JP2014051145A - ゴムクローラベルト - Google Patents

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健一 石戸
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博之 木本
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Abstract

【課題】スチールコードの屈曲性を低下させずに耐久性を向上できるゴムクローラベルトを提供する。
【解決手段】クローラベルト本体32の長手方向に沿った状態でクローラベルト本体32に埋設され、かつ、両端部がクローラベルト本体32の長手方向に沿って重ね合わされたスチールコード35を備えている。スチールコード35の両端部は、クローラベルト本体32が前進回転するときに先行側となる先行側端部35Aに対して、後行側となる後行側端部35Bがクローラベルト本体32の外周側に位置する状態で重なり合っている。
【選択図】図7

Description

本発明は、ゴム製かつ無端帯状のクローラベルト本体と、前記クローラベルト本体の長手方向に沿った状態で前記クローラベルト本体に埋設され、かつ、両端部が前記長手方向に沿って重ね合わされたスチールコードとを備えたゴムクローラベルトに関する。
従来、例えば特許文献1に示されるゴムクローラがあった。このゴムクローラでは、補強コード列が埋設されている。補強コード列の内周側重合接続部の外周に外周側重合接続部が重ね合わされて、補強コード列が無端状に構成され、外周側重合接続部の先端をカバー体によって覆うよう構成されている。
特開2001−106131号公報
スチールコードの両端部が重なり合って位置する部位におけるゴムクローラベルトの耐久性の向上を図るよう、上記した従来の技術を適用した場合、スチールコードの両端部及びカバー体が重なり合うことになり、スチールコードが屈曲しにくくなりがちであった。
本発明の目的は、スチールコードの屈曲性を低下させずに耐久性を向上できるゴムクローラベルトを提供することにある。
本発明によるゴムクローラベルトは、
前進回転方向が設定されたゴム製かつ無端帯状のクローラベルト本体と、
前記クローラベルト本体の長手方向に沿った状態で前記クローラベルト本体に埋設され、かつ、両端部が前記長手方向に沿って重ね合わされたスチールコードと、を備え、
前記両端部は、前記クローラベルト本体が前進回転するときに先行側となる先行側端部に対して、後行側となる後行側端部が前記クローラベルト本体の外周側に位置する状態で重なり合っていることを特徴とする。
図7及び図8は、クローラ駆動輪体22がゴムクローラベルト30を前進回転方向Fに駆動することによって発生してスチールベルト35に作用する操作力を示す説明図である。
図7は、スチールコード35の両端部のうちのクローラベルト本体32が前進回転するときに先行側となる先行側端部35Aに対して、後行側となる後行側端部35Bがクローラベルト本体32の外周側に位置する重なり合い状態で両端部が重なり合っているものについての説明図である。この図に示すように、先行側端部35Aに対して後行側端部35Bがクローラベルト本体32の外周側に位置する重なり合い状態で両端部が重なり合っている場合、ゴムクローラベルト30がクローラ駆動輪体22によって前進回転方向Fに駆動されることに起因し、後行側端部35Bの先端35Btに圧縮方向の操作力FAが作用する。
図8は、スチールコード35の両端部のうちの先行側端部35Aに対して後行側端部35Bがクローラベルト本体32の内周側に位置する重なり合い状態で両端部が重なり合っているものについての説明図である。この図に示すように、先行側端部35Aに対して後行側端部35Bがクローラベルト本体32の内周側に位置する重なり合い状態で両端部が重なり合っている場合、ゴムクローラベルト30がクローラ駆動輪体22によって前進回転方向Fに駆動されることに起因し、先行側端部35Aの先端35Atに引っ張り方向の操作力FHが作用する。
スチールコード35の両端部のうちクローラベルト本体32の外周側に位置する端部のクローラ駆動輪体22の回転軸芯22aからの距離が内周側に位置する端部のクローラ駆動輪体22の回転軸芯22aからの距離より大であることにより、外周側に位置するスチールコード端部の先端には、内周側に位置するスチールコード端部の先端より強い操作力が作用する。スチールコード35は、金属製であるため、引っ張り方向の操作力を受けたときより、圧縮方向の操作力を受けたときの方が変形しにくい。
