JP2014052098A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯蔵室内に、複雑な構造を持たせることなく、簡易に、密閉性が高く食材の乾燥が生じ難く、スムーズな出し入れのできる間接冷却室を設ける
【解決手段】冷蔵庫は冷気を送り出す冷却部と、吹出口を含む貯蔵室と、前後方向で移動可能なケース部と、ケース部の上方に設けられ、ケース部を格納した状態としたときケース部を覆うカバー部と、を含み、ケース部及びカバー部周辺の冷気により室内が間接冷却される間接冷却室と、ケース部の左右方向での上端縁部とカバー部の左右方向での下端縁部のうち、いずれか一方に、ケース部の左右方向での上端縁部とカバー部の左右方向での下端縁部の間の隙間をふさぐ第1シール部材と、を含み、ケース部の左右方向での上端縁部は、正面側ほど高くなるように斜めとされ、ケース部の上端縁部に対応して、カバー部の左右方向での下端縁部は背面側ほど低くなるように斜めとされる。
【選択図】図9

Description

本発明はカバー部とケース部を組み合わせた間接冷却室を含む冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫には、冷蔵する品に応じて、様々な貯蔵室が設けられる。例えば、最も内容量が大きい扉付きの冷蔵室の他、野菜の貯蔵に適した野菜室や、冷凍品貯蔵用の冷凍室などが設けられる。また、鮮度を保持するため、貯蔵室(冷蔵室)内に室内を低酸素状態とする低圧室が設けられることもある。低圧室内の空気は真空ポンプ等で排出され、低圧室の気圧は下げられる。
このような低圧室を設けた冷蔵庫の一例が特許文献1に記載されている。具体的に特許文献1には、扉を備えた冷蔵室と、該冷蔵室内に低圧室と、該低圧室を減圧する減圧手段を備え、前記低圧室は貯蔵物の出し入れ用開口部を有する低圧室本体と、前記食品出し入れ用開口部を開閉する低圧室ドアと、前記低圧室内が所定の圧力より高いか低いかを判定する圧力検知手段を有し、前記減圧手段を動作させ、前記圧力検知手段により所定の圧力より低いことが検知された後に、第2の所定時間経過したときに前記減圧手段を停止させる冷蔵庫が記載されている。この構成により、圧力検知手段は例えば圧力検知スイッチなどを用いることで、圧力センサーを用いる必要がないため、高価な圧力センサーを使用する必要を無くそうとする。
特許4940046号公報
従来、例えば、冷蔵庫の上方に設けられ最も内容量が大きいメインの冷蔵室(貯蔵室)内に、冷蔵室内の温度よりも低い温度で食材を冷やすための貯蔵室(区画)が設けられることがある。このような貯蔵室(区画)は、例えば、「チルド室」と称される。例えば、従来、冷蔵室の温度が(約3〜5°C)で有るのに対し、冷蔵室よりも低い温度(例えば、約0°C前後)で保たれる貯蔵室を冷蔵室内に設けることがある。このような貯蔵室(区画)は、例えば、「チルド室」と称される。約0°C前後の温度帯は肉や魚、乳製品、練り製品、漬物などの保存に適しているとされる。
冷蔵室の他の部分よりも低温とするため、チルド室を積極的に冷却する必要がある。そこで、従来、チルド室の温度を下げるため、チルド室に向けて冷気を吹き出したり、隙間をチルド室に設けてチルド室内に流す冷気の量を増やしたりしている。
しかし、チルド室内に乾燥した冷気が流れるので、チルド室内の食材の水分が失われやすい(食材が乾燥しやすい)という問題がある。水分の蒸発量が多いと食材の風味や外観が損なわれる場合もある。
ここで、特許文献1に記載されるような低圧室では、密閉しつつ減圧を行うので、低圧室から水分が逃げにくく、乾燥を防ぎやすいという利点がある。しかし、減圧することの引き替えに、減圧しない場合に比べ、低圧室自体の構造や低圧室近傍の構造を減圧に耐えうるほどの強固な構造(がっちりした構造)としなくてはならないという問題がある。また、低圧室の構造を強固とするため、減圧しない構造に比べ、低圧室の内容量が少なくなるという問題もある。又、低圧室に貯蔵物を出し入れするとき、まず減圧を解除する必要があり、貯蔵物がしまった後、減圧できるようにしっかりと扉を閉じることが求められるなど、貯蔵品の出し入れにある程度の手間がかかる場合があるという問題もある。
本発明は、上記問題点を鑑み、貯蔵室内に、複雑な構造を持たせることなく、簡易に、密閉性が高く食材の乾燥が生じ難く、スムーズな出し入れのできる間接冷却室を設けることを実現する。
上記目的を達成するために請求項1に係る冷蔵庫は冷気を生成し、冷気を送り出す冷却部と、前記冷却部が生成した冷気を吹き出す吹出口を含む貯蔵室と、前後方向で移動可能であり貯蔵物を収容するケース部と、前記ケース部の上方に設けられ、前記ケース部を格納した状態としたとき前記ケース部を覆うカバー部と、を含み、前記貯蔵室内に設けられ、前記ケース部及び前記カバー部周辺の冷気により室内が間接冷却される間接冷却室と、前記ケース部の左右方向での上端縁部と前記カバー部の左右方向での下端縁部のうち、いずれか一方に、前記ケース部又は前記カバー部の一部として取り付けられ、前記ケース部の左右方向での上端縁部と前記カバー部の左右方向での下端縁部の間の隙間をふさぐ第1シール部材と、を含み、前記ケース部の左右方向での上端縁部は、正面側ほど高くなるように斜めとされ、前記ケース部の前記上端縁部に対応して、前記カバー部の左右方向での下端縁部は背面側ほど低くなるように斜めとされることとした。
この構成によれば、ケース部の左右方向での上端縁部は、正面側ほど高くなるように斜めとされ、ケース部の上端縁部に対応して、カバー部の左右方向での下端縁部は背面側ほど低くなるように斜めとされる。これにより、第1シール部材によるケース部を引き出すときの摩擦の抵抗は、ケース部を引き出して直ぐに小さく、又は、無くなる。言い換えると、第1シール部材と、ケース部の上端縁部R、L又はカバー部の下端縁部R、Lとの摩擦による抵抗はケース部を引き出すとともに軽くなる。又、第1シール部材によるケース部を押し入れるときの抵抗は、最終的にケース部を格納状態とするときが最大となるものの、ケース部を押し入れる(格納状態とする)途中での、第1シール部材とケース部又はカバー部との端縁との摩擦による抵抗を無くすことができる。従って、間接冷却室の気密性を高めつつ、滑らかにケース部を出し入れすることができる。
又、上記構成の冷蔵庫において、前記ケース部の正面側上部分と前記カバー部の正面側上部分のうち、いずれか一方に、前記ケース部又は前記カバー部の一部として取り付けられ、前記ケース部の正面側上部分と前記カバー部の正面側上部分との間の隙間をふさぐ第2シール部材と、を含み、前記ケース部の正面側上部分、又は、前記カバー部の正面側上部分は前記第2シール部材と前後方向で接するようにしてもよい。
