JP2014085684A - 読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被読取部およびこれに照射されている光線を目視することができる読取装置を提供する。
【解決手段】 レーザ光線Rをバーコード7に照射してバーコード7を読み取るスキャナ本体1に着脱可能に取り付けられる読取補助部材2が、レーザ光線Rの照射方向を変更する光路変更部である反射部15と、この反射部15で照射方向が変更されたレーザ光線Rが照射されるバーコード7およびこのバーコード7に照射されたレーザ光線Rを目視するための目視部16とを有している。従って、スキャナ本体1に読取補助部材2を取り付けてバーコード7を読み取る際に、読取補助部材2がバーコード7を覆ってしまっても、目視部16を通してバーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを確実にかつ良好に目視することができる。
【選択図】 図5

Description

この発明は、バーコードなどの被読取部を光学的に読み取る読取装置に関する。
例えば、バーコードを読み取る読取装置においては、特許文献1に記載されているように、レーザ光線を被読取部に照射してバーコードを読み取る読取装置本体と、この読取装置本体に着脱可能に取り付けられ、バーコードの上にこれを覆って配置された状態で、バーコードを読取装置本体に読み取らせるための読取補助部材とを備えた構成のものが知られている。
特開2004−86749号公報
このような読取装置は、読取装置本体に読取補助部材を取り付けてバーコードを読み取る際に、読取装置本体からのレーザ光線をミラーで反射することにより、レーザ光線の照射方向を変更させてバーコードに照射させ、このバーコードに照射されて反射されたレーザ光線の反射光を読取装置本体に取り込んで、バーコードを読み取るように構成されている。
また、この読取装置は、読取装置本体に読取補助部材を取り付けてバーコードを読み取る際に、読取補助部材がバーコードの上にこれを覆って配置されると、バーコードが読取補助部材で隠れてしまうため、読取補助部材の両側部に切欠き部を設け、この切欠き部からバーコードに照射されたレーザ光線の両端部が見えるように構成されている。
しかしながら、このような読取装置では、読取補助部材の両側部に設けられた切欠き部を通してバーコードに照射されたレーザ光線の両端部を見ることができても、読取補助部材がバーコードを覆っているので、バーコードを目視することができない。このため、レーザ光線がバーコードに正しく照射されているか否かを目視することができないので、読取作業性が悪く、使い勝手が悪いという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、被読取部およびこれに照射されている光線を目視することができる読取装置を提供することである。
この発明は、光線を被読取部に照射して前記被読取部を読み取る読取装置本体に着脱可能に取り付けられる読取補助部材を備えた読取装置において、前記読取補助部材は、前記光線の照射方向を変更する光路変更部と、この光路変更部で照射方向が変更された前記光線が照射される前記被読取部およびこの被読取部に照射された前記光線を目視するための目視部とを有していることを特徴とする読取装置である。
この発明によれば、被読取部およびこれに照射されている光線を目視することができる読取装置を提供することができる。
この発明をバーコードスキャナに適用した第1実施形態を示した側面図である。 図1に示されたバーコードスキャナの要部を示した斜視図である。 図2に示されたバーコードスキャナを上方から見た要部の平面図である。 図3に示されたバーコードスキャナのA−A矢視において、読取補助部材をスキャナ本体から取り外してバーコードを読み取る状態を示した要部の拡大断面図である。 図3に示されたバーコードスキャナのA−A矢視において、読取補助部材をスキャナ本体に取り付けてバーコードを読み取る状態を示した要部の拡大断面図である。 図2に示されたバーコードスキャナのB−B矢視における要部の拡大断面図である。 図2に示されたバーコードスキャナのC−C矢視における要部の拡大断面図である。 この発明をバーコードスキャナに適用した第2実施形態において、読取補助部材をスキャナ本体に取り付けてバーコードを読み取る状態を示した要部の拡大断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図7を参照して、この発明をバーコードスキャナに適用した第1実施形態について説明する。
このバーコードスキャナは、図1〜図3に示すように、スキャナ本体1と読取補助部材2とを備えている。スキャナ本体1は、ほぼ長方形の細長い箱状に形成されている。このスキャナ本体1の上面には、表示部3および入力部4が設けられており、このスキャナ本体1の先端側(図4では左側)の内部には、図4および図5に示すように、読取部5が設けられた構成になっている。
この場合、表示部3は、図1〜図3に示すように、液晶表示パネルやEL(エレクトロ・ルミネッセンス)表示パネルなどの平面型の表示パネルからなり、入力部4で入力された情報や、読取部5で読み取った情報などの各種の情報を電気光学的に表示するように構成されている。入力部4は、図2および図3に示すように、入力操作に必要な各種のキー釦を備え、これらキー釦のキー操作に応じて情報を入力するように構成されている。
