JP2014083383A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの小型軽量化および揚水効果の向上を図ることができる洗濯機を提供すること。
【解決手段】洗濯機1は、洗濯物を収容するための洗濯槽3と、洗濯槽3内の洗濯液を洗濯槽3の底部12から汲み上げて洗濯槽3内に戻すための揚水路18と、モータ4と、洗濯槽3の底部12に設けられた揚水翼5と、洗濯槽3内に設けられた回転翼6とを含む。揚水翼5は、モータ4の出力軸29に直結されていて、モータ4の駆動力を受けて相対的に高速回転することによって洗濯槽3内の洗濯液を底部12から揚水路18へ送り込む。回転翼6は、減速機構60を介して揚水翼5に連結されており、揚水翼5の回転力を受けて相対的に低速回転することによって洗濯槽3内の洗濯物を撹拌する。
【選択図】図1

Description

この発明は、洗濯機に関する。
下記の特許文献1〜3の洗濯機では、洗濯兼脱水槽の底部に、洗濯物を撹拌するための回転翼が回転自在に設けられていて、洗濯兼脱水槽の底部と回転翼との間には、揚水翼が回転自在に設けられている。回転翼には、駆動モータの駆動軸が直結されていて、揚水翼は、遊星歯車機構を介して回転翼に連結されている。そのため、駆動モータの駆動力は、回転翼に伝達されてから、遊星歯車機構を経て揚水翼に伝達される。また、洗濯兼脱水槽の内壁には、揚水通路が設けられている。揚水翼が回転すると、洗濯槽の底部の洗濯液が、揚水翼のポンプ羽根によって、揚水通路に送り込まれて揚水通路内を上昇し、揚水通路の吐出口から洗濯兼脱水槽内に戻される。
特許第4873066号公報 特許第4811504号公報 特開2010−94248号公報
モータの小型軽量化を図る場合には、高速・低トルクで駆動される部材をモータの出力軸に直結する一方で、低速・高トルクで駆動される部材を、減速機構経由でモータの出力軸に連結して、減速機構を介して駆動することが望ましい。
洗濯物を撹拌する回転翼には、洗濯機の最大定格に対応した量の水および洗濯物が負荷としてかかる一方で、回転翼の回転に起因する洗濯物の痛みを防止する必要がある。そのため、回転翼は、洗濯物を傷めないように比較的低速で回転させつつ、前述した負荷に応じた高トルクで駆動させる必要がある。逆に、揚水翼の場合、揚水通路内で上昇させる洗濯液の量を多くすることで揚水効果を高めるためには、揚水翼を比較的高速で回転させる必要があるが、揚水翼の駆動トルクは、洗濯液を揚水通路内で上昇させるだけの最低限のトルクであればよい。
しかし、特許文献1〜3の洗濯機の場合には、低速・高トルク側の回転翼を駆動モータの駆動軸に直結して、高速・低トルク側の揚水翼を遊星歯車機構経由で駆動モータの駆動軸に連結している。これでは、駆動モータの小型軽量化および揚水効果の向上には限界がある。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、モータの小型軽量化および揚水効果の向上を図ることができる洗濯機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、洗濯物を収容するための洗濯槽と、前記洗濯槽に設けられ、前記洗濯槽内の洗濯液を前記洗濯槽の底部から汲み上げて前記洗濯槽内に戻すための揚水路と、駆動力を出力するための出力軸を有するモータと、前記洗濯槽の底部に設けられ、前記モータの出力軸に直結されていて、前記モータの駆動力を受けて相対的に高速回転することによって前記洗濯槽内の洗濯液を前記底部から前記揚水路へ送り込む第1翼と、前記洗濯槽内に設けられ、減速機構を介して前記第1翼に連結されており、前記第1翼の回転力を受けて相対的に低速回転することによって前記洗濯槽内の洗濯物を撹拌する第2翼と、を含むことを特徴とする、洗濯機である。
請求項2記載の発明は、前記減速機構は、前記第1翼に固定された太陽歯車と、前記第2翼によって回転可能に支持されていて前記太陽歯車と噛み合った状態で前記太陽歯車のまわりを公転可能な複数の遊星歯車と、前記洗濯槽に固定されて前記複数の遊星歯車と噛み合う外輪歯車とを含み、前記第2翼を前記第1翼と同一方向に回転させることを特徴とする、請求項1記載の洗濯機である。
請求項3記載の発明は、前記第1翼は、前記第2翼よりも前記洗濯槽の底部側の位置に設けられていることを特徴とする、請求項2記載の洗濯機である。
請求項4記載の発明は、前記洗濯槽の底部は、前記第2翼側の第1底壁と、前記第1底壁よりも前記第2翼から離れた第2底壁とを含む2重構造であり、前記第1翼は、前記第1底壁と前記第2底壁との間に配置されていて、前記外輪歯車は、前記第1底壁に固定されていることを特徴とする、請求項3記載の洗濯機である。
請求項5記載の発明は、前記第1翼において前記第2翼側とは反対側の面には、前記第1翼の回転中心から放射状に延びる複数の揚水羽根が設けられていることを特徴とする、請求項3または4記載の洗濯機である。
請求項6記載の発明は、前記洗濯槽内において前記揚水羽根側の領域と、前記揚水路とが連通していることを特徴とする、請求項5記載の洗濯機である。
請求項7記載の発明は、前記揚水羽根は、前記第1翼の回転中心を基準とする径方向に沿って直線状に延びていることを特徴とする、請求項5または6記載の洗濯機である。