段落〔0008〕及び〔0009〕では、ゴムクローラベルト30がクローラ駆動輪体22によって駆動されることに起因してスチールコード35に作用する操作力として、スチールコード35のうちの先端35Bt,35Atに対して作用する操作力について説明したが、スチールコード35のうち、先端35Bt,35Atを含む端部であって、クローラ駆動輪体22に巻回する長さを備える端部に対して作用する操作力も同様である。
従って、ゴムクローラベルト30がクローラ駆動輪体22による前進回転方向Fに駆動されることに起因してスチールコード35の端部に操作力が作用しても、先行側端部35Aに対して後行側端部35Bがクローラベルト本体32の内周側に位置する重なり合い状態で両端部が重なり合っているものよりも、先行側端部35Aに対して後行側端部35Bがクローラベルト本体32の外周側に位置する重なり合い状態で両端部が重なり合っているものの方が、スチールコード35の端部に変形が発生しにくいのである。そして、スチールコード35の端部に伸びなどの変形が発生しにくいと、クローラベルト本体32に亀裂などの損傷が発生し難い。このように、本発明の構成によると、スチールコードの端部を覆うカバー体など特別な補強部材を設けずに、前進駆動時におけるクローラベルト本体の損傷を発生しにくくできる。
従って、本発明によると、クローラベルト本体に損傷が発生しにくくて優れた耐久性を備えるゴムクローラベルトを、スチールコードの両端部の重なり合いを上記した重なり合いにするだけで済んで安価にかつスチールコードの屈曲性を低下させずに得ることができる。
本発明において、前記前進回転方向を表示する指標を備えてあると好適である。
本構成によると、ゴムクローラベルトの組み付けを行なうのに、クローラベルト本体の設定されている前進回転方向を指標によって容易に認識し、認識したクローラベルト本体の前進回転方向とクローラ駆動輪体の前進回転方向とが合致するようにして組み付けることにより、組み付け後のゴムクローラベルトを駆動したときのクローラベルト本体の前進回転方向が設定どおりになる。
従って、本発明によると、ゴムクローラベルトの正しい組み付けを容易に行なわせ、クローラベルトの優れた耐久性を所定どおり発揮させることができる。
本発明において、前記クローラベルト本体のうちの前記スチールコードよりも内周側に、前記長手方向に沿って互いに間隔を空けた状態で複数の芯金が埋設され、前記スチールコードは、前記長手方向において前記後行側端部の先端が前記複数の芯金のうち何れかの芯金と重複する状態で、前記クローラベルト本体に埋設されていると好適である。
本構成によると、後行側端部の先端が位置する付近でクローラベルト本体が折れ曲がることを芯金によって防止され、クローラベルト本体の折れ曲がりによってスチールコードとクローラベルト本体とが分離するなどの事態を回避し易い。
従って、本発明によると、芯金をクローラベルト本体の折れ曲がり防止に利用した簡単な構造で、スチールコードとクローラベルト本体とが分離するなどの事態を回避し易い。
本発明において、前記クローラベルト本体のうちの前記スチールコードよりも内周側に、前記長手方向に沿って互いに間隔を空けた状態で複数の芯金が埋設され、前記スチールコードは、前記長手方向において前記先行側端部の先端が前記複数の芯金のうち何れかの芯金と重複する状態で、前記クローラベルト本体に埋設されていると好適である。
本構成によると、先行側端部の先端が位置する付近でクローラベルト本体が折れ曲がることを芯金によって防止され、クローラベルト本体の折れ曲がりによってスチールコードとクローラベルト本体とが分離するなどの事態を回避し易い。
従って、本発明によると、芯金をクローラベルト本体の折れ曲がり防止に利用した簡単な構造で、スチールコードとクローラベルト本体とが分離するなどの事態を回避し易い。
本発明において、前記クローラベルト本体の外周面のうち、前記長手方向において前記複数の芯金の位置と対応する箇所に、複数の推進ラグを備えてあると好適である。
本構成によると、先行側端部や後行側端部の先端が位置する付近でクローラベルト本体が折れ曲がることを推進ラグによって防止され、クローラベルト本体の折れ曲がりによってスチールコードとクローラベルト本体とが分離するなどの事態を回避し易い。