読取部5は、図4に示すように、レーザ光線Rを発生するレーザ発光部と、レーザ光線Rの反射光を受光するレーザ受光部とを備えている。この読取部5は、図4に示すように、レーザ発光部で発光したレーザ光線Rをスキャナ本体1の先端面からその前方(図4では左方向)に位置するバーコード紙6のバーコード7に照射させ、このバーコード7に照射されたレーザ光線Rの反射光をレーザ受光部で受光することにより、バーコード7を読み取るように構成されている。
一方、読取補助部材2は、図1〜図3に示すように、スキャナ本体1の先端部に着脱可能に取り付けられ、その前側下方に位置するバーコード紙6の上面に接触可能に接近させた状態で、バーコード紙6に表示されたバーコード7をスキャナ本体1の読取部5に読み取らせるように構成されている。すなわち、この読取補助部材2は、スキャナ本体1の先端部に着脱可能に装着する補助ケース8と、この補助ケース8をスキャナ本体1に対してロックするロック部材9とを備えている。
補助ケース8は、図1〜図3に示すように、スキャナ本体1の先端部に挿入する筒状の装着部10と、上部が前下がり(図1では左下がり)に傾斜したほぼ箱状のケース部11とを有している。この場合、装着部10の上下部には、図3および図7に示すように、切欠き部10aがスキャナ本体1の表示部3に対応して設けられている。また、この装着部10には、図5に示すように、その内部に挿入されたスキャナ本体1の先端部が接近して対面する透明な保護カバー10bが設けられている。
この補助ケース8の内部には、図5に示すように、装着部10とケース部11との間に仕切壁12が設けられている。この仕切壁12は、補助ケース8内の上面から垂下された垂下部12aと、この垂下部12aの下端部に設けられた傾斜部12bとを有している。この補助ケース8のケース部11の前側下部には、開口部11aが設けられており、この開口部11aには、透明な保護カバー14が設けられている。
また、この補助ケース8の内部には、図5に示すように、スキャナ本体1の読取部5で発生したレーザ光線Rの照射方向を変更するための光路変更部である反射部15と、この反射部15で反射されて光路が変更されたレーザ光線Rが照射されるバーコード7およびこのバーコード7に照射されたレーザ光線Rを目視するための目視部16とを備えている。
反射部15は、レーザ光線Rなどの光を反射するミラーであり、図5に示すように、ほぼ長方形状に形成されて、仕切壁12の傾斜部12bの下面に設けられている。すなわち、この反射部15は、目視部16の光路を除いて、レーザ光線Rの光路上に配置されている。この反射部15は、その長手方向の長さがスキャナ本体1の長手方向と直交する方向の長さとほぼ同じ長さに形成されている。
また、この反射部15は、図5に示すように、補助ケース8内の仕切壁12の傾斜部12bの下面に前下がり(図5では左下がり)に傾斜した状態で配置されている。さらに、この反射部15は、目視部16の光路内に突出しないように、その前後方向(図5では左右方向)の長さが最小限の長さで形成されている。
これにより、反射部15は、図5に示すように、スキャナ本体1の読取部5におけるレーザ発光部で発光したレーザ光線Rがスキャナ本体1の先端部から補助ケース8内に入射した際に、その入射したレーザ光線Rを補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aの透明な保護カバー14から補助ケース8の前側下部に向けて反射させ、この反射されたレーザ光線Rをその下側に位置するバーコード7に照射させるように構成されている。
また、この反射部15は、図5に示すように、レーザ光線Rがバーコード7に照射されて反射されたレーザ光線Rの反射光が、ケース部11の前側下部に設けられた開口部11aの透明な保護カバー14から補助ケース8内に取り込まれた際に、この取り込まれたレーザ光線Rの反射光をスキャナ本体1の先端部からスキャナ本体1の読取部5におけるレーザ受光部に向けて反射させ、この反射されたレーザ光線Rの反射光をレーザ受光部に受光させるように構成されている。
一方、目視部16は、図5に示すように、レーザ光線Rがバーコード7に照射された際に、その照射されたレーザ光線Rおよびバーコード7の上方に位置する個所の補助ケース8のケース部11内に設けられている。すなわち、この目視部16は、ケース部11の前側下部に設けられた開口部11aの保護カバー14と、ケース部11の上面に設けられた見切り窓部17との間に設けられた空間部であり、この空間部が目視部16の光路を形成するように構成されている。
この場合、目視部16の見切り窓部17は、図5に示すように、補助ケース8の傾斜した上面における前端部側にほぼ長方形状に設けられた透明なカバーであり、その上方からバーコード7の全体が余裕をもって見えるように構成されている。すなわち、この見切り窓部17は、目視部16の光路における前後方向(図5では左右方向)の長さ(幅)がバーコード7の前後方向の長さ、つまりバーコード7の長手方向と直交する方向の長さ(幅)よりも少し長く形成されている。
また、この見切り窓部17は、図3に示すように、その長手方向(図3では上下方向)の長さがバーコード7の長手方向の長さよりも、少し長く形成されている。また、この目視部16は、その光路の全体がスキャナ本体1の先端側に向けて少し上部上がりに傾いた状態で設けられている。これにより、目視部16は、その下側に配置されたバーコード7およびこのバーコード7に照射されたレーザ光線Rが見切り窓部17の斜め上方から見えるように構成されている。
