JP2014049806A - 自主放送システムおよびそのrf監視装置 - Google Patents

自主放送システムおよびそのrf監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】館内自主放送装置から生成されるRF信号の信号品質の向上を図る。
【解決手段】自主放送システムは、自主放送対象の映像信号および音声信号の入力を受けて、所定のクロック信号に基づいてRF信号を生成するRF信号生成部19と、周波数設定信号に基づいて前記RF信号生成部で用いるクロック信号の周波数を調整するクロック信号調整部15と、生成されたRF信号について、その監視対象項目として少なくともMERを計測する計測手段22aと、前記クロック信号の周波数の初期値を用いて生成されたRF信号について計測されたMERの計測値が所定値以下である場合、前記周波数設定信号により前記クロック信号の周波数を所定の範囲内で変化させて計測されたMERのピーク値に対応する前記周波数設定信号の値を求め、自主放送の送出時に前記求められた周波数設定信号の値を設定する制御部27とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビジョン放送の共聴システムに係り、特に、自主放送コンテンツを複数の配信先に配信する自主放送システムおよびそのRF監視装置に関する。(以下、本明細書ではテレビジョンを単にテレビともいう。)
従来、ホテルや病院、学校などの施設によっては、自主放送コンテンツを複数の配信先に配信する館内自主放送装置を備えた共聴システムが運営されている。
共聴システムで問題が発生すると、放送配信先の各部屋のテレビ受信機に映像が映らなくなる。その場合、何が原因であるのかを探索し、復旧することが、維持管理をする側にとっては大きな課題である。また、あるテレビ受信機では受信できるが、別のテレビ受信機では受信できないような障害についても同様である。
上記のような問題の原因としては、自主放送コンテンツの信号品質の劣化や送出したデジタルストリームが規格から外れている場合などがある。しかし通常、館内自主放送装置が設置された施設には詳細に検証するための検査装置がないため、現場での原因究明は難しく、メンテナンスで大きな問題となった。
本発明はこのような背景においてなされたものであり、館内自主放送装置から生成されるRF信号の信号品質の向上を図ることができる自主放送システムおよびそのRF監視装置を提供することを目的とする。
本発明の自主放送システムは、自主放送対象の映像信号および音声信号の入力を受けて、所定のクロック信号に基づいてRF信号を生成するRF信号生成部と、周波数設定信号に基づいて前記RF信号生成部で用いるクロック信号の周波数を調整するクロック信号調整部と、前記RF信号生成部により生成されたRF信号について、その監視対象項目として少なくともMERを計測する計測手段と、前記クロック信号の周波数の初期値を用いて前記RF信号生成部で生成されたRF信号について前記計測手段により計測されたMERの計測値が所定値以下である場合、前記周波数設定信号により前記クロック信号の周波数を所定の範囲内で変化させて前記計測手段により計測されたMERのピーク値に対応する前記周波数設定信号の値を求め、自主放送の送出時に前記求められた周波数設定信号の値を設定する制御手段とを備える。
RF信号生成部において使用するクロック信号の周波数は、クロック信号調整部により周波数設定信号に基づいて調整される。一方、前記クロック信号の周波数の初期値を用いて前記RF信号生成部で生成されたRF信号について前記計測手段によりMERが計測される。この計測されたMERの計測値が所定値以下である場合、前記周波数設定信号により前記クロック信号の周波数を所定の範囲内で変化させて前記計測手段により計測されたMERのピーク値に対応する前記周波数設定信号の値が求められる。自主放送の送出時に前記求められた周波数設定信号の値が設定される。この構成により、RF信号の信号品質に影響を与えるMERを適正にするクロック信号の周波数の設定を行うことが可能となる。
前記RF信号生成部は、デジタルアナログ変換器を含むことができる。このデジタルアナログ変換器は、前記周波数設定信号としてのデジタルデータを受けて対応するアナログ電圧を生成し、前記クロック信号調整部へ出力する。
