JP2014068230A - 電子カメラ - Google Patents

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太一 後藤
Takashi Shimizu
崇司 清水
Ayako Hasebe
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Abstract

【課題】撮影者のフィーリングやニュアンスに合致する写真を失敗することなく簡単に撮影する。
【解決手段】電子カメラは、予め設定された制御調整パラメータに基づいて画像を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した画像に対して、予め設定された画質調整パラメータで画像処理を施す画像処理部と、マンマシンインターフェースを提供する操作部材を有し、前記操作部材が操作される時の物理的な操作情報を取得する操作部と、前記操作部が取得した前記物理的な操作情報に応じて前記制御調整パラメータおよび前記画質調整パラメータの少なくとも一方を変更する制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子カメラに関する。
近年の電子カメラは、オートモードに設定しておくだけで、自動的に撮影シーンを判定して、被写体に適した設定で撮影を行うため、同じシーンであれば誰が撮影してもほぼ同様の品質の写真を得ることができる。このため、撮影時に撮影者が感じた微妙なフィーリングやニュアンスによる表現の差が無くなり、撮影結果が画一化されてしまうという問題がある。そこで、撮影時の撮影者の感情を検出するための専用のセンサを設けて撮影画像と共に記憶しておき、再生時に画像処理を行って撮影者の感情を反映させた画像を表示する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−250977号公報
しかしながら、撮影者の感情に応じた表現を行うためには、データベースの作成や複雑で高価な専用のセンサが必要であったり、表現が極端な画像が撮影される心配があったりするなど、様々な問題があった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、撮影時の撮影者のフィーリングやニュアンスに合致する写真を失敗することなく簡単に撮影することができる電子カメラを提供することである。
本発明に係る電子カメラは、予め設定された制御調整パラメータに基づいて画像を撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した画像に対して、予め設定された画質調整パラメータで画像処理を施す画像処理部と、マンマシンインターフェースを提供する操作部材を有し、前記操作部材が操作される時の物理的な操作情報を取得する操作部と、前記操作部が取得した前記物理的な操作情報に応じて前記制御調整パラメータおよび前記画質調整パラメータの少なくとも一方を変更する制御部とを備えることを特徴とする。
また、前記操作部が取得した前記物理的な操作情報に応じて予め設定された前記制御調整パラメータおよび前記画質調整パラメータの少なくともどちらか一方のパラメータを調整するか否かを選択するフィーリング機能選択部を更に設けることを特徴とする。
さらに、撮影シーン別に予め決められた前記制御調整パラメータおよび前記画質調整パラメータで画像を撮影するシーンモードを備え、前記操作部は、前記シーンモードを選択するシーンモード選択部を有し、前記制御部は、前記シーンモード選択部により選択されている前記撮影シーンに対応する前記制御調整パラメータおよび前記画質調整パラメータを基準にした予め設定された範囲内で、前記操作部が取得した前記物理的な操作情報に応じて各パラメータの調整を行うことを特徴とする。
本発明に係る電子カメラは、撮影時の撮影者のフィーリングやニュアンスに合致する写真を失敗することなく撮影することができる。
本実施形態に係る電子カメラ101の構成例を示す図である。 強弱に応じた画像表現の一例を示す図である。 ポートレートモードの画像処理例を示す図である。 画質調整パラメータおよび制御調整パラメータの調整例を示す図である。 撮影時の処理の流れを示すフローチャートである。 パラメータ設定メニューの一例を示す図である。 パラメータ設定処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る電子カメラの実施形態について図面を用いて詳しく説明する。
[電子カメラ101の構成例]
図1は、本実施形態に係る電子カメラ101の構成例を示すブロック図である。図1において、電子カメラ101は、光学系102と、メカニカルシャッター103と、撮像素子104と、A/D変換部105と、画像バッファ106と、画像処理部107と、制御部108と、メモリ109と、表示部110と、操作IF(インターフェース)111と、メモリカードIF(インターフェース)112と、補助光源113とで構成される。また、操作IF111には、操作ボタン151と圧力センサ152とが接続され、ユーザーが電子カメラ101を操作する際のマンマシンインターフェースを提供する。尚、表示部110にタッチパネル153を配置して、表示部110の画面に表示されるボタンや項目などを選択できるようにしてもよい。