ところで、補助ケース8のケース部11の前側下部には、図1、図2および図5に示すように、レーザ光線Rが照射されるバーコード7に外部光を取り込むためのガイド突起部18が下側に向けて突出して設けられている。すなわち、このガイド突起部18は、補助ケース8のケース部11の前側下部に設けられた開口部11aにおけるスキャナ本体1の先端側に位置する辺部に沿って設けられている。
これにより、ガイド突起部18は、図1、図2および図5に示すように、その下端部がバーコード7の手前側(図5では右側)に位置するバーコード紙6上の個所に接触した状態で配置された際に、補助ケース8の下部前方から外部光をバーコード7上に取り込んでバーコード7を照明することにより、バーコード7が目視部16の見切り窓部17から鮮明に見えるように構成されている。
また、このガイド突起部18は、図1に示すように、その下端部がバーコード7の手前側に位置するバーコード紙6上の個所に接触した際に、スキャナ本体1の後側下部に握り部19が下側に突出して設けられていても、スキャナ本体1の後端下部1bをバーコード7と同じ面であるバーコード紙6の上面に接触させるために、その突出長さが十分に長く(高く)形成されている。
これにより、ガイド突起部18は、図1に示すように、その下端部をバーコード7の手前側(図4では右側)に位置するバーコード紙6上の個所に接触させた状態で、スキャナ本体1の後端下部1bをバーコード紙6の上面に接触させてバーコード7を読み取る際に、スキャナ本体1の握り部19がバーコード紙6の上面に接触しないように、持ち上げた状態で保持することにより、スキャナ本体1をバーコード紙6の上面でスライドさせ易くするように構成されている。
一方、読取補助部材2のロック部材9は、図1、図2、図6および図7に示すように、補助ケース8の両側部に設けられた開口部8aに出没方向に回転可能に取り付けられたロック本体20を備えている。このロック本体20は、操作釦部20aとロック部20bとを有し、これらが補助ケース8の開口部8a内に配置されるように構成されている。
このロック本体20は、図6および図7に示すように、その中間部が支持軸21に回転可能に取り付けられた状態で、操作釦部20aがばね部材22によって補助ケース8の開口部8aから押し出される方向に付勢されるように構成されている。また、このロック本体20は、ロック部20bの先端にフック部23が設けられ、このフック部23がスキャナ本体1の先端部の両側部に設けられた係合凹部24に係脱可能に係合するように構成されている。
これにより、ロック部材9は、図6および図7に示すように、補助ケース8がスキャナ本体1の先端部に装着された状態で、操作釦部20aがばね部材22によって補助ケース8の開口部8aから押し出される方向に付勢された際に、ロック部20bの先端のフック部23がスキャナ本体1の先端部の両側部に設けられた係合凹部24に係脱可能に係合することにより、補助ケース8をスキャナ本体1の先端部にロックするように構成されている。
また、このロック部材9は、図6および図7に示すように、補助ケース8がスキャナ本体1の先端部に装着された状態で、操作釦部20aがばね部材22のばね力に抗して補助ケース8の開口部8aから補助ケース8内に押し込まれると、支持軸21を中心に回転してロック部20bの先端のフック部23がスキャナ本体1の先端部の両側部に設けられた係合凹部24から離脱し、スキャナ本体1に対するロック部20bのロックが解除され、これにより補助ケース8をスキャナ本体1の先端部から取り外せるように構成されている。
次に、このようなバーコードスキャナの作用について説明する。
このバーコードスキャナにおけるスキャナ本体1の先端部から読取補助部材2を取り外して使用する際には、まず、読取補助部材2の補助ケース8に設けられたロック部材9のロック部20bによってスキャナ本体1に対してロックされている補助ケース8のロックを解除する。
このときには、図6および図7に示すように、ロック部材9の操作釦部20aをばね部材22のばね力に抗して補助ケース8の開口部8aから補助ケース8内に押し込む。すると、ロック部材9が支持軸21を中心に回転して、ロック部20bの先端のフック部23がスキャナ本体1の先端部の両側部に設けられた係合凹部24から離脱し、スキャナ本体1に対するロック部20bのロックが解除される。これにより、読取補助部材2をスキャナ本体1から取り外す。
この状態では、図4に示すように、スキャナ本体1の読取部5がレーザ発光部で発光したレーザ光線Rをスキャナ本体1の先端面からスキャナ本体1の前方(図4では左方向)に位置するバーコード紙6のバーコード7に向けて照射させる。そして、バーコード7に照射されたレーザ光線Rの反射光が読取部5のレーザ受光部で受光されることにより、バーコード7を読み取ることができる。
また、スキャナ本体1の先端部に読取補助部材2を取り付けて使用する際には、読取補助部材2の補助ケース8をスキャナ本体1の先端部に挿入させるだけで、補助ケース8をスキャナ本体1の先端部に取り付けることができる。このときには、補助ケース8をスキャナ本体1の先端部に挿入させると、ロック部材9のロック部20bのフック部23がスキャナ本体1の両側面に沿って移動して、スキャナ本体1の両側部に設けられた係合凹部24に係合する。
