JP2014090392A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014090392A
JP2014090392A JP2012240762A JP2012240762A JP2014090392A JP 2014090392 A JP2014090392 A JP 2014090392A JP 2012240762 A JP2012240762 A JP 2012240762A JP 2012240762 A JP2012240762 A JP 2012240762A JP 2014090392 A JP2014090392 A JP 2014090392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
terminal device
hole
light
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012240762A
Other languages
English (en)
Inventor
Rie Tanaka
理恵 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Casio Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority to JP2012240762A priority Critical patent/JP2014090392A/ja
Publication of JP2014090392A publication Critical patent/JP2014090392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】回路規模の増大を抑制しつつ、光を用いた装飾を施すことができる携帯端末装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる携帯端末装置1は、第1の筐体11と、第1の液晶部100と、第1の面に設けられた第1の表示パネル13と、を備える。第1の筐体11は、第1の面とは異なる第2の面に、第1の筐体を貫通する孔部17を有する。孔部17は、第1の液晶部100から出射された光が、第1の筐体11外部に漏れるように設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末装置が普及している。多くの携帯端末装置は表示部を備える。表示部としてLCDや有機EL(Electro Luminescence)等が用いられている。
例えば、特許文献1には、光を点灯及び消灯する複数の発光領域を有する発光部を備える携帯通信装置が開示されている。特許文献1に開示された携帯通信装置は、所定の発光パターンを生成し、生成した発光パターンに応じて、発光部を発光させる。
特開2010−102097号公報
しかしながら、携帯端末装置を発光させることにより装飾を施す場合、特許文献1のように装飾専用の発光部を備える必要がある。そのため、携帯端末装置の回路規模が増大してしまう。その結果、携帯端末装置の小型化を図ることが困難であるという問題がある。
上記課題に鑑み本発明の目的は、回路規模の増大を抑制しつつ、光を用いた装飾を施すことができる携帯端末装置を提供することである。
本発明の一態様にかかる携帯端末装置は、第1の筐体と、前記第1の筐体に収容された第1の液晶部と、前記第1の筐体の第1の面に設けられた第1の表示パネルと、を備え、前記第1の筐体は、前記第1の面とは異なる第2の面に、前記第1の筐体を貫通する孔部を有し、前記孔部は、前記第1の液晶部から出射された光が、前記第1の筐体外部に漏れるように設けられているものである。
本発明により、回路規模の増大を抑制しつつ、光を用いた装飾を施すことができる携帯端末装置を提供することができる。
実施の形態1にかかる携帯端末装置の正面図である。 実施の形態1にかかる携帯端末装置の背面図である。 実施の形態1にかかる携帯端末装置の断面図である。 実施の形態1にかかる携帯端末装置の断面の部分拡大図である。 実施の形態1の変形例にかかる携帯端末装置の断面図の部分拡大図である。 実施の形態1の変形例にかかる携帯端末装置の断面図の部分拡大図である。 実施の形態2にかかる開状態の携帯端末装置の正面図である。 実施の形態2にかかる開状態の携帯端末装置の背面図である。 実施の形態2にかかる開状態の携帯端末装置の断面図である。 実施の形態2にかかる閉状態の携帯端末装置の断面の部分拡大図である。 実施の形態2にかかる開状態の携帯端末装置の断面の部分拡大図である。 実施の形態2にかかる閉状態の携帯端末装置の断面の部分拡大図である。 実施の形態3にかかる開状態の携帯端末装置の正面図である。 実施の形態3にかかる開状態の携帯端末装置の背面図である。 実施の形態3にかかる開状態の携帯端末装置の断面図である。 実施の形態3にかかる閉状態の携帯端末装置の断面図である。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。図1〜図3は、本実施の形態にかかる携帯端末装置1の構成を示す図である。図1は、携帯端末装置1の正面図である。図2は、携帯端末装置1の背面図である。図3は、図2のA−A断面図である。なお、携帯端末装置とは、例えばスマートフォン、タブレット型の携帯端末装置、携帯電話、ゲーム機、電子書籍端末などである。