図1において、光学系102に入射される被写体光は、メカニカルシャッター103を介して撮像素子104の受光面に入射される。ここで、光学系102は、ズームレンズやフォーカスレンズなどの複数枚のレンズおよびレンズ駆動機構や絞り機構などを有し、制御部108によって、ズームレンズ位置、フォーカスレンズ位置、絞り値などが制御される。光学系は、電子カメラに対して一体式であっても交換式であってもよい。
メカニカルシャッター103は、例えばフォーカルプレーンシャッターなどが用いられ、フォーカルプレーンシャッターを駆動するシャッター駆動機構を有し、制御部108によって、シャッター速度などが制御される。
撮像素子104は、例えばCMOS型固体撮像素子が用いられ、受光面に二次元状に配置された各画素のフォトダイオードによって受光量に応じたアナログの画像信号に変換する。
A/D変換部105は、撮像素子104から読み出されるアナログの画像信号をデジタル値に変換し、撮影毎に1画面分の画像データを画像バッファ106に取り込む。
画像バッファ106は、例えば揮発性の高速メモリで構成される。画像バッファ106は、A/D変換部105が出力する画像データを一時的に記憶するだけでなく、画像処理部107が画像処理を行う時のバッファメモリとしても使用される。或いは、撮影画像だけでなく、メモリカードIF112に接続されたメモリカード112aに保存されている撮影済の画像を読み出して画像処理を行ったり、表示部110に表示する時の表示用メモリとしても使用されたりする。
画像処理部107は、画像バッファ106に取り込まれた画像データに対して、ホワイトバランス処理,色補間処理,ガンマ補正処理,彩度強調処理,輪郭強調処理などの画像処理を行う。また、画像処理部107は、画像処理後の画像データに対してJPEG規格などに準拠した画像圧縮方法を用いて圧縮処理を行う。特に、本実施形態に係る電子カメラ101では、画像バッファ106は、撮影時の撮影者のフィーリング(感情的な操作)やニュアンス(意図的な操作)に合致した表現の画像になるように、撮影画像に対して予め設定された画像処理を施す。尚、撮影者のフィーリングやニュアンスに合致する画像処理の内容については後で詳しく説明する。
制御部108は、例えばCPU(Central Processing Unit)で構成され、CPU内部やメモリ109などに予め記憶されたプログラムに従って電子カメラ101全体の動作を制御する。制御部108は、例えば操作ボタン151の操作情報を入力して、電子カメラ101の撮影モードを設定したり、撮影処理などを実行したりする。また、制御部108は、スルー画像表示機能として、メカニカルシャッター103を開放状態に制御し、電子シャッターにより撮像素子104で撮影される画像を表示部110に表示する処理なども実行する。
ここで、レリーズボタン151bは、半押し検出センサ161と、全押し検出センサ162とを有しており、制御部108は、レリーズボタン151bが半押しされた状態、全押しされた状態、開放状態の3つの状態のいずれかを検出することができる。そして、制御部108は、レリーズボタン151bが全押しされた時に、スルー画像撮影時に計測した露出条件に応じて、光学系102のレンズ制御や絞り制御を行ってメカニカルシャッター103を開閉し、撮像素子104で静止画像を撮影する。この時、制御部108は、撮像素子104から予め設定された解像度で画像信号を読み出し、A/D変換部105でデジタル値に変換された画像データを画像バッファ106に取り込む。さらに、制御部108は、画像バッファ106に取り込まれた画像データに対して所定の画像処理を施すよう画像処理部107に指令し、画像処理後の画像データに所定のファイル名やヘッダ情報を付加してメモリカード112aに保存する。或いは、画像バッファ106に取り込まれた撮影画像を表示部110に表示する。ここで、本実施形態に係る電子カメラ101では、メニュー画面で「フィーリング機能」がONに設定されている場合、制御部108は、操作ボタン151の圧力センサ152により、撮影者がレリーズボタン151bを押下した時の強さを計測する。そして、制御部108は、レリーズボタン151bを押下した時の強さに応じた画像処理内容を画像処理部107に指令し、画像処理部107は、画像バッファ106に取り込まれた画像に対して、制御部108から指令された内容の画像処理を実行する。尚、画像処理部107の画像処理内容については後で詳しく説明する。
メモリ109は、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性半導体メモリで構成される。メモリ109には、電子カメラ101の撮影モードや露出情報、フォーカス情報などのパラメータが記憶される。制御部108は、これらのパラメータを参照して電子カメラ101の動作を制御する。特に、本実施形態に係る電子カメラ101では、後に説明するように、「フィーリング機能」がONされている時に、制御調整パラメータ、画質調整パラメータ、フィルタ効果などの様々な調整を行うためのパラメータやテーブルが事前にメモリ109に記憶されている。尚、これらのパラメータやテーブルは、操作IF111を介して行われるメニュー画面の中で適宜更新することができる。
