JP2014066600A - 煙霧透過率測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】道路トンネル内の透過率測定に用いられる煙霧透過率測定装置の校正には、投光部と受光部の間の100mもの長距離に渡り光ファイバーケーブルを配線する必要があったので、工事費が高いなどの課題があった。
【解決手段】投光部1内に校正用受光素子14を設け、光源3から照射され投光部レンズ4を透過した光を、光ファイバーケーブル10aを介して校正用受光素子14で検出することにより投光部1を校正し、さらに受光部2内に校正用光源15を設け、校正用光源15から照射された光を、光ファイバーケーブル10bを介して受光部レンズ6を透過し、受光素子5で検出することにより受光部2を校正することで、安価な手段で煙霧透過率測定装置の校正を行うことが出来る。
【選択図】図1
【解決手段】投光部1内に校正用受光素子14を設け、光源3から照射され投光部レンズ4を透過した光を、光ファイバーケーブル10aを介して校正用受光素子14で検出することにより投光部1を校正し、さらに受光部2内に校正用光源15を設け、校正用光源15から照射された光を、光ファイバーケーブル10bを介して受光部レンズ6を透過し、受光素子5で検出することにより受光部2を校正することで、安価な手段で煙霧透過率測定装置の校正を行うことが出来る。
【選択図】図1
Description
本発明は、道路トンネル内の視感透過率測定に用いられる煙霧透過率測定装置に関するものである。
道路トンネル内では、走行する自動車の排出ガス中に含まれる塵埃などの物質により視界が妨げられ、道路トンネル利用者の安全な通行に影響を及ぼす。そこで、道路トンネル内におけるヒトの目による見え方を視感透過率として数値化し、その測定データをもとに換気設備の制御を行う方法が実施されている。
道路トンネル内の視感透過率測定に用いられる煙霧透過率測定装置は、道路トンネル照明下における視感透過率を測定する装置と定義付けられ、図5に示すように投光部101と受光部102により構成される場合(投光部・受光部分離型)が一般的である。また、図6に示すように投受光部107と反射部108により構成される場合(投受光部一体型)もある。視感透過率は、光源103から照射された光が、道路トンネル内媒質を透過した後、受光素子105で電気信号に変換され、処理部(図示無し)で演算処理することにより得られる。煙霧透過率測定装置の光源については、過去にHe−Neレーザが提案されている。これは、He−Neレーザの波長633nmが道路トンネル照明のうち高圧ナトリウムランプの分光特性のピーク波長600nmに近似しているためとしている。つまり、分光特性が道路トンネルの照明光源に近いものを投光部の光源に用いることにより、道路トンネル照明の光の減衰を再現できることになる。また、光源として白熱ランプ、発光ダイオードあるいは半導体レーザを用いる場合もある。
道路トンネルの換気設備を制御する上で用いられる視感透過率は、100mの媒質の透過率である。こうした理由により、図5の構成の煙霧透過率測定装置(投光部・受光部分離型)を用いて投光部と受光部を100m離隔して設置することにより、より正確な視感透過率を測定することができる。また、図6の構成の煙霧透過率測定装置は投受光部一体型であり、投受光部と反射部を50m離隔することで100mの媒質の透過率を評価する。これらの煙霧透過率測定装置を実際に道路トンネル内で使用すると、光学系を構成している光源103、投光部レンズ104、受光素子105、受光部レンズ106、ミラーもしくはプリズム109が徐々に塵埃などにより汚れてくる、もしくは長期使用により劣化するため、都度の校正が必要である。そのために、光ファイバーケーブル110を用いた校正をする場合が多い(特許文献1)。例えば、図5の構成の煙霧透過率測定装置の場合、投光部101、受光部102の間に光ファイバーケーブル110を配線し、校正時には光ファイバーケーブル110を介して光源103、投光部レンズ104から直接受光部レンズ106、受光素子105に光を照射する。その際には、遮蔽板111を図中の破線のように閉に設定し、光スイッチ112をオンにする。こうすることにより、道路トンネル内に浮遊している塵埃を含む媒質を介さない光を、受光素子105で受けることが出来る。そのため、光源103、投光部レンズ104、受光素子105、受光部レンズ106の汚れや劣化に伴う電気信号の変化(低下)のみを検出することができ、その電気信号の変化分を換算することにより、煙霧透過率測定装置の校正をすることが出来る。また、図6の構成の煙霧透過率測定装置の場合には、投受光部内部において、光源103、投光部レンズ104と受光素子105、受光部レンズ106の間に光ファイバーケーブル110および光スイッチ112を配線する。道路トンネル内の視感透過率の測定時には、光スイッチ112をオフに設定することにより、光源103、投光部レンズ104からの光が反射部108のミラーもしくはプリズム109にて反射し、受光部レンズ106を介して受光素子105で受光することが出来る。こうすることで、道路トンネル内の視感透過率を測定することができる。また、校正時には光スイッチ112をオンにすることにより、図5の構成の煙霧透過率測定装置の場合と同様に、道路トンネル内に浮遊している塵埃を含む媒質を介さない光を、受光素子105で受けることが出来る。そのため、光源103、投光部レンズ104、受光素子105、受光部レンズ106の汚れや劣化に伴う電気信号の変化(低下)のみを検出することができ、その電気信号の変化分を換算することにより、煙霧透過率測定装置の校正をすることが出来る。
