JP2014050209A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の課題は、電力変換装置の構成部品を接続する導電部材の放熱性能を向上させることである。
【解決手段】本発明に係る電力変換装置は、直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有するパワー半導体モジュールと、冷却冷媒が流れる流路を形成する流路形成体と、前記交流電流を伝達する交流バスバーを絶縁性の樹脂材により封止するバスバーモジュールと、を備え、前記流路形成体は、前記流路に繋がる第1及び第2の開口部を形成し、前記パワー半導体モジュールは、前記第1の開口部を塞ぐように前記流路形成体に配置され、前記バスバーモジュールは、前記第2の開口部を塞ぐように前記流路形成体に配置される。
【選択図】 図21

Description

本発明は直流電力を交流電力に変換しあるいは交流電力を直流電力に変換するために使用する電力変換装置に関する。特に、ハイブリッド自動車又は電気自動車に用いられる電力変換装置に関する。
ハイブリッド自動車又は電気自動車に用いられる電力変換装置は、ハイブリッド自動車又は電気自動車に用いられる駆動モータの要求出力トルクの増大とともに、出力電力を増大させる必要がある。これにより電力変換装置の構成部品との間に流れる電流が増大する。電力変換装置の構成部品は、例えば、直流電流を交流電流に変換するパワー半導体モジュールや、直流電圧を平滑化するコンデンサモジュールや、交流電流を伝達する交流コネクタ等である。これらの電力変換装置の構成部品は、バスバーのような導電部材により接続されて、電流が伝達される。
そして電力変換装置の出力電力の増大によりこの導電部材の発熱が大きくなり、この発熱が電力変換装置の構成部品に伝達してしまうおそれがある。
特許文献1には、コンデンサモジュールからパワー半導体モジュールに流れる直流電流を伝達する直流側バスバーがコンデンサ素子と流路との間に配置され、直流側バスバーの冷却性能を向上させることが記載されている。
しかしながら、電力変換装置の出力電力の増大に対して、導電部材の更なる放熱性能の向上が求められている。
特開2010-182898号公報
本発明の課題は、電力変換装置の構成部品を接続する導電部材の放熱性能を向上させることである。また本発明の別の課題は、導電部材を含む電力変換装置の放熱性能を向上させることである。
上記課題を解決するために、本発明に係る電力変換装置は、直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有するパワー半導体モジュールと、冷却冷媒が流れる流路を形成する流路形成体と、前記交流電流を伝達する交流バスバーを絶縁性の樹脂材により封止するバスバーモジュールと、を備え、前記流路形成体は、前記流路に繋がる第1及び第2の開口部を形成し、前記パワー半導体モジュールは、前記第1の開口部を塞ぐように前記流路形成体に配置され、前記バスバーモジュールは、前記第2の開口部を塞ぐように前記流路形成体に配置される。
本発明によれば、電力変換装置の構成部品を接続する導電部材の放熱性能を向上させることができる。
ハイブリッド自動車の制御ブロックを示す図である。 車両における電力変換装置200の配置場所を模式的に示した図である。 インバータ回路140の構成を示す回路図である。 電力変換装置の外観斜視図である。 パワー半導体モジュール300の外観斜視図である。 図5に記載の断面Aで切ったときのパワー半導体モジュール300の断面図である。 パワー半導体モジュール300の内部回路構成を示す回路図である。 DCバスバーモールド50の外観斜視図であり、電力変換装置200の底面側から見た図である。 DCバスバーモールド50の外観斜視図であり、電力変換装置200の上カバー3側から見た図である。 DCバスバーモールド50を構成部品ごとに分解した斜視図である。 コンデンサ素子、コンデンサウォール、接地線の配置を説明するための分解図である。 コンデンサモジュール4の外観斜視図であり、電力変換装置200の底面側から見た図である。 バスバーモジュール90の外観図である。 バスバーモジュール90の中の交流バスバー群802のレイアウトを説明するための内部構造図である。 交流バスバー群802の斜視図である。 流路モジュール130の構成を示す斜視図である。 流路モジュール130とコンデンサモジュール4の組立手順を示す斜視図である。 流路モジュール130とバスバーモジュール90の組立手順を示す斜視図である。 ベース板30及び回路基板20の組立手順を示す斜視図である。 図17に示すベース板30及び回路基板20をバスバーモジュール90に取り付けたものを、ケース10に格納した状態を示す。 サイドカバーASSYの分解斜視図である。 図18に示す状態から、直流高圧コネクタ60、サイドカバーアッセンブリ70を取り付けた状態を示す図である。 図20に記載の断面Dで切って矢印の方向から見た断面図である。 図21に記載の領域Cの拡大図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、ハイブリッド自動車(以下「HEV」と記述する)の制御ブロックを示す図である。なお、本実施の形態の電力変換装置は、HEVに限らず、PHEVあるいはEV等の車両に搭載される電力変換装置にも適用でき、さらには、建設機械等の車両に用いられる電力変換装置にも適用することができる。
エンジンEGNおよびモータジェネレータMG1、MG2は車両の走行用トルクを発生する。また、モータジェネレータMG1及びMG2は回転トルクを発生するだけでなく、モータジェネレータMG1あるいはMG2に外部から加えられる機械エネルギーを電力に変換する機能を有する。モータジェネレータMG1は、例えば同期機あるいは誘導機であり、上述のごとく、運転方法によりモータとしても発電機としても動作する。モータジェネレータMG1及びMG2を自動車に搭載する場合には、小型で高出力を得ることが望ましく、ネオジウムなどの磁石を使用した永久磁石型の同期電動機が適している。また、永久磁石型の同期電動機は誘導電動機に比べて回転子の発熱が少なく、この観点でも自動車用として優れている。