すなわち、ロック部20bのフック部23がスキャナ本体1の係合凹部24に到達すると、図6および図7に示すように、ロック部材9がばね部材22のばね力によって回転し、ロック部20bのフック部23をスキャナ本体1の係合凹部24に係合させる。これにより、ロック部材9によって補助ケース8がスキャナ本体1の先端部にロックされた状態で取り付けられる。
この状態では、図5に示すように、スキャナ本体1の読取部5におけるレーザ発光部で発光したレーザ光線Rがスキャナ本体1の先端部から放出されて補助ケース8内に入射し、この入射したレーザ光線Rが反射部15で反射されて、補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aの透明な保護カバー14から補助ケース8の前側下部に向けて放出される。
このため、バーコード7が表示されたバーコード紙6を卓上などの平面Pに配置してスキャナ本体1でバーコード7を読み取る際には、図5に示すように、読取補助部材2のガイド突起部18の下端部をバーコード7の手前側(図5では右側)に位置するバーコード紙6上の個所に接触させた状態で、スキャナ本体1の後端下部1bをバーコード紙6上に配置する。このときには、スキャナ本体1の後側下部に設けられている握り部19がバーコード紙6の上面に接触することなく、その上方に配置される。
この状態で、スキャナ本体1の読取部5におけるレーザ発光部でレーザ光線Rを発光させると、そのレーザ光線Rがスキャナ本体1の先端部から放出されて補助ケース8内に入射し、この入射したレーザ光線Rが反射部15で反射されて、補助ケース8のケース部11の前側下部に設けられた開口部11aの透明な保護カバー14から補助ケース8の前側下部に向けて放出され、この放出されたレーザ光線Rがバーコード7に照射される。
このときには、ガイド突起部18が、補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aにおけるスキャナ本体1の先端側に位置する辺部に沿って設けられているので、補助ケース8の下部前方から外部光がバーコード7上に取り込まれて、バーコード7が外部光によって明るく照明される。このため、補助ケース8の上方から目視部16の見切り窓部17を覗いた際に、目視部16を通してバーコード7およびこのバーコード7に照射されたレーザ光線Rが目視される。
すなわち、目視部16の見切り窓部17には、バーコード7の全体が余裕をもって見えると共に、このバーコード7におけるどの位置にレーザ光線Rが照射されているかを目視することができる。このため、例えばレーザ光線Rがバーコード7に正しく照射されていないときには、スキャナ本体1を読取補助部材2と共に移動させることにより、レーザ光線Rの照射位置を修正し、レーザ光線Rをバーコード7に正しく照射させることができる。
このように、レーザ光線Rがバーコード7に照射された際には、そのレーザ光線Rの反射光が再び補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aの透明な保護カバー14から補助ケース8内に取り込まれる。この取り込まれたレーザ光線Rの反射光は、反射部15によってスキャナ本体1の先端部からスキャナ本体1の読取部5のレーザ受光部に向けて反射され、この反射されたレーザ光線Rの反射光がレーザ受光部に受光される。これにより、バーコード7が読取部5で読み取られる。
ところで、バーコード紙6に複数のバーコード7が配列された状態で表示されている場合、その複数のバーコード7を順次読み取る際には、図1、図2および図5に示すように、読取補助部材2のガイド突起部18の下端部をバーコード7の手前側(図5では右側)に位置するバーコード紙6上の個所に接触させた状態で、スキャナ本体1の後端下部1bをバーコード紙6上に配置すると、スキャナ本体1の後側下部に握り部19がバーコード紙6の上面に接触することなく、その上方に配置される。
このため、読取補助部材2のガイド突起部18の下端部をバーコード紙6上に接触させた状態で、スキャナ本体1を読取補助部材2と共にバーコード7の配列方向に沿って移動させながら、複数のバーコード7を順次読み取ることができる。このときには、スキャナ本体1の後側下部に握り部19がバーコード紙6の上面に接触することなく、その上方に位置していることにより、スキャナ本体1を読取補助部材2と共にバーコード紙6上で滑らかに移動させることができる。
このように、このバーコードスキャナによれば、レーザ光線Rをバーコード7に照射してバーコード7を読み取るスキャナ本体1に着脱可能に取り付けられる読取補助部材2が、レーザ光線Rの照射方向を変更する光路変更部である反射部15と、この反射部15で照射方向が変更されたレーザ光線Rが照射されるバーコード7およびこのバーコード7に照射されたレーザ光線Rを目視するための目視部16とを有していることにより、バーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを目視することができる。
すなわち、このバーコードスキャナによれば、スキャナ本体1に読取補助部材2を取り付けてバーコード7を読み取る際に、読取補助部材2がバーコード7を覆ってしまっても、目視部16を通してバーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを確実にかつ良好に目視することができる。このため、レーザ光線Rをバーコード7に確実に照射させることができるので、バーコード7を正確にかつ良好に読み取ることができ、これにより読取作業性を向上させることができると共に、使い勝手の良いものを提供することができる。
