JP2014045446A - グループ通話確立サーバおよびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】所望のグループに共通のキーワードを設定し、キーワードが同一であるか否かを判断して携帯端末同士の関連付けを行うことにより、関連付けの時刻や場所に関わらず、グループの構成員の携帯端末間のグループ通話を確立するグループ通話確立サーバを提供する。
【解決手段】複数の通信端末と無線通信を行い、複数の前記通信端末から送信された前記音声データを前記音声データ照合部に照合させ、少なくとも2つの前記通信端末から送信された前記音声データが一致した場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付け、少なくとも一の前記通信端末から前記グループIDを有する通信要求指令を受信したとき、前記グループIDによって関連付けられた前記通信端末間のグループ通話を前記グループ通話確立部に確立させるグループ通話確立サーバ。
【選択図】図3

Description

この発明は、グループ通話確立サーバおよびシステムに関する。
従来、屋外でのオリエンテーションやハイキングなどの参加者(構成員)から構成されるグループ内で通話する際、構成員の携帯電話等の携帯端末同士を交換器(サーバ)につないで関連付けを行うことにより、双方向通信を実現するグループ通話の技術が知られている。
このようなグループ通話確立の技術として、例えば、近接して配置された第1および第2の端末において同一の基準音声情報を入力し、それぞれの端末からマッチングサーバにこの基準音声情報を送信し、マッチングサーバでは、各基準音声情報を比較して同一の音声特性である場合には、各端末を同一のIDの元に関連付けてデータベース登録する音声入力による端末の関係付方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
このように音声特性を基準に端末同士を関連付けることによって、複雑な初期設定を行うことなく、端末同士がサーバにおいて関連付けられ、その後の特定の端末間の通信が容易となる。
特開2002−176496号公報
同一の音声情報で関連付けられた携帯端末をサーバ上で判断し、マッチングを行う従来のグループ通話確立技術は、当該グループを構成する構成員の携帯端末を互いに近くに並べて音声取得待機状態にした上で、一の構成員が当該携帯端末に向けて発声する必要がある。しかしながら、例えば、その後の離散行動時において通話グループの変更が必要になった場合、構成員が同一の場所に集まって、新たな通話グループの構成員の携帯端末を並べて音声取得待機状態にした上で再度関連付けを行う必要があった。
この発明は、このような事情に鑑み、グループの構成員が離散行動時にあっても、音声入力による関連付けによって、当該グループの構成員の携帯端末間のグループ通話の確立を実現するグループ通話確立サーバおよびシステムを提供することにある。
この発明は、複数の通信端末と無線通信を行い、前記通信端末から送信された音声データを受信する通信部と、前記音声データを照合する音声データ照合部と、少なくとも2つの前記通信端末に共通のグループIDを発行するグループID発行部と、前記通信端末間の双方向の通話を可能にするグループ通話を確立するグループ通話確立部と、前記通信部、前記音声データ照合部、前記グループID発行部および前記グループ通話確立部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された前記音声データを前記音声データ照合部に照合させ、少なくとも2つの前記通信端末から送信された前記音声データが一致した場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付け、少なくとも一の前記通信端末から前記グループIDを有する通信要求指令を受信したとき、前記グループIDによって関連付けられた前記通信端末間のグループ通話を前記グループ通話確立部に確立させるグループ通話確立サーバを提供するものである。