この構成により、ケース部の正面側上部分、又は、カバー部の正面側上部分は第2シール部材と前後方向で接するので(上下方向で接しないので)、ケース部を出し入れするとき、第2シール部材とケース部の正面側上部分、又は、カバー部の正面側上部分との摩擦は生じない。従って、滑らかにケース部を出し入れすることができる。又、上下方向で接していると、カバー部やケース部が下方向に撓んだとき、シール部材やケース部の正面側上部分やカバー部の正面側上部分を押さえつける力が働きケース部を出し入れしにくくなる。しかし、前後方向で接するので、カバー部やケース部の下方向への撓みに関係なく、滑らかにケース部を引き出すことができる。
又、上記構成の冷蔵庫において、前記ケース部の背面側上端縁部と前記カバー部の背面側下端縁部のうち、いずれか一方に、前記ケース部又は前記カバー部の一部として取り付けられ、前記ケース部の背面側上端縁部と前記カバー部の背面側下端縁部の間の隙間をふさぐ第3シール部材と、を含み、前記ケース部の背面側上端縁部、又は、前記カバー部の下端縁部は前記第3シール部材と前後方向で接するようにしてもよい。
この構成により、ケース部の背面側上端縁部、又は、カバー部の背面側下端縁部は第3シール部材と前後方向で接するので(上下方向で接しないので)、ケース部を出し入れするとき、第3シール部材とケース部の背面側上端縁部、又は、カバー部の背面側下端縁部との摩擦は生じない。従って、滑らかにケース部を出し入れすることができる。又、上下方向で接していると、カバー部やケース部が下方向に撓んだとき、シール部材やケース部の背面側上端縁部やカバー部の背面側下端縁部を押さえつける力が働きケース部を出し入れしにくくなる。しかし、前後方向で接するので、カバー部やケース部の下方向への撓みに関係なく、滑らかにケース部を引き出すことができる。
又、上記構成の冷蔵庫において、前記貯蔵室を仕切る仕切棚が前記貯蔵室内に設けられ、前記仕切棚に前記カバー部が取り付けられるようにしてもよい。
この構成により、仕切棚に多くの食材がのせられて、重みにより仕切棚が撓んでも、滑らかにケース部を出し入れすることができる。又、仕切棚とカバー部は別体で設けられるので、仕切棚の撓み量に対するカバー部やケース部の撓み量を少なくすることができ、ケース部への出し入れへの影響が軽減されるとともに、カバー部とケース部の間の隙間が大きくなることもない。
又、上記構成の冷蔵庫において、前記ケース部の上端縁部と前記カバー部の下端縁部の傾斜の角度は水平方向に対し、5度乃至15度の範囲としてもよい。
この構成により、ケース部(間接冷却室)の内容量を十分確保しつつ、引き出すときにカバー部がケース部に引っかかることなく滑らかな出し入れを実現することができる。
本発明の冷蔵庫によれば、貯蔵室内に、複雑な構造を持たせることなく、簡易に、密閉性が高く食材の乾燥が生じ難い冷蔵庫を提供することができる。又、スムーズな出し入れのできる間接冷却室を貯蔵室内に含む冷蔵庫を提供することができる。
冷蔵庫を示す正面図である。 冷蔵庫の右側面断面図である。 冷蔵庫の正面断面図である。 冷蔵庫の冷気の流れの一例を示す冷気回路図である。 チルド室の斜視図である。 チルド室上部の仕切棚を除いた状態の斜視図である。 チルド室の奥側の冷蔵室の壁面部分の一例を示す説明図である。 チルド室部分の模型的右側面断面図である。 はチルド室の模型的右側面断面図である。 (a)は図9の破線囲い部分A部分を拡大して前方から見た図であり、カバー部とケース部の右側面部分の隙間をふさぐ第1シール部材の一例を説明するための説明図であり、(b)は図9の破線囲い部分A部分を拡大して前方から見た図であり、カバー部とケース部の左側面部分の隙間をふさぐ第1シール部材の一例を説明するための説明図である。 図9の破線囲い部分Bを拡大した図であり、カバー部とケース部の前部分の隙間をふさぐ第2シール部材の一例を説明するための説明図である。 図9の破線囲い部分Cを拡大した図であり、カバー部とケース部の後部分の隙間をふさぐ第3シール部材14の一例を説明するための説明図である。
以下、図1〜図12を用いて、本発明の実施形態に係る冷蔵庫100を説明する。
(冷蔵庫100の概要)
まず、図1〜図12を用いて、実施形態に係る冷蔵庫100の概要を説明する。図1は冷蔵庫100を示す正面図である。図2は冷蔵庫100の右側面断面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態の冷蔵庫100では、最上段にチルド室1(間接冷却室に相当)を含む冷蔵室2(貯蔵室の一種に相当)が配される。冷蔵室2の下側の左側に製氷室3が配される。又、冷蔵室2の下側の右側には上部冷凍室4が配される。又、製氷室3と上部冷凍室4の下方には下部冷凍室5が配される。更に、下部冷凍室5の下方(冷蔵庫100の最下段)には野菜室6が配される。
図1に示すように、冷蔵室2は観音開きの扉101を有する。使用者は扉101を開いて冷蔵保存する貯蔵物の出し入れを行う。製氷室3、上部冷凍室4、下部冷凍室5、野菜室6は手前側に引き出すことができ、冷凍保存するものや野菜などを出し入れすることができる。尚、野菜室6は野菜の貯蔵に適した温度(約8℃)に維持される。
図2に示すように、上部冷凍室4には、冷凍保存する貯蔵物を収納する収納ケース41が設けられる。下部冷凍室5にも、冷凍保存する貯蔵物を収納する収納ケース51が設けられる。又、野菜室6にも、野菜を貯蔵する2段式の収容ケース61が設けられる。
(冷蔵室2内の構成)
次に、図2、図3を用いて、実施形態に係る冷蔵庫100の冷蔵室2内部を説明する。図3は冷蔵庫100の正面断面図である。
図2、図3に示すように、冷蔵室2内には、冷蔵室2内の空間を仕切る複数の仕切棚21、22、23、24が設けられる。仕切棚21〜24の上面には冷蔵保存する貯蔵物を載置できる。又、図2に示すように、冷蔵室2の扉101には収納ポケット25(複数個あるが同じ符号を付す)が設けられる。これらにより、適切に冷蔵室2内の空間を仕分けて、冷蔵庫100の使い勝手を向上させる。
また、冷蔵室2内の下部(最下段の仕切棚24と製氷室3及び上部冷凍室4の間)には、チルド室1、及び、卵ケース26と小物ケース27が設けられる(図5、図6参照)。便宜上、図2では、チルド室1のみ図示する。又、図3では、チルド室1、卵ケース26、小物ケース27の図示は便宜上省略している。
チルド室1はチルド温度帯(約0〜2℃程度)で維持される。例えば、チルド室1には乳製品、練り製品、発酵食品、加工品、肉、魚などが貯蔵される。卵ケース26には鶏卵が収容される。小物ケース27に貯蔵するものに特に限定はないが、小物ケース27は小瓶やバターなどの小物をまとめて貯蔵するのに便利である。