請求項1記載の発明によれば、この洗濯機では、洗濯槽内の洗濯液を揚水路へ送り込む第1翼が、モータの出力軸に直結されていて、洗濯槽内の洗濯物を撹拌する第2翼が、減速機構を介して第1翼に連結されている。この場合、モータの駆動力は、第1翼、減速機構、第2翼の順に伝達される。つまり、モータの駆動力が第1翼に直接伝達される。
このように、高速・低トルクで駆動させたい(高速・低トルク側の)第1翼をモータの出力軸に直結する一方で、低速・高トルクで駆動させたい(低速・高トルク側の)第2翼を、減速機構経由でモータの出力軸に連結し、減速機構を介して駆動している。そのため、モータの小型軽量化を図りつつ、より小型軽量のモータを用いて揚水効果の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、減速機構を、第1翼に固定された太陽歯車と、第2翼に支持された複数の遊星歯車と、洗濯槽に固定された外輪歯車とによって構成することができる。この構成であれば、第2翼を、第1翼よりも低速で、第1翼と同一方向に回転させることができる。
請求項3記載の発明によれば、第1翼は、洗濯槽の底部側に位置することによって、洗濯槽の底部の洗濯液を効率的に揚水路へ送り込むことができ、その分、揚水効果の一層の向上を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、第1翼を、第1底壁と第2底壁との間に配置することによって、第1底壁と第2底壁との間の空間に相当する大きさまで大型化することができる。第1翼は、大型化する分だけ、洗濯槽の底部の洗濯液を一層効率的に揚水路へ送り込むことができるので、揚水効果の一層の向上を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、第1翼では、複数の揚水羽根が、第1翼の回転に伴って、洗濯槽の底部の洗濯液を効率的に揚水路へ送り込むことができる。
請求項6記載の発明によれば、第1翼の揚水羽根が、揚水路の入口に隣接しているので、第1翼の回転に伴って、洗濯槽の底部の洗濯液を一層効率的に揚水路へ送り込むことができる。
請求項7記載の発明によれば、直線状に延びた揚水羽根は、第1翼が正転方向および逆転方向のいずれの方向に回転しても、洗濯槽の底部の洗濯液を効率的に揚水路へ送り込むことができる。
図1は、この発明の一実施形態に係る洗濯機1の内部構造の模式的な断面図である。 図2は、図1の要部拡大図である。 図3は、図2に示された要部についての模式的な分解斜視図である。 図4は、揚水翼5の底面図である。 図5は、図1のA−A断面図である。 図6は、図2に変形例を適用した図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る洗濯機1の内部構造の模式的な断面図である。図2は、図1の要部拡大図である。図3は、図2に示された要部についての模式的な分解斜視図である。
なお、洗濯機1の方向について言及する場合には、図1における洗濯機1の姿勢を基準とする。つまり、図1の上下方向が、洗濯機1の上下(縦)方向であり、図1の左右方向が、洗濯機1の左右(横)方向である。また、上方から見た場合を「平面視」といい、下方から見た場合を「底面視」ということにする。
洗濯機1は、その筐体(図示せず)内に、水槽2と、洗濯槽3と、モータ4と、第1翼としての揚水翼5と、第2翼としての回転翼6とを主に含んでいる。
水槽2は、いわゆる外槽であって筐体に固定されている。水槽2は、上下方向に延びる円筒状である。水槽2は、上下方向に延びる円筒状の側壁7と、左右に平坦に延びて側壁7の下端を塞ぐ底壁8を一体的に有している。水槽2の上端は、側壁7の上端縁によって区画された開口9となっていて、水槽2の内部を上方へ露出させている。底壁8の円中心位置には、丸い貫通孔30が形成されている。
洗濯槽3は、いわゆる内槽である。洗濯槽3は、上下方向に延びる円筒状であって、水槽2よりも一回り小さい。洗濯槽3には、洗濯物が収容される。洗濯槽3は、上下に延びる円筒状の側壁10と、左右に平坦に延びて側壁10の下端を塞ぐ底壁11とを一体的に有している。洗濯槽3では、底壁11と、側壁10において底壁11が接続された下端部とが、洗濯槽3の底部12を構成している。洗濯槽3の上端は、側壁10の上端縁によって区画された開口13となっていて、洗濯槽3の内部を上方へ露出させている。
洗濯槽3は、水槽2内に収容されていて、水槽2とほぼ同軸状をなしている。以下では、水槽2および洗濯槽3のそれぞれの中心軸を、共通の中心軸28とする。
また、洗濯槽3の開口13は、水槽2の開口9に対して下から連通している。連通状態の開口9および13は、洗濯物の出入口14を構成している。洗濯物は、出入口14を介して洗濯槽3に対して出し入れされる。
洗濯槽3の底壁11(底部12)は、上側(開口13側)の第1底壁15と、下側(第1底壁15よりも開口13から離れた側)の第2底壁16とを含む2重構造である。第1底壁15と第2底壁16との間には、所定の空間100が確保されている。
