JP2014058329A - ランプ個装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送時の衝撃によっても変形しにくいランプ保持用のパッドを有するランプ個装箱を実現すること。
【解決手段】ランプと、該ランプを内部に収容し保持部において保持する保護カバーと、を包装するランプ個装箱であって、該ランプ個装箱の長尺方向(Z方向)の両端に配置された、X方向、Y方向、Z方向の全ての方向において前記保護カバーの保持部を挟持する一対のパッドを有すること。
【選択図】図7

Description

本発明は放電ランプを個別に包装するランプ個装箱に関し、特にガラス製の発光管内に高圧ガスが封入されたキセノン放電ランプの個装箱に関する。
デジタルシネマ用光源などに用いられるショートアーク型放電ランプは、ガラス製発光管の内部に大気圧よりも高い圧力でキセノンなどの放電ガスが封入されている。
このような放電ランプは、基本的には安全に搬送され、発光管が破裂することはないが、万が一破裂した場合には非常に危険であるため、念のため搬送時にはランプ個装箱内においてパッドと呼ばれる緩衝材に保持され、包装、出荷される。
例えば、特開2002−370784号公報(特許文献1)には、この種の個装箱の従来例が記載されている。
図8(a)は従来例にかかる個装箱を示す斜視図である。この図において、個装箱80は、段ボール紙からなる外装箱81とその箱内の両端に配置されるパッド82から構成されている。
図8(b)はパッドを示す斜視図である。パッド82は、図示の通り1枚の段ボール紙を折り曲げて構成されており、V字状の支持面部89、89およびこれを保持する補強面部85、85を有している。
このような構造により、支持面部89がランプの口金の形状に合わせて、若干変形しつつ、補強面部85でこれを補強するというものである。
この発明によれば、ランプの長さが長短あっても、それらに対応して保持することができ、かつ個装箱を廃棄する際には緩衝材料の分別が必要なく、組立が簡便であるものであった。
特開2002−370784号公報 特開2012−099295号公報
しかし、ランプの大型化によりランプ重量が増してきている。また、海外での生産、販売量が増加しており、海外においては、搬送時の取り扱いについて個装箱の外面等に注意書きをしていても乱暴に扱われることがある。これにより、パッドが搬送時に変形するという問題が発生した。パッドが変形した状態で搬送すると、ランプを確実に保持するものがなく、破損に至るおそれがある。
さらに、個装箱は、図示のように長手方向を水平に向けて載置された状態で搬送されるのみならず、効率の観点からこれを垂直にして立てた状態でも搬送されるようになってきている。そのため、従来のパッドでは、全方向に対する保持が不十分であり、特に個装箱の長手方向での保持が不十分である。
しかも、この種のキセノン放電ランプは、デジタルシネマへの対応に伴い、静圧で1気圧を超えるようにガス封入圧が増加しており、危険性は増している。そのため、安全性にはよりいっそうの配慮が必要である。
また、従来例にかかるパッドは、ランプの口金を直接支持するものであり、搬送時の衝撃が直接ランプに伝わるため、破損防止の観点からはこの構造は好ましくなかった。
そこで、本発明者は、ランプの口金ではなく、発光部を包囲するようにランプに取り付けられている保護カバーをパッドにより支持することを検討した。
この保護カバーとは、例えば特開2012−099295号公報(特許文献2)に記載されたものであり、ポリカーカーボネート等の強固なプラスチックにより構成され、保持部に取り付けられた弾性部材からなるサポーターによりランプを保持している。
このような保護カバーをパッドで間接保持した方が、ランプの口金をパッドで直接保持するよりも、弾性部材により衝撃を吸収することができると考えたためである。
また、パッドの保持性能のみを重視して、これを段ボール以外の変形しにくい材料により構成することも可能であるが、地球環境の保護、販売先での処分の便を鑑みると、部品点数を増やすことなく、処分が容易であるように1枚の段ボールにより構成されていることが好ましいという事情がある。
以上の観点から、本発明は搬送時の衝撃によっても変形しにくいランプ保持用のパッドを有するランプ個装箱を実現することを目的とする。
