JP2014059486A - 熱転写プリントシート用粉砕トナー、熱転写プリントシート、及びそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】粘着剤を用いずに白地に画像を印刷対象物に熱溶融させて接着させることができるとともに、粉砕機にダメージを与えることがない熱転写プリントシート用粉砕トナー、それを用いて得た熱転写プリントシート、この熱転写プリントシートを用いて製造された熱転写プリント体、及びそれらの製造方法を提供すること。
【解決手段】熱転写プリントシート用粉砕トナーは、脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを縮合させたユニットを含むポリエステル樹脂、及び新モース硬度が5以下である白色顔料を含む溶融混練物を粉砕してなることを特徴とする。熱転写プリントシートは、離型性表面を有する剥離性シートと、前記剥離性シート上に形成された、被転写媒体に熱転写可能なプリント画像と、前記プリント画像上に、前記粉砕トナーを転写及び定着してなる白色トナー層を具備することを特徴とする。
【選択図】図3
Description
このようなラベルの作成方式は、ラベルを大量に作成する場合には、これといった支障はないが、作成するラベルの数量が少量の場合には、元来、絵柄を印刷する版と絵柄をカットする刃型の制作費用が高いため、結果的にラベルの単価が高くなってしまうという問題が発生する。
また、熱転写プリンタにより衣類等の布地に直接プリントする装置や(特許文献3参照)、転写紙に画像を印刷した後、アイロン等により印刷媒体に画像を熱転写する方法や装置が提案されている。(例えば、特許文献4、5参照。)
また、前記脂肪族ジカルボン酸をコハク酸とし、前記脂肪族ジオールを1,4−ブタンジオールとすることができる。
本発明の一実施形態に係る熱転写プリントシート用粉砕トナーは、脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを縮合させたユニットを含むポリエステル樹脂、及び新モース硬度が5以下である白色顔料を含む溶融混練物を粉砕してなることを特徴とする。
電子写真方式でメディアに直接画像を形成する場合、メディアが着色物であると、白色トナーを用いて画像の下地を白色にすることで画像を際立たせる方法がしばしば用いられる。このような場合、白色熱転写プリントシートを効率よく作製するために、トナーに白色顔料を含有させるが、白色顔料として最も一般的に用いられる酸化チタン(ルチル型)は、新モース硬度が8〜8.5と高く、硬い材料であるため、粉砕法によりトナーを作製する場合、その硬さゆえに粉砕機にダメージを与えるという欠点がある。ラベルの基材となるトナーは一般に粉砕性が悪く、その粉砕には液体窒素を使用した凍結粉砕が適しているが、凍結粉砕機はその特性上、硬い材料を粉砕する対策が行いにくく、特にダメージを受けやすい。
新モース硬度が5以下である白色顔料としては、例えば、タルク、カオリン、硫化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、及び酸化亜鉛からなる群から選ばれた少なくとも1種を挙げることができる。
白色顔料の含有量は、粉砕トナーに対し、5〜60質量%であるのが好ましい。5質量%では、白色の外観が得にくく、60質量%を超えると、フィルムとしての物理的強度が悪化する傾向となる。
凍結粉砕を行う凍結粉砕機として、例えば、リンレックスミル(ホソカワミクロン(株)製)を挙げることができる。
以上のようにして製造された熱転写プリントシート用粉砕トナーを用いて、熱転写プリントシートを製造することが出来る。即ち、離型性表面を有する剥離性シートを供給し、被転写媒体に熱転写プリントすべき画像を前記剥離性シートに転写し、熱転写プリントシート用粉砕トナーを現像し、前記剥離性シートに転写された画像上に転写して白色トナー層を形成し、前記剥離性シートに転写された前記画像及び前記白色トナー層を、加熱と加圧により定着してフィルム形状に定着することにより、熱転写プリントシートが製造される。
上記の画像形成部2は、5個の画像形成ユニット5(5−1,5−2,5−3,5−4,5−5)を多段式に並設した構成からなる。
上記の各画像形成ユニット5−1〜5−5は、現像ユニットに収容された現像剤の色や種類を除けば同じ構成である。したがって、以下、画像形成ユニット5−4を例にしてその構成を説明する。
感光体ドラム6の帯電ローラ8と現像ユニット9との間に位置する上面に近接して、本体装置側の光書込ヘッド12が配置されている。また、感光体ドラム6の下面に近接して搬送ベルト13が配設されている。そして、この搬送ベルト13を間に挟んで転写器14が感光体ドラム6の下面に向けて押圧されている。
上記の感光体ドラム6は、図の時計回り方向に回転する。そして先ず帯電ローラ8からの電荷付与により、感光体ドラム6の周面が一様に帯電して初期化される。次に、印字情報に基づく光書込ヘッド12からの光書き込みにより、感光体ドラム6の周面に静電潜像が形成される。