第1底壁15は、左右に平坦に延びる板状であって、洗濯槽3の側壁10の下端部に接続されている。第1底壁15には、洗濯槽3の底壁11に接続されない部分(図1における左端部)が存在し、この部分には、上下に延びるカバー17が連結されている。カバー17は、たとえば略U字の平断面を有する溝状である。カバー17は、側壁10における最寄りの部分に対して、洗濯槽3の内側から対向した状態で接続され、側壁10に沿って上方に延びている。カバー17と、側壁10における最寄りの部分(カバー17に対向している部分)とは、一体となって、管状の揚水路18を構成している。つまり、揚水路18は、洗濯機1の一部として洗濯槽3に設けられている。揚水路18は、開口13の手前側まで、側壁10に沿って上方に延びている。揚水路18の下端には、第1底壁15と第2底壁16との間の空間100に対して横から連通する取込口19が設けられている。揚水路18の上端には、洗濯槽3内に連通する噴出口20が設けられている。
図2を参照して、第1底壁15では、平面視において外周縁より内側の部分が、下側へ一段凹んでいて、これにより、第1底壁15の上面には、浅い凹部21が形成されている。凹部21は、平面視で、円筒状の側壁10と同軸状をなす円形をなしている。凹部21において、側壁10の円中心と一致する位置には、丸い挿通孔22が形成されていて、挿通孔22を避けた位置には、複数の貫通孔23が形成されている。挿通孔22および貫通孔23のそれぞれは、凹部21における第1底壁15を、第1底壁15の厚さ方向(上下方向)に貫通している。第1底壁15において挿通孔22を縁取る円周部分の全域には、上下に延びるギア歯24が多数形成されている。第1底壁15においてギア歯24が形成された部分は、外輪歯車25を構成している。外輪歯車25は、第1底壁15に一体形成されているので、第1底壁15(換言すれば、洗濯槽3)に固定されている。なお、第1底壁15では、図2に示すように、外輪歯車25が、他の部分よりも肉厚(上下方向に厚い)になっていてもよい。
第2底壁16は、洗濯槽3の側壁10と同軸状をなす円板形状である。第2底壁16において、円中心位置には、丸い挿通孔26が形成されていて、挿通孔26を避けた位置には、複数の貫通孔27が形成されている。挿通孔26および貫通孔27のそれぞれは、第2底壁16を、第2底壁16の厚さ方向(上下方向)に貫通している。第2底壁16の挿通孔26と、第1底壁15の挿通孔22と、水槽2の底壁8の貫通孔30とは、水槽2および洗濯槽3の共通の中心軸28上において、同軸状で並んでいる。
モータ4は、電気駆動されることによって駆動力を発生するモータである。この実施形態のモータ4として、いわゆるDD(ダイレクトドライブ)方式のモータを用いている。モータ4は、水槽2の底壁8の下方に配置されている。モータ4は、駆動力を出力するための出力軸29を有している。出力軸29は、モータ4から上方へ延び出ている。出力軸29は、モータ4側の根元部分38と、根元部分38よりもモータ4から上方に離れた第1軸31および第2軸32とを含んでいて、根元部分38から第1軸31と第2軸32とに分岐している。
第2軸32は、管状をなしており、その外周面および内周面は、軸方向における複数の位置で拡径されたり縮径されたりしている。第2軸32の上端より少し下方には、第2軸32の外周面から径方向外側へ張り出したフランジ33が一体的に形成されている。
第2軸32は、水槽2の底壁8の貫通孔30に対して下から挿通されている。底壁8において貫通孔30を縁取る部分と第2軸32との間には、環状の軸受34が介挿されており、第2軸32は、底壁8(水槽2)によって回転可能に支持されている。また、第2軸32では、上端が、洗濯槽3の第2底壁16の挿通孔26に対して下から嵌め込まれていて、フランジ33が、挿通孔26を取り囲みつつ第2底壁16に対して下から固定されている。これにより、第2軸32は、洗濯槽3に連結されていて、洗濯槽3は、水槽2の底壁8によって回転可能に支持されている。
第1軸31は、円柱状(中空でも中実でもよい)であって、上下方向に延びていて、環状の第2軸32における中空部分に同軸状で挿通されている。第1軸31の上端部は、第2軸32の中空部分から上方へはみ出していて、第1底壁15の挿通孔22に挿入されている。第1軸31の上端部の外周面の全域には、上下に延びるギア歯35が多数形成されている(図3も参照)。これらのギア歯35は、雄セレーション36を構成している。第1軸31と、第2軸32の上端部における内周面との間には、環状の軸受37が介挿されており、第1軸31は、第2軸32によって回転可能に支持されている。そのため、第1軸31と第2軸32とは、互いに相対回転可能である。
出力軸29では、根元部分38と、第1軸31および第2軸32のそれぞれの下端部との間に、共通のクラッチ機構39が介挿されている。クラッチ機構39として、公知の構成を用いることができる。クラッチ機構39は、第1軸31および第2軸32のそれぞれに対して、モータ4の駆動力を伝達したり、遮断したりすることができる。なお、クラッチ機構39に関連して、第1軸31および第2軸32の一方を回転させない場合において当該一方を停止させるブレーキ機構と、当該ブレーキ機構を動作させるトルクモータ等がクラッチ機構39に関連して設けられていてもよい。
