JP2014086920A - テレビジョン受像機、電子機器、および基板アセンブリ - Google Patents

テレビジョン受像機、電子機器、および基板アセンブリ Download PDF

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晋也 林山
Shigeki Nishiyama
茂樹 西山
Hiroshi Morita
浩史 森田
Hideo Shirasaka
英雄 白坂
Makoto Tanaka
田中  誠
Daisuke Maehara
大介 前原
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Abstract

【課題】一例として、基板の部品との接合領域の応力が増大するのが抑制されやすいテレビジョン受像機、電子機器、および基板アセンブリを得る。
【解決手段】実施形態にかかるテレビジョン受像機は、筐体と、表示装置と、基板と、部品と、を備えた。表示装置は、筐体に設けられた。基板は、筐体内に収容され、基板には、第一の開口部が設けられた。部品は、基板の面に表面実装され、基板の厚さ方向からの視線で四角形状の外観を呈する。基板の、当該基板の厚さ方向からの視線で部品の角部を挟む二辺の延長線間に挟まれるとともに角部の部品とは反対側の第一の領域内で、基板の厚さ方向からの視線で部品の角部と第一の開口部の中心とを結ぶ直線と重なる位置に、第二の開口部が設けられた。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、テレビジョン受像機、電子機器、および基板アセンブリに関する。
従来、筐体内に収容された基板にスリットが設けられた電子機器が知られている。
実開平5−41169号公報
この種の電子機器では、スリットが設けられた位置や大きさ等によっては、例えば、基板に外力が作用した場合に、当該基板の部品との接合領域の応力が増大してしまう等の不都合が生じる場合があった。
そこで、本発明の実施形態は、一例として、基板の部品との接合領域の応力が増大するのが抑制されやすいテレビジョン受像機、電子機器、および基板アセンブリを得ることを目的の一つとする。
本発明の実施形態にかかるテレビジョン受像機は、筐体と、表示装置と、基板と、部品と、を備えた。表示装置は、筐体に設けられた。基板は、筐体内に収容され、基板には、第一の開口部が設けられた。部品は、基板の面に表面実装され、基板の厚さ方向からの視線で四角形状の外観を呈する。基板の、当該基板の厚さ方向からの視線で部品の角部を挟む二辺の延長線間に挟まれるとともに角部の部品とは反対側の第一の領域内で、基板の厚さ方向からの視線で部品の角部と第一の開口部の中心とを結ぶ直線と重なる位置に、第二の開口部が設けられた。
図1は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された正面図である。 図2は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例が示された側面図である。 図3は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図(背面図)である。 図4は、第1実施形態にかかるテレビジョン受像機の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図(背面図)であって、各部の位置関係の説明図である。 図5は、第2実施形態にかかる電子機器の一例が示された斜視図である。 図6は、第2実施形態にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの概略構成が示された平面図である。 図7は、第2実施形態にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図であって、各部の位置関係の説明図である。 図8は、第1変形例にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図であって、各部の位置関係の説明図である。 図9は、第2変形例にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図であって、各部の位置関係の説明図である。 図10は、第3変形例にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図であって、各部の位置関係の説明図である。 図11は、第4変形例にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図であって、各部の位置関係の説明図である。 図12は、第5変形例にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図であって、各部の位置関係の説明図である。 図13は、第6変形例にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図であって、各部の位置関係の説明図である。 図14は、第7変形例にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図であって、各部の位置関係の説明図である。 図15は、第8変形例にかかる電子機器の一例の筐体の内部に収容された基板アセンブリの一部が示された平面図であって、各部の位置関係の説明図である。