また、この発明は、複数の通信端末と、前記通信端末と無線通信を行い、前記通信端末から送信された音声データを受信する通信部と、前記音声データを照合する音声データ照合部と、少なくとも2つの前記通信端末に共通のグループIDを発行するグループID発行部と、前記通信端末間の双方向の通話を可能にするグループ通話を確立するグループ通話確立部と、前記通信部、前記音声データ照合部、前記グループID発行部および前記グループ通話確立部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された前記音声データを前記音声データ照合部に照合させ、少なくとも2つの前記通信端末から送信された前記音声データが一致した場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付け、少なくとも一の前記通信端末から前記グループIDを有する通信要求指令を受信したとき、前記グループIDによって関連付けられた前記通信端末間のグループ通話を前記グループ通話確立部に確立させるグループ通話確立システムを提供するものである。
この発明によれば、所望のグループに共通のキーワードを設定し、当該キーワードが同一であるか否かを判断して携帯端末同士の関連付けを行うことにより、当該関連付けの時刻や場所に関わらず、当該グループの構成員の携帯端末間のグループ通話を確立するグループ通話確立サーバおよびシステムを実現できる。
この発明の第1実施形態に係るグループ通話確立システムの概略構成のブロック図である。 この発明の第1実施形態に係るグループ通話確立システムにおけるマッチングキーワード登録処理のフローチャートである。 この発明の第1実施形態に係るグループ通話確立システムにおけるマッチング処理のフローチャートである。
この発明は、複数の通信端末と無線通信を行い、前記通信端末から送信された音声データを受信する通信部と、前記音声データを照合する音声データ照合部と、少なくとも2つの前記通信端末に共通のグループIDを発行するグループID発行部と、前記通信端末間の双方向の通話を可能にするグループ通話を確立するグループ通話確立部と、前記通信部、前記音声データ照合部、前記グループID発行部および前記グループ通話確立部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された前記音声データを前記音声データ照合部に照合させ、少なくとも2つの前記通信端末から送信された前記音声データが一致した場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付け、少なくとも一の前記通信端末から前記グループIDを有する通信要求指令を受信したとき、前記グループIDによって関連付けられた前記通信端末間のグループ通話を前記グループ通話確立部に確立させるグループ通話確立サーバを提供するものである。
また、この発明は、複数の通信端末と、前記通信端末と無線通信を行い、前記通信端末から送信された音声データを受信する通信部と、前記音声データを照合する音声データ照合部と、少なくとも2つの前記通信端末に共通のグループIDを発行するグループID発行部と、前記通信端末間の双方向の通話を可能にするグループ通話を確立するグループ通話確立部と、前記通信部、前記音声データ照合部、前記グループID発行部および前記グループ通話確立部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された前記音声データを前記音声データ照合部に照合させ、少なくとも2つの前記通信端末から送信された前記音声データが一致した場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付け、少なくとも一の前記通信端末から前記グループIDを有する通信要求指令を受信したとき、前記グループIDによって関連付けられた前記通信端末間のグループ通話を前記グループ通話確立部に確立させるグループ通話確立システムを提供するものである。
「グループID」とは、少なくとも2つの携帯端末からなる携帯端末群に共通のIDであり、当該通信端末群を一意に特定するためのIDである。
「グループ通話の確立」とは、例えば、当該グループに属する携帯端末間に、通話データである音声データ(パケット)のコピーおよび転送を行うことにより、当該携帯端末間の通話を確立させることである。
この発明によるグループ通話確立サーバにおいて、少なくとも2つの前記通信端末からなるグループを一意に特定する前記音声データを保持する音声データ保持部をさらに備え、前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された前記音声データと前記音声データ保持部に保持された音声データとを前記音声データ照合部に照合させ、少なくとも2つの前記通信端末から送信された前記音声データが前記音声データ保持部に保持された音声データと一致した場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付けるものであってもよい。
