JP2014085726A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに提供されるサービスについての変更を受け入れるか否かについて、当該ユーザの判断を支援する。
【解決手段】本発明の方法は、端末の使用実績を取得するステップ(S210)と、該取得された使用実績に応じて、前記端末に提供されるサービスについての変更を予告する通知を前記端末に対して行うステップと(S212、216)を有する。
【選択図】図13

Description

本発明は、端末へ提供するサービスを管理する技術に関する。
情報処理端末が所定期間使用されない場合、当該情報処理端末にて提供されるサービスを停止するという技術がある。例えば、引用文献1には、所定時間サーバにアクセスしなかった情報処理装置については当該サーバへのアクセスの許可を取り消す技術および取り消されたアクセス権を復活させる技術が記載されている。
特開2005−37977号公報
引用文献1に記載の発明においては、端末が未使用である時間についての所定の条件が満たされると、ユーザの意思とは無関係にアクセス制限が実行されてしまう。その結果、サーバへの負荷やトラフィックの軽減という効果が見込まれる。ただし、情報処理端末を使用する意思はあるがたまたま使用せずに一定時間が経過してしまったような場合にも、ユーザは当該情報処理端末を用いたサービスの提供を受けられなくなる。このような場合、ユーザはサービス提供の継続を希望する場合にはアクセス制限を解除するための手続きを行う必要があり、ユーザの利便性が損なわれる。
本発明は、ユーザに提供されるサービスについての変更を受け入れるか否かについて、当該ユーザの判断を支援することを目的とする。
本発明は、一の態様において、端末の使用実績を取得する取得手段と、該取得された使用実績に応じて、前記端末に提供されるサービスについての変更を予告する通知を前記端末に対して行う通知制御手段とを有する情報処理装置を提供する。
好ましい態様において、前記サービスは1以上のサービス項目を含み、前記使用実績は、各サービス項目について、サービスの提供を受けるにあたり前記端末が使用された実績を表し、前記変更は、サービス項目ごとに行われ、少なくとも一つのサービス項目についてのサービス提供の停止を含む。
好ましい態様において、前記通知制御手段は、前記サービスの提供に対して設定される期限までの残り時間に応じて決定される通知方法を用いて、前記通知を実行する。
好ましい態様において、前記通知制御手段は、前記通知方法として、メールによる通知、前記端末の画面上へのメッセージの表示、当該画面に表示される、サービスを実行するためのアプリケーションを表わす画像に対して施される画像処理のうち少なくともいずれか一つを選択する。
好ましい態様において、前記通知制御手段は、前記画面に表示されるメッセージまたは画像を前記残り時間に応じて変化させる。
好ましい態様において、前記取得手段は、前記端末と関連付けて登録されている他の端末についての使用実績を更に取得し、前記通知には端末ごとに当該端末にて提供されるサービスについての変更の予告が含まれる。
好ましい態様において、前記取得手段は各端末の属性を更に取得し、前記通知制御手段は、通知対象の端末の属性に基づいて通知方法で前記通知を実行する。
好ましい態様において、前記通知制御手段は、各サービス項目に対して設定された重要度に基づいて前記通知の方法を決定する。
本発明は他の観点において、端末の使用実績を取得するステップと、該取得された使用実績に応じて、前記端末に提供されるサービスの変更を予告する通知を前記端末に対して行うステップとを有する方法を提供する。
本発明はさらに他の観点において、コンピュータに、端末の使用実績を取得するステップと、該取得された使用実績に応じて、前記端末に提供されるサービスの変更を予告する通知を前記端末に対して行うステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、ユーザに提供されるサービスについての変更を受け入れるか否かについて、当該ユーザの判断が支援される。
サービス提供システム1の概略図。 端末100の機能構成図。 中継サーバ200の機能構成図。 使用実績データベースDB2の内容例を表す図。 連携管理サーバ300の機能構成図。 連携情報データベースDB3の内容例を表す図。 コンテンツサーバ400の機能構成図。 サービス管理データベースDB4の内容例を表す図。 通知管理データベースDB1の内容例を表す図。 サービス提供システム1におけるサービス提供動作の例。 端末100の表示部に表示される画面の例(1)。 端末100の表示部に表示される画面の例(2)。 サービス提供システム1における通知動作の例。 端末100の表示部に表示される画面の例(3)。 端末100の表示部に表示される画面の例(4−1)。 端末100の表示部に表示される画面の例(4−2)。 端末100の表示部に表示される画面の例(4−3)。 端末100の表示部に表示される画面の例(5)。 端末100の表示部に表示される画面の例(6)。 端末100の表示部に表示される画面の例(7)。 端末100の表示部に表示される画面の例(8)。 端末100の表示部に表示される画面の例(9)。 情報処理装置900の機能構成図。 情報処理システム901の機能構成図。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明する。
図1は、サービス提供システム1の概略図である。サービス提供システム1は、端末100(端末100−1、端末100−2、端末100−3)と、中継サーバ200と連携管理サーバ300とコンテンツサーバ400と移動通信網600とインターネット700とを含む。同図中、端末100は3台表されているが、これは単なる例示であって、台数は任意である。以下、各端末100を区別する必要がないときは、単に端末100という。