各監視対象項目について警告を発する基準値となる警告値を登録する手段をさらに備え、前記制御手段は、前記計測手段により得られた各監視対象項目の計測値を前記警告値と比較し、前記計測値が前記警告値より劣化したとき、警告信号を発生し、および/またはネットワーク経由でホストサーバ側へその異常の発生および異常の内容を通知するようにしてもよい。
デジタル放送の受信アンテナに受信されたRF信号を前記RF信号生成部から生成されたRF信号と混合する混合器をさらに備え、前記計測手段は、前記混合器の出力を受ける放送チューナおよびこの放送チューナで選局された信号を復調する復調器とを有してもよい。この場合、前記計測手段は、定期的に予め定められた監視対象項目を計測し、前記制御手段は当該計測結果を通信ネットワーク経由でホストサーバへ送信する。前記監視対象項目は、例えば、特定のチャンネルの信号レベル、MER、C/N、BERの少なくとも1つである。
前記RF監視装置は、前記RF信号を受けて他のRF信号と混合する混合器の出力を受ける放送チューナと、この放送チューナの出力を復調する復調器を備えてもよい。
前記制御手段は、ホストサーバからの要求に応じてステータス情報を送信する、または、自主的にステータス情報をホストサーバへ送信するようにしてもよい。
本発明によるRF監視装置は、自主放送対象の映像信号および音声信号の入力を受けて、所定のクロック信号に基づいてRF信号を生成するRF信号生成部に接続される。このRF監視装置は、前記RF信号生成部により生成されたRF信号について、その監視対象項目として少なくともMERを計測する計測手段と、前記クロック信号の周波数の初期値を用いて前記RF信号生成部で生成されたRF信号について前記計測手段により計測されたMERの計測値が所定値以下である場合、前記周波数設定信号により前記クロック信号の周波数を所定の範囲内で変化させて前記計測手段により計測されたMERのピーク値に対応する前記周波数設定信号の値を求め、自主放送の送出時に、前記RF信号生成部に対して、前記求められた周波数設定信号の値を設定する制御手段とを備える。
館内自主放送装置から生成されるRF信号の信号品質の向上を自動的に図ることができる。
また、計測手段により得られた各監視対象項目の計測値を警告値と比較し、計測値が警告値より劣化したとき、警告信号を発生することにより、自主放送システムの異常を自動的に監視することができる。また、ホストサーバ側へその異常の発生および異常の内容を通知することにより、遠隔的にも監視することができる。
また、ホストサーバからの要求に応じてステータス情報を送信する、または、自主的にステータス情報をホストサーバへ送信することにより、ホストサーバにおいて遠隔的に自主放送システムの状態を監視することができる。
本発明の実施の形態によるテレビ共聴システムの概略構成を示す図である。 図1内に示した自主放送システムの詳細な内部構成を表した図である。 本発明の実施の形態において、複数のRF監視装置を通信ネットワークを介してホストサーバに接続する構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるMERの計測の手順を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるMER自動調整処理の具体的な処理手順例を表したフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるステータス監視処理の具体的な処理手順例を表したフローチャートである。 本発明の実施の形態における複数のRF監視装置と1台のホストサーバとの間の情報のやりとりの例を表したシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に、本実施の形態によるテレビ共聴システムの概略構成を示す。テレビ共聴システム200は、自主放送システム100、混合器32、地上デジタル放送用アンテナ32a、衛星デジタル放送用アンテナ32b、およびテレビ受信機40a〜40hを備えて構成される。混合器32は、自主放送システム100から出力される自主放送コンテンツのRF信号と、地上デジタル放送用アンテナ32aから得られるRF信号および衛星デジタル放送用アンテナ32bから得られるRF信号を混合する。混合されたRF信号は、伝送線を介して複数のテレビ受信機40a〜40hへ伝送される。また、混合器32の出力はRF監視装置20で監視される。
