JP2014048749A - 文字入力装置、文字入力装置の制御方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

文字入力装置、文字入力装置の制御方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】表示面に対する入力操作を受け付ける入力受付部を備えた文字入力装置において、入力体に応じたソフトウェアキーボードを表示し、利便性の高い文字入力を実現する。
【解決手段】文字入力装置100は、タッチ位置を検出するタッチ位置検出部111と、タッチ位置での静電容量を測定する静電容量測定部113と、測定された静電容量値に応じて表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズを変更する画面表示制御部122とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルを備えた文字入力装置に関する。また、そのような文字入力装置の制御方法に関する。
近年、タッチパネルを備えた電子機器が幅広く普及しており、産業的な様々な分野において利用されている。例えば、タッチパネルを備えたタブレットPC(Personal Computer)は、デスクトップ型PCとは異なり、PC全体の制御装置である制御部と、画像出力装置である画像表示部と、外部入力装置であるタッチ入力部とが一体的に備えられている。上記のように一体的に備えられていることにより、タブレットPCは外部入力装置などの外部機器に接続する必要がなく、持ち運びに便利という利点を有している。タブレットPCへの入力操作の代表例として、専用のペン型のデバイスを用いる方式や、指または手によるタッチを用いる方式がある。また、タッチパネルへのタッチを検出する手段の代表例としては、抵抗膜方式、静電容量方式、及び電磁誘導方式などがある。これらのタッチパネルにおいて、ユーザの使い勝手を向上するための様々な技術が開示されている。以下では、上記専用のペン型のデバイスのことを単にペンと呼称することもある。
例えば、特許文献1には、ペンを持つ手による誤入力を防止するため、タッチパネルへのタッチ入力の際に発生する電流の向きを検出することで、ペン入力か、手によるタッチ入力かを判断し、入力無効領域を設定する技術が開示されている。
また、特許文献2には、二重検出による誤動作を防止するため、ペン入力か、手によるタッチ入力かを、タッチ領域の面積を比較することで判断し、大面積のタッチ領域を無効として判定する技術が開示されている。
また、特許文献3には、タッチパネルのタッチ位置及び該タッチ位置における押し圧を検出することによってペン入力か手によるタッチ入力かを判別する技術が開示されている。
これらのタッチパネルを備えたタブレットPCやスマートフォンにおいて、アプリケーションプログラムを使用する際、例えば、Webページの閲覧のためのURL(Uniform Resource Locator)入力や、検索窓への検索文字(文字列)入力、サービスを利用するための個人情報の入力など、様々な場面において、ユーザが文字入力を行う必要がある。
タブレットPCへユーザが文字入力を行う際、通常は文字入力補助ソフトウェアであるIME(Input Method Editor)が、画面表示領域に表示されている画面の下部に、文字入力に必要な入力キー群を表示する。上記入力キー群は、通常時は表示されていないが、ユーザが文字入力領域(検索窓など)をタッチし、文字入力の必要が生じた際に表示される。上記入力キー群は、複数の文字入力キーや、文字の種別変更キー、カーソルキーを備えたソフトウェアキーボードであり、ユーザは上記IMEによって表示された上記入力キー群をタッチすることにより文字入力を行う。なお、以下では上記入力キー群をソフトウェアキーボードと呼称することもある。
特開平9−44293号公報(1997年2月14日公開) 特開2006−39686号公報(2006年2月9日公開) 特開平9−199416号公報(1992年7月20日公開)
上述のようなタブレットPCやスマートフォンなどの文字入力の際には、タッチパネルへの入力体(例えば、ユーザの指やペン)の種類に関わらず、同じ表示サイズのソフトウェアキーボードが表示される。より具体的に言えば、従来の技術では、タッチパネルへの入力体がペンなのか人間の指なのかに関わらず同じ表示サイズのソフトウェアキーボードが表示される。このため、従来の技術は、入力操作におけるユーザの利便性に改善の余地があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、文字入力を行う際のユーザの利便性を向上させた文字入力装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る文字入力装置は、表示面に対する入力操作を受け付ける入力受付部と、上記入力受付部への入力操作の際に発生する静電容量を測定する静電容量測定手段と、上記静電容量測定手段によって測定された静電容量に基づいて、表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズを変更する表示制御手段と、を備えていることを特徴としている。
