JP2014068114A - 無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、無線通信システムの通信チャネルの割り当てを通信チャネルの使用状況に応じて行うことにより、通信チャネルの使用効率の向上を図ることを目的とする。
【解決手段】本発明の無線通信システムは、複数の移動局と、複数の移動局と複数の通信チャネルを用いて無線通信を行う基地局と、基地局に接続され通信回線の制御を行う回線制御装置とを備え、回線制御装置は、複数のグループに分けられた複数の移動局に対して、各グループに設定された使用可能な複数の通信チャネルの中で、移動局の通信に使用する通信チャネルを割り当てるとともに、各グループの通信チャネル使用状況に応じて、設定された使用可能な通信チャネルの数を変更することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の無線通信システムは、複数の移動局と、複数の移動局と複数の通信チャネルを用いて無線通信を行う基地局と、基地局に接続され通信回線の制御を行う回線制御装置とを備え、回線制御装置は、複数のグループに分けられた複数の移動局に対して、各グループに設定された使用可能な複数の通信チャネルの中で、移動局の通信に使用する通信チャネルを割り当てるとともに、各グループの通信チャネル使用状況に応じて、設定された使用可能な通信チャネルの数を変更することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、回線制御装置と基地局装置と端末装置を有する無線通信システムに関し、特に、回線制御装置が複数の通信チャネルから通信に使用する通信チャネルを割り当てるシステムに関する。
マルチチャネルアクセス(MCA:Multi−Channel Access)方式を採用した通信システムでは、複数の通信チャネルを多数の利用者により共同使用することが行われている。
このようなマルチチャネルアクセス方式の無線通信システムでは、基地局装置が、端末装置からの接続要求があった時に、回線制御装置から割り当てられた通信チャネルを端末装置に指定することにより、端末装置は指定された通信チャネルを使用して通信を行う。
この場合、基地局装置は、端末装置からの接続要求を受信した時に、回線制御装置に対して通信チャネルの割り当て要求を行い、これにより、端末装置に指定する通信チャネルの情報を回線制御装置から取得する(例えば、特許文献1参照。)。
このようなマルチチャネルアクセス方式の無線通信システムでは、基地局装置が、端末装置からの接続要求があった時に、回線制御装置から割り当てられた通信チャネルを端末装置に指定することにより、端末装置は指定された通信チャネルを使用して通信を行う。
この場合、基地局装置は、端末装置からの接続要求を受信した時に、回線制御装置に対して通信チャネルの割り当て要求を行い、これにより、端末装置に指定する通信チャネルの情報を回線制御装置から取得する(例えば、特許文献1参照。)。
従来、MCA方式の無線通信システムでは、複数の端末装置が複数グループに分けられて運用されている場合、グループ毎に使用可能な通信チャネルを予め割り当てると、他のグループの通信チャネルに余裕があっても、グループに割り当てられた通信チャネル数を超える通信ができないと云う課題があった。
本発明は、無線通信システムの通信チャネルの各グループに対する割り当てを通信チャネルの使用状況に応じて行うことにより、通信チャネルの使用効率の向上を図ることを目的とする。
本発明は、無線通信システムの通信チャネルの各グループに対する割り当てを通信チャネルの使用状況に応じて行うことにより、通信チャネルの使用効率の向上を図ることを目的とする。
本発明の無線通信システムは、複数の端末装置と、複数の端末装置と複数の通信チャネルを用いて無線通信を行う基地局と、基地局に接続され通信回線の制御を行う回線制御装置とを備え、回線制御装置は、複数のグループに分けられた複数の端末装置に対して、各グループに設定された使用可能な複数の通信チャネルの中で、端末装置の通信に使用する通信チャネルを割り当てるとともに、各グループの通信チャネル使用状況に応じて、設定された使用可能な通信チャネルの数を変更することを特徴とする。
また、本発明の無線通信システムは、上述の回線制御装置において、使用可能な通信チャネルの数を変更する場合、変更対象の通信チャネルを複数のグループが使用可能な通信チャネルに設定し、且つ、当該通信チャネルの使用優先度を他の通信チャネルよりも低く設定することが好ましい。
