JP2014049920A - 無線接続システム、電子機器、無線接続方法及びプログラム - Google Patents

無線接続システム、電子機器、無線接続方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014049920A
JP2014049920A JP2012190906A JP2012190906A JP2014049920A JP 2014049920 A JP2014049920 A JP 2014049920A JP 2012190906 A JP2012190906 A JP 2012190906A JP 2012190906 A JP2012190906 A JP 2012190906A JP 2014049920 A JP2014049920 A JP 2014049920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
electronic device
communication control
key information
control information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012190906A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Yamada
卓也 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2012190906A priority Critical patent/JP2014049920A/ja
Publication of JP2014049920A publication Critical patent/JP2014049920A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】電子機器間において、外部環境やデバイス環境の影響が少なく、簡単な操作で確実に無線接続を行うことができるようにする。
【解決手段】撮像装置1Aにおいて、第1の生成部109aは、通信制御情報を規定するための鍵情報を生成し、表示パネル105aは、生成された鍵情報を表示する。また、第2の生成部109bは、生成された鍵情報から通信制御情報を生成する。撮像装置1Bにおいて、撮像装置1Aの表示パネル105aに表示された鍵情報が操作入力部107により入力されると、復元部110aは、入力された鍵情報から通信制御情報を生成し、無線処理部108は、生成された通信制御情報を用いて撮像装置1Aに接続要求を行う。撮像装置1Aにおいて、接続許可部108aは、撮像装置1Bからの通信制御情報が第2の生成部109bにおいて生成されたものと一致した場合に接続を許可する。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線接続システム、電子機器、無線接続方法及びプログラムに関する。
従来、無線インフラを利用し、直接的又は外部ネットワークを介して間接的に端末装置間で情報通信するシステムが存在する。
このようなシステムにおいては、混信の防止または情報漏えいを防ぐべく、各端末装置に設定された固有の情報を交換し、接続を確立するものが一般的である。固有の情報とは、例えば、端末装置を特定する識別情報の他、パスワード、認証情報、暗号化キー等の二者間の共有情報が挙げられる。
このようなシステムに用いられる端末装置は、原則的にキーボードを備え、任意の文字列が入力可能なようにキーボードが備えられているものが殆どであるが、昨今、そのようなデバイスを備えていない携帯端末やデジタルカメラ等の電子機器において、接続(認証)時の複雑なデータ入力処理を軽減する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、接続に必要な情報を二次元バーコードに変換して表示部に表示し、これを、接続を要求するデジタルカメラで読み取らせ、接続を確立する技術が記載されている。
特開2009−141472号公報
しかしながら、特許文献1においては、二次元バーコードを撮像させるという技術を用いるが故、読み取りが成功するか否かは外部環境(明るさ)、表示デバイスの能力(解像度等)、及び、撮像デバイスの能力に影響され易い。
従って、接続(認証)にかかる情報入力の軽減にはなるものの、確実性に乏しいという問題があった。
本願発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、電子機器間において、外部環境やデバイス環境の影響が少なく、簡単な操作で確実に無線接続を行うことができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る無線接続システムは、
第1の電子機器と第2の電子機器が無線により直接接続を行う無線接続システムであって、
前記第1の電子機器は、
通信制御情報を規定するための情報であり、前記第2の電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する第1の生成手段と、
前記第1の生成手段によって生成された鍵情報を出力する出力手段と、
前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続を許可する接続許可手段と、
を備え、
前記第2の電子機器は、
任意の操作により情報を入力する入力手段と、
前記第1の電子機器の出力手段により出力された鍵情報と同じ情報の入力を、前記入力手段による任意の操作入力により検出する入力検出手段と、
前記入力検出手段により入力検出された情報から前記鍵情報により規定された通信制御情報を復元する復元手段と、
前記復元手段によって復元された通信制御情報を用いて前記第1の電子機器に接続要求を行う接続要求手段と、
を備えることを特徴としている。
本発明に係る電子機器は、
外部電子機器と無線により直接接続を行う電子機器であって、
通信制御情報を規定するための情報であり、前記外部通信機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する第1の生成手段と、
前記第1の生成手段によって生成された鍵情報を出力する出力手段と、
前記外部電子機器から前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続を許可する接続許可手段と、
を備えることを特徴としている。
本発明に係る無線接続方法は、
第1の電子機器と第2の電子機器が無線により直接接続を行う無線接続方法であって、
前記第1の電子機器は、
通信制御情報を規定するための情報であり、前記第2の電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する生成ステップと、
この生成ステップにて生成された鍵情報を出力する出力ステップと、
を含み、
前記第2の電子機器は、
前記第1の電子機器により出力された鍵情報と同じ情報の入力を、入力手段による任意の操作入力により検出する入力検出ステップと、
この入力検出ステップにて入力が検出された情報から前記鍵情報により規定された通信制御情報へ復元する復元ステップと、
この復元ステップにて復元された通信制御情報を用いて前記第1の電子機器に接続要求を行う接続要求ステップと、
を含み、
更に前記第1の電子機器は、
