JP2014092430A - 流量測定装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】安価な構成でありながら、冷熱サイクルの厳しい環境下でも筐体にクラックが生じることなく、高品質を確保することができる流量測定装置を提供する。
【解決手段】筐体3には、温度センサ5のリード線5bを固定するための一対の接着剤充填用孔52の間に、この孔52より大きな容積を有する熱応力吸収用溝54を設けている。これにより、筐体3の成形樹脂と接着剤とに熱膨張差があっても、接着剤充填用孔52間に設けた熱応力吸収用溝54の伸縮によって熱応力を吸収することができ、冷熱サイクルの厳しい環境下においても筐体3にクラックが生じることがない。また、熱応力吸収用溝54を設けるだけの簡単な構造で、しかもこの溝54は、筺体3の樹脂成形時に一体形成することができるため、熱応力吸収用溝54を設けるための工数を特別に要しない。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えば、内燃機関に吸入される吸入空気の流量(以下、吸気量ともいう。)を測定するのに好適な流量測定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、この種の流量測定装置としては、種々の構成のものが提案され、実用に供されているが、近年、吸気量測定用の流量センサを内蔵する筺体に、吸入空気の温度(以下、吸気温ともいう。)を測定するための温度センサを付設した流量測定装置が有用されている(例えば、特許文献1参照)。
この流量測定装置は、温度センサで測定された吸気温を示す信号を、流量センサからの吸気量を示す信号とともに、内燃機関の運転状態を制御する電子制御装置(以下、ECUという。)に供給することにより、内燃機関の吸気系を適正に制御するための温度補償に利用されるものである。
ところで、吸気温を正確に測定するためには、温度センサを筺体から露出させて吸入空気に晒された状態で付設しなければならない。
そして、特許文献1に記載された従来の流量測定装置では、筺体を吸入空気通路に対しOリング等で封着する関係上、温度センサが吸入空気通路内に突出できるように、筺体には温度センサを担持する支持部材(結線用導電部材やターミナル)が通過できる比較的大きな矩形状の装入穴を設けて付設しているのが通例である。
また、この比較的大きい装入穴は、筐体の蓋体であるハウジングを樹脂モールド(筐体をインサート品として一体成形)する際に封鎖しておく必要があることから、温度センサの支持部材(結線用導電部材やターミナル)をインサート品として矩形状の樹脂モールド品をあらかじめ作製しておき、この樹脂モールド品で上述の装入穴を封鎖した後にハウジングを樹脂モールドしている。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、上記構成の流量測定装置は、樹脂成形工程が多く、部品点数も多いため、全体として高価なものとなっており、せめて上述の樹脂モールド品を省略することができる斬新な構造で安価な流量測定装置が待望されている。
そこで、温度センサのリード線を積極的に有効活用して上記樹脂モールド品を省略する提案がなされている(本発明者の創案によるものであって従来周知ではない)。つまり、筐体には温度センサのリード線挿通用の貫通孔を設けておき、この貫通孔にリード線を挿通した後その孔を接着剤で封止する手法である。
この手法によれば、リード線自体を温度センサの支持部材として有効活用することができ、しかも、リード線を挿通する貫通孔は適量の接着剤を充填できる程度の比較的小径にすることができるため、接着剤を充填する簡便な方法で貫通孔を完全に封鎖することができる。したがって、樹脂モールド品を省略することができる。
ところが、本発明者のその後の実験・研究によれば、冷熱サイクルの厳しい環境下においては導通不良が生じる恐れがあることが判明した。また、併せて、その原因を究明したところ、温度センサのリード線を挿通させる貫通孔付近にひび割れ(クラック)が生じ、このクラックを介して筐体内に水分が浸入することに起因していることも判明した。実験によれば、筐体には一般的にPBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)のごとき耐熱樹脂が用いられているため、接着剤としてシール性が良好で耐熱強度も強い汎用のエポキシ樹脂系のものを用いた場合、冷熱サイクルを繰り返すと、両部材の熱膨張係数の相違によって貫通孔付近にクラックが生じる事象が確認された。