エンジンEGNの出力側及びモータジェネレータMG2の出力トルクは動力分配機構TSMを介してモータジェネレータMG1に伝達され、動力分配機構TSMからの回転トルクあるいはモータジェネレータMG1が発生する回転トルクは、トランスミッションTMおよびデファレンシャルギアDEFを介して車輪に伝達される。一方、回生制動の運転時には、車輪から回転トルクがモータジェネレータMG1に伝達され、供給されてきた回転トルクに基づいて交流電力を発生する。発生した交流電力は後述する電力変換装置200により直流電力に変換され、高電圧用のバッテリ136を充電し、充電された電力は再び走行エネルギーとして使用される。また、高電圧用のバッテリ136の蓄電している電力が少なくなった場合に、エンジンEGNが発生する回転エネルギーをモータジェネレータMG2により交流電力に変換し、次に交流電力を電力変換装置200により直流電力に変換し、バッテリ136を充電することができる。エンジンEGNからモータジェネレータMG2への機械エネルギーの伝達は動力分配機構TSMによって行われる。
次に電力変換装置200について説明する。電力変換装置200に設けられたインバータ回路140とインバータ回路142は、バッテリ136と直流コネクタ138を介して電気的に接続されており、バッテリ136とインバータ回路140あるいは142との相互において電力の授受が行われる。モータジェネレータMG1をモータとして動作させる場合には、インバータ回路140は直流コネクタ138を介してバッテリ136から供給された直流電力に基づき交流電力を発生し、交流端子188を介してモータジェネレータMG1に供給する。モータジェネレータMG1とインバータ回路140からなる構成は第1電動発電ユニットとして動作する。同様にモータジェネレータMG2をモータとして動作させる場合には、インバータ回路142は直流コネクタ138を介してバッテリ136から供給された直流電力に基づき交流電力を発生し、交流端子189を介してモータジェネレータMG2に供給する。モータジェネレータMG2とインバータ回路142からなる構成は第2電動発電ユニットとして動作する。第1電動発電ユニットと第2電動発電ユニットは、運転状態に応じて両方をモータとしてあるいは発電機として運転する場合、あるいはこれらを使い分けて運転する場合がある。また片方を運転しないで、停止することも可能である。
なお、本実施形態では、バッテリ136の電力によって第1電動発電ユニットを電動ユニットとして作動させることにより、モータジェネレータMG1の動力のみによって車両の駆動ができる。さらに、本実施形態では、第1電動発電ユニット又は第2電動発電ユニットを発電ユニットとしてエンジンEGNの動力或いは車輪からの動力によって作動させて発電させることにより、バッテリ136の充電ができる。
また、図1では省略したが、バッテリ136はさらに補機用のモータを駆動するための電源としても使用される。補機用のモータとしては例えば、エアコンディショナーのコンプレッサを駆動するモータ、あるいは制御用の油圧ポンプを駆動するモータである。バッテリ136から直流電力が補機用パワーモジュールに供給され、補機用パワーモジュールは交流電力を発生して補機用のモータに供給する。補機用パワーモジュールはインバータ回路140や142と基本的には同様の回路構成および機能を持ち、補機用のモータに供給する交流の位相や周波数、電力を制御する。なお、電力変換装置200は、インバータ回路140や142に供給される直流電力を平滑化するためのコンデンサ500を備えている。
電力変換装置200は、上位の制御装置から指令を受けたりあるいは上位の制御装置に状態を表すデータを送信したりするための通信用のコネクタ21を備えている。電力変換装置200は、コネクタ21から入力される指令に基づいて制御回路172でモータジェネレータMG1やMG2の制御量を演算し、さらに、モータジェネレータMG1やMG2をモータとして運転するか発電機として運転するか演算する。電力変換装置200は、その演算結果に基づいて制御パルスを発生し、発生した制御パルスをドライバ回路174へ供給する。ドライバ回路174は、供給された制御パルスに基づいて、インバータ回路140や142を制御するための駆動パルスを発生する。
図2は、車両における電力変換装置200の配置場所を模式的に示したものである。車両前方方向からエンジンEGN、トランスミッションTMの順に配置され、電力変換装置200はトランスミッションTMの下方に配置されている。トランスミッションTMのケース内前方(電力変換装置200の上方)には、モータジェネレータMG1が配置されている。省スペースの観点から、電力変換装置200の配置スペースは小さいほど良い。
また、電力変換装置200からモータジェネレータMG1へ電力を供給する配線は短いほど良く、電力変換装置200はモータジェネレータMG1の近傍に配置するのが好ましい。そのため、電力変換装置200は、図2に示すようなトランスミッションTMの下部のように狭いスペースに配置される場合が多く、電力変換装置200の小型化・薄型化が望まれている。なお、図2の配置は一例を示したものであり、トランスミッションTMのケース内エンジン側に設けたり、ベルハウジングに内蔵したりする。
次に、図3を用いてインバータ回路140の電気回路の構成を説明する。なお、以下で半導体素子として絶縁ゲート型バイポーラトランジスタを使用しており、以下略してIGBTと記す。上アームとして動作するIGBT328及びダイオード156と、下アームとして動作するIGBT330及びダイオード166とで、上下アームの直列回路150が構成される。インバータ回路140は、この直列回路150を、出力しようとする交流電力のU相、V相、W相の3相に対応して備えている。
これらの3相は、この実施の形態ではモータジェネレータMG1の電機子巻線の3相の各相巻線に対応している。3相のそれぞれの上下アームの直列回路150においては、直列回路の中点部分である中間電極169は、交流端子159、交流バスバー802、交流端子188を介してモータジェネレータMG1に接続されている。直列回路150から出力される交流電流は、中間電極169から上記経路によりモータジェネレータMG1へ出力される。