具体的には、ランプを口金等により直接保持することなく、その保護カバーを保持し、かつ、個装箱がいかなる姿勢で搬送されようとも、ランプが固定されるように全方向から保持することができるパッドを有するランプ個装箱を実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願発明は、ランプと、該ランプを内部に収容し保持部において保持する保護カバーと、を包装するランプ個装箱であって、該ランプ個装箱の長尺方向(Z方向)の両端に配置された、X方向、Y方向、Z方向の全ての方向において前記保護カバーの保持部を挟持する一対のパッドを有することを特徴とするランプ個装箱である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記パッドは、前記保護カバーに対向する一壁面である前壁部と、該前壁部に設けられた第1の開口部と、 該第1の開口部の周縁部に設けられた環状緩衝部とを有する第1の保持面部を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記パッドは、 該パッド内の空間を仕切る前記前壁部に平行な仕切板と、該仕切板に設けられた第2の開口部および第2の保持面部と、前記第1の保持面部と、該第2の保持面部との間に設けられた第1の補強板とを有することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記パッドは、
前記前壁部と対向する一対の壁である後壁部と第2の保持面部との間に設けられた、第2の補強板を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記ショートアーク型放電ランプは長手方向の両端に配置された口金と給電リードとを有するものであり、
前記パッドは、前記前壁部と、前記後壁部との間に設けられた該給電リードが出入りするスリットと、該パッドの第2の保持面部と後壁部と、第2の補強板とによって囲繞された口金収容部と、 を有することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、搬送時の衝撃によっても変形しにくいランプ保持用のパッドを有するランプ個装箱を実現することができる。
ランプを口金等により直接保持することなく、その保護カバーを保持し、かつ、個装箱がいかなる姿勢で搬送されようとも、ランプが固定されるように全方向から保持することができる。
請求項2に係る発明によれば、保護カバーは、第1の保持面部に設けられた環状緩衝部に外嵌してX方向、Y方向において位置決めされるとともに、第2の保持面部に当接してZ方向において位置決めされる。これにより、保護カバーは搬送中においても強固に位置決めされる。
請求項3に係る発明によれば、第1の保持面部と第2の保持面部との間には第1の補強板が設けられているので、第1の保持面部が保護カバーから加わる力により変形することを防止することができる。
請求項4に係る発明によれば、第2の保持面部と後壁部との間に、第2の補強板が設けられているので、第2の保持面部が保護カバーから加わる力により変形することを防止することができる。
請求項5に係る発明によれば、各パッドの口金収容部には、ランプの口金が、パッドのいずれの部分とも接触しないように収容されている。これにより、口金に直接的に衝撃が与えられることがなく、ランプの破損を防止することができる。
本発明に係るランプ個装箱の包装対象であるショートアーク型放電ランプを示す図である。 ショートアーク型放電ランプを保護する保護カバーを示す図である。 本発明に係るランプ個装箱の外装箱を表す斜視図である。 本発明に係るランプ個装箱のパッドを構成するブランクシートを示す展開図である。 組み立てたパッドの図であり、(a)は前壁部を正面視した図、(b)は天壁部を正面視した図、(c)は後壁部を正面視した図、(d)は一の側壁部45を正面視した図、(e)は(b)におけるA−A´線断面図、(f)は(b)におけるB−B´線断面図、(g)は(b)におけるC−C´線断面図である。 保護カバーがパッドに保持された状態を示す図である。 ランプを包装した状態を示すランプ個装箱の全体図である。 (a)従来例に係る個装箱を示す斜視図である。(b)パッドを示す斜視図である。
図1は、本発明に係るランプ個装箱の包装対象であるショートアーク型放電ランプを示す。
ショートアーク型放電ランプ1(以下、省略してランプ1ともいう)は、ガラス製の発光管を備えている。発光管は中央に位置する略球状の発光部11と、その両端に棒状の封止部12、12とを備えている。封止部12、12の両端からは外部リード14、14が導出されており、外部リード14、14は発光管内に対向配置された一対の電極(図示略)と電気的に接続されている。また、封止部12、12には、口金13、13が取り付けられている。
この種のランプ1は、封入するガスの種類により種々の波長の発光をすることができる、例えば映写機用光源となるランプでは、可視光を利用するために希ガス、より具体的にはキセノンガス、が静圧で1.0MPa以上封入される。