このようにすれば、音声取得待機状態において、複数の携帯端末のうち所望の携帯端末同士のみを関連付けさせたい場合に、当該携帯端末に対して予め共通のマッチングキーワードを登録することにより、特定の携帯端末同士のみマッチングさせるグループ通話確立サーバを実現できる。
「音声データ」とは、グループ通話に参加する携帯端末を特定するために予め定められたキーワードである。
この発明によるグループ通話確立サーバにおいて、前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された音声データが一致せず、少なくとも2つの前記音声データが予め定められた時間内に送信された場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付けるものであってもよい。
このようにすれば、音声入力がなされたとき、その音声波形と受信時刻、送信場所を以てマッチングのトリガと簡易認証を行う第1ステップと、入力された音声を語句解析し、その語句を登録されたマッチングキーワードと比較することにより、第1ステップでマッチング対象となった携帯端末の中からさらに特定の携帯端末グループを選び出す第2ステップから成る2段階のグループ通話の確立を実現するグループ通話確立サーバを実現できる。これにより、マッチングキーワードを発音する場合は、当該マッチングキーワードによって互いに関連付けられた携帯端末が、マッチングキーワードを発音しない場合は、音声取得待機状態にある全ての携帯端末同士が互いに関連付けられてグループ通話が確立される。
〔第1実施形態〕
<携帯端末の構成>
以下、図1〜図3に基づき、この発明の第1実施形態に係る携帯端末1の構成を説明する。
図1は、この発明の第1実施形態に係る携帯端末1の概略構成のブロック図である。図2は、この発明の第1実施形態に係るグループ通話確立システム100におけるマッチングキーワード登録処理のフローチャートである。図3は、この発明の第1実施形態に係るグループ通話確立システム100におけるマッチング処理のフローチャートである。
図1に示すように、この発明の第1実施形態に係るグループ通話確立システム100は、携帯端末1,1a、ネットワーク2、ネットワーク2に接続する基地局21および通信サーバとして機能するサーバ3を備える。
なお、携帯端末1,1aは、2つのみに限定されず、任意の数の携帯端末を用いるものであってもよい。
この発明の携帯端末1は、端末制御部10、入力部11、音声入力部12、音声認識部13、端末通信部14、表示部15、端末タイマ16および端末メモリ17を備える。
携帯端末1aも携帯端末1と同様の構成を有する。
第1実施形態において、この発明の通信端末は、携帯端末1および1aに相当する。この発明の無線通信は、端末制御部10および端末通信部14と、ネットワーク2および基地局21と、制御部30および通信部31との協働によって実現される。
以下、図1に示すグループ通話確立システム100の各構成要素について説明する。
携帯端末1は、各種の情報を受信可能な通信機能を有する携帯用の通信端末であり、例えば、携帯電話、PHS、PDA、タブレット端末、ノートパソコン、携帯型ナビゲーション装置などの携帯型端末を利用することができる。
ネットワーク2は、基地局21と接続され、基地局21を介して携帯端末1とデータの送受信を媒介する。ネットワーク2としては、LAN、インターネットなどの広域ネットワーク(WAN)、専用の通信回線などいずれのネットワークを利用してもよい。
サーバ3は、ネットワーク2に接続され、ネットワーク2を介して携帯端末1とデータの送受信を行い、データの処理および管理を行う装置である。
端末制御部10は、携帯端末1の各構成要素の動作を制御する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマ等からなるマイクロコンピュータによって実現される。
CPUは、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各ハードウェアを有機的に動作させて、後述するようなこの発明の動作処理を実行する。
入力部11は、ユーザが携帯端末1への指令を入力する部分であり、携帯端末1の表面に、操作パネル、あるいは操作ボタンとして設けられる。
また、タッチパネル機能により、表示部15を介して入力を行うものであってもよい。