本実施の形態による自主放送システム100は、地上デジタル放送の放送コンテンツを生成する館内自主放送装置10と、共聴システムの問題を解析するためのRF監視装置20とを備える。RF監視装置20は、フルセグメントチューナを含み、館内自主放送装置10からの出力RF信号を監視し、館内自主放送装置10をフィードバック制御する。本実施の形態におけるRF監視機能としては、第1および第2の二つの機能を有する。
第1の機能は、共聴システム全体の信号品質を監視することにより、OFDM変調装置16だけでなく、混合器、増幅器(館内自主放送装置内)などによる信号の劣化も検出する。信号の監視項目としては、出力レベル、MER、C/N、BERなどで、VHFからUHFの全帯域をチェックする。MERはOFDM変調装置16によるOFDM変調の変調誤差比(Modulation Error Ratio)であり、伝送途中に加わった雑音等によりコンスタレーション上の理想点からどの程度ずれているか表した数値である。C/Nとは、Carrier(キャリア:信号)とNoise(ノイズ:雑音)の比であり、受信信号の品質を表わす数値である。BERとは、受信信号のビットエラーレートであり、"0"と"1"で送られたデジタル信号がどの程度誤って受信しているのかを表す数値である。BERは、一定以上の信号劣化があると急激に変化するため、受信可否の判定に適している。一方、MER(またはCN比)は、劣化状態が広範囲に観測できるため、受信出来なくなるまでの余裕度を把握することができる。
本実施の形態では、特に、MERの劣化をチェックして、館内自主放送装置10内のOFDM変調器のIFFTクロック信号を自動調整することで信号品質を維持する。
第2の機能は、館内自主放送装置10自体の変調信号を監視し、所定の項目(出力レベル、MER、C/N、BERなど)の監視結果を、ネットワークを使ってホストサーバ(監視センター)に通知する機能である。
図2に、自主放送システム100の詳細な内部構成を表したブロック図を示す。館内自主放送装置10は、映像・音声エンコーダ11、PSI生成部12、マルチプレクサ13、デジタルアナログ変換器(DAC)14、IFFTクロック信号調整部15、OFDM変調装置16、およびレベル調整部17を備える。
映像・音声エンコーダ11は、外部からの自主放送の映像および音声入力信号(放送コンテンツ)を受けて符号化し、TS(トランスポートストリーム:Transport Stream)に変換する。自主放送の映像・音声はDVDプレーヤ、VTR等、任意の映像・音声源から得られるものである。このようなコンテンツ源の配置位置は自主放送システム100の内外を問わない。
PSI生成部12は、地上デジタル放送に必要なPAT,PMT,SDT,BIT,TOT,NITなどのPSI情報(番組特定情報)を生成する手段である。このようなPSI情報は、後述する制御部(制御手段)27から設定することができる。PSI情報は、PSI生成部12からARIB(Association of Radio Industries and Business)に準拠したタイミングでTSパケットとして送出される。
マルチプレクサ13は、映像・音声エンコーダ11から出力されるTSとPSI生成部12から出力されるTSパケットとを多重化してOFDM変調装置16へ入力する。
OFDM変調装置16は、OFDMベースバンド変調回路および高速DAC回路を含む。
OFDMベースバンド変調回路は、ARIB STD−B31の規格で設計され、204バイトの放送TSから、さまざまなエラー補正を加えて5617本(MODE3の場合)のキャリアに載せるIQデータ(1/2/4/6ビット)を生成する。この後に同期用パイロット、OFDMフレームを追加して、6ビットから16ビットへ変換したデータにIFFTを施し、時間軸のIQデータ(各16ビット)信号を生成する。このIQデータは、8MHZ(8.12698MHZ )のI[15:0]+Q[15:0]ベースバンドデータである。最後にガードインターバルを追加してOFDM信号を出力する。これら二つの16ビットIQベースバンドデータは高速DAC回路に入力され、デジタル的に任意周波数までアップコンバートされる。
