JP2014085778A - カジノにおける入出金管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】不正行為を防止しつつプレーヤーの利便性を向上させる。
【解決手段】カジノにおける入出金管理システム1は、プレーヤーに対して開設されるエスクロー口座を管理するエスクロー口座サーバー15と、エスクロー口座に対する入出金の認証を得るためにプレーヤーの操作に基づいて当該プレーヤーを特定するための情報が入力される情報入力端末12と、その情報に基づいて、エスクロー口座に対する入出金の認証をする認証サーバー17と、などがネットワーク10に接続される。情報入力端末12は、ICカード11のRFIDタグ20から特定情報を読み取るRFIDリーダー/ライター27と、プレーヤーの顔写真を撮影するカメラ26と、を備えている。認証サーバー17による処理は、情報入力端末12に特定情報と顔写真が入力されたことを契機に開始される。エスクロー口座に対する入出金は、認証サーバー17が認証をした後に行われる。
【選択図】図7
【解決手段】カジノにおける入出金管理システム1は、プレーヤーに対して開設されるエスクロー口座を管理するエスクロー口座サーバー15と、エスクロー口座に対する入出金の認証を得るためにプレーヤーの操作に基づいて当該プレーヤーを特定するための情報が入力される情報入力端末12と、その情報に基づいて、エスクロー口座に対する入出金の認証をする認証サーバー17と、などがネットワーク10に接続される。情報入力端末12は、ICカード11のRFIDタグ20から特定情報を読み取るRFIDリーダー/ライター27と、プレーヤーの顔写真を撮影するカメラ26と、を備えている。認証サーバー17による処理は、情報入力端末12に特定情報と顔写真が入力されたことを契機に開始される。エスクロー口座に対する入出金は、認証サーバー17が認証をした後に行われる。
【選択図】図7
Description
本発明は、インターネットなどのネットワークを利用して、カジノの賭け金がプールされるエスクロー口座に対する入出金を管理する、カジノにおける入出金管理システムに関する。
近年、米国などの諸外国において、インターネットなどのネットワーク(通信回線)を利用したオンラインギャンブル(ネットカジノ)(例えば、特許文献1参照)を許可する動きが出てきている。そして、英国の調査会社Juniper Researchが発行した報告書「Mobile Gambling: Casinos, Lotteries & Betting 2012-2017」によると、中国市場の発展に起因して、モバイルハンドセットやタブレットによる世界の年間賭け金の総額が、2011年の195億米ドルから、2015年までに480億米ドルを超えると予測されている。また、上記報告書によると、ソーシャルギャンブル活動(インターネット上にギャンブルに関する社会的ネットワークを構築する活動)の急増と、米国州内におけるインターネットによるカジノや宝くじサービスの導入によって、2017年には1000億米ドルに拡大する見通しである。なお、カジノは、「ルーレット、サイコロ、トランプ、スロットマシン、その他の器具等を用いて、"金銭を賭する"ゲーミング行為や、エンターテイメントとしての"賭け"行為を顧客に提供する業」を意味している(非特許文献1参照)。本願書類におけるカジノの意味も同様とする。
韓景旭著、「韓国カジノの歴史と日本カジノの未来」、『西南学院大学国際文化論集』、2006年2月、第20巻、第2号、p.77
このようなネットカジノは、リアルマネー(現金)が国境を越えて移動することが可能であり、1)カジノを認証する機関が税金を確実に徴収できなかったり(脱税)、2)カジノを利用してのマネーロンダリングがなされたり(なりすまし)、あるいは、3)未成年者が不正にカジノを利用したり(なりすまし)するなど、セキュリティ面で大きな課題がある。また、4)従来のIDやパスワードによる認証では、忘れや盗難などの可能性もあり、プレーヤーによる参加登録や賭け金/勝ち金の移動(入出金)を安心・安全・スピーディーに行うことができない。さらに、5)ラウンドカジノ(施設で行う実際のカジノ)との連動性をどのように図るのかが課題となっている。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、不正行為を防止しつつプレーヤーの利便性を向上させた、カジノにおける入出金管理システムを提供することを目的とする。
(1)本発明は、ネットカジノを実行するカジノサーバーと、前記ネットカジノのプレーヤーに対して開設されて、該ネットカジノの賭け金となる資金がプールされるエスクロー口座を管理するエスクロー口座サーバーと、前記エスクロー口座に対する入出金の認証を得るために前記プレーヤーの操作に基づいて該プレーヤーを特定するための情報が入力される情報入力端末と、前記情報に基づいて、前記エスクロー口座に対する入出金の認証をする認証サーバーと、がネットワークに接続され、前記情報入力端末は、RFIDタグから特定情報を読み取るRFIDリーダーと、前記プレーヤーの顔写真を撮影するカメラと、を備え、前記認証サーバーは、前記特定情報と前記プレーヤーの顔写真を組み合わせて予め記憶しておく個人情報記憶手段と、前記情報入力端末に入力された前記特定情報と前記顔写真の組合せを、前記個人情報記憶手段に予め記憶されている前記特定情報と前記顔写真の組合せと比較して、これらが一致する場合に前記認証をする認証手段と、を備え、前記認証手段による処理は、前記情報入力端末に前記特定情報と前記顔写真が入力されたことを契機に開始され、前記エスクロー口座に対する入出金は、前記認証手段が前記認証をした後に行われることを特徴とする、カジノにおける入出金管理システムである。
本発明によれば、情報入力端末に特定情報と顔写真が入力されたことを契機に認証手段による処理が開始されるので、簡単に認証作業を行うことができる。例えば、RFIDタグを内蔵するカード(ICカード)を、RFIDリーダーを内蔵するスマートフォンにタッチし(かざし)、そのスマートフォンで顔写真を撮影するだけで、認証作業を行うことができる。このように、認証作業が簡単であるので、プレーヤーの利便性を向上させることができる。また、認証作業に顔写真を必要とするので、他人のICカードを利用したり、なりすましてエスクロー口座を利用したりするなどの不正行為を防止することができる。具体的に、マネーロンダリングがなされたり、未成年者が不正に利用したりすることが防止される。これにより、プレーヤーによる入出金を安心・安全・スピーディーに行うことができる。
ところで、カジノでの大きな社会問題はギャンブル依存症であり、この点が大いに懸念される。特に、ネットカジノ(オンラインカジノ)は、賭ける毎に擬似チップをマウスで移動してクリックして行うものであり、動作がマンネリ化して実際のお金(リアルマネー)を賭けているという感覚が薄れることから、ギャンブル依存症の対策が必要である。
本発明では、ギャンブル依存症の抑制手段として、賭ける毎にICカードを"かざす"という動作を必要とするので、マウス操作だけでなくマンネリ化するような感覚を起こさせず(途切れさせ)、ギャンブル依存症を抑制(防止)することができる。