以下の例示的な複数の実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が省略される。また、各実施形態や変形例に含まれる部分は、他の実施形態や変形例の対応する部分と置き換えて構成されうる。
また、以下の実施形態では、電子機器がテレビジョン受像機またはクラムシェル型(ノート型、折りたたみ型)のパーソナルコンピュータとして構成された場合が例示されるが、本実施形態にかかる電子機器は、これらには限定されない。本実施形態にかかる電子機器は、例えば、タブレット型のパーソナルコンピュータや、スマートフォン、電子書籍端末、スマートブック、携帯電話機、PDA(personal digital assistant)、映像表示装置、テレビ電話機、映像表示制御装置、情報記憶装置等、筐体内に基板(基板アセンブリ)が収容された種々の電子機器として構成することができる。
<第1実施形態>
本実施形態では、一例として、図1,2に示されるように、電子機器の一例であるテレビジョン受像機1Aは、支持部2A(支部、台、スタンド)と、筐体3Aと、を備える。具体的に、支持部2Aは、机や、棚、台等の載置部(載置面、図示されず)上に載置され、筐体3Aを、起立された状態に支持する。支持部2Aは、筐体3Aを固定的に支持してもよいし、移動可能(回動可能、スライド可能)に支持してもよい。筐体3Aの支持部2Aに対する移動形態(回動形態)としては、例えばチルトや、スイベル、ピボット等がある。
また、本実施形態では、一例として、図1に示されるように、筐体3Aは、正面視および背面視では四角形状(本実施形態では、一例として横に長い長方形状)の外観を呈している。また、図2に示されるように、筐体3Aは、前後方向(筐体3Aの厚さ方向、図2の左右方向)に薄い偏平な直方体状に構成されている。筐体3Aは、面3a(正面、前面、面部)とその反対側の面3b(背面、後面、面部)と、面3aと面3bとの間に亘る面3p(側面、面部)と、を有する。面3aおよび面3bはいずれも、厚さ方向と交叉している。面3aと面3bとは略平行である。また、面3a,3bと面3pとは、交叉している(本実施形態では、一例として直交している)。また、筐体3Aは、正面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部、周縁部)と、四つの角部3g〜3jと(尖部、曲部、端部)、を有する。端部3c,3eは、長辺部の一例である。端部3d,3fは、短辺部の一例である。
筐体3Aは、壁部3k(部分、プレート、前壁部、表壁部、天壁部、第一の壁部)と、壁部3m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部、第二の壁部)と、壁部3n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部、第三の壁部)と、を有する。壁部3kは、面3aを有する。壁部3mは、面3bを有する。壁部3nは、面3pを有する。壁部3k,3m,3nは、いずれも四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、壁部3k,3m,3nは、いずれも板状である。壁部3kには、四角形状の開口部3rが設けられている。
さらに、筐体3Aは、複数の部品(分割体、部材)が組み合わせられて構成されている。筐体3Aは、一例としては、部材31(前側部材、カバー、ベゼル、プレート、第一の部材)と、部材32(後側部材、ベース、ボトム、プレート、第二の部材)と、を有する。部材31は、壁部3kを含む。部材32は、壁部3mを含む。壁部3nは、部材31および部材32のうち少なくともいずれか一方(本実施形態では、一例として部材32)に含まれる。部材31,32は、例えば、金属材料や合成樹脂材料等で構成されうる。金属材料は、例えば、鋳造や、プレス、切削等で構成することができる。合成樹脂材料は、例えば、射出成形等で構成することができる。なお、筐体3Aは、部材31,32とは別の部材(図示されず)を有することができる。
また、本実施形態では、一例として、筐体3A内には、表示装置4(表示部、ディスプレイ、パネル、表示部品)が収容されている。具体的には、使用者は、前方側から開口部3rを介して表示装置4の表示画面4aを視認することができる。表示装置4は、正面視では四角形状(本実施形態では一例として長方形状)の外観を呈している。また、表示装置4は、前後方向に薄い偏平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,liquid crystal display)や、有機ELディスプレイ(OELD,organic electro-luminescent display)等である。