前記鍵情報により規定された通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続を許可する許可ステップ、
を含むことを特徴としている。
本発明に係る無線接続方法は、
外部電子機器と無線により直接接続を行う電子機器における無線接続方法であって、
通信制御情報を規定するための情報であり、前記外部電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する生成ステップと、
この生成ステップにて生成された鍵情報を出力する出力ステップと、
前記外部電子機器から前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、前記外部電子機器の接続を許可する許可ステップと、
を含むことを特徴としている。
本発明に係るプログラムは、
外部電子機器と無線により直接接続を行う電子機器に用いられるコンピュータを、
通信制御情報を規定する情報であり、前記外部電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する生成手段、
前記生成手段によって生成された鍵情報を出力手段に出力させる出力制御手段、
前記外部電子機器から前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、前記外部電子機器の接続を許可する接続許可手段、
として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、電子機器間において、外部環境やデバイス環境の影響が少なく、簡単な操作で確実に無線接続を行うことが可能となる。
本実施形態における無線接続システムの全体構成例を示す図である。 図1の撮像装置の機能的構成を示すブロック図である。 鍵情報の一例を示すとともに、鍵情報から通信制御情報を生成するアルゴリズムを説明するための図である。 データの送信側となる撮像装置において、中央制御部101の制御下において実行される送信側処理を示すフローチャートである。 データの受信側となる撮像装置において、中央制御部101の制御下において実行される受信側処理を示すフローチャートである。 鍵情報表示画面の一例を示す図である。 鍵情報入力画面の一例を示す図である。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な実施形態を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本実施形態の無線接続システム100の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の無線接続システム100は、撮像装置1(1A)と、撮像装置1(1B)とが無線により情報通信可能に直接接続される。
なお、1A、1Bは撮像装置1の固体を識別するために付した符号であり、それぞれ以下に説明する撮像装置1の構成を有し、撮像装置1の動作を実行するものである。
まず、撮像装置1について、図2を参照して説明する。
図2は、撮像装置1の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、撮像装置1は、中央制御部101と、メモリ102と、撮像部103と、画像データ処理部104と、表示部105と、記録媒体制御部106と、操作入力部107と、無線処理部108と、送信側処理部109と、受信側処理部110とを備えている。
また、中央制御部101、メモリ102、撮像部103、画像データ処理部104、表示部105、記録媒体制御部106、無線処理部108、送信側処理部109及び受信側処理部110は、バスライン111を介して接続されている。
中央制御部101は、撮像装置1の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部101は、図示は省略するが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、撮像装置1用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
メモリ102は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成され、中央制御部101の他、当該撮像装置1の各部によって処理されるデータ等を一時的に記憶するものである。
撮像部103は、被写体を撮像する。具体的には、撮像部103は、レンズ部103aと、電子撮像部103bと、撮像制御部103cとを備えている。
レンズ部103aは、例えば、ズームレンズやフォーカスレンズ等の複数のレンズから構成されている。
電子撮像部103bは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部103aの各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
なお、図示は省略するが、撮像部103は、レンズ部103aを通過する光の量を調整する絞りを備えていても良い。
撮像制御部103cは、撮像部103による被写体の撮像を制御する。即ち、撮像制御部103cは、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像制御部103cは、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部103bを走査駆動して、所定周期毎にレンズ部103aにより結像された光学像を電子撮像部103bにより二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部103bの撮像領域から1画面分ずつフレーム画像を読み出して画像データ処理部104に出力させる。
画像データ処理部104は、被写体の画像データを生成する。
即ち、画像データ処理部104は、撮像部103により撮像されるフレーム画像を逐次処理する。具体的には、画像データ処理部104は、電子撮像部103bから転送されたフレーム画像のアナログ値の信号に対してRGBの各色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を生成する。そして、画像データ処理部104は、生成された所定の解像度の画像データをメモリ102に出力する。
また、画像を記録する際には、画像データ処理部104は、被写体のYUVデータを所定の符号化方式(例えば、JPEG形式、モーションJPEG形式、MPEG形式等)に従って圧縮して、記録媒体制御部106に出力する。
また、画像を再生表示する場合には、画像データ処理部104は、記録媒体制御部106により記録媒体Mから読み出された表示対象に係る静止画像や動画像の画像データを対応する所定の符号化方式に従って復号して、表示制御部105bに出力する。このとき、画像データ処理部104は、読み出された画像データを、例えば、表示パネル105aの表示解像度等に基づいて所定サイズ(例えば、VGAやQVGAサイズ)に縮小して表示制御部105bに出力しても良い。
表示部105は、表示パネル105aと、表示制御部105bとを具備している。
表示パネル105aは、表示領域内に画像を表示する。また、表示パネル105aとしては、例えば、液晶表示パネルや有機EL表示パネルなどが挙げられるが、一例であってこれらに限られるものではない。
