JP2014081984A - 情報記録装置および情報記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすること。
【解決手段】実施形態によれば、データリフレッシュの対象となる更新データが記録される記録媒体と、記録媒体に記録された更新データを読み出すリード手段と、データリフレッシュの際に、データリフレッシュを行う前の状態を示す値で管理情報を更新する更新手段と、更新された管理情報とリードされた更新データとに基づいてパリティデータを生成する生成手段と、生成されたパリティデータを記録した後に更新データを記録する記録手段と、を具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、記録媒体に情報を記録する情報記録装置および情報記録方法に関する。
近年、ハードディスクドライブ(HDD)やSSDといった情報記録装置では、記録媒体に記録された情報の品質を維持するために、記録された情報を書き換える(更新する)技術が適用されている。例えば、HDDにおける近傍トラックへの記録による磁気的干渉、SSDにおけるデータリテンションなどを要因として、情報の書き換えが行われる。
HDDでは、近傍トラックへの記録によって磁気的干渉を受けたと判断されると、データリフレッシュと称される処理が行われる。データリフレッシュ処理では、記録された情報が読み出され、読み出された情報は退避トラックに一旦記録されてから元のトラックに書き戻されることが一般的である。
退避トラックに一旦データを記録するのは、データリフレッシュ処理を行っている最中に、HDDの電源等により処理が中断されることに備えるためである。このため、データリフレッシュ処理は、退避トラックに一旦データを記録するために処理時間が長くなってしまい、これを解消するための技術が提案されている。
特開2010−182406号公報
ところが従来は、データリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすることが困難であった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、データリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすることができる情報記録装置および情報記録方法を提供することである。
実施形態による情報記録装置は、データリフレッシュの対象となる更新データが記録される記録媒体と、記録媒体に記録された更新データを読み出すリード手段と、データリフレッシュの際に、データリフレッシュを行う前の状態を示す値で管理情報を更新する更新手段と、更新された管理情報とリードされた更新データとに基づいてパリティデータを生成する生成手段と、生成されたパリティデータを記録した後に更新データを記録する記録手段と、を具備する。
実施形態にかかる情報記録装置としての磁気ディスク装置(HDD)を備える電子機器の構成を示すブロック図。 本実施形態にかかるHDDで実行されるデータリフレッシュ処理の動作を説明するためのフローチャート。 本実施形態にかかるデータリフレッシュ処理に関する管理情報を説明するための図。 本実施形態にかかるHDDで実行される、停止したデータリフレッシュ処理の再開処理の動作を説明するためのフローチャート。
以下、いくつかの実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、以下の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
図1は、実施形態にかかる情報記録装置としての磁気ディスク装置(以下、HDDとも称する)10を備える電子機器150の構成を示すブロック図である。電子機器150はホスト装置100およびHDD10を備えている。ホストI/F120は、ホスト装置100とHDD10とを接続し、ホスト装置100とHDD10との間のコマンドおよびユーザデータの送受信に利用される。HDD10は、ホストI/F120を介してホスト装置100と接続され、ホスト装置100の記憶モジュールとして機能する。例えば、電子機器150は、パーソナルコンピュータやモバイル機器であり、ホスト装置100は、パーソナルコンピュータ等に備えられるチップセットICである。
実施形態では、情報記録装置としてHDD10の例を説明するが、半導体メモリを記録媒体とする装置(SSDやメモリカード)、光ディスクドライブ、光磁気ディスクドライブなどの、記録媒体に記録された情報を書き換える(更新する)情報記録装置に、実施形態の構成を適用することも可能である。
HDD10は、磁気ディスク1、スライダ2、アーム3、VCM(ボイスコイルモータ)4、及びSPM(スピンドルモータ)5などの機構部を有する。またHDD10は、モータドライバ21、ヘッドIC22、NVRAM43、及びコントローラ60などの回路ブロックを備える。コントローラ60は、リードライトチャネル(以下、RDCとも称する)31、CPU41、RAM42、およびHDC(Hard Disc Controller)50を含む。