(2)本発明はまた、前記エスクロー口座からの出金は、前記ネットカジノの一回の勝負毎又は一連の勝負毎に行われ、前記ネットカジノの勝ち金は、該ネットカジノの一回の勝負毎又は前記一連の勝負毎に前記エスクロー口座へ入金されることを特徴とする、上記(1)に記載のカジノにおける入出金管理システムである。
上記発明によれば、ネットカジノの一回の勝負毎又は一連の勝負毎にエスクロー口座に対する入出金が行われるので、お金の流れが明確となり、不正行為をより確実に防止することができる。また、プレーヤーが安心してプレーできる環境になる。
(3)本発明はまた、前記個人情報記憶手段に予め記憶されている特定情報は、前記RFIDリーダーによって前記RFIDタグから読み取られたものであり、前記個人情報記憶手段に予め記憶されている顔写真は、前記カメラによって、前記プレーヤーの顔写真と該プレーヤーの顔写真付き身分証明書が撮影されることによって取得されたものの少なくとも一方であることを特徴とする、上記(1)又は(2)に記載のカジノにおける入出金管理システムである。
上記発明によれば、例えば、ICカードを、RFIDリーダーを内蔵するスマートフォンにタッチし、そのスマートフォンで顔写真そのものと顔写真付き身分証明書を撮影するだけで、事前登録(ICカードと顔写真のペアリング)を行うことができる。このように、登録作業が簡単であるので、プレーヤーの利便性をさらに向上させることができる。また、登録作業に顔写真付き身分証明書を必要とするので、なりすましてエスクロー口座を利用するなどの不正行為を防止することができる。
(4)本発明はまた、前記エスクロー口座に対する入出金の履歴を記憶する入出金履歴記憶サーバーが前記ネットワークに接続されていることを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システムである。
上記発明によれば、エスクロー口座に対する入出金の履歴を監視することで、ネットカジノにおけるお金の流れを全て把握することができる。これにより、ネットカジノを認証する機関(例えば、国)が税金を確実に徴収することができる。また、マネーロンダリングがなされたり、未成年者が不正にカジノを利用したりすることを、より確実に防止することができる。
(5)本発明はまた、前記情報入力端末は、前記ネットカジノを表示する表示手段を備えることを特徴とする、上記(1)〜(4)のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システムである。
上記発明によれば、例えば、1台のスマートフォンと1枚のICカードを準備するだけで、ネットカジノをプレーすることができる。これにより、プレーヤーの利便性をさらに向上させることができる。
(6)本発明はまた、前記ネットカジノを表示する表示端末が前記ネットワークに接続され、前記認証サーバーは、前記認証手段が前記認証をしたことに起因して、利用回数が限定される使い捨て識別情報を発行する識別情報発行手段を備え、前記情報入力端末は、前記識別情報発行手段が発行した前記使い捨て識別情報を出力する識別情報出力手段を備え、前記表示端末は、前記使い捨て識別情報を前記プレーヤーに入力させる入力手段を備え、前記エスクロー口座に対する入出金は、前記入力手段によって前記使い捨て識別情報が入力された後に行われることを特徴とする、上記(1)〜(5)のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システムである。
上記発明によれば、情報入力端末(例えば、スマートフォン)が表示端末(例えば、施設に設置される端末)と直接通信することができない場合であっても、プレーヤーによる入出金を安心・安全・スピーディーに行うことができる。また、識別情報(例えば、パスワード)を長期的に覚えておく必要がなく、また、識別情報の利用回数に限りがあるので、識別情報の忘れや盗難などの心配もない。
(7)本発明はまた、ラウンドカジノを行う施設に設置される有価媒体貸出機が前記ネットワークに接続され、前記認証サーバーは、前記認証手段が前記認証をしたことに起因して、利用回数が限定される使い捨て識別情報を発行する識別情報発行手段を備え、前記情報入力端末は、前記識別情報発行手段が発行した前記使い捨て識別情報を出力する識別情報出力手段を備え、前記有価媒体貸出機は、前記使い捨て識別情報を前記プレーヤーに入力させる入力手段を備え、前記エスクロー口座に対する入出金は、前記入力手段によって前記使い捨て識別情報が入力された後に行われることを特徴とする、上記(1)〜(5)のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システムである。
上記発明によれば、情報入力端末(例えば、スマートフォン)が有価媒体貸出機(例えば、チップ貸出機)と直接通信することができない場合であっても、プレーヤーによる入出金を安心・安全・スピーディーに行うことができる。また、識別情報(例えば、パスワード)を長期的に覚えておく必要がなく、また、識別情報の利用回数に限りがあるので、識別情報の忘れや盗難などの心配もない。さらに、ネットカジノとラウンドカジノを問題なく連動させることができる。
(8)本発明はまた、前記情報入力端末として、前記プレーヤーが携帯する携帯端末と、ラウンドカジノを行う施設に設置される有価媒体貸出機と、を備え、前記有価媒体貸出機は、前記エスクロー口座からの出金に連動して、有価媒体を貸し出すことを特徴とする、上記(1)〜(5)のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システムである。
上記発明によれば、ネットカジノとラウンドカジノを問題なく連動させることができる。
本発明の上記(1)〜(8)に記載のカジノにおける入出金管理システムによれば、不正行為を防止しつつプレーヤーの利便性を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る、カジノにおける入出金管理システムについて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態にて説明する入出金管理システム1,2の構成に限定されるものではない。
[第1実施形態]まず、図1〜図5を用いて、第1実施形態に係る入出金管理システム1の構成について説明する。図1は、入出金管理システム1の構成を示すブロック図である。図2は、情報入力端末12の構成を示すブロック図である。図3は、各サーバー13〜18の構成を示すブロック図である。図4は、認証サーバー17の機能構成を示すブロック図である。図5は、キャッシャー19の構成を示すブロック図である。なお、各図において、図面の簡略化のため、一部の構成を適宜省略する。
図1に示される入出金管理システム1は、インターネットなどのネットワーク10を利用して、カジノの賭け金がプールされるエスクロー口座に対する入出金を、個人情報の認証によって管理するものである。この入出金管理システム1は、エスクロー口座に対する入出金を管理することで、プレーヤー(利用者)に対してネットカジノとラウンドカジノ(施設で行う実際のカジノ)の双方を提供する。なお、本実施形態において、ネットカジノとラウンドカジノは、同一の機関又は同一視できる機関によって運営されている。