表示制御部105bは、記録媒体Mから読み出され画像データ処理部104により復号された所定サイズの画像データに基づいて、所定の画像を表示パネル105aの表示画面に表示させる制御を行う。具体的には、表示制御部105bは、VRAM(Video Random Access Memory)、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、画像データ処理部104により復号されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから所定の再生フレームレート(例えば、60fps)で読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示パネル105aに出力する。
また、表示制御部105bは、第1の生成部109aから出力された鍵情報を表示パネル105aに表示する制御を行う。
記録媒体制御部106は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等の記録媒体Mが着脱自在に構成され、装着された記録媒体Mからのデータの読み出しや記録媒体Mに対するデータの書き込みを制御する。
即ち、記録媒体制御部106は、画像データ処理部104の符号化部(図示略)により所定の圧縮形式(例えば、JPEG形式、モーションJPEG形式、MPEG形式等)で符号化された記録用の画像データを記録媒体Mの所定の記録領域に記録させる。
なお、記録媒体Mは、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されている。
操作入力部107は、ユーザが当該撮像装置1に所定操作を行うためのものである。具体的には、操作入力部107は、例えば、装置本体の電源のON/OFFに係る電源ボタン、被写体の撮像指示に係るシャッタボタン、撮像モードや機能等の選択指示に係る選択決定ボタン、ズーム量の調整指示に係るズームボタン(何れも図示略)等の操作部を備えている。そして、操作入力部107は、ユーザによる操作部の各ボタンの所定操作に応じて所定の操作信号を中央制御部101に入力する。
また、操作入力部107は、表示パネル105aの上面を覆うように透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルを有し、手指やタッチペン等によるタッチ操作を検出し、タッチ操作された位置の位置情報を中央制御部101に入力する。なお、タッチパネルは、感圧式に限らず、他の静電容量式、光学式等であってもよい。
無線処理部108は、無線LAN(Local Area Network)等の所定の無線通信回線を介して接続された他の撮像装置1等の外部電子機器との情報の通信制御を行う。
例えば、無線処理部108は、無線LANモジュール等により構成されている。具体的には、無線処理部108は、例えば、外部のアクセスポイント(固定基地局)を経由せずに直接外部電子機器との間で無線通信回線を構築するPeer to Peer(アドホックモード)で動作する。
無線処理部108は、接続許可部108a及び接続要求部108bを備えている。接続許可部108aは、撮像装置1(自装置)がアクセスポイントとして機能するストレージサーバとして動作中に外部電子機器(例えば図1において、自装置が撮像装置1Aの場合、外部電子機器は撮像装置1B)から接続要求が行われた場合に、外部電子機器から送信される通信制御情報と、予め無線処理部108に設定された通信制御情報とが一致するか否かを判断し、一致したと判断した場合にその外部電子機器との接続を許可する。
ここで、通信制御情報は、無線LAN等のアドホックモードにより電子機器間で無線接続を確立する際に必要となる情報であり、少なくとも第1の識別情報、第2の識別情報、及び共有情報を含む。第1の識別情報は、アクセスポイントとして動作する電子機器を識別するための識別情報である。第2の識別情報は、アクセスポイントとして動作する電子機器に接続を許可されている電子機器を識別するための識別情報である。共有情報は、無線接続する電子機器間で共有する共有情報、例えば、パスワードや暗号キー等である。本実施形態においては、通信制御情報を第1の識別情報、第2の識別情報、及び共有情報の3つの情報とし、第1の識別情報をSSID(Service Set Identifier)、第2の識別情報をレシーバID、共有情報をKeyとして説明する。
接続要求部108bは、復元部110aから出力された通信制御情報を用いて外部電子機器(撮像装置)に対して接続要求を行う。
なお、無線処理部108は、例えば、記録媒体Mに内蔵された構成であっても良いし、当該装置本体に所定のインタフェース(例えば、USB(Universal Serial Bus)等)を介して接続された構成であっても良い。
送信側処理部109は、撮像装置1(自装置)がデータ送信側(自身が移動可能な、画像データのストレージサーバ)として動作するときに各種処理を行う処理部であり、第1の生成部109a、第2の生成部109b、通信制御情報設定部109cを備えている。送信側処理部109の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
第1の生成部109aは、通信制御情報を規定するための鍵情報を生成する。本実施形態においては、第1の生成部109aは、0〜9の数字の中からランダムに4つの数字を選択することにより鍵情報を生成し、生成した鍵情報を表示部105及び第2の生成部109bに出力する。図3に、鍵情報の一例を示す。図3に示す鍵情報「4272」の最上位の1桁は、SSIDを規定するための鍵情報である。鍵情報の中央の2桁は、Keyを規定するための鍵情報である。鍵情報の最下位の1桁は、レシーバIDを規定するための鍵情報である。
第2の生成部109bは、第1の生成部109aにより生成された鍵情報から通信制御情報であるSSID、Key、レシーバIDを生成し、通信制御情報設定部109cに出力する。
ここで、図3を参照して、第2の生成部109bにおけるSSID、Key、レシーバIDの生成アルゴリズムの一例について説明する。
本実施形態において、第2の生成部109bは、上位11桁に予め定められた固定文字列を配置し、続いて、鍵情報の最上位1桁の数字を配置し、続いて下位9桁に予め定められた固定文字列を配置してSSIDを生成する。生成されたSSIDは、図3に示すように、鍵情報の最上位の1桁の数字を所定の位置に含む多数文字列となる。
また、第2の生成部109bは、鍵情報の中央2桁の上位桁の数字に対応する文字列を変換テーブル1091から読み出し、下位桁の数字とアンダーバーで結合してKeyを生成する。生成されたKeyは、図3に示すように、鍵情報の中央2桁のうち、上位桁の数字に予め対応付けられた文字列及び下位桁の数字を含む多数文字列となる。なお、変換テーブル1091は、第2の生成部109b内の図示しないメモリに記憶されている。
また、第2の生成部109bは、上位9桁に予め定められた固定文字列を配置し、続いて、最下位1桁に鍵情報の最下位1桁の数字を配置してレシーバIDを生成する。生成されたレシーバIDは、図3に示すように、鍵情報の最下位の1桁の数字を所定の位置に含む多数文字列となる。
このように、第2の生成部109bは、1桁又は2桁の鍵情報から、多数の文字を含む文字列により構成されるSSID、Key、レシーバIDを生成することができる。
通信制御情報設定部109cは、第2の生成部109bから出力された通信制御情報を無線処理部108に設定する。これにより、無線処理部108はアクセスポイントとして動作する。