表示部110は、液晶モニタなどで構成され、制御部108によって、撮影画像やメニュー画面などが表示される。
操作IF111は、操作ボタン151および圧力センサ152から得られる情報を制御部108に出力する。操作ボタン151は、電源ボタン151a、レリーズボタン151b、撮影モード選択ダイヤル151c、十字キー151d、メニューボタン151eなどで構成される。圧力センサ152は、例えばレリーズボタン151bを押下する圧力を検出するデバイスが用いられる。
尚、これらの操作IF111の操作情報は制御部108に出力され、制御部108は操作IF111から入力する操作情報に応じて電子カメラ101の動作を制御する。
そして、ユーザーは、操作ボタン151を操作して電子カメラ101を使用する。例えば撮影モード選択ダイヤル151cでは、「マニュアルモード」、「オートモード」、「シーンモード」などを選択する。また、メニューボタン151eを押下した時に表示部110に表示されるメニュー画面を十字キー151dなどで操作し、撮影する画像の画素数や画質など電子カメラ101の様々な動作を設定することができる。特に、本実施形態では、メニュー画面において、「フィーリング機能」のON/OFFや「フィーリング機能」の設定内容を変更することができる。また、「フィーリング機能」がONに設定されている場合、操作IF111は、撮影者がレリーズボタン151bを押下する際の圧力を圧力センサ152により計測して制御部108に出力する。尚、「フィーリング機能」については後で詳しく説明する。
メモリカードIF112は、電子カメラ101にメモリカード112aを接続するためのインターフェースである。そして、制御部108は、メモリカードIF112を介して、撮影した画像をメモリカード112aに保存したり、メモリカード112aに保存されている撮影済の画像を読み出して表示部110に表示したりする。特に、本実施形態に係る電子カメラ101では、「フィーリング機能」がONの場合は、撮影者のフィーリングやニュアンスに応じた画像処理が施された画像を保存する。尚、撮影した画像の画像データに付加された撮影時の撮影者のフィーリング情報(撮影者の感情や感覚を示す物理的な操作情報)をメモリカード112aに保存するようにしてもよい。この時、「フィーリング機能」による画像処理を施す前の画像データに撮影者のフィーリング情報を付加してメモリカード112aに保存してもよいし、画像処理後の画像データに撮影者のフィーリング情報を付加してメモリカード112aに保存してもよい。ここで、フィーリング情報は、例えば圧力センサ152から得られるレリーズボタン151bを押下する時の強さなどである。
補助光源113は、露出不足の被写体を撮影する場合などに発光するフラッシュライト等であって、制御部108によりON/OFFや発光量が制御される。
以上のように、本実施形態に係る電子カメラ101は構成され、圧力センサ152により、例えばレリーズボタン151bを押下する時の撮影者の感情を検出して、フィーリングやニュアンスを反映させた画像を撮影することができる。これにより、同じカメラで同じシーンモードが設定されている状態で同じ被写体を撮影した場合でも、画一的な画像になることなく、撮影者によって表現が異なる個性的な画像を得ることができる。
[撮影モードについて]
ここで、本実施形態に係る電子カメラ101の「撮影モード」には、「オートモード」と、「シーンモード」と、「P,S,A,Mモード」とがある。
「オートモード」は、例えば撮影シーンなどを自動的に判定して、絞り値(F値)、シャッター速度、感度、補助光源113のON/OFFおよび発光量などの制御調整パラメータや、輪郭強調、コントラスト、明るさ、色の濃さ、色合いなどの画質調整パラメータを自動的に設定する撮影モードである。例えば人物の顔が撮影画角内にある場合は、顔の色合い調整や補助光源113の発光などを制御する。尚、制御調整パラメータは、絞り値、シャッター速度などの撮影時の動作を制御するパラメータで、ISO感度や補助光源113のON/OFFおよび発光量などを制御調整パラメータに含めてもよい。また、画質調整パラメータは、輪郭強調、コントラスト、明るさ、色の濃さ、色合いなどの撮影画像の画質を調整するパラメータである。
「シーンモード」は、風景やポートレートなどの撮影シーンを撮影者が選択し、選択された撮影シーンに適した標準的な制御調整パラメータや画質調整パラメータなどを設定する撮影モードである。「シーンモード」の例として、”夜景ポートレートモード”、 ”スポーツモード”、 ”風景モード”などがある。例えば、”夜景ポートレートモード”の場合は、シャッター速度を遅くして夜景をきれいに撮影すると共に、フラッシュを発光して人物の顔を引き立たせるように自動的に設定される。また、”スポーツモード”の場合は、例えば動きの速い被写体をぶれないようにシャッター速度を速くするよう自動的に調整される。”風景モード”など他のシーンモードについても各モードに適した予め決められた制御調整パラメータや画質調整パラメータなどが選択される。