音声入力部12は、人の声あるいは音(以下、まとめて音声と呼ぶ)などのいわゆる音響データを入力する部分であり、マイクが利用される。
音声認識部13は、音声入力部12から入力された音声を認識する。音声認識部13は、入力された音声を、例えば、AD変換により所定のデジタルフォーマットに変換して入力音声データとして解析を行うことにより、当該音声データに含まれる単語または語句を特定する。
端末通信部14は、ネットワーク2の基地局21を介して、サーバ3と通信する部分である。すなわち、サーバ3に対して、種々の情報を送信する部分であり、また、サーバ3から動作要求等のデータを受信する部分である。
表示部15は、携帯端末1のユーザに対して各種情報の表示を行う。表示部15は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態など電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
端末タイマ16は、端末制御部10と協働して、音声入力部12から入力された音声の検知時間および音声検知待機時間を計測する。
端末メモリ17は、携帯端末1の各種機能を実現するために必要な情報や、プログラムを記憶する部分であり、RAMやROM等の半導体素子、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体が用いられる。
基地局21は無線通信機能を有し、ネットワーク2を通じて携帯端末1,1aとサーバ3との間を相互接続し、またデータの送受信を中継する装置である。
制御部30は、端末制御部10と同様の構成を有するため、説明を省略する。
通信部31は、ネットワーク2およびネットワーク2に接続された基地局21を介して、携帯端末1,1aと通信する部分である。すなわち、携帯端末1,1aに対して、種々の情報を送信する部分であり、また、携帯端末1,1aから動作要求等のデータを受信する部分である。
音声データ照合部32は、携帯端末1,1aから受信した音声データと、マッチングキーワード登録情報36aに記憶された多数の音声データとのパターンマッチングを行い、マッチングキーワード登録情報36aの音声データの中に、所定の判定基準を満たす一致度の高い音声データがあれば、その音声データに対応づけられた処理を行う。
グループID発行部33は、携帯端末1,1aを関係付けるため、任意の数の英数字記号からなる同一のマッチングIDを発行し、マッチングIDデータベース35bに登録する。
タイマ34は、制御部30と協働して、通信部31が受信した音声の検知時間を計測する。
メモリ35は、マッチングキーワード登録情報35aおよびマッチングIDデータベース35bを備える。
マッチングキーワード登録情報35aは、マッチングキーワードの音声情報が記録される。
マッチングIDデータベース35bは、複数の携帯端末1,1aを関係付けるためのマッチングIDが記録される。
<マッチングキーワードの登録処理の具体例>
次に、図2に基づき、マッチングキーワードの登録処理の具体例について説明する。
第1実施形態において、携帯端末1の登録処理について説明するが、携帯端末1aについても同様である。
最初に、ユーザは、関連付けさせたい携帯端末1の入力部11を操作して、携帯端末1に予めインストールされたマッチングアプリケーション(以下、マッチングアプリ)を起動させ、マッチングキーワード登録モードにする。
ステップS1において、携帯端末1の端末制御部10は、マッチングキーワード登録指令を受けたか否かを判定する(ステップS1)。マッチングキーワード登録指令を受けた場合(ステップS1の判定がYesの場合)、端末制御部10は、ステップS2へ進む。一方、マッチングキーワード登録指令を受けていない場合(ステップS1の判定がNoの場合)、端末制御部10は、ステップS1の処理を反復する。
次に、ステップS2において、端末制御部10は、端末通信部14にサーバ3へのログイン要求を送信させる。
一方、ステップS31において、制御部30は、携帯端末1からログイン要求を受信したか否かを判定する(ステップS31)。携帯端末1からのログイン要求を受信した場合(ステップS31の判定がYesの場合)、制御部30は、ステップS32へ進み、ログイン処理を行う(ステップS32)。なお、実施形態1において、当該ログイン処理は、携帯端末ごとに行われる。
ログイン後、ステップS33において、制御部30は、携帯端末1に対する音声データの送信要求を送信部35に送信させる(ステップS33)。