受信側処理部110は、撮像装置1がデータ受信側、つまり、ストレージサーバにアクセスし閲覧やダウンロードする側として動作するときに各種処理を行う処理部であり、復元部110aを備えている。受信側処理部110の各部は、例えば、所定のロジック回路から構成されているが、当該構成は一例であってこれに限られるものではない。
復元部110aは、鍵情報入力画面G2(図7参照)において操作入力部107から入力された鍵情報から、ストレージサーバ兼アクセスポイントとして動作する(データ送信側として動作する)撮像装置1の通信制御情報を復元する。なお、復元部110aの復元アルゴリズムは、第2の生成部109bにおける生成アルゴリズムと同じである。
次に、本実施形態の無線接続システム100を構成する撮像装置1(1A、1B)において無線によりデータを送受信する際の動作について、図4及び図5を参照して説明する。なお、図4の処理フローは、撮像装置1がデータ送信側、つまりストレージサーバとして機能する場合に、中央制御部101の制御下において実行される処理である。図5の処理フローは、撮像装置1がデータ受信側、つまり、ストレージサーバにアクセスし、画像データの閲覧やダウンロードをする端末として機能する場合に、中央制御部101の制御下において実行される処理である。
まず、図4に示す送信側の処理について説明する。この送信側の処理は、操作入力部107からの鍵情報生成指示に応じて実行される。
まず、第1の生成部109aは、受信側の撮像装置1等の外部電子機器と通信を確立するために必要な通信制御情報を規定するための鍵情報を生成する(ステップS1)。ステップS1において、第1の生成部109aは、上述のように、0〜9の数字の中からランダムに4つの数字を選択して並べることにより鍵情報を生成し、表示部105の表示制御部105b及び第2の生成部109bに出力する。
鍵情報が生成されると、表示部105の表示制御部105bは、表示パネル105aに鍵情報を表示させる(ステップS2)。
図6に、ステップS2において表示パネル105aに表示される鍵情報表示画面G1の一例を示す。図6に示すように、鍵情報表示画面G1には、「この鍵情報を設定してください」等のメッセージM1と、鍵情報K1とが表示される。
このように、表示パネル105aに表示された鍵情報表示画面G1をデータ受信側となる撮像装置1等の外部電子機器のユーザに提示することで、鍵情報をデータ受信側の外部電子機器のユーザに直接伝えることができる。
一方、第2の生成部109bは、第1の生成部109aにより生成された鍵情報に基づいて、通信制御情報であるSSID、Key、レシーバIDを生成し、通信制御情報設定部109cに出力する(ステップS3)。
通信制御情報設定部109cは、第2の生成部109bにより生成された通信制御情報、即ち、SSID、Key、レシーバIDを無線処理部108に設定する(ステップS4)。これにより、撮像装置1は、ストレージサーバ兼アクセスポイントとして動作することが可能となる。
通信制御情報が設定されると、無線処理部108は、SSIDを発信(ブロードキャスト)し(ステップS5)、接続要求を待機する。
無線処理部108は、外部電子機器からの接続要求を受信すると(ステップS6;YES)、接続許可部108aにより、外部電子機器から送信されたSSIDが無線処理部108に設定されているものと一致するか否かを判断する(ステップS7)。外部電子機器から送信されたSSIDが無線処理部108に設定されているものと一致しないと判断した場合(ステップS7;NO)、接続許可部108aは、接続要求を行った外部電子機器に接続拒否を行い(ステップS9)、ステップS5に戻る。
接続許可部108aは、外部電子機器から送信されたSSIDが無線処理部108に設定されているものと一致すると判断した場合(ステップS7;YES)、外部電子機器から送信されたKeyが無線処理部108に設定されているものと一致するか否かを判断する(ステップS8)。外部電子機器から送信されたKeyが無線処理部108に設定されているものと一致しないと判断した場合(ステップS8;NO)、接続許可部108aは接続要求を行った外部電子機器に接続拒否を行い(ステップS9)、ステップS5に戻る。
一方、接続許可部108aは、外部電子機器から送信されたKeyが無線処理部108に設定されているものと一致すると判断した場合(ステップS8;YES)、接続を要求した外部電子機器との接続を確立する(ステップS10)。
次いで、無線処理部108は、接続要求を行った外部電子機器からのレシーバIDの受信を待機し、レシーバIDを受信すると(ステップS11;YES)、接続許可部108aにより、受信したレシーバIDが無線処理部108に設定されているものと一致しているか否かを判断する(ステップS12)。受信したレシーバIDが無線処理部108に設定されているものと一致していないと判断した場合(ステップS12;NO)、接続許可部108aは、接続の切断処理を行う(ステップS16)。
受信したレシーバIDが無線処理部108に設定されているものと一致していると判断した場合(ステップS12;YES)、接続許可部108aは、接続許可通知を接続要求元の外部電子機器に送信する(ステップS13)。
操作入力部107により、あるいは、外部電子機器からの要求により送信対象のデータ(ここでは、記録媒体Mに記憶されている画像データとする)が指定されると、記録媒体制御部106は、記録媒体Mから該当する画像データを読み出す(ステップS14)。無線処理部108は、読み出された画像データを接続要求元の外部機器に送信する(ステップS15)。そして、一定の時間が経過したか、切断要求を受けると切断処理を行う(ステップS16)。切断処理後、操作入力部107から、あるいは、外部電子機器からの要求により通信制御情報の設定の解除指示の入力操作が検出されると、無線処理部108における通信制御情報の設定は解除される。これにより、ストレージサーバ兼アクセスポイントとしての動作モードは解除される。
次に、図5に示す受信側の処理について説明する。この受信側の処理は、操作入力部107からの鍵情報入力指示に応じて実行される。
まず、表示部105の表示制御部105bは、表示パネル105aに鍵情報を入力するための鍵情報入力画面G2を表示させる(ステップS21)。
図7に、ステップS21において表示パネル105aに表示される鍵情報入力画面G2の一例を示す。図7に示すように、鍵情報入力画面G2には、「相手の画面の鍵情報を入力してください」等のメッセージM2と、矢印キーの押下により4桁の鍵情報を入力するための入力欄R1が表示されている。入力欄R1の各桁の欄がタッチ操作されると、上下に矢印キーが表示される。ユーザは矢印キーをタッチして簡単に各桁の鍵情報を入力することができる。
操作入力部107のタッチパネルは、タッチ操作毎に、操作された位置情報を検出して中央制御部101に入力する。中央制御部101は操作入力部107から検出された位置情報が矢印キーの位置である場合に、そのタッチ操作回数をカウントし、入力された鍵情報を特定する。
操作入力部107のタッチパネルにより鍵情報入力画面G2からの鍵情報の入力操作が検出されると、中央制御部101は、入力された鍵情報を特定し復元部110aに出力する(ステップS22)。復元部110aは、検出された鍵情報に基づいて、通信制御情報であるSSID、Key、レシーバIDを復元し、無線処理部108に出力する(ステップS23)。ステップS23における処理は、ステップS3と同じであるので説明を援用する。