「P,S,A,Mモード」は露出モードとも呼ばれ、露出を決めるために、絞り値とシャッター速度の内、どのパラメータを撮影者または電子カメラ101が制御するのかを選択するモードである。これらのモードでは、補助光源113の発光をON/OFFするかを必要に応じて撮影者または電子カメラ101が決定する。
・Pモード(プログラムオート)は、適正露出になるように、絞り値とシャッター速度を電子カメラ101側が自動的に決める撮影モードである。尚、露出を一定にしたまま、撮影者が絞り値とシャッター速度の組み合わせを変えることもできるプログラムシフトの機能も有する。
・Sモード(シャッター優先オート)は、撮影者が選んだシャッター速度に対して適正露出になるように、絞り値を電子カメラ101側が自動的に決める撮影モードである。
・Aモード(絞り優先オート)は、撮影者が選んだ絞り値に対して適正露出になるように、シャッター速度を電子カメラ101側が自動的に決める撮影モードである。
・Mモード(マニュアル露出)は、絞り値もシャッター速度も撮影者自身が選ぶ撮影モードであり、P、S、Aの各モードの露出は適正露出になるが、Mモードでは、意図的に露出オーバーにしたり、露出アンダーにしたりすることもできる。
本実施形態に係る電子カメラ101では、「オートモード」、「シーンモード」、「P,S,A,Mモード」などの撮影モードに加えて、撮影時の撮影者のフィーリングやニュアンスに合致するように、制御調整パラメータや画質調整パラメータなどを調整する機能を有している。
さらに、本実施形態に係る電子カメラ101では、ソフトフィルタ、クロスフィルタ、セピア調などのフィルタ効果を撮影画像に施す「エフェクトモード」をメニュー画面などにより、選択することができる。尚、「エフェクトモード」は、単独で用いてもよいし、「オートモード」、「シーンモード」、「P,S,A,Mモード」など他の撮影モードと併用してもよい。
[フィーリング機能について]
ここで、「オートモード」や「シーンモード」では、撮影シーンに合致した予め決められたデフォルトの制御調整パラメータや画質調整パラメータなどが自動的に選択されるので、例えば同じカメラで同じ被写体を撮影した場合、誰が撮影しても概ね同じような表現の画一的な画像が撮影され、撮影者によって表現が異なる個性的な画像を撮影することは難しい。
そこで、本実施形態に係る電子カメラ101は、撮影者のフィーリングやニュアンスを反映させた微調整を行うことができる「フィーリング機能」を有している。「フィーリング機能」は、メニュー画面などでON/OFFできるようになっており、「フィーリング機能」がOFFの場合は従来通りの予め決められた制御調整パラメータや画質調整パラメータで撮影される。「フィーリング機能」がONの場合は、例えば「シーンモード」などが選択されている場合でも、当該「シーンモード」で予め決められた制御調整パラメータや画質調整パラメータを基準にして、その基準から大きく外れないように予め設定された範囲内で、撮影者のフィーリングやニュアンスを反映させた制御調整パラメータや画質調整パラメータの調整を行うことができる。
尚、本実施形態に係る電子カメラ101では、「フィーリング機能」は、撮影モードとして「シーンモード」が選択されている場合と、「シーンモード」以外の撮影モード(「P,S,A,Mモード」など)が選択されている場合とに対応している。
次に、本実施形態に係る電子カメラ101における「フィーリング機能」の一例として、撮影者のフィーリングやニュアンスを強弱の2段階で撮影画像に反映させる場合について説明する。尚、撮影者のフィーリングやニュアンスの度合いを強弱の2段階に判別する方法として、例えば図1の操作ボタン151のレリーズボタン151bを押下する強度を圧力センサ152で計測する。そして、制御部108は、圧力センサ152の出力が予め設定した閾値以上の場合は[強]と判定し、圧力センサ152の出力が予め設定した閾値未満の場合は[弱]と判定する。このようにして、撮影者のフィーリングやニュアンスを強弱の2段階で判別することができる。尚、本実施形態では、強弱の2段階の例について説明するが、圧力センサ152の出力に応じて、3段階以上に分けるようにしてもよい。そして、制御部108は、撮影者のフィーリングやニュアンスの判定結果に応じて、制御調整パラメータや画質調整パラメータの調整を行う。
ここで、「シーンモード」や「P,S,A,Mモード」でデフォルト設定されている制御調整パラメータや画質調整パラメータを、圧力センサ152の強弱の判定結果に応じて、どのように調整するのかについて説明する。図2は、いくつかの「シーンモード」の例を挙げて、撮影シーン毎にデフォルト設定されているパラメータをどのように変化させるのかを示した図である。図2において、[強]は圧力センサ152の押圧強度が閾値以上の場合を示し、[弱]は圧力センサ152の押圧強度が閾値未満の場合を示している。