(冷気の生成と循環)
図2〜図4を用いて、実施形態に係る冷蔵庫100での冷気の生成と循環の一例を説明する。図4は冷蔵庫100の冷気の流れの一例を示す冷気回路図である。
まず、冷蔵庫100の背面下方に、冷却器71と、冷却器71に接続された圧縮機72が設けられる。圧縮機72には凝縮器、膨張器(いずれも不図示)が接続される。圧縮機72の駆動によりイソブタン等の冷媒が循環して冷凍サイクルが運転される。これにより、冷凍サイクルの低温側となる冷却器71での熱交換により冷気が生成される。圧縮機72は冷蔵室2または上部冷凍室4又は下部冷凍室5の室内温度が設定温度に対して高温側の上限温度よりも上昇すると駆動され、設定温度に対して低温側の下限温度になると停止される。
上部冷凍室4や下部冷凍室5の背後に第1通風路73が設けられる。第1通風路73内に冷却器71が配される。又、冷蔵室2の背後には第1通風路73と接続される第2通風路74が設けられる。生成された冷気は第1通風路73と第2通風路74をとおり各室に供給される。
第1通風路73内には、第1送風機75が配される。冷却器71で生成された冷気は第1送風機75により送り出される。例えば、第1送風機75により送り出された冷気は第1通風路73を介して製氷室3、上部冷凍室4、下部冷凍室5に供給される。
第1通風路73は製氷室3の背面に設けられた製氷室吹出口81と、上部冷凍室吹出口82(図3参照)に接続される。冷却器71で生成された冷気は、第1送風機75の駆動により矢印A(図3参照)に示すように第1通風路73を上昇して製氷室3に送り出される。又、冷却器71で生成された冷気は、第1送風機75の駆動により矢印B(図3参照)に示すように第1通風路73を上昇して上部冷凍室4に送り出される。これにより、製氷室3や上部冷凍室4が冷やされる。
そして、製氷室3や上部冷凍室4には下部冷凍室5が接続される。製氷室3及び上部冷凍室4を経た冷気は下部冷凍室5にも流れ込む。これにより、製氷室3、上部冷凍室4に加え、下部冷凍室5内も冷却される。下部冷凍室5の後方下部には、空気を導き、第1通風路73の冷却器71に冷気を戻す戻り通風路76(図2参照)が設けられる。そして、戻り通風路76を介して冷気が冷却器71に戻る。
又、第2通風路74内には、第2送風機77が配される。冷却器71で生成された冷気も第2送風機77により、送り出される。例えば、第2送風機77により送り出された冷気は第2通風路74を介して冷蔵室2、チルド室1、野菜室6に対して供給される。
第1通風路73の上部は第2通風路74と接続される。第1通風路73と第2通風路74の間には冷蔵室ダンパ78が設けられる。第1通風路73の上部で第2通風路74方向に分岐した冷気は第2送風機77の駆動により冷蔵室ダンパ78を介して矢印C(図3参照)に示すように第2通風路74を流れる。又、第2通風路74は冷蔵室2の奥側の複数の冷蔵室吹出口83と接続される。これにより、第2通風路74を流れる冷気は冷蔵室2内に吹き出される。
又、第2通風路74はチルド室1の背面側に設けられた吹出口80とつながっている。これにより、第2通風路74を流れる冷気は矢印D(図3参照)に示すように、チルド室1の後方からも吹き出される。
冷蔵室2の背面下部には冷蔵室2下方の冷気を集め、野菜室6方向に送り出す戻り口9が設けられる。戻り口9は野菜室6と野菜室用通風路79(図3参照)で接続される。このように、第2通風路74に導かれた冷気は冷蔵室2及びチルド室1を流通した後、野菜室6に流入する。野菜室6に流入した冷気は野菜室6内を流れ戻り通風路76を介して冷却器71に戻る。冷蔵室2、チルド室1、野菜室6が冷却され、設定温度になると冷蔵室ダンパ78は閉じられる。
実施形態の冷蔵庫100では、冷気回路的に、製氷室3や上部冷凍室4と冷蔵室2はそれぞれ並列に配される(図4参照)。又、製氷室3や上部冷凍室4は下部冷凍室5と直列に配される。又、野菜室6は冷蔵室2と直列に配される。そして、冷却器71や圧縮機72や第1送風機75や第2送風機77や各種通風路が冷蔵室2やチルド室1に冷気を生成し、冷気を送り出す冷却部として機能する。
(チルド室1の概要)
次に、図5、図6を用いて、実施形態に係る冷蔵庫100のチルド室1の概要を説明する。図5はチルド室の斜視図である。図6はチルド室1上部の仕切棚24を除いた状態の斜視図である。
上述のように、冷蔵室2内の最下段の仕切棚24と冷蔵室2の底面2aとの間の空間のうち、右側にチルド室1が設けられる。言い換えると、冷蔵室2内にチルド室1が設けられる。本実施形態でのチルド室1は従来のものとは異なり、密閉性を高め、間接冷却により冷蔵を行う貯蔵室である。具体的に、チルド室1内に冷気を流すことによりチルド室1の室内を冷やすのではなく、周囲の冷気によって冷やすことにより(間接冷却により)、チルド室1内の温度が下げられる。
具体的に、チルド室1は貯蔵物(食材)を収容し、前後方向で移動可能なケース部11と、仕切棚24の下方であってケース部11の上方に設けられ、ケース部11を格納した状態としたときケース部11を覆う(ケース部11に被せられる)カバー部12と、を含む。図5、図6に示すように、カバー部12は下面が開口された箱形の形状である。又、ケース部11も上面が開口された箱形の形状である。
ケース部11は正面/背面方向(前後方向)で引き出したり、引き出した後、押し入れて格納状態としたりすることができる。ケース部11の出し入れのため、ケース部11の正面部分の下方には、指を引っかけるための取手部13が設けられる。
そして、カバー部12の下端部分とケース部11の上端部分の間の隙間がなくなるように、ケース部11は格納状態とされる。そのため、カバー部12の下端縁部とケース部11の上端縁部の上下方向からみたサイズは同じとされる。
具体的に、図5、図6に示すように、ケース部11を格納状態としたとき、カバー部12はケース部11とカバー部12の間からの冷気の流入出を防ぐようにケース部11を覆う。より詳しく言えば、カバー部12の正面部分(前部分)の下端縁部12Fの辺の長さと、ケース部11の正面部分(前部分)の上端縁部11Fの辺の長さは等しい、又は、ほぼ等しい。又、カバー部12の背面部分(後部分)の下端縁部12Bの辺の長さと、ケース部11の背面部分(後部分)の上端縁部11Bの辺の長さは等しい、又は、ほぼ等しい。更に、又、カバー部12の左右側面部分(左右部分)の下端縁部12R、12Lの辺の長さと、ケース部11の左右側面部(左右部分)の上端縁部11R、11Lの辺の長さは等しい、又は、ほぼ等しい。