従って、本発明によると、推進ラグをクローラベルト本体の折れ曲がり防止に利用した簡単な構造で、スチールコードとクローラベルト本体とが分離するなどの事態を回避し易い。
コンバインの全体を示す側面図である。 左側のクローラ式走行装置を示す側面図である。 クローラ式走行装置を示す縦断後面図である。 ゴムクローラベルトの一部を示す縦断側面図である。 ゴムクローラベルトを示す縦断正面図である。 ゴムクローラベルトの一部を示す斜視図である。 クローラベルト本体の前進回転方向、スチールコードの両端部の重なり合い及びスチールコードに作用する操作力を示す説明図である。 比較構造におけるスチールコードの両端部の重なり合い及びスチールコードに作用する操作力を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るゴムクローラベルトが装備されたコンバインの全体を示す側面図である。図1に示すように、コンバインは、左右一対のクローラ式走行装置1,1を備え、この左右一対のクローラ式走行装置1,1を運転座席2の下方に設けたエンジン(図示せず)からの駆動力によって駆動して自走するように構成した走行機体と、走行機体の機体フレーム3の後部に設けた脱穀装置4及び穀粒タンク5と、脱穀装置4の前部から機体前方向きに延出した刈取り部10とを備えている。
このコンバインは、刈取り部10を下降作業状態にして走行機体を走行させることにより、稲、麦などの収穫作業を行なう。
すなわち、刈取り部10は、脱穀装置4の前部から上下揺動自在に延出するフィーダ11、フィーダ11の前部に連結された刈取りフレーム12を備え、フィーダ11を昇降シリンダ13によって上下揺動操作することにより、刈取りフレーム12が地面近くに下降した下降作業状態と、刈取りフレーム12が地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降する。
刈取り部10は、植立穀稈を刈取り対象と非刈取り対象とに分草する左右一対のデバイダ14,14と、デバイダ14からの刈取対象の植立穀稈の穂先側を横送りオーガ15の上方に掻き寄せる回転リール16と、デバイダ14からの刈取対象の植立穀稈の株元側を切断するバリカン形の刈取装置17とを備えている。刈取装置17からの刈取り穀稈の株元から穂先までの全体を横送りオーガ15よってフィーダ11の前方に横送りし、横送りオーガ15からの刈取り穀稈をフィーダ11によって脱穀装置4に供給する。
脱穀装置4は、フィーダ11からの刈取り穀稈の株元から穂先までの全体を扱室(図示せず)に投入し、走行機体前後向きの扱胴軸芯まわりに回転駆動される扱胴4aによって脱穀処理する。穀粒タンク5は、脱穀装置4から搬送された脱穀粒を回収して貯留する。穀粒タンク5に貯留された脱穀粒を縦スクリューコンベヤ6及び横スクリューコンベヤ7によって取り出すように構成してある。
クローラ式走行装置1について説明する。
左右一対のクローラ式走行装置1,1は、同じ構成を備えており、右側のクローラ式走行装置1の図示を省略する。
図2は、左側のクローラ式走行装置1の全体を示す側面図である。図2に示すように、クローラ式走行装置1は、機体フレーム3に連結フレーム20を介して連結されたトラックフレーム21と、トラックフレーム21の前方に位置するクローラ駆動輪体22と、トラックフレーム21の後端部に装備されたクローラ緊張輪体23と、クローラ緊張輪体23とクローラ駆動輪体22との間に配置してトラックフレーム21に取り付けられて、機体前後方向に並ぶ接地転輪24,26及び上部案内輪体25と、全ての輪体22,23,25及び接地転輪24にわたって巻回されたゴムクローラベルト30とを備えている。
図2,3に示すように、トラックフレーム21は、機体上下方向に並べて連結された上部トラックフレーム21aと下部トラックフレーム21bとを備えている。クローラ駆動輪体22は、機体フレーム3の前部に取り付けられたミッションケース8(図1参照)に駆動自在に支持されている。
図2,3に示すように、接地転輪24,26のうち、一つの接地転輪26を除く他の複数の接地転輪24は、機体横方向に並ぶ外転輪24a及び内転輪24bを備えている。接地転輪24は、外転輪24aと内転輪24bとによってゴムクローラベルト30の内周面側に突出する左右一対の芯金突起31a,31aを挟む状態でゴムクローラベルト30を支持するように、いわゆる外転輪に構成してある。