例えば”ポートレートモード”において、[強]の場合は、「人物をくっきり、力強い画像、背景までくっきり写る」のような表現の画像になるように、”ポートレートモード”のデフォルト設定を基準にして、制御調整パラメータや画質調整パラメータを微調整する。逆に、[弱]の場合は、「全体的にやわらかい画像、背景をぼんやり」のような表現の画像になるように、”ポートレートモード”のデフォルト設定を基準にして、制御調整パラメータや画質調整パラメータを微調整する。
同様に、”夜景モード”において、[強]の場合は、「遠くまでくっきり、色強調」のような表現の画像になるように、”夜景モード”のデフォルト設定を基準にして、制御調整パラメータや画質調整パラメータを微調整する。逆に、[弱]の場合は、「全体的にやわらかい画像、色淡い」のような表現の画像になるように、”夜景モード”のデフォルト設定を基準にして、制御調整パラメータや画質調整パラメータを微調整する。
図2の他の”風景モード”、”こどもモード”、”スポーツモード”、”クローズアップモード”、”夜景ポートレートモード”などについても、圧力センサ152の強弱の判定結果に応じて、各モードのデフォルト設定を基準にして、制御調整パラメータや画質調整パラメータを微調整する。
このようにして、本実施形態に係る電子カメラ101では、撮影者のフィーリングやニュアンスを強弱の2段階に判別し、「シーンモード」や「P,S,A,Mモード」でデフォルト設定されている制御調整パラメータや画質調整パラメータで撮影される画像に撮影者のフィーリングやニュアンスを反映させることができる。
例えば図3は、「シーンモード」が”ポートレートモード”である場合に、「フィーリング機能」をON/OFFした場合の画像イメージを示した図である。図3において、画像201は、”ポートレートモード”で「フィーリング機能」がOFFの画像を示し、制御調整パラメータや画質調整パラメータは、”ポートレートモード”におけるデフォルトの設定になっている。画像201は、背景が少しぼんやりさせて、人物もやわらかい雰囲気の画像になっている。一方、「フィーリング機能」をONした場合は、圧力センサ152の押圧強度に応じて[強]と[弱]とに判別される。図2において、[強]の場合は、”ポートレートモード”におけるデフォルトの制御調整パラメータや画質調整パラメータが微調整されて、例えば画像202のように、画像201よりも背景のボケが減少し、人物がくっきりと力強い画像になる。一方、[弱]の場合は、”ポートレートモード”におけるデフォルトの制御調整パラメータや画質調整パラメータが微調整されて、例えば画像203のように、画像201よりも背景のボケが増加し、人物がやわらかい画像になる。
次に、図2および図3で説明した制御調整パラメータや画質調整パラメータの調整内容について具体的に説明する。図4は、「フィーリング機能」がONの場合の「シーンモード」および「P,S,A,Mモード」について、画質調整パラメータおよび制御調整パラメータの調整内容の具体例を示した図である。
図4において、画質調整パラメータは、輪郭強調、コントラスト、明るさ、色の濃さ、色合い、の各パラメータを有する。また、制御調整パラメータは、絞り値、シャッター速度、の各パラメータを有する。尚、制御調整パラメータにISO感度や補助光源113のON/OFFおよび発光量などを含めても構わない。
また、図4において、”none”は「フィーリング機能」での調整を行わないことを示し、”+”や”−”は各モードにおけるデフォルト値を基準にした調整幅を示している。例えば、輪郭強調が”+”の場合は、各モードにおけるデフォルト値よりも輪郭強調を強くすることを意味し、数字が大きいほど(例えば+1よりも+3の方が大きい)輪郭強調が強くなるように調整される。逆に、輪郭強調が”−”の場合は、各モードにおけるデフォルト値よりも輪郭強調を弱くすることを意味し、数字が小さいほど(例えばー1よりもー3の方が小さい)輪郭強調が弱くなるように調整される。同様に、コントラストの場合は、”+”でコントラストが強くなり、”−”でコントラストが弱くなる。明るさの場合は、”+”で明るくなり、”−”で暗くなる。色の濃さの場合は、”+”で色が濃くなり、”−”で色が淡くなる。色合いの場合は、”+”で例えば赤みが強くなり、”−”で例えば青みが強くなる。尚、図4の画質調整パラメータは一例であり、彩度など他のパラメータを調整できるようにしてもよい。また、強弱の範囲の設定についても、”+”を弱く、”−”を強くするようにしてもよい。
同様に、制御調整パラメータの絞り値の場合は、”+”で絞り値が大きくなり、”−”で絞り値が小さくなる。また、シャッター速度の場合は、”+”でシャッター速度が速くなり、”−”でシャッター速度が遅くなる。尚、「P,S,A,Mモード」において、絞り値は、Pモード(プログラムオート)とSモード(シャッター優先オート)の場合のみ調整されることを意味する。また、シャッター速度は、Pモード(プログラムオート)とAモード(絞り優先オート)の場合のみ調整されることを意味する。尚、パラメータの調整幅は、撮影者によって設定される。パラメータのカスタマイズについては後で説明する。