上アームのIGBT328のコレクタ電極153は、直流正極端子157を介してコンデンサ500の正極側のコンデンサ端子506に電気的に接続されている。また、下アームのIGBT330のエミッタ電極は、直流負極端子158を介してコンデンサ500の負極側のコンデンサ端子504に電気的に接続されている。
上述のように、制御回路172は上位の制御装置からコネクタ21を介して制御指令を受け、これに基づいてインバータ回路140の各相の直列回路150の上アームあるいは下アームを構成するIGBT328やIGBT330を制御するための制御信号である制御パルスを発生し、ドライバ回路174に供給する。
ドライバ回路174は、上記制御パルスに基づき、各相の直列回路150の上アームあるいは下アームを構成するIGBT328やIGBT330へ駆動パルスを供給する。IGBT328やIGBT330は、ドライバ回路174からの駆動パルスに基づき、導通あるいは遮断動作を行い、バッテリ136から供給された直流電力を三相交流電力に変換する。この変換された電力はモータジェネレータMG1に供給される。
IGBT328は、コレクタ電極153と、信号用エミッタ電極155と、ゲート電極154とを備えている。また、IGBT330は、コレクタ電極163と、信号用のエミッタ電極165と、ゲート電極164とを備えている。ダイオード156は、コレクタ電極153とエミッタ電極155との間に電気的に接続されている。また、ダイオード166は、コレクタ電極163とエミッタ電極165との間に電気的に接続されている。
スイッチング用パワー半導体素子としては金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ(以下略してMOSFETと記す)を用いてもよい、この場合はダイオード156やダイオード166は不要となる。スイッチング用パワー半導体素子として、IGBTは直流電圧が比較的高い場合に適していて、MOSFETは直流電圧が比較的低い場合に適している。
コンデンサ500に関して、正極側のコンデンサ端子506と負極側のコンデンサ端子504と正極側の電源端子509と負極側の電源端子508とが設けられている。バッテリ136からの高電圧の直流電力は、直流コネクタ138を介して正極側の電源端子509や負極側の電源端子508に供給され、コンデンサ500の正極側のコンデンサ端子506および負極側のコンデンサ端子504から、インバータ回路140へ供給される。
一方、インバータ回路140によって交流電力から変換された直流電力は、正極側のコンデンサ端子506や負極側のコンデンサ端子504からコンデンサ500に供給される。また、直流電力は、正極側の電源端子509や負極側の電源端子508から直流コネクタ138を介してバッテリ136に供給され、バッテリ136に蓄積される。
制御回路172は、IGBT328及びIGBT330のスイッチングタイミングを演算処理するためのマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と記述する)を備えている。マイコンへの入力情報としては、モータジェネレータMG1に対して要求される目標トルク値、直列回路150からモータジェネレータMG1に供給される電流値、及びモータジェネレータMG1の回転子の磁極位置がある。
目標トルク値は、不図示の上位制御装置から出力された指令信号に基づくものである。電流値は、後述する電流センサモジュール180による検出信号に基づいて検出されたものである。磁極位置は、モータジェネレータMG1に設けられたレゾルバなどの回転磁極センサ(不図示)から出力された検出信号に基づいて検出されたものである。本実施形態では、電流センサモジュール180は3相の電流値を検出する場合を例に挙げているが、2相分の電流値を検出するようにし、演算により3相分の電流を求めても良い。
制御回路172内のマイコンは、目標トルク値に基づいてモータジェネレータMG1のd軸,q軸の電流指令値を演算し、この演算されたd軸,q軸の電流指令値と、検出されたd軸,q軸の電流値との差分に基づいてd軸,q軸の電圧指令値を演算し、この演算されたd軸,q軸の電圧指令値を、検出された磁極位置に基づいてU相、V相、W相の電圧指令値に変換する。そして、マイコンは、U相、V相、W相の電圧指令値に基づく基本波(正弦波)と搬送波(三角波)との比較に基づいてパルス状の変調波を生成し、この生成された変調波をPWM(パルス幅変調)信号としてドライバ回路174に出力する。
ドライバ回路174は、下アームを駆動する場合、PWM信号を増幅したドライブ信号を、対応する下アームのIGBT330のゲート電極に出力する。また、ドライバ回路174は、上アームを駆動する場合、PWM信号の基準電位のレベルを上アームの基準電位のレベルにシフトしてからPWM信号を増幅し、これをドライブ信号として、対応する上アームのIGBT328のゲート電極にそれぞれ出力する。
また、制御回路172内のマイコンは、異常検知(過電流、過電圧、過温度など)を行い、直列回路150を保護している。このため、制御回路172にはセンシング情報が入力されている。例えば、各アームの信号用のエミッタ電極155及び信号用のエミッタ電極165からは各IGBT328とIGBT330のエミッタ電極に流れる電流の情報が、対応する駆動部(IC)に入力されている。これにより、各駆動部(IC)は過電流検知を行い、過電流が検知された場合には対応するIGBT328,IGBT330のスイッチング動作を停止させ、対応するIGBT328,IGBT330を過電流から保護する。
直列回路150に設けられた温度センサ(不図示)からは、直列回路150の温度の情報がマイコンに入力されている。また、マイコンには直列回路150の直流正極側の電圧情報が入力されている。マイコンは、それらの情報に基づいて過温度検知及び過電圧検知を行い、過温度或いは過電圧が検知された場合には全てのIGBT328,IGBT330のスイッチング動作を停止させる。
インバータ回路142については、インバータ回路140と構成は同一であるため、説明は省略する。
図4は、電力変換装置200の外観斜視図である。ケース10は略直方体形状の金属製ケースである。ケース10の上面には、上カバー3が取り付けられている。ケース10の短手方向の一側面には、開口部10aが形成される。開口部10aには、配管13及び14が配設される。冷却媒体(例えば、冷却水などが用いられ、以下では冷媒と記す)は、配管13よりケース10内に流入し、配管14よりケース10内から流出する。