図1〜図3に示すように、携帯端末装置1は、筐体11と、レシーバ12と、表示パネル13と、板金14と、基板15と、バッテリ16と、孔部17と、液晶部100と、を備える。
筐体11は、図1に示した正面(第1の面)11aに表示パネル13を有する。また、筐体11は、図2に示した背面(第2の面)11bに板金14を有する。さらに、図3に示すように、筐体11は、液晶部100、基板15、及びバッテリ16を収容する。なお、筐体11は、例えば、樹脂材料やカーボン材料等から形成される。
レシーバ12は、筐体11の正面11aに設けられている。レシーバ12は、音声通話時に、通話相手の音声を出力する。また、レシーバ12が、表示パネル13に表示された動画等の音声を出力してもよい。
表示パネル13は、筐体11の正面11aの略中央に設けられる。表示パネル13は、例えば、ガラス等を用いて形成される。表示パネル13と後述する液晶部100とが、LCD(Liquid Crystal Display)を構成する。なお、表示パネル13が、タッチパネル機能を備えていてもよい。
板金14は、筐体11の背面11bに設けられ、背面11bの一部を形成する。図2に示すように、板金14は、背面11bの表面に露出している。板金14は樹脂材料よりも剛性が高い。そのため、背面11bに板金14を設けることにより、樹脂材料のみで形成された筐体に比べて強度を向上させつつ、薄型化を図ることができる。板金14は、背面11bに露出している領域に孔部17を有する。
基板15は、図示しない回路素子を有する。ここで、回路素子は、例えば携帯端末装置1を駆動するためのプロセッサ、メモリ、通信モジュール等の集積回路装置や、表示制御回路等である。
バッテリ16は、基板15や、液晶部100に電源を供給する。バッテリ16は、例えばリチウムイオン二次電池である。
孔部17は、板金14に微細加工を用いて形成された孔部である。微細な孔部17を用いて文字や図形等の装飾が形成される。図2に示した例においては、複数の孔部17が集合し、束になって「ABC」という文字を形成している。孔部17は、レーザを用いて形成される孔である。そのため、孔部17の大きさは、孔部17から光が漏れていなければ、ユーザが孔部17を視認できない程度の大きさである。
図3に示すように、孔部17は、筐体11の背面11bの一部である板金14を貫通している。また、液晶部100が配置される空間と孔部17とは繋がっている。さらに、孔部17は、液晶部100と対向する位置に設けられている。孔部17の大きさは、例えば直径0.05mm程度である。
液晶部100は、表示パネル13の背面側に接して配置される。液晶部100が発光することにより、表示パネル13上に文字や画像等が表示される。図3に示すように、液晶部100は、表示パネル13と板金14との間に位置する。
ここで、図4を参照して、液晶部100の詳細構成について説明する。図4は、図3の破線で囲まれた部分の拡大図である。
液晶部100は、LED(Light Emitting Diode)101と、液晶層102と、導光板103と、を有する。表示パネル13側から、液晶層102、導光板103と並んで配置される。LED101は、導光板103の端部近傍に設けられている。なお、液晶層102は、図示しない偏光板やカラーフィルタ等も有するが、公知の構成であるため、詳細な説明は省略する。導光板103は、LED101が発光した光を液晶層102に導く。
このとき、図4に示すように、液晶部100(導光板103)と板金14とは接触していない。つまり、液晶部100と板金14との間には、クリアランスが存在する。なお、液晶部100の位置固定は、筐体11内に設けられたフレーム(図示省略)等に液晶部を固定することにより実現できる。また、板金14の位置固定は、インサート成形を用いることにより、板金14と筐体11(例えば樹脂材料)とが一体的に形成され、固定することができる。
さらに、液晶部100と板金14との間には、他の部品が存在していない。つまり、液晶部100(導光板103)と板金14とは、筐体11の厚み方向において対向して配置されている。
上記したように、液晶部100が配置された空間と孔部17とは繋がっている。このため、導光板103を伝搬する光は、液晶部100と板金14との間のクリアランスに出射される。そして、当該光は、孔部17まで到達すると、孔部17を通って筐体11の背面11bから筐体11外部に出射される(図4の矢印参照)。つまり、LED101から出射された光が孔部17から漏れる。これにより、筐体11を背面11b側から見ると(図2参照)、孔部17によって形成された装飾文字「ABC」が光って見える。