具体的に、入出金管理システム1は、ICカード11と、情報入力端末12と、カジノサーバー13と、カジノ口座サーバー14と、エスクロー口座サーバー15と、銀行口座サーバー16と、認証サーバー17と、入出金履歴記憶サーバー18と、キャッシャー19と、を備えている。
ICカード11は、プレーヤーが所持するカードなど(カードタイプ、USBタイプ、ホルダータイプ、その他を含む。)であり、クレジットカード、デビットカード、プリペードカード、キャッシュカード、パスポート、交通カード、運転免許証、公共(公的)機関発行カード、あるいは、カジノを運営する機関(カジノ運営機関)が発行する専用のカードなど、あらゆるカードを採用することができる。ただし、プレーヤーを特定する個人情報(氏名、生年月日など)を記憶したカードであることが条件となる。すなわち、プリペードカード(チャージ型を含む。)や交通カードなどの場合であっても、プレーヤーを特定する個人情報を記憶していることが条件となる。このICカード11は、RFIDタグ20を内蔵している。
RFIDタグ20は、プレーヤーを特定する個人情報(氏名、生年月日など)を記憶している。RFIDタグ20に記憶されている個人情報は、情報入力端末12に内蔵されているRFIDリーダー/ライター27(図2、図6及び図8参照)や、キャッシャー19に内蔵されているRFIDリーダー43(図5及び図10参照)によって読み取られる。なお、本実施形態では、ICカード11を例に説明しているが、本発明は、RFIDタグを備えていれば、ICカードに代えて、携帯情報端末(携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末など)などであってもよい。
情報入力端末12は、プレーヤーが所持する端末であり、スマートフォンなどを採用することができる。この情報入力端末12は、エスクロー口座に対する入出金の認証を得るためにプレーヤーの操作に基づいて当該プレーヤーの個人情報が入力される端末である。また、情報入力端末12は、ネットカジノを表示して、当該ネットカジノをプレーする端末として機能する。なお、本発明において個人情報には、カメラで撮影される顔写真が含まれる。
図2に示されるように、情報入力端末12は、CPU21と、RAM22と、ROM23と、表示手段24と、操作手段25と、カメラ26と、RFIDリーダー/ライター27と、通信手段28と、などを備えている。情報入力端末12の各部は、バス29を介して互いに接続されている。
CPU21は、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラム(アプリケーションを含む。)が実行されて各種機能を実現する。RAM22は、CPU21の作業領域として使用される。ROM23は、CPU21で実行される各種プログラムなどを記憶する。表示手段24は、情報入力端末12の前面に配置されるディスプレーであり、各種操作画面や、ネットカジノの画面(図1及び図8(B)参照)などを表示する。操作手段25は、物理的な操作ボタンや表示手段24に内蔵されたタッチパネルであり、プレーヤーの操作に基づいて各種情報が入力される。
カメラ26は、CCDやCMOSなどの撮像素子を利用して静止画や動画をデジタルデータとして記録するものであり、顔写真や顔写真付き身分証明書を撮影する。RFIDリーダー/ライター27は、近距離無線通信(NFC)を実現するものであり、情報入力端末12にかざされた(=タッチされた)ICカード11のRFIDタグ20と非接触で通信して、当該RFIDタグ20から個人情報を読み取る。このRFIDリーダー/ライター27は、情報入力端末12に内蔵されている必要はなく、ケーブルなどで接続される後付けのものであってもよい。通信手段28は、携帯電話回線(3Gなど)、無線LAN(Wi−Fi(登録商標)など)などであり、ネットワーク10に接続する。
なお、本実施形態では、情報入力端末12としてスマートフォンを採用した場合を例に説明しているが、本発明の情報入力端末は、上記の諸機能を備えていれば、スマートフォンに代えて、携帯電話機、タブレット端末などであってもよい。
図1に戻って説明する。カジノサーバー13は、ネットカジノを実行するサーバーであり、プレーヤーが所持する情報入力端末12からアクセスされる。なお、カジノサーバー13には、認証サーバー17と入出金履歴記憶サーバー18の機能をもたせることができる。すなわち、カジノサーバー13、認証サーバー17、及び入出金履歴記憶サーバー18を一つのサーバーで管理してもよい。
カジノ口座サーバー14は、カジノ運営機関に対して開設される口座を銀行などが管理するサーバーであり、その口座には、カジノ運営機関の運営資金がプールされる。このカジノ口座サーバー14は、エスクロー口座サーバー15と通信して、互いの口座間でお金(金銭情報)を遣り取りする(図12参照)。すなわち、カジノ口座サーバー14には、エスクロー口座サーバー15からカジノの賭け金が入金される。また、カジノ口座サーバー14からは、エスクロー口座サーバー15にカジノの勝ち金が出金される。なお、カジノ口座サーバー14に対するエスクロー口座サーバー15からの入金は、認証サーバー17による認証の後に行われる。
エスクロー口座サーバー15は、プレーヤーに対して開設されるエスクロー口座を銀行などが管理するサーバーであり、エスクロー口座には、カジノの賭け金となる資金がプールされる。このエスクロー口座サーバー15は、銀行口座サーバー16と通信して、互いの口座間でお金(金銭情報)を遣り取りする(図12参照)。すなわち、エスクロー口座サーバー15には、銀行口座サーバー16からカジノの資金が入金される。また、エスクロー口座サーバー15からは、銀行口座サーバー16にカジノの勝ち金が出金される。出金のタイミングは、定時処理としてもよいし、プレーヤーの請求毎の処理としてもよい。なお、エスクロー口座サーバー15に対する銀行口座サーバー16からの入金は、認証サーバー17による認証の後に行われる。
また、エスクロー口座サーバー15は、カジノ口座サーバー14と通信して、互いの口座間でお金(金銭情報)を遣り取りする(図12参照)。すなわち、エスクロー口座サーバー15からは、カジノ口座サーバー14にカジノの賭け金が出金される。賭け金の出金は、ネットカジノで勝負する場合のみならず、ラウンドカジノで勝負するためにキャッシャー19でチップが貸し出される場合にも行われる。出金のタイミングは、ネットカジノの勝負毎であり、複数の勝負の賭け金をまとめて出金することはできない。また、出金のタイミングは、キャッシャー19でチップが貸し出される毎である。なお、エスクロー口座サーバー15からのカジノ口座サーバー14への出金は、認証サーバー17による認証の後に行われる。