また、開口部10aが形成される一側面には、直流高圧コネクタ60が取り付けられる。直流高圧コネクタ60には、直流入力用ケーブル61P及び61Nが一体に形成されている。ケース10において、開口部10aが形成される一側面と対向する面には、コネクタ21が配設される。コネクタ21は、例えば上位制御装置のような外部との、接続のために設けられた信号用のコネクタである。
また、ケース10の長手方向の一側面には、サイドカバーアッセンブリ70が配設される。サイドカバーアッセンブリ70についての説明は、図17及び図18において後述する。サイドカバーアッセンブリ70に形成された開口部より、交流バスバー802U−1、802V−1、802W−1、802U−2、802V−2、802W−2が突出して配設されている。交流バスバー802U−1、802V−1、802W−1は、モータジェネレータMG1へと接続される。交流バスバー802U−2、802V−2、802W−2は、モータジェネレータMG2へと接続される。
図4の電力変換装置200の組立手順について、図5乃至図19を用いて説明する。以下において、まず、図5乃至図7を用いて、パワー半導体モジュール300について説明する。続いて、図8乃至図10を用いて、コンデンサモジュール4について説明する。続いて、図11乃至図13を用いて、バスバーモジュール90について説明する。続いて、図14乃至図20を用いて、流路形成体12と各モジュール部品の組立手順について説明する。
図5は、パワー半導体モジュール300の外観斜視図である。パワー半導体モジュール300は、モジュールケース304内に、直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有する。モジュールケース304は、一面に挿入口を有し、他面に底を有する有底筒形状に形成された缶型構造を有する冷却器である。モジュールケース304には、フランジ304Bが挿入口の外周を囲んで形成される。また、図5に示されるように、モジュールケース304には、他の面より広い面である第一放熱面307Aが形成される。そして第一放熱面307Aと対向する面には第二放熱面307B(図6参照)が形成される。
第一放熱面307Aには、冷却フィン305Aが形成される。また、第一放熱面307A上において、冷却フィン305Aが形成される領域の外周には、薄肉部304Aが形成される。第二放熱面307Bにも同様に、冷却フィン305Bが形成される。
直流正極端子157及び直流負極端子158は、配線絶縁部608から一部露出した状態で形成されている。直流正極端子157は、後述のコンデンサモジュール4の端子501P−Iと接続される。直流負極端子158は、後述のコンデンサモジュール4の端子501N−Iと接続される。
出力端子159は、モジュールケース304の挿入口が面する方向と同一方向に面して形成される。出力端子159は、後述のバスバーモジュール90と接続される。
信号端子325U及び325Lは、第一放熱面305Aが面する方向と同一方向に向かって、配線絶縁部608から突出して形成される。また、信号端子336U及び336Lも、信号端子325Lと同一方向に向かって突出して形成される。信号端子336U及び336Lは、信号端子325Lと共に、配線絶縁部608から突出している。
モジュールケース304は金属製であり、例えばアルミ合金材料(Al,AlSi,AlSiC,Al−C等)で構成される。
図6は、図5に記載の断面Aで切ったときの断面図である。図6は、冷却フィンや信号端子などを簡略化して記載している。
図7は、パワー半導体モジュール300の内部回路構成を示す回路図である。上アームのIGBT328のコレクタ電極と上アーム側のダイオード156のカソード電極は、導体板315を介して接続される。導体板315には直流正極端子157が接続されている。IGBT328のエミッタ電極と上アーム側のダイオード156のアノード電極は、導体板318を介して接続される。IGBT328のゲート電極154には、3つの信号端子325Uが並列に接続されている。IGBT328の信号用エミッタ電極155には、信号端子336Uが接続されている。
一方、下アーム側のIGBT330のコレクタ電極と下アーム側のダイオード166のカソード電極は、導体板320を介して接続される。導体板320は中間電極169によって導体板318に接続されるとともに、交流端子159が接続されている。IGBT330のエミッタ電極と下アーム側のダイオード166のアノード電極は、導体板319を介して接続される。導体板319には、直流負極端子158が接続されている。IGBT330のゲート電極164には、3つの信号端子325Lが並列に接続されている。IGBT330の信号用エミッタ電極165には、信号端子336Lが接続されている。
図8は、DCバスバーモールド50を説明する図である。図8(a)は、DCバスバーモールド50の外観斜視図であり、電力変換装置200の底面側から見た図である。図8(b)は、DCバスバーモールド50の外観斜視図であり、電力変換装置200の上カバー3側から見た図である。図8(c)は、DCバスバーモールド50を構成部品ごとに分解した図である。
図8(c)の分解図に示されるように、DCバスバーモールド50は、負極バスバー501N、絶縁シート501IN、正極バスバー501P、DCバスバーモールド樹脂501Rより構成される。負極バスバー501Nと正極バスバー501Pは、絶縁シート501INを挟んで積層構造を形成する。そして、負極バスバー501N、絶縁シート501IN、正極バスバー501Pによる積層導体は、DCバスバーモールド樹脂501Rによって、図8(a)に示されるように一体にモールドされる。DCバスバーモールド樹脂501Rは、幅広い面を持つ板状に成形される。
負極バスバー501Nには、端子501N−B、501N−C、501N−I、501N−Yが形成される。端子501N−Bは、図4に示す直流高圧コネクタ60を介して、バッテリ136の負極と接続される。端子501N−Cは、コンデンサ素子500の負極と接続される。端子501N−Iは、パワー半導体モジュール300の直流負極端子158と接続される。