すなわち、高速DAC回路は、ベースバンドデータを任意のチャンネル周波数にまで上げるRFアップコンバータの働きをする。
レベル調整部17は、OFDM変調装置16の出力を受けて、レベル調整してRF信号を出力するRFパワーアンプ回路で構成することができる。パワーアンプ回路はAPC(Automatic Power Control)方式でゲイン設定、即ち、入力電圧に応じた出力レベルの調整が可能なチップである。このレベル調整部17は、館内自主放送装置のRF信号の出力レベルを、アンテナに受信された一般放送のRF信号の受信レベルと同程度に調整するためのものである。
IFFTクロック信号調整部15は、周波数設定信号に基づいてRF信号生成部で用いるクロック信号の周波数を調整する機能を有し、電圧制御発振器(VCO)を含み、DAC回路14の出力電圧に応じた周波数のクロック信号を生成する。IFFTクロック信号は8MHZであり、VCOの出力はこの8倍の周波数で約65MHZのクロック信号を使用する。VCOから出力されるクロック信号の周波数は入力電圧に応じて微調整できる。
DAC回路14にはRF監視装置20からの周波数設定データが入力される。したがって、周波数設定データに応じてDAC回路14へ印加される電圧値が変わり、これによってIFFTクロック信号の周波数を調整することができる。IFFTクロック信号は、OFDM変調のための基本クロック信号であり、この周波数が正確であれば、変調誤差(MER)の特性が極めて高くなる。IFFTクロック信号が正確であれば、MERが高く、変調周波数偏差が小さくなる。
本実施の形態では、館内自主放送装置10の映像・音声エンコーダ11、PSI生成部12、マルチプレクサ13、デジタルアナログ変換器(DAC)14、OFDM変調装置16、およびレベル調整部17が、本発明のRF信号生成部19を構成している。RF信号生成部19は、自主放送対象の映像信号および音声信号の入力を受けて、所定のクロック信号に基づいてRF信号を生成する。
次に、RF監視装置20について説明する。RF監視装置20は、フルセグメントの地上デジタル放送チューナ21、復調器22、計測部22a、ADC回路23、衛星デジタル放送(BS/CS110)チューナ24、復調器25、計測部25a、ADC回路26、制御部27、不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)28、制御部27およびメモリ(SDRAM: Synchronous Dynamic Random Access Memory)30を備える。
地上デジタル放送チューナ21は、制御部27からの制御信号に応じて、フルセグメントの地上デジタル放送の指定されたチャンネルのIF信号を選択して出力する。
復調器22は、地上デジタル放送チューナ21からの指定チャンネルのIF信号を受けて、そのベースバンド信号にFFTを施してキャリアごとのIQデータを抽出し、エラー補正したのちにTSを生成する。また、復調器22には、その内部の信号に基づいてC/N、BER,MERを計測する計測部22aが接続され(または包含され)、計測部22aがその計測結果を制御部27へ出力する。
ADC回路23は、地上デジタル放送チューナ21からAGC電圧を表すアナログ信号を受けて、当該チャンネルの信号レベルを表すデジタル信号に変換し、制御部27へ出力する。この信号レベルは、チューナからのAGC値に基づいて求めるが、チューナからのAGC値は必ずしも精度が高くない。そこで、外部にADC回路23を設け、複数のAGC値の平均値を求めてこれを信号レベルとする。
衛星デジタル放送チューナ24は、制御部27からの制御信号に応じて、衛星デジタル放送の指定されたチャンネルのIF信号を選択して出力する。
復調器25は、衛星デジタル放送チューナ24からの指定チャンネルのIF信号を受けて、その指定チャンネルのTSを復調する。また、復調器25には、その内部の信号に基づいてC/N、BERを計測する計測部25aが接続され(または包含され)、計測部25aがその計測結果を制御部27へ出力する。