また、エスクロー口座サーバー15には、カジノ口座サーバー14からカジノの勝ち金が入金される。勝ち金の入金は、ネットカジノの勝負に勝った場合のみならず、ラウンドカジノのキャッシャー19でチップが清算される場合にも行われる。入金のタイミングは、ネットカジノの勝負毎であり、複数の勝負の勝ち金がまとめて入金されることはない。また、入金のタイミングは、キャッシャー19でチップが清算される毎である。なお、キャッシャー19でチップを清算した際の、エスクロー口座サーバー15に対するカジノ口座サーバー14からの入金は、認証サーバー17による認証の後に行われる。
以上のエスクロー口座サーバー15は、入出金履歴記憶サーバー18によって入出金の全ての履歴が監視されている(図12参照)。
銀行口座サーバー16は、法人や個人に開設する普通預金などの口座を銀行などが管理するサーバーであり、プレーヤーの口座も開設される。この銀行口座サーバー16は、エスクロー口座サーバー15と通信して、互いの口座間でお金(金銭情報)を遣り取りする(図12参照)。すなわち、銀行口座サーバー16からは、エスクロー口座サーバー15にカジノの賭け金となる資金が出金される。また、銀行口座サーバー16には、エスクロー口座サーバー15からカジノの勝ち金が入金される。なお、銀行口座サーバー16からのエスクロー口座サーバー15への出金は、認証サーバー17による認証の後に行われる。
なお、銀行口座サーバー16には、カジノ口座サーバー14とエスクロー口座サーバー15の機能をもたせることができる。すなわち、カジノ口座サーバー14、エスクロー口座サーバー15、及び銀行口座サーバー16を一つのサーバーで管理してもよい。
認証サーバー17は、情報入力端末12で入力された個人情報に基づいて、エスクロー口座(エスクロー口座サーバー15)に対する入出金の認証をするサーバーである。
入出金履歴記憶サーバー18は、エスクロー口座(エスクロー口座サーバー15)に対する入出金の履歴を記憶するサーバーである。具体的に、入出金履歴記憶サーバー18は、エスクロー口座サーバー15に常時アクセスして、エスクロー口座サーバー15のログを取得し、当該ログを入出金の履歴として記憶する。
図3に示されるように、各サーバー13〜18は、CPU30と、RAM31と、HDD32と、通信手段33と、などを備えている。各サーバー13〜18の各部は、バス34を介して互いに接続されている。
CPU30は、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラム(アプリケーションを含む。)が実行されて各種機能を実現する。RAM31は、CPU30の作業領域として使用される。HDD32は、CPU30で実行される各種プログラムなどを記憶する。通信手段28は、LANケーブルなどであり、ネットワーク10に接続する。
図4に示されるように、認証サーバー17は、プログラム実行後の機能構成として、個人情報記憶手段35と、認証手段36と、を備えている。
個人情報記憶手段35は、認証サーバー17のHDD32に構築される。この個人情報記憶手段35は、プレーヤーの個人情報と顔写真を組み合わせて、カジノのプレーに先立って予め記憶する。個人情報記憶手段35に予め記憶されている個人情報は、情報入力端末12のRFIDリーダー/ライター27によって、ICカード11のRFIDタグ20から読み取られたものである(図6参照)。個人情報記憶手段35に予め記憶されている顔写真は、情報入力端末12のカメラ26によって、プレーヤーの顔写真が撮影されることによって取得されたものである(図6参照)。なお、本発明において、個人情報記憶手段35に予め記憶されている顔写真は、情報入力端末12のカメラ26によって、プレーヤーの顔写真と当該プレーヤーの顔写真付き身分証明書47が撮影されることによって取得されたものの少なくとも一方であればよい。
認証手段36は、認証サーバー17のCPU30に構築される。この認証手段36は、カジノのプレーに先立って、情報入力端末12に、個人情報との組合せで顔写真(静止画、動画のいずれであってもよい。)そのものと顔写真付き身分証明書が入力されたことを契機に、当該顔写真が、顔写真付き身分証明書47の顔写真と一致するか否かを判定する。顔写真付き身分証明書の顔写真と一致するものと判定された顔写真そのものは、個人情報との組合せで個人情報記憶手段35に記憶される。また、認証手段36は、カジノのプレーにおいては、情報入力端末12に個人情報と顔写真(静止画、動画のいずれであってもよい。)が入力されたことを契機に、処理を開始する。具体的に、認証手段36は、情報入力端末12に入力された個人情報と顔写真の組合せを、個人情報記憶手段35に予め記憶されている個人情報と顔写真の組合せと比較して、これらが一致する場合に、エスクロー口座に対する入出金の認証をする。
なお、認証の精度は、静止画の顔写真よりも動画の顔写真を利用する方が高い。このため、情報入力端末12から入力する顔写真を動画に限定して、認証精度を高めるようにしてもよい。また、個人情報と顔写真に加え、音声データを利用して認証をするようにしてもよい。これにより、プレーヤーが未成年者であるか否かの判別精度が向上する。この場合、情報入力端末12がマイクを備えている必要があり、かつ、プレーヤーの音声データを、個人情報記憶手段35に予め記憶しておく必要がある。さらに、個人情報と顔写真に加え、GPS機能による位置情報を利用して認証をするようにしてもよい。これにより、問題のある国や地域からアクセスされている場合に認証を制限する(すなわち、認証をしない)ようにすることができる。この場合、情報入力端末12がGPS機能を備えている必要があり、かつ、認証を制限する国や地域の緯度経度を認証サーバー17のHDD32に予め記憶しておく必要がある。
図1に戻って説明する。キャッシャー19は、ラウンドカジノを行う施設に設置されるチップ貸出/精算機であり、ラウンドカジノをプレーするプレーヤーに対し、チップの貸出し/清算を行う。
図5に示されるように、キャッシャー19は、CPU37と、RAM38と、ROM39と、表示手段40と、操作手段41と、カメラ42と、RFIDリーダー/ライター43と、通信手段44と、ホッパー45と、を備えている。
CPU37は、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラム(アプリケーションを含む。)が実行されて各種機能を実現する。RAM38は、CPU37の作業領域として使用される。ROM39は、CPU37で実行される各種プログラムなどを記憶する。表示手段40は、キャッシャー19の前面に配置されるディスプレーであり、各種操作画面や、ラウンドカジノを中継する画面、あるいは、場合によって、ネットカジノの画面などを表示する。操作手段41は、物理的な操作ボタンや表示手段40に内蔵されたタッチパネルであり、プレーヤーの操作に基づいて各種情報が入力される。
カメラ42は、CCDやCMOSなどの撮像素子を利用して静止画や動画をデジタルデータとして記録するものであり、顔写真を撮影する。RFIDリーダー/ライター43は、近距離無線通信(NFC)を実現するものであり、キャッシャー19にかざされた(タッチされた)ICカード11のRFIDタグ20と非接触で通信して、当該RFIDタグ20から個人情報を読み取る。通信手段44は、LANケーブルなどであり、ネットワーク10に接続する。
