JP2014085288A - 電子機器及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置等の電子機器に備えられる焦電型赤外線センサーにより、静止した状態の人体を従来よりも正確に検知して、当該検知した人体に向けて最適な操作環境を提供する。
【課題を解決するための手段】画像形成装置1は、操作部47と、焦電型赤外線センサー501を有するセンサー部50と、センサー部50を第1の方向及びこれに直交する第2の方向に回動させる首振り機構60と、操作部47を第1及び第2の方向に回動させる駆動部80と、首振り機構60及び駆動部80の動作を制御する制御部100と、センサー部50が第1の方向への回動で検知する対象物検知位置と、第2の方向への回動で検知する対象物高さ位置とを取得する検知位置取得部101とを備え、制御部100は、対象物検知位置及び対象物高さ位置の示す方向に向けて、駆動部80に操作部47を回動させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子機器及び画像形成装置に関し、特に、焦電型赤外線センサーにより対象物を検知する技術に関する。
従来から、人体検知センサーを搭載する電子機器が提案されている。このような電子機器として、例えば、下記特許文献1に示されるように、画像形成装置では、人体検知センサーによる人体検知後に定着部の加熱を開始することにより、人体検知時から操作者が操作部へ接近するまでの時間を利用して定着部を加熱することにより、人体検知センサー未搭載の機器よりも、待機時の定着温度を低く設定可能とするものがある。また、人体検知センサーにより人体が非検知となったときに、画像形成装置を、画像形成を即座に可能な通常モードから、省電力状態のスリープモードへ移行させることで、定着部を加熱するヒーターを適時に駆動停止して電力を削減可能である。
特開2008−64935号公報
人体検知センサーには、人体を赤外線の変化量で検知する焦電素子を備える焦電型赤外線センサーが用いられるものが多い。この焦電型赤外線センサーでは、人体の動作により発生した赤外線を焦電素子の受光部に集光させ、赤外線の変化に応じて生じる焦電素子の分極による信号を電圧信号に変換し、所定の処理を経た当該電圧信号が閾値との比較でコンパレータによりハイレベルとして出力される場合に、人体を検知したものとする。すなわち、焦電型赤外線センサーは、赤外線の変化量を人体有無の検知に用いるため、赤外線を放出する人体がセンサー検知領域内で静止して、発生する赤外線に変化がなくなった場合には、人体が非検知とされるおそれがある。この場合、操作者が画像形成装置の近傍に位置しているにも拘わらず、当該非検知に基づいて、画像形成装置の制御部が、画像形成装置をスリープモードに移行させる事態が生じて、操作者にとっての操作利便性を損なう等の不具合が生じるため、当該問題の解決が望まれる。更には、装置の操作者が存在するそれぞれの位置に応じて、最適な操作環境を提供することも望まれる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、画像形成装置等の電子機器に備えられる焦電型赤外線センサーにより、静止した状態の人体を従来よりも正確に検知して、当該検知した人体に向けて最適な操作環境を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る電子機器は、操作者により操作される操作部と、
対象物の存在を赤外線の変化に基づいて検知する焦電型赤外線センサーを有するセンサー部と、
前記センサー部を予め定められた第1の方向及び当該第1の方向に直交する第2の方向に順次回動させる首振り機構と、
前記操作部を前記第1及び第2の方向に回動させる駆動部と、
前記首振り機構及び前記駆動部の動作を制御する制御部と、
前記制御部が前記首振り機構を前記第1及び第2の方向に回動させているときに、前記第1の方向において前記センサー部によって前記対象物が検知された対象物検知位置と、前記第2の方向において前記センサー部によって検知された前記対象物高さ位置とを取得する検知位置取得部とを備え、
前記制御部は、前記検知位置取得部によって取得された前記対象物検知位置及び前記対象物高さ位置の示す方向に向けて、前記駆動部に前記操作部を回動させるものである。
本発明によれば、画像形成装置等の電子機器に備えられる焦電型赤外線センサーにより、静止した状態の人体を従来よりも正確に検知して、当該検知した人体に向けて最適な操作環境を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電子機器としての画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 センサー部及び首振り機構の主要部分を示す概略図である。 操作部及び操作部を駆動する駆動部の主要部分を示す概略図である。 画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。 (A)は、センサー部が画像形成装置の正面前方に向いた回動中心位置にある状態において、装置正面に位置する対象物をセンサー部が検知するときの様子を示す図、(B)は、センサー部が対象物を検知可能な限界角度まで回動中心位置から左に回転したときの様子を示す図である。 (A)は、画像形成装置の前方において正面から右側に寄った位置にある対象物をセンサー部により検知する状態を示す図、(B)は、画像形成装置の前方において正面から左側に寄った位置にある対象物をセンサー部により検知する状態を示す図である。 (A)は、対象物がセンサー部の検知領域内にあり、センサー部が対象物を検知したときの様子を示す図、(B)はセンサー部が対象物を検出しなくなる限界の状態を示す図である。 画像形成装置における操作者の位置及び身長、操作部の駆動処理を示すフローチャートである。 (A)は低い姿勢の操作者と、正面角度を向くセンサー部の検知領域との関係を示す図、(B)は低い姿勢の操作者がX方向への回動でセンサー部により検知される様子を示す図、(C)は低い姿勢の操作者がY方向への回動でセンサー部により身長が検知される様子を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る電子機器について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器としての画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本発明の一実施形態である画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、およびファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、操作部47、画像形成部12、定着部13、給紙部14、原稿給送部6、及び原稿読取部5等を備えて構成されている。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部473と、操作者から操作指示の入力を受け付ける各種キー部475とを有する。
操作部47には、回転軸476、回転支持部477、及び本体側支持部478を備える駆動部80が取り付けられており、図1に示すX方向及びY方向に操作部47が回動可能とされている。
画像形成装置1が原稿読取動作を行う場合、原稿給送部6により給送されてくる原稿、又は原稿載置ガラス161に載置された原稿の画像を原稿読取部5が光学的に読み取り、画像データを生成する。原稿読取部5により生成された画像データは内蔵HDD又はネットワーク接続されたコンピューター等に保存される。
画像形成装置1が画像形成動作を行う場合は、上記原稿読取動作により生成された画像データ、又はネットワーク接続されたコンピューターから受信した画像データ、又は内蔵HDDに記憶されている画像データ等に基づいて、画像形成部12が、給紙部14から給紙される記録媒体としての記録紙Pにトナー像を形成する。カラー印刷を行う場合、画像形成部12のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y、及びブラック用の画像形成ユニット12Bkは、それぞれに、上記画像データを構成するそれぞれの色成分からなる画像に基づいて、帯電、露光、及び現像の工程により感光体ドラム121上にトナー像を形成し、当該トナー像を一次転写ローラー126により中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125上に転写される上記各色のトナー画像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成された当該カラーのトナー像を、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとのニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を搬送されてきた記録紙Pに転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を、熱圧着により記録紙Pに定着させる。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙Pは、排出トレイ151に排出される。
なお、画像形成装置1において、両面印刷を行う場合は、画像形成部12より一方の面に画像が形成された記録紙Pを、排出ローラー対159にニップされた状態とした後、当該記録紙Pを排出ローラー対159によりスイッチバックさせて反転搬送路195に送り、搬送ローラー対19により、上記ニップ部N及び定着部13に対して記録紙Pの搬送方向上流域に再度搬送する。これにより、画像形成部12により当該記録紙の他方の面に画像が形成される。
画像形成装置1の前面の適当な箇所、好ましくは画像形成装置1の前面の左右中央位置に、当該画像形成装置1に接近する対象物(人体)を検知するための、焦電型赤外線センサー501を有するセンサー部50が設置されている。画像形成装置1は、センサー部50を予め定められた第1の方向及び当該第1の方向に直交する第2の方向に順次回動させる首振り動作を行う首振り機構60(図2,図4)を備える。センサー部50の取付位置は、適宜変更が可能であるが、本実施形態では、画像形成装置1の前側面であって高さ約70cmの位置に取り付けた場合を例にして説明する。
図2は、センサー部50及び首振り機構60の主要部分を示す概略図である。センサー部50は、焦電型赤外線センサー501と、レンズ502とを備える。