上記のように構成された文字入力装置によれば、入力受付部への入力体を判別し、入力体に応じた表示サイズのソフトウェアキーボードを表示することができる。
したがって、上記のように構成された文字入力装置によれば、文字入力を行う際のユーザの利便性を向上させることができる。
また、上記文字入力装置において、上記入力受付部への入力操作位置を検出する入力操作位置検出手段と、上記入力操作位置検出手段によって検出された入力操作位置が文字入力領域であるかを判定する入力操作位置判定手段と、をさらに備えていることが好ましい。
上記の構成によれば、上記表示面は、上記入力操作位置判定手段によって上記入力操作位置が文字入力領域であると判定された場合のみ、ソフトウェアキーボードを表示することができる。
また、上記文字入力装置において、上記表示制御手段は、上記静電容量の値が予め設定された閾値より小さい場合には、上記表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズをより小さくし、上記静電容量の値が予め設定された閾値より大きい場合には、上記表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズをより大きくする、ことが好ましい。
ペン型の入力デバイスにより誘起される静電容量の値は、通常、指による入力の際に誘起される静電容量の値よりも小さい。また、ペン型の入力デバイスは、指に比べて先端が細いため、表示サイズのより小さいソフトウェアキーボードを用いても、文字等の入力が可能である。また、表示サイズのより小さいソフトウェアキーボードを用いることにより指先の移動量を低減させることができる。
したがって、上記の構成によれば、ペン型の入力デバイスを用いたときに、入力ミスを招来することなく、ユーザが疲労感を感じづらい文字入力装置を実現することができる。
また、上記文字入力装置において、上記表示制御手段は、上記表示面が表示するソフトウェアキーボードの表示位置を変更する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記表示面は、ソフトウェアキーボードの表示位置を好適に変更することができる。
また、本発明に係る文字入力装置の制御方法は、表示面に対する入力操作を受け付ける入力受付部を備えた文字入力装置の制御方法であって、上記入力受付部への入力操作の際に発生する静電容量を測定する静電容量測定工程と、上記静電容量測定工程にて測定された静電容量に基づいて、表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズを変更する表示制御工程と、を含んでいることを特徴としている。
上記の制御方法によれば、上記の文字入力装置と同様の効果を奏する。
また、本発明に係る文字入力装置が備えているコンピュータを動作させるためのプログラムであって、当該コンピュータを上記文字入力装置が備えている各手段として機能させるためのプログラム、および、それらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体についても本発明の範疇に含まれる。
本発明に係る文字入力装置は、表示面に対する入力操作を受け付ける入力受付部と、上記入力受付部への入力操作の際に発生する静電容量を測定する静電容量測定手段と、上記静電容量測定手段によって測定された静電容量に基づいて、表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズを変更する表示制御手段と、を備えている。
上記のように構成された本発明に係る文字入力装置によれば、入力体に応じたソフトウェアキーボードを表示することができ、文字入力を素早く行うことができる。
本発明の実施形態に係る文字入力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る文字入力装置のタッチ操作時の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る文字入力装置に表示される実際の画像を示す図である。 本発明の実施形態に係る文字入力装置において、ユーザのタッチ入力を検出してソフトウェアキーボードを表示する手順を説明するためのフローチャートである。
以下では、図1から4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る文字入力装置及び文字入力装置の制御方法について説明する。
(文字入力装置について)
図1は本実施形態に係る文字入力装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、文字入力装置100は、タッチ式入力パネル(タッチパネル)としての操作部(入力受付部とも呼ぶ)110、制御部120、及び表示部(表示面とも呼ぶ)130を備えている。操作部110は、タッチ位置検出部(入力操作位置検出手段とも呼ぶ)111、タッチ位置判定部(入力操作位置判定手段とも呼ぶ)112、静電容量測定部(静電容量測定手段とも呼ぶ)113、及び文字入力部114を備えており、制御部120は、入力体判別部121、画面表示制御部(表示制御手段とも呼ぶ)122、及び文字表示制御部123を備えている。上記文字入力装置100は、基本となるOS(Operating System)をはじめとした複数のアプリケーションプログラムが格納された、図示しないメモリを備えており、ユーザの用途・目的に応じて適宜、アプリケーションプログラムを実行することができる。