ここで、水槽2の底壁8よりも下側における第2軸32において、内周面が拡径した部分の内側空間には、第2の減速機構としての減速装置40が内蔵されている。減速装置40として、公知の構成を用いることができる。減速装置40は、出力軸29において、クラッチ機構39によって根元部分38側から伝達されてきたモータ4の駆動力を減速して、第1軸31および第2軸32の一方または両方から出力させることができる。第1軸31と第2軸32との間において、減速装置40を上下から挟む2か所の位置には、第1軸31と第2軸32との隙間を塞ぐシール41が1つずつ設けられている。これにより、外部からの異物が第2軸32内に侵入して減速装置40に到達することが防止されている。
また、水槽2の底壁8には、第2軸32において減速装置40を内蔵した部分を覆うカバー42が下から取り付けられている。カバー42は、上方へ向けて開放したカップ状であり、その底部には、第1軸31および第2軸32が挿通される挿通孔43が形成されている。カバー42において挿通孔43を縁取る部分と、第2軸32の外周面との間には、環状の軸受44が介挿されており、第2軸32は、カバー42によって回転可能に支持されている。なお、クラッチ機構39は、カバー42よりも外側(下方)に位置している。
次に、揚水翼5について説明する。図4は、揚水翼5の底面図である。
揚水翼5は、図3および図4に示すように、上下に薄く、平面視で円形をなす円板形状である。揚水翼5には、下側ボス45と、揚水羽根46と、上側第1ボス47と、上側第2ボス48とが一体的に設けられている。
図3を参照して、下側ボス45は、揚水翼5の下面5Aから下方へ突出した円管状であって、揚水翼5と同軸状をなしている。図4を参照して、揚水羽根46は、凸状のリブであって、揚水翼5の下面5Aに複数枚(ここでは10枚)設けられている。各揚水羽根46は、下側ボス45の外周面から、下側ボス45(つまり揚水翼5の円中心)を基準とする径方向に沿って直線状に延びている。そのため、複数枚の揚水羽根46は、全体で、揚水翼5の円中心から放射状に延びている。図3を参照して、揚水翼5の上面5Bは、平坦面である。そして、上側第1ボス47は、揚水翼5の上面5Bから上方へ突出した中空円筒状であって、揚水翼5と同軸状をなしている。上側第1ボス47の外周面の全域には、上下に延びるギア歯49が多数形成されている。上側第1ボス47においてギア歯49が形成された部分は、太陽歯車50を構成している。ギア歯49が形成された上側第1ボス47が揚水翼5の一部であることから、太陽歯車50は、揚水翼5に固定されている。
また、上側第1ボス47の内周面の全域には、上下に延びるギア歯51が多数形成されている。これらのギア歯51は、雌セレーション52を構成している。上側第2ボス48は、上側第1ボス47の上面から上方へ突出した中空円筒状であって、揚水翼5と同軸状をなしている。上側第2ボス48は、上側第1ボス47よりも小径である。上側第2ボス48の内周面には、螺旋状のねじ部53が、ほぼ全域に亘って形成されている。
下側ボス45、上側第1ボス47および上側第2ボス48のそれぞれの中空部分は、揚水翼5の中心軸上で並んでいて、いずれも連通している。
図2を参照して、揚水翼5(厳密には、上側第1ボス47および上側第2ボス48以外の部分)は、各揚水羽根46を下に向けた状態で、第1底壁15と第2底壁16との間の空間100に配置されている。つまり、揚水翼5は、洗濯槽3の底部12に設けられている。揚水翼5において、上側第1ボス47は、第1底壁15の挿通孔22に嵌まり込んでいて、上側第2ボス48は、挿通孔22よりも上方へはみ出ている。この状態で、モータ4の出力軸29における第1軸31の上端部の雄セレーション36が、下側ボス45および上側第1ボス47のそれぞれの中空部分に対して下から挿通されていて、上側第1ボス47の内周面の雌セレーション52に対して嵌合(セレーション嵌合)している。これにより、第1軸31は、揚水翼5に連結されていて、揚水翼5と一体回転可能である。このように、揚水翼5は、第1軸31(モータ4の出力軸29)に直結されている。
また、洗濯槽3内において揚水羽根46側(つまり下側)の領域(第1底壁15と第2底壁16との間の空間100において揚水羽根46側の領域)64には、前述した揚水路18の取込口19が、横から接続されている。つまり、当該領域64と揚水路18とは、連通している。
次に、回転翼6について説明する。回転翼6は、いわゆるパルセータである。図3を参照して、回転翼6は、上下に薄く、平面視で円形をなす円板形状である。回転翼6には、ボス54と、撹拌羽根55と、キャリア56とが一体的に設けられている。
ボス54は、回転翼6から上下へ突出した中空円筒状であって、回転翼6と同軸状をなしている。ボス54の上端面において、円中心側には、外周側よりも一段浅く凹んだ凹部57が形成されている。凹部57内に、ボス54の中空部分が位置している。撹拌羽根55は、回転翼6の上面に、複数枚(ここでは、6枚)設けられている。これらの撹拌羽根55は、ボス54を中心として放射状に延びている。各撹拌羽根55は、筋状に盛り上がっている。
キャリア56は、複数(ここでは、4つ)の支持ボス58を含んでいる。各支持ボス58は、回転翼6から下方へ突出した軸状である。各支持ボス58には、下端面から上方へ向かうねじ穴59が形成されている。これらの支持ボス58は、ボス54よりも径方向外側の位置において、回転翼6の周方向に沿って等間隔で並んでいる。