また、本実施形態では、一例として、表示装置4の前側(表側、壁部3k側)には、透明な比較的薄い四角形状の入力操作パネル5(一例としてはタッチパネル、タッチセンサ、操作面、入力操作部、入力受付部)が設けられている。入力操作パネル5は、表示画面4aを覆っている。操作者(ユーザ等)は、例えば手指やスタイラス等によって、入力操作パネル5に対して、触れる、押す、擦る、あるいは入力操作パネル5の近傍で動かす等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置4の表示画面4aから出た光は、入力操作パネル5を通過して壁部3kの開口部3rから筐体3Aの前方(外方)へ出る。入力操作パネル5は、入力部の一例である。また、本実施形態では、一例として、表示装置4および入力操作パネル5は、筐体3Aに、例えば、固定具(固定部品、金具、例えば、ねじ、金具、部品等、図示されず)や接着部(例えば接着剤や両面テープ等、図示されず)を介して固定される(支持される)。なお、入力操作パネル5は、表示装置4内に含まれたインセルタッチパネルとして構成されてもよい。
また、本実施形態では、一例として、図1に示されるように、筐体3A内には、基板10(プリント配線板、回路基板、制御基板、部品)が収容されている。基板10は、筐体3Aに、結合具11(本実施形態では、一例としてねじ、図3参照)によって結合(接続、固定)されている。具体的に、基板10には、開口部12(第一の開口部、例えば、貫通孔や、切欠、図3,4参照)が設けられている。結合具11は、開口部12を通って、筐体3Aに固定されている。筐体3Aに固定された結合具11と筐体3Aとの間に、基板10が挟まれている。本実施形態では、一例として、開口部12は、基板10の端部10c(の近傍)に設けられた貫通孔である。基板10に複数の部品(電子部品、電気部品、素子、一例としては部品20(図3,4参照))が実装されて、基板アセンブリ14が構成されている。なお、図3,4には、便宜上、比較的大型の部品20のみ示されており、より小型の部品は示されていない。
図3,4に示される部品20(電子部品、電子部品、パッケージ、素子)は、表面実装部品である。部品20は、基板10の面10aに露出された電極(図示されず)に、はんだ付け等によって電気的かつ機械的に接続(接合)されている。部品20は、平面視で四角形状(多角形状、本実施形態では、一例として正方形状)の外観を呈している。具体的には、例えば、部品20の、基板10の面10aと対向する面(図示されず)には、電極(パッド等、図示されず)が設けられている。この電極は、面10aに設けられた電極と、接合材(はんだ等)を介して、電気的かつ機械的に接続される。部品20は、例えば、BGA (ball grid array)や、LGA (land grid array)、QFN (quad flat no lead package)等である。
基板10には、筐体3Aから、基板10と筐体3Aとの結合部(接触部分、接続部分、固定部分、一例としては、結合具11が設けられた部分(図3参照))を介して、外力が入力される。外力によって、基板10の部品20との接合領域Ac(図4では、便宜上、簡略化して四角形状に示されている)での応力が大きくなると、例えば、接合部材(例えば、はんだ等)にクラックが生じたり、部品20が基板10から剥がれたりといった、不都合な事象が生じる虞がある。そこで、本実施形態では、外力が作用した場合にあっても、接合領域Acでの応力が高くなり難くなるよう、基板10に、開口部13(第二の開口部)が設けられている。すなわち、開口部13によって、接合領域Acでの応力をより低くすることができる。開口部13は、例えば、切欠や貫通孔等である。本実施形態では、一例として、開口部13は、基板10の端部10c(端部の近傍、縁部、縁部の近傍)に設けられた切欠である。
発明者らは、開口部13について鋭意研究を重ねたところ、開口部13のスペックに応じた応力低減の効果について、いくつかの知見を得るに至った。
まず、一例としては、図4に示されるように、開口部13が、基板10の厚さ方向からの視線(基板10の面10aの平面視、面10aの直交方向または法線方向からの視線)で、部品20の角部20aと開口部13の中心C(結合具11の中心)とを結ぶ直線L1と重なる位置に設けられた場合に、接合領域Acでの応力を低減する効果があることが判明した。すなわち、開口部13がこのような位置に設けられることで、開口部13(結合具11)と接合領域Acとの間の領域で基板10の剛性が低下し、結合具11から入力された外力によって当該接合領域Acで応力が高まったり、応力波として伝達されるエネルギが増大したりするのが抑制される。