本発明によれば、複数のグループが存在する無線通信システムにおいて、グループ毎に設定されている使用可能通信チャネルを全て使用中に、他のグループに割り当てられている通信チャネルを、フレキシブルに使用できるようになり、通信チャネルの使用効率を向上させることができる。
以下、本発明に係る一実施例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るマルチチャネルアクセス方式を用いた無線通信システム(以下、本無線通信システムという)の構成例を示す。本無線通信システムは、例えば周波数帯や時間帯(スロット番号)などが異なる複数の通信チャネルを動的に割り当てながら無線通信を実現するものである。本実施例は、SCPC(Single Carrier Per Channel)方式を採用した、周波数帯が異なる複数の通信チャネルをマルチキャリアアクセス方式にて運用するものとする。
図1は、本発明の一実施例に係るマルチチャネルアクセス方式を用いた無線通信システム(以下、本無線通信システムという)の構成例を示す。本無線通信システムは、例えば周波数帯や時間帯(スロット番号)などが異なる複数の通信チャネルを動的に割り当てながら無線通信を実現するものである。本実施例は、SCPC(Single Carrier Per Channel)方式を採用した、周波数帯が異なる複数の通信チャネルをマルチキャリアアクセス方式にて運用するものとする。
本無線通信システムは、統制台11と、回線制御装置12と、複数の基地局装置20,30と、複数の端末装置A1〜An、B1〜Bm(以下、端末装置A1〜An、B1〜Bmを区別しない場合には、単に端末装置A,Bという)を有している。なお、装置数等は本実施例に限定されるものではない。
ここで、端末装置A1〜An、B1〜Bmは固定局であっても良いし、移動局であってもよい。したがって、端末装置A,Bは、基地局20の通信エリアXと基地局30の通信エリアYを任意に行き来してもよい。
ここで、端末装置A1〜An、B1〜Bmは固定局であっても良いし、移動局であってもよい。したがって、端末装置A,Bは、基地局20の通信エリアXと基地局30の通信エリアYを任意に行き来してもよい。
また、端末装置A1〜An、B1〜Bmは、複数の端末装置A1〜Anで構成されるグループAと、複数の端末装置B1〜Bmで構成されるグループBに分けられて運用される。本例では、端末装置A,Bは統制台11と通信を行うとともに、グループAの端末装置AはグループA内でしか通信を行わず、グループBの端末装置BはグループB内でしか通信を行わないものとする。
端末装置A,Bは、基地局装置20,30との間で制御情報や通信情報などの信号を無線により通信する機能を有し、ユーザ(人)によりキーやボタンなどが操作されて当該操作に応じて発呼や受話や各種の表示などを行う機能などを備えている。なお、端末装置A,Bは通信先の統制台11や端末装置A,Bを一台指定した個別通信の他、所定のグループに対するグループ通信が可能である。
端末装置A,Bは、基地局装置20,30との間で制御情報や通信情報などの信号を無線により通信する機能を有し、ユーザ(人)によりキーやボタンなどが操作されて当該操作に応じて発呼や受話や各種の表示などを行う機能などを備えている。なお、端末装置A,Bは通信先の統制台11や端末装置A,Bを一台指定した個別通信の他、所定のグループに対するグループ通信が可能である。
統制台11は、図示しない操作部、マイク、スピーカ、及び、表示部を備え、オペレータ(例えば、システム管理者)によって操作されて端末装置A,Bと通話やデータ通信を行うものである。統制台11からは端末装置A,Bに対して個別またはグループ通信が可能であるとともに、全端末装置A,Bに対して一斉通信を行うことも可能である。
また、統制台11では、端末装置A,Bの通信状況(通信チャネル使用状況)の監視や通信内容のモニタが可能である。
また、統制台11では、端末装置A,Bの通信状況(通信チャネル使用状況)の監視や通信内容のモニタが可能である。
回線制御装置12は、本無線通信システム内の通信回線の制御全般を行うものであり、統制台11及び端末装置A,Bからの通信要求に応じて、通信チャネルを割り当て、基地局装置20,30を制御する。