図2(a)、(b)は、ショートアーク型放電ランプを保護する保護カバーを示す図である。
図2(a)において、保護カバー2は、ポリカーボネート(PC)等のプラスチック樹脂等で構成されており、ランプ1の発光部11を収容する収容部21と、ランプ1の口金13、13を保持する保持部22、22を備えている。
図2(b)は、この保護カバー2を90度回転させた位置から見た図である。この図に示すように、保護カバー2は、例えば蝶番である回動部24により回転して、2つに割れて開閉し、収容部21の内部にランプ1を出し入れすることが可能である。
保持部22、22には、ランプ1の口金13、13への衝撃を緩和しつつ保持するためのサポーター(図示略)が設けられており、サポーターは例えば弾性部材、より具体的には熱可塑性エラストマー(TPE)等のゴムである。
保護カバー2の形状は、収容するランプにより様々であるが、アーク放電ランプの場合は収容部21と保持部22は一般的に筒状である。
より具体的には、ショートアーク型放電ランプの場合は、収容部21の径が大きく、保持部22の径は小さいものであり、ロングアーク放電ランプの場合は、収容部21と保持部22の径はほぼ同じとなる。
図3は、本発明に係るランプ個装箱の外装箱を表す斜視図である。
外装箱3は、直方体形状の例えば段ボール紙からなる箱であり、ランプの形状に合わせて長尺な形状をしている。
外装箱3内部のランプ収容空間の長手方向、すなわちZ方向両端には、ランプ1を収容した保護カバー2を保持するためのパッド(図示略)が設けられる。
パッドは、外装箱3のZ方向壁面部33ZによってZ方向を、およびX方向壁面部33XによってX方向を、内蓋32および外蓋31によってY方向をそれぞれ保持される。
図4は、本発明に係るランプ個装箱のパッドを構成するブランクシートを示す展開図である。この図において、実線は輪郭線若しくは切断線を、一点鎖線は山折線を、点線は谷折線を表している。
パッドブランク4´は、1枚の段ボール紙を折り曲げて組み立てると、概観が直方体形状となるように構成されるものであり、組み立てた際に外壁となる天壁部43、およびこれに連設される前壁部41、後壁部42、側壁部44、45、および底壁部46とを備えている。
前壁部41は、組み立てた際に、保護カバーを保持する第1の保持面部411となる部分である。
前壁部41には、第1の開口部412が穿設されている。第1の開口412の周縁部には、この開口縁を始点として放射状に延びる複数の切り込みが形成されており、複数の切り込みの終点を結ぶと略八角形となっている。
このような切り込みは、保護カバー2の形状に適合するようにしたものであり、保護カバー2の形状に合わせて適宜変更可能である。
また、この図において紙面右方向に第1の開口部412と連通するリード線通過溝となる部分が穿設されている。この点については後述する。
前壁部41の紙面上下には四隅を覆うための隅板471、472が連設されている。前壁部41の紙面左側には、組み立てた際に底壁部46の一部となる底壁部46Aが連設されている。
底壁部46Aの紙面左側には、第2の保持面部51を一部に有する仕切板50が連接されている。
仕切板50は、山折線にしたがって折り曲げられて重ね合わされ、右側の部分が、第2の保持面部51となる。
前壁部41の紙面右側には、天壁部43が連設されている。天壁部43の中央部分には、紙面上下方向に穿設された開口である仕切板差込口431が形成されている。
仕切板差込口431の紙面左右両側は、左右方向に延びる切断線によって切断され、折込片として図示の山折線に従い内側に折り曲げられる。これによって、天壁部43の中央部分に他の部材が貫通可能な開口が形成される。
天壁部43の紙面上下方向には、側壁部44および45が連設されている。また、各側壁部44、45の端部には、第1の補強板481、482および、第2の補強板491、492が連設されている。
ここで側壁部44、45、第1の補強板481、482、および第2の補強板491、492は上下対称な同一形状をしており、構造、機能も同一であるから、上方側を例として説明する。
側壁部44の紙面上側には、前壁部41側に位置する第1の補強板481と、これに並んで後壁部42側に位置する第2の補強板491とが連設されている。
第1の補強板481、第2の補強板491にはそれぞれ差込片4814、4914が連設されている。
パッド4を折曲線にしたがって組み立てると、差込片4814は、天壁部43の中央を貫通し、天壁部43の外側を回りこんで、係止孔432に挿入される。これと同様に、差込片4914も係止孔434に挿入される。
天壁部43の紙面右側には、後壁部42が連設されており、後壁部42の上下には、隅板473、474が連設されている。