(操作部110の各部について)
タッチ位置検出部111は、タッチパネルがタッチされたことを検知すると、タッチパネル上における、タッチ位置を検出する。上記タッチ位置検出部111は、上記タッチ位置を示すタッチ位置データを、タッチ位置判定部112及び静電容量測定部113へ供給する。上記タッチ位置データは、上記タッチパネルの中心または、四隅のうち何れか一点を原点として互いに直交するx軸及びy軸を定義し、xy平面上の座標データの形式としてもよい。
タッチ位置判定部112は、上記タッチ位置検出部111から上記タッチ位置データを取得すると、取得したタッチ位置情報に基づいて、上記タッチ位置が文字入力領域であるか否かを判定する。上記文字入力領域は、例えばWebページにおける検索窓など、使用するアプリケーションプログラムによって予め定められている入力場所である。上記文字入力領域の画面表示領域における位置を示す、文字入力領域位置データは、上記タッチ位置データと同様のデータ形式であり、図示しないメモリに格納されている複数のアプリケーションプログラムからタッチ位置判定部112へ供給される。タッチ位置判定部112は、上記手順により取得した上記文字入力領域位置データと、上記タッチ位置データとに基づいて、該タッチ位置が文字入力領域であるか否かを判定する。上記タッチ位置が文字入力領域であると判定された場合、上記タッチ位置判定部112は、ソフトウェアキーボードの表示を開始するための表示開始信号を画面表示制御部122へ送信する。
静電容量測定部113は、上記タッチ位置検出部111が検出したタッチにより発生した静電容量値を測定する。静電容量測定部113は、当該検出したタッチのタッチ位置データと、測定した静電容量値とを示す静電容量値データを生成し、生成した静電容量値データを、制御部120の入力体判別部121へ供給する。
(制御部120の各部について)
入力体判別部121は、静電容量測定部113から取得した静電容量値データに基づいて、上記タッチ位置検出部111への入力体が第1の入力体及び第2の入力体のうち何れであるかを判別する。ここで、本実施形態における上記第1の入力体の一例として「人間の指」を挙げることができる。一方で、上記第2の入力体の一例として「ペン型のデバイス」を挙げることができる。上記入力体判別部121は、上記手順により判別された入力体を示す入力体データを画面表示制御部122へ供給する。なお、上述した入力体の判別方法は、予め設定された静電容量値と等しいか、または該予め設定された静電容量値の誤差範囲内(例えば、プラスマイナス5%以内などに設定)であるかを判別する方法としてもよいし、閾値を予め設定し、静電容量値が閾値を越えたか否かによって判別する方法としてもよい。通常、指によるタッチにより誘起される静電容量値は、ペン型のデバイスによるタッチにより誘起される静電容量値とは有意に大きいため、適切な閾値を設定することにより、ペンであるか指であるかの判別をすることができる。なお、誘起される静電容量値が、指によるタッチより有意に大きいペンを用いて、入力体を判別する構成としてもよい。また、上記入力体データは、第1の入力体及び第2の入力体のそれぞれに対応して、予め設定した数字(例えば0または1)データとしてもよいし、例えば「ペン入力」または「手入力」などのような文字列データとしてもよい。
画面表示制御部122は、上記タッチ位置判定部112から上記表示開始信号を受信すると、上記入力体判別部121から取得した上記入力体データに基づいて、ソフトウェアキーボードを表示するための画面表示信号を表示部130へ送信する。ここで、上記表示部130が表示するソフトウェアキーボードは、複数種類用意されている。画面表示制御部122は、上記入力体データに応じて、何れのソフトウェアキーボードを表示するかを選択する。上記画面表示信号は、選択されたソフトウェアキーボードを表示部130に表示させるためのトリガー信号である。上記画面表示制御部122には、文字入力補助ソフトウェア(例えばIME(Input Method Editor))のアプリケーションプログラムが格納されている。上記ソフトウェアキーボードは、上記IMEによって予め定められたキーボードであり、複数の文字入力キー、文字の種別変更キー、及びカーソルキーなど、文字入力に必要な入力キー群を備えたキーボードである。上記ソフトウェアキーボードの入力キー群の配列は、文字入力補助ソフトウェアであるIMEにより予め定められた配列としてもよいし、ユーザにより自由にキー群の配列を設定できる構成としてもよい。
(表示部130について)
表示部130は、上記画面表示制御部122から受信した上記画面表示信号に基づいて、画面表示領域にソフトウェアキーボードを表示する。この際表示されるソフトウェアキーボードは、上記入力体判別部121によって判別された入力体に応じた表示サイズを有しており、入力体に応じた表示位置に表示されるソフトウェアキーボードである。なお、この際表示されるソフトウェアキーボードの、表示サイズ及び表示位置は、予め定められた表示サイズ及び表示位置としてもよいし、ユーザにより自由に表示サイズ及び表示位置を設定できる構成としてもよい。