以上のように、本実施の形態にかかる携帯端末装置1の構成によれば、筐体11は、LED101を有する液晶部100を有する。また、筐体11は、表示パネル13と反対側の面(背面11b)に孔部17を有する。そして、LED101からの光が、孔部17から筐体11の外部に漏れる。このため、携帯端末装置1の背面11bにおいて、光を用いた装飾を施すことができる。また、孔部17から出射される光は、LED101からの光である。そのため、液晶部100が発光しているとき(表示パネル13に画像が表示されているとき)は、常に孔部17は光っている。つまり、携帯端末装置1は、液晶部100からの光を、表示用の光(バックライト)と装飾用の光とに共用している。その結果、光を用いた装飾専用の発光素子を別途必要としないため、携帯端末装置1の回路規模の増大を抑制することができる。加えて、装飾のために発光素子の個数を増やさなくてよいため、消費電力の増加も抑制することができる。
このとき、液晶部100から表示パネル13側への光量の低下が懸念される。しかしながら、上記の通り、孔部17は、装飾された文字「ABC」の形にくり抜かれた孔ではなく、微細な孔部17の束を用いて装飾文字を形成している。そのため、外部へ漏れる光量を低減させることができる。その結果、液晶部100から表示パネル13側への光量の低下を抑制することができる。加えて、微細な孔部17の束を装飾部分に用いることにより、1つの孔部を用いて構成された装飾部に比べて、光量のムラを低減することができる。特に、携帯端末装置1のように液晶部100の光を用いた装飾の場合、装飾専用の発光部を有する携帯端末装置に比べて、装飾部の光量が少なくなる。このため、本実施の形態の携帯端末装置1には、微細な孔部17の束を用いて装飾部分を形成することが有効である。
なお、上記の携帯端末装置1においては、孔部17の内部は空洞であったが、光透過性を有する樹脂材料を孔部17内に設けてもよい。つまり、孔部17に光透過性を有する樹脂材料を充填してもよい。これにより、筐体11外部から孔部17を通って水やほこりが筐体11内部に侵入してくることを防止できる。言い換えると、樹脂材料を充填することにより、携帯端末装置は、防水効果及び防塵効果を発揮することができる。
また、光透過性を有する樹脂材料として、透明な樹脂材料を用いてもよいが、乳白色の樹脂材料を用いてもよい。乳白色の樹脂材料を用いることにより、孔部17を通る光を拡散させ、光のムラを低減することができる。その結果、孔部17による装飾の美観を向上させることができる。
<変形例>
本実施の形態にかかる変形例について説明する。変形例にかかる携帯端末装置の断面の部分拡大図を図5及び図6に示す。図5及び図6に示す部分拡大図は、図4に示した部分拡大図に対応する位置の図である。変形例にかかる携帯端末装置においては、液晶部100が、反射シート104をさらに有する点に特徴を有する。なお、その他の構成については携帯端末装置1と同様であるので、説明を適宜省略する。
反射シート104(反射部材)は、液晶部100の表示パネル13に対向する面と反対側の面に設けられている。つまり、反射シート104は、導光板103と板金14との間に位置する。反射シート104は、導光板103から背面11b方向(液晶層102と反対方向)に漏れた光を、液晶層102側に反射させる。
このとき、図5に示すように、LED101と導光板103との間にクリアランスが存在している。このため、LED101から出射される光は、導光板103に入射される光もあれば、筐体11内部に拡散する光もある。加えて、導光板103の端面から出射される光も筐体11内部に拡散する。
つまり、反射シート104が配置された場合であっても、LED101及び導光板103から出射された光は、板金14や反射シート104の裏面(背面11b側の面)に反射しながら、孔部17に到達する。そして、LED101から出射された光は、孔部17を通過して、携帯端末装置の外部に漏れる(図5の矢印参照)。その結果、上記の実施の形態と同様に、回路規模の増大を抑制しつつ、光を用いた装飾を施すことができる。
さらに、液晶部100は、表示パネル13に対向する面と反対側の面に反射シート104を有している。このため、反射シート104は、LED101から出射された光を効率的に、液晶層102側に反射することができる(図5の矢印参照)。したがって、液晶部100から表示パネル13側への光量の低下を抑制することができる。
加えて、図6に示すように、反射シート104が開口部105を有していてもよい。反射シート104は、少なくとも一部に開口部105を有する。開口部105においては、反射シート104が存在しないため、導光板103を伝搬した光が開口部105を通って板金14側(背面11b側)に出射される。つまり、導光板103を伝搬した光が、液晶部100と板金14との間のクリアランスに出射される。そして、導光板103から出射された光は、孔部17を通って筐体11外部に漏れる(図6の矢印参照)。
このような構成により、上記の携帯端末装置1と同様に、回路規模の増大を抑制しつつ、光を用いた装飾を施すことができる。また、反射シート104が開口部105を有することにより、図4に示す構成に比べて、板金14側に出射される光量を増加させることができる。さらに、開口部105以外の領域には反射シート104が配置されているため、開口部105以外では、反射シート104は、光を液晶層102側に反射する(図6の矢印参照)。そのため、反射シート104を配置しない構成に比べて、表示パネル13方向への光の光量の低下を抑制できる。