ADC回路26は、衛星デジタル放送24からAGC電圧を表すアナログ信号を受けて、当該チャンネルの信号レベルをA/D変換し、制御部27へ出力する。
制御部27は、制御プログラムに従って、RF監視装置20の全体の制御を司るCPU等の処理部を含む。不揮発性メモリ28は制御プログラムやデータを不揮発的に記憶するメモリである。データには、DAC回路14へ与える周波数設定データが含まれる。RAM29は、制御部27の作業エリアおよび一時データ記憶エリア等として利用されるメモリである。
図示しないが、RF監視装置20にはさらに、データを表示して確認することができる表示装置を備えてもよい。
図3に、複数のRF監視装置20を通信ネットワーク50を介してホストサーバ60に接続する構成を示す。ホストサーバ60には、各RF監視装置20から受信したステータス情報等の各種データを格納する記憶部62、ユーザの指示や情報の入力を受け付ける入力部64、および、ステータス情報や警告を表示する表示部66が接続されている。その他、警告音や音声メッセージ等を出力する音響出力部(図示せず)が接続されてもよい。
制御部27が実行する処理は、主として、MER自動調整処理と、ステータス監視処理である。
まず、MER自動調整処理について説明する。
MER自動調整処理では、地上デジタル放送の監視チャンネルのMERを計測して、MERの計測値が所定値以下である場合、IFFTクロックの周波数を所定の範囲内で変化させてMERを計測し、MER計測値のピーク値に対応する周波数設定信号の値を求め、自主放送の送出時に当該求められた周波数設定信号の値を設定する制御を行う。
その際、効率的にピーク値を検出するために、まずは図4(a)に示すように、広い周波数範囲で粗い周波数インターバルでMERの計測を行い、ついで、図4(b)に示すように、見つかったピーク値を含む狭い周波数範囲(局所周波数範囲)でより細かい周波数インターバルでMERの計測を行う。ここでは2段階の周波数インターバルを使用したが、1段階または3段階以上であってもよい。
図5に、MER自動調整処理の具体的な処理手順例を表したフローチャートを示す。この処理は、システムの導入時に初期的に行う他、定期的に実行することができる。
まず、工場設定時のデフォルト(初期設定)の周波数のIFFTクロックを生成する(S11)。そのために、周波数設定値の初期値をDAC回路14へ出力する。
ついで、地上デジタル放送の予め指定された監視チャンネルにチューニングするよう地上デジタル放送チューナ21を制御する(S12)。
そこで、上記デフォルト周波数のIFFTクロック信号でOFDM変調装置16を駆動して生成した当該監視チャンネルの地上デジタル放送信号についてMERの計測を行う(S13)。
このMERの計測値(dB値)が予め定められた所定値を下回ったかどうかを確認する(S14)。所定値以上であれば、この処理を終了する。
所定値未満であれば、上述した広い周波数範囲でのMER計測処理を繰り返して実行する。すなわち、新たな周波数のIFFTクロック信号を生成するために、広い周波数範囲での第1の周波数のIFFTクロック信号を生成するための周波数設定値をDAC回路14へ出力する(S15)。そこで、MERの計測を行う(S16)。
ついで、広い周波数範囲でのMER計測が終了するまで(S17)、第1の周波数インターバルf1で周波数を更新して(S18)、ステップS15へ戻り、次のIFFTクロック信号を生成するため次の周波数設定値をDAC回路14へ出力する。
広い周波数範囲でのMER計測が終了したら、MERの周波数分布特性を分析し、MERのピーク部(最大値)を特定する(S19)。
その後、特定されたピーク部の周辺の、より狭い周波数範囲内において、より細かい周波数インターバルでMERの計測を行う。すなわち、当該狭い周波数範囲内の第1の周波数(例えばこの周波数範囲内の最小周波数)において新IFFTクロック信号を生成する(S20)。そのために、当該周波数に対応する周波数設定値をDAC回路14へ出力する。
ついで、新IFFTクロック信号でOFDM変調装置16を駆動して生成した当該監視チャンネルの地上デジタル放送信号についてMERの計測を行う(S21)。狭い周波数範囲でのMER計測が終了するまで(S22)、第2の周波数インターバルf2(<f1)で周波数を更新して(S23)、ステップS15へ戻り、次の新IFFTクロック信号を生成するため次の周波数設定値DAC回路14へ出力する。