次に、ステップS3において、端末制御部10は、端末通信部14がサーバ3から音声データの送信要求を受信したか否かを判定する(ステップS3)。端末通信部14がサーバ3から音声データの送信要求を受信した場合(ステップS3の判定がYesの場合)、端末制御部10は、ステップS4へ進む。一方、端末通信部14がサーバ3から音声データの送信要求を受信しない場合(ステップS3の判定がNoの場合)、端末制御部10は、ステップS3の処理を反復する。
続くステップS4において、端末制御部10は、音声入力部12に音声検知待機状態に移行させる(ステップS4)。このとき、表示部15または図示しない音声出力部を通じて、ユーザにマッチングキーワードの発声を促すようにしてもよい。
次に、ステップS5において、予め定められた時間(例えば、30秒間)以内に音声入力部12が音声を検知したか否かを判定する(ステップS5)。予め定められた時間以内に音声入力部12が音声を検知した場合(ステップS5の判定がYesの場合)、端末制御部10は、ステップS6へ進む。
ステップS6において、端末制御部10は、端末通信部14に音声入力部12が検知した音声を音声データとしてサーバ3へ向けて送信させる(ステップS6)。その後、端末制御部10は、ステップS8へ進む。
一方、ステップS5において、予め定められた時間内に音声入力部12が音声を検知しなかった場合(ステップS5の判定がNoの場合)、端末制御部10は、ステップS7へ進む。ステップS7において、端末制御部10は、予め定められた音声取得エラー表示を表示部15に表示させてユーザへの音声入力を促す(ステップS7)。その後、端末制御部10は、ステップS8へ進む。
一方、ステップS8において、端末制御部10は、マッチングキーワード登録終了の指令を受けたか否かを判定する(ステップS8)。マッチングキーワード登録終了の指令を受けたと判断した場合(ステップS8の判定がYesの場合)、端末制御部10は、ステップS9へ進み、サーバ3からのログアウト要求を端末通信部14に送信させる(ステップS9)。その後、端末制御部10は、マッチングキーワード登録処理を終了させる。
一方、マッチングキーワード登録終了の指令を受けたと判断しなかった場合(ステップS8の判定がNoの場合)、端末制御部10は、ステップS4へ戻り、音声検知処理を反復する。
次に、ステップS34において、制御部30は、携帯端末1から音声データを取得したか否かの判定を行う(ステップS34)。予め定められた時間(例えば、30秒間)以内に携帯端末1から音声データを取得した場合(ステップS34の判定がYesの場合)、制御部30は、ステップS35へ進み、受信した音声データをマッチングキーワードとして、メモリ35のデータベース35aに登録する(ステップS35)。その際、当該マッチングキーワードに関連する携帯端末1の情報も合わせてデータベース35aに登録する。
一方、予め定められた時間内に携帯端末1から音声データを取得しなかった場合(ステップS34の判定がNoの場合)、制御部30は、ステップS36へ進む。
次に、ステップS36において、制御部30は、通信部31が携帯端末1からログアウト要求を受信したか否かを判定する(ステップS36)。通信部31が携帯端末1からログアウト要求を受信した場合(ステップS36の判定がYesの場合)、制御部30はステップS37へ進み、ログアウト処理を行い、処理を終了させる(ステップS37)。
一方、通信部31が携帯端末1からログアウト要求を受信しなかった場合(ステップS36の判定がNoの場合)、制御部30はステップS34へ戻り、携帯端末1からの音声データの受信があったか否かの判定を反復する(ステップS34)。
携帯端末1についてマッチングキーワードの登録を行った後、携帯端末1aについても同様の手順で登録を行う。なお、マッチングキーワードの登録に関して、携帯端末1および携帯端末1aの先後は関係なく、携帯端末1aについて先に登録を行ってから携帯端末1について登録を行ってもよく、携帯端末1および1aについて同時に登録処理を行ってもよい。
<マッチング処理>
次に、図3に基づき、マッチング処理の具体例について説明する。
以下の処理のうち、ステップS101〜S109,S301〜S303およびS306〜S307の処理については、図2の処理(それぞれ、ステップS1〜S9,S31〜S33およびS36〜S37の処理)と同様であるため省略する。ここでは、図2の処理と異なる処理(ステップS304およびS305)についてのみ説明する。