焦電型赤外線センサー501は、焦電効果を有する基板表面に電極を有する焦電素子を備え、この焦電素子を用いて予め定められた検知領域内の対象物(人又は物体)の検知を行う。焦電型赤外線センサー501は、強誘電体等からなる焦電体基板と、該焦電体基板の両面に対向して設けられた電極とを有する焦電素子を備え、人体の動作により発生した赤外線を焦電素子の受光部に集光させ、赤外線の変化に応じて生じる焦電素子の分極による信号を電圧信号に変換し、所定の処理を経た当該電圧信号が閾値との比較でコンパレータによりハイレベル又はローレベルとなる場合に、対象物を検知したものとして、当該ハイレベル又はローレベルを示す信号を出力する。
焦電型赤外線センサー501が備える焦電素子の数は特に限定されないが、焦電型赤外線センサー501は、複数の焦電素子を備えることが好ましく、本実施形態では、焦電型赤外線センサー501が、焦電素子501a,501bを2つ並べて配列したデュアル素子を備える場合を例にして説明する。各焦電素子501a,501bは水平方向に配列され、各焦電素子501a,501bによる受光領域が水平方向に異なるものとされている。焦電素子501a,501bのいずれかにより対象物が検知されたときに、センサー部50は、対象物を検知したものとする。各焦電素子501a,501bの受光面電極又は対向面電極は、焦電体基板の温度変化により発生する電荷が逆極性となるように直列接続され、1つの焦電素子のみを用いる場合よりも対象物の検知精度が高められている。
レンズ502は、例えばフレネルレンズであり、焦電型赤外線センサー501の視野角を広げるとともに、検知領域のそれぞれ予め定められた範囲で発生する赤外線を集光して、焦電型赤外線センサー501の上記各焦電素子に照射させる。特に水平方向の視野角は、左右から画像形成装置1に接近する人体も検知できるように、焦電型赤外線センサー501のセンサー面510に対して、各焦電素子501a,501bについて水平方向に例えば55度ずつ、全体では110度に設定されている。
また、センサー部50には、首振り機構60が取り付けられている。首振り機構60は、センサー部50を予め定められた第1の方向及び当該第1の方向に直交する第2の方向に順次回動させる首振り動作を行う。この予め定められた第1の方向は、図2に示す姿勢ではX方向となる水平方向であり、第2の方向は、Y方向となる鉛直方向である。首振り機構60は、センサー部50の対象物が、センサー部50による検知領域内となる画像形成装置1の前方位置で静止していても、センサー部50により、当該操作者の存在を検知可能とするために、焦電型赤外線センサーをX方向に旋回させる。また、首振り機構60は、センサー部50の対象物となる操作者の身長を検知可能とするために、センサー部50をY方向に旋回させる。
首振り機構60は、第1軸支部601及び第2軸支部602を備える。第1軸支部601は、センサー部50を、上記X方向に回転自在に軸支する。センサー部50の下部には、第1軸支部601の方向に向かって延びる図略の回転軸が取り付けられ、当該回転軸が第1軸支部601の内部に組み込まれている。第1軸支部601内には、図略のステッピングモーターが設けられている。当該ステッピングモーターから供給される回転駆動力により当該回転軸が回転し、上記センサー部50が、当該回転軸と供回りしてX方向に回動する。
また、第2軸支部602は、第1軸支部601を、上記Y方向に回転自在に軸支する。第1軸支部601の側部には、第2軸支部602に向かって延びる図略の回転軸が取り付けられ、当該回転軸が第2軸支部602の内部に組み込まれている。第2軸支部602内には、図略のステッピングモーターが設けられている。当該ステッピングモーターから供給される回転駆動力により当該回転軸が回転し、上記第1軸支部601が、当該回転軸と供回りしてY方向に回動する。第2軸支部602は、装置本体11に固定されている。
制御部100(図4)は、これらステッピングモーターの回転を駆動制御して、センサー部50及び第1軸支部601の回動動作及び回転角度を制御する。当該制御部100によるセンサー部50及び第1軸支部601の回動制御により、センサー部50のX方向及びY方向における回動(首振り動作)が制御される。
なお、第1軸支部601、第2軸支部602、及びこれらの駆動源としての各ステッピングモーターが、特許請求の範囲における首振り機構の一例となる。
図3は、操作部47及び操作部47を駆動する駆動部80の主要部分を示す概略図である。
操作部47には、上述したように、回転軸476、回転支持部477、及び本体側支持部478を備える駆動部80が取り付けられている。
回転軸476は、表示部473と供回りするように表示部473の下部に取り付けられている。この回転軸476は、表示部473を支持すると共に、回転自在に回転支持部477に軸支されている。回転軸476は、例えば、回転支持部477内に設けられた図略のステッピングモーターから供給される回転駆動力で、予め定められた第1の方向、図1に示す姿勢では水平方向となるX方向に回転する。制御部100(図4)は、当該ステッピングモーターの回転量を制御することで、回転軸476の回転に伴う表示部473及び各種キー部475のX方向における回動動作及び回転角度が制御される。