また、一例としては、図4に示されるように、開口部13は、基板10の厚さ方向からの視線で、領域A1(第一の領域)内に設けられた場合に、接合領域Acでの応力を低減する効果があることが判明した。領域A1は、部品20の角部20aを挟む二つの辺20b,20cの延長線L2,L3間に挟まれるとともに、角部20aに対して部品20とは反対側の領域である。仮に、基板10の厚さ方向からの視線で部品20の側方に位置され部品20の辺20b,20cと対向した領域A2,A3に開口部12が設けられ、当該開口部12に収容された結合具(図示されず)から基板に外力が入力された場合には、開口部12(結合具)には、接合領域Acの辺20b,20cに沿った比較的広い領域が対向するため、当該接合領域Acの辺20b,20cに沿った領域では局所的に応力が増大するのが抑制されやすい。これに対し、基板10の厚さ方向からの視線で部品20の側方に位置され部品20の角部20aと対向した領域A1に開口部12が設けられ、当該開口部12に収容された結合具11から基板10に外力が入力された場合には、接合領域Acの角部20aに対応した比較的狭い領域(角部20aの近傍の領域)で応力が局所的に増大されやすい。さらに、領域A2,A3は、複数(多数)の配線が配置される領域であるため、開口部13を設けるのに適さない。よって、領域A1に設けられた開口部13により、接合領域Acの角部20aに対応した領域で応力が局所的に増大するのが、より効果的に抑制されやすい。
さらに、一例としては、図4に示されるように、開口部13が基板10の厚さ方向からの視線で長方形状の領域Aa(第二の領域)内に位置された場合に、接合領域Acでの応力を低減する効果があることが判明した。ここで、部品20の角部20aと開口部12の中心Cとが、長方形状の領域Aaの対角に位置された二つの角である。また、部品20の角部20aを挟む二辺20b,20cの延長線L2,L3が、長方形状の領域Aaの互いに隣接した二辺である。領域A1のうち領域Aa外となる部分に設けられた開口部13による応力低減の寄与度は低い。
また、一例としては、図4に示されるように、開口部13が基板10の厚さ方向からの視線で部品20の角部20aよりも開口部12の近く(角部20aと中心Cとを通る線分の垂直二等分線Lmより開口部12側の領域A4内)に位置された場合に、接合領域Acでの応力を低減する効果があることが判明した。開口部13が部品20の角部20aより開口部12に近い方が、結合具11から基板10に入力された外力に基づくエネルギ(荷重)が基板10内でより広範囲に伝播されるのが抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、筐体3A内には、複数の部品(電子部品、電子部品、パッケージ、素子、一例としては部品20)が収容されている。基板10に実装された部品20等によって、制御回路(図示されず)の少なくとも一部が構成されている。制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。
以上、説明したように、本実施形態では、一例として、基板10の、基板10の厚さ方向からの視線で、領域A1内であって直線L1と重なる位置に開口部13(第二の開口部)が設けられた。よって、本実施形態によれば、一例としては、開口部12(結合具11)と基板10の部品20との接合領域Acとの間の領域で、基板10の剛性が低下するため、結合具11から入力された外力によって当該接合領域Acで応力が高まったり、応力波として伝達されるエネルギが増大したりするのが抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、開口部13の少なくとも一部は、基板10の厚さ方向からの視線で、長方形状の領域Aa内に位置された。よって、本実施形態によれば、一例としては、接合領域Acの角部20aに対応した領域で、応力が高まるのがより効果的に抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、開口部13は、基板10の厚さ方向からの視線で、部品20の角部20aよりも開口部12の近く(領域A4内)に位置された。よって、本実施形態によれば、一例としては、結合具11から基板10に入力された外力に基づくエネルギ(荷重)が基板10内でより広範囲に伝播されるのが抑制されやすい。
また、本実施形態では、一例として、開口部13は、基板10の端部10cに設けられた切欠である。よって、本実施形態によれば、一例としては、開口部13がより容易に設けられやすい。また、端部10cに開口部13を設けたことによる他の部品や配線等の実装への影響が、より小さい。すなわち、換言すれば、開口部13のレイアウトの制約がより小さい。
また、本実施形態では、一例として、開口部13は、基板10の長手方向に沿った端部10cに設けられた。一方向に長く、当該一方向と直交する他方向に短い(例えば、長方形状の)基板10の場合、長手方向の曲げや撓みを伴う外力が生じやすい。本実施形態によれば、一例としては、開口部13が基板10の長手方向に沿った端部10cに設けられることで、基板10に当該長手方向の曲げや撓みを伴う外力が作用した場合に、当該外力により接合領域Acで応力が高まるのが抑制されやすい。
<第2実施形態>
本実施形態にかかる電子機器1Bは、例えば、所謂ノートブック型のパーソナルコンピュータである。本実施形態では、一例として、図5に示されるように、電子機器1Bは、筐体3B(第一の筐体、筐体、第一部分)と筐体2B(第二の筐体、別の筐体、第二部分)とを備える。筐体3Bには、基板10が収容されている。筐体2Bには、表示装置4の少なくとも一部が収容されている。筐体3Bには、キーボード6(入力操作部、入力受付部、入力部)や、タッチパッド7(入力操作部、入力受付部、入力部)、クリックボタン8(入力操作部、入力受付部、入力部)等が設けられている。