なお、開口部105の位置は、特に限定されるものではないが、図6に示すように、孔部17と対向する位置であることが好ましい。開口部105と孔部17とが対向することにより、導光板103から出射された光が、開口部105を通って、直接孔部17に届く。その結果、孔部17を通って外部に出射される光の光量を増やすことができる。したがって、光を用いた装飾部分の明るさを向上させることができる。
<実施の形態2>
本発明にかかる実施の形態2について説明する。図7〜図10は、本実施の形態にかかる携帯端末装置2の構成を示す図である。図7は、開状態における携帯端末装置2の正面図である。図8は、開状態における携帯端末装置2の背面図である。図9は、図8のB−B断面図である。図10は、閉状態における携帯端末装置2の断面図である。なお、図10は、図9に対応する断面の図である。
携帯端末装置2は、第1の筐体211と、第2の筐体212と、レシーバ22と、表示パネル23と、ヒンジ24と、操作部25と、板金26と、孔部27と、基板28と、バッテリ29と、液晶部200と、遮光シート220と、を備える。
第1の筐体211は、主面211aに表示パネル23を有し、背面211bに板金26を有する。また、第1の筐体211は、液晶部200と遮光シート220とを収容する。第2の筐体212は、主面212aに操作部25を有する。また、第2の筐体212は、基板28及びバッテリ29を収容する。
ヒンジ24(連結部)は、第1の筐体211と第2の筐体212とを開閉可能に連結する。より詳細には、ヒンジ24は、第1の筐体211と第2の筐体212とを回転軸を中心に開閉可能に連結する。言い換えると、ヒンジ24は、携帯端末装置2が閉状態(第1の状態)から開状態(第2の状態)へ、または、開状態(第2の状態)から閉状態(第1の状態)へと変化可能に、第1の筐体211と第2の筐体212とを連結する。また、ヒンジ24は、閉状態において第1の筐体211の主面211a(第1の面)と第2の筐体212の主面212a(第3の面)とをそれぞれ内側に向けて連結する。言い換えると、ヒンジ24は、閉状態において、主面211aと主面212aとが対向するように、第1の筐体211と第2の筐体212とを連結する。また、ヒンジ24は、閉状態(第1の状態)から開状態(第2の状態)に回転軸を中心に第1の筐体211と第2の筐体212とを相対回転する。そして、ヒンジ24は、閉状態における第1及び第2の筐体211、212を保持し、開状態における第1及び第2の筐体211、212を保持する。
操作部25は、第2の筐体212の主面212aに設けられ、複数のボタンを有する。操作部25は、ユーザにボタンを押下されることにより、当該ボタンに対応する入力を受け付け、当該入力を基板28に出力する。なお、操作部25の構成や配置は、図7に示すものに限られない。
遮光シート220(第1の遮光部材)は、第1の筐体211内部に設けられている。遮光シート220の一端は、ヒンジ24の内部に固定されている。遮光シート220は、後述するように、透過領域と遮光領域とを有する。透過領域は、光透過性を有する部材で形成される。遮光領域は、光透過性を有さない部材、つまり遮光性を有する部材で形成される。なお、携帯端末装置2のその他の構成については、実施の形態1の携帯端末装置1の構成と同様であるため、適宜説明を省略する。
続いて、図11及び図12を参照して、携帯端末装置2の動作について説明する。図11は、開状態における携帯端末装置2の断面の部分拡大図である(図9の破線で囲まれた部分)。図12は、閉状態における携帯端末装置2の断面の部分拡大図である(図10の破線で囲まれた部分)。なお、図12において、実際は表示パネル23側に第2の筐体212が存在するが、説明の便宜のため、図示を省略している。
はじめに、図11を参照して、携帯端末装置2が開状態の動作について説明する。液晶部200は、LED201と、液晶層202と、導光板203と、を有する。なお、液晶部200は、実施の形態1の変形例と同様に反射シートを有していてもよい。
LED201からの光は、導光板203を通り、導光板203の背面211b側から出射される。図示は省略するが、このとき液晶層202側にも光は出射している。導光板203から出射された光は、孔部27に向かう。
このとき、導光板203と孔部27との間には遮光シート220が存在する。携帯端末装置2が開状態の場合は、遮光シート220の透過領域222が、孔部27を覆っている。このため、導光板203から出射された光は、透過領域222を透過し、孔部27を通過し、携帯端末装置2の外部に漏れる(図11の矢印参照)。したがって、携帯端末装置2の背面211bにおいて、光を用いた装飾を施すことができる。
次に、図12を参照して、携帯端末装置2が閉状態の動作について説明する。図12に示す遮光シート220は、図11に示した位置に比べて、上側に移動している。これは、遮光シート220の一端がヒンジ24の内部に固定されており、ヒンジ24の回転(携帯端末装置2の開閉)に応じて、遮光シート220の位置が移動するためである。
遮光シート220が移動したことにより、遮光領域221(透過領域222)と孔部27との相対的な位置関係が変化している。このため、図12に示すように、遮光領域221が孔部27全体を板金26の内側から覆う。