より具体的には、回線制御装置12は、マルチチャネルアクセスの回線使用状況(通信チャネルの使用状況)を管理する機能や、基地局装置20,30に対して制御情報を作成して送信する機能や、基地局装置20,30から送信された制御情報を受信して解析する機能や、制御情報の受信や送信により端末装置A,Bに対する回線使用(通信チャネルの使用)の指示を行う機能などを備えている。
より具体的には、回線制御装置12は、マルチチャネルアクセスの回線使用状況(通信チャネルの使用状況)を管理する機能や、基地局装置20,30に対して制御情報を作成して送信する機能や、基地局装置20,30から送信された制御情報を受信して解析する機能や、制御情報の受信や送信により端末装置A,Bに対する回線使用(通信チャネルの使用)の指示を行う機能などを備えている。
また、回線制御装置12は、通信チャネルの使用(割当て)状況を記憶するメモリテーブル(後述する図2、図3)を備えている。本例では、回線制御装置12は通信チャネルとしてS1〜S10の10チャネルを管理するとともに、その他、少なくとも1チャネルの制御チャネルを管理する。
そして、回線制御装置12は、各グループA,Bの端末装置A,Bに対して使用可能な複数の通信チャネルを設定している。例えば、図2(A)に示すように、回線制御装置12は、グループAにはチャネルS1〜S5を、グループBにはチャネルS6〜S10を使用可能チャネルとして予め設定し、この予め設定されたチャネルの中で端末装置A,Bの通信チャネルを割り当てる。さらに、回線制御装置12は、各グループA,Bの通信チャネル使用状況に応じて、統制台11のオペレータの指示あるいは自動で、予め設定された使用可能な通信チャネルの数を変更する。
そして、回線制御装置12は、各グループA,Bの端末装置A,Bに対して使用可能な複数の通信チャネルを設定している。例えば、図2(A)に示すように、回線制御装置12は、グループAにはチャネルS1〜S5を、グループBにはチャネルS6〜S10を使用可能チャネルとして予め設定し、この予め設定されたチャネルの中で端末装置A,Bの通信チャネルを割り当てる。さらに、回線制御装置12は、各グループA,Bの通信チャネル使用状況に応じて、統制台11のオペレータの指示あるいは自動で、予め設定された使用可能な通信チャネルの数を変更する。
なお、回線制御装置12と基地局装置20,30とはそれぞれ有線の回線で接続されており、当該回線を介して制御情報などの信号を通信する。
基地局装置20,30はそれぞれ、受信部22,32及びそのアンテナ23,33と、送信部24,34及びそのアンテナ25,35と、制御部21,31を備えている。
制御部21,31は回線制御装置12から割り当てられた通信チャネルを用いて端末装置A,Bと無線通信を行うように受信部22,32及び送信部24,34を制御する。なお、基地局装置20,30は、複数の受信部22,32と複数の送信部24,34を備え、複数の通信チャネルを送受信可能に構成される。
基地局装置20,30はそれぞれ、受信部22,32及びそのアンテナ23,33と、送信部24,34及びそのアンテナ25,35と、制御部21,31を備えている。
制御部21,31は回線制御装置12から割り当てられた通信チャネルを用いて端末装置A,Bと無線通信を行うように受信部22,32及び送信部24,34を制御する。なお、基地局装置20,30は、複数の受信部22,32と複数の送信部24,34を備え、複数の通信チャネルを送受信可能に構成される。
このように、基地局装置20,30はそれぞれ、端末装置A,Bから無線送信された制御情報をアンテナ23,33及び受信部22,32により受信及び復調して制御部21,31へ渡す機能や、制御部21,31から出力された制御情報を送信部24,34により変調してアンテナ25,35から端末装置A,Bに対して無線により送信する機能や、制御部21,31により回線制御装置12との間で制御情報などを通信する機能などを備えている。
次に、図2を参照しながら、回線制御装置12のより具体的な動作例について説明する。
上述したように、回線制御装置12は、図2(A)に示すように、初期設定として、グループA及びグループBが使用可能なチャネルを割当てる。ここでは、回線制御装置12は、グループAにチャネルS1〜S5の5チャネル、グループBにチャネルS6〜S10の5チャネルを設定する。