(ソフトウェアキーボードの動作について)
上記ソフトウェアキーボードが表示されている状態で、タッチ位置検出部111が上記ソフトウェアキーボード上の入力キー群の何れかがタッチされたことを検出すると、上記タッチ位置を示すタッチ位置データを、文字入力部114へ供給する。上記文字入力部114は、上記タッチ位置検出部111から取得した上記タッチ位置データに基づいて、上記ソフトウェアキーボードの入力キー群のうち何れのキーがタッチされたかを検出する。上記文字入力部114は、タッチされたキーを示すキータッチデータを文字表示制御部123へ供給する。上記文字表示制御部123は、上記文字入力部114から取得したキータッチデータに基づいて、タッチされたキーに応じた画面表示を行うための文字表示信号を表示部130へ送信する。表示部130は、表示領域の文字入力領域における現在の入力位置を示すカーソルの次の位置に、上記文字表示信号に対応した文字を表示する。より具体的には、上記タッチされたキーが、例えばひらがなの「あ」〜「ん」のうち何れかに対応するキーであれば、文字表示制御部123は、上記「あ」〜「ん」のうち何れかに対応する文字表示信号を表示部130へ送信し、文字表示信号を受信した表示部130は上記「あ」〜「ん」のうち何れかに対応する文字を表示する。また、上記タッチされたキーが、文字種別を変更するキーであれば、表示部130はソフトウェアキーボードの文字種別を、例えば「ひらがな」表示から「カタカナ」表示または「アルファベット」表示に変更する。
上記手順を繰り返し、所定の文字または文字列の入力が確定した後、タッチ位置検出部111が上記ソフトウェアキーボード上の「確定キー」またはそれに準ずる所定のキーへのタッチを検出すると、タッチ位置判定部112は、文字入力の終了を示す、入力終了信号を画面表示制御部122へ送信する。上記タッチ位置判定部112から上記入力終了信号を受信した上記画面表示制御部122は、表示部130へソフトウェアキーボードの表示を終了する表示終了信号を送信する。上記画面表示制御部122から上記表示終了信号を受信した上記表示部130は、画面表示領域に表示されているソフトウェアキーボードの表示を終了する。なお、文字入力終了のトリガーは、上記のようにソフトウェアキーボードの所定のキーをタッチすることをトリガーとしてもよいし、実行されているアプリケーションプログラムに応じて表示部130が画面表示領域に表示している「実行キー」またはそれに準ずる所定のキーをタッチすることをトリガーとしてもよい。また、タッチ位置検出部111が、画面表示領域に表示されている文字入力領域及びソフトウェアキーボード以外の場所へのタッチを検出することを、文字入力終了のトリガーとしてもよい。
上述したタッチ位置検出部111がタッチパネルへのタッチを検出し、表示部130がソフトウェアキーボードを表示するまでの手順は、タッチ位置検出部111がタッチパネルへのタッチを検出する度に行うため、操作の途中でユーザが入力体を切り替えた場合も、入力体判別部121は入力体を判別し、表示部130は判別された入力体に応じてソフトウェアキーボードを表示することができる。
(タッチ操作時の動作について)
図2は上述したソフトウェアキーボードの表示手順について説明するための、タッチ操作時の表示部130の動作を示す図である。図2に示すように、文字入力装置100の表示部130は、使用するアプリケーションプログラムに応じた画面を画面表示領域131に表示する。図2(a)は、例えばWebページの検索窓のような文字入力領域132を有する画面を表示する場合の一例である。図2(a)に示すように、表示画面が文字入力領域132を有している場合においても、文字入力領域132へのタッチが検出されなければ、画面表示領域131にはソフトウェアキーボードは表示されない。図2(b)は、上記文字入力領域132を、指でタッチした際の表示部130の動作を示している。図2(b)に示すように、上記入力体判別部によって入力体が指であると判別されると、表示部130は、画面表示領域131の下部にソフトウェアキーボード133を表示する。図2(c)は、上記文字入力領域132を、ペンでタッチした際の表示部130の動作を示している。図2(c)に示すように、上記入力体判別部によって入力体がペンであると判別されると、表示部130は、画面表示領域131の文字入力領域132の近傍に図2(b)に示したソフトウェアキーボード133よりも小さいソフトウェアキーボード133’を表示する。図2(b)及び図2(c)において、文字入力が完了した場合、または文字入力領域以外の画面表示領域131をタッチした場合は、表示部130はソフトウェアキーボードの表示を終了し、画面表示領域131は図2(a)に示す状態に戻る。
(タッチ操作時の表示画面について)
図3は実際に表示される画面の表示例を示す画像である。
図3(a)に示すように、画面表示領域131に表示された文字入力領域132を指でタッチすると、画面表示領域131の下部に、ソフトウェアキーボード133が表示される。