端末100は、一人のユーザによって使用される携帯型の通信端末である。端末100は、例えば、携帯電話機、多機能型端末(スマートフォン、タブレット型PC等)であって、国際電気通信連合(ITU)等によって定められている移動通信方式に従って、移動通信網600を構成する基地局や交換局等(図示省略)と無線通信を行い、インターネット700に接続されたコンテンツサーバ400と、中継サーバ200を介して情報の授受を行う。また、端末100は、ブラウザ等のアプリケーションプログラムを実行することによって、受信した情報(データ、スクリプト、プログラム等を含む)に応じた動作(情報の入出力)を実現する機能を有する。
中継サーバ200は、例えば移動通信網600を保有する通信事業者によって管理され、端末100についての通信の管理に関する情報を記憶し、プロトコル変換等などの信号処理を行い、移動通信網600を介した通信とインターネット700を介した通信とを中継する機能を担う。すなわち、移動通信網600経由で端末100から受信した情報は、インターネット700を介してコンテンツサーバ400にインターネットプロトコルに従って送信される一方、インターネット700を介してコンテンツサーバ400から受信した情報は、移動通信網600を介して移動通信方式に従って端末100に送信される。なお、移動通信網600はそれぞれ異なる通信事業者によって管理される複数の通信網の集合体であってもよい。この場合、中継サーバ200は、複数の通信事業者が関与するこの集合体全体を介した通信の全てを管理する機能を有してもよい。
コンテンツサーバ400は、インターネット700に接続されたサーバ装置であって、例えばサービス提供会社(コンテンツプロバイダ)によって運用され、ユーザに提供しうる情報を記憶し、ユーザの要求に応じた内容の情報を選択・生成してユーザに提供する。ここで、ユーザに提供される情報(以下、コンテンツという)には、テキストデータ、画像データ、音声データの他、端末100にて実行した場合に所定の機能が実現されるスクリプトなどのプログラム(コード)、その他のあらゆるデータが含まれる。より具体的には、コンテンツサーバ400は、ユーザが指定したキーワードに対するインターネット700上のノードについての検索結果の提供(いわゆる検索サーバとしての機能)、各コンテンツサーバ400が保有するコンテンツ(ウェブページ(HTMLデータ)やテキストデータ、映像データ、楽音データ等)の提供(いわゆるコンテンツサーバ400としての機能)、ユーザが保有する情報(例えば連絡先リストなど)を記憶する領域の提供(いわゆるクラウドストレージとしての機能)、電子メール(以下、単にメールという)の送受信処理(メールサーバとしての機能)、OSやアプリケーションの実行を担うアプリケーションサーバとしての機能、その他のインターネット700を介してユーザの要求に従って演算処理を実行しその結果を映像、音声その他の方法によってユーザに提供する処理を実行する機能を有する。
連携管理サーバ300は、インターネット700に接続されたサーバ装置であって、端末100の連携情報を記憶し、コンテンツサーバ400からの問い合わせ要求に応じて情報を提供する。
図2は、端末100の機能構成図である。端末100は、制御部110、通信部120、表示部130、入力部140、音声入力部150、音声出力部160および170を含む。通信部120は、信号処理回路やアンテナ等によって実現され、制御部110の制御の下、移動通信網600の基地局との間で無線通信を行う。表示部130は、液晶パネル等の表示画面やその駆動制御回路などを含み、情報を表示する。入力部140はハードウェアボタン、カーソルキーやテンキー、あるいはセンサ素子を有するタッチパネル等によって実現され、ユーザが情報を入力する手段である。好適な態様において、表示部130と入力部140が一体に構成されたタッチパネル180が用いられる。音声入力部150は、マイク等の収音素子やアナログ/デジタル信号処理回路によって実現され、ユーザの声を収音して音声信号として制御部110に出力する。音声入力部150は、スピーカ等の発音素子やデジタル/アナログ信号処理回路によって実現され、制御部110から供給される音声信号に基づいて音響波を発生させる。なお、音声入力部150は、入力部140と同様、制御部110に対する指示や情報の入力を行うために用いることも可能である。具体的には、入力音声信号を解析し発話内容を特定して、テキストデータとして出力する。また、音声入力部150および音声出力部160によって通話機能が実現される。
記憶部170は、ハードディスクや半導体メモリ等の内蔵型の情報記憶装置や取り外し可能な情報記録媒体(メモリーカードおよびメモリースロット)であって、OS(オペレーティングシステム)や当該OS上で動くアプリケーションプログラム(以下アプリという)P1〜PNを動かすための実行環境も含む)が記憶される。
好適な態様において、1つのアプリには1つのサービス項目が対応する。例えば、ユーザは電子メールの送受信を行うアプリを端末100にて実行することで、コンテンツサーバ400を用いたメールサービスの提供を受けることができる。換言すると、メールサーバとして機能するコンテンツサーバ400に対し、メールクライアントとしての機能(メールの作成、作成したメールの送信、メールの受信、受信したメールの閲覧や保存など)が端末100にて実現される。
このように、アプリP1〜PNは、いずれもコンテンツサーバ400あてのサービス要求を中継サーバ200に送出し、コンテンツサーバ400から当該要求に対応した情報を受信して表示する機能を有する。なお、サービス要求には、要求元を特定する端末ID、要求先のコンテンツサーバ400を特定する情報(URL等)、および提供を受けたいサービスのサービスIDが少なくとも含まれる。
また、記憶部170には、端末100や当該機器が使用する回線を一意に識別するための識別情報が記憶される。この識別情報は、移動通信網600を介して端末100と中継サーバ200との間で情報をやり取りするために用いられる情報であり、端末ごとに割り当てられた電話番号(中継装置が端末の呼出しの際に使用する呼出し番号)、無線通信回線が確立した際に当該回線または通信セッションに対して付与される情報、当該回線における通信についての制御情報(例えば、移動通信網600が複数の通信規格(3G、LTE、WiFi(登録商標)等)の通信を実行することができる場合にけるその規格の種類)、通信事業者が端末100や端末100のSIMカードのハードウェアに対して割り当てる加入者識別番号、電子メールアドレス、その他の情報が含まれる。