しかしながら、このような図5の構成の煙霧透過率測定装置の場合、100mもの長距離に渡り光ファイバーケーブルを配線する必要がある。そのため、工事費が高く、設置中もしくは設置後においても光ファイバーケーブルの損傷のリスクがあるという課題があった。また、図6の構成の煙霧透過率測定装置の場合、反射部を構成しているミラーやプリズムの汚れや劣化の校正が出来ないという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決し、安価な手段で校正を行うことが出来る煙霧透過率測定装置を提供することを目的とする。
本発明の煙霧透過率測定装置は、上記目的を達成するため、投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置の場合、投光部の光源および投光部レンズ近傍に校正用受光素子を設け、さらに受光部の受光素子および受光部レンズの近傍に校正用光源を設け、校正時には光源の明るさを校正用受光素子で検出し、校正用光源の明るさを受光素子で検出する構成とする。
また、本発明の煙霧透過率測定装置は、上記目的を達成するため、投受光部一体型の煙霧透過率測定装置の場合、投受光部内部において、光源の光を光ファイバーケーブルを介して受光素子に照射して校正すると同時に、反射部のミラーもしくはプリズムの近傍に校正用光源、校正用受光素子を設け、校正時には校正用光源の光を校正用受光素子で検出する構成とする。
本発明によれば、投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置の場合、投光部の光源および投光部レンズの汚れや劣化を校正用受光素子で校正し、受光部の受光素子と受光部レンズの汚れや劣化を校正用光源で校正することにより、光ファイバーケーブルを100mもの長距離配線する必要がなく、工事費の抑制、光ファイバーケーブルの損傷のリスク回避を図ることが出来る。
また、本発明によれば、投受光部一体型の煙霧透過率の場合、投受光部内部において、光源の光を光ファイバーケーブルを介して受光素子に照射することにより、光源と受光素子の汚れ、劣化を校正すると同時に、反射部の校正用光源、校正用受光素子によりミラーもしくはプリズムの汚れや劣化も安価な手段で校正することが出来る。
本発明の請求項1記載の煙霧透過率測定装置は、光源とレンズを備えている投光部と、受光素子とレンズを備えている受光部を有する投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置において、投光部内部且つ光源とレンズの近傍に校正用受光素子を設け、煙霧透過率測定装置の投光部を校正する際には、光源から照射されレンズを透過した光を、光ファイバーケーブルを介して校正用受光素子で検出することにより校正することを特徴とする。これにより、従来の投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置の校正で用いられた100mもの長距離配線の光ファイバーケーブルを使用することなく、安価な手段で煙霧透過率測定装置の投光部の校正を行うことが出来る。
また、本発明の請求項2記載の煙霧透過率測定装置は、光源とレンズを備えている投光部と、受光素子とレンズを備えている受光部を有する投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置において、受光部内部且つ受光素子とレンズの近傍に校正用光源を設け、煙霧透過率測定装置の受光部を校正する際には、校正用光源から照射された光を、光ファイバーケーブルを介してレンズを透過し、受光素子で検出することにより校正することを特徴とする。これにより、従来の投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置の校正で用いられた100mもの長距離の光ファイバーケーブルを使用することなく、安価な手段で煙霧透過率測定装置の受光部の校正を行うことが出来る。