筐体3Bと筐体2Bとは、ヒンジ部9(接続部、連結部、回動支持部、ヒンジ機構、接続機構、連結機構、回動支持機構)によって回動可能に接続されている。筐体3Bおよび筐体2Bは、ヒンジ部9により、少なくとも図5に示される展開状態と、図示されない折り畳み状態との間で回動可能に接続されている。本実施形態では、一例として、ヒンジ部9は、筐体3Bと筐体2Bとを、回動軸Ax回りに回動可能に、接続している。表示装置4の表示画面4aは、筐体2Bの面2a(正面、面、面部)に設けられた開口部2rから視認可能である。また、キーボード6や、タッチパッド7、クリックボタン8等は、筐体3Bの面3a(上面、正面、第一面、第一面部)に露出している。折り畳み状態では、筐体3Bの面3aと筐体2Bの面2aとが重なり、表示画面4aや、キーボード6、タッチパッド7、クリックボタン8等が、筐体3Bおよび筐体2Bに隠される。展開状態では、筐体3Bの面3aおよび筐体2Bの面2aが露出され、表示画面4aや、キーボード6、タッチパッド7、クリックボタン8等が使用可能(視認可能あるいは操作可能)になる。
本実施形態では、一例として、図5に示されるように、筐体2Bは、正面視および背面視では四角形状(本実施形態では、一例として横に長い長方形状)の外観を呈している。また、筐体2Bは、本実施形態では、一例として、前後方向(筐体2Bの厚さ方向)に薄い扁平な直方体状に構成されている。筐体2Bは、面2a(正面、前面、面部)とその反対側の面2b(背面、後面、面部)と、面2aと面2bとの間に亘る面2p(側面、面部)と、を有する。面2aおよび面2bはいずれも、厚さ方向と交叉している。面2aと面2bとは略平行である。また、面2a,2bと面2pとは、交叉している(本実施形態では、一例として直交している)。また、筐体2Bは、正面視では、四つの端部2c〜2f(辺部、縁部、周縁部)と、四つの角部2g〜2j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部2c,2eは、長辺部の一例である。端部2d,2fは、短辺部の一例である。
また、筐体2Bは、壁部2k(部分、プレート、前壁部、表壁部、天壁部、第一の壁部)と、壁部2m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部、第二の壁部)と、壁部2n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部、第三の壁部)と、を有する。壁部2kは、面2aを有する。壁部2mは、面2bを有する。壁部2nは、面2pを有する。壁部2k,2m,2nは、いずれも四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、壁部2k,2m,2nは、いずれも板状である。壁部2kには、四角形状の開口部2rが設けられている。
さらに、筐体2Bは、複数の部品(分割体、部材)が組み合わせられて構成されている。筐体2Bは、一例としては、部材21(前側部材、カバー、ベゼル、プレート、第一の部材)と、部材22(後側部材、ベース、ボトム、プレート、第二の部材)と、を有する。部材21は、壁部2kを含む。部材22は、壁部2mを含む。壁部2nは、部材21および部材22のうち少なくともいずれか一方(本実施形態では、一例として部材22)に含まれる。部材21,22は、例えば、金属材料や合成樹脂材料等で構成されうる。金属材料は、例えば、鋳造や、プレス、切削等で構成することができる。合成樹脂材料は、例えば、射出成形等で構成することができる。なお、筐体2Bは、部材21,22とは別の部材(図示されず)を有することができる。
また、本実施形態では、一例として、筐体2B内には、表示装置4(表示部、ディスプレイ、パネル、表示部品)が収容されている。具体的には、使用者は、前方側から開口部2rを介して表示装置4の表示画面4aを視認することができる。表示装置4は、正面視では四角形状(本実施形態では一例として長方形状)の外観を呈している。また、表示装置4は、前後方向に薄い偏平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,liquid crystal display)や、有機ELディスプレイ(OELD,organic electro-luminescent display)等である。
また、本実施形態では、一例として、表示装置4の前側(表側、壁部3k側)には、透明な比較的薄い四角形状の入力操作パネル5(タッチパネル、タッチセンサ、操作面、入力操作部、入力受付部)が設けられている。入力操作パネル5は、表示画面4aを覆っている。操作者(ユーザ等)は、例えば手指やスタイラス等によって、入力操作パネル5に対して、触れる、押す、擦る、あるいは入力操作パネル5の近傍で動かす等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置4の表示画面4aから出た光は、入力操作パネル5を通過して壁部2kの開口部2rから筐体2Bの前方(外方)へ出る。入力操作パネル5は、入力部の一例である。また、本実施形態では、一例として、表示装置4および入力操作パネル5は、筐体2Bに、例えば、固定具(固定部品、例えば、ねじ、金具、部品等、図示されず)や接着部(例えば接着剤や両面テープ等、図示されず)を介して固定される(支持される)。なお、入力操作パネル5は、表示装置4内に含まれたインセルタッチパネルとして構成されてもよい。