制御部110は、CPU等のプロセッサによって実現され、通信部120、表示部130、入力部140、音声入力部150、音声出力部160および170を制御するとともに、170からアプリP1〜PNを読み出して実行し、インターネット700を介した情報の送受信を行うことにより、各種機能(例えば、情報の閲覧、メール送受信、インターネット700上の情報の記憶や読み出し)やその他の機能(例えば移動通信網600を介した通話機能)を端末100に実現させる。
図3は中継サーバ200の機能構成図である。中継サーバ200は、制御部210と通信部220と入出力部230と記憶部240とを含む。制御部210は、制御プロセッサであって、通信部220と入出力部230と記憶部240とを制御する。通信部220は、インターネット700で用いられるプロトコルに従って通信を行う、LANアダプタ等の通信モジュールと、移動通信網600の基地局と通信を行う通信モジュールとを含む。通信部220は、インターネット700を介してコンテンツサーバ400から受信した情報や、移動通信網600を介して端末100から受信した情報を制御部210に供給するとともに、制御部210から供給された情報を、インターネット700を介してコンテンツサーバ400または移動通信網600を介して端末100に送信する。
記憶部240には使用実績データベースDB2が格納される。図4は使用実績データベースDB2の内容例である。使用実績データベースDB2は、各端末100がどのようなサービスを過去にどのようなタイミングに利用したか(あるいは利用していないか)についての情報を記憶したものである。具体的には、使用実績データベースDB2はデータ項目I12、I21,I22を有する複数のレコードで構成される。
データ項目I20には、各端末100を一意に識別するための端末ID(例えば電話番号や端末100に含まれる通信モジュールのシリアル番号、その他端末や電話番号を識別できる固有の番号)が記述される。データ項目I21は、コンテンツサーバ400が端末100に対して提供するサービスを一意に識別するサービスIDが記述される。同図中、I21が1つの端末IDに対応して複数設けられているのは、1つの端末100において複数種類のサービス(例えば、メール送受信サービスおよび電話帳記憶サービス)が利用可能であることを意味する。なお、以下、複数のサービスを総称するときは「サービス」、複数のサービスに含まれるサービスを個別に示すために「サービス項目」と称する場合がある。
データ項目I22は、好ましい態様において、サービス項目ごとに設けられ、端末100を使用した当該サービス項目の現在までの利用状況についての情報が記述される。同図の例では、サービス項目ごとに、当該サービス項目を利用した直近の日時が記録されている。ただし、データ項目I22に記述される情報はこれに限らず、例えばサービスの提供を受けるにあたり端末100が少なくとも一度は使用されたことを表わす情報や、一度も使用されたことがないという情報であってもよいし、サービス提供をうけるために最後に端末100が使用された時点からの経過時間であってもよいし、予め設定した期間内において使用された(サービスを受けた)回数や頻度、その他、過去の使用データに何らかの統計処理を施して得られる情報であってもよい。要は、そのサービスを受けるにあたって端末100が使用された実績を表わす何らかの情報が記述されていればよい。
なお、図示は省略するが、記憶部240には、このほか端末100とコンテンツサーバ400との通信を中継するための情報(IPアドレス変換テーブルや端末100の電子メールアドレス等)が格納される。
図3に戻り、制御部210はプロセッサによって実現され、端末100とコンテンツサーバ400との間でデータの中継を行う。具体的には、制御部210は、端末100からコンテンツサーバ400あてのサービス提供要求を受信すると、必要なアドレス変換処理等を行ったうえで当該要求をコンテンツサーバ400に転送する。このとき、受信した要求の内容からサービスIDを特定し、サービス管理データベースDB4のデータ項目I22を書き換える。このように、中継サーバ200において、端末100を用いてサービスが利用された事実が監視され、使用実績に随時反映される。また、制御部210は、コンテンツサーバ400から端末IDを指定して使用実績の問い合わせを受けると、サービス管理データベースDB4から該当する端末100の使用実績を読み出してコンテンツサーバ400に提供する。
入出力部230はキーボードやマウス等の入力装置や液晶ディスプレイ等の表示装置を含み、中継サーバ200の管理者が制御部210に対して指示や情報の入力を行うために用いられる。
図5は連携管理サーバ300の機能構成図である。連携管理サーバ300は、制御部310、通信部320、入出力部330および記憶部340を含む。通信部320は、インターネット700で用いられるプロトコルに従って通信を行うLANアダプタ等の通信モジュールを含む。通信部220は、制御部210の制御下、インターネット700を介してコンテンツサーバ400から受信した情報を制御部310に供給し、制御部310から供給された情報をコンテンツサーバ400に送信する。
記憶部340は、図6に示す連携情報データベースDB3を格納する。連携情報データベースDB3は、ユーザと端末との関係についての情報、換言すると、複数の端末が一人のユーザによって紐付けられているか否かを表わすものである。具体的には、連携情報データベースDB3は、データ項目I30およびI31を有するレコードから構成される。データ項目I30には、端末100のユーザを一意に識別するユーザIDが記述される。データ項目I31には1以上の端末と各端末の属性とが記述される。つまり、1つのユーザIDに複数の端末が記憶されている場合は、同一のユーザが複数の端末を所有し、換言すると、このユーザを介して、これらの複数の端末が関連付けられていることを意味する。このような連携情報は、コンテンツサーバ400にて参照され、コンテンツサーバ400にて提供されるサービスの内容に反映されうる。