ホッパー45は、プレーヤーに貸し出すチップを蓄える容器である。このホッパー45は、貸出時にチップを排出する。また、ホッパー45には、清算時にチップが投入される。プレーヤーは、貸し出されたチップを利用してラウンドカジノをプレーすることができる。
次に、図6及び図7を用いて、事前登録の流れを説明する。図6は、事前登録の流れを説明する概略図である。図7は、事前登録の流れを説明するフローチャートである。
プレーヤーによる情報入力端末12の操作によって、当該情報入力端末12からカジノサーバー13(図1参照)にアクセスされる。情報入力端末12の表示手段24(図2参照)には、ネットカジノのホームページが開かれる。プレーヤーは、ネットカジノのホームページ(ウェブページ)内の情報にしたがって、エスクロー口座を開設する。開設されたエスクロー口座は、エスクロー口座サーバー15(図1参照)に管理される。
そして、プレーヤーは、ネットカジノのホームページ内の情報にしたがって、ICカード11を情報入力端末12にタッチする。情報入力端末12が内蔵するRFIDリーダー/ライター27によって、ICカード11のRFIDタグ20からプレーヤーの個人情報が取得される。また、プレーヤーは、ネットカジノのホームページ内の情報にしたがって、情報入力端末12のカメラ26で、自身の顔写真と顔写真付き身分証明書47(公的機関が発行するものであり、パスポート、運転免許証など)を撮影する。これにより、プレーヤーの顔写真が取得される。なお、プレーヤーによって情報入力端末12の操作手段25が操作され、国籍、氏名、年齢、男女別(性別)、住所、電話番号、メールアドレスなどの情報も入力される。これらの情報も、ネットカジノをプレーする際などに必要になる。
なお、事前登録は、対話方式の受付によるものとしてもよい。具体的に、ICカード11を情報入力端末12にタッチすると、音声セルフサービス(IVR)、あるいは、エスクロー口座管理のコンタクトセンター、又はカスタマーサービス・エージェントを、電話機能(電話回線、ネットワーク回線のいずれでもよい。)で呼び出し、対話方式の質疑応答で情報収集するようにしてもよい。なお、対話内容を収録保管する旨を予め通知し、その後、プレーヤーの了解のもと、対話方式の登録を実施するものとする。
RFIDリーダー/ライター27から取得された個人情報と、カメラ26から取得された顔写真(顔写真そのものと、顔写真付き身分証明書47における顔写真)の組合せは、認証サーバー17に送信される。認証サーバー17の認証手段36(図4参照)では、まず、顔写真そのものが、顔写真付き身分証明書47の顔写真と一致するか否かが判定される。そして、顔写真付き身分証明書47の顔写真と一致するものと判定された顔写真そのものは、個人情報との組合せで、個人情報記憶手段35(図4参照)に記憶される。これにより、事前登録が完了する。
次に、図8及び図9を用いて、ネットカジノでプレーするまでの流れを説明する。図8は、ネットカジノでプレーするまでの流れを説明する概略図である。図9は、ネットカジノでプレーするまでの流れを説明するフローチャートである。
プレーヤーによる情報入力端末12の操作によって、当該情報入力端末12からカジノサーバー13(図1参照)にアクセスされる。情報入力端末12の表示手段24(図2参照)には、ネットカジノのホームページが開かれる。なお、事前登録時に、ICカード11のRFIDタグ20にネットカジノのURLを記憶しておいてもよく、このようにすることで、プレーヤーがICカード11を情報入力端末12にタッチするだけで、ネットカジノのホームページを開くことができる(自動アクセス)。
プレーヤーは、ネットカジノのホームページ(ウェブページ)内の情報にしたがって、操作手段25(図2参照)を操作して国籍、氏名、年齢、・・・などの情報を入力すると共に、ICカード11を情報入力端末12にタッチする(ICカード11を情報入力端末12にタッチする自動アクセスの場合には、ここでのタッチを省略することができる。)。情報入力端末12が内蔵するRFIDリーダー/ライター27によって、ICカード11のRFIDタグ20からプレーヤーの個人情報が取得される。また、プレーヤーは、ネットカジノのホームページ内の情報にしたがって、情報入力端末12のカメラ26で、自身の顔写真を撮影する。これにより、プレーヤーの顔写真が取得される。
RFIDリーダー/ライター27から取得された個人情報と、カメラ26から取得された顔写真の組合せは、認証サーバー17(図1参照)に送信される。認証サーバー17に送信された個人情報と顔写真の組合せは、認証手段36(図4参照)によって、個人情報記憶手段35(図4参照)に予め記憶されている個人情報と顔写真の組合せと比較され、これらが一致する場合に、エスクロー口座に対する入出金の認証がされる。認証手段36によって認証がされることで、エスクロー口座からの出金が可能となり、ネットカジノで賭け金を賭ける(BETする)ことができる。そして、ネットカジノの勝負で勝った場合には、勝ち金がエスクロー口座に入金される。
次に、図10及び図11を用いて、ラウンドカジノでプレーするまでの流れを説明する。図10は、ラウンドカジノでプレーするまでの流れを説明する概略図である。図11は、ラウンドカジノでプレーするまでの流れを説明するフローチャートである。
プレーヤーは、キャッシャー19の表示手段40(図5参照)に表示されている情報にしたがって、ICカード11をキャッシャー19にタッチする。キャッシャー19が内蔵するRFIDリーダー/ライター43によって、ICカード11のRFIDタグ20からプレーヤーの個人情報が取得される。また、プレーヤーは、表示手段40に表示されている情報にしたがって、キャッシャー19のカメラ42で、自身の顔写真を撮影する。これにより、プレーヤーの顔写真が取得される。
RFIDリーダー/ライター43から取得された個人情報と、カメラ42から取得された顔写真の組合せは、認証サーバー17に送信される。認証サーバー17に送信された個人情報と顔写真の組合せは、認証手段36(図4参照)によって、個人情報記憶手段35(図4参照)に予め記憶されている個人情報と顔写真の組合せと比較され、これらが一致する場合に、エスクロー口座に対する入出金の認証がされる。認証手段36によって認証がされることで、エスクロー口座からの出金が可能となり、エスクロー口座からの出金と引き換えに、等価のチップが貸し出される。
次に、図12、図13及び図14を用いて、入出金管理システム1におけるお金の流れを説明する。図12は、入出金管理システム1におけるお金の流れを説明する概略図であり、銀行からエスクロー口座に入金する場合を示す。図13は、入出金管理システム1におけるお金の流れを説明する概略図であり、クレジットカード会社からエスクロー口座に入金する場合を示す。図14は、入出金管理システム1におけるお金の流れを説明する概略図であり、携帯端末会社からエスクロー口座に入金する場合を示す。