ゴムクローラベルト30は、ゴム材を無端帯状に成形することによって構成したクローラベルト本体32と、クローラベルト本体32の長手方向に沿って並んだ状態で、かつ互いに間隔を空けた状態でクローラベルト本体32に埋設された複数の芯金31とを備えて構成してある。
各芯金31に、クローラベルト本体32から内周面側にゴムクローラベルト30の横幅方向に並んで突出する一対の芯金突起31a,31aを設け、クローラベルト本体32の芯金31どうしの間に位置する部位に、駆動孔33を設けてある。
ゴムクローラベルト30は、一対の芯金突起31a,31aの間でクローラ駆動輪体22に巻回され、かつ、駆動孔33でクローラ駆動輪体22に係合してクローラ駆動輪体22によって前進回転方向F及び後進回転方向に回転駆動されるように構成してある。
すなわち、クローラ駆動輪体22に、駆動突起22aを、ゴムクローラベルト30の駆動孔33に係脱する状態でクローラ駆動輪体22の回転方向に並べて設けてある。この駆動突起22aがゴムクローラベルト30の駆動孔33に係入することで、クローラ駆動輪体22の前進駆動力及び後進駆動力がゴムクローラベルト30に伝達される。
クローラベルト本体32のうちの駆動孔33の両横側に位置する部位に、補強用のスチールコード35を、クローラベルト本体32の長手方向に沿った状態で埋設してある。左右のスチールコード35は、スチールコード35よりもクローラベルト本体32の内周側に芯金31が位置する配置で埋設してある。左右のスチールコード35は、クローラベルト本体32の長手方向に沿った複数本のスチールワイヤと、クローラベルト本体32の横幅方向に沿った複数本のスチールワイヤとを編み上げて、帯状に構成してある。
図7に示すように、左右のスチールコード35は、両端部35A,35Bがクローラベルト本体32の長手方向に沿って重なり合う状態でクローラベルト本体32に埋設してある。左右のスチールコード35のうちの一方のスチールコード35の重なり合っている両端部35A,35Bと、他方のスチールコード35の重なり合っている両端部35A,35Bとは、クローラベルト本体32の長手方向での同じ箇所に位置している。
クローラベルト本体32の前進回転方向Fとして、図7に示す回転方向を設定してある。
すなわち、左右のスチールコード35における両端部35A,35Bのうちクローラベルト本体32が前進回転するときに先行側となる先行側端部35Aに対して、後行側となる後行側端部35Bがクローラベルト本体32の外周側に位置する重なり合い状態で左右のスチールコード35の両端部35A,35Bが重なり合うことになる回転方向を、クローラベルト本体32の前進回転方向Fとして設定してある。言い換えると、先行側端部35Aと後行側端部35Bとは、前進回転方向Fにおいて、始端側となる先行側端部35Aが前進回転方向Fにおいて終端側となる後行側端部35Bに対して外周側に位置する状態で重なり合っている。
つまり、段落〔0008〕で説明したように、ゴムクローラベルト30がクローラ駆動輪体22によって前進回転方向Fに駆動されることによって後行側端部35Bの先端35Btに対する操作力FAが発生するが、この操作力FAが後行側端部35bを圧縮操作する方向の操作力になるように、前進回転方向Fを設定してある。
図3,4,5に示すように、クローラベルト本体32の外周面のうち、クローラベルト本体32の長手方向において複数の芯金31の位置と対応する箇所に推進ラグ36を備えてある。推進ラグ36は、クローラベルト本体32に一体成形したゴム体によって構成してある。
図4に示すように、左右のスチールコード35における後行側端部35Bの先端35Btが複数の芯金31のうちの一つの芯金31、及びこの芯金31の位置に対応するクローラベルト本体32の外周面箇所に位置する推進ラグ36とクローラベルト本体32の長手方向において重複する状態で、左右側のスチールコード35をクローラベルト本体32に埋設してある。
左右のスチールコード35における先行側端部35Aの先端35Atが複数の芯金31のうちの一つの芯金31であって、後行側端部35Bの先端35Btが重複する芯金31とは別の芯金31、及びこの芯金31の位置に対応するクローラベルト本体32の外周面箇所に位置する推進ラグ36とクローラベルト本体32の長手方向において重複する状態で、左右側のスチールコード35をクローラベルト本体32に埋設してある。
左右のスチールコード35における先行側端部35Aの先端35Atと後行側端部35Bの先端35Btとの間に一つの芯金31及び推進ラグ36が位置する状態で、左右のスチールコード35をクローラベルト本体32に埋設してある。