そして、ケース部11のうち、ケース部11の左右方向でカバー部12と対向するケース部側対向部(本実施形態では上端縁部11R、11L)と、カバー部12のうち、カバー部12の左右方向でケース部11と対向するカバー部側対向部(本実施形態では、下端縁部12R、12L)の間の隙間が無くなるように、ケース部11は格納される。又、ケース部11のうち、ケース部11の正面側でカバー部12と対向するケース部側対向部(本実施形態では上端縁部11F)と、カバー部12のうち、カバー部12の正面側でケース部11と対向するカバー部側対向部(本実施形態では、下端縁部12F)の間の隙間が無くなるように、ケース部11は格納される。又、ケース部11のうち、ケース部11の背面側でカバー部12と対向するケース部側対向部(本実施形態では上端縁部11B)と、カバー部12のうち、カバー部12の背面側でケース部11と対向するカバー部側対向部(本実施形態では、下端縁部12B)の間の隙間が無くなるように、ケース部11は格納される。
尚、ケース部11を格納状態としたとき、カバー部12とケース部11との間の隙間が無くなるように、シール部材14が設けられる(詳細は後述)。
又、カバー部12は仕切棚24に取り付けられる。そのため、冷蔵室2内では、カバー部12は仕切棚24にぶら下げられている状態となる。例えば、カバー部12の上面、又は、仕切棚24の下方のいずれか一方に、嵌め合わせ用の係合爪(不図示)が複数設けられる。そして、いずれか他方に、係合爪が嵌め込まれる係合部(不図示)が設けられる。これにより、仕切棚24や冷蔵室2やケース部11に対し、決まった位置にカバー部12が位置するように、カバー部12が固定、支持される。
(チルド室1の間接冷却)
次に、図7、図8を用いて、チルド室1の間接冷却の詳細を説明する。図7はチルド室1の奥側の冷蔵室2の壁面部分2bの一例を示す説明図である。図8はチルド室1部分の模型的右側面断面図である。
図7に示すように、チルド室1の奥側の冷蔵室2の奥側の壁面部分2bに吹出口80(冷蔵室吹出口83の一種ともいえる)が設けられる。吹出口80の左右方向の幅は適宜定めることができる(例えば、チルド室1の横幅に対し、数分の1〜十数分の1程度)。又、吹出口80は1つとは限らず、間隔を設けつつ、2つ以上設けてもよい。
又、チルド室1の奥側の冷蔵室2の壁面部分2bであって、吹出口80よりも右側に戻り口9が設けられる。図7に示すように、戻り口9には、野菜室6や冷却器71などに向けて冷蔵室2内の冷気を送り出すファン91を設けることができる。
そして、図8に示すように、チルド室1の背面側に設けられた吹出口80はカバー部12(チルド室1)の背面に向けて冷気を吹き出す。この冷気によりチルド室1は室内が間接冷却される。尚、冷気は戻り口9に集まってくるので、チルド室1よりも上方で複数の冷蔵室吹出口83から冷蔵室2に吹き出された冷気もチルド室1周辺に降りてきて、チルド室1を間接的に冷却する。
そして、図8に示すように、仕切棚24とカバー部12との間に設けられ、カバー部12の上面と接し(カバー部12の上面を通路の壁面として用い)、吹出口80からの冷気を、チルド室1の背面側から前面側に向けて通す第1通路15が設けられる。尚、図8では、吹出口80から吹き出され、第1通路15を伝う冷気の流れを白抜矢印で図示する。
具体的に、仕切棚24とカバー部12の上面との間の空間が第1通路15として用いられる。これにより、カバー部12の上面の(ほぼ)全面にわたって第1通路15が形成される。言い換えると、カバー部12の上面のうち平坦部分を第1通路15として用いる。これにより、カバー部12の上面は全体的に冷気と接する。従って、効率よくチルド室1を冷やすことができる。
ここで、図8に示すように、カバー部12の上面に接しつつ、チルド室1の正面側にまで送られた冷気はチルド室1の側面から下方に流れる。言い換えると、第1通路15は第1通路15に流れ込んだ冷気をチルド室1の側面に流す。
具体的に、カバー部12の上面の縁部分には、第1通路15に流れ込んだ冷気をチルド室1の側面に流すためのガイド壁16が設けられる(図6参照)。ガイド壁16はカバー部12の上面の左右の縁部分に設けられる。ガイド壁16はカバー部12の上面から仕切棚24方向にのび、仕切棚24と接するか、若しくは、ガイド壁16と仕切棚24の間に隙間が設けられる。
又、ガイド壁16はカバー部12の上面の左右の縁部分のうち、背面から前後方向の中央位置よりも正面側に設けられた終点位置16aまでの間に立設される。これにより、冷気はある程度、チルド室1(カバー部12)の前方(正面側)に送られたのち、チルド室1の左右両側面(冷蔵室2の右側面方向や卵ケース26とチルド室1の間)に流れる。このように、冷気がチルド室1と接する面積を稼ぐので、間接冷却でもチルド室1の室内を十分に冷やすことができる。
又、図8に示すように、冷蔵室2の下面(底面)とケース部11との間に設けられ(ケース部11の下方に設けられ)、ケース部11の下面と接し(ケース部11の下面を通路の壁面として用い)、チルド室1の前面側から戻り口9に向けて冷気を通す第2通路17を含む。尚、図8では、チルド室1の全面側から戻り口9に向かう冷気の流れを網掛矢印で図示する。
具体的に、冷蔵室2の下面(底面)とケース部11の間の空間が第2通路17として用いられる。これにより、ケース部11の下面に第2通路17が形成される。言い換えると、ケース部11のうち平坦部分を第2通路17として用いる。これにより、ケース部11の下面も冷気に接触させることができる。従って、効率よくチルド室1を冷やすことができる。
尚、第2通路17を設けつつケース部11を載置するため、冷蔵室2の底面2aの一部は盛り上がった形状としてもよい。この盛り上げ部分にケース部11がのせられ、ケース部11を安定した状態で格納することができる。
又、吹出口80はチルド室1の背面側かつ戻り口9よりも上方に設けられる。又、吹出口80はチルド室1の中央よりも左に偏って設けられ、戻り口9はチルド室1の中央よりも右側に設けられる。これにより、吹出口80から吹き出された冷気をカバー部12の上面で、ケース部11の出し入れ方向(前後方向)に対し、斜め方向で冷気を流すことができる。言い換えると、カバー部12と接する表面積を稼ぎつつ冷気を流すことができ、効率よくチルド室1を間接冷却することができる。
尚、吹出口80を中央よりも右側に設けた場合、戻り口9はチルド室1の中央よりも左側に設けるようにしてもよい。
(シール部材14)