ここで属性とは、関連付けられた複数の端末において他の端末との特性の違いを規定する概念であって、例えば、「メイン」、「サブ」という2種類の属性が設定される。この属性は、コンテンツサーバ400で提供されるサービスの内容の決定において際に反映されうる。この属性は、回線契約時または端末100の購入時に、ユーザからの要求に応じて連携管理サーバ300の管理者が入出力部330を介して連携情報データベースDB3へ書き込んでもよいし、回線契約時等に中継サーバ200の管理者(通信事業者)から連携管理サーバ300に対して登録要求を行い、この要求に応じて連携情報データベースDB3に書き込まれてもよい。
図5に戻り、制御部310は、プロセッサによって実現され、コンテンツサーバ400にて生成され端末IDを内包した要求を受けると、当該端末IDと関連付けられた全ての端末IDおよび各端末の属性を連携情報データベースDB3から抽出してコンテンツサーバ400に送信する。
入出力部330はキーボードやマウス等の入力装置や液晶ディスプレイ等の表示装置を含み、連携管理サーバ300の管理者が制御部310に対して指示や情報の入力を行うために用いられる。
図7はコンテンツサーバ400の機能構成図である。コンテンツサーバ400は、通信部420、制御部410、入出力部430、および記憶部440を含む。通信部420は、インターネット700で用いられるプロトコルに従って通信を行うLANアダプタ等の通信モジュールを含む。通信部420は、制御部410の制御の下、インターネット700を介して中継サーバ200や連携管理サーバ300から受信した情報を制御部410に供給し、制御部410から供給された情報を中継サーバ200や連携管理サーバ300に送信する。入出力部430は、キーボードやマウス等の入出力デバイスであって、コンテンツサーバ400の管理者等が記憶部440に記憶される情報の追加、編集、削除等を行うために用いられる。
記憶部440には、サービスを提供するために必要な情報D1が格納される。情報D1には、コンテンツデータD2およびサービス管理データベースDB4が含まれる。コンテンツデータD2には、例えば、電話帳サービスに関連したデータとして、各端末100に対応付けて、連絡先の氏名・住所、電話番号、メールアドレス等の情報が、メール送受信サービスに関連したデータとして、各端末100に対応付けて、当該端末100あてに受信した電子メールが含まれる。コンテンツデータD2の情報は、端末100から要求があると制御部410によって読み出されて、当該要求に応じて端末100に提供すべきコンテンツが生成される。
図8にサービス管理データベースDB4の内容例を示す。サービス管理データベースDB4は、各端末100について、各サービス項目について、現在利用できる状態にあるのか、利用できない状態(サービス停止状態)になっているのかを表わすものである。現在利用できない状態になっているサービスとは、過去にサービスの登録がなされ利用できる状態になっていたものの、その使用実績によって(たとえば一定期間そのサービスが利用されなかった場合等に)利用できない状態に移行したものである。
具体的には、サービス管理データベースDB4はデータ項目I10、I11、I12およびI13を含むレコードで構成される。データ項目I10には端末IDが、I11にはサービスIDが、I13にはサービスの名称が、それぞれ記述される。データ項目I12には、好ましい態様において「有効」/「無効」のいずれかが記述される。「有効」とはそのサービスを現在利用できる状態にあることを意味し、「無効」とはそのサービスが現在利用できない状態になっていることを意味する。「有効」/「無効」以外にも、そのサービスの提供に何らかの制限がついていることを表わす情報が記述されてもよい。その他、サービスの提供の状態以外にも、サービス提供に課せられた制限、その他サービスの内容に関する情報が記述されていてもよい。
図7に戻り、記憶部440には更に通知管理データベースDB1が格納される。図9に通知管理データベースDB1の内容例を示す。通知管理データベースDB1は、あるサービスについての変更(サービスの内容の変更やサービスの提供の停止も含む)についての通知を、どのようなタイミングで、どのような方法で、どのような属性の端末に対して、提供するかを決定する際に通知制御部411によって参照されるものである。
具体的には、通知管理データベースDB1は、サービスIDを記述するI1ごとにレコードが設けられ、各レコードはデータ項目I2、I3、I4、I5から構成される。
データ項目I2は、そのサービス項目の有効期間を示し、コンテンツサーバ400の管理者等によってサービスごとに予め設定される。この有効期間の間一度も利用されなかった(換言すると、このサービス項目について未利用状態が継続している)端末100に対しては、コンテンツサーバ400はサービスを停止することを意味する。
データ項目I3は、有効期間が切れるどの程度前に、1回以上の通知を端末100に対して行うかを示す。同図のID「001」で特定されるサービス項目については、有効期間が切れる1週間前、3日前、1日前の計3回、通知を行うことを意味する。
データ項目I4は、各タイミングにおいて、どのような方法で通知を行うかを規定する。「電子メール」とは、所定の内容の電子メールを作成して端末100に送信することを意味する。メッセージ表示とは、端末100の画面に所定のメッセージを描画するプログラム、スクリプトその他の指令を生成して、端末100に送信して端末100にて実行させることを意味する。アイコン変更とは、そのサービスに対応したアイコンの表示についての変更を行うためのスクリプト等を作成して端末100に送信して端末100にて実行させることを意味する。ここで変更とは、例えば、アイコンの形状、サイズ、色、表示位置についての変更のほか、点滅等の時間変化を伴う表示態様の変更も含む。