特開2010−181354号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、安価な構成でありながら、冷熱サイクルの厳しい環境下でも筐体にクラックが生じることなく、高品質を確保することができる流量測定装置を提供することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の発明(流量測定装置)は、筐体に付設される温度センサが、所定の通路(吸入空気通路)を流れる空気に晒される温度検出素子と、この温度検出素子の両端から伸びる一対のリード線とを有しており、一方、耐熱樹脂製の筐体が、リード線を筐体の外側から内側へ挿通可能な一対の貫通孔と、この貫通孔の各孔に筐体の内側で連なり接着剤が充填される一対の接着剤充填用孔と、この一対の接着剤充填用孔の間に位置し、筐体の内側から外側に向かって凹む形状に形成された熱応力吸収用溝とを有していて、一対の接着剤充填用孔には、リード線が挿通された後に接着剤が充填されることを特徴としている。
上記構成を有する請求項1の発明によれば、筐体と接着剤との熱膨張差に基づいて熱応力が発生しても、一対の接着剤充填用孔間に形成された熱応力吸収用溝の伸縮によって熱応力を吸収することができる。よって、冷熱サイクルの厳しい環境下においても筐体にクラックが生じることがない。
また、熱応力吸収用溝を設けるだけの簡単な構造であり、しかもこの溝は、筺体の樹脂成形時に一体形成することができるため、熱応力吸収用溝を設けるための工数を特別に要しない。
したがって、安価な構成で、冷熱サイクルの厳しい環境下においても高品質を確保できる流量測定装置を提供することができる。
本発明を適用する流量測定装置の代表例を示す内燃機関用流量測定装置の基本機能の説明に供する断面図である(実施例)。 上記流量測定装置の正面図である(実施例)。 上記流量測定装置における筐体の上面図である(実施例)。 上記流量測定装置の分解斜視図である(実施例)。 図2のV−V線に沿う拡大断面図である(実施例)。 本発明の主要部の説明に供するもので、(a)は筺体のターミナル配線前の上面図、(b)は(a)のVI−VI線に沿って鍔部を断面して示す筐体の要部正面図である(実施例)。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に示す実施例に従って詳細に説明する。
本実施例は、本発明の流量測定装置の代表例として、内燃機関の吸気量を測定するための流量測定装置への適用例を示している。以下の説明では、まず、流量測定装置の基本的な構成および機能を概説したのち、本発明の特徴的な構成および作用効果について詳説し、最後に本発明の特徴的事項の変形例について要約列挙する。
なお、各図において、同一または均等部分には、同一符号を付し、重複説明を省略することとする。
〔実施例の構成〕
まず、本発明の流量測定装置の基本的な構成および機能について、図1〜図3に基づいて説明する。
流量測定装置1は、内燃機関に吸入される吸入空気の流量(吸気量)を測定するためのもので、吸入空気通路(以下、吸気路という。)2に配置される。流量測定装置1の筐体3には、吸気量を測定する熱式の流量センサ4が収容されており、吸入空気の温度(吸気温)を測定するための温度センサ5が付設されている。
そして、この温度センサ5で測定された吸気温を示す信号を、流量センサ4からの吸気量を示す信号とともに、内燃機関の運転状態を制御するECU(図示せず)に供給することにより、内燃機関の吸気系を適正に制御するための温度補償に利用される。
流量測定装置1は、上記の流量センサ4および温度センサ5を含め、以下のような具体的構成を有している。
筐体3は、一般的な耐熱樹脂、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)によって形成されており、吸気路2に気密的に装着される本体31と、この本体31から垂下し吸気路2内に突き出される流路形成部32とから構成されている。また、筐体3は、図4にも示すごとく、本体31が鍔部31aを有する円盤形状を呈しているのに対し、流路形成部32が直方体の箱形形状を呈している。そして、流路形成部32には、吸気路2を流れる吸入空気の一部を取り込んで流すバイパス流路33が形成されており、このバイパス流路33に流量センサ4が収容されている。
なお、バイパス流路33は、吸気路2の上流に向かって開口する吸入空気の取込口33aと、吸気路2の下流に向かって開口する吸入空気の放出口33bとを有し、例えば、取込口33aから矢印Xのごとく取り込んだ吸入空気を矢印Yのごとく周回させて放出口33bから放出する。また、バイパス流路33には、ダストを排出するためのダスト排出路34が接続されている。このダスト排出路34は、取込口33aに対向し、かつ流量センサ4の上流側に位置しているため、バイパス流路33に侵入したダストは、流量センサ4に向かうことなく、矢印Zのごとくダスト排出路34を通って吸気路2に戻る。
流量センサ4は、バイパス流路33において、吸入空気が吸気路2における流れ(矢印Q=X)と逆向きに流れる領域に突出している。
また、図4に示すように、流量センサ4は、発生した信号に所定の処理を施す信号処理部(図示せず)、および、ターミナル6と信号処理部とを電気的接続する別のターミナル7とともに、インサート品として樹脂モールドされてセンサアッシー8を構成している。このセンサアッシー8が、筐体3の本体31中央部に設けられたアッシー装着穴9に例えば圧入によって装填されることにより、流量センサ4がバイパス流路33内に突出するようになっている。