この場合、目視部16は、レーザ光線Rがバーコード7に照射された際に、その照射されたレーザ光線8およびバーコード7の上方に位置する個所に設けられており、この目視部16の上端部には、見切り窓部17が設けられているので、この見切り窓部17を上方から覗くことにより、バーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを確実にかつ良好に目視することができる。
すなわち、目視部16は、読取補助部材2の補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aの保護カバー14と、補助ケース8の上面に設けられた見切り窓部17との間に設けられた空間部であり、この空間部が目視部16の光路を形成しており、この見切り窓部17が、補助ケース8の傾斜した上面における前端部側にほぼ長方形状に設けられた透明なカバーであり、その上方からバーコード7の全体が余裕をもって見えるように構成されているので、見切り窓部17を通してバーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを確実にかつ良好に目視することができる。
また、このバーコードスキャナでは、レーザ光線Rの光路変更部である反射部15が、レーザ光線Rを反射して光路を変更するミラーであり、目視部16の光路を除いて、レーザ光線Rの光路上に設けられているので、スキャナ本体1の読取部5で発光したレーザ光線Rを反射部15によって反射させて光路を変更させることにより、読取補助部材2の補助ケース8の下側に位置するバーコード7にレーザ光線Rを正確にかつ確実に照射させることができると共に、目視部16を通してバーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを確実にかつ良好に目視することができる。
この場合、バーコード7に照射されたレーザ光線Rは、バーコード7で反射され、この反射されたレーザ光線Rの反射光が補助ケース8の前側下部から内部に取り込まれ、この取り込まれたレーザ光線Rの反射光が反射部15で反射されてスキャナ本体1の読取部5に照射されることにより、スキャナ本体1の読取部5でバーコード7を正確にかつ良好に読み取ることができる。
また、このバーコードスキャナでは、読取補助部材2がレーザ光線Rの照射されるバーコード7に外部光を取り込むためのガイド突起部18を備えていることにより、目視部16を通してバーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを目視する際に、外部光をバーコード7上に取り込んでバーコード7を明るく照明することができるので、この照明されたバーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを鮮明に見ることができる。
すなわち、ガイド突起部18は、補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aにおけるスキャナ本体1側に位置する辺部に沿って設けられているので、ガイド突起部18の下端部をバーコード7の手前側に位置するバーコード紙6上の個所に接触した状態で配置すると、補助ケース8の下部前方から外部光をバーコード7上に取り込むことができ、これによりバーコード7を明るく照明することができる。
この場合、ガイド突起部18は、その下端部がバーコード7の手前側に位置するバーコード紙6上の個所に接触した際に、スキャナ本体1の後側下部に握り部19が下側に突出して設けられていても、スキャナ本体1の後端下部1bをバーコード紙6の上面に接触させるために、その突出長さが十分に高く形成されているので、ガイド突起部18の下端部をバーコード7の手前側に位置するバーコード紙6上の個所に接触させた状態で、バーコード7を読み取る際に、スキャナ本体1の後端下部1bをバーコード紙6の上面に接触させることができ、これによりスキャナ本体1の握り部19がバーコード紙6の上面に接触しないように、その上方に配置させることができる。
このため、スキャナ本体1を読取補助部材2と共にバーコード紙6上で滑らかに移動させることができる。この場合、例えば複数のバーコード7が配列されて表示されたバーコード紙6上にガイド突起部18の下端部を接触させた状態で、スキャナ本体1を読取補助部材2と共にバーコード7の配列方向に沿って移動させながら、複数のバーコード7を順次読み取ることができる。これにより効率良く、かつ円滑に複数のバーコード7を順次読み取ることができるので、これによっても読取作業性が良く、かつ使い勝手の良いものを提供することができる。
さらに、このバーコードスキャナでは、読取補助部材2の補助ケース8におけるケース部11の前側下部に開口部11aが設けられ、この開口部11aに透明な保護カバー14が設けられ、ケース部11の上面に透明なカバーである見切り窓部17が設けられ、かつ補助ケース8における装着部10に透明な保護カバー10bが設けられていることにより、これら保護カバー14、見切り窓部17、および保護カバー10bによって補助ケース8の内部を密閉することができ、これにより補助ケース8内にゴミなどの異物の侵入を防ぎ、バーコード7の読取作業を正確にかつ良好に行うことができる。