狭い周波数範囲でのMER計測が終了したら、MERの周波数分布特性を分析し、MERのピーク部を特定するとともに、このピーク値に対応する周波数設定値(デジタル値)を不揮発性メモリに記憶する(S24)。この記憶された周波数設定値は、以降の館内自主放送装置10の起動時にIFFTクロック信号の設定のために、読み出してDAC回路14に供給される。
次に、ステータス監視処理について説明する。
図6に、ステータス監視処理の具体的な処理手順例を表したフローチャートを示す。この処理は、CPUが定期的に実行する。定期的とは、例えば、1時間毎、6時間毎、半日毎、1日毎、等の一定時間毎である。
まず、監視結果に応じて警告を発する監視対象項目(本実施の形態では、信号レベル、MER、C/N、BER等)の各々について警告を発する基準値となる警告値を登録する(S31)。監視対象項目について警告を発する基準値となる警告値を登録する手段は、制御部27により構成される。
ついで、チャンネルサーチを行い(S32)、受信可能なチャンネルを特定して、そのチャンネルを登録しておく(S33)。ステータス監視処理は、好ましくは、地上波デジタル放送および衛星デジタル放送の両方において実行する。
以下、監視チャンネルを順次更新して、監視対象項目の監視を行う。すなわち、まず、第1の監視チャンネルにチューニングして(S34)、監視対象の項目の計測を行う(S35)。監視対象の項目は、各チャンネルの信号レベル、C/N、BER、MERの一定時間毎の計測値である。チャンネルは、自主放送だけでなく一般放送の地上デジタル放送、さらには衛星デジタル放送も含めることができる。この例では、少なくともMER、C/N、BERをその警告値と比較し、警告値を越える異常があるかを確認する(S36)。
警告値を越える異常があった場合には、制御部27からその項目について警告接点の出力を行う(S37)。警告接点とは、フォトカプラやリレー等のスイッチング素子を用いて、異常の発生時にON信号を生成するためのものである。ON信号をどのように利用するかは任意である。これとともに、ホストサーバへその異常の発生および内容を報知するようにしてもよい。
ついで、現在のチャンネルの、計測された各項目について、計測結果としてのステータスをRF監視装置20内に記録し、および/または、ネットワーク経由で外部のホストサーバに送信し、記録・表示させる(S38)。
その後、次の監視チャンネルがあれば(S39)、チャンネルを更新し(S40)、ステップS34へ戻る。次の監視チャンネルがなければ、この処理を終了する。
なお、ステップS31での警告値の登録は、ステータス監視処理の度に最初に実行するものとしたが、ステータス監視処理とは別に初期的に実行しておいてもよい。
ここで、通信ネットワーク経由で共聴システムのステータス情報の収集および異常の監視を行う方法について説明する。
この例では、1以上の共聴システムについて、定期的にその検査内容としてのステータス情報をスケジューラに従ってホストサーバに伝送する。そのためには、SNMP(simple network management protocol)を利用することができる。SNMPとは、ネットワークを管理するためのプロトコルである。ホストサーバにSNMPマネージャというソフトウェアを搭載するとともに、共聴システムのRF監視装置20にSNMPエージェントというソフトウェアを搭載する。SNMPマネージャとSNMPエージェントとの間でSNMPプロトコルに則って、SNMPマネージャが各SNMPエージェントからステータス情報を収集することができる。この動作は、SNMPマネージャが定期的にエージェントから管理情報を読み出すポーリングという動作によって行える。これにより、SNMPマネージャにおいて自動的に各共聴システムのステータス情報を取得し、記憶しておくことができる。
また、SNMPエージェントから異常データをSNMPマネージャへ通知することができる。この動作は、逆にSNMPエージェントからSNMPマネージャに情報を通知するトラップという動作によって行える。これにより、いずれかの共聴システムで異常が発生したときに、直ちにホストサーバ側へその異常の発生および異常の内容を通知することができる。