通信制御情報が復元されると、無線処理部108は、復元されたSSIDを発信しているアクセスポイントとして機能しているストレージサーバの検索を行う(ステップS24)。発見された場合(ステップS25;YES)、接続要求部108bにより、復元された通信制御情報(SSID、Key)を用いて接続要求を送信する(ステップS26)。
無線処理部108において、接続が拒絶された場合(ステップS27;NO)、表示制御部105bは、表示パネル105aに「接続を拒否されました」等のエラーメッセージを表示させ(ステップS32)、本処理は終了する。
一方、無線処理部108において、接続が成功し、接続確立した場合(ステップS27;YES)、無線処理部108は、通信制御情報のレシーバIDを送信する(ステップS28)。接続許可通知が受信されると(ステップS29;YES)、無線処理部108は、送信されたデータを受信する(ステップS30)。受信が終了し、一定の時間が経過したか、切断要求を受けると、無線処理部108は、切断処理を行い(ステップS31)、本処理は終了する。なお、ステップS29において、所定時間以上経過しても接続許可通知が受信されない場合(ステップS29;NO)、無線処理部108は切断処理を行い、本処理は終了する。
このように、撮像装置1Aをデータ送信側(第1の電子機器)とし、撮像装置1Bをデータ受信側(第2の電子機器)としてデータ送受信を行う場合、撮像装置1Aが上記の送信側処理を実行し、撮像装置1Bが上記の受信側処理を実行することにより、以下の動作手順でデータ送受信が行われる。
まず、撮像装置1Aにおいて、通信制御情報を規定するための鍵情報を生成し、生成された鍵情報を表示パネル105aに表示し(図6参照)、生成された鍵情報からSSID、Key、レシーバIDを生成する。そして、生成されたSSIDを発信(ブロードキャスト)する。
ここで、撮像装置1Aのユーザは、表示パネル105aに表示された鍵情報を撮像装置1Bのユーザに見せることによって、鍵情報を撮像装置1Bのユーザに直接伝えることができる。
撮像装置1Bのユーザは、撮像装置1Aの表示パネル105aに表示された鍵情報を見て、撮像装置1Bの操作入力部107を操作して鍵情報入力画面G2から鍵情報を入力する。
撮像装置1Bにおいて、操作入力部107のタッチパネルにより鍵情報の入力操作が検出されると、入力された鍵情報から、当該鍵情報により規定されたSSID、Key、レシーバIDを復元し、復元されたSSID、Key、レシーバIDを用いて撮像装置1Aに接続要求を行う。
撮像装置1Aにおいては、撮像装置1Bからの接続要求を受信すると、撮像装置1Bから送信されたSSID、Key、レシーバIDがそれぞれ鍵情報から生成されたSSID、Key、レシーバIDと一致するか否かを判断し、一致した場合に、撮像装置1Bとの接続を確立する。
ここで、撮像装置1Bでは、撮像装置1Aで生成され、表示された鍵情報を入力し、この入力された鍵情報からSSID、Key、レシーバIDを復元しているので、双方のSSID、Key及びレシーバIDは一致し、撮像装置1Aと撮像装置1Bは接続を確立して円滑にデータ送受信を行うことができる。
そして、撮像装置1Aにおいて撮像装置1Bに送信対象のデータを送信し、撮像装置1Bにおいてデータを受信して、回線の切断を行う。
なお、送信側を撮像装置1B、受信側を撮像装置1Aとした場合、上記の撮像装置1Aと1Bを入れ替えた動作が行われ、撮像装置1Bから撮像装置1Aにデータを送信し、撮像装置1Aでデータを受信することができる。
以上説明したように、無線接続システム100において、データ送信側の撮像装置1は、通信制御情報を規定する簡単な鍵情報(例えば、4桁の数字)を第1の生成部109aにより生成して表示パネル105aに表示し、他の撮像装置1等の外部電子機器から上記鍵情報により規定された通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続許可部108aは、接続を許可する。
データ受信側の撮像装置1において、データ送信側の撮像装置1に表示された鍵情報が入力されると、復元部110aは鍵情報から通信制御情報を復元し、復元した通信制御情報に基づいて接続要求部108bによりデータ送信側の撮像装置1に接続要求を行う。
従って、データ受信側の撮像装置1のユーザがデータ送信側の撮像装置1の画面上に表示された簡単な鍵情報(例えば、4桁の数字)をデータ受信側の撮像装置1に入力するだけで、容易に撮像装置1間で無線接続を確立することができる。即ち、データ送信側及びデータ受信側のユーザは、無線LANやSSIDなどの知識を必要とせずに、また、SSID、Key、レシーバID等の桁数の多い複雑な通信制御情報をキーボード等を用いて入力することなしに、受信側のユーザの簡単な操作で容易に撮像装置1間の無線接続を確立させることができる。また、鍵情報は操作入力部107から行えばよく、撮像装置1間で二次元バーコードを表示したりそれを撮像したりする必要はないので、外部環境やデバイスの影響が少なく確実な接続を行うことができる。
また、鍵情報は、接続を行うたびにランダムに作成されるものであり、通信制御情報も鍵情報に応じて毎回変更されるので、充分なセキュリティを確保することができる。
また、鍵情報は、通信をする相手に表示パネル105aを見せて直接知らせる態様であるので、鍵情報が他人に漏洩することを低減することができる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態における記述内容は、本発明に係る通信システムの好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、第1の生成部109aは、SSIDを規定する鍵情報の選択肢として1〜9の数字を用意し、Keyを規定する鍵情報の選択肢として00〜99の数字を用意し、レシーバIDを規定する鍵情報の選択肢として1〜9の数字を用意し、それぞれの選択肢からランダムに数字を選択し、選択された情報を組み合わせて全体の鍵情報を生成することとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、選択肢として用いる情報は、数字に限らず、文字、符号、図形、記号又はこれらの組み合わせの何れであってもよい。SSID、Key、レシーバIDのそれぞれを文字、符号、図形、記号又はこれらの組み合わせで表して鍵情報とすることで、データ受信側の撮像装置は、SSID、Key、レシーバID等の桁数の多い複雑な通信制御情報をキーボードやタッチパネルを用いて入力することなく、簡単な数個の鍵情報を入力するだけで、容易にデータ送信側の撮像装置1と接続を確立することができる。
また、上記実施形態においては、鍵情報を生成した後、生成された鍵情報に基づいて通信制御情報を生成することとして説明したが、通信制御情報から鍵情報を生成することしてもよい。
また、上記実施形態においては、撮像装置を例にとり説明したが、本発明を適用した電子機器としては、これに限定されず、例えば、携帯電話機、スマートフォン、PC(Personal Computer)等を適用可能である。また、本発明は、撮像装置同士の無線接続を例にとり説明したが、同種の電子機器同士の無線接続に限らず、異なる種類の電子機器(例えば、撮像装置とスマートフォン)での無線接続に適用してもよい。即ち、同じアルゴリズムの無線処理部108、送信側処理部109、及び受信側処理部110の各部を備える電子機器間であれば、異なる種類の電子機器間であっても容易に無線接続可能となる。