次に、図9〜図12を用いて、実施形態に係るチルド室1のカバー部12とケース部11の間の隙間をふさぐシール部材14を説明する。図9はチルド室1の右側面断面図である。図10(a)は図9の破線囲い部分A部分を拡大して前方から見た図であり、カバー部12とケース部11の右側面部分の隙間をふさぐ第1シール部材14Rの一例を説明するための説明図であり、(b)は図9の破線囲い部分A部分を拡大して前方から見た図であり、カバー部12とケース部11の左側面部分の隙間をふさぐ第1シール部材14Lの一例を説明するための説明図である。図11は図9の破線囲い部分Bを拡大した図であり、カバー部12とケース部11の前部分の隙間をふさぐ第2シール部材14Fの一例を説明するための説明図である。図12は図9の破線囲い部分Cを拡大した図であり、カバー部12とケース部11の後部分の隙間をふさぐ第3シール部材14Bの一例を説明するための説明図である。
〈チルド室1の左右側面部分での隙間のシール〉
まず、図9、図10を用いて、本実施形態のチルド室1の左右側面部分でのカバー部12とケース部11の隙間のシールについて説明する。
まず、図10(a)や(b)に示すように、本実施形態のチルド室1には、カバー部12の左右方向での下端縁部12R、12L(カバー部側対向部)に、カバー部12の一部として取り付けられ、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11L(ケース部側対向部)とカバー部12の左右方向での下端縁部12R、12Lの間の隙間をふさぐ第1シール部材14R、14Lが設けられる。第1シール部材14R、14Lはチルド室1への空気の流入と流出を防ぐパッキンである。
第1シール部材14R、14Lはコ字状(凹状)の形状であり、カバー部12の下端縁部12R、12L(カバー部側対向部)に凹み部分が嵌め込まれる。これにより、第1シール部材14R、14Lはカバー部12の一部として、カバー部12に取り付けられる。
尚、第1シール部材14R、14Lはケース部11の左右方向での上端縁部11R、11L(ケース部側対向部)に、ケース部11の一部として取り付けられてもよい(第1シール部材14R、14Lはケース部11側に取り付けてもよい)。尚、図10(a)、(b)でケース部11側に第1シール部材14R、14Lを設けた場合の一例を、破線で例示している。
これらの第1シール部材14R、14Lにより、ケース部11を格納状態としたとき(カバー部12でケース部11を覆う状態としたとき)、チルド室1の側面部分でのチルド室1内への空気の流入やチルド室1からの空気の流出が防がれる。従って、チルド室1の密閉性を高めることができる。
ここで、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11L(ケース部側対向部)は、正面側ほど高くなり、背面側ほど低くなるように斜めとされる(傾斜した形状である)。ケース部11の上端縁部11R、11Lの傾斜に対応し、カバー部12の左右方向での下端縁部12R、12L(カバー部側対向部)は背面側ほど低くなるように斜めとされ、正面側ほど高くなるように斜めとされる(傾斜した形状である)。
傾斜の角度は適宜定めることができる。本実施形態の冷蔵庫100では、傾斜の角度はケース部11を引き出すときにカバー部12に引っかからず、又、十分な収容量を確保するために、水平面に対し、5〜15度程度の角度とされる。より好ましくは、水平面に対し、7〜9度程度の傾斜とすることが好ましい。
もし、ケース部11の上端縁部11R、11L(ケース部側対向部)とカバー部12の下端縁部12R、12L(カバー部側対向部)が水平であれば(ケース部11の引き出し方向と一致していれば)、引き出してからずっと、第1シール部材14R、14Lとケース部11の上端縁部11R、11Lが摩擦し、摩擦力により引き出しに強い力が必要になる。しかし、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11Lとカバー部12の左右方向での下端縁部12R、12Lは傾斜しているので、ケース部11を引き出すときが最も力を入れる必要があるものの、格納状態から動かせば、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11Lとカバー部12の左右方向での下端縁部12R、12Lが接さない状態となる。そのため、第1シール部材14R、14Lとケース部11の上端縁部11R、11Lが摩擦している状態が続かず、軽い力でスムーズにケース部11を引き出すことができる。又、第1シール部材14R、14Lは摩擦により劣化しづらい。又、摩擦によって第1シール部材14R、14Lがカバー部12の下端縁部12R、12Lから外れることもない。
又、ケース部11の上端縁部11R、11L(ケース部側対向部)とカバー部12の下端縁部12R、12L(カバー部側対向部)が水平であれば(ケース部11の引き出し方向と一致していれば)、ケース部11を格納状態に戻すまでの間、ずっと、第1シール部材14R、14Lとケース部11の上端縁部11R、11Lが摩擦する。そうすると、摩擦力により、格納状態に戻すまでの間、強い力で押す必要がある。しかし、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11Lとカバー部12の左右方向での下端縁部12R、12Lは傾斜しているので、ケース部11を格納状態に戻すとき、格納状態とする直前には力を入れる必要があるものの、格納状態とする直前まではケース部11の左右方向での上端縁部11R、11Lとカバー部12の左右方向での下端縁部12R、12Lが接さない。そのため、第1シール部材14R、14Lとケース部11の上端縁部11R、11Lが摩擦している状態が続かず、軽い力でスムーズにケース部11を格納状態に戻すことができる。又、摩擦による第1シール部材14R、14Lの劣化は生じない。又、摩擦によって第1シール部材14R、14Lがカバー部12の下端縁部12R、12Lから外れてしまうこともない。
〈チルド室1の正面部分での隙間のシール〉
次に、図9、図11を用いて、本実施形態のチルド室1の正面部分でのカバー部12とケース部11の隙間のシールについて説明する。
まず、図11に示すように、本実施形態のチルド室1には、カバー部12の正面側上部分(カバー部側対向部)にカバー部12の一部として取り付けられ、ケース部11の正面側上部分(ケース部側対向部)とカバー部12の正面側上部分との間の隙間をふさぐ第2シール部材14Fが設けられる。具体的には、第2シール部材14Fはカバー部12の正面側下端縁部12Fに、カバー部12の一部として取り付けられる。第2シール部材14Fもチルド室1への空気の流入と流出を防ぐパッキンである。
第2シール部材14Fはコ字状(凹状)の形状であり、カバー部12の正面側上部分(正面側下端縁部12F、カバー部側対向部)に凹み部分が嵌め込まれる。これにより第2シール部材14Fはカバー部12の一部として、カバー部12に取り付けられる。