ここで、図2および図4は「フィーリング機能」を説明するための一例であり、「シーンモード」や「P,S,A,Mモード」でデフォルト設定されている制御調整パラメータや画質調整パラメータの調整項目や調整幅は、自由に設定や変更を行うことができる。例えば、ISO感度の調整項目を設けた場合は、[強],[弱]に応じてISO感度を高くしたり低くしたりし、補助光源113の調整項目を設けた場合は、ON/OFFの制御や発光量の制御などを行うようにしてもよい。
更に、図4の画質調整パラメータおよび制御調整パラメータ以外に、「エフェクトモード」の項目を設けて、ソフトフィルタによるぼかし具合の強弱の調整や、クロスフィルタによる星の大きさの調整、セピア調の濃さの調整など、フィルタ効果を強めたり、弱めたりする制御を行うようにしてもよい。
このように、本実施形態に係る電子カメラ101では、撮影者のフィーリングやニュアンスを反映させた画像を撮影することができるので、同じカメラで同じシーンモードが設定されている状態で同じ被写体を撮影した場合でも、画一的な画像になることなく、撮影者によって表現が異なる個性的な画像を得ることができる。特に、本実施形態に係る電子カメラ101では、選択されている「シーンモード」の制御調整パラメータや画質調整パラメータの中で、撮影者のフィーリングやニュアンスを反映させた調整を行い、他の制御パラメータや画質調整パラメータは変更させないため、撮影画像が極端な表現の画像になることを防止できる。
次に、本実施形態に係る電子カメラ101における「フィーリング機能」を利用した撮影時の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。尚、図5のフローチャートは、図1の制御部108に予め記憶されたプログラムの処理を示している。
(ステップS100)電源ボタン151aが押下されると、電子カメラ101は起動され、撮影可能な状態になる。この時、表示部110にはスルー画像を表示するようにしてもよい。
(ステップS101)制御部108は、「フィーリング機能」のON/OFFを判別する。そして、「フィーリング機能」がONされている場合はステップS103の処理に進み、「フィーリング機能」がOFFされている場合はステップS102の処理に進む。尚、「フィーリング機能」は、メニューボタン151eにより表示部110に表示されるメニュー画面でON/OFFを選択する。
(ステップS102)制御部108は、通常の電子カメラと同様の撮影処理を実行する。尚、通常撮影の処理については、本実施形態の特徴である「フィーリング機能」には関係ないので、詳細な説明は省略する。
(ステップS103)制御部108は、「シーンモード」に設定されているか否かを判別する。そして、「シーンモード」に設定されている場合はステップS105の処理に進み、「シーンモード」が設定されていない場合はステップS104の処理に進む。
(ステップS104)制御部108は、「シーンモード」以外の撮影モードである「P,S,A,Mモード」のパラメータのカスタマイズを行う。ここで、表示部110の画面には、パラメータをカスタマイズするためのメニュー画面が表示される。図6(a)は、パラメータをカスタマイズするためのメニュー画面の例を示す図である。図6(a)では、絞り値(F値)やシャッター速度のパラメータを選択して、「フィーリング機能」で調整する領域(調整範囲)を設定することができる。図6(a)において、調整範囲は、白四角印と黒四角印とを十字キー151dで動かして設定する。例えば白四角印は調整範囲の下限、黒四角印は調整範囲の上限を示す。図6(a)の例では、絞り値はF=4からF=8の範囲に設定されている。同様に、シャッター速度は1/60秒から1/250秒の範囲に設定されている。
尚、図6(a)では、制御調整パラメータの絞り値とシャッター速度を設定する例を示したが、ISO感度や補助光源113のON/OFFおよび発光量などの範囲を設定できるようにしてもよいし、図6(b)に示すように、輪郭強調、コントラスト、明るさ、色の濃さ、色合いなどの画質調整パラメータの範囲を設定できるようにしてもよい。
(ステップS105)制御部108は、レリーズボタン151bが押下されたか否かを判別する。尚、ここでは、レリーズボタン151bが全押しされたか否かを判別する。そして、レリーズボタン151bが押下された場合はステップS106に進み、レリーズボタン151bが押下されていない場合はステップS101に進む。
(ステップS106)制御部108は、レリーズボタン151bを押下する時の強度を圧力センサ152で計測し、予め設定した閾値以上の場合を[強]、閾値未満の場合を[弱]として、制御調整パラメータおよび画質調整パラメータに反映させる処理を行う。この処理については後で説明する。尚、レリーズボタン151bを押下した時の強弱の計測は、圧力センサ152で行う。また、加速度センサによりレリーズボタン151bを押す加速度を計測して、加速度が予め設定された閾値以上の場合に[強]、加速度が予め設定された閾値未満の場合に[弱]と判断してもよい。また、強弱の2段階ではなく、n段階で判定するようにしてもよい。
(ステップS107)制御部108は、撮像素子104で撮影して画像バッファ106に取り込まれた撮影画像をメモリカード112aに記録する。さらに撮影画像を表示部110に表示するようにしてもよい。そして、ステップS101に戻って、同様の処理を繰り返し実行する。尚、撮影画像をメモリカード112aに記録する際に、圧力センサ152の計測値や[強]/[弱]の判定結果などをフィーリング情報として画像データのヘッダに付加して記憶してもよい。