また、上記実施形態においては、出力手段を表示パネル105aとして説明したが、例えば、出力手段を印刷装置とし、鍵情報を印刷装置によりプリント出力することとしてもよい。
また、上記実施形態においては、第1の生成手段(生成手段)、第2の生成手段、接続許可手段、接続要求手段、出力制御手段としての機能は、中央制御部101の制御下において、それぞれ第1の生成部109a、第2の生成部109b、接続許可部108a、接続要求部108b、表示制御部105bが駆動することにより実現される構成としたが、これに限らず、例えば、中央制御部101のCPUによって所定のプログラムが実行されることにより実現される構成としてもよい。
例えば、中央制御部101のCPUが第1の生成部109a、第2の生成部109b、接続許可部108a、接続要求部108b、表示制御部105bの各部の機能と同様の機能を実現する処理を実行するためのプログラムをプログラムメモリ(図示略)に記憶しておく構成としてもよい。そして、中央制御部101のCPUとこのプログラムとの協働により、第1の生成手段(生成手段)、第2の生成手段、接続許可手段、接続要求手段、及び出力制御手段としての機能を実現する構成としてもよい。
さらに、上記の各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な媒体として、ROMやハードディスク等の他、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを所定の通信回線を介して提供する媒体としては、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
その他、通信システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
(付記)
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
第1の電子機器と第2の電子機器が無線により直接接続を行う無線接続システムであって、
前記第1の電子機器は、
通信制御情報を規定するための情報であり、前記第2の電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する第1の生成手段と、
前記第1の生成手段によって生成された鍵情報を出力する出力手段と、
前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続を許可する接続許可手段と、
を備え、
前記第2の電子機器は、
任意の操作により情報を入力する入力手段と、
前記第1の電子機器の出力手段により出力された鍵情報と同じ情報の入力を、前記入力手段による任意の操作入力により検出する入力検出手段と、
前記入力検出手段により入力検出された情報から前記鍵情報により規定された通信制御情報を復元する復元手段と、
前記復元手段によって復元された通信制御情報を用いて前記第1の電子機器に接続要求を行う接続要求手段と、
を備えることを特徴とする無線接続システム。
<請求項2>
前記出力手段は、表示手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線接続システム。
<請求項3>
前記第1の電子機器は、前記第1の生成手段によって生成された鍵情報から通信制御情報を生成する第2の生成手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線接続システム。
<請求項4>
前記通信制御情報には、前記第1の電子機器と前記第2の電子機器で共有する共有情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の無線接続システム。
<請求項5>
前記通信制御情報には、前記第1の電子機器を識別するための第1の識別情報と前記第2の電子機器を識別するための第2の識別情報との少なくとも一方が含まれることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の無線接続システム。
<請求項6>
前記第1の生成手段は、予め複数種類用意された情報の中から無作為に選択することにより、前記通信制御情報を規定するための鍵情報を生成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の無線接続システム。
<請求項7>
外部電子機器と無線により直接接続を行う電子機器であって、
通信制御情報を規定するための情報であり、前記外部通信機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する第1の生成手段と、
前記第1の生成手段によって生成された鍵情報を出力する出力手段と、
前記外部電子機器から前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続を許可する接続許可手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
<請求項8>
前記第1の生成手段によって生成された鍵情報から通信制御情報を生成する第2の生成手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
<請求項9>
前記第1の生成手段は、予め複数種類用意された情報の中から無作為に選択することにより、前記通信制御情報を規定するための鍵情報を生成することを特徴とする請求項7又は8に記載の電子機器。
<請求項10>
第1の電子機器と第2の電子機器が無線により直接接続を行う無線接続方法であって、
前記第1の電子機器は、
通信制御情報を規定するための情報であり、前記第2の電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する生成ステップと、
この生成ステップにて生成された鍵情報を出力する出力ステップと、
を含み、
前記第2の電子機器は、
前記第1の電子機器により出力された鍵情報と同じ情報の入力を、入力手段による任意の操作入力により検出する入力検出ステップと、
この入力検出ステップにて入力が検出された情報から前記鍵情報により規定された通信制御情報へ復元する復元ステップと、
この復元ステップにて復元された通信制御情報を用いて前記第1の電子機器に接続要求を行う接続要求ステップと、
を含み、
更に前記第1の電子機器は、
前記鍵情報により規定された通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続を許可する許可ステップ、
を含むことを特徴とする無線接続方法。
<請求項11>
外部電子機器と無線により直接接続を行う電子機器における無線接続方法であって、
通信制御情報を規定するための情報であり、前記外部電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する生成ステップと、
この生成ステップにて生成された鍵情報を出力する出力ステップと、
前記外部電子機器から前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、前記外部電子機器の接続を許可する許可ステップと、
を含むことを特徴とする無線接続方法。
<請求項12>
外部電子機器と無線により直接接続を行う電子機器に用いられるコンピュータを、
通信制御情報を規定する情報であり、前記外部電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する生成手段、