ここで、この洗濯機1は、減速機構60を含んでいる。減速機構60は、前述した外輪歯車25および太陽歯車50と、複数の遊星歯車61とを含んでいる(後述する図5も参照)。遊星歯車61は、支持ボス58と同数(ここでは、4つ)設けられている。個々の遊星歯車61は、上下に延びる中心軸を有する中空円筒状であり、その外周面の全域には、上下に延びるギア歯62が多数形成されている。それぞれの遊星歯車61の中空部分に対して、いずれかの支持ボス58が上から挿通され、ねじ66が、各支持ボス58のねじ穴59に対して下から組み付けられている。これによって、各遊星歯車61は、支持ボス58から外れ不能となった状態で、回転翼6の支持ボス58によって回転可能に支持されている。ねじ66は、洗濯機1の一部である。
図2を参照して、回転翼6は、第1底壁15の上面の凹部21に対して、上側から嵌め込まれている。この状態の回転翼6と、平面視における凹部21の輪郭との間には、横方向において、若干の隙間67が確保されている。そして、回転翼6では、上面の撹拌羽根55が、洗濯槽3内に下から露出されている。つまり、回転翼6は、洗濯槽3内に設けられている。
また、回転翼6のボス54の中空部分に対して、揚水翼5の上側第2ボス48が、下から遊びを持って嵌め込まれている。止めねじ63が、回転翼6のボス54の上端面の凹部57に嵌まり込みつつ、上側第2ボス48の内周面におけるねじ部53に組み付けられている。これによって、揚水翼5と回転翼6とは、それぞれの円中心が同軸状となった状態で、互いに外れ不能となっている。ただし、前述したように揚水翼5の上側第2ボス48が回転翼6のボス54の中空部分に対して遊びを持って嵌まり込んでいて、止めねじ63が回転翼6に接触していないので、揚水翼5と回転翼6とは、外れ不能となっているものの、互いに相対回転可能である。揚水翼5と回転翼6とは、同軸状となったそれぞれの円中心を回転中心として回転可能である。なお、前述した止めねじ63は、洗濯機1の一部である。
また、前述したように第1底壁15と第2底壁16との間に揚水翼5が配置されていて、第1底壁15の凹部21(つまり第1底壁15上)に回転翼6が配置されていることから、揚水翼5は、回転翼6よりも洗濯槽3の底部12側の位置に設けられていることが分かる。また、第1底壁15が回転翼6側にあって、第2底壁16が第1底壁15よりも回転翼6から下方へ離れていることも分かる。さらに、揚水翼5において複数の揚水羽根46が設けられた下面5Aは、回転翼6側とは反対側の面であることも分かる。
図5は、図1のA−A断面図である。
図5を参照して、減速機構60では、複数の遊星歯車61が、(太陽歯車50の)周方向に等しい間隔を隔てて並びつつ太陽歯車50を取り囲み、太陽歯車50と噛み合っている。また、外輪歯車25は、太陽歯車50と噛み合った状態にある全ての遊星歯車61を取り囲みつつ、各遊星歯車61と噛み合っている。そのため、遊星歯車61を支持する回転翼6は、減速機構60(遊星歯車61および太陽歯車50)を介して、太陽歯車50を有する揚水翼5に連結されている。
ここで、洗濯運転やすすぎ運転の場合、洗濯液が洗濯槽3内に供給されている。洗濯液は、洗濯運転の場合には、洗剤が混ざった水であり、すすぎ運転の場合には真水である。図2を参照して、洗濯槽3内に供給された洗濯液は、洗濯槽3の底部12に溜まる。洗濯液は、洗濯槽3の第1底壁15の貫通孔23を介して、第1底壁15と第2底壁16との間の空間100と、洗濯槽3内で第1底壁15よりも上方の空間との間で行き来することができる。また、洗濯液は、水槽2の底壁8の貫通孔27を介して、第2底壁16と底壁8との間の空間90と、空間100との間で行き来することもできる。
洗濯運転やすすぎ運転の最中において、モータ4が駆動されると、モータ4の駆動力が、モータ4の出力軸29において揚水翼5が直結された第1軸31に伝達されるように、クラッチ機構39の駆動が制御される。なお、洗濯運転やすすぎ運転の際、駆動力は、原則として、第2軸32には伝達されないようになっているので、洗濯槽3は回転していない。
第1軸31がモータ4の駆動力を受けることによって、(第1軸31に直結された)揚水翼5は、太陽歯車50を伴って回転する。このとき、洗濯槽3の底部12(特に、前述した空間100の領域64)に溜まった洗濯液が、回転する揚水翼5の揚水羽根46によって揚水路18の取込口19へ送り込まれる(太線矢印X参照)。図1を参照して、取込口19まで送り込まれた洗濯液は、取込口19から揚水路18内を上昇し、噴出口20から揚水路18外へ排出され、洗濯槽3内に戻される(太線矢印Y参照)。これにより、洗濯槽3内の洗濯液を循環させて、洗濯槽3内の洗濯物に繰り返し浴びせかけることができるので、少ない洗濯液でも洗濯物の効率的な洗濯やすすぎが可能となる。
このように、揚水路18は、洗濯槽3内の洗濯液を洗濯槽3の底部12から汲み上げて洗濯槽3内に戻すためのものである。