図7に、複数のRF監視装置20と1台のホストサーバとの間の情報のやりとりの例を表したシーケンス図を示す。
ホストサーバは、各RF監視装置に対して順次、ポーリングを行う(S71〜S76)。各RF監視装置20は、各々、定期的に監視対象項目の計測を行う(S51,S53,S55,…,S61,S63,S65,…)。各RF監視装置20は、ホストサーバからのポーリングに応答して、直前の計測により得られた監視対象項目の値をステータス情報として、ホストサーバへ返送する(S52,S54,S57,…,S62,S64,S66,…)。RF監視装置20は、いずれかの計測によりいずれかの監視対象項目について異常が発見されたとき、当該監視対象項目について警告設定出力を発生する(S56)。また、これに伴って、ホストサーバへ返送するステータス情報に、当該監視対象項目について異常が発生した旨の異常報告を含める。
本実施の形態によれば、監視対象項目については、ネットワーク経由で情報を取り込むことができるので、自主放送システム100自体に問題があれば、どこが問題か簡単に把握することができる。特に、信号の監視をネットワーク経由で、自動監視できるので、現場に立ち会わなくても済むことで、非常に便利である。また、共聴システム全体の信号品質を把握できるので、レベルメータやスペクトラムアナライザ、高価な地上デジタル解析装置を現場に持参することなく、現場で調整を行うことができる。特に各チャンネルのレベル調整が初期設置のときに必要となるが、本装置を使うことで簡単に検査することができる。
一般に、テレビ受信機の障害は大きく二つに分類される。その一つは、放送電波が微弱で信号品質が悪い場合に生じる受信障害である。すなわり、信号品質が悪い場合に受信障害が起こる。そのような受信障害の判断の指標に使われるのが、C/NとBER等である。例えば、C/Nは20dB以上、BERは10のマイナス4乗以下が理想になる。もう一つの障害は、自主放送を流したときに、テレビリモコンキーの設定や事業者識別などとして既存チャンネルと同じものを設定してしまった場合などに起こり得る。仮に既存のチャンネルと同じリモコンキーとサービス番号を自主放送に指定してしまうと、当該チャンネルが映らないといった障害が生じる。同じネットワークIDの複数のストリームがあると、テレビ受信機は片方のみを登録して、もう片方を無視するからである。このような障害は、自主放送のTSを解析する(例えばストリームの定義が間違っていないかを解析する)ことにより検査することが可能である。本実施の形態では、混合器32の出力を受けるRF監視装置20内にチューナを設けることにより、館内自主放送装置10が生成しているストリーム(TS)、およびそれ以外の一般放送のストリーム(TS)もRF監視装置20において不揮発性メモリ28やRAM29等の記憶装置に記録することができる。記録したストリームを通信ネットワーク経由でホストサーバへ送信すれば、遠隔地での解析に使用することができる。複数の自主放送システム100についてホストサーバにおいて遠隔監視をすることで、ホストサーバから全ての自主放送システム100の状態を知ることができる。単にOFDM変調装置だけでなく、その建物の受信状態をチェックし、チェック結果を通報することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、上記で言及した以外にも種々の変形、変更を行うことが可能である。
例えば、ホストサーバでのステータス情報の収集は、ホストサーバから各RF監視装置のポーリングにより行う例を示したが、必ずしもポーリングに限るものではない。
RF監視装置とホストサーバとの間で、SNMPプロトコルに則って情報のやりとりを行う例を示したが、同プロトコルに限るものではない。
RF監視装置は、ホストサーバからの要求に応じてステータス情報を送信するものとしたが、RF監視装置が自主的にステータス情報をホストサーバへ送信するようにしてもよい。
10…館内自主放送装置
11…映像・音声エンコーダ
12…PSI生成部
13…マルチプレクサ
14…DAC回路
15…クロック信号調整部
16…OFDM変調装置
17…レベル調整部
20…RF監視装置
21…地上デジタル放送チューナ
22…復調器