前壁部41に連設された隅板471、472、および後壁部42に連設された隅板473、474は、パッドを組み立てた際に、いずれもが側壁部44、45より内側に収容され、四隅を補強する。
図5は、上記のブランクを折り曲げて組み立てたパッドのいわゆる六面図である。この図において(a)は、前壁部41を正面視した図、(b)は天壁部43を正面視した図、(c)は後壁部42を正面視した図、(d)は一の側壁部45を正面視した図である。なお、他の側壁部44および底壁部46については図示を省略する。
また、(e)はA−A´線断面図、(f)はB−B´線断面図、(g)はC−C´線断面図をそれぞれ示している。
パッド4は、略直方体で前壁部41、後壁部42、側壁部44、45、天壁部43、底壁部46の六方の壁部を備えており、従来のパッドに比して剛性が高く堅牢な構造となっている。
図5(a)に示すように、前壁部41には、略円形の第1の開口部412が形成されている
また、第1の開口部412の周縁部には放射状に広がる切り込みが設けられており、これによって第1の開口部412の周囲には環状緩衝部413が形成されている。
環状緩衝部413は、保護カバー2の一端側の縮径部23に当接するとともに、内側に撓むことで衝撃に対する緩衝作用を有している。
第1の開口部412のサイズは、ランプ1の口金13、および保護カバー2の保持部22が余裕を持って通過できる程度の大きさあるとともに、保護カバー2の収容部21、および縮径部23よりも小さいものである。
第1の開口部412の天壁部43側には、口金13から延びるリード線を通すためのスリット414が設けられている。
図5(b)に示すように、前壁部41の後方(後壁部42側)には、保護カバー2の保持部22の端面を抑えて固定するための仕切板50が設けられている。
前壁部41と仕切板50との間には、天壁部43を構成する一部である天壁部43A、43Bが設けられている。また、仕切板50と後壁42との間には、天壁部43を構成する一部である天壁部43C、43Dが設けられている。
図5(e)は、図5(b)におけるA−A´線断面図である。この図において、天壁部34Bには第1の補強板482が連設されている。
第1の補強板482は、前壁部41および仕切板50と直交するとともに、これらと当接している。これにより、前壁部41が保護カバー2を挟持することによって押圧されても、仕切り板側に撓んだり、変形したりすることがなく、パッド4を堅牢にしている。
図5(f)は図5(b)におけるB−B´線断面図である。この図において、仕切板50の形状が示されている。
仕切板50の第2の保持面部52は、保護カバー2の保持部22の長手方向端面に当接する部分であり、実質的に保護カバー2をZ方向の両側から挟持するものである。
仕切板50に設けられた第2の開口部52は、挟持する対象となる保護カバー2の保持部22が通過しない程度に、小さいものである。一方、保護カバー2の保持部22より突出しているランプの口金13およびリード線(不図示)は通過できる程度に大きいものである。
図5(g)は、図5(b)におけるC−C´線断面図である。
この図において、仕切板50から後壁部42までの断面構造を現している。
天壁部43C、43Dには、それぞれ第2の補強板491、492が連設されている。
第2の補強板491、492は、前述の第1の補強板481、482のように、仕切板50と後壁部42とに当接してこれを補強しており、パッド4を堅牢にしている。
第2の補強板491、492と、底壁部46Bとに囲まれた空間は、口金収容部53である。口金収容部53は、保護カバー2から外部に突出した口金13全体を収容できる空間的な容量がある。
そして、ランプ1が収容された保護カバー2は、パッド4の第1の保持面部411、および第2の保持面部51によって保持されているため、口金13自体はパッド4のいずれの部分とも接触することがない。そのため、口金13を直接介してランプ1に衝撃が伝わることがない。
図6は、ランプ1を収容した保護カバー2が、パッド4、4に保持された状態を示す図である。
この図において、保護カバー2の、一端側の縮径部23が、パッド4の第1の保持面部411に当接しており、かつ、保持部22が、第2の保持面部51に当接している。また、他端側の縮径部23、保持部22についても同様である。これにより、保護カバー2およびその保持部22が、パッド4、4に挟持され保持されている。
これにより、パッド4はランプ1を口金13等により直接保持することはなく、保護カバー2を介して保持することにより、ランプ1に伝わる衝撃を抑制することができる。
また、保護カバー2は、X方向、Y方向、Z方向の全ての方向において、パッド4、4により挟持されているので、個装箱がいかなる姿勢で搬送されようとも、ランプが固定されるように全方向から保持することができる。