剥離性シート18は、この循環移動する搬送ベルト13の上面に静電的に吸着されて搬送され、感光体ドラム6の直下を用紙搬送方向上流側から下流側へ搬送ベルト13と共に移動する。
いずれにせよ、剥離性シート18は、熱ローラ26aと押圧ローラ26b間に挟持されて搬送されながら、熱と圧力とによりトナー像を溶融され紙面に圧着されてトナー像及び白色トナー層を定着される。また、クリーナ26cは熱ローラ26aに残留するトナーを除去する。
本例では、フルカラーのトナー像を定着された剥離性シート18は、切換板27が図の実線で示す上方に回動していると、そのまま再搬送ユニット3に送り込まれる。
画像形成ユニット5−5による転写基材の白色トナー層の現像と転写では、搬送ベルト13が画像形成ユニット5−1〜5−4から下方に離隔する。そして、転写基材の白色トナー層の印刷を受け持つ画像形成ユニット5−5が上方の退避位置から降下して、その感光体ドラム6が搬送ベルト13に当接する。
そして、切換板27が剥離性シート18を上方に案内するように動作することにより、搬送ローラ29により上に搬送され、排紙ローラ31によって画像形成面を下にして排紙部32に排出される。
図2は、上記の熱転写プリントシート作成装置1の制御装置を含む回路ブロック図である。図2に示すように回路ブロックは、CPU(central processing unit)35を中心にして、このCPU35に、それぞれデータバスを介してインターフェイスコントローラ(I/F_CONT)36及びプリンタコントローラ(PR_CONT)37が接続されている。PR_CONT37にはプリンタ印字部38が接続されている。
すなわち、各部において、先ず、I/F_CONT36は、例えばパーソナルコンピュータ等のホスト機器から供給される印字データをビットマップデータに変換し、フレームメモリ44に展開する。
フレームメモリ44に展開されたデータはPR_CONT37に出力され、PR_CONT37からプリンタ印字部38に出力される。
エロー(Y)の各色の画像データをそれぞれ対応する図1に示した光書込ヘッド12に供給する。
また、プリンタ制御部38は、現像部45を介し、光書込ヘッド12による画像データに基づく感光体ドラム6への静電潜像の形成と、形成された静電潜像に対応する色又は転写基材のトナーでの現像を制御する。
更にプリンタ印字部38は、ベルト駆動部47を介し、搬送ベルト13のベルト位置制御機構の上下移動や、搬送ベルト13を循環移動させる駆動ローラ15の回転駆動などを行う駆動出力を制御する。
なお、鏡像48及び白色熱可塑性樹脂層49の定着は、鏡像48及び白色熱可塑性樹脂層49が転写された後に、加熱と加圧により鏡像48及び白色熱可塑性樹脂層49を同時に定着してもよいが、鏡像48を転写した後に鏡像48を予備定着し、次いで白色熱可塑性樹脂層49を転写した後に、加熱と加圧により白色熱可塑性樹脂層49を定着してもよい。
この後、熱転写プリントシート50が室温程度まで冷却した頃合を見て、人手によって剥離性シート18を引き剥がすと、図3(e)に示すように、Tシャツ等の印刷対象物である被転写媒体52に、鏡像48から正像48aとなった画像ラベル53の転写印刷が完成する。
以下、本発明の実施例と比較例を示し、本発明について具体的に説明する。
<各物性値の測定方法>
各例で用いた物性値の測定方法を以下に示す。
<軟化点の測定>
軟化点の測定には、装置はフローテスター((株)島津製作所製、CFT−500D)、試料は1g、昇温速度は6℃/分、荷重は20kg、ノズルは直径1mm、長さ1mm、とし、軟化点には1/2法(試料の半分が流出した温度)を用いた。
<粒径の測定>
トナー粒径の測定には、装置はFPIA−2100(シスメックス(株)製)、試料はビーカーに試料少量と精製水、界面活性剤を入れ、超音波洗浄器にて分散した。測定結果としては体積平均粒径(D50)を得た。
<粉砕トナーの樹脂成分となるポリブチレンコハク酸の合成>
合成例として、コハク酸100質量部と1,4−ブタンジオール89質量部に対して、リンゴ酸0.4質量部と二酸化ゲルマニウム1質量部を溶解させた88%乳酸水溶液を5質量部添加した。反応系内を窒素雰囲気にした後、220℃にて1時間反応させて、次に230℃に昇温を行いながら1.5時間かけて70Paまで減圧した。さらに2時間重合を進行させて、ポリブチレンコハク酸を得た。
<白色トナーの製造>
実施例1
合成例で得られたポリブチレンコハク酸81.5質量部、タルク(SG−2000;日本タルク(株)製)15質量部、帯電制御剤としてLR−147(日本カーリット(株)製)1質量部、及びカルナバワックス(加藤洋行(株)製)2.5質量部を混合し、混合物を2軸押出混練機にて混練した。