正極バスバー501Pには、端子501P−B、501P−C、501P−I、501P−Yが形成される。端子501P−Bは、図4に示す直流高圧コネクタ60を介して、バッテリ136の正極と接続される。端子501P−Cは、コンデンサ素子500の正極と接続される。端子501P−Iは、パワー半導体モジュール300の直流正極端子158と接続される。
負極バスバー501Nの端子501N−B、501N−C、501N−Y、及び正極バスバー501Pの端子501P−B、501P−C、501P−Yは、DCバスバーモールド樹脂501Rの一方の面から突出して形成される。端子501N−I、501P−Iは、DCバスバーモールド樹脂501Rの他方の面から突出して形成される。端子501N−I、501P−Iは、DCバスバーモールド樹脂501Rの長辺に沿って2組形成される。すなわち、一方の長辺側に端子501N−I、501P−Iが突出して形成され、他方の長辺側に端子501N−I、501P−Iが突出して形成されている。端子501N−B、501P−Bの先端は折れ曲がり、DCバスバーモールド50の短辺から突出している。
図8(c)に示されるように、端子501N−Cは、負極バスバー501Nの一方の長辺側に2組が形成され、他方の長辺側に1組が形成されている。端子501P−Cは、正極バスバー501Pにおいて、負極バスバー501Nが2組形成されている側の長辺側において、1組形成され、他方の長辺側において2組が形成される。
端子501N−Yは、負極バスバー501Nにおいて端子501N−Cが2組形成される側の長辺側に、端子501N−Cと同様に形成される。端子501N−Yは、端子501N−Bが形成される短辺に最も近い位置に形成される。端子501P−Yは、正極バスバー501Pにおいて端子501P−Cが2組形成される側の長辺側に、端子501P−Cと同様に形成される。端子501P−Yは、端子501P−Bが形成される短辺に最も近い位置に形成される。
また、図8(b)に示されるように、DCバスバーモールド樹脂501Rにおいて、隔壁55が、端子501N−I、501P−Iが突出している側の面に形成されている。隔壁55は、DCバスバーモールド樹脂501Rから突出して形成された2つの端子501P−Iの中央に形成される。
図9は、コンデンサ素子500a〜500c、Yコンデンサ40N、Yコンデンサ40P、コンデンサウォール43、接地線45N、接地線45Pの配置を説明するための分解図である。コンデンサ素子500a〜500c、Yコンデンサ40N、Yコンデンサ40P、コンデンサウォール43は、図8(a)に示すDCバスバーモールド50の平坦面に対して、配置される。Yコンデンサ40N及びYコンデンサ40Pは、接地側の電極と正極側の電極と負極の電極を有し、ノイズを除去する機能を有する。
コンデンサ素子500a、500b、500cは、扁平型のコンデンサである。これらのコンデンサ素子は、平滑コンデンサの役割を果たす。コンデンサ素子500aは、端子501N−Cと端子501P−Cの間に配置される。コンデンサ素子500aの一方の端部は、端子501N−Cと接続される。コンデンサ素子500aの他方の端部は、端子501P−Cと接続される。
コンデンサ素子500bは、コンデンサ素子500aの側部に配置される。コンデンサ素子500bは、コンデンサ素子500aと同様に、端子501N−Cと端子501P−Cの間に配置される。コンデンサ素子500bの一方の端部は、端子501P−Cと接続される。コンデンサ素子500bの他方の端部は、端子501N−Cと接続される。
コンデンサ素子500cは、コンデンサ素子500bの側部であって、コンデンサ素子500bに対してコンデンサ素子500aの反対側に配置される。コンデンサ素子500cは、他のコンデンサ素子500a、500bよりも端子501N−B、501P−Bに近い位置に配置されている。コンデンサ素子500cは、コンデンサ素子500aと同様に、端子501N−Cと端子501P−Cの間に配置される。端子501N−C及び端子501P−Cとの接続もコンデンサ素子500aと同様である。
Yコンデンサ40Nは、コンデンサ素子500cの側部に配置される。Yコンデンサ40Pは、コンデンサ素子500c及びYコンデンサ40Nの側部に配置される。Yコンデンサ40N及び40Pは、コンデンサ素子500cよりも端子501N−B及び501P−Bに近い位置に配置されている。Yコンデンサ40N及び40Pは、ノイズ対策のために設置される。
接地線45Nは、Yコンデンサ40Nと接続される。接地線45Pは、Yコンデンサ40Pと接続される。接地線45N及び45Pは、図15で後述する流路形成体12に接続され、ひいてはケース10に接続される。
コンデンサウォール43は、コンデンサ素子500a〜500c及びYコンデンサ40P、40Nを囲む形に形成される。
図10は、コンデンサモジュール4の外観斜視図であり、電力変換装置200の底面側から見た図である。図10は、図9に示す状態から、コンデンサウォール43をDCバスバーモールド50の平坦面に接着し、封止樹脂42を充填した状態である。接地線45Nは、封止樹脂42から突出し、端子501N−Bの側部まで延設される。接地線45Pは、封止樹脂42から突出し、端子501P−Bの側部まで延設される。
図11は、バスバーモジュール90の外観図である。(a)と(c)は側面図、(b)は上面図である。バスバーモジュール90は、交流バスバー群802を、樹脂92でモールドしたものである。樹脂92は、電気的絶縁性能を持つ材料から形成される。交流バスバー群802は、交流バスバー端子802U−1、802U−2、802V−1、802V−2、802W−1、802W−2、802U−1a、802U−2a、802V−1a、802V−2a、802W−1a、802W−2aを有する。
交流バスバー端子802U−1、802V−1、802W−1は、モータジェネレータMG1への出力端子である。交流バスバー端子802U−2、802V−2、802W−2は、モータジェネレータMG2への出力端子である。交流バスバー端子802U−1a、802V−1a、802W−1aは、図3に示すモータジェネレータMG1へ接続されるパワー半導体モジュールの交流端子159に対応する。交流バスバー端子802U−2a、802V−2a、802W−2aは、モータジェネレータMG2へ接続されるパワー半導体モジュールの交流端子159に対応する。