図3(b)に示すように、画面表示領域131に表示された文字入力領域132をペンでタッチすると、画面表示領域131の文字入力領域132の近傍に、上記ソフトウェアキーボード133よりも小さいソフトウェアキーボード133’が表示される。図3(b)に示すように、画面表示制御部122が表示する上記ソフトウェアキーボード133’の入力キー群の配列は、図3(a)に示したソフトウェアキーボード133の入力キー群の配列と同じ配列であるが、入力キー群の各々の表示サイズを小さくしたものである。
また、図3(c)に示すように、文字入力領域132をペンでタッチすると、画面表示領域131の文字入力領域132の近傍に、上記ソフトウェアキーボード133よりも小さいソフトウェアキーボード133”が表示される。図3(c)に示すように、画面表示制御部122が表示する上記ソフトウェアキーボード133”の入力キー群の配列は、図3(a)に示したソフトウェアキーボード133の入力キー群の配列と異なる配列であり、なおかつ入力キー群の各々の表示サイズを小さくしたものである。
(本実施形態の効果)
本実施形態では、入力体判別部121が判別した入力体の種類に応じた表示サイズで、表示部130がソフトウェアキーボードを表示することにより、ペン入力時の手の移動量を減らすことができる。また、例えばパスワード入力の際などにおいて、ソフトウェアキーボードを小さく表示することにより、文字入力の状況を手で隠すことができ、入力情報を秘匿しやすくすることができる。さらに、ソフトウェアキーボードを文字入力領域の近傍に表示することにより、入力時の文字入力領域とソフトウェアキーボードとの往復操作の移動量を減らすことができる。
(ソフトウェアキーボードを表示するまでの手順)
図4は本発明の第1の実施形態に係る文字入力装置において、ユーザのタッチ入力を検知してソフトウェアキーボードを表示する手順を説明するためのフローチャートである。
(ステップS1)
まず、タッチ位置検出部111は、タッチパネルがタッチされたことを検知すると、タッチパネル上における、タッチ位置を検出する。上記タッチ位置検出部111は、上記タッチ位置を示すタッチ位置データを、タッチ位置判定部112及び静電容量測定部113へ供給する。
(ステップS2)
タッチ位置判定部112は、上記タッチ位置検出部111から上記タッチ位置データを取得すると、取得したタッチ位置情報に基づいて、上記タッチ位置が文字入力領域であるか否かを判定する。上記タッチ位置が文字入力領域であると判定された場合、上記タッチ位置判定部112は、画面表示制御部122へ、ソフトウェアキーボードの表示を開始するための表示開始信号を送信する。
(ステップS3)
続いて、静電容量測定部113は、上記タッチ位置検出部111から取得した上記タッチ位置データに基づいて、タッチ時に発生した静電容量を測定する。静電容量測定部113は、上記タッチ位置データと、測定した静電容量値とを関連付けた、静電容量値データを、制御部120の入力体判別部121へ供給する。
(ステップS4)
続いて、入力体判別部121は、受信した静電容量値データに基づいて、上記タッチ位置検出部111への入力体が、第1の入力体及び第2の入力体のうち何れであるかを判別する。上記入力体判別部121は、上記手順により判別された入力体を示す、入力体データを画面表示制御部122へ供給する。
(ステップS5)
続いて、上記ステップS4において、入力体がペンであると判別された場合、画面表示制御部122は、上記タッチ位置判定部112から受信した上記表示開始信号と、上記入力体判別部121から取得した上記入力体データとに基づいて、ペン用のソフトウェアキーボードを表示するための画面表示信号を表示部130へ送信する。表示部130は、上記画面表示制御部122から受信した画面表示信号に基づいて、画面表示領域にペン用のソフトウェアキーボードを表示する。
(ステップS6)
また、上記ステップS4において、入力体が指であると判別された場合、画面表示制御部122は、上記タッチ位置判定部112から受信した上記表示開始信号と、上記入力体判別部121から取得した上記入力体データとに基づいて、指用(通常)のソフトウェアキーボードを表示するための画面表示信号を表示部130へ送信する。表示部130は、上記画面表示制御部122から受信した画面表示信号に基づいて、画面表示領域に指用のソフトウェアキーボードを表示する。
(ステップS7)
続いて、タッチ位置検出部111は、上記ステップS5またはステップS6において表示された、各々のソフトウェアキーボード上の入力キー群へのタッチを検出すると、上記タッチ位置を示すタッチ位置データを、文字入力部114へ供給する。上記文字入力部114は、上記タッチ位置検出部111から取得した上記タッチ位置データに基づいて、上記ソフトウェアキーボードの入力キー群のうち何れのキーがタッチされたかを検出する。上記文字入力部114は、タッチされたキーを示すキータッチデータを文字表示制御部123へ供給する。上記文字表示制御部123は、上記文字入力部114から取得したキータッチデータに基づいて、タッチされたキーに応じた画面表示を行うための文字表示信号を表示部130へ送信する。表示部130は、表示領域の文字入力領域における現在の入力位置を示すカーソルの次の位置に、上記文字表示信号に対応した文字を表示する。上記手順により文字入力が完了した場合、または文字入力領域以外の画面表示領域131をタッチした場合、表示部130はソフトウェアキーボードの表示を終了する。