携帯端末装置2の開状態の場合と同様に、LED201からの光は、導光板203を通り、導光板203の背面211b側から出射される。図示は省略するが、このとき液晶層202側にも光は出射している。導光板203から出射された光は、孔部27に向かう。
上記のように、孔部27は、遮光領域221に覆われているため、導光板203から出射された光は、遮光領域221により遮光される。このため、導光板203から出射された光は、遮光領域221で止まる(図12の矢印参照)。より詳細には、導光板203から出射された光は、遮光領域221で反射したり、吸収されたりして、孔部27に到達しない。このため、LED201からの光は、孔部27から外部に漏れない。その結果、携帯端末装置2の背面211bにおいて、光を用いた装飾は施されない。
以上のように、本実施の形態にかかる携帯端末装置2の構成によれば、ヒンジ24が、第1の筐体211と第2の筐体212とを開閉可能に連結する。また、遮光シート220が、液晶部200と板金26(孔部27)との間に設けられている。そして、携帯端末装置2の開閉状態に応じて、遮光シート220の孔部27に対する相対的な位置が変化する。このため、開状態の場合に、孔部27は透過可能になり、閉状態の場合、孔部27が塞がれる。その結果、携帯端末装置2の開閉状態に応じて、光を用いた装飾の有無を変化させることができる。
なお、本実施の形態においては、開状態において、光が孔部27を透過可能とし、閉状態において、光が孔部27を透過不可としたが、これに限られるものではない。遮光シート220のヒンジ24に対する固定位置や、遮光領域221及び透過領域222の配置を変えることにより、開状態において、光が孔部27を透過不可とし、閉状態において、光が孔部27を透過可能としてもよい。
また、図7に示したように、ヒンジ24が、第1及び第2の筐体211、212の短辺を連結していたが、第1及び第2の筐体211、212の長辺を連結してもよい。
さらに、遮光シート220の移動手段は、上記の実施の形態に限定されるものではない。ユーザが遮光シート220を手動で移動させてもよいし、モータ等の駆動手段を用いて移動させてもよい。
<実施の形態3>
本発明にかかる実施の形態3について説明する。図13〜図16は、本実施の形態にかかる携帯端末装置3の構成を示す図である。図13は、携帯端末装置3の正面図である。図14は、携帯端末装置3の背面図である。図15は、図14のC−C断面図である。図16は、閉状態における携帯端末装置3の断面図である。なお、図16は、図15に対応する断面図である。
携帯端末装置3は、第1の筐体311と、第2の筐体312と、レシーバ32と、第1の表示パネル331と、第2の表示パネル332と、ヒンジ34と、板金35と、孔部36と、基板37と、バッテリ38と、バンパー39と、第1の液晶部301と、第2の液晶部302と、を備える。
第1の筐体311は、主面311aに第1の表示パネル331及びレシーバ32を有し、背面311bに板金35及びバンパー39を有する。また、第1の筐体311は、第1の液晶部301を収容する。第2の筐体312は、主面312aに第2の表示パネル332を有する。また、第2の筐体312は、第2の液晶部302と、基板37と、バッテリ38と、を収容する。
ヒンジ34は、第1の筐体311と第2の筐体312とを開閉可能に連結する。なお、本実施の形態においては、ヒンジ24は、閉状態において、第1の筐体311の主面311a(第1の面)と第2の筐体312の主面312a(第3の面)とをそれぞれ外側に向けて連結する(図16参照)。つまり、閉状態において、主面311aと主面312aとが反対方向を向く。言い換えると、閉状態において、第1の筐体311の背面311bと第2の筐体312の背面312bとが対向する。
バンパー39(第2の遮光部材)は、第1の筐体311の背面311bに設けられる。バンパー39は、略矩形上の枠体であり、板金35の周縁部に沿って設けられている。また、バンパー39は、平面視(例えば図14)において、板金35に設けられた孔部36を囲むように配置される。バンパー39は、遮光部材を用いて形成されている。
続いて、図15、図16を参照して、本実施の形態にかかる携帯端末装置3の動作について説明する。はじめに、図15を参照して、携帯端末装置3が開状態の動作について説明する。なお、液晶部300の詳細な構成については、図11に示した構成と同様であるため、LEDや導光板等の図示及び説明を適宜省略する。
液晶部300のLEDからの光は、導光板を通り、背面311b側から出射される。導光板から出射された光は、孔部36に向かう。そして、導光板から出射された光は、孔部36を通過し、携帯端末装置3の外部に漏れる(図15の矢印参照)。したがって、携帯端末装置3の背面311bにおいて、光を用いた装飾を施すことができる。
次に、図16を参照して、携帯端末装置3が閉状態の動作について説明する。図16においては、バンパー39と第2の筐体312の背面312bとが当接している。より詳細には、バンパー39は、孔部36の周囲において、第1の筐体311及び第2の筐体312と当接している。つまり、第1の筐体311、第2の筐体312、及びバンパー39で囲まれた空間は、携帯端末装置3の外部の空間とは繋がっておらず、遮断されている。