一方、本実施形態では、一例として、図5に示されるように、筐体3Bは、正面視および背面視では四角形状(本実施形態では、一例として横に長い長方形状)の外観を呈している。また、図5に示されるように、筐体3Bは、前後方向(筐体3Bの厚さ方向、図5の左右方向)に薄い偏平な直方体状に構成されている。筐体3Bは、面3a(正面、前面、面部)とその反対側の面3b(背面、後面、面部)と、面3aと面3bとの間に亘る面3p(側面、面部)と、を有する。面3aおよび面3bはいずれも、厚さ方向と交叉している。面3aと面3bとは略平行である。また、面3a,3bと面3pとは、交叉している(本実施形態では、一例として直交している)。また、筐体3Bは、正面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部、周縁部)と、四つの角部3g〜3jと(尖部、曲部、端部)、を有する。端部3c,3eは、長辺部の一例である。端部3d,3fは、短辺部の一例である。
また、筐体3Bは、壁部3k(部分、プレート、前壁部、表壁部、天壁部、第一の壁部)と、壁部3m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部、第二の壁部)と、壁部3n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部、第三の壁部)と、を有する。壁部3kは、面3aを有する。壁部3mは、面3bを有する。壁部3nは、面3pを有する。壁部3k,3m,3nは、いずれも四角形状(本実施形態では、一例として長方形状)である。また、壁部3k,3m,3nは、いずれも板状である。壁部3kには、四角形状の開口部3rが設けられている。
さらに、筐体3Bは、複数の部品(分割体、部材)が組み合わせられて構成されている。筐体3Bは、一例としては、部材31(前側部材、カバー、ベゼル、プレート、第一の部材)と、部材32(後側部材、ベース、ボトム、プレート、第二の部材)と、を有する。部材31は、壁部3kを含む。部材32は、壁部3mを含む。壁部3nは、部材31および部材32のうち少なくともいずれか一方(本実施形態では、一例として部材32)に含まれる。部材31,32は、例えば、金属材料や合成樹脂材料等で構成されうる。金属材料は、例えば、鋳造や、プレス、切削等で構成することができる。合成樹脂材料は、例えば、射出成形等で構成することができる。なお、筐体3Bは、部材31,32とは別の部材(図示されず)を有することができる。
そして、本実施形態では、一例として、筐体3B内には、一つ以上の基板10(基板アセンブリ14、図6参照)が収容されている。基板10は、キーボード6(図5参照)と並行して(本実施形態では、一例として平行に)設けられている。基板10は、筐体3Bに、結合具11(本実施形態では、一例としてねじ、図6参照)によって結合(接続、固定)されている。具体的に、基板10には、開口部12(第一の開口部、例えば、貫通孔や、切欠、図7参照)が設けられている。結合具11は、開口部12を通って、筐体3Bに固定されている。筐体3Bに固定された結合具11と筐体3Bとの間に、基板10が挟まれている。本実施形態では、一例として、開口部12は、基板10の角部10b(の近傍、端部10c)に設けられた貫通孔である。基板10に複数の部品(電子部品、電気部品、素子、一例としては部品20(図6,7参照))が実装されて、基板アセンブリ14が構成されている。なお、図6,7には、便宜上、比較的大型の部品20のみ示されており、より小型の部品は示されていない。そして、本実施形態でも、一例としては、図7に示されるように、基板10(基板アセンブリ14)は、上記第1実施形態と同様の構成を有している。
また、本実施形態では、一例として、基板10には、例えば、CPU(central processing unit)や、グラフィックコントローラ、電源回路部品、PCH(platform controller hub)、メモリスロットコネクタ、LCDコネクタ、I/O(input/output)コネクタ、電源コイル、素子、コネクタ等の複数の部品20を実装することができる。また、制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ(図示されず)での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ、LED等は、出力部の一例である。
以上の本実施形態にかかる電子機器1Bは、図6,7に示されるように、上記第1実施形態にかかるテレビジョン受像機1Aと同様の基板10(基板アセンブリ14)や部品20に関連する構成を備えるため、上記第1実施形態と同様の結果(効果)が得られる。