本体側支持部478は、回転支持部477を回転自在に軸支する。本体側支持部478は、装置本体11に固定されている。回転支持部477は、本体側支持部478に対向する側面部に、図3のX方向に延びる図略の回転軸を有し、この回転軸が本体側支持部478内に入り込み、本体側支持部478によって回転自在に軸支されている。例えば、本体側支持部478内に設けられた図略のステッピングモーターが、当該回転軸に回転駆動力を供給し、回転支持部477を上記第1の方向に直交する第2の方向(鉛直方向)、図3ではY方向に回転する。制御部100(図4)による当該ステッピングモーターの回転量制御により、当該回転軸の回転に伴う回転支持部477、回転軸476、及び操作部47のY方向における回動動作及び回転角度が制御される。
なお、回転軸476、回転支持部477、本体側支持部478、及びこれらの駆動源としてのステッピングモーターが、特許請求の範囲における駆動部の一例となる。
次に、画像形成装置1の構成を説明する。図4は画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。
画像形成装置1は、制御ユニット10を備える。制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。
原稿読取部5は、制御ユニット10による制御の下、光照射部及びCCDセンサー等を有する上記の読取機構163を備える。原稿読取部5は、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。
画像処理部31は、原稿読取部5で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部31は、原稿読取部5により読み取られた画像が画像形成部12により画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の予め定められた画像処理を行う。
画像メモリー32は、原稿読取部5による読取で得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存する領域である。
画像形成部12は、原稿読取部5で読み取られた印刷データ、ネットワーク接続されたコンピューター200から受信した印刷データ等の画像形成を行う。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者からの指示を受け付ける。操作部47は、表示部473を備える。
駆動部80は、上述したように、操作部47を回転駆動させる機構である。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部91は、LANボード等の通信モジュールから構成され、当該ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内のコンピューター200等と種々のデータの送受信を行う。
HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
センサー部50は、対象物の存在を赤外線の変化に基づいて検知する焦電型赤外線センサー501を有し、対象物の検知及び非検知を首振り制御部100に通知する。
首振り機構60は、制御部100による制御により、センサー部50を上下に首振り動作させる。
駆動モーター70は、画像形成部12の各回転部材及び搬送ローラー対19等に回転駆動力を付与する駆動源である。
制御ユニット10は、制御部100と、検知位置取得部101とを備えている。
制御部100は、原稿読取部5、原稿給送部6、画像処理部31、画像メモリー32、画像形成部12、操作部47、ファクシミリ通信部71、ネットワークインターフェイス部91、HDD(ハードディスクドライブ)92、センサー部50、首振り機構60、駆動部80等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
検知位置取得部101は、制御部100が首振り機構60を上記X方向及びY方向に回動させているときに、センサー部50によって対象物が検知されたX方向における対象物検知位置と、Y方向における対象物高さ位置とを、センサー部50による当該対象物検知時の首振り角度から取得する。検知位置取得部101は、センサー部50の首振り角度を、例えば、首振り動作中のセンサー部50からの検出信号及び首振り機構60に対する制御部100による駆動制御情報(例えば、上記首振り機構60の各ステッピングモーターの駆動パルス数)に基づいて計測することにより取得する。
次に、検知位置取得部101によるX方向における対象物の検知位置の取得処理について説明する。図5(A)は、センサー部50が画像形成装置1の正面前方に向いた回動中心位置(デフォルト位置)にある状態において、装置正面に位置する対象物20をセンサー部50が検知するときの様子を示す。制御部100は、首振り機構60により、初期動作時では、センサー部50は、X方向においては当該回転中心位置にあり、画像形成装置1の正面前方を向き、Y方向においては、正面角度θd(例えば、画像形成装置1の前面側部に対して鉛直方向に90°の角度)を向くように設定されている。