また、本発明の請求項3記載の煙霧透過率測定装置は、光源とレンズを備えている投光部と、受光素子とレンズを備えている受光部を有する投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置において、投光部内部且つ光源とレンズの近傍に校正用受光素子を設け、光源から照射されレンズを透過した光を、光ファイバーケーブルを介して校正用受光素子で検出することにより投光部を校正し、さらに受光部内部且つ受光素子とレンズの近傍に校正用光源を設け、校正用光源から照射された光を、光ファイバーケーブルを介してレンズを透過し、受光素子で検出することにより受光部を校正することを特徴とする。これにより、従来の投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置の校正で用いられた100mもの長距離配線の光ファイバーケーブルを使用することなく、安価な手段で煙霧透過率測定装置の投光部と受光部の校正を行うことが出来る。
また、本発明の請求項4記載の煙霧透過率測定装置は、光源と投光部レンズおよび受光素子と受光部レンズを備えている投受光部と、投受光部の光源より照射された光をミラーもしくはプリズムで投受光部の受光素子に反射する反射部とで構成される投受光部一体型の煙霧透過率測定装置において、反射部内部且つミラーもしくはプリズムの近傍に校正用光源と校正用受光素子を設け、校正用光源から照射された光を、光ファイバーケーブルを介してミラーもしくはプリズムで反射させて、光ファイバーケーブルを介してその反射光を校正用受光素子で検出することにより反射部を校正することを特徴とする。これにより、従来の投受光部一体型の煙霧透過率測定装置では出来なかった反射部の校正を安価な手段で行うことが出来る。
また、本発明の請求項5記載の煙霧透過率測定装置は、光源と投光部レンズおよび受光素子と受光部レンズを備えている投受光部と、投受光部の光源より照射された光をミラーもしくはプリズムで投受光部の受光素子に反射する反射部とで構成される投受光部一体型の煙霧透過率測定装置において、投受光部内部且つ投光部レンズ、受光部レンズ近傍に光ファイバーケーブルを設け、光源から照射され投光部用レンズを透過した光を前記光ファイバーケーブルおよび受光部レンズを経由して受光素子で検出することで投受光部の校正し、さらに反射部内部且つミラーもしくはプリズムの近傍に校正用光源と校正用受光素子を設け、校正用光源から照射された光を、光ファイバーケーブルを介してミラーもしくはプリズムで反射させて、光ファイバーケーブルを介してその反射光を校正用受光素子で検出することにより反射部を校正することを特徴とする。これにより、従来の投受光部一体型の煙霧透過率測定装置では出来なかった反射部の校正を安価な手段で行うことが出来る。
本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の煙霧透過率測定装置のうち投光部1と受光部2が分離した場合の概要図である。また、図2は図1の煙霧透過率測定装置の構造図である。図1および図2による煙霧透過率測定装置は、投光部1と、受光部2と、受光部2から出力される電気信号を演算処理し透過率を求める処理部(図示せず)により構成される。投光部1は、光源3および投光部レンズ4を有し、受光部2に向けて発光する。受光部2は、投光部1から照射された光を受光する受光素子5および受光部レンズ6を有している。処理部では、透過率を求める機能を有するとともに、校正時には基準となる電気信号を記憶し、透過率を演算するときのパラメータとする。
図1は、本発明の煙霧透過率測定装置のうち投光部1と受光部2が分離した場合の概要図である。また、図2は図1の煙霧透過率測定装置の構造図である。図1および図2による煙霧透過率測定装置は、投光部1と、受光部2と、受光部2から出力される電気信号を演算処理し透過率を求める処理部(図示せず)により構成される。投光部1は、光源3および投光部レンズ4を有し、受光部2に向けて発光する。受光部2は、投光部1から照射された光を受光する受光素子5および受光部レンズ6を有している。処理部では、透過率を求める機能を有するとともに、校正時には基準となる電気信号を記憶し、透過率を演算するときのパラメータとする。
前述の構成に加え、投光部1の内部には、校正用受光素子14、光ファイバーケーブル10a、コリメータ13を配線する。コリメータ13は、平行光線を作るための光学系素子である。光ファイバーケーブル(10aなど)の先端から照射される光は平行光ではないので、本発明の煙霧透過率測定装置で使用する全ての光ファイバーケーブル(10aなど)の先端にはコリメータ13を取り付ける必要がある。校正時には、光ファイバーケーブル10aの受光端は、投光部レンズ4と対向して設けられる。すなわち、光源3からの発光は、投光部レンズ4を通過して光ファイバーケーブル10aに入射するようにする。そして、投光部レンズ4を透過した光源3の光を、光ファイバーケーブル10a、コリメータ13を介して校正用受光素子14で検出できるようにする。このときの校正用受光素子14で検出した電気信号は、煙霧透過率測定装置運用開始時と比較して、光源3、投光部レンズ4の汚れや劣化のみに伴い低下している。従って、その差分を投光部の校正値として用いる。