尚、第2シール部材14Fはケース部11の正面側上部分(ケース部11の正面側上端縁部11F、ケース部側対向部)に、ケース部11の一部として取り付けられてもよい(第2シール部材14Fはケース部11側に取り付けてもよい)。尚、図11でケース部11側に第2シール部材14Fを設けた場合の一例を、破線で例示している。
この第2シール部材14Fにより、ケース部11を格納状態としたとき(カバー部12でケース部11を覆う状態としたとき)、チルド室1の正面部分(前部分)でのチルド室1内への空気の流入やチルド室1からの空気の流出が防がれる。従って、チルド室1の密閉性を高めることができる。
ここで、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F、ケース部側対向部)は第2シール部材14Fと前後方向で接する。言い換えると、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)は第2シール部材14Fを介して、カバー部12の正面側上部分(下端縁部12F、カバー部側対向部)と接する。尚、第2シール部材14Fがケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)の方に設けられた場合、カバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)が第2シール部材14Fと前後方向で接することになる。
冷蔵室を仕切る仕切棚24が冷蔵室内に設けられ、仕切棚24にカバー部12が取り付けられる。そして、仕切棚24に貯蔵物(食材や調理物等)がのせられることにより、仕切棚24が撓むことがある。基本的には、仕切棚24の左右両端が冷蔵室に設けられた凸部にのせられる等、仕切棚24の左右両端が支持されるので、一般的に、仕切棚24の中央部分が最も大きく撓む。
仕切棚24の撓み(仕切棚に係る荷重)の影響によって、カバー部12の形状も下方向に撓む(カバー部12の一部が下方向に膨らむ)場合がある。しかし、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)とカバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)は第2シール部材14Fを介して、前後方向で接するので、ケース部11の引き出しに要する力は、カバー部12の形状の撓みによらず、ほとんど変わらない。
より詳しく言えば、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)とカバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)は上下方向で第2シール部材14Fを介して接するようにすると、カバー部12の下方向の撓みは、第2シール部材14Fとケース部11を下方向に押しつける力として働く。そのため、ケース部11を引き出すには、カバー部12の撓みが無いときよりもケース部11を引き出すときの力を大きくする必要がある。又、ケース部11を無理に引きだそうとすれば、第2シール部材14Fに大きな力をかけ、異様な変形を招き、第2シール部材14Fの破損につながる場合もある。又、第2シール部材14Fがケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)やカバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)から外れてしまうこともある。しかし、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)とカバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)は前後方向で第2シール部材14Fを介して接するので、これらの問題は生じない。
又、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)とカバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)は上下方向で第2シール部材14Fを介して接するようにすると、カバー部12が下方向に撓んでいるとき、ケース部11を格納状態とするときの妨げとなる場合もある。カバー部12が下方向に撓んでいて、上下方向に接するようにしていると、ケース部11を格納状態とするとき、ケース部11の上端縁部11Fが第2シール部材14Fにぶつかってしまう。この場合、ケース部11を完全な格納状態としづらい(閉じにくい)。
もし、無理矢理にケース部11を押し込むと、第2シール部材14Fの破損や、第2シール部材14Fのカバー部12からの剥離が生じてしまうことになる。そうすると、チルド室1の密閉性が保てなくなる。又、押し込みにくいからといって、ケース部11を不完全な格納状態のままとすると、チルド室1の密閉性が保てず、チルド室1内の貯蔵物の乾燥が進む。しかし、ケース部11の正面側の上端縁部11Fとカバー部12の正面側の下端縁部12Fは前後方向で第2シール部材14Fを介して接するので、これらの問題は生じない。
〈チルド室1の背面部分での隙間のシール〉
次に、図9、図12を用いて、本実施形態のチルド室1の背面部分でのカバー部12とケース部11の隙間のシールについて説明する。
まず、図12に示すように、本実施形態のチルド室1には、カバー部12の背面側下端縁部12B(カバー部側対向部)にカバー部12の一部として取り付けられ、ケース部11の背面側の上端縁部11B(ケース部側対向部)とカバー部12の背面側下端縁部12Bとの間の隙間をふさぐ第3シール部材14Bが設けられる。具体的には、第3シール部材14Bはカバー部12の背面側下端縁部12Bに、カバー部12の一部として取り付けられる。第3シール部材14Bもチルド室1への空気の流入と流出を防ぐパッキンである。
第3シール部材14Bはコ字状(凹状)の形状であり、カバー部12の背面側下端縁部12Bに凹み部分が嵌め込まれる。これにより、第3シール部材14Bはカバー部12の一部として、カバー部12に取り付けられる。
尚、第3シール部材14Bはケース部11の背面側上端縁部11B(ケース部側対向部)に、ケース部11の一部として取り付けてもよい(第3シール部材14Bをケース部11側に取り付けてもよい)。尚、図12でケース部11側に第3シール部材14Bを設けた場合の一例を、破線で例示している。
