲーション装置1におけるタッチパネルの検出感度切り替え操作の詳細な動作を示すフローチャートである。
上述の通り、ここでは、低速モードと中速モードとの境界となる速度を第1所定速度と呼び、中速モードと高速モードとの境界となる速度を第2所定速度と呼ぶ。
以下の説明では、第1所定速度が時速30[km/h]、第2所定速度が時速80[km/h]であるものとして説明する。つまり低速モードにおいては、車速が0〜30[km/h]であり、中速モードにおいては車速が31〜80[km/h]であり、高速モードにおいては車速が81[km/h]以上となっている。
まず、車両のACCがONにされると、ステップS1で停止時(初期状態)のタッチパネル検出感度に設定される。次に、ステップS2で車速パルス検出器5aから車速情報の取得を開始し、以降電源がOFFにされるまで車速情報の取得を行う。
ステップS3で車速パルス検出器5aから取得した車速情報をもとに、停止判定部2aは車両が0km/hを越えたか否かを判断する。ステップS3において停止判定部2aで走行が開始されたと判断すると(S3、YES)ステップS4に進み、感度変更制御部2cが低速モードにおいて用いるタッチ検出値に切り替える。また、ステップS3において走行を検知しない場合(停止時)には(S3、NO)、ステップS9に進む。
次に、ステップS5で車速パルス検出器5aから検出される車速が第1所定速度(ここでは30[km/h])を超えたか否かを車速判定部2bで判定する。ステップS5において、車速が30[km/h]を超えたと判断するとステップ6に進む(S5、YSE)。また、ステップS5において車速が30[km/h]を超えていないと判断されると(S5、NO)、S3に戻り処理を行う。
次に、S5において車速が30[km/h]を超えたと判断されると(S5、YES)ステップS6で検出感度制御部301を用いて中速モードにおいて用いるべきタッチ検出値に切り替える。車速が30km/h以上、80km/h以下の間では、中速モードに切替えられたタッチパネル検出感度で操作することができる。
次に、ステップS7では、車速パルス検出器5aで検出される車速が第2所定速度(ここでは80[km/h])を超えたか否かを車速判定部2bが判断する。なお、ここでいう第2所定速度は、上述した第1所定速度よりも大きいものとする。車速判定部2bにおいて、車速が80[km/h]を超えたと判断すると次のステップS8を実行する(S7、YES)。また、車速判定部2bにおいて、車速が80[km/h]を超えていないと判断されると(S7、NO)、S5に戻り処理を行う。
次に、S7において80[km/h]を越えたと判断された後、ステップS8において、検出感度制御部301が、高速モードにおいて用いるべきタッチ検出値に切り替える。そして、車速が80[km/h]以下になった事を車速判定部2bが判断するまで、タッチパネル検出感度を高速モードの状態で維持する。
なお、S3において車速が0km/hを越えていないと車速判定部2bが判断すると(S3、NO)、ステップS9において電源がOFFとされたか否かをCPU2が判断し、OFFとされなかった場合には(S9、NO)ステップS3に戻り処理を進める(S2に戻る必要性はないと思う)。また、S9において電源がOFFにされたとCPU2が判断すると(S9、YES)、処理を終了する。
以上に説明した本発明の実施の形態におけるナビゲーション装置1は、走行速度に適したタッチパネル検出感度に自動で設定変更することができ、ユーザが簡単にタッチパネルに触れることで操作を行うことができるので、走行時の操作性を向上させ誤操作を少なくすることができる。
なお、以上の実施形態では、第1所定速度が時速30[km/h]、第2所定速度が時
速80[km/h]であるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ユーザーが予め任意の車速を設定できるようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、第1所定速度は時速30[km/h]、第2所定速度は時速80[km/h]であるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1所定速度については加速時では時速35[km/h]、減速時では時速30[km/h]。第2所定速度については加速時では時速85[km/h]、減速時では時速80[km/h]といったように、加速時と減速時で挙動を変えるように構成してもよい。
また、本発明の実施の形態のナビゲーション装置1において走行速度を検出するために、車両情報として得られる車速パルスを用いるとしたが、本発明を限定するものではなく、GPS等の衛星信号から算出した位置情報の変化速度や加速度センサからの情報より、車速を求めて使用する方法を用いて同様の効果を得ることができる。
また、車速をモニタリングするタイミングも任意に設定することができ、例えば、常時移動速度をモニタリングする方法でも、一定時間毎に移動速度をモニタリングする方法を用いることができる。
なお、感度モードが変更された場合には画面に注釈を表示するもしくは音声案内にてその旨をユーザーに通知することで、ユーザーがタッチパネルの検出感度のモードが変更されたことを把握することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態において、高速モード、中速モード、低速モードと分けて説明したが、第2の実施形態においては、高速モードと一般道路モードに分けて説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態と同じ構成を有しており、個々の詳細な説明は省略し変更箇所のみの詳細な説明を行う。図5は、車両速度とモードの関係を示す模式図である。図6は、第二の実施形態の動作を示すフロー図である。