<第1変形例>
本変形例では、一例として、図8に示されるように、開口部13は、基板10に設けられた貫通孔である。また、開口部13は、本実施形態では、一例として、平面視で円形の貫通孔である。ただし、本変形例でも、開口部13は、上記実施形態と同様、領域A1,Aa内で、直線L1と重なる位置に設けられている。よって、本変形例でも、上記実施形態と同様の結果(効果)が得られる。
<第2変形例>
本変形例でも、一例として、図9に示されるように、上記実施形態と同様の開口部13が設けられている。よって、本変形例によっても、上記実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。ただし、本変形例では、一例として、図9に示されるように、基板10には、開口部12,13とは別に、開口部15(第三の開口部)が設けられている。開口部15は、基板10に設けられた貫通孔である。開口部15は、本変形例では、一例として、平面視で円形の貫通孔である。開口部15は、その少なくとも一部が領域A1,Aaと重なった状態または接した状態(本変形例では、一例として接した状態)に設けられている。また、開口部15は、領域A4内に位置されている。すなわち、開口部15は、角部20aよりも開口部12の中心Cの近くに位置されている。発明者らの研究により、開口部13に加えてこのような開口部15が設けられた場合、当該開口部15が設けられていない場合に比べて、接合領域Acでの応力がより低くなりやすいことが判明した。すなわち、本変形例によれば、一例としては、結合具11から入力された外力によって当該接合領域Acで応力が高まったり、応力波として伝達されるエネルギが増大したりするのが、より一層抑制されやすい。
<第3変形例>
本変形例では、一例として、図10に示されるように、基板10には、上記第1変形例と同様の開口部13が設けられている。さらに、本変形例では、基板10には、開口部12,13とは別に、開口部15(第三の開口部)が設けられている。開口部15は、基板10の端部10cに設けられた切欠である。また、開口部15は、領域A4内に位置されている。すなわち、開口部15は、角部20aよりも開口部12の中心Cの近くに位置されている。発明者らの研究により、開口部13に加えてこのような開口部15が設けられた場合、当該開口部15が設けられていない場合に比べて、接合領域Acでの応力がより低くなりやすいことが判明した。すなわち、本変形例によれば、一例としては、結合具11から入力された外力によって当該接合領域Acで応力が高まったり、応力波として伝達されるエネルギが増大したりするのが、より一層抑制されやすい。
<第4変形例>
本変形例では、一例として、図11に示されるように、基板10には、開口部13が設けられている。開口部13は、基板10に設けられた貫通孔である。開口部13は、本変形例では、一例として、平面視で円形の貫通孔である。開口部13は、その少なくとも一部が直線L1と重なった状態または接した状態に設けられている。さらに、本変形例では、基板10には、開口部12,13とは別に、直線L1とは重ならない開口部15(第三の開口部)が設けられている。開口部15は、本変形例では、一例として、平面視で円形の貫通孔である。開口部15は、その少なくとも一部が領域Aaと重なった状態または接した状態(本変形例では、一例として重なった状態)に設けられている。また、開口部15は、領域A4内に位置されている。すなわち、開口部15は、角部20aよりも開口部12の中心Cの近くに位置されている。発明者らの研究により、このような開口部15が設けられた場合、当該開口部15が設けられていない場合に比べて、接合領域Acでの応力がより低くなりやすいことが判明した。すなわち、本変形例によれば、一例としては、結合具11から入力された外力によって当該接合領域Acで応力が高まったり、応力波として伝達されるエネルギが増大したりするのが、より一層抑制されやすい。
<第5変形例>
本変形例では、一例として、図12に示されるように、基板10には、直線L1とは重ならない複数(本変形例では、一例として二つ)の開口部15(第三の開口部)が設けられている。複数の開口部15は、基板10に設けられた貫通孔である。複数の開口部15は、本変形例では、一例として、平面視で円形の貫通孔である。複数の開口部15は、その少なくとも一部が領域A1,Aaと重なった状態または接した状態(本変形例では、一例として重なった状態)に設けられている。また、複数の開口部15は、領域A4内に位置されている。すなわち、複数の開口部15は、角部20aよりも開口部12の中心Cの近くに位置されている。発明者らの研究により、このような開口部15が設けられた場合、当該開口部15が設けられていない場合に比べて、接合領域Acでの応力がより低くなりやすいことが判明した。すなわち、本変形例によれば、一例としては、結合具11から入力された外力によって当該接合領域Acで応力が高まったり、応力波として伝達されるエネルギが増大したりするのが、より一層抑制されやすい。
<第6変形例>