前記生成手段によって生成された鍵情報を出力手段に出力させる出力制御手段、
前記外部電子機器から前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、前記外部電子機器の接続を許可する接続許可手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 無線接続システム
1 撮像装置
1A 撮像装置
1B 撮像装置
101 中央制御部
102 メモリ
103 撮像部
103a レンズ部
103b 電子撮像部
103c 撮像制御部
104 画像データ処理部
105 表示部
105a 表示パネル
105b 表示制御部
106 記録媒体制御部
107 操作入力部
108 無線処理部
108a 接続許可部
108b 接続要求部
109 送信側処理部
109a 第1の生成部
109b 第2の生成部
109c 通信制御情報設定部
110 受信側処理部
110a 復元部
M 記録媒体

Claims (12)

  1. 第1の電子機器と第2の電子機器が無線により直接接続を行う無線接続システムであって、
    前記第1の電子機器は、
    通信制御情報を規定するための情報であり、前記第2の電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段によって生成された鍵情報を出力する出力手段と、
    前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続を許可する接続許可手段と、
    を備え、
    前記第2の電子機器は、
    任意の操作により情報を入力する入力手段と、
    前記第1の電子機器の出力手段により出力された鍵情報と同じ情報の入力を、前記入力手段による任意の操作入力により検出する入力検出手段と、
    前記入力検出手段により入力検出された情報から前記鍵情報により規定された通信制御情報を復元する復元手段と、
    前記復元手段によって復元された通信制御情報を用いて前記第1の電子機器に接続要求を行う接続要求手段と、
    を備えることを特徴とする無線接続システム。
  2. 前記出力手段は、表示手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線接続システム。
  3. 前記第1の電子機器は、前記第1の生成手段によって生成された鍵情報から通信制御情報を生成する第2の生成手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線接続システム。
  4. 前記通信制御情報には、前記第1の電子機器と前記第2の電子機器で共有する共有情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の無線接続システム。
  5. 前記通信制御情報には、前記第1の電子機器を識別するための第1の識別情報と前記第2の電子機器を識別するための第2の識別情報との少なくとも一方が含まれることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の無線接続システム。
  6. 前記第1の生成手段は、予め複数種類用意された情報の中から無作為に選択することにより、前記通信制御情報を規定するための鍵情報を生成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の無線接続システム。
  7. 外部電子機器と無線により直接接続を行う電子機器であって、
    通信制御情報を規定するための情報であり、前記外部通信機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段によって生成された鍵情報を出力する出力手段と、
    前記外部電子機器から前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続を許可する接続許可手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  8. 前記第1の生成手段によって生成された鍵情報から通信制御情報を生成する第2の生成手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記第1の生成手段は、予め複数種類用意された情報の中から無作為に選択することにより、前記通信制御情報を規定するための鍵情報を生成することを特徴とする請求項7又は8に記載の電子機器。
  10. 第1の電子機器と第2の電子機器が無線により直接接続を行う無線接続方法であって、
    前記第1の電子機器は、
    通信制御情報を規定するための情報であり、前記第2の電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する生成ステップと、
    この生成ステップにて生成された鍵情報を出力する出力ステップと、
    を含み、
    前記第2の電子機器は、
    前記第1の電子機器により出力された鍵情報と同じ情報の入力を、入力手段による任意の操作入力により検出する入力検出ステップと、
    この入力検出ステップにて入力が検出された情報から前記鍵情報により規定された通信制御情報へ復元する復元ステップと、
    この復元ステップにて復元された通信制御情報を用いて前記第1の電子機器に接続要求を行う接続要求ステップと、
    を含み、
    更に前記第1の電子機器は、
    前記鍵情報により規定された通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、接続を許可する許可ステップ、
    を含むことを特徴とする無線接続方法。
  11. 外部電子機器と無線により直接接続を行う電子機器における無線接続方法であって、
    通信制御情報を規定するための情報であり、前記外部電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する生成ステップと、
    この生成ステップにて生成された鍵情報を出力する出力ステップと、
    前記外部電子機器から前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、前記外部電子機器の接続を許可する許可ステップと、
    を含むことを特徴とする無線接続方法。
  12. 外部電子機器と無線により直接接続を行う電子機器に用いられるコンピュータを、
    通信制御情報を規定する情報であり、前記外部電子機器における任意の操作により入力が可能な、文字、符号、図形、記号又はそれらの組み合わせにより構成される鍵情報を生成する生成手段、
    前記生成手段によって生成された鍵情報を出力手段に出力させる出力制御手段、