22a…計測部
23…ADC回路
24…衛星デジタル放送チューナ
25…復調器
25a…計測部
26…ADC回路
27…制御部
28…不揮発性メモリ
29…RAM
32…混合器
32a…地上デジタル放送用アンテナ
32b…衛星デジタル放送用アンテナ
40a-40e…テレビ受信機
50…通信ネットワーク
60…ホストサーバ
62…記憶部
64…入力部
66…表示部
100…自主放送システム
200…テレビ共聴システム

Claims (8)

  1. 自主放送対象の映像信号および音声信号の入力を受けて、所定のクロック信号に基づいてRF信号を生成するRF信号生成部と、
    周波数設定信号に基づいて前記RF信号生成部で用いるクロック信号の周波数を調整するクロック信号調整部と、
    前記RF信号生成部により生成されたRF信号について、その監視対象項目として少なくともMERを計測する計測手段と、
    前記クロック信号の周波数の初期値を用いて前記RF信号生成部で生成されたRF信号について前記計測手段により計測されたMERの計測値が所定値以下である場合、前記周波数設定信号により前記クロック信号の周波数を所定の範囲内で変化させて前記計測手段により計測されたMERのピーク値に対応する前記周波数設定信号の値を求め、自主放送の送出時に前記求められた周波数設定信号の値を設定する制御手段と
    を備えた自主放送システム。
  2. 前記RF信号生成部は、前記周波数設定信号としてのデジタルデータを受けて対応するアナログ電圧を生成し、前記クロック信号調整部へ出力するデジタルアナログ変換器を含む請求項1に記載の自主放送システム。
  3. 各監視対象項目について警告を発する基準値となる警告値を登録する手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記計測手段により得られた各監視対象項目の計測値を前記警告値と比較し、前記計測値が前記警告値より劣化したとき、警告信号を発生し、および/または通信ネットワーク経由でホストサーバ側へその異常の発生および異常の内容を通知する
    請求項1または2に記載の自主放送システム。
  4. デジタル放送の受信アンテナから受信されたRF信号を前記RF信号生成部から生成されたRF信号と混合する混合器をさらに備え、
    前記計測手段は、前記混合器の出力を受ける放送チューナおよびこの放送チューナで選局された信号を復調する復調器とを有し、
    前記計測手段は、定期的に予め定められた監視対象項目を計測し、前記制御手段は当該計測結果を通信ネットワーク経由でホストサーバへ送信する請求項1〜3のいずれかに記載の自主放送システム。
  5. 前記監視対象項目は、特定のチャンネルの信号レベル、MER、C/N、BERの少なくとも1つである請求項1〜4のいずれかに記載の自主放送システム。
  6. 前記RF監視装置は、前記RF信号を受けて他のRF信号と混合する混合器の出力を受ける放送チューナと、この放送チューナの出力を復調する復調器を備える請求項1〜3のいずれかに記載の自主放送システム。
  7. 前記制御手段は、ホストサーバからの要求に応じてステータス情報を送信する、または、自主的にステータス情報をホストサーバへ送信する請求項1〜6のいずれかに記載の自主放送システム。
  8. 自主放送対象の映像信号および音声信号の入力を受けて、所定のクロック信号に基づいてRF信号を生成するRF信号生成部に接続されるRF監視装置であって、
    前記RF信号生成部により生成されたRF信号について、その監視対象項目として少なくともMERを計測する計測手段と、
    前記クロック信号の周波数の初期値を用いて前記RF信号生成部で生成されたRF信号について前記計測手段により計測されたMERの計測値が所定値以下である場合、前記周波数設定信号により前記クロック信号の周波数を所定の範囲内で変化させて前記計測手段により計測されたMERのピーク値に対応する前記周波数設定信号の値を求め、自主放送の送出時に、前記RF信号生成部に対して、前記求められた周波数設定信号の値を設定する制御手段と
    を備えたRF監視装置。
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