本実施形態に係るHDD10では、磁気ディスク1に情報が磁気的に記録される。磁気ディスク1に記録された情報のうち、記録品質が低下(情報の信頼性が低下)したと判断された情報に対して、この情報を書き換える(更新する)情報更新制御が行われる。情報更新制御は、一般的にはデータリフレッシュ制御(処理)と称されることがある。本実施形態の情報更新処理では、記録された情報として、ユーザデータだけでなく、ユーザデータのパリティデータも更新される。更新されるパリティデータに所定の情報が可逆的に含まれることで、本実施形態による情報記録装置は、データリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすることができる。
磁気ディスク1は、SPM5に固定され、SPM5が回転駆動することで回転する。磁気ディスク1の少なくとも一方の面は磁気的に情報が記録される記録面である。つまり、磁気ディスク1は磁気記録媒体である。記録面には例えば同心円の複数のトラックが定義され、各トラックはサーボ領域とデータ領域とを有する。サーボ領域には、磁気ディスク1の記録面上での物理的なアドレスを示す位置情報を含むサーボ情報が記録されている。HDD10の制御に用いられる管理情報、およびホスト装置100から送信された情報は、サーボ情報に基づいて所定のトラックのデータ領域に記録される。
スライダ2は、磁気ディスク1の記録面に対応するようにアーム3の一端に備えられる。スライダ2は、リードヘッド(不図示)及びライトヘッド(不図示)を備えている。リードヘッド(不図示)は、磁気ディスク1の記録面に記録された信号を磁気的に読み取る。読み取られた信号は、アーム3上の導体パターンを介してヘッドIC22へ出力される。ライトヘッド(不図示)は、ヘッドIC22からアーム3上の導体パターンを介して入力されるライト信号(ライト電流)に応じて、磁気ディスク1の記録面に磁気的に記録する。
アーム3は、一端にスライダ2、他端に軸受部3aを備えている。アーム3は、VCM4への駆動電流の供給に応じて、軸受部3aの略中央部を中心として回転し、磁気ディスク1の記録面上でスライダ2を半径方向に移動させる。
VCM4は、モータドライバ21から供給される駆動信号(電流)に応じて駆動し、アーム3を回転させる。
SPM5は、モータドライバ21から供給される駆動信号(電流)に応じて駆動し、磁気ディスク1を回転させる。
モータドライバ21は、コントローラ60(さらに詳細にはCPU41)からの制御信号に基づいて、VCM4を駆動するための駆動信号(電流)をVCM4へ、SPM5を駆動するための駆動信号(電流)をSPM5へ供給する。
ヘッドIC22は、スライダ2に備えられたリードヘッド(不図示)からアーム3上の導体パターンを介して入力された信号を増幅し、増幅した信号をリード情報としてコントローラ60(さらに詳細にはRDC31)に出力する。また、ヘッドIC22は、コントローラ60(またはRDC31)から出力された記録情報に応じたライト信号(ライト電流)を、スライダ2に備えられたライトヘッド(不図示)へ、アーム3上の導体パターンを介して出力する。
コントローラ60は、RDC31、CPU41、RAM42、およびHDC50を含むSoC(System On Chip)として構成される。本実施形態では、コントローラ60は、磁気ディスク1に記録された情報を書き換える(更新する)情報更新制御(データリフレッシュ制御)を行う。なお、コントローラ60がRAM42を含まず、コントローラ60の外部にRAM42が接続される構成であってもよい。
RDC31は、ヘッドIC22から出力されたリード情報から、サーボ領域に対応するサーボ情報を検出し、検出したサーボ情報からアドレス情報および位置情報を抽出する。抽出されたアドレス情報および位置情報はCPU41へ出力される。またRDC31は、リード情報からデータ領域に対応する情報を検出し、検出した情報に所定の処理を施して復号化する。復号化された情報はHDC50へ出力される。さらにRDC31は、HDC50から入力された記録すべき情報に所定の処理を施して符号化し、この符号化した情報を記録情報としてヘッドIC22へ出力する。RDC31は、これらの複数の処理のためにRAM42をワークメモリとして利用する。
CPU41は、NVRAM43などに記憶されたプログラムに基づいて、HDD10に備えられた各ブロックを制御するプロセッサである。例えばCPU41は、磁気ディスク1の記録面に対するリードヘッド(不図示)の位置制御処理、VCM4及びSPM5の回転制御処理、及び磁気ディスク1に対する情報の再生記録処理の動作を制御する。つまり、CPU41は、所定のプログラムに基づいて、コントローラ60がサーボコントローラ、又はリードライトコントローラとして動作するように、HDD10に備えられた各ブロックを制御する。CPU41は、これらの制御においてRAM42をワークメモリとして利用する。本実施形態のCPU41は、情報更新(データリフレッシュ)処理で利用されるパリティデータの生成に必要な情報を、RAM42を利用して管理する。また、CPU41は、データ領域に記録される情報の記録状態を管理し、記録状態を改善するためのデータリフレッシュ処理の動作を制御する。本実施形態にかかるデータリフレッシュ処理によれば、データリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすることができる。