温度センサ5は、吸気路2を流れる空気に晒される温度検出素子5aと、この温度検出素子5aの両端から伸びる一対のリード線5bとを有している。温度検出素子5aには例えば周知のサーミスタが用いられている。そして、温度センサ5は、流路形成部32からの熱的影響を受けることがないように、流路形成部32から離間させて筐体3の本体31、特にその鍔部31aに後述する取付手段50によって吊り下げられている。
なお、この鍔部31aには、外周にシール部材(Oリング)10を装填する環状溝31bが設けられており、筐体3は、吸気路2の取付穴2aにシール部材10を介して気密的に装着される。
ターミナル6は、流量測定装置1の出力端子をなすもので、筐体3の本体31の上面に膨出形成されたホルダ11に保持された状態で、温度センサ5のリード線5bの先端部や、センサアッシー8から突出するターミナル7の先端部と電気的接続される。
そして、ターミナル6は、筐体3およびセンサアッシー8とともにインサート品として樹脂モールドされ、吸気量および吸気温を示す信号をECUに出力するためのコネクタ20が構成されている(以下、筐体3、ターミナル6およびセンサアッシー8をインサート品として樹脂モールドにより形成される樹脂部分をハウジング21と呼ぶ。ハウジング21には、コネクタ20の樹脂部分が含まれる。)。
次に、温度センサ5の上記取付手段50について図4および図5をも参照しながら詳細に説明する。
筐体3の本体31の鍔部31aには、その厚さ方向に直線的に貫通するように、一対の小径の貫通孔51と大径で楕円形状の接着剤充填用孔52とが設けられている。各貫通孔51は、温度センサ5の各リード線5bを、下側(筐体3の外側)の開口51aから上側(筐体3の内側)の開口51bへと挿通させるものであり、各接着剤充填用孔52は、各貫通孔51の上側(筐体3の内側)の開口51bに連なっており、リード線5bが挿通された後に接着剤が充填される。この接着剤にはシール性が良く耐熱強度も強い汎用の接着剤、例えばエポキシ樹脂系の接着剤が用いられ、この接着剤によって、リード線5bを鍔部31aにしっかりと固定することができる。
接着剤充填用孔52は、貫通孔51に対する接着剤の充填を助長すると同時に、リード線5bの接着面積を増やし、貫通孔51でのリード線5bの接着固定を補っている。
また、筐体3の流路形成部32には、リード線5bを貫通孔51に通す際にリード線5bをガイドするガイド部53が膨出形成されている。このガイド部53には、下端側にリード線5bを仮止めすることができる圧入把持部53aが設けられており,リード線5bを貫通孔51に通した後にリード線5bを保持することができる。したがって、リード線5bを接着剤にて固定する以前においても、温度センサ5が抜け落ちることはない。
さらに、筺体3の鍔部31aには、一対の接着剤充填用孔52の間に位置し、筐体3の内側から外側に向かって凹む形状に形成された矩形状の熱応力吸収用溝54が設けられている。この矩形状の熱応力吸収用溝54と楕円形状の接着剤充填用孔52の各孔との関係は、熱応力吸収用溝54の容積をAとし、接着剤充填用の各孔52の容積をBとしたとき、A>Bの関係を満足するようになっている。
〔実施例の効果〕
上記構成の流量測定装置1によれば、筐体3には、筐体3の内外を連通する貫通孔51が設けられ、この貫通孔51に温度センサ5のリード線5bを直接挿通させた後にリード線5bを接着剤で筐体3に固定している。そして、貫通孔51を通ったリード線5bの先端部が、コネクタ20を構成するターミナル(出力端子)6に電気的接続される。
これにより、リード線5b自体を温度センサ5の支持部材として有効活用することができ、例えばターミナル6を筐体3の鍔部31aから吸気路2に突出させる必要がなくなる。しかも、リード線5bを挿通する貫通孔51は適量の接着剤を充填できる程度の小径にすることができるため、接着剤を充填する簡便な方法で貫通孔51を完全に封鎖することができる。
また、貫通孔51には、筐体3の内側に位置する開口51bに連なって接着剤充填用孔52が設けられていて、この接着剤充填用孔52が貫通孔51に対する接着剤の充填を助長すると同時に、リード線5bの接着面積を増やし、貫通孔51でのリード線5bの接着固定を補っている。
ところで、筐体3と接着剤とは材質が全く異なっており、PBTのごとき耐熱樹脂の方がエポキシ樹脂系の接着剤に対し熱膨張係数が格段に大きい。このため、冷熱サイクルの厳しい環境下においては、筐体3と接着剤充填用孔52内に充填された接着剤との熱膨張差に基づいて発生する熱応力によって、接着剤充填用孔52付近にひび割れ(クラック)が生じる恐れがある。
本実施例では、一対の接着剤充填用孔52の間に熱応力吸収用溝54を設けているため、熱応力吸収用溝54の伸縮によって熱応力を吸収することができる。よって、冷熱サイクルの厳しい環境下においても筐体3にクラックが生じることがない。