次に、ステップS106の処理について詳しく説明する。図7は、圧力センサ152で計測した結果を制御調整パラメータおよび画質調整パラメータに反映させる処理例を示すフローチャートである。
(ステップS200)制御部108は、レリーズボタン151bを押下する強弱を制御調整パラメータおよび画質調整パラメータに反映させる処理を開始する。
(ステップS201)制御部108は、選択されている撮影モードを判別し、「シーンモード」が選択されている場合は、ステップS202に進み、「シーンモード」以外の撮影モードが選択されている場合は、ステップS203に進む。
(ステップS202)制御部108は、図4で説明したように、選択されている「シーンモード」毎に対応する制御調整パラメータおよび画質調整パラメータをレリーズボタン151bの押圧の強弱に応じて予め設定された領域内で調整する。
(ステップS203)制御部108は、「シーンモード」以外の撮影モードの場合、図5のステップS104で撮影者がカスタマイズした各パラメータをレリーズボタン151bの押圧の強弱に応じて予め設定された領域内で調整する。
このように、本実施形態に係る電子カメラ101では、レリーズボタン151bの押圧の強弱に応じて撮影者のフィーリングやニュアンスを反映させた画像を撮影することができる。それにより、同じカメラで同じシーンモードが設定されている状態で同じ被写体を撮影した場合でも、画一的な画像になることなく、撮影者によって表現が異なる個性的な画像を得ることができる。
尚、先の実施形態では、レリーズボタン151bを押圧する強度を圧力センサ152によって計測するようにしたが、レリーズボタン151bの半押し検出センサ161と全押し検出センサ162との検出間隔で撮影者のフィーリングやニュアンスを判別するようにしてもよい。例えば半押し検出センサ161から全押し検出センサ162までの検出間隔が予め設定した閾値以上の場合に[弱]、閾値未満の場合に[強]と判断するようにしてもよい。これは、シャッターチャンスを逃さないように、一気にレリーズボタン151bが押下された時には撮影者の感情が高まっていると判断し、逆に検出間隔が長い場合は、撮影者の感情は穏やかであると判断する。
同様の考え方で、電源ボタン151aを押下してからレリーズボタン151bを押下するまでの操作間隔で撮影者のフィーリングやニュアンスを判別するようにしてもよい。この場合は、操作間隔が予め設定した閾値以上の場合に[弱]、閾値未満の場合に[強]と判断する。
或いは、図1に示したように、レリーズボタン151bの代わりにタッチパネル153で操作する場合は、タッチパネル153で操作する強さや加速度などから撮影者のフィーリングやニュアンスを判別するようにしてもよい。例えばタッチパネル153でフリック操作(指で弾くような操作)を行ったときに撮影を行う場合は、フリック操作の加速度をタッチパネル153の座標の変化から検出して、加速度が予め設定した閾値以上の場合に[強]、閾値未満の場合に[弱]と判断するようにしてもよい。
または、電子カメラ101に音声入力部を設けて、制御部108により音声入力部から入力する音の大きさを計測する。そして、音の大きさにより、撮影者のフィーリングやニュアンスを判別する。例えばレリーズボタン151bを全押しする直前、例えば半押し状態で、音声入力部から入力する音声の大きさを計測する。そして、制御部108は、例えば音声の大きさが予め設定した閾値以上の場合に[強]、閾値未満の場合に[弱]と判断する。これは、撮影直前に、撮影者が被撮影者に対して撮影タイミングを知らせる掛け声「撮りますよー」や、笑顔を促すための言葉「ハイ、チーズ!」などの音声の大きさを利用して、撮影者のフィーリングやニュアンスを判別する方法である。
尚、上述の説明では、撮影者の感情を判別するようにしたが、撮影者ではなく、画面内の被撮影者の感情を画像に反映させる「フィーリング機能」を設けてもよい。この場合は、例えば、画面内の被撮影者の笑顔の度合いを検出して、笑顔の度合いが大きい場合に[強]、笑顔の度合いが小さい場合に[弱]、のように設定する。
また、上述の説明では、制御調整パラメータおよび画質調整パラメータ或いはフィルタ効果などを撮影時に調整するようにしたが、画質調整パラメータおよびフィルタ効果については撮影時に調整せずに、撮影画像をメモリカード112aに記録する際に、圧力センサ152の計測値や[強]/[弱]の判定結果などのフィーリング情報を画像データのヘッダに付加して記憶しておき、再生時に画像データに付加された[強]/[弱]の判定結果などから、撮影時の撮影者のフィーリングやニュアンスを判別し、再生する画像に[強]/[弱]の判定結果に応じた画質調整パラメータやフィルタ効果で調整するようにしてもよい。