交流バスバー端子802U−1、802V−1、802W−1、802U−2、802V−2、802W−2は、バスバーモジュール90の一側面側に形成される。交流バスバー端子802U−1、802U−2、802V−1、802V−2、802W−1、802W−2は、同一の方向に向かって突出している。
交流バスバー端子802V−1a、802W−1a、802V−2aは、交流バスバー端子802U−1と同一の辺側に形成される。交流バスバー端子802U−1a、802U−2a、802W−2aは、バスバーモジュール90の交流バスバー端子802V−1a、802W−1a、802V−2aが形成される辺側と反対側の辺側に形成される。
図11(c)に示すように、バスバーモジュール90の幅広い面の内の一面には、隔壁95が形成される。隔壁95が形成される面は、後述する流路形成体12に対向する面である。
また、隔壁95が形成される面と反対側の面には、支持部93が形成される。図11中には、図が煩雑となるため支持部93の一部にのみ符号を付してある。支持部93は、モールド樹脂92から突出して形成される。支持部93には、雄ねじを螺入するためのねじ穴が螺刻してある。
図12に示すのは、バスバーモジュール90の中の交流バスバー群802のレイアウトを説明するための内部構造図である。交流バスバー端子802U−1aは、交流バスバー端子802U−1と接続される。交流バスバー端子802V−1aは、交流バスバー端子802V−1と接続される。交流バスバー端子802W−1aは、交流バスバー端子802W−1と接続される。交流バスバー端子802U−2aは、交流バスバー端子802U−2と接続される。交流バスバー端子802V−2aは、交流バスバー端子802V−2と接続される。交流バスバー端子802W−2aは、交流バスバー端子802W−2と接続される。
また、図13に示すのは、交流バスバー群802の斜視図である。交流バスバー本体部802Aは、モールド樹脂92に覆われる部分である。交流バスバー本体部802Aは、交流バスバー端子802U−1、802U−2、802V−1、802V−2、802W−1、802W−2、802U−1a、802U−2a、802V−1a、802V−2a、802W−1a、802W−2aよりも幅が広く形成される。
続いて、電力変換装置200の組立手順について説明する。図14は、流路モジュール130の構成を示す斜視図である。流路モジュール130は、流路形成体12と、パワー半導体モジュール300U−1、300V−1、300W−1、300U−2、300V−2、300W−2を有する。
流路形成体12には、幅広い面と、その面に繋がる第1側壁121、第2側壁122(図21参照)を有する。第1側壁121は、流路形成体12の長辺上の側面に形成される。第2側壁122は、第1側壁121と対向した側面に形成される。
第1側壁121には、開口部123が形成される。本実施例では3つの開口部123が第1側壁121に形成されている。第2側壁122にも同様に、開口部123が形成される。本実施例では、3つの開口部123が第2側壁122に形成されている。
流路形成体12の幅広い面には、開口部124が形成される。開口部124は、電力変換装置200の上カバー3に対向した位置に形成される開口である。また、流路形成体12において、開口部124と対向する面には、開口部125が形成される。開口部125は、電力変換装置200の底面側に形成される開口である。
流路形成体12に形成された開口部123には、パワー半導体モジュール300U−1、300V−1、300W−1、300U−2、300V−2、300W−2が、当該開口部123を塞ぐように配置される。パワー半導体モジュール300V−1、300W−1、300V−2は、第1側壁121に形成された開口部123に配置される。パワー半導体モジュール300U−1、300U−2、300W−2は、第2側壁122に形成された開口部123に配置される。パワー半導体モジュール300U−1は、当該パワー半導体モジュール300U−1の信号端子325U、325Lが電力変換装置200の上カバー3に向かって延出するように、配置される。他のパワー半導体モジュール300V−1、300W−1、300U−2、300V−2、300W−2も同様である。
図15は、流路モジュール130とコンデンサモジュール4の組立手順を示す斜視図である。コンデンサモジュール4は、図14に示す流路モジュール130の開口部125を塞ぐように配置される。コンデンサモジュール4は、ガスケット131を介して開口部125に挿着される。
図16は、流路モジュール130とバスバーモジュール90の組立手順を示す斜視図である。バスバーモジュール90は、図14に示す流路モジュール130の開口部124を塞ぐように配置される。バスバーモジュール90は、ガスケット91を介して開口部124に挿着される。
図17は、ベース板30及び回路基板20の組立手順を示すための斜視図である。ベース板30は、金属製の板状部材である。ベース板30は、図16のようにして流路モジュール130へ取り付けられたバスバーモジュール90上に配置される。ベース板30には、カバー10と接続するためのカバー接続部31が形成される。ベース板30は、バスバーモジュール90のモールド樹脂92に固定される。さらにベース板30の上には、回路基板20が配置される。回路基板20には、コネクタ21が形成される。
図18は、図17に示すベース板30及び回路基板20をバスバーモジュール90に取り付けたものを、ケース10に格納した状態を示す。ケース10には、開口部10a、10b、10cが形成されている。開口部10aは、図4で述べたように、配管13及び14が配設される。開口部10bには、直流高圧コネクタ60が接続される。直流高圧コネクタ60は、ケース10内において、コンデンサモジュール4の端子501N−B、501P−Bと接続される。開口部10cには、ガスケット71を介してサイドカバーアッセンブリ70が配設される。サイドカバーアッセンブリ70については、図19で説明する。
図19は、サイドカバーアッセンブリ70の分解斜視図である。サイドカバーアッセンブリ70は、サイドカバー73、放電抵抗41、電流センサ180−1、180−2を有する。サイドカバーアッセンブリ70には、交流バスバー端子802U−1、802V−1、802W−1、802U−2、802V−2、802W−2を貫通させるための開口が形成されている。放電抵抗41、電流センサ180−1、180−2は、ネジによってサイドカバー73に固定される。