上述したように、デュアルタイプの焦電型赤外線センサー501の場合、センサー部50は左右2つの検知領域(第1検知領域511及び第2検知領域512)を有している。第1検知領域511及び第2検知領域512は、図5(A)に示すように、画像形成装置1の前方側であって、例えば、センサー部50が回動中心位置にある状態から、それぞれが55度、併せて110度の領域に設定されている。赤外線を発する対象物20が第1検知領域511又は第2検知領域512のいずれかに進入すると、センサー部50は当該対象物20を検知する。
図5(B)は、センサー部50が対象物20を検知可能な限界角度まで回動中心位置から図5(B)で左に回転したときの様子を示す。当該対象物20が存在するX方向位置を検出する場合、制御部100は、首振り機構60を駆動して、センサー部50を上記回転中心位置からX方向に、回転中心位置の一方側方向及び他方側方向に、それぞれ予め定められた角度(画像形成装置1の正面前方に位置する対象物20の検知時に、当該対象物20に対して検知限界角度までセンサー部50を回動可能と想定される角度。本実施形態では、当該予め定められた角度を60°とする)だけ回動させる。
センサー部50は、その検知領域内に対象物20が存在している状態で、上記回動動作を行うと、センサー部50の上記一方側方向又は他方側方向へのいずれかの回動時に、対象物20が当該検知領域から外れる位置に達し、センサー部50が当該対象物20を検知しない状態になる。
例えば、図5(B)に示すように、センサー部50が図5(A)の状態から左(図5(A)(B)の矢印A方向)に回動すると、対象物20がセンサー部50によって検知されている状態が続いた後、対象物20が当該検知領域から外れる位置に達して、センサー部50が当該対象物20を検知しない状態になる。検知位置取得部101は、制御部100が首振り機構60を駆動してセンサー部50を回転中心位置から当該方向に回動させるとき、センサー部50が対象物20を検知している間は、回転中心位置からの制御部100による首振り機構60のステッピングモーターの駆動パルス数をカウントしておき、センサー部50が対象物20を検知しなくなった時点で、この時点までの駆動パルス数(例えば、センサー部50により対象物20が検出されていた最終地点までの駆動パルス数と、回転方向。以下、同様)を、限界角度情報として記憶する。
すなわち、検知位置取得部101が記憶した当該駆動パルス数及び回転方向は、図5(B)に示すように、回転中心位置から、回動後のセンサー部50の検知領域の中心までの角度である、センサー部50の検知限界角度としての回転角θLを示し、対象物20の位置を示す対象物検知位置情報とされる。
なお、制御部100が、首振り機構60により、図5(A)に示す矢印B方向にセンサー部50を回動させているときに、センサー部50が対象物20を検知しない状態になった場合は、検知位置取得部101は、同様にして、この時点までの駆動パルス数を、限界角度情報として記憶するようにしてもよい。
次に、画像形成装置1の前方から片側に寄った位置にある対象物20の位置をセンサー部50により検知する処理を説明する。図6(A)は、画像形成装置1の前方において図6(A)で正面から右側に寄った位置にある対象物20をセンサー部50により検知する状態を示す図である。図6(B)は、画像形成装置1の前方において図6(B)で正面から左側に寄った位置にある対象物20をセンサー部50により検知する状態を示す図である。
対象物20が、画像形成装置1の前方から右側又は左側に寄った位置にある場合であっても、センサー部50の検知領域内にある対象物20に対しては、制御部100が、首振り機構60を駆動して、X方向において上記回転中心位置から一方側方向及び他方側方向へのセンサー部50の回動を行わせると、図6(A)(B)に示すように、当該一方側方向又は他方側方向のいずれかのセンサー部50の回動時に、センサー部50が対象物20を検出した状態から非検出状態に切り替わる状態となる。検知位置取得部101は、センサー部50が対象物20を検知しなくなった時点で、上記のようにして、この時点までの駆動パルス数を、限界角度情報として記憶する。
続いて、センサー部50のY方向における角度と、対象物20としての操作者の身長との関係を説明する。画像形成装置1の前方方向におけるセンサー部50による検知可能距離が1mの場合を例にして説明する。
続いて、対象物20としての対象物のX方向位置及びY方向高さ位置の検知処理を説明する。図7(A)は、対象物20がセンサー部50の検知領域内にあり、センサー部50が当該対象物20を検知したときの様子を示す。図7(A)の上下方向がY方向(鉛直方向)である。センサー部50の視野角及び検知可能領域等の条件は上述したものと同様とする。
制御部100は、対象物のX方向位置及びY方向高さを検知する場合、まず、首振り機構60により、センサー部50のY方向における向きを上述した正面角度θdの位置に回動させる。
続いて、制御部100は、首振り機構60を駆動して、センサー部50をX方向において回転中心位置からその一方側方向及び他方側方向に上記回動を行わせる。このとき、センサー部50のX方向角度が上述した検知限界角度に達した時点で、検知位置取得部101は、対象物20のX方向位置を示す情報として限界角度情報を取得する。