RAM42は、RDC31、CPU41及びHDC50のワークメモリである。RAM42には、データリフレッシュ処理に関する管理情報が一時的に記憶される。RAM42として、揮発性メモリであるDRAMまたはSRAMが適用される。
NVRAM43は、CPU41が実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリである。NVRAM43に記憶されるプログラムは更新可能である。またNVRAM43は、CPU41が制御する複数の処理で利用されるパラメータ値を記憶する記憶領域としても利用可能である。NVRAM43には、データリフレッシュ処理に関する管理情報が記録されてもよい。また、NVRAM43の代わりに、磁気ディスク1のデータ領域の一部を利用してもよい。本実施形態では、プログラムや管理情報が、NVRAM43に記録されている構成を説明する。
HDC50は、ホスト装置100との間で情報を送受信する通信処理を実行する。HDC50は、RDC31からの復号化された情報に所定の処理を施して符号化し、符号化した情報を送信情報としてホスト装置100へ送信する。またHDC50は、ホスト装置100から受信した受信情報に所定の処理を施して復号化し、復号化した情報を記録すべき情報としてRDC31へ出力する。例えばHDC50は、ホスト装置100との間でSATA(Serial Advanced Technology Attachment)規格に準拠した通信処理を実行する。HDC50は、ホスト装置100から、データの記録を開始する論理アドレス及び記録データ長の情報を伴うライトコマンドを受信した場合、受信したライトコマンドから論理アドレス及び記録データ長の情報を抽出する。抽出された論理アドレス及び記録データ長の情報はCPU41へ出力される。
このような構成により、本実施形態に係るHDD10に備えられた複数のブロックによって、磁気ディスク1の記録面に対する情報の再生記録処理が行われる。本実施形態にかかる再生記録処理は、データリフレッシュ処理を含む。このデータリフレッシュ処理では、データ領域に対してユーザデータだけでなくパリティデータも再生記録される。本実施形態にかかるHDD10は、データリフレッシュ処理におけるパリティデータの再生記録を特徴的に処理することで、データリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすることができる。
(データリフレッシュ処理)
次に、図2および図3を用いて、本実施形態にかかるHDD10で実行されるデータリフレッシュ処理の動作を説明する。
図2は、本実施形態にかかるHDD10で実行されるデータリフレッシュ処理の動作を説明するためのフローチャートである。図3は、本実施形態にかかるデータリフレッシュ処理に関する管理情報を説明するための図である。
本実施形態にかかるデータリフレッシュ処理に関する管理情報には、データリフレッシュ処理の開始前後(開始前の状態か開始後の状態か)を区別できる情報が含まれる。このデータリフレッシュ処理では、読み出されたユーザデータ、およびデータリフレッシュ処理の開始前後を区別できる情報に基づいて、パリティデータが生成される。生成されたパリティデータにより、本実施形態にかかるHDD10は、データリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすることができる。
データリフレッシュ処理の開始の要求があると、CPU41は、データリフレッシュ処理に関する管理情報(以下、リフレッシュ管理情報と称する)を更新する(B201)。この時点でのリフレッシュ管理情報は、リフレッシュ対象となるトラックまたは複数のトラックを含むトラックグループを特定するための情報、データリフレッシュ処理を開始する前の状態であることが特定できる時間情報を含む。時間情報は、HDD10が動作している時間を累積した情報であっても、現在の時刻を示す情報であってもよいが、これらに限定されない。リフレッシュ管理情報は、HDD10が動作する間はRAM42に記憶されるが、HDD10が非動作となる前には不揮発性の記憶領域(例えば、磁気ディスク1の記録面、NVRAM43など)に記憶される。データリフレッシュ処理の開始の要求は、例えば、ホスト装置100からの要求、HDD10で実行される処理に基づく自発的な要求を含むが、これらに限定されない。