図12に示されるように、プレーヤーは、情報入力端末12を使うなどして、銀行などに普通預金などの口座を開設すると共に、当該口座にカジノの資金を入金する。開設された口座は、銀行口座サーバー16で管理される。そして、プレーヤーは、情報入力端末12を使って、エスクロー口座を開設する。開設されたエスクロー口座は、エスクロー口座サーバー15で管理される。また、プレーヤーは、認証手続を経て、エスクロー口座に対し、銀行などの口座からカジノの資金を入金する。これにより、カジノの資金がエスクロー口座にプールされる。
そして、ネットカジノをプレーする場合、プレーヤーは、情報入力端末12を使って、一回の勝負毎(後述するように、一連の勝負毎であってもよい。)に、認証手続を経て、エスクロー口座からカジノ運営機関の口座に賭け金を出金する。賭け金は、カジノ運営機関の運営資金として、カジノ運営機関の口座にプールされる。カジノの承認国は、カジノ運営機関に対し課税する。課税金額は、エスクロー口座の入出金履歴に基づいてカジノ運営機関の利益を計算することで、決定する。
ネットカジノの勝ち金は、勝負毎に、カジノ運営機関の口座からエスクロー口座に入金される。勝ち金は、カジノの資金としてエスクロー口座にプールされる。そして、エスクロー口座にプールされた勝ち金は、定時処理で、又は、プレーヤーの請求毎の処理で、銀行などの口座に入金される。
また、ラウンドカジノをプレーする場合、プレーヤーは、キャッシャー19を使って、認証手続を経て、チップの貸出しを受ける。これにより、プレーヤーは、ラウンドカジノをプレーすることができる。チップの貸出しに際して、エスクロー口座からカジノ運営機関の口座に賭け金を出金する。また、プレーヤーは、キャッシャー19を使って、認証手続を経て、チップの清算をする。チップの清算に際して、チップと等価の勝ち金が、カジノ運営機関の口座からエスクロー口座に入金される。
なお、図13に示されるように、エスクロー口座に対し、クレジットカード会社からカジノの資金を入金するようにしてもよい。この場合、プレーヤーは、クレジットカード会社と契約し、クレジットカードを予め発行しておく必要がある。そして、プレーヤーは、認証手続を経て、エスクロー口座に対し、クレジットカード会社からカジノの資金を入金することになる。
また、図14に示されるように、エスクロー口座に対し、携帯端末会社からカジノの資金を入金するようにしてもよい。この場合、プレーヤーは、携帯端末会社と契約し、携帯端末をもっておく必要がある。そして、プレーヤーは、認証手続を経て、エスクロー口座に対し、携帯端末会社からカジノの資金を入金することになる。
このように、入出金管理システム1によれば、情報入力端末12に個人情報と顔写真が入力されたことを契機に認証手段36による処理が開始されるので、簡単に認証作業を行うことができる。例えば、RFIDタグ20を内蔵するICカード11を、RFIDリーダー/ライター27を内蔵する情報入力端末12(スマートフォン)にタッチし(かざし)、その情報入力端末12で顔写真を撮影するだけで、認証作業を行うことができる。このように、認証作業が簡単であるので、プレーヤーの利便性を向上させることができる。また、認証作業に顔写真を必要とするので、他人のICカードを利用したり、なりすましてエスクロー口座を利用したりするなどの不正行為を防止することができる。具体的に、マネーロンダリングがなされたり、未成年者が不正に利用したりすることが防止される。これにより、プレーヤーによる入出金を安心・安全・スピーディーに行うことができる。
ところで、カジノでの大きな社会問題はギャンブル依存症であり、この点が大いに懸念される。特に、ネットカジノ(オンラインカジノ)は、賭ける毎に擬似チップをマウスで移動してクリックして行うものであり、動作がマンネリ化して実際のお金(リアルマネー)を賭けているという感覚が薄れることから、ギャンブル依存症の対策が必要である。
入出金管理システム1では、ギャンブル依存症の抑制手段として、賭ける毎にICカード11を"かざす"という動作を必要とするので、マウス操作だけでなくマンネリ化するような感覚を起こさせず(途切れさせ)、ギャンブル依存症を抑制(防止)することができる。
そして、ネットカジノの一回の勝負毎又は一連の勝負毎にエスクロー口座に対する入出金が行われるので、お金の流れが明確となり、不正行為をより確実に防止することができる。また、プレーヤーが安心してプレーできる環境になる。
また、ICカード11を、RFIDリーダー/ライター27を内蔵する情報入力端末12(スマートフォン)にタッチし、その情報入力端末12で顔写真付き身分証明書47を撮影するだけで、事前登録(ICカード11と顔写真のペアリング)を行うことができる。このように、登録作業が簡単であるので、プレーヤーの利便性をさらに向上させることができる。また、登録作業に顔写真付き身分証明書を必要とするので、なりすましてエスクロー口座を利用するなどの不正行為を防止することができる。
さらに、入出金履歴記憶サーバー18によって、エスクロー口座に対する入出金の履歴を監視することで、ネットカジノにおけるお金の流れを全て把握することができる。これにより、ネットカジノを認証する機関(例えば、国)が税金を確実に徴収することができる。また、マネーロンダリングがなされたり、未成年者が不正にカジノを利用したりすることを、より確実に防止することができる。
そして、例えば、1台のスマートフォンと1枚のICカードを準備するだけで、ネットカジノをプレーすることができる。これにより、プレーヤーの利便性をさらに向上させることができる。
また、ネットカジノとラウンドカジノを問題なく連動させることができる。
[第2実施形態]次に、図15〜図17を用いて、第2実施形態に係る入出金管理システム2の構成について説明する。図15は、入出金管理システム2の構成を示すブロック図である。図16は、表示端末48の構成を示すブロック図である。図17は、認証サーバー17の機能構成を示すブロック図である。なお、第2実施形態に係る入出金管理システム2の特徴部分のみを説明し、第1実施形態に係る入出金管理システム1と同様の構成、作用、及び効果についての説明は適宜省略する。
図15に示される入出金管理システム2は、情報入力端末12からネットカジノを表示する機能を別にしたシステムであり、さらに、使い捨てパスワード(ワンタイムパスワード、OTP)を採用したシステムである。この入出金管理システム2は、表示端末48などを備えている。表示端末48は、プレーヤーが所持する端末であっても、第三者が所持する端末であってもよく、タブレット端末などを採用することができる。この表示端末48は、ネットカジノを表示して、当該ネットカジノをプレーする端末である。
図16に示されるように、表示端末48は、CPU49と、RAM50と、ROM51と、表示手段52と、操作手段53と、通信手段54と、などを備えている。表示端末48の各部は、バス55を介して互いに接続されている。
CPU49は、いわゆる中央演算処理装置であり、各種プログラム(アプリケーションを含む。)が実行されて各種機能を実現する。RAM50は、CPU49の作業領域として使用される。ROM51は、CPU49で実行される各種プログラムなどを記憶する。表示手段52は、表示端末48の前面に配置されるディスプレーであり、各種操作画面や、ネットカジノの画面(図15参照)、あるいは、使い捨てパスワードの出力画面(図17(B)参照)などを表示する。操作手段53は、物理的な操作ボタンや表示手段52に内蔵されたタッチパネルであり、プレーヤーの操作に基づいて各種情報が入力される。通信手段28は、無線LAN(Wi−Fi(登録商標)など)、などであり、ネットワーク10に接続する。