このため、孔部36から漏れた光は、バンパー39に反射または吸収される。したがって、孔部36から漏れた光は、第1の筐体311及び第2の筐体312の隙間から携帯端末装置3の外部に漏れない(図16の矢印参照)。その結果、閉状態において、液晶301が点灯していても、光が携帯端末装置3の外部に漏れることを抑制できる。
特に、閉状態において表示パネルが内側を向く携帯端末装置と異なり、本実施の携帯端末装置3は、表示パネル331を外側に向けて折りたたまれる。そのため、閉状態において、液晶部301が、ユーザの操作に応じて点灯する場合がある。携帯端末装置3は、このときに漏れる光を効果的に遮断し、外部への光の漏れを抑制することができる。
以上のように、本実施の形態にかかる携帯端末装置3の構成によれば、バンパー39が、平面視(例えば図14)において、孔部36を囲むように配置される。このため、閉状態において、バンパー39と第2の筐体312の背面312bとが当接することにより、孔部36と外部との空間を遮断することができる。その結果、閉状態において、孔部36から漏れる光が、携帯端末装置3の外部に漏れることを抑制できる。
なお、本実施の形態においては、バンパー39が第1の筐体311の背面311bに配置されている例を説明したが、これに限られるものではない。バンパー39の配置位置は、閉状態の平面視において、孔部36を囲んでいればよい。例えば、第2の筐体312の背面312bに配置されていてもよい。また、バンパー39の一部が第1の筐体311側に配置され、それ以外の部分が第2の筐体312側に配置されていてもよい。さらに、バンパー39の形状は、矩形状の枠体に限られず、他の多角形や楕円形であってもよい。
以上、本発明を上記実施形態に即して説明したが、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。例えば、上記の実施の形態においては、筐体は、表示パネルが配置された面の反対側の面(背面)に孔部を有していたが、側面に孔部を有していてもよい。
1〜3 携帯端末装置
11、21、311、312 筐体
12、22、32 レシーバ
13、23、331、332 表示パネル
14、26、35、板金
15、28、37 基板
16、29、38 バッテリ
17、27、36 孔部
25 操作部
34 ヒンジ
39 バンパー
100、200、301、302 液晶部
101、201 LED
102、202 液晶層
103、203 導光板
104 反射シート
220 遮光シート

Claims (11)

  1. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体に収容された第1の液晶部と、
    前記第1の筐体の第1の面に設けられた第1の表示パネルと、を備え、
    前記第1の筐体は、前記第1の面とは異なる第2の面に、前記第1の筐体を貫通する孔部を有し、
    前記孔部は、前記第1の液晶部から出射された光が、前記第1の筐体外部に漏れるように設けられている携帯端末装置。
  2. 前記第2の面は、前記第1の筐体の前記第1の面と反対側の面である請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記孔部は、前記第1の液晶部に対向する位置に設けられている請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記第1の液晶部は、前記第1の表示パネルに対向する面と反対側の面に反射部材を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
  5. 前記反射部材は、少なくとも一部に開口部を有する請求項4に記載の携帯端末装置。
  6. 前記孔部には、光透過性を有する樹脂材料が設けられている請求項1〜5のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
  7. 前記第2の面の少なくとも一部は板金で形成され、
    前記孔部は、前記板金に設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
  8. 第2の筐体と、
    前記第2の筐体の第3の面に設けられた操作部と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回転軸を中心に連結し、第1の状態において前記第1の面と前記第3の面とを内側に向けて、前記第1の筐体及び前記第2の筐体を連結する連結部と、
    前記第1の液晶部と前記第2の面との間に設けられ、前記第2の面と平行な方向に移動可能な第1の遮光部材と、をさらに備え、
    前記第1の遮光部材は、前記第1の状態と当該第1の状態と異なる第2の状態とのいずれか一方の状態において、前記第1の筐体の内側から前記孔部を覆う請求項1〜7のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
  9. 前記第1の遮光部材は、前記連結部に固定されており、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の状態遷移に応じて、前記第2の面と平行な方向に移動する請求項8に記載の携帯端末装置。