図7に戻り、コンテンツサーバ400の機能の詳細を説明する。通信部420は、通信モジュールによって実現され、インターネット700を介して端末100および連携管理サーバ300と情報の授受を行う。具体的には、端末100との間においては、端末100からサービス要求を受信すると制御部410へ供給し、当該要求の応答として制御部410で生成されたコンテンツを端末100へ送信する。また、通信部420は、制御部410にて生成された通知を端末100に送信し、当該通知に基づいて端末100にて入力された指示を受信して制御部410に供給する。また、連携管理サーバ300との間においては、必要に応じて、端末の連係についての情報に関する要求を連携管理サーバ300に送信し、当該要求の応答として端末の連係についての情報を受信する。中継サーバ200との間においては、使用実績の要求を中継サーバ200に送信して当該要求の応答として使用実績を受信する。
制御部410はプロセッサによって実現され、サービス管理部412および通知制御部411を含む。サービス管理部412は、端末100に提供するサービスを管理する。具体的には、サービス管理部412は、端末100からサービス提供の要求を受信すると、要求対象のサービス項目についての提供状態を、連携情報データベースDB3を参照して特定する。提供状態が有効であれば、サービス管理部412は、必要に応じて連携管理サーバ300から属性を取得し、D2参照して当該要求に応じたコンテンツを生成する。提供状態が無効である場合は、当該要求に対してサービスの提供は行わず、無効である旨の通知を行うまたは要求を無視する等の処理を実行する。
サービス管理部412は、使用実績の要求を生成する。この要求の生成のタイミングとして、例えば予め設定された時間(時刻や周期)が採用される。あるいは、端末から通信があったときなど端末からコンテンツサーバ400にアクセスがあったときその他端末の動作や状態に依存して、生成タイミングを設定してもよい。中継サーバ200から使用実績を取得すると、通知管理データベースDB1を参照して、端末100に提供するサービスについての変更を予告する通知を行うべきタイミングを含む条件が満たされているか否かを判定し、条件が満たされている場合は通知方法を決定する。通知制御部411は、決定した通知方法に従った内容の通知を生成して端末100に送信する。
図10は、サービス管理部412が端末100に対してサービスを提供する際の動作の例を表わす図である。端末100のユーザが所望のサービス提供を受けるべく、そのサービスを受けるための操作(そのサービスに対応したアプリの起動など)を行うと、端末ID、サービスの提供者(コンテンツサーバ400)を指定する情報、要求するサービスのサービスIDを少なくとも含む要求R10が端末100にて生成され、中継サーバ200で受信される(S102)。中継サーバ200は、受信した要求R10に基づいて使用実績データベースDB2のI22の内容を更新する。続いて、中継サーバ200は、要求R10をコンテンツサーバ400に転送する。サービス管理部412は、R10を受信すると、サービス管理データベースDB4を参照して要求のあったサービス項目の提供状態を確認する(S104)。
提供状態が有効である場合、サービス管理部412は、連携管理サーバ300に対して端末IDを含む連携情報の問い合わせ要求R12を送信する。要求12を受信すると、連携管理サーバ300は連携情報データベースDB3を参照して当該端末IDについての連携情報を抽出してコンテンツサーバ400に送信する(S106)。連携情報を取得すると、サービス管理部412は取得した連係情報を必要に応じて用いてD2から必要な情報を取り出してコンテンツを生成する(S108)。生成されたコンテンツは端末100に送信される。受信したコンテンツは端末100の画面に表示される(S110)。
図11および図12は、サービスの提供を受けるに際して端末100の画面に表示される画像の例である。図11はいわゆるホーム画面であり、アプリのアイコン画像IM1〜IM9が所定の位置に表示されている。例えばユーザが電話帳サービスを利用したいと思った場合は、アイコン画像IM1をタップ等すると、電話帳アプリが起動し、上記要求が送出されることになる。ここで電話帳サービスとは、コンテンツサーバ400が端末ごとに記憶する連絡先リストを端末の連携を加味してユーザに提供するというサービスである。コンテンツサーバ400から受信したコンテンツの内容の一例を図12に示す。同図に示すように、端末100に関連付けられた端末(典型的には端末100と同一のユーザに所有される端末)のそれそれに対するコンテンツサーバ400に記憶された連絡先が抽出されて統合され、所定の形式に従って端末100にて表示される。
図13は、通知制御部411にて実行される通知処理に係る動作の例である。通知制御部411は、予め定められたタイミングで、端末IDを含む要求R20を中継サーバ200に送信する。要求R20を受信した中継サーバ200は、当該端末IDの使用実績を使用実績データベースDB2から抽出し、応答R21としてコンテンツサーバ400に送信する(S210)。使用実績を受信した通知制御部411は、通知管理データベースDB1を参照して、サービスの変更を予告する通知を行うべきタイミングを含む条件が満たされているか否かを判定し、条件が満たされている場合は通知方法を決定する(S212)。具体的には、まず有効期間と通知タイミングと使用実績に基づいて通知の要否を決定し、この通知タイミングに対応する通知方法を特定する。
通知が必要である場合、通知制御部411は連携管理サーバ300に対して当該端末IDを含む要求R22を送信する。要求R22を受信した連携管理サーバ300は、当該端末IDの連携情報を連携情報データベースDB3から抽出して応答R23としてコンテンツサーバ400に送信する(S214)。連携情報を受信した通知制御部411は、通知管理データベースDB1を参照し、取得した連係情報に基づいて、この通知を当該端末100に対して送信すべきかを判定し、送信すべき場合は、通知の内容を決定する(S216)。通知内容には、好ましくは、サービス停止までの猶予期間(有効期間から未利用状態が継続している時間を差し引くことで計算される)が含まれる。より具体的には、通知方法が「電子メール」の場合は、タイトルを「サービス終了通知」、本文を「一定期間電話帳サービスの利用が確認できません。あとxx日以内にこのサービスを利用がない場合はこのサービスを停止します。停止されたサービスを再開するには所定の手続が必要となります。」といった内容の電子メールが作成される。作成された電子メールは中継サーバ200を介して端末100あてに送信される。なお、コンテンツサーバ400に端末100のメールアドレスが登録されていない場合、このタイトルと本文と端末IDとを中継サーバ200に送信し、中継サーバ200が端末100あてのメールを作成してもよい。