なお、本実施形態では、表示端末48としてタブレット端末を採用した場合を例に説明しているが、本発明の表示端末48は、上記の諸機能を備えていれば、タブレット端末に代えて、インターネットテレビや、施設などに設置される専用の表示装置などであってもよい。
図17に示されるように、認証サーバー17は、プログラム実行後の機能構成として、パスワード発行手段56などを備えている。
パスワード発行手段56は、認証サーバー17のCPU30に構築される。このパスワード発行手段56は、認証手段36がエスクロー口座に対する入出金の認証をしたことに起因して、利用回数が限定(本実施形態では、1回に限定)される使い捨てパスワードを発行する。使い捨てパスワードは、表示端末48に入力することで、当該表示端末48でネットカジノをプレーすることが可能になる。また、使い捨てパスワードは、キャッシャー19に入力することで、チップの貸出しを可能にする。
なお、本実施形態では、使い捨てパスワードを発行するパスワード発行手段56を例に説明しているが、これに限定されず、本発明は、利用回数が限定される使い捨て識別情報を発行する識別情報発行手段であればよい。使い捨て識別情報としては、例えば、短距離無線通信によるワンタイム暗号化データなどが挙げられる。この場合、パスワード入力のようなプレーヤーによる手入力の必要がなく、利便性がさらに向上する。
次に、図18及び図19を用いて、使い捨てパスワードを発行するまでの流れを説明する。図18は、使い捨てパスワードを発行するまでの流れを説明する概略図である。図19は、使い捨てパスワードを発行するまでの流れを説明するフローチャートである。
プレーヤーによる情報入力端末12の操作によって、当該情報入力端末12からカジノサーバー13(図15参照)にアクセスされる。情報入力端末12の表示手段24(図2参照)には、ネットカジノのホームページが開かれる。プレーヤーは、ネットカジノのホームページ(ウェブページ)内の情報にしたがって、ICカード11を情報入力端末12にタッチする。情報入力端末12が内蔵するRFIDリーダー/ライター27によって、CIカード11のRFIDタグ20からプレーヤーの個人情報が取得される。また、プレーヤーは、ネットカジノのホームページ内の情報にしたがって、情報入力端末12のカメラ26で、自身の顔写真を撮影する。これにより、プレーヤーの顔写真が取得される。
RFIDリーダー/ライター27から取得された個人情報と、カメラ26から取得された顔写真の組合せは、認証サーバー17(図15参照)に送信される。認証サーバー17に送信された個人情報と顔写真の組合せは、認証手段36(図17参照)によって、個人情報記憶手段35(図17参照)に予め記憶されている個人情報と顔写真の組合せと比較され、これらが一致する場合に、エスクロー口座に対する入出金の認証がされる。認証手段36によって認証がされることで、パスワード発行手段56(図17参照)によって使い捨てパスワードが発行される。パスワード発行手段56で発行された使い捨てパスワードは、情報入力端末12に送信され、当該情報入力端末12の表示手段24(図2参照)に表示される。すなわち、表示手段24は、使い捨てパスワード(使い捨て識別情報)を出力するパスワード出力手段(識別情報出力手段)として機能する。
そして、プレーヤーは、表示端末48(図15及び図16参照)の表示手段52(図16参照)の表示にしたがって、使い捨てパスワードを操作手段53(図16参照)から入力することで、エスクロー口座からの出金が可能となり、ネットカジノで賭け金を賭ける(BETする)ことができる。すなわち、操作手段53は、使い捨てパスワード(使い捨て識別情報)をプレーヤーに入力させる入力手段として機能する。そして、ネットカジノの勝負で勝った場合には、勝ち金がエスクロー口座に入金される。
また、プレーヤーは、キャッシャー19(図5及び図15参照)の表示手段40(図5参照)の表示にしたがって、使い捨てパスワードを操作手段41(図5参照)から入力することで、エスクロー口座からの出金が可能となり、エスクロー口座からの出金と引き換えに、等価のチップが貸し出される。すなわち、操作手段41は、使い捨てパスワード(使い捨て識別情報)をプレーヤーに入力させる入力手段として機能する。
このように、入出金管理システム2によれば、情報入力端末12(スマートフォン)が表示端末48(タブレット端末)と直接通信することができない場合であっても、プレーヤーによる入出金を安心・安全・スピーディーに行うことができる。また、識別情報(パスワード)を長期的に覚えておく必要がなく、また、識別情報の利用回数に限りがあるので、識別情報の忘れや盗難などの心配もない。
また、情報入力端末12(スマートフォン)がキャッシャー19と直接通信することができない場合であっても、プレーヤーによる入出金を安心・安全・スピーディーに行うことができる。また、識別情報(パスワード)を長期的に覚えておく必要がなく、また、識別情報の利用回数に限りがあるので、識別情報の忘れや盗難などの心配もない。さらに、ネットカジノとラウンドカジノを問題なく連動させることができる。
本発明は、上記各実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
すなわち、上記各実施形態は、可能な範囲で互いの構成を採用することができる。例えば、第1実施形態の入出金管理システム1において、第2実施形態の入出金管理システム2における使い捨てパスワード(使い捨て識別情報)を適宜採用することができる。入出金管理システム1に使い捨てパスワードを採用することで、無線通信回線が使用できないオフライン状態(情報入力端末12がネットワーク10に接続できない状態)においても、入出金の認証をすることができ、ネットカジノをプレーすることができる。
具体的に、まず、事前登録時に、ICカード11のRFIDタグ20に記憶されている個人情報と、顔写真付き身分証明書47から撮影された顔写真を、認証サーバー17の個人情報記憶手段35に記憶しておくだけでなく、情報入力端末12が内蔵するSIMカード等(記憶手段)に記憶しておく必要がある。そして、オフライン状態における認証時に、情報入力端末12に構築される認証手段が、情報入力端末12に入力された個人情報と顔写真の組合せを、情報入力端末12が内蔵するSIMカード等に予め記憶されている個人情報と顔写真の組合せと比較して、これらが一致する場合に、エスクロー口座に対する入出金の認証がされ、また、情報入力端末12に構築されるパスワード発行手段によって使い捨てパスワードが発行されるように構成しておく必要がある。さらに、第2実施形態における「ネットワーク10に接続された表示端末48」を備えるように構成しておく必要がある。これにより、オフライン状態においても、使い捨てパスワードを利用してネットカジノをプレーすることが可能になる。
あるいは、上記各実施形態では、オンラインのネットカジノの場合を例に説明したが、本発明は、オフラインのネットカジノであってもよい。この場合、任意にオンライン化して清算を行う必要がある。