上述したように、回線制御装置12は、図2(A)に示すように、初期設定として、グループA及びグループBが使用可能なチャネルを割当てる。ここでは、回線制御装置12は、グループAにチャネルS1〜S5の5チャネル、グループBにチャネルS6〜S10の5チャネルを設定する。
そして、統制台11や各端末装置A,Bからの通信(通話またはデータ通信)要求に応じて、回線制御装置12が通信対象の端末情報A,Bに応じてチャネルS1〜S10を初期設定に基づいて割り当てる。
ここで、回線制御装置12は、統制台11から通信要求を受信した場合には、その通信要求信号に含まれる発呼先の情報(発呼先端末IDまたはグループID)が、グループA,Bのいずれに属するかを判断し、それに応じて、チャネルS1〜S5を割り当てるか、チャネルS6〜S10を割り当てるかを判断する。
ここで、回線制御装置12は、統制台11から通信要求を受信した場合には、その通信要求信号に含まれる発呼先の情報(発呼先端末IDまたはグループID)が、グループA,Bのいずれに属するかを判断し、それに応じて、チャネルS1〜S5を割り当てるか、チャネルS6〜S10を割り当てるかを判断する。
また、回線制御装置12は、端末装置A,Bから通信要求を基地局20,30を介して受信した場合は、その通信要求信号に含まれる発呼元の情報(発呼元端末ID)または発呼先の情報(発呼先端末IDまたはグループID)が、グループA,Bのいずれに属するかを判断し、それに応じて、チャネルS1〜S5を割り当てるか、チャネルS6〜S10を割り当てるかを判断する。
なお、回線制御装置12は、端末IDと所属グループA,Bの対応関係をメモリに保持していてもよいし、端末IDに所属グループA,Bを示すコードが含まれていてもよい。
また、回線制御装置12によって割当てられたチャネル情報は、基地局装置20,30を介して制御チャネルにより端末装置A,Bに通知され、端末装置A,Bは通知されたチャネルに移行して通信を開始する。
また、回線制御装置12によって割当てられたチャネル情報は、基地局装置20,30を介して制御チャネルにより端末装置A,Bに通知され、端末装置A,Bは通知されたチャネルに移行して通信を開始する。
そして、回線制御装置12が制御した結果、図2(B)に示すように、グループAで通信チャネルS1〜S5全てが使用中で、グループBでは通信チャネルS6〜S10全てが未使用の時、追加でグループAの端末装置Aから通話要求があっても、初期設定のままだとグループAでは空き通信チャネルがないため通話が行えない。
そこで、図2(C)に示すように、回線制御装置12は、このチャネル使用状況を監視していた統制台11の管理者からの遠隔操作、または、自動でグループAの通信可能チャネルを増やす。ここでは、回線制御装置12は、通信チャネルS6をグル―プA,Bが使用可能な共用通信チャネルに設定する。
そこで、図2(C)に示すように、回線制御装置12は、このチャネル使用状況を監視していた統制台11の管理者からの遠隔操作、または、自動でグループAの通信可能チャネルを増やす。ここでは、回線制御装置12は、通信チャネルS6をグル―プA,Bが使用可能な共用通信チャネルに設定する。
回線制御装置12が自動でグループAの使用可能な通信チャネル数を増やす変更処理を行う場合、回線制御装置12は、グループAに割り当てたチャネルS1〜S5のうちの使用中チャネル数が予め設定された第1のしきい値(ここでは、一例としてすべての5チャネル)以上となり、且つ、他のグループBに割り当てたチャネルS6〜S10の空きチャネル数が予め設定された第2のしきい値(少なくとも1チャネル)以上であるか否かを判断し、そうなった場合に変更処理を実行する。なお、第2のしきい値は、2以上であることが好ましく、これにより、他のグループB専用の通信チャネルを少なくとも一つは確保することができる。
また、回線制御装置12は、グループA,Bの両方が使用可能に設定変更した通信チャネルS6の割り当て優先度を他の通信チャネルS1〜5、S7〜10よりも低く設定する。これにより、回線制御装置12は、通信チャネルを割り当てる際、通信チャネルS1〜S5、S7〜S10を先に使用し、通信チャネルS1〜S5または通信チャネルS7〜S10に空きが無くなった場合に、通信チャネルS6を割り当てる。この詳細は、図3を参照しながら後述する。
そして、チャネルS6をグループA,Bの両方が使用可能に設定変更した図2(C)の状態で、グループAの端末装置Aから通信要求があると、図2(D)に示すように、回線制御装置12は、チャネルS6をグループAの通信(ここでは通話)に割当て、グループBの端末装置Bは、通信チャネルS6を使用できない状態とする。