この粉末100質量部を疎水化処理した2種類のシリカ粒子RY200(日本エアロジル(株)製)0.2質量部及びNY50(日本エアロジル(株)製)0.7質量部とともにヘンシェルミキサーにて攪拌し、シリカ粒子を外添したトナー1を得た。このトナー1のD50(体積)は33μm、軟化点は126℃であった。
タルク15質量部の代わりにカオリン(ASP072;林化成(株)製)15質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の手順で、トナー2を得た。このトナー1のD50(体積)は39μm、軟化点は126℃であった。
実施例3
タルク15質量部の代わりに硫化亜鉛微粒子15質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の手順で、トナー3を得た。このトナー1のD50(体積)は39μm、軟化点は126℃であった。
次に、混合液を50μm目開きのふるいを通してアルミナビーズを除去した後、沈殿物を採取して乾燥し、D50(体積)が0.4μmの硫化亜鉛微粒子を得た。
タルク15質量部の代わりに硫酸バリウム(B−30;堺化学工業(株)製)15質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の手順で、トナー4を得た。このトナー1のD50(体積)は39μm、軟化点は126℃であった。
実施例5
タルク15質量部の代わりにD50が0.4μmの炭酸カルシウム(イメリスミネラル(株)製)15質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の手順で、トナー5を得た。このトナー1のD50(体積)は40μm、軟化点は126℃であった。
タルク15質量部の代わりに酸化亜鉛(ハイスイテック(株)製)15質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の手順で、トナー6を得た。このトナー6のD50(体積)は38μm、軟化点は126℃であった。
比較例1
タルク15質量部の代わりに酸化ジルコニウム15質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の手順で、トナー7を得た。このトナー7のD50(体積)は33μm、軟化点は126℃であった。
比較例2
タルク15質量部の代わりに酸化チタン(CR−60;石原産業(株)製)15質量部を用いたことを除いて、実施例1と同様の手順で、トナー8を得た。このトナー8のD50(体積)は33μm、軟化点は126℃であった。
<シャツへのプリント>
カシオ計算機(株)製N5300プリンタにより、PET製透明セパレーター上にカラーの反転画像を現像した後、トナー1をカラー画像を覆うように現像して、熱定着させ、熱転写プリントシートを作成した。この熱転写プリントシートにおける定着後のトナー1の厚みは50μmであった。その後、黒色無地のTシャツの印字箇所に熱転写プリントシートをトナー面が接するように合わせ、セパレーターの裏面から暖めたアイロンを押し当てた。Tシャツが室温程度まで十分に冷えた後、透明セパレーターを剥がしたところ、Tシャツ上に画像を転写することができた。得られたTシャツを洗濯機にて洗濯して、その後の状態を確認した。
トナー1の代わりにトナー2〜8を用いたことを除いて同様にして熱転写プリントシートを作成し、Tシャツ上に画像を転写したところ、Tシャツの画像の画質は良好であった。
上述した例は、Tシャツやトレーナーなどの布製品に対して特に有効な転写印刷方法であるが、転写印刷の対象物が金属、木材、樹脂、紙、セラミックス、などにも適用可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
[付記1]
脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを縮合させたユニットを含むポリエステル樹脂、及び新モース硬度が5以下である白色顔料を含む溶融混練物を粉砕してなることを特徴とする熱転写プリントシート用粉砕トナー。
[付記2]
前記白色顔料は、タルク、カオリン、硫化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、及び酸化亜鉛からなる群から選ばれた少なくとも1種である付記1に記載の熱転写プリントシート用粉砕トナー。
[付記3]
前記脂肪族ジカルボン酸はコハク酸であり、前記脂肪族ジオールは1,4−ブタンジオールであることを特徴とする付記1に記載の熱転写プリントシート用粉砕トナー。
[付記4]
脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを縮合させたユニットを含むポリエステル樹脂と、新モース硬度が5以下である白色顔料とを加熱しつつ溶融混練する工程、及び
得られた溶融混練物を粉砕する工程
を具備することを特徴とする熱転写プリントシート用粉砕トナーの製造方法。
[付記5]
離型性表面を有する剥離性シートと、