図13に例示される本変形例にかかる複数の部品20(20A,20B)と開口部12との配置では、開口部12(結合具11)から入力された外力による部品20Aに対する影響は、部品20Bに対する影響より大きい。開口部12は、部品20Aの角部20aに対向して配置されているとともに、部品20Bの辺20bに対向して配置されているからである。よって、本変形例では、一例としては、図13に示されるように、上記第1変形例と同様に、開口部13が、基板10の厚さ方向からの視線で、領域A1,Aa内であって開口部12の中心Cと部品20Aの角部20aとを結ぶ直線L1と重なる状態に設けられている。よって、本変形例によれば、一例としては、開口部13を設けたことにより、部品20Aに対応した接合領域Acの角部20aに対応した領域で、応力が高まるのが抑制されやすい。
<第7変形例>
図14に例示される本変形例にかかる複数の部品20(20A,20B)と開口部12との配置では、開口部13が設けられていない。すなわち、本変形例では、部品20Aの角部20aに対応した領域Aa内に、部品20Bが位置されている。そして、開口部12は部品20Bの辺20bに対向して位置されている。したがって、本変形例のような構成では、上記実施形態や変形例のような開口部13,15を設けなくても、接合領域Acでの応力が許容範囲内に収まる場合がある。
<第8変形例>
図15に示される本変形例にかかる構成は、上記実施形態にかかる構成と同様である。ただし、本変形例では、一例として、開口部12は、基板10の端部10cに設けられた切欠である。このような本変形例でも、上記実施形態と同様の結果(効果)が得られる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。また、各構成要素のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。例えば、部品の角部は、面取り等されていてもよい。
1A…テレビジョン受像機(電子機器)、1B…電子機器、3A,3B…筐体、10…基板、10a…面、12…開口部(第一の開口部)、13…開口部(第二の開口部)、14…基板アセンブリ、15…開口部(第三の開口部)、20…部品、20a…角部、Aa…(第二の)領域、A1…(第一の)領域、L2,L3…延長線、C…中心。

Claims (9)

  1. 筐体と、
    前記筐体に設けられた表示装置と、
    前記筐体内に収容され、第一の開口部が設けられた基板と、
    前記基板の面に表面実装され、前記基板の厚さ方向からの視線で四角形状の外観を呈する部品と、
    を備え、
    前記基板の、当該基板の厚さ方向からの視線で前記部品の角部を挟む二辺の延長線間に挟まれるとともに前記角部の前記部品とは反対側の第一の領域内で、前記基板の厚さ方向からの視線で前記部品の角部と前記第一の開口部の中心とを結ぶ直線と重なる位置に、第二の開口部が設けられた、テレビジョン受像機。
  2. 前記第二の開口部の少なくとも一部は、前記基板の厚さ方向からの視線で、前記部品の角部と前記第一の開口部の中心とを二つの角とし、前記部品の前記角部を挟む二辺の延長線を二辺とする長方形状の第二の領域内に位置された、請求項1に記載のテレビジョン受像機。
  3. 前記第二の開口部は、前記基板の厚さ方向からの視線で、前記部品の角部よりも前記第一の開口部の近くに位置された、請求項2に記載のテレビジョン受像機。
  4. 前記第二の領域内に前記第二の開口部とは異なる第三の開口部が設けられた、請求項2または3に記載のテレビジョン受像機。
  5. 前記第二の開口部は、前記基板の端部に設けられた切欠である、請求項1〜4のうちいずれか一つに記載のテレビジョン受像機。
  6. 前記第二の開口部は、前記基板の長手方向に沿った端部に設けられた、請求項5に記載のテレビジョン受像機。
  7. 前記第二の開口部は、前記基板に設けられた貫通孔である、請求項1〜5のうちいずれか一つに記載のテレビジョン受像機。
  8. 筐体と、
    前記筐体内に収容され、第一の開口部が設けられた基板と、
    前記基板の面に表面実装され、前記基板の厚さ方向からの視線で四角形状の外観を呈する部品と、
    を備え、
    前記基板の、当該基板の厚さ方向からの視線で前記部品の角部を挟む二辺の延長線間に挟まれるとともに前記角部の前記部品とは反対側の第一の領域内で、前記基板の厚さ方向からの視線で前記部品の角部と前記第一の開口部の中心とを結ぶ直線と重なる位置に、第二の開口部が設けられた、電子機器。
  9. 第一の開口部が設けられた基板と、
    前記基板の面に表面実装され、前記基板の厚さ方向からの視線で四角形状の外観を呈する部品と、
    を備え、
    前記基板の、当該基板の厚さ方向からの視線で前記部品の角部を挟む二辺の延長線間に挟まれるとともに前記角部の前記部品とは反対側の第一の領域内で、前記基板の厚さ方向からの視線で前記部品の角部と前記第一の開口部の中心とを結ぶ直線と重なる位置に、第二の開口部が設けられた、基板アセンブリ。
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