ここで、図5を参照して、外輪歯車25が洗濯槽3の底部12(第1底壁15)に固定されていることから、全ての遊星歯車61は、揚水翼5(太陽歯車50)の回転に伴って、太陽歯車50と噛み合った状態で太陽歯車50のまわりを公転する。遊星歯車61の公転方向には、符号Z(ゼット)を付している。そして、全ての遊星歯車61が公転することによって、これらの遊星歯車61を支持する回転翼6は、遊星歯車61の公転方向Zに沿って、揚水翼5よりも低速で回転する。図2を参照して、回転する回転翼6の撹拌羽根55は、洗濯槽3内の洗濯物を撹拌する。このとき、揚水翼5と回転翼6とは同一方向(前述した公転方向Z)に回転している。つまり、減速機構60は、揚水翼5と回転翼6とを同一方向に回転させつつ、回転翼6を揚水翼5よりも低速に回転させる。
このように、揚水翼5は、モータ4の駆動力を受けて相対的に高速回転することによって洗濯槽3内の洗濯液を底部12から揚水路18へ送り込む。また、回転翼6は、揚水翼5の回転力を受けて相対的に低速回転することによって洗濯槽3内の洗濯物を撹拌する。
以上のように、この洗濯機1では、洗濯槽3内の洗濯液を揚水路18へ送り込む揚水翼5が、モータ4の出力軸29に直結されていて、洗濯槽3内の洗濯物を撹拌する回転翼6が、減速機構60を介して揚水翼5に連結されている。この場合、モータ4の駆動力は、揚水翼5、減速機構60、回転翼6の順に伝達される。つまり、高速・低トルクで駆動させたい(高速・低トルク側の)揚水翼5をモータ4の出力軸29に直結する一方で、低速・高トルクで駆動させたい(低速・高トルク側の)回転翼6を、減速機構60経由でモータ4の出力軸29に連結し、減速機構60を介して駆動している。そのため、モータ4の小型軽量化を図りつつ、より小型軽量のモータ4を用いて、揚水効果の向上、つまり、揚水翼5によって洗濯液を揚水路18に送り込んで揚水路18内で上昇させる効果の向上を図ることができる。
特に、揚水翼5は、洗濯槽3の底部12側に位置することによって、洗濯槽3の底部12の洗濯液を効率的に揚水路18へ送り込むことができ、その分、揚水効果の一層の向上を図ることができる。
さらに、揚水翼5では、複数の揚水羽根46が、揚水翼5の回転に伴って、洗濯槽3の底部12の洗濯液を効率的に揚水路18へ送り込むことができる。ここで、揚水翼5の揚水羽根46が、揚水路18の入口(取込口19)に隣接しているので、揚水翼5の回転に伴って、洗濯槽3の底部12の洗濯液を一層効率的に揚水路18へ送り込むことができる。また、直線状に延びた揚水羽根46(図4参照)は、揚水翼5が正転方向(たとえば、図4における時計回り)および逆転方向(たとえば、図4における反時計回り)のいずれの方向に回転しても、洗濯槽3の底部12の洗濯液を効率的に揚水路18へ送り込むことができる。ちなみに、モータ4の回転を制御することによって、前述した公転方向Z(図5参照)を、正転方向または逆転方向に切り替えることができる。
また、揚水翼5を、第1底壁15と第2底壁16との間に配置することによって、第1底壁15と第2底壁16との間の空間100に相当する大きさまで大型化することができる。揚水翼5は、大型化する分だけ、洗濯槽3の底部12の洗濯液を一層効率的に揚水路18へ送り込むことができるので、揚水効果の一層の向上を図ることができる。
なお、揚水翼5の大型化を優先させないのであれば、図6に示すような構成もありあえる。ここで、図6において、図2で説明した部分と同一の部分には同一番号を付して、当該部分についての説明は省略する。
図6の第1底壁15は、回転翼6の半分程度の直径を有する円板形状であって、その外周部分15Aは、直角に折れ曲がって下方へ延び、第2底壁16に対して上から接続されている。そのため、第1底壁15全体は、上下が逆になったカップ状になっていて、洗濯槽3の側壁10から径方向内側へ離れて配置されている。外周部分15Aには、前述した揚水路18の取込口19が形成されている。この場合の第1底壁15は、図2で説明した第1底壁15よりも一回り以上小さく、揚水翼5は、カップ状の第1底壁15の内側に収まりきる程度の大きさとなる。また、揚水路18(上下に延びている部分)から遠い位置にある(図6では右側にある)取込口19を通る洗濯液は、第1底壁15の周りを迂回してから揚水路18を上昇するように流れる。
また、前述したいずれの実施形態においても、洗濯機1では、モータ4によって、揚水翼5および回転翼6と、洗濯槽3とを別々の駆動軸(第1軸31、第2軸32)で駆動することができる。つまり、1つのモータ4で、揚水翼5および回転翼6だけでなく、洗濯槽3も回転させることができるので、洗濯機1のコスト低減や小型化を図ることができる。
たとえば、前述したように、洗濯運転およびすすぎ運転の場合には、モータ4の駆動力が、モータ4の出力軸29において揚水翼5が直結された第1軸31だけに伝達されるように、クラッチ機構39の駆動が制御される。
一方、脱水運転の場合には、モータ4の駆動力が出力軸29における第2軸32だけに伝達されるようにクラッチ機構39の駆動が制御され、洗濯槽3だけが回転する(揚水翼5や回転翼6は回転しない)。そして、洗濯槽3の回転(高速回転)によって洗濯槽3内の洗濯物が脱水される。ここで、洗濯槽3の内周面において開口13側の端部には、洗濯槽3の回転(特に脱水回転)に起因した振動を防止するための流体バランサー65(図1参照)が取り付けられている。