図3(a)は、本実施形態にかかるデータリフレッシュ処理の開始前に更新される、リフレッシュ管理情報を説明するための図である。図3(a)に示したフレッシュ管理情報では、データリフレッシュ処理の対象となるトラックグループに対して付与される番号“AAA”が登録される。トラックグループは、複数のトラックを含み、データリフレッシュ処理を実行する単位である。また、時間情報として、“###1”という 4(Byte)長の情報が登録される。例えば、この時間情報が、100(msec)毎に1(bit)加算されるカウンタである場合、4(Byte)は、8(bit)×4=32(bit)であるため、4(Byte)長の時間情報で、100(msec)×2^32=4億2949万6729.6(sec)をカウントすることができる。すなわち、4(Byte)の時間情報は、13.6(年)以上の間で唯一の値とすることができるため、リフレッシュ処理が実行される時期を特定するデータとして利用することができる。
コントローラ60がリードライトコントローラとして動作して、リフレッシュ対象の領域に記録されたユーザデータを所定単位分リードする(B202)。リードされたユーザデータは、RAM42に格納される。HDC50は、このユーザデータに基づいて、最終的なパリティデータの元となる種パリティデータを生成する(B203)。一般的に、種パリティデータは、ユーザデータの管理単位のセクタサイズと同じサイズ(512(Byte)や4k(Byte))のデータである。
次に、HDC50は、種パリティデータに対し、リフレッシュ管理情報で管理されている、“リフレッシュ処理が実行される時期を特定するデータ”として利用される時間情報を埋め込んだパリティデータを生成する(B204)。このパリティデータは、CRCにより保護されてもよい。時間情報を埋め込むとは、例えば、種パリティデータの特定の位置のbitに対して時間情報の各bitをXOR演算した結果の値で更新すること、あるいは、種パリティデータと時間情報とを続けて記録すること、などを示す。
コントローラ60は、リフレッシュ対象の領域からユーザデータをリードした後、この領域に、更新対象のユーザデータに先行してパリティデータを記録し、パリティデータを記録した後に連続して更新対象のユーザデータを記録する(B205)。CPU41は、対象区間の全領域に対してデータリフレッシュ処理が完了したかを判定する(B206)。全ての領域への処理が完了していない場合(B206のNo)、(B202)から(B205)までの処理が再び実行される。
対象区間の全領域に対してデータリフレッシュ処理が完了した場合(B206のYes)、CPU41は、リフレッシュ管理情報を更新し(B207)、データリフレッシュ処理は終了する。この時点でのリフレッシュ管理情報は、リフレッシュ対象となるトラックまたは複数のトラックを含むトラックグループを特定するための情報、データリフレッシュ処理の完了後であることが特定できる時間情報を含む。例えば、この時間情報としては、オール「0」またはオール「1」といった、データリフレッシュ処理が完了したことを明らかに特定できる値であることが好ましいが、これらに限定されない。
図3(b)は、本実施形態にかかるデータリフレッシュ処理の完了後に更新される、リフレッシュ管理情報を説明するための図である。図3(b)に示したリフレッシュ管理情報では、データリフレッシュ処理の対象となるトラックグループに対して付与される番号“AAA”は更新されずに維持される。また、時間情報として、“0000”という4(Byte)長のオール「0」の情報が登録される。図3(b)に示したリフレッシュ管理情報により、トラックグループ“AAA”は、データリフレッシュ処理が無事に完了したことを特定することできる。
このようにして、CPU41やコントローラ60によって本実施形態にかかるデータリフレッシュ処理が実行される。このデータリフレッシュ処理によれば、データリフレッシュ処理の開始前後を区別できる情報が含まれるリフレッシュ管理情報が利用される。また、データリフレッシュ処理におけるユーザデータの更新に先行して、リフレッシュ管理情報に基づくパリティデータが記録される。すなわち、本実施形態にかかるHDD10は、これらの特徴的な構成により、データリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすることができる。
(停止したデータリフレッシュ処理の再開処理)
次に、図4を用いて、本実施形態にかかるHDD10で実行される、停止したデータリフレッシュ処理の再開処理の動作を説明する。図4は、本実施形態にかかるHDD10で実行される、停止したデータリフレッシュ処理の再開処理の動作を説明するためのフローチャートである。