そして、制御部100は、このX方向位置に、首振り機構60により、センサー部50のX方向向きを回動させ、上記Y方向において上記正面角度θdから予め定められた上限角度、例えば、正面角度θdからY方向に65°の角度に向けてセンサー部50の回動を開始させる。この状態では、対象物20はセンサー部50の検知領域内に位置する状態にあるものとする。
このように制御部100が首振り機構60を駆動してセンサー部50を上記正面角度θdから上限角度まで回動させるとき、検知位置取得部101は、センサー部50が対象物20を検知している間は、正面角度θd位置からの制御部100による首振り機構60のステッピングモーターの駆動パルス数をカウントしておき、図7(B)に示すように、センサー部50が対象物20を検知しなくなる時点で、この時点までの駆動パルス数(例えば、センサー部50により対象物20が検出されていた最終地点までの駆動パルス数と、回転方向。以下、同様)を、対象物20の高さ位置、対象物20が操作者である場合は、操作者の身長を示す角度情報として記憶する。
このようにして、検知位置取得部101は、対象物20のX方向位置及びY方向における高さ位置(対象物が操作者の場合は身長)を取得する。
上述したように、対象物20のX方向位置及びY方向における高さ位置(身長)の組み合わせと、当該組み合わせに対応付けられた駆動部80の駆動量との対応関係がテーブルとして図略のメモリー又はHDD92等に保存されている。すなわち、上記検知されたX方向位置に存在し、Y方向における高さ位置により示される身長を有する対象物20としての操作者が適切な視認を行える操作部47の角度情報として上記駆動部80の駆動量が、対象物20のX方向位置及びY方向における高さ位置(身長)ごとに、メモリー又はHDD92に記憶されている。
制御部100は、検知位置取得部101により上記対象物20のX方向位置及びY方向における高さ位置(身長)が取得されると、当該対象物20のX方向位置及びY方向における高さ位置(身長)に対応付けられた駆動部80の駆動量を上記メモリー又はHDD92から読み出し、当該駆動量により駆動部80を駆動させる。
このようにして、制御部100は、検知された対象物20のX方向位置及びY方向における高さ位置(身長)に応じた駆動量で駆動部80を駆動させ、操作部47の向きを、操作者が視認し易い状態に変更させる。
次に、画像形成装置1による操作者の位置及び身長を検出する対象物位置検知処理と、操作部47の駆動処理とを説明する。図8は、画像形成装置1における操作者の位置及び身長、操作部の駆動処理を示すフローチャートである。
初期状態では、センサー部50は、制御部100による制御で、首振り機構60により、X方向において回転中心位置の向きとされ、Y方向には上記正面角度θd(例えば、画像形成装置1の前面側部に対して鉛直方向に90°の角度)とされている。この状態にあるセンサー部50の検知領域内に対象物20が進入すると、センサー部50は、当該接近する対象物20として検知する(S1でYES)。
センサー部50によって対象物20が検知されると、制御部100は、内蔵するタイマーにより、予め定められた時間(例えば、5秒)の計時を開始する(S2)。
ここで、タイマーが当該予め定められた時間の経過を計時するまで、制御部100は、センサー部50が対象物20を検知している状態が継続しているか否かを監視する(S3でNO,S4)。
タイマーが当該予め定められた時間の経過を計時するまで、センサー部50が対象物20を検知している状態が継続した場合は(S4でNO、S3でYES)、制御部100は、当該対象物20が操作者であると判定する(S8)。
一方、タイマーが予め定められた時間の経過を計時する前に(S3でNO)、センサー部50が対象物20を非検知とする状態になった場合は(S4でYES)、制御部100は、対象物位置検知処理を開始する。すなわち、制御部100は、首振り機構60により、Y方向において上記正面角度θdの位置にあるセンサー部50を、水平方向(X方向)に回動させ、上述した対象物20のX方向位置を検知するための回動を行わせる(S5)。
すなわち、制御部100は、センサー部50により対象物20が一旦検出された後に非検出となった場合、首振り機構60によりセンサー部50を水平方向(X方向)に回動させる。このため、センサー部50による検知領域内において、対象物としての操作者20が静止したことにより、センサー部50により一旦検知された操作者が非検知状態になっていても、当該操作者はセンサー部50に対して相対的に移動することになる。このため、センサー部50からみて、静止している操作者を、センサー部50の第1検知領域511及び第2検知領域512を移動させること等が可能になる。これにより、当該検知領域内で操作者が静止した状態となっても、焦電型赤外線センサー501が当該検知領域で取得する当該操作者からの赤外線を変化させ、当該赤外線の変化量に基づいて、センサー部50が正確に操作者の存在不存在を検知するようにしている。従って、焦電型赤外線センサー501により、静止した状態の人体を従来よりも正確に検知可能である。