通知方法が「メッセージ表示」または「アイコン変更」の場合は、それぞれ、上記のメッセージを描画する命令を含むスクリプト、画面に表示されているアイコン画像の改変を命令するスクリプトが通知制御部411にて生成され、端末100に送信される。
このような通知を受信すると、端末100はその通知に従って動作する(S218)。具体的には、通知が電子メールによるものであった場合は、電子メールアプリが起動され、受信した電子メールの内容が画面に表示される。通知がスクリプトによるものであった場合、そのスクリプトが実行され、そのスクリプトの内容に従った処理が行われる。
通知に応じた描画処理の結果、このサービス提供に関する指示(サービス停止を回避するための指示サービス停止を受け入れる指示、サービス停止の留保やサービス有効期間の延長の指示など)が入力されると(S220)、その指示がコンテンツサーバ400に送信される。サービス管理部412は、この指示を受信すると、通知管理データベースDB1およびサービス管理データベースDB4の少なくともいずれかの内容を、必要に応じて書き換える。例えば、サービス停止を認容する指示を受信した場合は、期間の満了を待たずにサービス管理データベースDB4のI22を「有効」から「無効」に書き換えてもよい。また、受信した指示がサービス利用の留保の場合、通知管理データベースDB1のI2における有効期間に所定期間を加える。
以下、電子メール以外の通知処理の例について、端末100における表示画面の例を用いてより詳細に説明する。図14は、通知方法として「メッセージ表示」が選択された場合の画面例である。図11と比較すると、アイコン画像IM1〜IM9に加えて、ホーム画面の一部の領域に、その内部にサービスの停止についての注意喚起を促すテキストメッセージを含むオブジェクトIM10が描画されることがわかる。ユーザはホーム画面に戻るたびにこのメッセージを目にすることになるであろうから、この通知態様は電子メールによる通知よりも大きい注意喚起力を有すると考えられる。
なお、このメッセージは有効期限が来るまで表示し続けてもよいし、予め設定した期間が経過したら表示を止めるようにしてもよい。メッセージの表示タイミングはスクリプト内に記述すればよい。また、オブジェクトIM10の配置位置や枠のサイズ、形状は任意である。例えば、画面全体にアイコンと重なるように透過的に表示してもよい。
また、このようなオブジェクトを描画するスクリプトに、このオブジェクトがタップ操作等によって指定されるとサービス停止についての詳細説明文が表示される命令を含ませてもよいし、あるいは対象のアプリが自動的に起動する命令などを含ませてもよい。
続いて、通知方法として「アイコン画像」が適用された例を説明する。図15(a)および図15(b)は、ホーム画面において、アイコン画像を通常の状態から変化させることによって通知を行う例を示す。図15(a)の例では、通知対象のサービス項目が電話帳サービスであり、電話帳アプリのアイコン画像が図14のIM1から図15のIM100に変化している。図15(b)の例では、同様に、通知対象のサービス項目が電話帳サービスである場合において、電話帳アプリのアイコン画像が図14のIM1から図15(b)のIM101に変化している。また、アイコンの形状やサイズの変更を、段階的ないし連続的に行ってもよい。例えば、図15(b)に示す状態からさらに時間が経過し、有効期間の残り時間がさらに短くなると、図15(c)に示すように、アイコン画像IM101がIM102に変化する。あるいは、有効期限までの残り時間に応じてアイコン画像のサイズを連続的にさせる。この場合、有効期限が到来するとアイコンが完全に画面上から消え、ユーザにこのアプリケーションを起動することができないようにすることで、サービス提供の停止を実現してもよい。
このように、アイコン画像の変化によって、サービス未使用によるサービス提供停止が迫っていることについてユーザに注意喚起が促される。
また、このアイコン画像IM100を描画するスクリプトに、タップ操作等によって指定されると対象のアプリが自動的に起動する代わりにサービス停止の詳細説明がポップ表示される命令や、その他通常のアイコンが指定されたときの動作と異なる動作を実行する命令を含ませてもよい。
図16は、通知方法として「アイコン変更」が適用された他の例を示す。この例では、ホーム画面において、アプリのアイコン画像以外のオブジェクトを描画することによって通知を行う例である。同図に示すように、新たなアイコン画像IM20が既存のアプリのアイコン画像に重ねて透過的に描画されるようなスクリプトが、サービス管理部412について生成される。さらに、このスクリプトは、タップ操作等に応じて図17〜20に示す画面表示を実行する命令を含む。このスクリプトには、連携情報で関連付けられた全ての端末についてのサービスの使用実績についての情報が含まれており、ユーザの操作に応じてこれらの情報を用いて複数の画面を表示するようになっている。
図17は、図16に示すアイコン画像IM20がタップ操作等によって指定されたときの表示画面例である。同図に示すように、オブジェクトIM31〜33を含むウィンドウIM30が描画される。この例では、この端末を含め端末100には3台の端末が関連付けて連携管理サーバ300に登録されており、オブジェクトIM31〜33は、それぞれ「この端末」、「関連端末100A」、「関連端末100B」に対応する。このように画面に関連する端末を表示することで、ユーザは関連端末の存在と、一群の端末のいずれかにおいて利用されていないサービスの存在とを容易に把握することができる。