図20は、図18に示す状態から、直流高圧コネクタ60、サイドカバーアッセンブリ70を取り付けた状態を示す図である。図20に示す状態から、配管13、14、上カバー3を取り付けると図4に示す状態となり、電力変換装置200が完成する。
図21は、図20に示される断面Bで切って矢印の方向から見た断面図である。前述の通り、流路形成体12には、第1側壁121と第2側壁122が形成される。第1側壁121及び第2側壁122には、それぞれに開口部123(図14参照)が形成される。
開口部123(図14参照)は、パワー半導体モジュールによって、当該開口部123が塞がれる。図21においては、パワー半導体モジュール300W−1とパワー半導体モジュール300U−2によって開口部123が塞がれている。パワー半導体モジュール300W−1は、開口部124と対向部を形成する位置まで、流路形成体12内に突出して配置されている。すなわち、パワー半導体モジュール300W−1とバスバーモジュール90との間に、各々と対向する冷媒流路空間が形成される。パワー半導体モジュール300U−2も、パワー半導体モジュール300W−1と同様、開口部124と対向部を形成する位置まで、流路形成体12内に突出して配置されている。すなわち、パワー半導体モジュール300U−2とバスバーモジュール90との間に、各々と対向する冷媒流路空間が形成される。
バスバーモジュール90の隔壁95は、流路形成体12内に突出して形成される。さらに、隔壁95は、第1側壁121から挿入されるパワー半導体モジュールと、第2側壁122から挿入されるパワー半導体モジュールとの間の空間まで及んで形成されている。図21においては、隔壁95は、パワー半導体モジュール300W−1とパワー半導体モジュール300U−2の間の空間まで及んで形成されている。
パワー半導体モジュール300W−1は、開口部125とも対向部を形成するように配置されている。すなわち、パワー半導体モジュール300W−1とコンデンサモジュール4との間に、各々と対向する冷媒流路空間が形成される。パワー半導体モジュール300U−2も同様に、コンデンサモジュール4と対向して配置されている。
コンデンサモジュール4の隔壁55は、流路形成体12内に突出して形成される。さらに、隔壁55は、第1側壁121から挿入されるパワー半導体モジュールと、第2側壁122から挿入されるパワー半導体モジュールとの間の空間まで及んで形成されている。図21においては、隔壁95は、パワー半導体モジュール300W−1とパワー半導体モジュール300U−2の間の空間まで及んで形成されている。
また、DCバスバーモールド50及びバスバーモジュール90は樹脂材料よりも強度が高い金属製のバスバーを埋設しているため、歪みが発生することを抑制している。これにより、流路形成体12の開口部を塞ぐ際に、水漏れの発生を抑制することができる。
図22は、図21に記載の領域Cの拡大図である。第1空間126は、パワー半導体モジュール300W−1の第一放熱面307Aとバスバーモジュール90の間に形成される空間である。パワー半導体モジュール300W−1の第一放熱面307Aからは、バスバーモジュール90に向かって突出する冷却フィン305Aが形成される。第2空間127は、パワー半導体モジュール300W−1の第二放熱面307Bとコンデンサモジュール4のDCバスバーモールド50の間に形成される空間である。パワー半導体モジュール300W−1の第二放熱面307Bからは、コンデンサモジュール4に向かって突出する冷却フィン305Bが形成される。
また、DCバスバーモールド50の厚みを変更することにより、パワー半導体モジュールとDCバスバーモールド50との間の距離を容易に調整することができる。そしてバスバーモジュール90の厚みを変更することにより、パワー半導体モジュールとバスバーモジュール90との間の距離を容易に調整することができる。これにより、パワー半導体モジュールに沿って流れる冷媒の流速を容易に調整することができる。したがって、冷却フィン305A及び冷却フィン305Bの先端に流れるバイパス流を抑制することが出来る。
3:上カバー、4:コンデンサモジュール、10:カバー、10a:開口部、10b:開口部、10c:開口部、12:流路形成体、13:配管、14:配管、20:回路基板、21:コネクタ、30:ベース板、31:カバー接続部、40:Yコンデンサ、40P、40N、41:放電抵抗、42:封止樹脂、43:コンデンサウォール、45P、45N:接地線50:DCバスバーモールド、55:隔壁、60:直流高圧コネクタ、61P、61N:直流入力用ケーブル、70:サイドカバーASSY、71:ガスケット、73:サイドカバー、90:バスバーモジュール、90:樹脂、91:ガスケット、92:モールド樹脂、93:支持部、95:隔壁、121:第1側壁、122:第2側壁、123:開口部、124:開口部、125:開口部、130:流路モジュール、131:ガスケット、136:バッテリ、138:直流コネクタ、140:インバータ回路、142:インバータ回路、150:直列回路、153:コレクタ電極、154:ゲート電極、155:信号用エミッタ電極、156:ダイオード、157:直流正極端子、158:直流負極端子、159:交流端子、163:コレクタ電極、164:ゲート電極、165:信号用エミッタ電極、166:ダイオード、169:中間電極、172:制御回路、174:ドライバ回路、180:電流センサ、188:交流端子、189:交流端子、200:電力変換装置、300、300U−1、300V−1、300W−1、300U−2、300V−2、300W−2:パワー半導体モジュール、304:モジュールケース、304A:薄肉部、304B:フランジ、305A、305B:冷却フィン、307A:第一放熱面、307B:第二放熱面、315、318、319、320:導体板、325U、325L:信号端子、328:IGBT、330:IGBT、336U、336L:信号端子、500a〜500c:コンデンサ素子、501:バスバー、501IN:絶縁シート、501N:負極バスバー、501P:正極バスバー、501N−B、501P−B:端子、501N−C、501P−C:端子、501N−I、501P−I:端子、501N−Y、501P−Y:端子、501R:DCバスバーモールド樹脂、504:負極側コンデンサ端子、506:正極側コンデンサ端子、508:負極側電源端子、509:正極側電源端子、608:配線絶縁部、802:交流バスバー群、802U−1、802V−1、802W−1、802U−2、802V−2、802W−2:交流バスバー端子