あるいは、上記各実施形態において、ICカード11の紛失に対応すべく、ICカード11のRFIDタグ20に記憶されている個人情報に代えて、SYK(記憶(知識)による認証)、SYH(所有物による認証)、SYA(本人の特長による認証)のいずれかと、顔写真の組合せに基づいて、エスクロー口座に対する入出金の認証をするようにしてもよい。
あるいは、上記各実施形態では、ネットカジノの1回の勝負毎に、エスクロー口座に対する入出金の認証をしているが、本発明はこれに限定されず、一連(例えば、2回、3回、・・・)の勝負毎に、エスクロー口座に対する入出金の認証をするようにしてもよい。これにより、セキュリティ性は若干落ちるが、プレーヤーの利便性がさらに向上する。
あるいは、上記各実施形態では、ICカード11のRFIDタグ20に記憶されている個人情報を用いる場合を例に説明したが、これに限定されず、プレーヤーを特定するための情報であればよい。例えば、ICカード11のRFIDタグ20に記憶されている固有識別子や、ユーザー識別子であってもよい。これにより、RFIDタグ20のメモリー容量に制限がある場合であっても、本発明を実現できる。
1,2 入出金管理システム
10 ネットワーク
12 情報入力端末
13 カジノサーバー
15 エスクロー口座サーバー
17 認証サーバー
18 入出金履歴記憶サーバー
19 キャッシャー(有価媒体貸出機)
20 RFIDタグ
24 表示手段(識別情報出力手段)
25 操作手段(入力手段)
26 カメラ
27 RFIDリーダー/ライター(RFIDリーダー)
35 個人情報記憶手段
36 認証手段
40 表示手段
41 操作手段(入力手段)
42 カメラ
43 RFIDリーダー/ライター(RFIDリーダー)
47 顔写真付き身分証明書
48 表示端末
56 パスワード発行手段(識別情報発行手段)
10 ネットワーク
12 情報入力端末
13 カジノサーバー
15 エスクロー口座サーバー
17 認証サーバー
18 入出金履歴記憶サーバー
19 キャッシャー(有価媒体貸出機)
20 RFIDタグ
24 表示手段(識別情報出力手段)
25 操作手段(入力手段)
26 カメラ
27 RFIDリーダー/ライター(RFIDリーダー)
35 個人情報記憶手段
36 認証手段
40 表示手段
41 操作手段(入力手段)
42 カメラ
43 RFIDリーダー/ライター(RFIDリーダー)
47 顔写真付き身分証明書
48 表示端末
56 パスワード発行手段(識別情報発行手段)
Claims (8)
- ネットカジノを実行するカジノサーバーと、前記ネットカジノのプレーヤーに対して開設されて、該ネットカジノの賭け金となる資金がプールされるエスクロー口座を管理するエスクロー口座サーバーと、前記エスクロー口座に対する入出金の認証を得るために前記プレーヤーの操作に基づいて該プレーヤーを特定するための情報が入力される情報入力端末と、前記情報に基づいて、前記エスクロー口座に対する入出金の認証をする認証サーバーと、がネットワークに接続され、
前記情報入力端末は、RFIDタグから特定情報を読み取るRFIDリーダーと、前記プレーヤーの顔写真を撮影するカメラと、を備え、
前記認証サーバーは、前記特定情報と前記プレーヤーの顔写真を組み合わせて予め記憶しておく個人情報記憶手段と、前記情報入力端末に入力された前記特定情報と前記顔写真の組合せを、前記個人情報記憶手段に予め記憶されている前記特定情報と前記顔写真の組合せと比較して、これらが一致する場合に前記認証をする認証手段と、を備え、
前記認証手段による処理は、前記情報入力端末に前記特定情報と前記顔写真が入力されたことを契機に開始され、
前記エスクロー口座に対する入出金は、前記認証手段が前記認証をした後に行われることを特徴とする、
カジノにおける入出金管理システム。 - 前記エスクロー口座からの出金は、前記ネットカジノの一回の勝負毎又は一連の勝負毎に行われ、
前記ネットカジノの勝ち金は、該ネットカジノの一回の勝負毎又は一連の勝負毎に前記エスクロー口座へ入金されることを特徴とする、
請求項1に記載のカジノにおける入出金管理システム。 - 前記個人情報記憶手段に予め記憶されている特定情報は、前記RFIDリーダーによって前記RFIDタグから読み取られたものであり、
前記個人情報記憶手段に予め記憶されている顔写真は、前記カメラによって、前記プレーヤーの顔写真と該プレーヤーの顔写真付き身分証明書が撮影されることによって取得されたものの少なくとも一方であることを特徴とする、
請求項1又は2に記載のカジノにおける入出金管理システム。 - 前記エスクロー口座に対する入出金の履歴を記憶する入出金履歴記憶サーバーが前記ネットワークに接続されていることを特徴とする、
請求項1〜3のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システム。 - 前記情報入力端末は、前記ネットカジノを表示する表示手段を備えることを特徴とする、
請求項1〜4のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システム。 - 前記ネットカジノを表示する表示端末が前記ネットワークに接続され、
前記認証サーバーは、前記認証手段が前記認証をしたことに起因して、利用回数が限定される使い捨て識別情報を発行する識別情報発行手段を備え、
前記情報入力端末は、前記識別情報発行手段が発行した前記使い捨て識別情報を出力する識別情報出力手段を備え、
前記表示端末は、前記使い捨て識別情報を前記プレーヤーに入力させる入力手段を備え、
前記エスクロー口座に対する入出金は、前記入力手段によって前記使い捨て識別情報が入力された後に行われることを特徴とする、
請求項1〜5のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システム。 - ラウンドカジノを行う施設に設置される有価媒体貸出機が前記ネットワークに接続され、
前記認証サーバーは、前記認証手段が前記認証をしたことに起因して、利用回数が限定される使い捨て識別情報を発行する識別情報発行手段を備え、
前記情報入力端末は、前記識別情報発行手段が発行した前記使い捨て識別情報を出力する識別情報出力手段を備え、
前記有価媒体貸出機は、前記使い捨て識別情報を前記プレーヤーに入力させる入力手段を備え、
前記エスクロー口座に対する入出金は、前記入力手段によって前記使い捨て識別情報が入力された後に行われることを特徴とする、
請求項1〜5のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システム。 - 前記情報入力端末として、前記プレーヤーが携帯する携帯端末と、ラウンドカジノを行う施設に設置される有価媒体貸出機と、を備え、
前記有価媒体貸出機は、前記エスクロー口座からの出金に連動して、有価媒体を貸し出すことを特徴とする、
請求項1〜5のいずれかに記載のカジノにおける入出金管理システム。
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