こうすることにより、投光部1の光学系を構成している光源3、投光部レンズ4の汚れや劣化の校正が可能になる。なお、煙霧透過率測定装置にて道路トンネル内の視感透過率を測定する際に校正用受光素子14が汚れるのを防止するために、遮蔽板16を図中の破線のように閉じておくのも良い。
一方、受光部2の内部には、校正用光源15、光ファイバーケーブル10b、コリメータ13を配線する。校正用光源15は、光ファイバーケーブル10bの受光端に向けて発光する。光ファイバーケーブル10bの他方の端部(照射端)は、受光部レンズ6の正面に設け、照射する光を受光部レンズ6を通して受光素子5が検出する。校正時には、遮蔽板11を図中の破線のように閉じる。このときの受光素子5で検出した電気信号は、煙霧透過率測定装置運用開始時と比較して、受光素子5、受光部レンズ6の汚れや劣化のみに伴い低下している。従って、その差分を受光部の校正値として用いる。
こうすることにより、受光部2の光学系を構成している受光素子5、受光部レンズ6の汚れや劣化の校正が可能になる。なお、煙霧透過率測定装置にて道路トンネル内の視感透過率を測定する際に校正用光源15が汚れるのを防止するために、遮蔽板17を図中の破線のように閉じておくのも良い。
上記校正方法は、投光部1、受光部2どちらか一方にのみ適用しても良い。すなわち、投光部1に校正用受光素子14を設け、受光部2には校正用光源15を設けなくてもよい。あるいは、投光部1に校正用受光素子14を設けず、受光部2には校正用光源15を設けるとしてもよい。その場合、校正用の光源・受光素子を設けなかった光学系のレンズ等は、校正時に表面を汚れを取り除くことによって校正とすることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の煙霧透過率測定装置のうち投受光部7が一体になった場合の概要図である。また、図4は図3の煙霧透過率測定装置の構造図である。図3および図4による煙霧透過率測定装置は、投受光部7と、反射部8、受光素子5から出力される電気信号を演算処理し透過率を求める処理部(図示せず)により構成される。投受光部7は、光源3、投光部レンズ4および受光素子5、受光部レンズ6を有する。反射部8は、ミラーもしくはプリズム9を備えている。処理部では、透過率を求める機能を有するとともに、校正時には基準となる電気信号を記憶し、透過率を演算するときのパラメータとする。
図3は、本発明の煙霧透過率測定装置のうち投受光部7が一体になった場合の概要図である。また、図4は図3の煙霧透過率測定装置の構造図である。図3および図4による煙霧透過率測定装置は、投受光部7と、反射部8、受光素子5から出力される電気信号を演算処理し透過率を求める処理部(図示せず)により構成される。投受光部7は、光源3、投光部レンズ4および受光素子5、受光部レンズ6を有する。反射部8は、ミラーもしくはプリズム9を備えている。処理部では、透過率を求める機能を有するとともに、校正時には基準となる電気信号を記憶し、透過率を演算するときのパラメータとする。
前述の構成に加え、投受光部7の内部には、光ファイバーケーブル10c、光スイッチ12、コリメータ13を配線する。光ファイバーケーブル10cは、投光部レンズ4の正面に受光端を配置し、他方の端部を受光部レンズ6の正面に向けた配置する。
校正時には、光源3からの発光は、投光部レンズ4を通過して光ファイバーケーブル10cに入射する。そして、他方の端部から発した光は、受光部レンズ6を通過して受光素子5に到達する。また、光スイッチ12をオンにし、さらに遮蔽板11を図中の破線のように閉にすることで、投光部レンズ4を透過した光源3の光を、光ファイバーケーブル10c、光スイッチ12、コリメータ13、受光部レンズ6を介して受光素子5で検出できるようにする。こうすることにより、投受光部7の光学系を構成している光源3、投光部レンズ4、受光素子5、受光部レンズ6の汚れや劣化の校正が可能になる。
一方、反射部8の内部には、校正用光源15、光ファイバーケーブル10d、コリメータ13と、校正用受光素子14、光ファイバーケーブル10e、コリメータ13を配線する。校正時には、校正用光源15の光を、光ファイバーケーブル10d、コリメータ13を介して、ミラーもしくはプリズム9で反射させ、コリメータ13、光ファイバーケーブル10eを介して校正用受光素子14で検出できるようにする。このときには、遮蔽板11を図中の破線のように閉じる必要がある。こうすることにより、反射部8の光学系を構成しているミラーもしくはプリズム9の汚れや劣化の校正が可能になる。なお、煙霧透過率測定装置にて道路トンネル内の視感透過率を測定する際に校正用光源15、校正用受光素子14が汚れるのを防止するために、遮蔽板18を図中の破線のように閉じておくのも良い。