図3のマッチング処理が、図2のマッチングキーワードの登録処理と大きく異なる点は、図2の処理が、携帯端末1および1aのそれぞれについて独立にマッチングキーワードの登録処理を行うのに対し、図3のマッチング処理は、マッチングの対象となる携帯端末1および1aの両方をサーバ3にログイン状態にした上で同時処理を行う点である。以下、詳細について説明する。
ステップS304において、制御部30は、マッチングの対象となる携帯端末1および1aから予め定められたタイミングで音声データを受信したか否かを判定する(ステップS304)。
受信のタイミングとしては、携帯端末1および1aがそれぞれ音声を検知した時点を基準に判断するが、ある程度の時間の幅(例えば、2秒程度の時間差)があってもよい。また、携帯端末の機数に応じて時間の幅を適当に調整してもよい。
マッチングの対象となる携帯端末1および1aから予め定められたタイミングで音声データを受信した場合(ステップS304の判定がYesの場合)、制御部30は、ステップS305へ進む。
一方、マッチングの対象となる携帯端末1および1aから予め定められたタイミングで音声データを受信しなかった場合(ステップS304の判定がNoの場合)、制御部30は、ステップS306へ進む。
続くステップS305において、制御部30は、音声データ照合部32に音声データの照合を行わせ、照合結果に応じて該当する携帯端末間のマッチング処理を実行する(ステップS305)。
音声データの照合およびマッチング処理の詳細については、後述する。
その後、制御部30は、ステップS306へ進む。
<マッチング処理の詳細>
次に、具体的な例をもとに、マッチング処理について説明する。
携帯端末1a〜1fとその所持者甲〜己の6人からなるパーティのメンバーを想定する。
表1は、携帯端末1a〜1f、その所持者甲〜己およびその特性をそれぞれ示したものである。ここで、甲および丁は、それぞれ班長および副班長としての特性(役割)を、乙および戊は、連絡係(連絡係1および連絡係2)としての特性を有しているものとする。
マッチングキーワードの登録後、マッチング処理が行われた場合を想定する。照合の結果、一致するマッチングキーワードを認識できなかった場合、制御部30は、音声の検知時刻に基づきマッチングIDを割り当てる。
検知時刻としては、必ずしも同時刻である必要はなく、ある程度の時間幅を有していてもよい。
表2は、携帯端末1a〜1f、その所持者甲〜己、各携帯端末1a〜1fの音声検知時刻(時:分:秒)および各携帯端末1a〜1fに割り当てられたマッチングIDをそれぞれ示したものである。
例えば、時間幅を2秒間に設定した場合、表2において、サーバ3にログイン中の携帯端末1a〜1fのうち、最も早い時刻に音声が検知された時刻(8:00:00)を基準として2秒程度の時間内に検知された音声の入力源である携帯端末1a〜1eのグループに共通のマッチングID(#123ABC)を割り当てられることにより携帯端末1a〜1eが互いに関連付けられる。
一方、携帯端末1fからの音声は、基準時刻(8:00:00)から30秒遅れて(8:00:30)検知されているため、同時受信したものとみなされず、マッチングIDの割り当ての対象とならない。
上記のようにしてマッチングIDが割り当てられた携帯端末1a〜1eの所持者である甲〜戊は、サーバ3から割り当てられたマッチングIDを入力部11a〜11eから入力することにより、双方向のグループ通話が可能となる。
なお、時刻の基準は、必ずしも最も早く音声が検知された時刻に限られず、自由に定めることができる。例えば、予め定められた特定の携帯端末から発せられた音声の検知時刻を基準として、前後1秒以内の時間幅に検知された携帯端末をマッチングの対象としてもよい。
また、図示しないGPS機能を用いることによって携帯端末1a〜1fの場所を特定し、音声を検知した際の各携帯端末1a〜1fの位置を計算して、互いに予め定められた距離(例えば、数m)の範囲内にある携帯端末をマッチングの対象としてもよい。
次に、マッチング処理において、音声照合の結果、互いに一致するマッチングキーワードが認識された場合の処理について説明する。
表3は、携帯端末1a〜1f、その所持者甲〜己、各携帯端末1a〜1fの音声検知時刻(時:分:秒)、各携帯端末1a〜1fで検知されたマッチングキーワードおよび当該マッチングキーワードに基づき、各携帯端末1a〜1fに割り当てられたマッチングIDをそれぞれ示したものである。
