JP2014074445A - フロート式蒸気トラップ - Google Patents

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Takayuki Morii
高之 森井
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Abstract

【課題】 常開のオリフィスから、入口側と出口側の圧力差に関係無く一定量のドレンを排出することのできるフロート式蒸気トラップを提供する。
【解決手段】 弁ケーシング1の上部に入口2を下部に出口3を取り付けて、内部に弁室4を形成する。弁室4の下部に出口3と一体に常開のオリフィス5を配置する。オリフィス5の下端は出口3に形成した出口通路6と連通する。オリフィス5の上端に弾性部材で形成した定流量弁機構7を取り付ける。定流量弁機構7の中央部に可変通路8を形成する。
可変通路8は、図1に示す状態が最大通路面積の状態であり、入口2側と出口3側の圧力差が大きくなると、弾性部材で形成した定流量弁機構7が下方に変形することで、可変通路8の通路面積は徐々に小さくなることで、入口2側と出口3側の圧力差に関係無く一定量のドレンを排出することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸気配管系に発生する蒸気の凝縮水としてのドレンを、フロートの浮上降下によって自動的に外部へ排出するフロート式蒸気トラップに関する。
従来のフロート式蒸気トラップは、入口と出口を有するケーシング内に弁室を形成し、弁室と出口を連通する弁孔及びオリフィスを弁室下部に設け、弁室内に配置したフロートで弁部材を駆動して弁孔を開閉するものであり、フロートによって開閉される弁孔とは別に常開のオリフィスを設けたことにより、ドレンの排出容量を大きくすることができるものである。
特開平10−141593号公報
上記従来のフロート式蒸気トラップは、一定の開度を有する常開のオリフィスを設けたことによって、このオリフィスから排出されるドレンの量が、入口側と出口側の圧力差に応じて変化してしまう問題があった。すなわち、入口側と出口側の圧力差が大きい場合は多量のドレンが常開のオリフィスから排出され、一方、圧力差が小さい場合は少量のドレンしかオリフィスからは排出されないために、圧力差に関係無く一定量のドレンを排出したい用途には適さないのである。
このように、圧力差に関係無く一定量のドレンを排出する用途としては、例えば、被熱交換物を加熱したり、あるいは、冷却するヒートポンプの膨張弁として蒸気トラップを使用する場合がある。ヒートポンプは蒸発器と圧縮機と凝縮器、及び、膨張弁による閉ループを構成して、この閉ループ内に熱媒体を循環させることにより、被熱交換物を加熱あるいは冷却するものである。
本発明が解決しようとする課題は、常開のオリフィスから、入口側と出口側の圧力差に関係無く一定量のドレンを排出することのできるフロート式蒸気トラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のフロート式蒸気トラップは、弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、当該弁室の下部に弁座部材を取り付け、当該弁座部材に弁室を出口側と連通する排出通路を形成して、弁室内に弁座部材へ離着座して排出通路を開閉するフロートを配置し、弁室の下部に弁室と出口側を連通する常開のオリフィスを設けたものにおいて、常開のオリフィスに、入口側と出口側の圧力差が大きくなると通路面積を小さく絞り、一方、圧力差が小さくなると通路面積が大きくなる定流量弁機構を内蔵したものである。
本発明によれば、入口側と出口側の圧力差が大きくなると通路面積を小さく絞り、一方、圧力差が小さくなると通路面積が大きくなる定流量弁機構を、常開のオリフィスに内蔵したことにより、常開のオリフィスから、入口側と出口側の圧力差に関係無く一定量のドレンを排出することができるという優れた効果を生じる。
本発明の実施の形態に係わるフロート式蒸気トラップの一部断面構成図である。 本発明の他の実施の形態に係わるフロート式蒸気トラップの一部断面構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。弁ケーシング1の上部に入口2を下部に出口3を取り付けて、内部に弁室4を形成する。弁室4の下部には図示はしないが排出通路を有する弁座部材とフロートを配置して、フロート式蒸気トラップを構成する。
弁室4の下部に出口3と一体に常開のオリフィス5を配置する。オリフィス5の下端は出口3に形成した出口通路6と連通する。オリフィス5の上端に合成ゴムなどの弾性部材で形成した定流量弁機構7を取り付ける。定流量弁機構7は、断面が略ハの字状の円錐形状であり、その中央部に可変通路8を形成する。可変通路8は、図1に示す状態が最大通路面積の状態であり、入口2側と出口3側の圧力差が大きくなると、弾性部材で形成した定流量弁機構7が下方に変形することで、可変通路8の通路面積は徐々に小さくなることで、入口2側と出口3側の圧力差に関係無く一定量のドレンを排出することができるものである。
入口2から流入したドレンは弁室4内に溜り、液面に応じて図示しないフロートが浮上降下して弁座部材に離着座して排出通路を開閉する。また、弁室4内に流入したドレンは、定流量弁機構7の可変通路8からオリフィス5と出口通路6を通って外部へ排出される。この場合、弾性部材で形成した定流量弁機構7の可変通路8の通路面積が、圧力差に応じて大きくなったり小さくなって変化することで、入口2側と出口3側の圧力差に関係無く一定量のドレンを排出することができる。
次に図2を参照して本発明の他の実施の形態について説明する。なお、図2において図1と同一部材については同一符号を付す。本実施例においては、定流量弁機構9を、ステンレス鋼からなる鋼球10と、鋼球10の下部に配置したコイルバネ11とで構成する。コイルバネ11に下端部に連通路12を設けて出口3の出口通路6と連通する。入口2側と出口3側の圧力差が小さい場合は、コイルバネ11の弾性力によって鋼球10が上方に位置して通路面積が大きくなり、一方、圧力差が大きくなると、コイルバネ11が圧縮されて鋼球10も下方に位置することで、通路面積は小さくなることで、入口2側と出口3側の圧力差に関係無く一定量のドレンを排出することができる。
本発明は、蒸気配管系に発生するドレンを自動的に外部へ排出するフロート式蒸気トラップに利用することができる。
1 弁ケーシング
2 入口
3 出口
4 弁室
5 オリフィス
6 出口通路
7 定流量弁機構
8 可変通路
9 定流量弁機構
10 鋼球
11 コイルバネ
12 連通路

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と弁室と出口を形成し、当該弁室の下部に弁座部材を取り付け、当該弁座部材に弁室を出口側と連通する排出通路を形成して、弁室内に弁座部材へ離着座して排出通路を開閉するフロートを配置し、弁室の下部に弁室と出口側を連通する常開のオリフィスを設けたものにおいて、常開のオリフィスに、入口側と出口側の圧力差が大きくなると通路面積を小さく絞り、一方、圧力差が小さくなると通路面積が大きくなる定流量弁機構を内蔵したことを特徴とするフロート式蒸気トラップ。
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Citations (6)

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