前述したとおり、本実施形態にかかるデータリフレッシュ処理に関する管理情報には、データリフレッシュ処理の開始前後を区別できる情報が含まれる。従って、本実施形態にかかるHDD10によれば、データリフレッシュ処理が無事に完了したことを特定することできる。また、データリフレッシュ処理が完了していないことが特定された場合でも、データリフレッシュ処理を再開することができる。データリフレッシュ処理が完了しなかった要因には、データリフレッシュ処理中にHDD10に供給される電源が断たれた、データリフレッシュ処理中にホスト装置100から送信されたリードまたはライト要求が優先された、といった理由が考えられる。
データリフレッシュ処理の再開の要求があると、CPU41は、リフレッシュ管理情報をリードし(B401)、リードしたリフレッシュ管理情報の時間情報が処理の完了後を示すか(データリフレッシュ処理が完了しているか)否かを判定する(B402)。データリフレッシュ処理が完了していると判定された場合(B402のYes)、その時間情報に対応するトラックグループに対する、停止したデータリフレッシュ処理の再開処理は実質的に何もせずに終了する。
一方、データリフレッシュ処理が完了していないと判定された場合(B402のNo)、コントローラ60がリードライトコントローラとして動作して、該当するトラックグループ内の領域に記録された 各パリティデータをトラックグループの最初から順次リードする(B403)。リードしたパリティデータから抽出された時間情報とリフレッシュ管理情報内の時間情報との不一致がある場合、あるいは全てが一致する場合、一致するパリティデータを含む最後のトラックが、データリフレッシュ処理が途中で中断されたトラックとして検出される(B404)。そこで、次に、コントローラ60は、中断されたと判断されたトラックに記録されているユーザデータのリードを試みる(B405)。
リードを試みたユーザデータはリード可能か否かが判定される(B406)。リード可能か否かは、リードエラーの発生有無により判定される。リードされたユーザデータの特定のセクタで、リード可能でないと判定された場合(B406のNo)、コントローラ60は、他のセクタをリードする。なお、一般的に、書き込み中の電源遮断でリードエラーとなるエラーセクタは1セクタ以下であるため、一つのエラーセクタ以外のセクタのデータはリード可能となる。HDC50は、リフレッシュ管理情報内の時間情報との一致が確認されているパリティデータと時間情報とから種パリティデータを復元し、復元した種パリティデータと、エラーセクタを除く他のセクタのデータとから、リードエラーしたユーザデータを復元する(B407)。リードを試みたユーザデータが、全セクタリード可能と判定された場合(B406のYes)、ユーザデータを訂正するブロック(B407)は、実施されない。
コントローラ60は、書き換え(更新)に適切なパリティデータおよびユーザデータが用意できたので、書き換え(更新)が必要な箇所に対して再びデータリフレッシュ処理を再開する(B408)。CPU41は、対象区間の全領域に対してデータリフレッシュ処理の再開処理が完了したかを判定する(B409)。全ての領域への処理が完了していない場合(B409のNo)、(B405)から(B408)までの処理が再び実行される。
対象区間の全領域に対してデータリフレッシュ処理が完了した場合(B409のYes)、CPU41は、リフレッシュ管理情報を更新し(B410)、データリフレッシュ処理の再開処理は終了する。この時点でのリフレッシュ管理情報も、データリフレッシュ処理の完了後であることが特定できる時間情報を含む。例えば、この時間情報としても、オール「0」またはオール「1」といった、データリフレッシュ処理が完了したことを明らかに特定できる値と同じ値であることが好ましい。
このようにして、CPU41やコントローラ60によって本実施形態にかかるデータリフレッシュ処理の再開処理が実行される。この再開処理によって、不適切なパリティデータが記録されていた領域に対するデータリフレッシュ処理が実行される。不適切なパリティデータが記録されていた領域、および、この領域よりも後の領域は、データリフレッシュ処理が停止されたために、データリフレッシュ処理の再開が必要となった領域である。すなわち、本実施形態にかかるHDD10は、前述した特徴的な構成により、データリフレッシュ処理が停止した場合であっても、対象領域に対するデータリフレッシュ処理が再開され、再開されたデータリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、CPU41およびコントローラ60を含む複数のブロックによってデータリフレッシュ処理が実行される。このデータリフレッシュ処理では、CPU41によって管理されるリフレッシュ管理情報に基づいて、コントローラ60がパリティデータを生成し、生成されたパリティデータおよび更新するユーザデータが記録される。また、生成されたパリティデータがユーザデータに先行して記録されることで、データリフレッシュ処理の再開処理を実行することができる。