Claims (12)

  1. 直流電流を交流電流に変換するパワー半導体素子を有するパワー半導体モジュールと、
    冷却冷媒が流れる流路を形成する流路形成体と、
    前記交流電流を伝達する交流バスバーを絶縁性の樹脂材により封止するバスバーモジュールと、を備え、
    前記流路形成体は、前記流路に繋がる第1及び第2の開口部を形成し、
    前記パワー半導体モジュールは、前記第1の開口部を塞ぐように前記流路形成体に配置され、
    前記バスバーモジュールは、前記第2の開口部を塞ぐように前記流路形成体に配置される電力変換装置。
  2. 請求項1に記載された電力変換装置であって、
    前記パワー半導体モジュールの一部は、前記流路内において前記第2の開口部と対向する位置まで突出し、
    前記パワー半導体モジュールの一部と前記バスバーモジュールとの間の空間に前記冷却冷媒が流れる第1空間が形成される電力変換装置。
  3. 請求項2に記載された電力変換装置であって、
    前記パワー半導体モジュールは、前記バスバーモジュールの配置された方向に向かって突出する第1フィンを有する電力変換装置。
  4. 請求項1ないし3に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記パワー半導体モジュールは、第1及び第2のパワー半導体モジュールにより構成され、
    前記流路形成体は、互いに対向する第1及び第2の側壁を有するとともに前記第1の開口部を複数形成し、
    前記複数の第1の開口部は、前記第1及び第2の側壁にそれぞれ分けて形成され、
    前記第1のパワー半導体モジュールは、前記第1の側壁側の前記第1の開口部を塞ぐように配置され、
    前記第2のパワー半導体モジュールは、前記第2の側壁側の前記第1の開口部を塞ぐように配置され、
    前記バスバーモジュールは、前記流路内に突出するとともに前記第1のパワー半導体モジュールと前記第2のパワー半導体モジュールとの間の空間に配置される隔壁を有する電力変換装置。
  5. 請求項1に記載された電力変換装置であって、
    前記直流電流を平滑化するコンデンサ素子を有するコンデンサモジュールを備え、
    前記流路形成体は、前記流路と繋がる第3開口部を形成し、
    前記コンデンサモジュールは、前記第3開口部を塞ぐように前記流路形成体に配置される電力変換装置。
  6. 請求項5に記載された電力変換装置であって、
    前記コンデンサモジュールは、前記コンデンサ素子と接続されるコンデンサ側導体板を有し、
    前記コンデンサ素子は、前記第3開口部と対向する位置に配置され、
    前記コンデンサ側導体板は、前記第3開口部と前記コンデンサ素子との間に配置される電力変換装置。
  7. 請求項5に記載された電力変換装置であって、
    前記コンデンサモジュールは、前記コンデンサ素子を収納するケースと、前記ケースと前記コンデンサ素子と間に配置された樹脂封止材を有し、
    前記ケースは、前記樹脂封止材が露出した露出面とは反対側の底面によって前記第3開口部を塞ぐ電力変換装置。
  8. 請求項5ないし7に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記パワー半導体モジュールの一部は、前記流路内において前記第3の開口部と対向する位置まで突出し、
    前記パワー半導体モジュールの一部と前記コンデンサモジュールとの間の空間に前記冷却冷媒が流れる第2空間が形成される電力変換装置。
  9. 請求項8に記載された電力変換装置であって、
    前記パワー半導体モジュールは、前記コンデンサモジュールの配置された方向に向かって突出する第2フィンを有する電力変換装置。
  10. 請求項5ないし9に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記パワー半導体モジュールは、第1及び第2のパワー半導体モジュールにより構成され、
    前記流路形成体は、互いに対向する第1及び第2の側壁を有するとともに前記第1の開口部を複数形成し、
    前記複数の第1の開口部は、前記第1及び第2の側壁にそれぞれ分けて形成され、
    前記第1のパワー半導体モジュールは、前記第1の側壁側の前記第1の開口部を塞ぐように配置され、
    前記第2のパワー半導体モジュールは、前記第2の側壁側の前記第1の開口部を塞ぐように配置され、
    前記コンデンサモジュールは、前記流路内に突出するとともに前記第1のパワー半導体モジュールと前記第2のパワー半導体モジュールとの間の空間に配置される隔壁を有する電力変換装置。
  11. 請求項1ないし10に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記パワー半導体素子を駆動する駆動回路を搭載した回路基板と、
    金属製のベース板と、
    前記パワー半導体モジュールと前記流路形成体と前記バスバーモジュールと前記回路基板と前記ベース板を収納する金属製のハウジングと、を備え、
    前記回路基板は、前記ベース板を介して前記バスバーモジュールと対向して配置され、
    さらに前記回路基板は、前記バスバーモジュールから延びる支持部により支持され、
    前記ベース板は、前記ハウジングに接続される電力変換装置。
  12. 請求項1ないし11に記載されたいずれかの電力変換装置であって、
    前記交流バスバーは、前記樹脂材から突出する突出交流端子部と、前記突出交流端子部よりも幅方向に大きく形成された交流バスバー本体部と、により構成され、
    前記交流バスバー本体部は、前記流路流路形成体の前記流路と対向する位置に配置される電力変換装置。
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