JP2014050036A - Firフィルタのフィルタ係数変換装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】計算機にて求められた実数成分からなるFIRフィルタ(BPF)のフィルタ係数を、虚数成分を含む複素フィルタ係数に変換するフィルタ係数変換装置、方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】フィルタ係数変換装置2は、実数成分からなるフィルタ係数を逆離散フーリエ変換することでフィルタ係数を周波数解析する逆離散フーリエ変換部4と、逆離散フーリエ変換部4にて得られたIDFT結果の中から、折り返し成分を除去する折り返し除去部6と、折り返し除去部6で折り返し成分が除去されたIDFT結果を離散フーリエ変換することで複素フィルタ係数を生成する離散フーリエ変換部8とから構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、 FIRフィルタにてバンドパスフィルタを構成するために生成された実数成分からなるフィルタ係数を、虚数成分を含む複素フィルタ係数に変換するフィルタ係数変換装置、方法、及びプログラムに関する。
従来、デジタルフィルタの一つとして、FIRフィルタ(FIR:finite impulse response 、有限インパルス応答)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
FIRフィルタは、図6に示すように、入力信号X[n]に対し1サンプルずつ遅延をかけ、それぞれのサンプルに対してタップ係数h[1]、h[2]…h[N]を乗算し、その総和をとることによって、様々な周波数特性を持つフィルタを実現することができるデジタルフィルタである。
FIRフィルタの動作は、タップ係数h[1]、h[2]…h[N]にて重み付けを行なう移動平均動作であり、タップ係数h[1]、h[2]…h[N]は、フィルタのインパルス応答そのものである。
そして、FIRフィルタは、タップ係数が多い程、急峻な周波数特性を実現でき、その動作原理から、遅延量は増加する(図7参照)。
なお、図7において、(a)はタップ係数を100としてローパスフィルタを構成した場合の振幅・位相特性を表し、(b)はタップ係数を500としてローパスフィルタを構成した場合の振幅・位相特性を表す。
特開2007−228511号公報
ところで、FIRフィルタは、特許文献1に記載のように、タップ係数の設定によって、ローパスフィルタ(以下、LPFとも記載する)としても、バンドパスフィルタ(以下、BPFとも記載する)としても構成できる。
そして、FIRフィルタにて、図8(a)に示すような振幅特性のBPFを構成するために、一般的な計算機(シミュレータや、フィルタ係数演算用プログラムで動くコンピュータ等)を使ってフィルタ係数(換言すれば上記多数のタップ係数)を計算すると、図8(c)に示すように、フィルタ係数は、実数成分だけで構成される。
この場合、FIRフィルタの周波数特性は、図8(b)に示すように、通過帯域が、0[Hz]を中心に折り返し、正負の周波数帯域に発生するようになる。
そして、このFIRフィルタに、図10(a)に示す入力信号を入力すると、図10(b)に示すように、出力信号に帯域外雑音が残留し、その残留ノイズ成分にて、出力信号の信号品質(例えば、変調エラー率MER)が低下するという問題が発生する。
なお、図10には、通過信号に対するノイズレベルの規格が記載されているが、これは、テレビのワンセグ放送1波を選択的に通過させる際のノイズレベルの上限を表しており、BPF(FIRフィルタ)は、テレビのワンセグ放送1波分を選択的に通過させるように構成されている。
一方、こうした問題は、計算機にてLPFのフィルタ係数を計算し、このフィルタ係数を、数値制御発振器を用いて周波数変換するようにすれば、解決できる。
つまり、図9に示すように、まず、設計すべきBPFの通過帯域の中心が0[MHz]となり、その中心からBPFの通過帯域幅の1/2の位置がカットオフ周波数となるよう、LPFのフィルタ係数を計算する。
そして、このように計算されるLPFのフィルタ係数は、0[MHz]を中心としてBPFの通過帯域幅を有するFIRフィルタを構成するものとなるので、数値制御発振器(以下、NCOとも記載する)10から、BPFの中心周波数と同一周波数f1の信号を発生させ、混合器12で、この信号とLPFのフィルタ係数とを混合することで、フィルタ係数を周波数変換させる。
この結果、周波数変換後のフィルタ係数は、周波数f1を中心としてBPFの通過帯域幅を有するFIRフィルタを構成するものとなり、このフィルタ係数を用いることにより、FIRフィルタを、所望の周波数特性を有するBPFとして機能させることができる。
しかしながら、このようにLPFのフィルタ係数をNCO10と混合器12とを用いて周波数変換することで、BPFのフィルタ係数を設定する場合、フィルタ係数のタップ数を、2のべき乗にする必要があり、2のべき乗としなかった場合には、帯域外雑音が悪化するという問題がある(図10(c)参照)。