  10. 第2の筐体と、
    前記第2の筐体に収容された第2の液晶部と、
    前記第2の筐体の第3の面に設けられた第2の表示パネルと、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回転軸を中心に連結し、第1の状態において前記第1の面と前記第3の面とをそれぞれ外側に向けて、前記第1の筐体及び第2の筐体を連結する連結部と、
    前記第1の状態において、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の間に位置し、平面視において前記孔部の周囲で前記第1の筐体及び前記第2の筐体と当接する第2の遮光部材と、をさらに備える請求項1〜7のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
  11. 前記第2の遮光部材は、前記第1の筐体に固定され、平面視において前記孔部を囲う枠体である請求項10に記載の携帯端末装置。
JP2012240762A 2012-10-31 2012-10-31 携帯端末装置 Pending JP2014090392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012240762A JP2014090392A (ja) 2012-10-31 2012-10-31 携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012240762A JP2014090392A (ja) 2012-10-31 2012-10-31 携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014090392A true JP2014090392A (ja) 2014-05-15

Family

ID=50791958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012240762A Pending JP2014090392A (ja) 2012-10-31 2012-10-31 携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014090392A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021097167A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 京セラ株式会社 電子機器用筐体及び電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021097167A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 京セラ株式会社 電子機器用筐体及び電子機器
JP7502856B2 (ja) 2019-12-18 2024-06-19 京セラ株式会社 電子機器用筐体及び電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8496361B2 (en) Illumination device including light source, light diffuser and light shield, and manufacturing method thereof
US9927567B2 (en) Display with additional lighting effects
KR20130042682A (ko) 표시장치용 윈도우 부재 및 이를 포함하는 표시장치
KR100865819B1 (ko) 단말 장치
JP2015206809A (ja) 表示装置
JP2005070603A (ja) 両面液晶表示装置および携帯無線電話機
CN111464675B (zh) 后盖组件及电子设备
KR100976975B1 (ko) 오버랩 키패드
WO2019201332A1 (zh) 移动终端
JP2015152635A (ja) 液晶表示装置
JP5196565B2 (ja) 光源装置及び電子機器
JP2014090392A (ja) 携帯端末装置
JP2008017402A (ja) 折畳み型携帯電話端末
JP5709209B2 (ja) 電子機器
KR200460797Y1 (ko) 중첩된 자판을 가지는 키패드 장치
JP5125578B2 (ja) 携帯端末装置
JPWO2006080419A1 (ja) 電子機器
JP2010170999A (ja) 光源装置及び電子機器
JP2004078047A (ja) 両面表示機器
KR20180063591A (ko) 발광하는 베젤을 포함하는 디스플레이 장치
JP5691692B2 (ja) 電子機器
JP2013021581A (ja) 電子機器及びそのイルミネーション方法
JP2017532828A (ja) 携帯端末
JP5950320B2 (ja) 電子機器
JP5482588B2 (ja) 携帯端末装置