また、このバーコードスキャナでは、読取補助部材2が、スキャナ本体1の先端部に着脱可能に装着する補助ケース8と、この補助ケース8をスキャナ本体1に対してロックするロック部材9とを備えているので、読取補助部材2の補助ケース8をスキャナ本体1の先端部に簡単にかつ容易に装着することができると共に、ロック部材9によって確実に補助ケース8をスキャナ本体1に対してロックすることができる。
この場合、ロック部材9は、補助ケース8の両側部に設けられた開口部8aに出没方向に回転可能に取り付けられたロック本体20を備え、このロック本体20が操作釦部20aとロック部20bとを有し、このロック本体20の中間部が支持軸21に回転可能に取り付けられた状態で、操作釦部20aがばね部材22によって補助ケース8の開口部8aから押し出される方向に付勢されるように構成されているので、読取補助部材2の補助ケース8をスキャナ本体1の先端部に簡単にかつ容易に装着して、確実にロックすることができる。
すなわち、このロック本体20は、補助ケース8がスキャナ本体1の先端部に装着する際に、操作釦部20aがばね部材22のばね力によってロック部20bの先端に設けられたフック部23をスキャナ本体1の先端部の両側部に設けられた係合凹部24に係脱可能に係合させることができるので、補助ケース8をスキャナ本体1の先端部に簡単にかつ容易に装着して、確実にロックすることができる。
また、このロック本体20は、操作釦部20aをばね部材22のばね力に抗して補助ケース8内に押し込むと、支持軸21を中心に回転してロック部20bのフック部23をスキャナ本体1の係合凹部24から離脱させて、スキャナ本体1に対するロック部20bのロックを解除することができ、これにより補助ケース8をスキャナ本体1から容易に取り外すことができる。
(第2実施形態)
次に、図8を参照して、この発明をバーコードスキャナに適用した第2実施形態について説明する。なお、図1〜図7に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
このバーコードスキャナは、図8に示すように、スキャナ本体1の読取部5で発生したレーザ光線Rの照射方向を変更する光路変更部である反射部25が第1実施形態と異なる構成であり、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、この反射部25は、光の一部を反射し、残りの光を透過するハーフミラーであり、図8に示すように、ほぼ長方形状に形成され、仕切壁12の傾斜部12bの下面に設けられている。この場合、反射部25は、目視部16の光路を含むレーザ光線Rの光路上に設けられている。この反射部25は、その長手方向の長さがスキャナ本体1の長手方向と直交する方向の長さとほぼ同じ長さに形成されている。
また、この反射部25は、図8に示すように、補助ケース8内の仕切壁12の傾斜部12bの下面に前下がり(図8では左下がり)に傾斜した状態で配置されている。さらに、この反射部25は、補助ケース8内に前下がり(図8では左下がり)に傾斜した状態で、前側に位置する部分が目視部16の光路内にこれを塞ぐように突出して配置されている。
これにより、反射部25は、図8に示すように、スキャナ本体1の読取部5におけるレーザ発光部で発光したレーザ光線Rがスキャナ本体1の先端部から補助ケース8内に入射した際に、その入射したレーザ光線Rを補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aの透明な保護カバー14から補助ケース8の前側下部に向けて反射させ、この反射されたレーザ光線Rをその下側に位置するバーコード7に照射させるように構成されている。
また、この反射部25は、図8に示すように、レーザ光線Rがバーコード7に照射されて反射されたレーザ光線Rの反射光が、補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aの透明な保護カバー14から補助ケース8内に取り込まれた際に、この取り込まれたレーザ光線Rの反射光をスキャナ本体1の先端部からスキャナ本体1の読取部5におけるレーザ受光部に向けて反射させ、この反射されたレーザ光線Rの反射光をレーザ受光部に受光させるように構成されている。
さらに、この反射部25は、図8に示すように、ガイド突起部18の下端部がバーコード7の手前側(図8では右側)に位置するバーコード紙6上の個所に接触した状態で、補助ケース8の下部前方から外部光がバーコード7上に取り込まれてバーコード7が照明されていることにより、この照明されたバーコード7およびこのバーコード7に照射されているレーザ光線Rが反射部25であるハーフミラーを透過して目視部16の見切り窓部17から見えるように構成されている。
次に、このようなバーコードスキャナの作用について説明する。
このバーコードスキャナにおけるスキャナ本体1の先端部に読取補助部材2の補助ケース8を取り付けて使用する際には、バーコード7が表示されたバーコード紙6を卓上などの平面Pに配置し、このバーコード紙6上にスキャナ本体1を読取補助部材2と共に配置する。
この状態で、スキャナ本体1および読取補助部材2でバーコード7を読み取る際には、図8に示すように、読取補助部材2のガイド突起部18の下端部をバーコード7の手前側(図8では右側)に位置するバーコード紙6上の個所に接触させた状態で、スキャナ本体1の後端下部1bをバーコード紙6上に配置する。