この第3シール部材14Bにより、ケース部11を格納状態としたとき(カバー部12でケース部11を覆う状態としたとき)、チルド室1の背面部分(後部分)でのチルド室1内への空気の流入やチルド室1からの空気の流出が防がれる。従って、チルド室1の密閉性を高めることができる。
ここで、ケース部11の上端縁部11Bは第3シール部材14Bと前後方向で接する。言い換えると、ケース部11の上端縁部11Bは第3シール部材14Bを介して、カバー部12の下端縁部12Bと接する。尚、第3シール部材14Bがケース部11の上端縁部11Bの方に設けられた場合、カバー部12の下端縁部12Bが第3シール部材14Bと前後方向で接することになる。
上述のように、仕切棚24に貯蔵物(食材や調理物等)がのせられることにより、仕切棚24が撓むことがある。そして、仕切棚24の左右両端が支持されるので、一般的に、仕切棚24の中央部分が最も大きく撓む。
仕切棚24の撓み(仕切棚に係る荷重)の影響によって、カバー部12の形状も下方向に撓む(カバー部12の一部が下方向に膨らむ)場合がある。しかし、ケース部11の上端縁部11Bとカバー部12の下端縁部12Bは第3シール部材14Bを介して、前後方向で、接するので、ケース部11の引き出しに要する力は、カバー部12の形状の撓みによらず、ほとんど変わらない。
より詳しく言えば、ケース部11の上端縁部11B(ケース部側対向部)とカバー部12の下端縁部12B(カバー部側対向部)は上下方向で第3シール部材14Bを介して接するようにすると、カバー部12の下方向の撓みは、第3シール部材14Bとケース部11を下方向に押しつける力として働く。そのため、ケース部11を引き出すには、カバー部12の撓みが無いときよりもケース部11を引き出すときの力を大きくする必要がある。又、ケース部11を無理に引きだそうとすれば、第3シール部材14Bに大きな力をかけ、異様な変形を招き、第3シール部材14Bの破損につながる場合もある。又、第3シール部材14Bが外れてしまうこともある。しかし、ケース部11の上端縁部11Bとカバー部12の下端縁部12Bは前後方向で第3シール部材14Bを介して接するので、これらの問題は生じない。
又、ケース部11の上端縁部11B(ケース部側対向部)とカバー部12の下端縁部12B(カバー部側対向部)は上下方向で第3シール部材14Bを介して接するようにすると、カバー部12が下方向に撓んでいるとき、ケース部11を格納状態とするときの妨げとなる場合もある。カバー部12が下方向に撓んでいて、上下方向に接するようにしていると、ケース部11を格納状態とするとき、ケース部11の上端縁部11Bが第3シール部材14Bにぶつかってしまう。この場合、ケース部11を完全な格納状態としづらい(閉じにくい)。
もし、無理矢理ケース部11を押し込むと、いずれ、第3シール部材14Bの破損や、第3シール部材14Bのカバー部12からの剥離が生じてしまうことになる。そうすると、チルド室1の密閉性が保てなくなる。又、押し込みにくいからといって、ケース部11を不完全な格納状態のままとすると、チルド室1の密閉性が保てず、チルド室1内の貯蔵物の乾燥が進む。しかし、ケース部11の背面側の上端縁部11Bとカバー部12の背面側の下端縁部12Bは前後方向で第3シール部材14Bを介して接するので、これらの問題は生じない。
このようにして、本実施形態に係る冷蔵庫100は冷気を生成し、冷気を送り出す冷却部(冷却器71、圧縮機72、第1送風機75、第2送風機77、第1通風路73、第2通風路74など)と、冷却部が生成した冷気を吹き出す吹出口を含む貯蔵室(冷蔵室2)と、前後方向で移動可能であり貯蔵物を収容するケース部11と、ケース部11の上方に設けられ、ケース部11を格納した状態としたときケース部11を覆うカバー部12と、を含み、貯蔵室内に設けられ、ケース部11及びカバー部12周辺の冷気により室内が間接冷却される間接冷却室(チルド室1)と、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11Lとカバー部12の左右方向での下端縁部12R、12Lのうち、いずれか一方に、ケース部11又はカバー部12の一部として取り付けられ、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11Lとカバー部12の左右方向での下端縁部12R、12Lの間の隙間をふさぐ第1シール部材14R、14Lと、を含み、ケース部11の左右方向での上端縁部11R、11Lは、正面側ほど高くなるように斜めとされ、ケース部11の上端縁部11R、11Lに対応して、カバー部12の左右方向での下端縁部12R、12Lは背面側ほど低くなるように斜めとされる。
これにより、第1シール部材14R、14Lによるケース部11を引き出すときの摩擦の抵抗は、ケース部11を引き出して直ぐに小さく、又は、無くなる。言い換えると、第1シール部材14R、14Lとケース部11の上端縁部11R、11L又はカバー部12の下端縁部12R、12Lとの摩擦による抵抗は、ケース部11を引き出すとともに軽くなる。又、第1シール部材14R、14Lによるケース部11を押し入れるときの抵抗は、最終的にケース部11を格納状態とするときが最大となるものの、ケース部11を押し入れる(格納状態とする)途中での、第1シール部材14R、14Lとケース部11又はカバー部12との端縁との摩擦による抵抗を無くすことができる。従って、間接冷却室の気密性を高めつつ、滑らかにケース部11を出し入れすることができる。
又、冷蔵庫100はケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)とカバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)のうち、いずれか一方に、ケース部11又はカバー部12の一部として取り付けられ、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)とカバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)との間の隙間をふさぐ第2シール部材14Fと、を含み、ケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)、又は、カバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)は第2シール部材14Fと前後方向で接する。ケース部11の正面側上部分、又は、カバー部12の正面側上部分は第2シール部材14Fと前後方向で接するので(上下方向で接しないので)、ケース部11を出し入れするとき、第2シール部材14Fとケース部11の正面側上部分(上端縁部11F)、又は、カバー部12の正面側上部分(下端縁部12F)との摩擦は生じない。従って、滑らかにケース部11を出し入れすることができる。又、上下方向で接していると、カバー部12やケース部11が下方向に撓んだとき、シール部材やケース部11の正面側上部分を押さえつける力が働き、ケース部11を出し入れしにくくなるが、前後方向で接するので、カバー部11やケース部12の下方向に撓みに関係なく、滑らかにケース部11を引き出すことができる。