本実施形態のデータリフレッシュ処理では、従来から知られるデータリフレッシュ処理で行われているように、リードしたデータを他の不揮発記録領域に一時的に退避してから書き戻す動作が不要になる。そのため、この処理に付随するヘッドのシークやシーク後のヘッドの位置決めにかかる時間を省くことが可能となり、またシークによるノイズの発生を抑制することができる。また、データリフレッシュにかかる管理情報の更新が、処理の開始前と開始後との2回のみとなるため、例えば1本のトラックをリフレッシュした後に管理情報を更新していた従来の方法と比較して、処理時間を短縮することが可能となる。すなわち、本実施形態によれば、データリフレッシュ処理に要する時間を好適に短くすることができる情報記録装置および情報記録方法を提供することが可能となる。
なお、本実施形態では、パリティデータが、所定単位のユーザデータに対して付加される例を示した。しかし、パリティデータが付加される単位は、例えば、1本のトラック、複数本のトラック、1つのトラックグループ、HDD10の記録領域を複数に分割した領域、または、HDD10の記録領域全域であってもよい。複数本のトラックを含む領域に対してパリティデータが付加される場合、時間情報だけでなく対象領域を示す情報がパリティデータの生成に用いられてもよい。このようにすることで、リードしたパリティデータからトラックリフレッシュ処理の対象範囲を特定することが可能となる。
以上、少なくとも一つの実施形態を説明したが、説明した実施形態は一例として提示したものであり、発明の範囲はこの実施形態に限定されない。また、説明した実施形態は、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。さらに、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、さらに、異なる実施形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良い。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれ、特許請求の範囲に記載された発明と、その均等の範囲に含まれるものである。
1…磁気ディスク、2…スライダ、3…アーム、4…VCM(ボイスコイルモータ)、5…SPM(スピンドルモータ)、10…磁気ディスク装置(HDD)、21…モータドライバ、22…ヘッドIC、31…リードライトチャネルIC(RDC)、41…CPU、42…RAM、43…NVRAM、50…HDC(Hard Disc Controller)、100…ホスト装置、120…通信媒体(ホストI/F)、150…電子機器。

Claims (7)

  1. データリフレッシュの対象となる更新データが記録される記録媒体と、
    前記記録媒体に記録された前記更新データを読み出すリード手段と、
    前記データリフレッシュの際に、前記データリフレッシュを行う前の状態を示す値で管理情報を更新する更新手段と、
    前記更新された管理情報と前記リードされた更新データとに基づいてパリティデータを生成する生成手段と、
    前記生成されたパリティデータを記録した後に前記更新データを記録する記録手段と、
    を具備する情報記録装置。
  2. 更新の対象となる更新データが記録される記録媒体と、
    前記更新データを更新する際に、前記更新を行う前の状態を示す値と前記更新データとに基づいて生成されたパリティデータを記録した後に前記更新データを記録する記録手段と、
    を具備する情報記録装置。
  3. 前記更新データから第1のパリティデータを生成し、前記生成した第1のパリティデータと前記更新を行う前の状態を示す値とに基づいて前記パリティデータを生成する生成手段と、
    を具備する請求項2に記載の情報記録装置。
  4. 前記更新データを記録する前に、前記更新を行う前の状態を示す値で管理情報を更新する更新手段と、
    を具備する請求項2または請求項3に記載の情報記録装置。
  5. 前記更新手段は、前記記録手段が前記更新データを記録した後で、前記更新を行った後の状態を示す値で管理情報を更新する、
    請求項1または請求項4に記載の情報記録装置。
  6. 前記管理情報から前記更新データの更新が中断されたか否かを判定する判定手段と、
    前記更新データの更新が中断されたと判定された場合、前記管理情報と前記パリティデータから復元される値とに基づいて、前記更新が中断されたトラックを特定する特定手段と、
    を具備し、
    前記記録手段は、前記特定されたトラックの位置に応じて、前記中断された前記更新を再開する、
    請求項1、請求項4、または請求項5の何れか1項に記載の情報記録装置。
  7. 記録媒体を具備する情報記録装置での情報記録方法であって、
    前記記録媒体に記録される更新データを更新する際に、前記更新を行う前の状態を示す値と前記更新データとに基づいて生成されたパリティデータを記録した後に前記更新データを記録する、情報記録方法。
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