この状態で、スキャナ本体1の読取部5におけるレーザ発光部でレーザ光線Rを発光させると、そのレーザ光線Rがスキャナ本体1の先端部から補助ケース8内に入射し、この入射したレーザ光線Rが反射部25のハーフミラーで反射されて、補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aの透明な保護カバー14から補助ケース8の前側下部に向けて放出され、この放出されたレーザ光線Rがバーコード7に照射される。
このときには、ガイド突起部18が、補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aにおけるスキャナ本体1の先端側に位置する辺部に沿って設けられているので、補助ケース8の下部前方から外部光がバーコード7上に取り込まれ、この取り込まれた外部光によってバーコード7が明るく照明される。このため、補助ケース8の上方から目視部16の見切り窓部17を覗いた際に、目視部16を通してバーコード7およびこのバーコード7に照射されたレーザ光線Rが目視される。
すなわち、目視部16の見切り窓部17を覗いた際には、バーコード7が外部光によって明るく照明されるので、このバーコード7が反射部25のハーフミラーを透過し、この透過したバーコード7の全体が余裕をもって見えると共に、このバーコード7におけるどの位置にレーザ光線Rが照射されているかをも目視することができる。このため、例えばレーザ光線Rがバーコード7に正しく照射されていないときには、第1実施形態と同様、スキャナ本体1を読取補助部材2と共に移動させることにより、レーザ光線Rの照射位置を修正し、レーザ光線Rをバーコード7に正しく照射させることができる。
このように、レーザ光線Rがバーコード7に照射された際には、そのレーザ光線Rの反射光が再び補助ケース8の前側下部に設けられた開口部11aの透明な保護カバー14から補助ケース8内に取り込まれる。この取り込まれたレーザ光線Rの反射光は、反射部25のハーフミラーによってスキャナ本体1の先端部からスキャナ本体1の読取部5のレーザ受光部に向けて反射され、この反射されたレーザ光線Rの反射光がレーザ受光部に受光される。これにより、バーコード7が読取部5で読み取られる。
この場合にも、バーコード紙6に複数のバーコード7が配列されて表示されている場合、その複数のバーコード7を順次読み取る際には、図8に示すように、読取補助部材2のガイド突起部18の下端部をバーコード7の手前側(図8では右側)に位置するバーコード紙6上の個所に接触させた状態で、スキャナ本体1の後端下部1bをバーコード紙6上に配置すると、スキャナ本体1の後側下部に握り部19がバーコード紙6の上面に接触することなく、その上方に配置される。
このため、第1実施形態と同様、読取補助部材2のガイド突起部18の下端部をバーコード紙6上に接触させた状態で、スキャナ本体1を読取補助部材2と共にバーコード7の配列方向に沿って移動させながら、複数のバーコード7を順次読み取ることができる。このときには、スキャナ本体1の後側下部に握り部19がバーコード紙6の上面に接触することなく、その上方に位置していることにより、スキャナ本体1を読取補助部材2と共にバーコード紙6上で滑らかに移動させることができる。
このように、このバーコードスキャナによれば、レーザ光線Rをバーコード7に照射してバーコード7を読み取るスキャナ本体1に着脱可能に取り付けられる読取補助部材2が、レーザ光線Rの照射方向を変更する光路変更部であるハーフミラーの反射部25と、このハーフミラーの反射部25で照射方向が変更されたレーザ光線Rが照射されるバーコード7およびこのバーコード7に照射されたレーザ光線Rを目視するための目視部16とを有していることにより、第1実施形態と同様、バーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを目視することができる。
すなわち、このバーコードスキャナにおいても、スキャナ本体1に読取補助部材2を取り付けてバーコード7を読み取る際に、読取補助部材2がバーコード7を覆ってしまっても、目視部16を通してバーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを確実にかつ良好に目視することができる。このため、第1実施形態と同様、レーザ光線Rをバーコード7に確実に照射させることができるので、バーコード7を正確にかつ良好に読み取ることができ、これにより読取作業性を向上させることができると共に、使い勝手の良いものを提供することができる。
この場合、レーザ光線Rの照射方向を変更する光路変更部である反射部25は、光の一部を反射し、残りの光を透過するハーフミラーであり、目視部16の光路を含むレーザ光線Rの光路上に設けられているので、スキャナ本体1の読取部5で発光したレーザ光線Rをハーフミラーの反射部25によって反射させて光路を変更させることにより、読取補助部材2の補助ケース8の下側に位置するバーコード7にレーザ光線Rを正確にかつ確実に照射させることができると共に、目視部16を通してバーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを確実にかつ良好に目視することができる。
すなわち、この読取補助部材2は、レーザ光線Rの照射されるバーコード7に外部光を取り込むためのガイド突起部18を備えていることにより、ガイド突起部18の下端部をバーコード7の手前側に位置するバーコード紙6上の個所に接触した状態で配置すると、補助ケース8の下部前方から外部光をバーコード7上に取り込むことができ、これによりバーコード7を明るく照明することができるので、目視部16の光路内に反射部25であるハーフミラーが配置されていても、第1実施形態と同様、目視部16を通してバーコード7およびこれに照射されているレーザ光線Rを確実にかつ良好に目視することができる。