第2の実施形態において第1の実施形態との違いは、感度変更制御部2cの変更基準が異なっている。詳しくは、感度変更制御部2cにおいて車速判定部2bから取得した車両の走行速度が80km/hより大きいと判断すると高速モードとして感度変更を行い、車両の走行速度が80km/h未満であると判断すると低速モードとして感度変更を行うように構成されている(図5参照)。
次に第2の実施形態における表示装置の動作についてフロー図を用いて詳細に説明する。
図6に示すように、第2の実施形態における表示装置は、まず、車両のACCがONにされると、停止時(初期状態)のタッチパネル検出感度に設定する(S21)。次に、車速パルス検出器5aから車速情報の取得を開始し、以降電源がOFFにされるまで車速情報の取得を行う(S22)。次ぎにS22で取得している車速が0km/hを超えたか否か(停止中か移動中か)を車速判定部2bで判断する(S23)。S23において、車速が0km/hを超えた、すなわち、車両が移動し始めた判断されると(S23、YES)、感度変更制御部2cが低速モードのタッチパネルの検出感度に設定する(S24)。次にS22から継続してモニタリングしている車速が80km/hを超えたか否かを車速判定部2bで判断する(S25)。S25において車速が80km/hを超えたと車速判定部2bが判定すると(S25、YES)、感度変更制御部2cは、高速モードのタッチパネルの検出感度に設定する(S26)。S26にて高速モードのタッチパネルの検出感度に設定したあと、S25に戻り車速が80km/h未満になるか否かの判断を行い、80km/h以上の場合のみ高速モードのタッチパネル検出感度を維持する。なお、S23において車速が0km/hを超えておらず停止状態であると判断すると(S23、NO)、CPU2でエンジンがOFFになったか否かを判断する(S27)。S27においてエンジンがOFFではないと判断されるとS22に戻って処理を繰り返す。また、S27においてエンジンがOFFになったと判断すると(S27、YES)、フロー処理を終了する。また、S25において、車速が80km/hを超えていないと判断されると、S23に戻り処理を繰り返す。
これより第2の実施形態における表示装置は、車速を検出することで、検出した車速が80km/h以上か未満かによって表示装置における感度を低速モード、高速モードに感度変更することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について図面を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同じ構成を有しており箇所における詳細な説明は省略し変更箇所のみの詳細な説明を行う。図7は、第3の実施形態におけるCPUの構成を示すブロック図である。図8は、第3の実施形態における処理を示すフロー図である。
第3の実施形態において第1の実施形態との違いは、CPU2の構成において、第1の実施形態では、停止判定部2a、車速判定部2b、感度変更制御部2cの構成になっていたが(図2(a)参照)、第3の実施形態におけるCPU2は、道路属性判定部2d、車速判定部2b、感度変更制御部2cの構成としている(図7参照)。
ここで道路属性判定部2dは、GPS受信部5bから取得できる現在位置を用いて記憶部6に記憶されている地図データの道路属性情報と比較して、現在位置が一般道路か高速道路か判定することができるように構成されている。
図8に示すように、第3の実施形態における表示装置は、まず、車両のACCがONにされると、停止時(初期状態)のタッチパネル検出感度に設定する(S31)。次に、GPS受信部5bから位置情報の取得を開始する(S32)。次に車両のエンジンがOFFになった否かをCPU2で判定する(S33)。S33においてエンジンがOFFになっていないと判定されると(S33、YES)、GPS受信部5bで取得した現在位置が記憶部6に記憶されている地図データの道路属性情報と比較して、現在位置が一般道路であるか否か道路属性判定部2dで判定する(S34)。S34において、道路属性が一般道であると判断されると(S34、YES)、感度変更制御部2cが低速モードのタッチパネルの検出感度に変更する(S35)。次に、S32において連続して取得している位置情報と記憶部6に記憶されている地図データの道路属性情報と比較して、現在位置が高速道路であるか否か道路属性判定部2dで判定する(S36)。S36において道路属性判定部2dが道路属性が高速道路と判定すると(S36、YES)、感度変更制御部2cが高速モードのタッチパネルの検出感度に変更する(S37)。なお、S33においてエンジンOFFとCPU2が判断したときは処理を終了する。また、S34において現在位置の道路属性が一般道路ではないと判断されると(S34、NO)、S36に進み処理を進める。また、S36において、現在位置の道路属性が高速道路ではない道路属性判定部2dで判定されるとS33に戻って処理を繰り返す。
これより第3の実施形態における表示装置は、車両が存在している現在位置の道路属性情報に基づいて表示装置における感度を低速モード、高速モードに感度変更することができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について図面を用いて説明する。なお、第3の実施形態と同じ構
成を有しており箇所における詳細な説明は省略する。図9は、第4の実施形態における処理を示すフロー図である。