表3に示すように、甲および丁は「カンリ」、乙および戊は「レンラク」という共通のキーワードをそれぞれ発声している。その他の所持者、丙および己は、音声を発声していないものとする。
表3において、サーバ3にログイン中の携帯端末1a〜1fのうち、最も早い時刻に音声が検知された時刻(8:00:00)を基準として2秒程度の時間内に検出された音声の入力源である携帯端末1a〜1d,1fのグループがマッチングID割り当ての対象となる。
一方、携帯端末1eからの音声は、基準時刻(8:00:00)から30秒遅れて(8:00:30)検知されているため、同時受信したものとみなされない。それゆえ、戊は「レンラク」というキーワードを発声しているにもかかわらず、戊の携帯端末1eは、音声照合の対象から除外される。また、音声を発していない丙の携帯端末1cおよび己の携帯端末1fも、音声照合の対象から除外され、その結果、残りの携帯端末1a,1bおよび1dが音声照合の対象となる。
照合の結果、キーワードがいずれも「カンリ」で一致する甲の携帯端末1aおよび丁の携帯端末1dに共通のマッチングID($456DEF)を割り当てられ、携帯端末1aおよび1dが互いに関連付けられる。
一方、携帯端末1bは、「レンラク」というキーワードが乙により発声させられているものの、前述のように、戊の携帯端末1eは音声照合の対象外であり、その他の携帯端末からは携帯端末1bと共通のキーワードが検出されていないため、マッチングIDの割り当てはなされない。
表3の例において、甲の携帯端末1aおよび丁の携帯端末1dにのみ、共通のマッチングID($456DEF)が割り当てられるが、当該マッチングIDの他、表2に示すように、同時検出された音声の入力源である携帯端末1a〜1eのグループに共通のマッチングID(#123ABC)をさらに割り当ててもよい。
この場合、一度のマッチング処理で複数の異なるマッチングID($456DEFおよび#123ABC)が割り当てられる。それゆえ、甲および丁は、共通のマッチングキーワード「カンリ」によって割り当てられたマッチングID($456DEF)を携帯端末に入力することにより、互いの携帯端末(1aおよび1d)間で会話できる一方で、甲〜戊は、音声同時検出により割り当てられたマッチングID(#123ABC)を入力することにより、別のグループ通話が可能となる。
なお、複数のグループ通話が競合する可能性がある場合は、先に確立されたグループ通話を優先させるものとする。例えば、上の例において、甲が丁と会話している間は、マッチングID($456DEF)に基づくグループ通話が確立されているため、甲および丁の携帯端末1aおよび1dを含むマッチングID(#123ABC)に基づくグループ通話は先に確立されたグループ通話と競合する。それゆえ、マッチングID(#123ABC)に基づくグループ通話が優先され、当該グループ通話が中止されない限り、マッチングID($456DEF)に基づくグループ通話は確立されない。
一方、マッチングキーワードは、1つに限られず、携帯端末の所持者の特性に合わせて複数のマッチングキーワードを登録してもよい。
例えば、屋外でのハイキングや登山のパーティなどのグループを想定し、表4に示すような6人のメンバー構成からなる場合を考える。
表4は、携帯端末1a〜1f、その所持者甲〜己、各所持者の特性1〜3をそれぞれ示したものである。
表4に示すように、甲〜己はそれぞれ、特性1〜3、すなわち、性別(男女別)、年齢層(大人・子供の別)、経験(初級者、中級者、上級者の別)によって分類される。
このとき、携帯端末の所持者の特性に応じたマッチングキーワードを、例えば、「男性」「大人」「上級者」などと事前登録しておき、「女性グループ」「大人グループ」「上級者グループ」「全参加者グループ」など、グループの特性に合わせてマッチングIDを割り当てることで、その時々の状況に応じて異なるグループ間の通話の確立が可能となる。
なお、制御部30は、マッチングIDの割り当てと同時に、通信アプリケーションに各グループ通話の確立に対応するショートカットアイコンを自動生成させてもよい。このようにすれば、グループの各構成員は、該当するアイコンを選択するだけで、所望のグループの構成員との会話が容易に実現できる。
このようにして、予め定められたキーワード数に応じて、多様な携帯端末同士の関連付けが可能となり、状況に合わせて柔軟に所望のグループとの会話が実現可能となる。
なお、上に挙げた処理はあくまで一例であり、この発明のグループ通話確立システムの処理を限定するものではない。
1,1a〜1f:携帯端末
2:ネットワーク
3:サーバ
10,10a:端末制御部
11,11a:入力部