本発明は、道路トンネルの視感透過率測定に使用される煙霧透過率測定装置に適用できる。
1 投光部
2 受光部
3 光源
4 投光部レンズ
5 受光素子
6 受光部レンズ
7 投受光部
8 反射部
9 ミラーもしくはプリズム
10a、10b、10c、10d、10e 光ファイバーケーブル
11 遮蔽板
12 光スイッチ
13 コリメータ
14 校正用受光素子
15 校正用光源
16、17、18 遮蔽板
2 受光部
3 光源
4 投光部レンズ
5 受光素子
6 受光部レンズ
7 投受光部
8 反射部
9 ミラーもしくはプリズム
10a、10b、10c、10d、10e 光ファイバーケーブル
11 遮蔽板
12 光スイッチ
13 コリメータ
14 校正用受光素子
15 校正用光源
16、17、18 遮蔽板
Claims (5)
- 光源とレンズを備えている投光部と、受光素子とレンズを備えている受光部を有する投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置において、
投光部内部に校正用受光素子と光ファイバーケーブルを設け、
煙霧透過率測定装置の投光部を校正する際には、光源から照射されレンズを透過した光を、前記光ファイバーケーブルを介して前記校正用受光素子で検出することにより校正することを特徴とする煙霧透過率測定装置。 - 光源とレンズを備えている投光部と、受光素子とレンズを備えている受光部を有する投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置において、
受光部内部に校正用光源と光ファイバーケーブルを設け、
煙霧透過率測定装置の受光部を校正する際には、前記校正用光源から照射された光を、前記光ファイバーケーブルを介して前記レンズを透過し、前記受光素子で検出することにより校正することを特徴とする煙霧透過率測定装置。 - 光源と投光部レンズを備えている投光部と、受光素子と受光部レンズを備えている受光部を有する投光部・受光部分離型の煙霧透過率測定装置において、
投光部内部に校正用受光素子と投光部用光ファイバーケーブルを設け、
前記光源から照射され前記投光部レンズを透過した光を、前記投光部用光ファイバーケーブルを介して前記校正用受光素子で検出することにより投光部を校正し、
さらに受光部内部に校正用光源と受光部用光ファイバーケーブルを設け、
前記校正用光源から照射された光を、前記受光部用光ファイバーケーブルを介して前記受光部レンズを透過し、前記受光素子で検出することにより受光部を校正することを特徴とする煙霧透過率測定装置。 - 光源と投光部レンズおよび受光素子と受光部レンズを備えている投受光部と、投受光部の光源より照射された光をミラーもしくはプリズムで投受光部の受光素子に反射する反射部とで構成される投受光部一体型の煙霧透過率測定装置において、
反射部内部に校正用光源と校正用受光素子と光ファイバーケーブルを設け、
前記校正用光源から照射された光を、前記光ファイバーケーブルを介して前記ミラーもしくはプリズムで反射させて、前記光ファイバーケーブルを介してその反射光を前記校正用受光素子で検出することにより反射部を校正することを特徴とする煙霧透過率測定装置。 - 光源と投光部レンズおよび受光素子と受光部レンズを備えている投受光部と、投受光部の光源より照射された光をミラーもしくはプリズムで投受光部の受光素子に反射する反射部とで構成される投受光部一体型の煙霧透過率測定装置において、
投受光部内部に投受光部用光ファイバーケーブルを設け、
前記光源から照射され前記投光部用レンズを透過した光を前記投受光部用光ファイバーケーブルおよび前記受光部レンズを経由して前記受光素子で検出することで投受光部の校正し、
さらに反射部内部に校正用光源と校正用受光素子と反射部用光ファイバーケーブルを設け、
前記校正用光源から照射された光を、前記反射部用光ファイバーケーブルを介してミラーもしくはプリズムで反射させて、前記反射部用光ファイバーケーブルを介してその反射光を前記校正用受光素子で検出することにより反射部を校正することを特徴とする煙霧透過率測定装置。
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CN107860692A (zh) * | 2017-11-01 | 2018-03-30 | 缪荣明 | 粉尘作业环境中的粉尘浓度标定装置及标定方法 |
JP2019100784A (ja) * | 2017-11-30 | 2019-06-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 煙霧透過率測定装置およびそれを用いた煙霧透過率測定方法 |
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-
2012
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