なお、熱応力吸収用溝54には、ハウジング21を筐体3に樹脂モールドする際にこのモールド樹脂が介入することがある。この場合、モールド樹脂が溝54を完全に埋めつくすことはなく、仮に埋め尽くしたとしても、筐体3とモールド樹脂とは別部材であるため、溝54にて熱応力を吸収できる。
ここで、接着剤充填用孔52の各孔と熱応力吸収用溝54との関係は、接着剤充填用孔52に充填され固化する接着剤の量を考慮すると、孔52の容積Bより溝54の容積Aの方が大きい(A>Bの関係を満足する)ことが肝要であり、その構造例を図6に示す。
図6(a)、(b)において、矩形状の熱応力吸収用溝54と楕円形状の接着剤充填用孔52との寸法関係は、溝54の長手方向の長さをL、深さをHとし、孔52の長軸方向の長さをl、深さをhとすると、L>l、H>hの関係を満足するようになっている。
これにより、矩形状の熱応力吸収用溝54と楕円形状の接着剤充填用孔52との容積関係を、A>Bとすることができる。
また、本発明の熱応力吸収構造によれば、熱応力吸収用溝54を設けるだけの簡単な構造であり、しかもこの溝54は、筺体3の樹脂成形時に一体形成することができるため、熱応力吸収用溝54を設けるための工数を特別に要しない。
したがって、安価な構成で、冷熱サイクルの厳しい環境下においても高品質を確保できる流量測定装置1を提供することができる。
〔変形例〕
なお、温度センサ5の取付手段50の態様は、上述した実施例に限定されることなく、本発明の精神を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
その変形例を例示すると、
(1)上記実施例のように、熱応力吸収用溝54が矩形状、接着剤充填用孔52が楕円形状のごとく両者の形状が異なる場合には、溝54の表面積をCとし、孔52の表面積をDとしたとき、C>Dの関係を満足するようにしても良い。もっとも、溝54、孔52の長さL、lもしくは深さH、hのいずれか一方だけで、または溝54の短手方向、孔52の短軸方向の長さだけで、A>B、C>Dの関係を調整するようにしても良い。
(2)接着剤充填用孔52と熱応力吸収用溝54との両者を同一形態(矩形状同士、楕円形状同士)にしても良い。
(3)接着剤の充填量によっては、貫通孔51と接着剤充填用孔52とを兼用にし、1本の貫通孔(51、52)としても良い。
(4)熱応力吸収用溝54は、複数に分割して設けても良い。
本発明の流量測定装置1は、上述した実施例の適用例に限定されることなく、車両の内燃機関に吸入される吸気量を測定する用途以外に様々な用途に適用することができることは勿論である。
1…流量測定装置、2…吸入空気通路(所定の通路)、3…筐体、4…流量センサ、5…温度センサ、5a…温度検出素子、5b…リード線、33…バイパス流路、50…取付手段、51…貫通孔、52…接着剤充填用孔、54…熱応力吸収用溝。

Claims (4)

  1. 所定の通路(2)を流れる空気の一部を取り込んで流すバイパス流路(33)およびこのバイパス流路(33)を流れる空気の流量を測定する流量センサ(4)を具有し、耐熱樹脂により形成された筐体(3)と、
    前記筐体(3)に付設され、前記所定の通路(2)を流れる空気の温度を測定する温度センサ(5)と
    を備える流量測定装置(1)において、
    前記温度センサ(5)は、前記所定の通路(2)を流れる空気に晒される温度検出素子(5a)と、この温度検出素子(5a)の両端から伸びる一対のリード線(5b)とを有しており、
    前記筐体(3)は、前記リード線(5b)が前記筐体(3)の外側から内側へ挿通される一対の貫通孔(51)と、この貫通孔(51)の各孔に前記筐体(3)の内側で連なり接着剤が充填される一対の接着剤充填用孔(52)と、この一対の接着剤充填用孔(52)の間に位置し、前記筐体(3)の内側から外側に向かって凹む形状に形成された熱応力吸収用溝(54)とを有しており、
    前記一対の接着剤充填用孔(52)には、前記リード線(5b)が挿通された後に接着剤が充填されることを特徴とする流量測定装置(1)。
  2. 請求項1に記載の流量測定装置(1)において、
    前記熱応力吸収用溝(54)の容積をA、前記接着剤充填用孔(52)の各孔の容積をBとしたとき、
    A>B
    の関係を満足することを特徴とする流量測定装置(1)。
  3. 請求項2に記載の流量測定装置(1)において、
    前記熱応力吸収用溝(54)の表面積をC、前記接着剤充填用孔(52)の各孔の表面積をDとしたとき、
    C>D
    の関係を満足することを特徴とする流量測定装置(1)。
  4. 請求項2に記載の流量測定装置(1)において、
    前記熱応力吸収用溝(54)の深さをH、前記接着剤充填用孔(52)の深さをhとしたとき、
    H>h
    の関係を満足することを特徴とする流量測定装置(1)。
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