前記剥離性シート上に形成された、被転写媒体に熱転写可能なプリント画像と、
前記プリント画像上に、付記1〜3のいずれかに記載の粉砕トナーを転写及び定着してなる白色トナー層
を具備することを特徴とする熱転写プリントシート。
[付記6]
離型性表面を有する剥離性シートを供給する剥離性シート供給工程と、
被転写媒体に熱転写プリントすべき画像を前記剥離性シートに転写する画像形成工程と、
付記1〜3のいずれかに記載の粉砕トナーを現像し、前記剥離性シートに転写された画像上に転写する白色トナー層形成工程と、
前記剥離性シートに転写された前記画像及び前記白色トナー層を、加熱と加圧により
定着してフィルム形状に定着する定着工程と
を具備することを特徴とする熱転写プリントシートの製造方法。
[付記7]
加熱プレス機を用い、付記5に記載の熱転写プリントシートを被転写媒体に対し前記画像形成面を対向させて重ね合わせ、前記熱転写プリントシートの前記画像形成面の裏面から加熱および加圧し、冷却後に前記剥離性シートを引き剥がし、熱転写プリントシートの白色トナー層及び画像を被転写媒体に熱転写することを特徴とする熱転写プリント方法。
2…画像形成部
3…再搬送ユニット
4…給紙部
5(5−1,5−2,5−3,5−4,5−5)…画像形成ユニット
6…感光体ドラム
7…クリーナ
8,8a,8b…帯電ローラ
9…現像ユニット
11…現像ローラ
12…光書込ヘッド
13…搬送ベルト
14…転写器
14´…転写ローラ
15…駆動ローラ
16…従動ローラ
17…給紙カセット
18…剥離性シート(用紙)
19…給紙コロ
21…搬送案内路
22…待機ローラ対
23…装着部
24…MPF(Multi Paper Feeder)トレイ
25…給紙コロ
26…定着ユニット
26a…熱ローラ
26b…押圧ローラ
26c…クリーナ
27…切換板
28…支点
29…搬送ローラ
31…排紙ローラ
32…排紙部
33a〜33e…搬送ローラ
35…CPU
36…インターフェイスコントローラ(I/F_CONT)
37…プリンタコントローラ(PR_CONT)
38…プリンタ印字部
39…ROM
41…EEPROM
42…操作パネル
43…センサ部
44…フレームメモリ
45…ベルト駆動部
46…定着部
47…ベルト駆動部
48…鏡像
48a 正像
49…転写基材のフイルム形状のトナー像
50…熱転写プリントシート
50…鏡像形成面
50−2…鏡像形成面の裏面
51…加熱プレス機
52…被転写媒体
53…ラベル画像
53a…転写画像
Claims (7)
- 脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを縮合させたユニットを含むポリエステル樹脂、及び新モース硬度が5以下である白色顔料を含む溶融混練物を粉砕してなることを特徴とする熱転写プリントシート用粉砕トナー。
- 前記白色顔料は、タルク、カオリン、硫化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、及び酸化亜鉛からなる群から選ばれた少なくとも1種である請求項1に記載の熱転写プリントシート用粉砕トナー。
- 前記脂肪族ジカルボン酸はコハク酸であり、前記脂肪族ジオールは1,4−ブタンジオールであることを特徴とする請求項1に記載の熱転写プリントシート用粉砕トナー。
- 脂肪族ジカルボン酸と脂肪族ジオールを縮合させたユニットを含むポリエステル樹脂と、新モース硬度が5以下である白色顔料とを加熱しつつ溶融混練する工程、及び
得られた溶融混練物を粉砕する工程
を具備することを特徴とする熱転写プリントシート用粉砕トナーの製造方法。 - 離型性表面を有する剥離性シートと、
前記剥離性シート上に形成された、被転写媒体に熱転写可能なプリント画像と、
前記プリント画像上に、請求項1〜3のいずれかに記載の粉砕トナーを転写及び定着してなる白色トナー層
を具備することを特徴とする熱転写プリントシート。 - 離型性表面を有する剥離性シートを供給する剥離性シート供給工程と、
被転写媒体に熱転写プリントすべき画像を前記剥離性シートに転写する画像形成工程と、
請求項1〜3のいずれかに記載の粉砕トナーを現像し、前記剥離性シートに転写された画像上に転写する白色トナー層形成工程と、
前記剥離性シートに転写された前記画像及び前記白色トナー層を、加熱と加圧により
定着してフィルム形状に定着する定着工程と
を具備することを特徴とする熱転写プリントシートの製造方法。 - 加熱プレス機を用い、請求項5に記載の熱転写プリントシートを被転写媒体に対し前記画像形成面を対向させて重ね合わせ、前記熱転写プリントシートの前記画像形成面の裏面から加熱および加圧し、冷却後に前記剥離性シートを引き剥がし、熱転写プリントシートの白色トナー層及び画像を被転写媒体に熱転写することを特徴とする熱転写プリント方法。
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