(付記事項1)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
(付記事項2)
本実施形態では、第1及び第2の入力体としてペン及び人間の指の場合において説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、タッチ時に発生する静電容量値が有意に異なる3種類以上の複数の入力体を判別する構成としてもよい。より具体的には、入力体判別部121における入力体の判別において、例えば、予め複数の静電容量値の閾値を設定することにより、複数の入力体を判別する構成としてもよい。
(ソフトウェアによる実現例)
最後に、文字入力装置100の各ブロック、特に制御部120は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、文字入力装置100は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである文字入力装置100の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記文字入力装置100に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、文字入力装置100を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、少なくとも2種類以上の入力体によるタッチ入力が可能なタッチパネルを備えた文字入力装置に利用することができる。
100 文字入力装置
110 操作部(タッチ式入力パネル、入力受付部)
111 タッチ位置検出部(入力操作位置検出手段)
112 タッチ位置判定部(入力操作位置判定手段)
113 静電容量測定部(静電容量測定手段)
114 文字入力部
120 制御部
121 入力体判別部
122 画面表示制御部(表示制御手段)
123 文字表示制御部
130 表示部(表示面)
131 画面表示領域
132 文字入力領域(検索窓)
133 ソフトウェアキーボード

Claims (8)

  1. 表示面に対する入力操作を受け付ける入力受付部と、
    上記入力受付部への入力操作の際に発生する静電容量を測定する静電容量測定手段と、
    上記静電容量測定手段によって測定された静電容量に基づいて、表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズを変更する表示制御手段と、
    を備えていることを特徴とする文字入力装置。
  2. 上記入力受付部への入力操作位置を検出する入力操作位置検出手段と、
    上記入力操作位置検出手段によって検出された入力操作位置が文字入力領域に含まれているか否かを判定する入力操作位置判定手段と、を備え、
    上記表示制御手段は、上記入力操作位置が文字入力領域に含まれている場合に、ソフトウェアキーボードの表示を開始すること特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 上記表示制御手段は、
    上記静電容量の値が予め設定された閾値より小さい場合には、上記表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズをより小さくし、
    上記静電容量の値が予め設定された閾値より大きい場合には、上記表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズをより大きくする、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の文字入力装置。
  4. 上記表示制御手段は、上記表示面が表示するソフトウェアキーボードの表示位置を、上記静電容量測定手段によって測定された静電容量に基づいて変更する、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の文字入力装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の文字入力装置を備えている、
    ことを特徴とする携帯型情報端末装置。
  6. 表示面に対する入力操作を受け付ける入力受付部を備えた文字入力装置の制御方法であって、
    上記入力受付部への入力操作の際に発生する静電容量を測定する静電容量測定工程と、
    上記静電容量測定工程にて測定された静電容量に基づいて、表示面に表示するソフトウェアキーボードの表示サイズを変更する表示制御工程と、
    を含んでいることを特徴とする制御方法。
  7. 請求項1から4の何れか1項に記載の文字入力装置が備えている各手段としてコンピュータを動作させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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