当該正面角度θdであるY方向位置における回動時、センサー部50が対象物20を検知すると(S6でYES)、制御部100は、センサー部50により当該対象物20が非検出となった時点で、上記検知限界角度を示す限界角度情報と、更にY方向のセンサー部50の位置を示す角度情報を取得する(S7)。制御部100は、この時点で、対象物20が操作者であると判定する(S8)。制御部100は、画像形成装置1を通常動作可能な状態とする通常動作モード、又は画像形成装置1を省電力状態とするスリープモードを選択的に設定可能としている場合は、このように対象物20が操作者であると判定したときに、それまでスリープモードとしていた画像形成装置1を通常動作モードに設定する。
他方、上記正面角度θdであるY方向位置におけるセンサー部50のX方向への回動で、センサー部50が対象物20を検知しない場合は(S6でNO)、制御部100は、首振り機構60により、予め定められた角度分だけY方向において下方にセンサー部50を回動させる(S9)。
ここで、制御部100は、当該Y方向への移動が予め定められた下限角度に達しているか否かを判断し(S10)、下限角度に達していない場合は(S10でNO)、処理はS5に戻り、当該移動後のY方向位置において首振り機構60によりX方向に回動されるセンサー部50により、対象物20が検知されるか否かを判断する(S5,S6)。
例えば、制御部100は、初期位置となるY方向位置の正面角度θdにおいてX方向へのセンサー部50の回動で対象物20を検出しなかった場合は、この正面角度θd位置からY方向において下方に上記予め定められた角度として15°の位置にセンサー部50の検知領域の位置を変更し、このY方向位置において、X方向へのセンサー部50の回動を行わせる。本実施形態では、センサー部50の取り付け位置を、高さ70cmの位置としているため、正面角度θd位置となっているセンサー部50は、Y方向においては、高さ70cm前後にあるY方向における検知領域でしか対象物を検知しない。
このため、例えば、図9(A)に示すように、対象物20としての操作者がしゃがみ込んで、装置本体11下部に設置されている給紙部14の給紙カセットを操作している場合等、操作者がセンサー部50の検知領域よりも下となる位置で作業をしている場合には、操作者が画像形成装置1の近傍に位置するにもかかわらず、センサー部50は当該操作者を検知しない。このため、制御部100による制御で、首振り機構60により、上記予め定められた角度分だけ、Y方向において下方向にセンサー部50の検知領域の位置を変更し、図9(B)に示すように、70cm前後の高さよりも下方に存在する対象物20として操作者を検知可能状態とする。当該角度変更が繰り返される場合、予め定められた下限角度(例えば、画像形成装置1の前面側の側面部に対して45°)まで角度変更が行われる。
制御部100は、S9におけるY方向への移動が下限角度に達していると判断した場合は(S10でYES)、制御部100は、対象物が通過者であると判定する(S11)。その後は処理を終了する。制御部100は、この時点で画像形成装置1をスリープモードとしていた場合、当該スリープモードを維持する。
一方、S7において検知位置取得部101により対象物のX方向における検知位置が取得され、S8において対象物20が操作者であると判定された後は、制御部100は、首振り機構60を駆動して、このX方向位置において、首振り機構60により鉛直方向(Y方向)にセンサー部50を回動させる(S12)。例えば、制御部100は、センサー部50の検知領域の中心部が当該X方向位置に一致するように、首振り機構60によりセンサー部50をX方向に回動させ、このX方向位置において、上述した上限角度に向けて、センサー部50をY方向に回動させる。
このように鉛直方向(Y方向)にセンサー部50が回動すると、ある程度まで回動した時点で、図7(B)及び図9(C)に例を示すように、その検知範囲が対象物の最上部を過ぎて対象物20が非検知となる(S13でYES)。検知位置取得部101は、当該非検出となる時点のセンサー部50の首振り角度θを上述した角度情報として記憶する(S14)。また、制御部100は、当該非検出となった時点で、首振り機構60によるセンサー部50の回動を停止させる(S15)。
この首振り角度θは、対象物20の高さ、すなわち、対象物20としての操作者の身長を示す。ここでいう身長は、操作者が直立姿勢及びしゃがんだ姿勢(姿勢を低くしている状態)における最上部の高さ位置である。
首振り角度θは、検知位置取得部101は、Y方向における上記正面角度θdからの角度とされ、例えば、この正面角度θdからの制御部100によるステッピングモーター(首振り機構60第1軸支部601を回動させる駆動源となるステッピングモーター)の駆動制御情報により示される。
制御部100は、検知位置取得部101によりS7で取得されている対象物20のX方向における位置と、S14で取得されているY方向における対象物20の高さ位置との組合せに対応付けられた、操作部47を回動させる駆動部80の駆動量(すなわち、当該組合せに対応付けて記憶されている操作部47の向き)を、図略のメモリー又はHDD92等に保存されているテーブルから読み出し(S16)、制御部100は、当該読み出した駆動量で駆動部80を駆動させる(S17)。