その後、グループAの端末装置Aによる通信チャネルS6を使用した通話が終了した場合、図2(E)に示すように、通信チャネルS6は再びグループA,Bで使用可能となる。
さらにその後、複数グループA,Bで共用していた通信チャネルS6を、グループB専用のチャネルに戻す処理も、回線制御装置12は、統制台11の管理者からの遠隔操作、または、自動で実行する。
さらにその後、複数グループA,Bで共用していた通信チャネルS6を、グループB専用のチャネルに戻す処理も、回線制御装置12は、統制台11の管理者からの遠隔操作、または、自動で実行する。
回線制御装置12が自動で通信チャネルS6を、グループB専用のチャネルに戻す解除処理を行う場合、回線制御装置12は、グループAに割り当てたチャネルS1〜S5のうちの空きチャネル数が予め設定された第3のしきい値(ここでは、一例としてすべての1チャネル)以上となったか否かを判断し、第3のしきい値以上になると解除処理を実行する。このように、回線制御装置12が自動で通信チャネルの変更処理及び解除処理を行うことにより、管理者の手を煩わす必要がなくなる。
次に、図3を参照しながら、回線制御装置12が複数グループA,B両方が使用可能に設定変更した通信チャネルS6を、他の通信チャネルよりも優先度を低く設定した場合の動作例を説明する。
図3(A)は、回線制御装置12が通信チャネルS6を複数グループA,B共に使用できるチャネルとする変更処理を行った後、グループAが通信チャネルS1〜S4を使用中であり、グループBが通信チャネルS7,S8を使用中であり、通信チャネルS5,S6,S9,S10が空き状態である場合を示している。
図3(A)は、回線制御装置12が通信チャネルS6を複数グループA,B共に使用できるチャネルとする変更処理を行った後、グループAが通信チャネルS1〜S4を使用中であり、グループBが通信チャネルS7,S8を使用中であり、通信チャネルS5,S6,S9,S10が空き状態である場合を示している。
この図3(A)の状態で、グループAの端末装置Aから通信要求があった場合、図3(B)に示すように、回線制御装置12は、通信チャネルS5が空いているので、割当て優先度の低い通信チャネルS6ではなく、通信チャネルS5を割り当てる。
これにより、元々グループBが専用的に使用可能に設定されていた通信チャネルS6をグループAの専用使用可能チャネルS1〜S5に空きがあるのに、グループAが使用することがなくなり、公平な運用が可能となる。
これにより、元々グループBが専用的に使用可能に設定されていた通信チャネルS6をグループAの専用使用可能チャネルS1〜S5に空きがあるのに、グループAが使用することがなくなり、公平な運用が可能となる。
また、図3(A)の状態で、グループBの端末装置Bから通信要求があった場合、図3(C)に示すように、回線制御装置12は通信チャネルS9,S10が空いているので、割当て優先度の低い通信チャネルS6ではなく、通信チャネルS9,S10(ここではS9)を割り当てる。
これにより、グループBの通信要求に対して、グループBが専用使用可能な通信チャネルS7〜S10に空きがあるのに、グループAも使用可能な通信チャネルS6を割り当てることがなくなり、通信チャネルの使用効率をより向上することができる。
これにより、グループBの通信要求に対して、グループBが専用使用可能な通信チャネルS7〜S10に空きがあるのに、グループAも使用可能な通信チャネルS6を割り当てることがなくなり、通信チャネルの使用効率をより向上することができる。
なお、図3(B)の状態で、グループAの端末装置Aから通信要求があった場合には、図3(D)に示すように、回線制御装置12は、通信チャネルS1〜S5に空きがないので、通信チャネルS6を割り当てる。
このように、回線制御装置12は、グループA,Bの両方が使用可能に設定変更した通信チャネルS6の割り当て優先度を他の通信チャネルS1〜5、S7〜10よりも低く設定し、通信チャネルを割り当てる際、通信チャネルS1〜S5、S7〜S10を先に使用し、通信チャネルS1〜S5または通信チャネルS7〜S10に空きが無くなった場合に、通信チャネルS6を割り当てる。これにより、通信チャネルの公平な運用と使用効率の向上を図ることができる。
以上説明した通り、本無線通信システムによれば、回線制御装置12が各グループA,Bの通信チャネル使用状況に応じて、予め設定された使用可能な通信チャネルの数を変更するので、通信チャネルの使用効率を向上できる。