    前記外部電子機器から前記通信制御情報と一致する情報に基づいて接続要求が行われた場合に、前記外部電子機器の接続を許可する接続許可手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2012190906A 2012-08-31 2012-08-31 無線接続システム、電子機器、無線接続方法及びプログラム Pending JP2014049920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012190906A JP2014049920A (ja) 2012-08-31 2012-08-31 無線接続システム、電子機器、無線接続方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012190906A JP2014049920A (ja) 2012-08-31 2012-08-31 無線接続システム、電子機器、無線接続方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014049920A true JP2014049920A (ja) 2014-03-17

Family

ID=50609177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012190906A Pending JP2014049920A (ja) 2012-08-31 2012-08-31 無線接続システム、電子機器、無線接続方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014049920A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175602A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Casio Comput Co Ltd 通信端末接続確立方法および通信システム
JP2006191403A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Hitachi Ltd セキュリティ情報の交換方法およびレコーダ装置ならびにテレビ受像機
JP2008199532A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Seiko Epson Corp 通信装置およびプログラム
JP2009212732A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Sony Corp 通信装置、及び通信方法
JP2010251967A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Olympus Corp 無線通信端末および無線ネットワークの接続設定方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001175602A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Casio Comput Co Ltd 通信端末接続確立方法および通信システム
JP2006191403A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Hitachi Ltd セキュリティ情報の交換方法およびレコーダ装置ならびにテレビ受像機
JP2008199532A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Seiko Epson Corp 通信装置およびプログラム
JP2009212732A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Sony Corp 通信装置、及び通信方法
JP2010251967A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Olympus Corp 無線通信端末および無線ネットワークの接続設定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9288830B2 (en) Electronic device capable of communicating with another device
US20150296118A1 (en) Communication apparatus
US20120173744A1 (en) Wireless connection method and apparatus using image recognition in mobile communication terminal
US10185387B2 (en) Communication apparatus, communication method, and computer readable recording medium
US9215003B2 (en) Communication apparatus, communication method, and computer readable recording medium
US11025603B2 (en) Service providing system, service delivery system, service providing method, and non-transitory recording medium
US9727948B2 (en) Pixel interpolation device and operation control method
JP6688485B2 (ja) サービス提供システム、サービス授受システム、サービス提供方法、及びプログラム
US11128623B2 (en) Service providing system, service delivery system, service providing method, and non-transitory recording medium
JP6620883B2 (ja) サービス提供システム、サービス授受システム、サービス提供方法、及びプログラム
KR20120076676A (ko) 휴대단말기의 보안 인증 장치 및 방법
JP2014049920A (ja) 無線接続システム、電子機器、無線接続方法及びプログラム
JP6277981B2 (ja) 情報コード画像表示システム、情報コード画像表示端末、情報コード画像表示プログラム
KR20130139716A (ko) 이차원코드를 이용한 클라우드 서비스 데이터 관리 방법, 그리고 이를 위한 클라우드 서비스 데이터 관리 프로그램을 기록한 컴퓨터로 판독가능한 기록매체
JP6638808B2 (ja) サービス提供システム、サービス授受システム、サービス提供方法、及びプログラム
WO2014103315A1 (ja) 通信装置
JP2015179935A (ja) 通信システム、通信方法および表示装置
US20170372140A1 (en) Head mounted display and transmission control method
CN106254654A (zh) 移动终端及数据传输方法
CN109951676B (zh) 画面传输方法及摄像装置
JP2005309625A (ja) 画像通信システムならびに画像送信装置および画像サーバならびに画像送信方法および画像サーバの制御方法
KR20090018507A (ko) 영상 통화 방법 및 장치
JP2014027675A (ja) ファイル記憶システム及びファイル記憶方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170228