そして、このようにフィルタ係数のタップ数が2のべき乗に制限されると、単にFIRフィルタの設計の自由度が低下するだけでなく、FIRフィルタを構成する入力信号の遅延部やタップ係数の記憶部及び乗算部の増加を招くという問題がある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、一般的な計算機を用いて生成された実数成分からなるBPFのフィルタ係数を、虚数成分を含む複素フィルタ係数に変換するフィルタ係数変換装置、方法、及びプログラムを提供することで、タップ数を任意に設定可能で、所望の周波数特性を有するBPFを容易に設計できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、FIRフィルタにてバンドパスフィルタを構成するために生成された実数成分からなるフィルタ係数を、虚数成分を含む複素フィルタ係数に変換するフィルタ係数変換装置であって、
前記実数成分からなるフィルタ係数を、逆離散フーリエ変換又は離散フーリエ変換する第1変換部と、
前記第1変換部により得られた変換結果の中から、折り返し成分を除去する折り返し除去部と、
前記折り返し除去部により折り返し成分が除去された変換結果を、離散フーリエ変換又は逆離散フーリエ変換することで、前記複素フィルタ係数を生成する第2変換部と、
を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、FIRフィルタにてバンドパスフィルタを構成するために生成された実数成分からなるフィルタ係数を、虚数成分を含む複素フィルタ係数に変換するフィルタ係数変換方法であって、
前記実数成分からなるフィルタ係数を、逆離散フーリエ変換又は離散フーリエ変換する第1変換手順と、
前記第1変換手順により得られた変換結果の中から、折り返し成分を除去する折り返し除去手順と、
前記折り返し除去手順により折り返し成分が除去された変換結果を、離散フーリエ変換又は逆離散フーリエ変換することで、前記複素フィルタ係数を生成する第2変換手順と、
を有することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、コンピュータを、請求項1に記載の第1変換部、折り返し除去部、及び、第2変換部として機能させるためのプログラムである。
請求項1に記載のフィルタ係数変換装置においては、まず第1変換部が、実数成分からなるフィルタ係数を、逆離散フーリエ変換又は離散フーリエ変換することにより、フィルタ係数を周波数解析する。
この第1変換部にて得られる変換結果は、全周波数域の1/2の点からスペクトルが折り返されたものとなる。
そして、本発明では、折り返し除去部が、第1変換部により得られた変換結果の中から折り返し成分を除去し、更に、第2変換部が、折り返し除去部により折り返し成分が除去された変換結果を、第1変換部とは逆方向にフーリエ変換する(つまり、離散フーリエ変換又は逆離散フーリエ変換する)ことで、複素フィルタ係数を生成する。
このように生成された複素フィルタ係数を、FIRフィルタのフィルタ係数として設定すれば、FIRフィルタは、信号の通過帯域が0[MHz]以上の正の周波数領域だけに現れ、負の周波数領域には現れない、理想的なBPFのフィルタ特性となり、LPFのフィルタ係数を算出して周波数変換した場合と同様のBPFを構成できる。
よって、本発明のフィルタ係数変換装置によれば、LPFのフィルタ係数を周波数変換してBPFのフィルタ係数を設計するときのように、タップ数が2のべき乗に制限されることがなく、所望のタップ数を有するBPF(FIRフィルタ)を設計できるようになる。
また、FIRフィルタは、例えば、BPFのフィルタ係数とLPFのフィルタ係数とを合成して設定することにより、通過周波数帯域が互いに異なるBPF及びLPFとしての機能を同時に実現できる。
このため、例えば、周波数の異なる2つの信号を通過させる場合には、上述した一般的な計算機で、LPF及びBPFのフィルタ係数をそれぞれ計算し、BPFのフィルタ係数を本発明のフィルタ係数変換装置にて複素フィルタ係数に変換して、LPFのフィルタ係数とBPFの複素フィルタ係数とをFIRフィルタに設定するようにするとよい。
つまり、このようにすれば、周波数の異なる2つの信号を一つのFIRフィルタにて通過させることができ、フィルタの構成を簡単にすることができる。
次に、請求項2に記載のフィルタ係数変換方法によれば、上述した第1変換部としての第1変換手順、同じく折り返し除去部としての折り返し除去手順、同じく第2変換部としての第2変換手順によって、実数成分からなるBPFのフィルタ係数を、虚数成分を含む複素フィルタ係数に変換することができる。
また、請求項3に記載のプログラムによれば、コンピュータを、上述した第1変換部、折り返し除去部、及び、第2変換部として機能させることができる。
よって、請求項2に記載のフィルタ係数変換方法及び請求項3に記載のプログラムによれば、請求項1に記載のフィルタ係数変換装置と同様の効果を得ることができる。