回線制御装置12による通信チャネルの共用通信チャネルへの変更/解除処理を統制台11から管理者が手動で行う場合には、ム管理者の判断によりフレキシブルに使用できるようになる。一方、回線制御装置12が変更/解除処理を自動で行う場合には、管理者が統制台11において通信チャネル使用状況を常時監視しておく必要がなくなり、管理者の負担を低減して利便性を向上することができる。
回線制御装置12による通信チャネルの共用通信チャネルへの変更/解除処理を統制台11から管理者が手動で行う場合には、ム管理者の判断によりフレキシブルに使用できるようになる。一方、回線制御装置12が変更/解除処理を自動で行う場合には、管理者が統制台11において通信チャネル使用状況を常時監視しておく必要がなくなり、管理者の負担を低減して利便性を向上することができる。
さらに、回線制御装置12は、使用可能な通信チャネルの数を変更すべく、複数グループA,Bが使用可能に設定した通信チャネルの割当て優先度を低く設定するので、通信チャネルの複数グループA,B間での公平な運用と、通信チャネル使用効率の更なる向上を図ることができる。
以上、本発明の一実施形態としての無線通信システムについて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、端末装置のグループはグループA,Bの2つであったが、グループ数は2以上であればよい。
例えば、上述した実施形態では、端末装置のグループはグループA,Bの2つであったが、グループ数は2以上であればよい。
また、回線制御装置12の通信チャネルの共用通信チャネルへの変更/解除処理は、手動と自動の切り替えを、統制台11から設定可能に構成してもよい。これにより、管理者が統制台11に在席している場合は手動、離席した場合は自動に設定することができ、運用上の利便性を向上できる。
さらに、上述した実施形態では、統制台11が1台である場合を例にあげて説明した。しかし、本発明において統制台11は複数あってもよく、各統制台11が共用通信チャネルへの変更/解除処理を実行可能に構成してもよい。その場合、複数の統制台11に優先度を設定して、排他制御を行う必要がある。統制台11を複数備えることにより、ある統制台11が変更処理を実施した後、解除処理を忘れても、別の統制台11で解除処理が可能になり、運用上の利便性が向上する。
なお、上述した実施形態では、回線制御装置12が通信チャネルの共用通信チャネルへの変更処理を自動で行う場合は、他のグループの空きチャネルが第2のしきい値以上かを判断するよう構成した。しかし、回線制御装置12は、第2のしきい値の判断は行わずに、第1のしきい値の判断のみで変更処理を実行してもよく、これにより、通信チャネルの使用効率をより向上できる。
11:統制台、12:回線制御装置、20,30:基地局装置、21,31:制御部、22,32:受信部、24,34:送信部、23,25,33,35:アンテナ、A1〜An,B1〜Bm:端末装置。
Claims (2)
- 複数の端末装置端末装置と、該複数の端末装置端末装置と複数の通信チャネルを用いて無線通信を行う基地局と、該基地局に接続され通信回線の制御を行う回線制御装置とを備え、
前記回線制御装置は、複数のグループに分けられた前記複数の端末装置に対して、各グループに設定された使用可能な複数の通信チャネルの中で、前記端末装置の通信に使用する通信チャネルを割り当てるとともに、各グループの通信チャネル使用状況に応じて、前記設定された使用可能な通信チャネルの数を変更することを特徴とする、無線通信システム。 - 前記回線制御装置は、前記使用可能な通信チャネルの数を変更する場合、変更対象の通信チャネルを複数のグループが使用可能な通信チャネルに設定し、且つ、当該通信チャネルの使用優先度を他の通信チャネルよりも低く設定することを特徴とする、請求項1記載の無線通信システム。
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JP2021119700A (ja) * | 2019-05-22 | 2021-08-12 | Necプラットフォームズ株式会社 | 無線通信制御装置、無線通信システム、チャネル割り当て方法及びプログラム |
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