第4の実施形態において第3の実施形態との違いは、CPU2の感度変更制御部2cが、道路属性判定部2dと車速判定部2bの両方の情報を用いて感度を変更するように構成されている(図7参照)。
図9に示すように、第4の実施形態における表示装置は、まず、車両のACCがONにされると、停止時(初期状態)のタッチパネル検出感度に設定する(S41)。次に、GPS受信部5bから位置情報の取得を開始する(S42)。S42で取得された位置情報と記憶部6に記憶されている地図データの道路属性情報と比較して、現在位置が一般道路であるか否か道路属性判定部2dで判定する(S43)。S43において、道路属性が一般道であると判断されると(S43、YES)、車両の現在の車速が80km/h以上であるか否かを判断する(S44)。S44において車速が80km/h未満であると判断されると(S44、NO)、感度変更制御部2cが低速モードのタッチパネルの検出感度に変更する(S45)。次に、S42において連続して取得している位置情報と記憶部6に記憶されている地図データの道路属性情報と比較して、現在位置が高速道路であるか否か道路属性判定部2dで判定する(S46)。S46において道路属性判定部2dが道路属性が高速道路と判定すると(S46、YES)、次に車両の現在の車速が80km/h以上であるか否かを判断する(S47)。S47において車速が80km/h以上であると判断すると(S47、YES)、感度変更制御部2cが低速モードのタッチパネルの検出感度に変更する(S48)。
なお、S43において現在位置の道路属性情報が一般道路では無いと判断すると(S43、NO)、車両のエンジンが停止(ACCがOFF)したか否かをCPU2で判断する(S49)。S49においてエンジン停止したと判断すると(S49、YES)、処理フローを終了する。また、S49においてエンジンが停止していないと判断されると(S49、NO)、S43の処理に戻る。また、S44において、車速が80km/h以上だと判断されると(S44、YES)、感度変更制御部2cが高速モードのタッチパネルの検出感度に変更する(S50)。そして変更した後、S44の処理フローに戻る。さらに、S46において現在位置の道路属性が高速道路ではないと判断されると(S46、NO)、S43に戻り処理を継続する。また、S47において、S47において車速が80km/h未満であると判断すると(S47、NO)、感度変更制御部2cが低速モードのタッチパネルの検出感度に変更する(S51)。そして、検出感度を変更した後、S46の処理フローに戻る。
これより第4の実施形態における表示装置は、車両が存在している現在位置の道路属性情報と車速の情報に基づいて表示装置における感度を低速モード、高速モードに感度変更することができる。
本発明のナビゲーション装置は、車両の走行速度をモニタリングし、車両の走行速度に適したタッチパネル検出感度に自動で設定変更することで、走行時の操作性を向上させることでユーザーの誤操作を少なくすることができるナビゲーション装置として有用である。
1 ナビゲーション装置
2 CPU
2a 停止判定部
2b 車速判定部
2c 感度変更制御部
2d 道路属性判定部
3 入力部
3a タッチパネル制御部
3b タッチパネル
4 インターフェース
5 センサ部
5a 車速パルス検出器
5b GPS受信部
5c 加速度センサ
6 記憶部
7 ROM
8 RAM
9 表示部
9a ディスプレイ
9b グラフィックコントローラ
9c 表示制御回路
10 音声出力制御部
11 音声出力部
12 バスライン
301 検出感度制御部
302 タッチ検出感度テーブル
303 タッチ検出部

Claims (5)

  1. タッチ入力を行うことができる表示装置であって、
    前記タッチ入力の検出を行うタッチ入力検出部と、
    車両の速度を検出する車速検出部と、
    前記車速検出部で検出された速度に基づいて前記タッチ入力検出部の検出感度を調整する検出感度調整部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. タッチ入力を行うことができ地図データを備えた表示装置であって、
    前記タッチ入力の検出を行うタッチ入力検出部と、
    現在位置を検出する現在位置検出部と、
    前記現在位置検出部で検出された現在位置における道路属性を前記地図データから検索する道路属性検索部と、
    前記道路属性検索部で検索された道路属性に基づいて前記タッチ入力検出部の検出感度を調整する検出感度調整部と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  3. 前記検出感度調整部は、前記現在位置検出部から検出される現在位置の変位から速度を算出し、前記道路属性検索部で検索された道路属性と前記速度を用いて検出感度を調整することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記表示装置は、車両の速度を検出する車速検出部をさらに備え、
    前記検出感度調整部は、前記車速検出部で検出された速度と前記道路属性検索部で検索された道路属性とを用いて検出感度を調整することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記検出感度調整部は、前記速度に基づいて段階的に検出感度を自動変更することを特徴とする請求項1から請求項4に記載の表示装置。
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