オブジェクトIM31を選択したときに表示される画面の例を示したものが図18である。同図に示すように、この端末100において、各サービス項目についての使用実績を説明するオブジェクトIM40とサービスの設定に誘導する画像リンクIM41が描画される。画像リンクIM41をタップ等の操作をしたときの画面例が図19に示す。
図19に示すように、オブジェクトIM51〜54を含むウィンドウIM50が描画される。オブジェクトIM51およびIM52は、タップ操作等によって指定されると、それぞれサービスAおよびサービスBに対応するアプリが自動的に実行されるようになっている。オブジェクトIM53は、コンテンツサーバ400の管理者が用意した所定のサイトへリンクが張られており、タップされると当該サイトにアクセスし、ユーザが所定の情報を入力することでサービスの再開その他のサービスに関する変更を行うことできるようになっている。オブジェクトIM54およびIM55は、例えば図18に示す画面で自端末100以外の端末の使用実績についての情報を確認したのち何らかの対応をとろうと思ったが、関連端末100Aの置き場所を忘れてしまったような場合に選択されることを想定して設けられている。
オブジェクトIM54が選択された画面の例を図20に示す。同図に示すように、オブジェクトIM61および62含むウィンドウIM60が描画される。オブジェクトIM61が指定されると、関連端末100Aの電話番号が記憶部170から読み出され通話アプリに引き渡され、関連端末100Aへの発呼処理が行われる。関連端末100Aの着信音を聞くことでユーザは端末2の位置を特定することができる。オブジェクトIM62は、タップ等されると、関連端末100AがGPS通信や近距離無線通信等によって自端末の位置情報を発信する機能を有する場合、端末100にて関連端末100Aの位置情報を取得して地図上に表示するアプリが起動され、パラメータとして当該関連端末100Aの端末IDが引き渡される。この結果、関連端末100Aの位置情報が画面に表示され、関連端末100Aの捜索が支援される。
本実施例によれば、サービスの停止を行う前に予告通知が端末100に提供される。これにより、ユーザに知られぬままサービスが停止されることがない。さらに、この予告通知は、サービス停止までの残り時間(換言すれば緊急性)に応じた通知方法でなされる。例えば、残り期間が迫ってくるにつれて、段階的にユーザの注意を引きやすい形態での通知を行うことができる。このように、未使用状態の時期に応じて通知を段階的に行うことにより、ユーザの注意力の大きさに関わらず、ユーザに対してサービスの変更に係る情報が好適に且つ確実に伝達される。この結果、ユーザはサービス停止の回避等、停止実行前に適切な対応をとることができる。
特に、サービスの内容が端末間の連携情報を含むコンテンツの提供である場合、紐付けられている端末の一部が他人に不正に利用された場合は、他の端末の情報についても取得されてしまうリスクがあるところ、本実施例によれば、ユーザの利便性を考慮しつつ、利用されていない端末からこのようなサービスの利用ができないようにすることで、セキュリティ上のリスクを減少させることができる。また、サービスごとに、扱う個人情報等などの違いよって不正に利用されたときのリスクの程度が異なりえるところ、本実施例によれば、端末100にて利用可能な複数のサービス項目に対して個別に停止予告のタイミングや内容を決定することができるので、例えばセキュリティリスクのより高いサービス項目については未使用継続状態を許容する期間をより短く設定することで、盗難等によって不正に端末が使用された場合のリスクを最小限にすることができる。
通知方法を決定する方法は、上述した例に限らない。要するに、少なくとも通知の態様(通知タイミングまたは通知内容の少なくともいずれか1つ)が、端末の使用実績に基づいて決定されればよい。例えば、各サービス項目について有効期限を設定しなくてもよい。この場合、そのサービスの未使用期間の長さのみに基づいて、通知の要否、通知タイミング、および通知方法が決定される。また、サービス項目ごとではなくサービス全体について一括して通知を行ってもよい。この場合、使用実績は特定のサービス(サービス項目)についての使用を表わすのではなく、全ての使用態様を含む使用の実績を表すものとなる。
あるいは、通知方法を決定するにあたり、上記実施例で説明した要素を加えて、またはこれに替えて用いてもよい。例えば、各サービス項目に重要度を設定し重要度に基づいて通知タイミングおよび通知方法のいずれかを決定する。一例として、相対的に重要度が高いサービスについては通知タイミングを早める一方、重要度が相対的に低いものについては通知タイミングを遅らせる。
ここで使用実績とは、過去のある期間において、サービスを利用するために端末が使用された程度(一度も使用されていない場合も含む)その他サービスの利用に関する端末の利用状況を表わすものである。よって、例えば、予め設定された使用頻度(1週間あたり1回など)よりも下回った期間が予め設定された期間(2ヶ月など)継続したという情報を使用実績に含ませてもよい。あるいは、サービスを利用した回数(すなわちアプリを起動した回数)ではなく、サービスを利用した総時間(アプリが起動されている時間の合計)を用いて使用実績を表現してもよい。要するに、使用実績とは、過去にどの程度ユーザがサービスを利用したかを表わすものであればよい。
また、一部のサービス、例えば重要度の低いサービスについては、通知を行わないようにしてもよい。換言すると、通知処理を部分的に行う。この場合、一部のサービス項目については変更が行われたことを事後的に通知してもよい。重要ではないサービスについてまで予告通知を行うことによりユーザに与える不快感や鬱陶しさを減少させることができる。
また、サービスに関する変更は、サービス提供の停止に限らず、例えば、サービス内容の変更するものであってもよい。この場合、端末への通知は、サービス内容の変更を事前に伝えるものとなる。例えば、コンテンツサーバ400は、所定期間利用されなかった場合はサービスの提供にあたって所定の制限(例えばサービスの利用は停止しないが、当該サービスが提供する端末の連携機能については停止するなど)を課す制御を行う場合、この制限の内容が通知に含まれる。