この駆動量は、駆動部80における操作部47の回転軸476に回転駆動力を供給する回転支持部477内のステッピングモーターの駆動量(駆動パルス数及び回転方向)と、回転支持部477に回転駆動力を供給する本体側支持部478内のステッピングモーターの駆動量(駆動パルス数及び回転方向)を含む。制御部100は、これら駆動量に従って、駆動部80により操作部47をX方向及びY方向に回動させる。これにより、操作部47の向きは、センサー部50によって検出された身長を有し、検出されたX方向位置に存在する操作者が視認し易い姿勢とされる。
本実施形態では、制御部100の首振り機構60の駆動制御に基づくセンサー部50の上記水平方向(X方向)への回動を利用して当該回動時に得られた当該方向における対象物20の位置と、更に上記鉛直方向(Y方向)においてセンサー部50により検出される対象物20の高さ位置(操作者の身長)とにより示される位置に、駆動部80による操作部47の向きを変更させるので、当該検知された位置にいる操作者は、当該操作部47を視認し易くなる。このため、画像形成装置1の操作者が存在する位置に応じて、この操作者に対して、画像形成装置1についての最適な操作環境を提供することが可能になる。
従って、本実施形態によれば、画像形成装置1に備えられる焦電型赤外線センサー501により、静止した状態の人体を従来よりも正確に検知して、当該検知した人体に向けて最適な操作環境を提供することができる。
また、制御部100が、上記のように水平方向(X方向)及び鉛直方向(Y方向)にセンサー部50を回動させて対象物20を検知させることにより、画像形成装置1の前方付近を網羅して検知し、対象物20の存在及び鉛直方向の高さ位置を的確に検出することが可能とされている。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態として複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の画像形成装置、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等でもよい。また、上記には、本発明の一実施形態として画像形成装置を示したが、本発明は、画像形成装置に限られず、他の電子機器であっても構わない。
また、上記実施形態において、図1乃至図9を用いて示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
10 制御ユニット
100 制御部
101 検知位置取得部
12 画像形成部
20 対象物(操作者)
47 操作部
80 駆動部
476 回転軸
477 回転支持部
478 本体側支持部
50 センサー部
501 焦電型赤外線センサー
502 レンズ
511,512 検知領域
60 首振り機構
601 第1軸支部
602 第2軸支部

Claims (5)

  1. 操作者により操作される操作部と、
    対象物の存在を赤外線の変化に基づいて検知する焦電型赤外線センサーを有するセンサー部と、
    前記センサー部を予め定められた第1の方向及び当該第1の方向に直交する第2の方向に順次回動させる首振り機構と、
    前記操作部を前記第1及び第2の方向に回動させる駆動部と、
    前記首振り機構及び前記駆動部の動作を制御する制御部と、
    前記制御部が前記首振り機構を前記第1及び第2の方向に回動させているときに、前記第1の方向において前記センサー部によって前記対象物が検知された対象物検知位置と、前記第2の方向において前記センサー部によって検知された前記対象物高さ位置とを取得する検知位置取得部とを備え、
    前記制御部は、前記検知位置取得部によって取得された前記対象物検知位置及び前記対象物高さ位置の示す方向に向けて、前記駆動部に前記操作部を回動させる電子機器。
  2. 前記制御部は、予め定められた初期位置にある前記センサー部により前記対象物が一旦検知された後に更に非検知となった場合に、前記首振り機構に前記第1及び第2の方向への前記センサー部の回動を開始させる請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、前記首振り機構により前記センサー部を前記第1及び第2の方向に回動させるとき、前記第1の方向に先に回動させ、当該第1の方向において前記検知位置取得部が前記センサー部から取得した対象物検知位置で前記首振り機構により前記センサー部を前記第2の方向に回動させ、当該第2の回動方向において前記検知位置取得部が前記センサー部から取得した対象物高さ位置の示す方向に向けて、前記駆動部に前記操作部を回動させる請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記センサー部を先に回動させる第1の方向において、前記検知位置取得部が前記センサー部から対象物検知位置を取得しない場合には、前記首振り機構により前記第2の方向に予め定められた回動量だけ前記センサー部を移動させ、当該移動後の第2の方向位置において、前記首振り機構により前記センサー部を前記第1の方向に移動させる請求項3に記載の電子機器。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電子機器であって、
    記録媒体に画像形成を行う画像形成部と、
    前記画像形成部による画像形成が行われた記録媒体に画像を定着させる定着部とを備えた画像形成装置。
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