また、バーコード7に照射されたレーザ光線Rは、バーコード7で反射され、この反射されたレーザ光線Rの反射光が補助ケース8の前側下部から内部に取り込まれ、この取り込まれたレーザ光線Rの反射光が反射部25であるハーフミラーによって反射されてスキャナ本体1の読取部5に照射されることにより、第1実施形態と同様、スキャナ本体1の読取部5でバーコード7を正確にかつ良好に読み取ることができる。
なお、上述した第1、第2の各実施形態では、光路変更部として反射部15、25を用いた場合について述べたが、必ずしも反射部15、25である必要はなく、レーザ光線の光路を変更するものであれば、どのようなものであっても良い。
また、上述した第1、第2の各実施形態では、バーコード7にレーザ光線を照射してバーコード7を読み取る場合について述べたが、必ずしもレーザ光線である必要はなく、発光ダイオード(LED)などの発光素子で発光した光線を用いても良い。
さらに、上述した第1、第2の各実施形態では、被読取部を読み取る読取装置として、バーコード7を読み取るバーコードスキャナに適用した場合について述べたが、必ずしもバーコードスキャナである必要はなく、例えば2次元コードやモザイク模様のコードなどの被読取部を読み取る読取装置などにも適用することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、光線を被読取部に照射して前記被読取部を読み取る読取装置本体に着脱可能に取り付けられる読取補助部材を備えた読取装置において、前記読取補助部材は、前記光線の照射方向を変更する光路変更部と、この光路変更部で照射方向が変更された前記光線が照射される前記被読取部およびこの被読取部に照射された前記光線を目視するための目視部とを有していることを特徴とする読取装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の読取装置において、前記目視部は、前記光線が前記被読取部に照射された際に、その照射された前記光線および前記被読取部の上方に位置する個所に設けられており、前記目視部の上端部には、見切り窓部が設けられていることを特徴とする読取装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の読取装置において、前記光路変更部は、光を反射するミラーであり、前記目視部の光路を除いて、前記光線の光路上に設けられていることを特徴とする読取装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の読取装置において、前記光路変更部は、光の一部を反射し、残りの光を透過するハーフミラーであり、前記目視部の光路を含む前記光線の光路上に設けられていることを特徴とする読取装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の読取装置において、前記読取補助部材は、前記光線が照射される前記被読取部に外部光を取り込むためのガイド突起部を備えていることを特徴とする読取装置である。
1 スキャナ本体
2 読取補助部材
3 表示部
4 入力部
5 読取部
6 バーコード紙
7 バーコード
8 補助ケース
9 ロック部材
10 装着部
11 ケース部
11a 開口部
12 仕切壁
15、25 反射部
16 目視部
17 見切り窓部
18 ガイド突起部
R レーザ光線

Claims (5)

  1. 光線を被読取部に照射して前記被読取部を読み取る読取装置本体に着脱可能に取り付けられる読取補助部材を備えた読取装置において、
    前記読取補助部材は、前記光線の照射方向を変更する光路変更部と、この光路変更部で照射方向が変更された前記光線が照射される前記被読取部およびこの被読取部に照射された前記光線を目視するための目視部とを有していることを特徴とする読取装置。
  2. 請求項1に記載の読取装置において、前記目視部は、前記光線が前記被読取部に照射された際に、その照射された前記光線および前記被読取部の上方に位置する個所に設けられており、前記目視部の上端部には、見切り窓部が設けられていることを特徴とする読取装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の読取装置において、前記光路変更部は、光を反射するミラーであり、前記目視部の光路を除いて、前記光線の光路上に設けられていることを特徴とする読取装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の読取装置において、前記光路変更部は、光の一部を反射し、残りの光を透過するハーフミラーであり、前記目視部の光路を含む前記光線の光路上に設けられていることを特徴とする読取装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の読取装置において、前記読取補助部材は、前記光線が照射される前記被読取部に外部光を取り込むためのガイド突起部を備えていることを特徴とする読取装置。

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