このように、クラッチ機構39によって、モータ4の駆動力を、第1軸31および第2軸32のそれぞれに対して選択的に伝達することができるので、揚水翼5、回転翼6および洗濯槽3を任意の駆動パターンで回転駆動させることができる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、前述した実施形態のモータ4は、DD方式のモータであって、出力軸29が、洗濯槽3および揚水翼5に対して同軸状で直接連結されているが、モータ4として、いわゆるベルト駆動のモータを用いてもよい。ベルト駆動の場合、モータ4の出力軸29は、洗濯槽3および揚水翼5の回転中心から横方向にずらして配置されており、洗濯槽3および揚水翼5のそれぞれの回転軸と出力軸29との間には、駆動力伝達用のエンドレスベルト(図示せず)が掛け回されている。この場合においても、エンドレスベルトを出力軸29の一部とみなすことによって、回転翼6でなく、揚水翼5が出力軸29に直結されていると言える。なお、ベルト駆動の場合には、モータ4を、洗濯機1の筐体内において洗濯槽3の回転中心からずれた位置にあるデッドスペースに配置して、筐体内のスペースを有効利用できるというメリットがある。
また、揚水羽根46は、揚水翼5の円中心(下側ボス45)から外周縁までの全範囲に亘って設けなくてもよく、たとえば、外周部分だけに設けられていてもよい。また、揚水羽根46の上下方向寸法(厚さ)は、当該全範囲に亘って一定でなくてもよい。
また、前述した実施形態では、洗濯槽3の回転中心が上下に延びる縦型タイプを示したが、洗濯槽3は、その回転中心が上下方向に対して傾斜して延びるように、斜めに配置されていてもよい。
1 洗濯機
3 洗濯槽
4 モータ
5 揚水翼
5A 下面
6 回転翼
12 底部
15 第1底壁
16 第2底壁
18 揚水路
25 外輪歯車
29 出力軸
46 揚水羽根
50 太陽歯車
60 減速機構
61 遊星歯車
64 領域
請求項1記載の発明は、洗濯物を収容するための洗濯槽と、前記洗濯槽に設けられ、前記洗濯槽内の洗濯液を前記洗濯槽の底部から汲み上げて前記洗濯槽内に戻すための揚水路と、駆動力を出力するための出力軸を有するモータと、前記洗濯槽の底部に設けられ、前記モータの出力軸に直結されていて、前記モータの駆動力を受けて相対的に高速回転することによって前記洗濯槽内の洗濯液を前記底部から前記揚水路へ送り込む揚水翼と、前記洗濯槽内に設けられ、前揚水翼の回転力を受けて相対的に低速回転することによって前記洗濯槽内の洗濯物を撹拌する回転翼と、前記モータの駆動力の伝達順において前記揚水翼と前記回転翼との間に介在され、前記回転翼を前記揚水翼よりも低速に回転させる減速機構と、を含むことを特徴とする、洗濯機である。
請求項2記載の発明は、前記減速機構は、前記揚水翼に固定された太陽歯車と、前記回転翼によって回転可能に支持されていて前記太陽歯車と噛み合った状態で前記太陽歯車のまわりを公転可能な複数の遊星歯車と、前記洗濯槽に固定されて前記複数の遊星歯車と噛み合う外輪歯車とを含み、前記回転翼を前記揚水翼と同一方向に回転させることを特徴とする、請求項1記載の洗濯機である。
請求項3記載の発明は、前記揚水翼は、前記回転翼よりも前記洗濯槽の底部側の位置に設けられていることを特徴とする、請求項2記載の洗濯機である。
請求項4記載の発明は、前記洗濯槽の底部は、前記回転翼側の第1底壁と、前記第1底壁よりも前記回転翼から離れた第2底壁とを含む2重構造であり、前記揚水翼は、前記第1底壁と前記第2底壁との間に配置されていて、前記外輪歯車は、前記第1底壁に固定されていることを特徴とする、請求項3記載の洗濯機である。
請求項5記載の発明は、前記揚水翼において前記回転翼側とは反対側の面には、前記揚水翼の回転中心から放射状に延びる複数の揚水羽根が設けられていることを特徴とする、請求項3または4記載の洗濯機である。
請求項6記載の発明は、前記洗濯槽内において前記揚水羽根側の領域と、前記揚水路とが連通していることを特徴とする、請求項5記載の洗濯機である。
請求項7記載の発明は、前記揚水羽根は、前記揚水翼の回転中心を基準とする径方向に沿って直線状に延びていることを特徴とする、請求項5または6記載の洗濯機である。
請求項1記載の発明によれば、この洗濯機では、洗濯槽内の洗濯液を揚水路へ送り込む揚水翼が、モータの出力軸に直結されていて、洗濯槽内の洗濯物を撹拌する回転翼が、減速機構を介して揚水翼に連結されている。この場合、モータの駆動力は、揚水翼、減速機構、回転翼の順に伝達される。つまり、モータの駆動力が揚水翼に直接伝達される。
このように、高速・低トルクで駆動させたい(高速・低トルク側の)揚水翼をモータの出力軸に直結する一方で、低速・高トルクで駆動させたい(低速・高トルク側の)回転翼を、減速機構経由でモータの出力軸に連結し、減速機構を介して駆動している。そのため、モータの小型軽量化を図りつつ、より小型軽量のモータを用いて揚水効果の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、減速機構を、揚水翼に固定された太陽歯車と、回転翼に支持された複数の遊星歯車と、洗濯槽に固定された外輪歯車とによって構成することができる。この構成であれば、回転翼を、揚水翼よりも低速で、揚水翼と同一方向に回転させることができる。