このように、本実施形態に係る電子カメラ101では、撮影時における撮影者の操作フィーリングによって変化する操作部材への入力強度を検出し、感覚的・直感的に則した表現の画像になるように、制御調整パラメータや画質調整パラメータ或いはフィルタ効果などを調整することにより、撮影者のフィーリングやニュアンスで微妙に変化する撮影結果に付加価値を与えることができる。この結果、例えば同じカメラで同じシーンモードが設定されている状態で同じ被写体を撮影した場合でも、画一的な画像になることなく、撮影者によって表現が異なる個性的な画像を得ることができる。特に、本実施形態に係る電子カメラ101では、選択されているシーンモードの撮影条件の中で、撮影者のフィーリングを反映させた調整を行うので、撮影画像が極端な表現の画像になることを防止できる。
以上、本発明に係る電子カメラについて、各実施形態で例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
電子カメラ101;光学系102;メカニカルシャッター103;撮像素子104;A/D変換部105;画像バッファ106;画像処理部107;制御部108;メモリ109;表示部110;操作IF111;メモリカードIF112;メモリカード112a;補助光源113;操作ボタン151;圧力センサ152;タッチパネル153;電源ボタン151a;レリーズボタン151b;撮影モード選択ダイヤル151c;十字キー151d;メニューボタン151e

Claims (9)

  1. 予め設定された制御調整パラメータに基づいて画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像に対して、予め設定された画質調整パラメータで画像処理を施す画像処理部と、
    マンマシンインターフェースを提供する操作部材を有し、前記操作部材が操作される時の物理的な操作情報を取得する操作部と、
    前記操作部が取得した前記物理的な操作情報に応じて前記制御調整パラメータおよび前記画質調整パラメータの少なくとも一方を変更する制御部と
    を備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記物理的な操作情報は、前記操作部材の押圧強度、操作加速度または操作間隔の少なくとも1つの計測値に対応する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1または2に記載の電子カメラにおいて、
    前記制御調整パラメータは、絞り値、シャッター速度、感度、補助光源の発光の有無および当該補助光源の発光量の少なくとも1つのパラメータであり、
    前記画質調整パラメータは、輪郭強調、コントラスト、明るさ、色の濃さ、色合いの少なくとも1つのパラメータである
    ことを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記画像処理部は、前記画質調整パラメータに加えて撮影画像にフィルタ効果を与える画像処理を施し、
    前記制御部は、前記操作部が取得した前記物理的な操作情報に応じて前記フィルタ効果を調整する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記操作部が取得した前記物理的な操作情報に応じて予め設定された前記制御調整パラメータおよび前記画質調整パラメータの少なくともどちらか一方のパラメータを調整するか否かを選択するフィーリング機能選択部を更に設ける
    ことを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記物理的な操作情報を取得する前記操作部材は、前記撮像部に撮影指示を与えるレリーズボタンである
    ことを特徴とする電子カメラ。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記物理的な操作情報を撮影画像に関連付けて記録する記録部を更に設けた
    ことを特徴とする電子カメラ。
  8. 請求項7に記載の電子カメラにおいて、
    前記制御部は、前記記録部によって記録された前記画像に関連付けて記録された前記物理的な操作情報を抽出し、抽出した前記物理的な操作情報に対応する前記画質調整パラメータにより当該画像に画像処理を施して再生する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    撮影シーン別に予め決められた前記制御調整パラメータおよび前記画質調整パラメータで画像を撮影するシーンモードを備え、
    前記操作部は、前記シーンモードを選択するシーンモード選択部を有し、
    前記制御部は、前記シーンモード選択部により選択されている前記撮影シーンに対応する前記制御調整パラメータおよび前記画質調整パラメータを基準にした予め設定された範囲内で、前記操作部が取得した前記物理的な操作情報に応じて各パラメータの調整を行う
    ことを特徴とする電子カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016015600A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法

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