12,12a:音声入力部
13,13a:音声認識部
14,14a:端末通信部
15,15a:表示部
16,16a:端末タイマ
17,17a:端末メモリ
21:基地局
30:制御部
31:通信部
32:音声データ照合部
33:グループID発行部
34:タイマ
35:メモリ
35a:マッチングキーワード登録情報
35b:マッチングIDデータベース
100:グループ通話確立システム

Claims (4)

  1. 複数の通信端末と無線通信を行い、前記通信端末から送信された音声データを受信する通信部と、前記音声データを照合する音声データ照合部と、少なくとも2つの前記通信端末に共通のグループIDを発行するグループID発行部と、前記通信端末間の双方向の通話を可能にするグループ通話を確立するグループ通話確立部と、前記通信部、前記音声データ照合部、前記グループID発行部および前記グループ通話確立部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された前記音声データを前記音声データ照合部に照合させ、少なくとも2つの前記通信端末から送信された前記音声データが一致した場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付け、少なくとも一の前記通信端末から前記グループIDを有する通信要求指令を受信したとき、前記グループIDによって関連付けられた前記通信端末間のグループ通話を前記グループ通話確立部に確立させるグループ通話確立サーバ。
  2. 少なくとも2つの前記通信端末からなるグループを一意に特定する前記音声データを保持する音声データ保持部をさらに備え、
    前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された前記音声データと前記音声データ保持部に保持された音声データとを前記音声データ照合部に照合させ、少なくとも2つの前記通信端末から送信された前記音声データが前記音声データ保持部に保持された音声データと一致した場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付ける請求項1に記載のグループ通話確立サーバ。
  3. 前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された音声データが一致せず、少なくとも2つの前記音声データが予め定められた時間内に送信された場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付ける請求項1または2に記載のグループ通話確立サーバ。
  4. 複数の通信端末と、前記通信端末と無線通信を行い、前記通信端末から送信された音声データを受信する通信部と、前記音声データを照合する音声データ照合部と、少なくとも2つの前記通信端末に共通のグループIDを発行するグループID発行部と、前記通信端末間の双方向の通話を可能にするグループ通話を確立するグループ通話確立部と、前記通信部、前記音声データ照合部、前記グループID発行部および前記グループ通話確立部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、複数の前記通信端末から送信された前記音声データを前記音声データ照合部に照合させ、少なくとも2つの前記通信端末から送信された前記音声データが一致した場合、前記通信端末に共通の前記グループIDを前記グループID発行部に発行させて前記通信端末を互いに関連付け、少なくとも一の前記通信端末から前記グループIDを有する通信要求指令を受信したとき、前記グループIDによって関連付けられた前記通信端末間のグループ通話を前記グループ通話確立部に確立させるグループ通話確立システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016103699A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 株式会社日立製作所 情報処理装置、端末間隔たり判別システム、および端末間隔たり判別方法
JP2016225733A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 ビッグローブ株式会社 通信システム、端末管理サーバ、通信方法およびプログラム

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