また、端末100以外のノードである中継サーバ200、連携管理サーバ300、コンテンツサーバ400にて実現される機能を、システムを構成するノードにどのように振り分けるかについては、上述した例に限定されない。例えば、中継サーバ200、連携管理サーバ300、コンテンツサーバ400の機能を1つのノード(ハードウェア)で実装してもよい。同様に、いずれかのノードで通知方法等を決定する際に必要な情報をどのノードに記憶させるか、および記憶された情報をノード間でどのようにやり取りするかについては、上述した例に限定されない。例えば、通知対象の端末において、またはこれと異なる装置において、使用実績の取得および通知処理(通知タイミング、通知方法の決定)の少なくともいずれかを行ってもよい。
すなわち、本発明には、一実施例として、図21に示すように、端末の使用実績を取得する取得手段910と、該取得された使用実績に応じて、前記端末に提供されるサービスの変更を予告する通知を前記端末に対して行う通知制御手段920とを有する情報処理装置900が含まれる。
また、本発明には、他の一の実施例として、図22に示すように、端末100と、端末の使用実績を取得する取得手段910と、該取得された使用実績に応じて、前記端末に提供されるサービスの変更を予告する通知を前記端末に対して行う通知制御手段920と、前記端末にて利用可能なサービスの変更に関して前記端末にて入力された指示をする受信手段930と、該入力された指示に応じて前記サービスの端末への提供を変更するサービス管理手段940とを有する情報処理システム901が含まれる。
上記各手段をコンピュータに実現させるためのプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FDD(Flexible Disk Drive))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供され、またはネットワーク経由でダウンロードされうる。上記実施例のように、複数のノードから構成されるシステムとして実現される場合、ノード間の接続形態は任意である。例えば、サービス提供システム1において、端末100と中継サーバ200との間は有線通信を行ってもよいし、インターネット700は公衆通信網である必要もない。
1、901・・・情報提供システム、100・・・端末、200・・・中継サーバ、300・・・連携管理サーバ、400・・・コンテンツサーバ、110、210、310、410・・・制御部、411・・・通知制御部、412・・・サービス管理部、170、240、340、440・・・記憶部、900・・・情報処理装置、DB1・・・通知管理データベース、DB2・・・使用実績データベース、DB3・・・連携情報データベース、DB4・・・サービス管理データベース。

Claims (10)

  1. 端末の使用実績を取得する取得手段と、
    該取得された使用実績に応じて、前記端末に提供されるサービスについての変更を予告する通知を前記端末に対して行う通知制御手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記サービスは1以上のサービス項目を含み、
    前記使用実績は、各サービス項目について、サービスの提供を受けるにあたり前記端末が使用された実績を表し、
    前記変更は、サービス項目ごとに行われ、少なくとも一つのサービス項目についてのサービス提供の停止を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記通知制御手段は、前記サービスの提供に対して設定される期限までの残り時間に応じて決定される通知方法を用いて、前記通知を実行する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知制御手段は、前記通知方法として、メールによる通知、前記端末の画面上へのメッセージの表示、当該画面に表示される、サービスを実行するためのアプリケーションを表わす画像に対して施される画像処理のうち少なくともいずれか一つを選択する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記通知制御手段は、前記画面に表示されるメッセージまたは画像を前記残り時間に応じて変化させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得手段は、前記端末と関連付けて登録されている他の端末についての使用実績を更に取得し、前記通知には端末ごとに当該端末にて提供されるサービスについての変更の予告が含まれる
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記取得手段は各端末の属性を更に取得し、
    前記通知制御手段は、通知対象の端末の属性に基づいた通知方法で前記通知を実行する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 前記通知制御手段は、各サービス項目に対して設定された重要度に基づいて前記通知の方法を決定する
    ことを特徴とする請求項2ないし7のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  9. 端末の使用実績を取得するステップと、
    該取得された使用実績に応じて、前記端末に提供されるサービスの変更を予告する通知を前記端末に対して行うステップと
    を有する方法。
  10. コンピュータに、
    端末の使用実績を取得するステップと、
    該取得された使用実績に応じて、前記端末に提供されるサービスの変更を予告する通知を前記端末に対して行うステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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