実施形態のフィルタ係数変換装置の構成を表すブロック図である。 フィルタ係数変換装置各部の出力(演算結果)を表す説明図である。 複素フィルタ係数を用いて構成されたFIRフィルタの周波数特性及び雑音除去特性を説明する説明図である。 FIRフィルタの応用例を表す中継システムの概略構成を表す説明図である。 図4に示すFIRフィルタの構成例を表す説明図である。 FIRフィルタの構成を表すブロック図である。 FIRフィルタのタップ数とフィルタ特性との関係を説明する説明図である。 従来のフィルタ係数を用いてBPFを構成した際のFIRフィルタの特性及びフィルタ係数を表す説明図である。 LPFのフィルタ係数を周波数変換することによりBPFのフィルタ係数を算出する装置構成を説明する説明図である。 BPFのフィルタ係数を従来の手法で設定した場合に生じる問題点を説明する説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態のフィルタ係数変換装置2は、図6に例示したFIRフィルタをバンドパスフィルタ(BPF)として機能させるために、シミュレータなどの一般的な計算機で求められた実数成分からなるフィルタ係数を、虚数成分を含む複素フィルタ係数に変換するためのものである。
図1に示すように、本実施形態のフィルタ係数変換装置2は、逆離散フーリエ変換部4、折り返し除去部6、及び、離散フーリエ変換部8にて構成されている。
なお、図1は、フィルタ係数変換装置2の機能ブロックを表しており、これら各部4,6,8は、実際には、各種演算動作を行うデジタル演算回路、若しくは、コンピュータが、所定の記憶媒体に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
ここでまず、逆離散フーリエ変換部4は、実数成分Re[t(n)]からなるフィルタ係数t(n)を、逆離散フーリエ変換(以下、IDFTとも記載する)することで、フィルタ係数t(n)を周波数解析するものである。
なお、この逆離散フーリエ変換部4にて得られるIDFTの結果は、図2(a)に示すように、全周波数域の1/2の点(中間点)でスペクトルが折り返されたものとなる。
次に、折り返し除去部6は、逆離散フーリエ変換部4で得られたIDFT結果の内、後半の折り返し部分を、全て値「0」に置き換えることで、折り返し部分を除去する(図2(b)参照)。
そして、離散フーリエ変換部8は、折り返し除去部6にて折り返し部分が除去されたIDFT結果B(k)を、離散フーリエ変換(以下、DFTとも記載する)することで、図2(c)に示すように、実数成分Re[t′(n)]と虚数成分Im[t′(n)]とで構成される複素フィルタ係数を算出し、これをFIRフィルタ(BPF)のフィルタ係数として出力する。
このように、本実施形態のフィルタ係数変換装置2にて得られるフィルタ係数は、虚数成分Im[t′(n)]を含む複素フィルタ係数となる。
このため、本実施形態のフィルタ係数変換装置2にて得られるフィルタ係数を用いて、FIRフィルタを構成すると、FIRフィルタの周波数特性は、所望周波数帯域を通過帯域とするBPFの周波数特性となる(図3(a)参照)。
つまり、FIRフィルタの周波数特性は、実数成分だけのフィルタ係数でFIRフィルタを作製した場合に得られる図8(b)に示した周波数特性の中から、負の通過帯域を除去した、BPF本来の周波数特性となる。
従って、このFIRフィルタに、図10に示した入力信号を入力すれば、図3(b)に示すように、帯域外雑音を通過させることなく、所望の通過帯域内の信号成分を選択的に通過させることができるようになり、所望の雑音除去特性が得られることになる。
また、本実施形態では、実数成分だけのフィルタ係数を複素フィルタ係数に変換するに当たって、IDFT、DFTを利用することから、LPFのフィルタ係数を周波数変換することでBPFのフィルタ係数を生成する場合のように、設定可能なフィルタ係数のタップ数が2のべき乗に制限されることはない。
このため、FIRフィルタの設計時には、要求されるサイドローブの特性に応じてフィルタ係数のタップ数を任意に設定することができるようになり、設計の自由度を高めることができる。
また、例えば、図4に示すように、特定地域の送信局20から緊急テレビ放送用として送信されたワンセグ放送2波分のセグメントSG1、SG2からなる送信信号を、中継器30で中継するシステムを構築する場合に、本実施形態のフィルタ係数変換装置2を利用すれば、中継器30内に設けられる雑音除去用のFIRフィルタ32を簡単に構成することができる。
すなわち、図4に示す中継器30は、2つのセグメントSG1、SG2からなるワンセグ放送2波分の送信電波を受信アンテナ22で受信し、その受信信号に含まれる雑音成分を、雑音除去用のFIRフィルタ32を用いて除去し、送信アンテナ24から再送信するものである。
そして、このような雑音除去用のフィルタを、FIRフィルタを用いて構成する場合、従来では、図5(b)に示すように、FIRフィルタからなる2つのLPF42、44と、2つの周波数変換部46、48とを用いて構成していた。