又、冷蔵庫100はケース部11の背面側上端縁部(上端縁部11B)とカバー部12の背面側下端縁部(下端縁部12B)のうち、いずれか一方に、ケース部11又はカバー部12の一部として取り付けられ、ケース部11の背面側上端縁部11Bとカバー部12の背面側下端縁部12Bの間の隙間をふさぐ第3シール部材14Bと、を含み、ケース部11の背面側上端縁部11B、又は、カバー部12の背面側下端縁部12Bは第3シール部材14Bと前後方向で接する。ケース部11の背面側上端縁部11B、又は、カバー部12の背面側下端縁部12Bは第3シール部材14Bと前後方向で接するので(上下方向で接しないので)、ケース部11を出し入れするとき、第3シール部材14Bとケース部11の背面側上端縁部11B、又は、カバー部12の背面側下端縁部12Bとの摩擦は生じない。従って、滑らかにケース部11を出し入れすることができる。又、上下方向で接していると、カバー部12やケース部11が下方向に撓んだときシール部材やケース部11の背面側上端縁部11Bやカバー部12の背面側下端縁部12Bを押さえつける力が働きケース部11を出し入れしにくくなる。しかし、前後方向で接するので、カバー部12やケース11部の下方向への撓みに関係なく、滑らかにケース部11を引き出すことができる。
又、冷蔵庫100には貯蔵室(冷蔵室2)を仕切る仕切棚24が貯蔵室内に設けられ、仕切棚24にカバー部12が取り付けられる。仕切棚24に多くの食材がのせられて、重みにより仕切棚24が撓んでも、滑らかにケース部11を出し入れすることができる。又、仕切棚24とカバー部12は別体で設けられるので、仕切棚の撓み量に対するカバー部12やケース部11の撓み量を少なくすることができ、ケース部11への出し入れへの影響が軽減されるとともに、カバー部12とケース部11の間の隙間が大きくなることもない。
又、ケース部11の上端縁部11R、11Lとカバー部12の下端縁部12R、12Lの傾斜の角度は水平方向に対し、5度乃至15度の範囲である。これにより、ケース部11(チルド室1、間接冷却室)の内容量を十分確保しつつ、引き出すときにカバー部12がケース部11に引っかかることなく滑らかな出し入れを実現することができる。
次に、他の実施形態を説明する。上記の実施形態では、間接冷却室として、チルド室1を例に挙げて説明した。しかし、チルド室1に限られず、他の冷蔵庫100に設けられる貯蔵室(例えば、氷点下数度程度の貯蔵室)を間接冷却室としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は間接冷却室を備えた冷蔵庫に利用可能である。
100 冷蔵庫 1 チルド室(間接冷却室)
11 ケース部 11R 上端縁部
11L 上端縁部 11F 上端縁部(正面側上部分)
11B 上端縁部(背面側上端縁部) 12 カバー部
12R 下端縁部 12L 下端縁部
12F 下端縁部(正面側上部分) 12B 下端縁部(背面側下端縁部)
14 シール部材 14R 第1シール部材
14L 第1シール部材 14F 第2シール部材
14B 第3シール部材 15 第1通路
17 第2通路 18 間仕切
2 冷蔵室(貯蔵室) 24 仕切棚
71 冷却器 (冷却部) 72 圧縮機(冷却部)
73 第1通風路(冷却部) 74 第2通風路(冷却部)
75 第1送風機(冷却部) 77 第2送風機(冷却部)
80 吹出口 9 戻り口

Claims (5)

  1. 冷気を生成し、冷気を送り出す冷却部と、
    前記冷却部が生成した冷気を吹き出す吹出口を含む貯蔵室と、
    前後方向で移動可能であり貯蔵物を収容するケース部と、前記ケース部の上方に設けられ、前記ケース部を格納した状態としたとき前記ケース部を覆うカバー部と、を含み、前記貯蔵室内に設けられ、前記ケース部及び前記カバー部周辺の冷気により室内が間接冷却される間接冷却室と、
    前記ケース部の左右方向での上端縁部と前記カバー部の左右方向での下端縁部のうち、いずれか一方に、前記ケース部又は前記カバー部の一部として取り付けられ、前記ケース部の左右方向での上端縁部と前記カバー部の左右方向での下端縁部の間の隙間をふさぐ第1シール部材と、を含み、
    前記ケース部の左右方向での上端縁部は、正面側ほど高くなるように斜めとされ、
    前記ケース部の前記上端縁部に対応して、前記カバー部の左右方向での下端縁部は背面側ほど低くなるように斜めとされることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記ケース部の正面側上部分と前記カバー部の正面側上部分のうち、いずれか一方に、前記ケース部又は前記カバー部の一部として取り付けられ、前記ケース部の正面側上部分と前記カバー部の正面側上部分との間の隙間をふさぐ第2シール部材と、を含み、
    前記ケース部の正面側上部分、又は、前記カバー部の正面側上部分は前記第2シール部材と前後方向で接することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記ケース部の背面側上端縁部と前記カバー部の背面側下端縁部のうち、いずれか一方に、前記ケース部又は前記カバー部の一部として取り付けられ、前記ケース部の背面側上端縁部と前記カバー部の背面側下端縁部の間の隙間をふさぐ第3シール部材と、を含み、
    前記ケース部の背面側上端縁部、又は、前記カバー部の背面側下端縁部は前記第3シール部材と前後方向で接することを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記貯蔵室を仕切る仕切棚が前記貯蔵室内に設けられ、
    前記仕切棚に前記カバー部が取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記ケース部の上端縁部と前記カバー部の下端縁部の傾斜の角度は水平方向に対し、5度乃至15度の範囲であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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