図6に示すように、クローラベルト本体32の内周面に、クローラベルト本体32の設定された前進回転方向Fを表示する指標40を備えてある。指標40は、クローラベルト本体32の内周面のうち、一対の芯金突起31a,31aの両横外側に位置する部位に設けてある。指標40として、クローラベルト本体32の内周面に刻印された矢印を採用してある。
すなわち、ゴムクローラベルト30の組み付けを行なうのに、クローラベルト本体32の設定されている前進回転方向Fを指標40によって認識し、認識したクローラベルト本体32の前進回転方向Fとクローラ駆動輪体22の前進回転方向とが合致するようにしてゴムクローラベルト30を組み付けることにより、組み付け後のゴムクローラベルト30が駆動されたときのクローラベルト本体32の前進回転方向が設定どおりになるように構成してある。
〔別実施例〕
(1)上記した実施例では、スチールコード35をクローラベルト本体32のうちの駆動孔33の両横側の部位に埋設した例を示したが、駆動孔33より横外側と横内側のいずれか一方だけの部位に埋設して実施してもよい。また、駆動孔33の両横側に振り分けて埋設した一対のスチールコード35,35に替え、クローラ駆動輪体22の駆動突起22aが係脱するようにクローラベルト本体32の駆動孔33に合致する貫通孔を備えた一枚のスチールコードを採用して実施してもよい。
(2)上記した実施例では、クローラベルト本体32の前進回転方向Fを指標40によって表示するよう構成した例を示したが、クローラベルト本体32の左右形状を非対称な形状とし、左右形状の非対称によってクローラベルト本体32の前進回転方向Fを表示するよう構成して実施してもよい。
(3)上記した実施例では、指標40として矢印を採用した例を示したが、矢印に替えて文字や図柄を採用してもよい。
(4)上記した実施例では、トラックフレーム21が機体フレーム3に固定された例を示したが、左側及び右側のクローラ式走行装置1のトラックフレーム21を機体フレーム3に対して油圧シリンダなどの駆動機構によって昇降操作する昇降機構を設け、走行機体をローリング操作するように、左側及び右側のトラックフレーム21を昇降操作するよう構成して実施してもよい。
本発明は、コンバインの他、人参や玉葱などの各種の作物を収穫対象とする収穫機、運搬車やバックホウなどの各種の作業車に装備されるゴムクローラベルトに利用可能である。
31 芯金
32 クローラベルト本体
35 スチールコード
35A 先行側端部
35At 先端
35B 後行側端部
35Bt 先端
36 推進ラグ
40 指標
F 前進回転方向

Claims (5)

  1. 前進回転方向が設定されたゴム製かつ無端帯状のクローラベルト本体と、
    前記クローラベルト本体の長手方向に沿った状態で前記クローラベルト本体に埋設され、かつ、両端部が前記長手方向に沿って重ね合わされたスチールコードと、を備え、
    前記両端部は、前記クローラベルト本体が前進回転するときに先行側となる先行側端部に対して、後行側となる後行側端部が前記クローラベルト本体の外周側に位置する状態で重なり合っているゴムクローラベルト。
  2. 前記前進回転方向を表示する指標を備えた請求項1に記載のゴムクローラベルト。
  3. 前記クローラベルト本体のうちの前記スチールコードよりも内周側に、前記長手方向に沿って互いに間隔を空けた状態で複数の芯金が埋設され、
    前記スチールコードは、前記長手方向において前記後行側端部の先端が前記複数の芯金のうち何れかの芯金と重複する状態で、前記クローラベルト本体に埋設されている請求項1または2に記載のゴムクローラベルト。
  4. 前記クローラベルト本体のうちの前記スチールコードよりも内周側に、前記長手方向に沿って互いに間隔を空けた状態で複数の芯金が埋設され、
    前記スチールコードは、前記長手方向において前記先行側端部の先端が前記複数の芯金のうち何れかの芯金と重複する状態で、前記クローラベルト本体に埋設されている請求項1から3の何れか一項に記載のゴムクローラベルト。
  5. 前記クローラベルト本体の外周面のうち、前記長手方向において前記複数の芯金の位置と対応する箇所に、複数の推進ラグを備えた請求項3または4に記載のゴムクローラベルト。
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