請求項3記載の発明によれば、揚水翼は、洗濯槽の底部側に位置することによって、洗濯槽の底部の洗濯液を効率的に揚水路へ送り込むことができ、その分、揚水効果の一層の向上を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、揚水翼を、第1底壁と第2底壁との間に配置することによって、第1底壁と第2底壁との間の空間に相当する大きさまで大型化することができる。揚水翼は、大型化する分だけ、洗濯槽の底部の洗濯液を一層効率的に揚水路へ送り込むことができるので、揚水効果の一層の向上を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、揚水翼では、複数の揚水羽根が、揚水翼の回転に伴って、洗濯槽の底部の洗濯液を効率的に揚水路へ送り込むことができる。
請求項6記載の発明によれば、揚水翼の揚水羽根が、揚水路の入口に隣接しているので、揚水翼の回転に伴って、洗濯槽の底部の洗濯液を一層効率的に揚水路へ送り込むことができる。
請求項7記載の発明によれば、直線状に延びた揚水羽根は、揚水翼が正転方向および逆転方向のいずれの方向に回転しても、洗濯槽の底部の洗濯液を効率的に揚水路へ送り込むことができる。
モータ4は、電気駆動されることによって駆動力を発生するモータである。この実施形態のモータ4として、いわゆるDD(ダイレクトドライブ)方式のモータを用いている。モータ4は、水槽2の底壁8の下方に配置されている。モータ4は、駆動力を出力するための出力軸29を有している。出力軸29は、モータ4から上方へ延び出ている。出力軸29は、モータ4側の根元部分38と、根元部分38よりもモータ4から上方に離れた第1軸31(たとえば請求項1におけるモータの出力軸に相当する)および第2軸32とを含んでいて、根元部分38から第1軸31と第2軸32とに分岐している。
キャリア56は、複数(ここでは、4つ)の支持ボス58を含んでいる。各支持ボス58は、回転翼6から下方へ突出した軸状である。各支持ボス58には、下端面から上方へ向かうねじ穴59が形成されている。これらの支持ボス58は、ボス54よりも径方向外側の位置において、回転翼6の周方向に沿って等間隔で並んでいる。
ここで、この洗濯機1は、減速機構60(たとえば請求項1における減速機構に相当する)を含んでいる。減速機構60は、前述した外輪歯車25および太陽歯車50と、複数の遊星歯車61とを含んでいる(後述する図5も参照)。遊星歯車61は、支持ボス58と同数(ここでは、4つ)設けられている。個々の遊星歯車61は、上下に延びる中心軸を有する中空円筒状であり、その外周面の全域には、上下に延びるギア歯62が多数形成されている。それぞれの遊星歯車61の中空部分に対して、いずれかの支持ボス58が上から挿通され、ねじ66が、各支持ボス58のねじ穴59に対して下から組み付けられている。これによって、各遊星歯車61は、支持ボス58から外れ不能となった状態で、回転翼6の支持ボス58によって回転可能に支持されている。ねじ66は、洗濯機1の一部である。

Claims (7)

  1. 洗濯物を収容するための洗濯槽と、
    前記洗濯槽に設けられ、前記洗濯槽内の洗濯液を前記洗濯槽の底部から汲み上げて前記洗濯槽内に戻すための揚水路と、
    駆動力を出力するための出力軸を有するモータと、
    前記洗濯槽の底部に設けられ、前記モータの出力軸に直結されていて、前記モータの駆動力を受けて相対的に高速回転することによって前記洗濯槽内の洗濯液を前記底部から前記揚水路へ送り込む第1翼と、
    前記洗濯槽内に設けられ、減速機構を介して前記第1翼に連結されており、前記第1翼の回転力を受けて相対的に低速回転することによって前記洗濯槽内の洗濯物を撹拌する第2翼と、
    を含むことを特徴とする、洗濯機。
  2. 前記減速機構は、前記第1翼に固定された太陽歯車と、前記第2翼によって回転可能に支持されていて前記太陽歯車と噛み合った状態で前記太陽歯車のまわりを公転可能な複数の遊星歯車と、前記洗濯槽に固定されて前記複数の遊星歯車と噛み合う外輪歯車とを含み、前記第2翼を前記第1翼と同一方向に回転させることを特徴とする、請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記第1翼は、前記第2翼よりも前記洗濯槽の底部側の位置に設けられていることを特徴とする、請求項2記載の洗濯機。
  4. 前記洗濯槽の底部は、前記第2翼側の第1底壁と、前記第1底壁よりも前記第2翼から離れた第2底壁とを含む2重構造であり、
    前記第1翼は、前記第1底壁と前記第2底壁との間に配置されていて、前記外輪歯車は、前記第1底壁に固定されていることを特徴とする、請求項3記載の洗濯機。
  5. 前記第1翼において前記第2翼側とは反対側の面には、前記第1翼の回転中心から放射状に延びる複数の揚水羽根が設けられていることを特徴とする、請求項3または4記載の洗濯機。
  6. 前記洗濯槽内において前記揚水羽根側の領域と、前記揚水路とが連通していることを特徴とする、請求項5記載の洗濯機。
  7. 前記揚水羽根は、前記第1翼の回転中心を基準とする径方向に沿って直線状に延びていることを特徴とする、請求項5または6記載の洗濯機。
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