さらに、保護カバー2の縮径部23は、第1の保持面部に設けられた第1の開口部411に挿入されるとともに、第1の開口部411の環状緩衝部412に外嵌してX方向、Y方向において位置決めされる。
そして、保護カバー2の保持部22のZ方向端面が、第2の保持面部51に当接してZ方向において位置決めされる。
これにより、保護カバー2は搬送中においても強固に位置決めされる。
さらに、第1の保持面部411と第2の保持面部51との間には第1の補強板が設けられているので、第1の保持面部411が保護カバー2から加わる力により変形することを防止することができる。
さらに、第2の保持面部51と後壁部42との間に、第2の補強板が設けられているので、第2の保持面部51が保護カバー2から加わる力により変形することを防止することができる。
さらに、各パッド4の口金収容部53には、ランプ1の口金13が、パッド4のいずれの部分とも接触しないように収容されている。
これにより、口金13に直接的に衝撃が与えられることがなく、ランプ1の破損を防止することができる。
また、パッド4は、例えば図4に示したブランクを用いて1枚のシートから構成することができるので組み立てが簡便である。材料としては、紙材やプラスチック材等の折り曲げ可能なシートを採用することができる。特に、段ボール紙により構成することが環境面および利便性から好ましい。
図7は、ランプを包装した状態を示すランプ個装箱の全体図である。
ランプ1を内部に収容した保護カバー2が、パッド4、4により両端を保持され、外装箱3の内部に収容された状態を示している。なお、この図において、外装箱3の外蓋31、内蓋32については図示を省略している。
以上により、本発明は、搬送時の衝撃によっても変形しにくいランプ保持用のパッドを有するランプ個装箱を実現することができる。
1 ランプ
11 発光部
12 封止部
13 口金
14 外部リード
2 保護カバー
21 収容部
22 保持部
23 縮径部
24 回動部
3 外装箱
31 外蓋
32 内蓋
33Z Z方向壁面部
33X X方向壁面部
4 パッド
4´ パッドブランク
41 前壁部
411 第1の保持面部
412 第1の開口部
413 環状緩衝部
414 スリット
42 後壁部
43 天壁部
43A 天壁部
43B 天壁部
43C 天壁部
43D 天壁部
44 側壁部
45 側壁部
46 底壁部
46A 底壁部
46B 底壁部
47 隅板
471 隅板
472 隅板
473 隅板
474 隅板
481 第1の補強板
4814 差込片
482 第1の補強板
4824 差込片
491 第2の補強板
4914 差込片
492 第2の補強板
4924 差込片
50 仕切板
51 第2の保持面部
52 第2の開口部
53 口金収容部

Claims (5)

  1. ランプと、該ランプを内部に収容し保持部において保持する保護カバーと、を包装するランプ個装箱であって、
    該ランプ個装箱の長尺方向(Z方向)の両端に配置された、X方向、Y方向、Z方向の全ての方向において前記保護カバーの保持部を挟持する一対のパッドを有することを特徴とするランプ個装箱。
  2. 前記パッドは、
    前記保護カバーに対向する一壁面である前壁部と、
    該前壁部に設けられた第1の開口部と、
    該第1の開口部の周縁部に設けられた環状緩衝部と、
    を有する第1の保持面部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のランプ個装箱。
  3. 前記パッドは、
    該パッド内の空間を仕切る前記前壁部に平行な仕切板と、
    該仕切板に設けられた第2の開口部および第2の保持面部と、
    前記第1の保持面部と、該第2の保持面部との間に設けられた第1の補強板と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載のランプ個装箱。
  4. 前記パッドは、
    前記前壁部と対向する一対の壁である後壁部と第2の保持面部との間に設けられた、第2の補強板を有することを特徴とする請求項3に記載のランプ個装箱
  5. 前記ショートアーク型放電ランプは長手方向の両端に配置された口金と給電リードとを有するものであり、
    前記パッドは、
    前記前壁部と、前記後壁部との間に設けられた該給電リードが出入りするスリットと、
    該パッドの第2の保持面部と後壁部と、第2の補強板とによって囲繞された口金収容部と、を有することを特徴とする請求項4に記載のランプ個装箱。
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