なお、これは、受信信号に含まれる一方のセグメントSG1の信号成分をLPF44にて濾波できるように、受信信号を周波数変換した上で、受信信号を2系統に分けて、一方の信号経路にLPF44を設け、他方の経路には、周波数変換部46、LPF42、及び周波数変換部48を順に設けることで、他方のセグメントSG2の信号成分をLPF42にて濾波し、元の周波数帯に戻して、両信号を加算器49で混合するためである。
これに対し、本実施形態のフィルタ係数変換装置2は、FIRフィルタ32にて、所望特性が得られるBPFを構成するためのフィルタ係数を生成できることから、セグメントSG2の信号成分を選択的に通過させるためのFIRフィルタ32のフィルタ係数を簡単に求めることができる。
また、FIRフィルタ32は、LPFのフィルタ係数とBPFのフィルタ係数とを合成して設定すれば、LPF及びBPFにてそれぞれ異なる周波数帯の信号を通過させることができる。
このため、図5(a)に示すように、本実施形態のフィルタ係数変換装置2を用いて求めた、セグメントSG2の信号成分を選択的に通過させるためのBPFのフィルタ係数と、セグメントSG1の信号成分を選択的に通過させるLPFのフィルタ係数とを合成したものを、FIRフィルタ32のフィルタ係数として設定すれば、図5(b)に示した従来のフィルタ装置と同様の機能を有するFIRフィルタ32を、FIRフィルタ単体で実現できることになり、中継器30の構成を簡単にすることができる。
なお、本実施形態のフィルタ係数変換装置2においては、逆離散フーリエ変換部4が本発明の第1変換部に相当し、離散フーリエ変換部8が本発明の第2変換部に相当する。
また、逆離散フーリエ変換部4、折り返し除去部6及び離散フーリエ変換部8は、本発明のフィルタ係数変換方法にて複素フィルタ係数を生成するものであり、逆離散フーリエ変換部4の動作は、本発明の第1変換手順に相当し、折り返し除去部6の動作は、折り返し除去手順に相当し、離散フーリエ変換部8の動作は、本発明の第2変換手順に相当する。
また、コンピュータを本発明の第1変換部、折り返し除去部、及び、第2変換部として機能させるためには、例えば、ステップ100にて、実数成分からなるフィルタ係数を読み込み、ステップ200にて、逆離散フーリエ変換部4と同様のIDFT処理を実行し、ステップ300にて、折り返し除去部6と同様の折り返し除去処理を実行し、ステップ400にて、離散フーリエ変換部8と同様のDFT処理を実行し、ステップ500にてDTF処理により得られた演算結果を出力するよう、プログラムを作成し、これを、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶するようにすればよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、フィルタ係数の入力側に逆離散フーリエ変換部4が設けられ、出力側に離散フーリエ変換部8が設けられるものとして説明したが、この配置(換言すれば、IDFT、DFTの順番)は、逆にしてもよい。
2…フィルタ係数変換装置、4…逆離散フーリエ変換部、6…折り返し除去部、8…離散フーリエ変換部、20…送信局、22…受信アンテナ、24…送信アンテナ、30…中継器、32…FIRフィルタ、42,44…LPF、46,48…周波数変換部、49…加算器。

Claims (3)

  1. FIRフィルタにてバンドパスフィルタを構成するために生成された実数成分からなるフィルタ係数を、虚数成分を含む複素フィルタ係数に変換するフィルタ係数変換装置であって、
    前記実数成分からなるフィルタ係数を、逆離散フーリエ変換又は離散フーリエ変換する第1変換部と、
    前記第1変換部により得られた変換結果の中から、折り返し成分を除去する折り返し除去部と、
    前記折り返し除去部により折り返し成分が除去された変換結果を、離散フーリエ変換又は逆離散フーリエ変換することで、前記複素フィルタ係数を生成する第2変換部と、
    を備えたことを特徴とするFIRフィルタのフィルタ係数変換装置。
  2. FIRフィルタにてバンドパスフィルタを構成するために生成された実数成分からなるフィルタ係数を、虚数成分を含む複素フィルタ係数に変換するフィルタ係数変換方法であって、
    前記実数成分からなるフィルタ係数を、逆離散フーリエ変換又は離散フーリエ変換する第1変換手順と、
    前記第1変換手順により得られた変換結果の中から、折り返し成分を除去する折り返し除去手順と、
    前記折り返し除去手順により折り返し成分が除去された変換結果を、離散フーリエ変換又は逆離散フーリエ変換することで、前記複素フィルタ係数を生成する第2変換手順と、
    を有することを特徴とするFIRフィルタのフィルタ係数変換方法。
  3. コンピュータを、請求項1に記載の第1変換部、折り返し除去部、及び、第2変換部として機能させるためのプログラム。
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